JP2001044293A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
導体装置において耐性や微細構造を確保しつつ迅速にウ
ェハプロセスを立上げ可能な構造を提案する。 【解決手段】 ゲート部3A〜3C長さ、ゲート酸化膜
31A〜31C厚さを、作動電圧が高いほど長く、厚く
設定して高電圧トランジスタTCではチャネルの電界を
抑制して耐性を高め、低電圧トランジスタTAでは作動
電圧の低さに応じて微細化する。ウェル11のソース1
3およびドレイン14との接合底部における濃度を4×
1018×(VCCmax )-1.6[cm-3](VCCmax :最大
作動電圧[V])以下とすることで耐性を確保しつつ、
すべてのトランジスタTA〜TCでウェル11を同じに
形成するとともにしきい値電圧調整用の基板100の表
面部への不純物注入量を同じに設定して不純物領域形成
時の熱履歴を単純化する。
Description
スタを有する半導体装置に関する。
用のトランジスタにおいて作動速度向上やコストダウン
を図るためには、不可欠である。そして消費電力を低減
すべく、微細化とともに電源電圧も下がる傾向にある。
しかし、一方では、センサ用、電力系の入出力インター
フェース用やフラシュメモリ等の不揮発性メモリの書き
込み・消去用として、一般の論理回路用よりも高い入出
力電圧を扱う、ソースとドレイン間の印加電圧およびゲ
ートへの印加電圧が高い別の種類のトランジスタが必要
であり、かかる用途のトランジスタは作動速度よりもむ
しろゲート酸化膜寿命、ホットキャリアに対する耐性、
pn接合耐圧や素子間の分離耐圧等の耐性の方が重要で
ある。
なる複数の種類のトランジスタを混載する場合、そのう
ちのひとつの種類のトランジスタの構造を基本としてソ
ースおよびドレイン、ウェルならびにチャネルストッパ
層等をアレンジし、残りの種類のトランシスタの構造を
決めていた。通常、基本となるトランジスタ構造として
は作動電圧が低く微細化の進んだ標準的なトランジスタ
である上記論理回路用のトランジスタが選択され、トラ
ンジスタの微細構造を確保しつつ上記耐性等を考慮して
作動電圧の高いトランジスタの構造が決められる。かか
る半導体装置を製造するに際しては、ウェハプロセスに
おいて、トランジスタの種類ごとにそれぞれ上記トラン
ジスタを構成する各部を形成することになる。
ランジスタと低電圧のトランジスタの混載する半導体装
置において、チャネルストッパ層を形成するべくシリコ
ンウェハの素子分離酸化膜の下側に不純物を注入するに
際し、不純物の注入量を、高電圧トランジスタ側の領域
で少なくして不純物の素子領域への拡散を抑制し高電圧
トランジスタのpn接合耐圧を高めるようにしたものが
ある(第1従来例)。
は、素子分離酸化膜の幅の狭いメモリセルと、周辺回路
を構成する、素子分離酸化膜の幅の広い高耐圧トランジ
スタとが混載して素子分離酸化膜の膜厚が異なる半導体
装置において、チャネルストッパ層を形成するための不
純物注入を、不純物が、薄い素子分離酸化膜の底部の深
さまで達するように行う浅い不純物注入と、厚い素子分
離酸化膜の底部の深さまで達するように行う深い不純物
注入との2回行い、いずれかの不純物注入で、不純物が
チャネルストッパ層として好適な素子分離酸化膜の底部
深さに形成されるようにしたものがある(第2従来
例)。
は、第1のトランジスタ領域では電界緩和層となる低濃
度不純物領域をスペーサの下部に進入するように斜め回
転インプラ等により形成し、第2のトランジスタ領域で
は低濃度不純物領域を非形成とすることで、フォトリソ
グラフィー工程を増やすことなく第1のトランジスタ領
域のしきい値電圧を第2のトランジスタ領域よりも少し
高くなるように設定できるようにしたものがある(第3
従来例)。
は、トランジスタのしきい値電圧を調整する不純物注入
工程を、フォトリソグラフィーを援用して、シリコンウ
ェハのチャネルが形成される領域のうち第1の領域に低
濃度の不純物を注入する第1の工程と、第2の領域に高
濃度の不純物を注入する第2の工程との2回に分けて行
い、高しきい値電圧とするトランジスタ領域では第2の
領域の面積を多くし、低しきい値電圧とするトランジス
タ領域では第1の領域の面積を多くすることで、しきい
値を3種類以上に分ける場合でも、上記第1、第2の2
回の工程で済むようにしたものがある(第4従来例)。
1、第2従来例では混載するトランジスタの種類に応じ
てイオン注入等の要素工程を複数回行う必要がある。第
3、第4従来例のように種類の異なるトランジスタが混
載していても工程が複雑化しないようにしたものもある
が、第3従来例ではトランジスタ間でしきい値に僅かな
差をつけられるだけで汎用性に乏しく、第4従来例では
不要な不純物層が形成されることになって、トランジス
タの基本構造であるウェル等の不純物層に用いて好適な
結果を得ることのできる技術であるとは必ずしもいえな
い。
をアレンジし、要求される耐圧やしきい値の異なる複数
の種類のトランジスタをつくりこむ従来のものでは、半
導体基板の不純物濃度のプロファイルが複雑化し、製造
工程数が膨らんだり、熱履歴が複雑化するため所望のプ
ロファイルを得るのが容易ではない。したがってトラン
ジスタの特性がばらつきやすく、迅速に高歩留りのウェ
ハプロセスを立ち上げることができない。
トランジスタの耐性を確保し、しかも迅速に高歩留りの
ウェハプロセスを立ち上げることができる半導体装置を
提供することを目的とする。
は、作動電圧の異なる複数のトランジスタを混載した半
導体装置において、ゲート部の長さを作動電圧が高いト
ランジスタほど長く設定する。ゲート絶縁膜を作動電圧
が高いトランジスタほど厚く設定する。ウェルをすべて
のトランジスタで同じ濃度プロファイルとなるように形
成するとともにソースおよびドレインとの接合底部にお
ける濃度を、作動電圧が最も大きなトランジスタの作動
電圧をVCCmax [V]として4×1018×(VCCmax )
-1.6 [cm-3]以下に設定する。半導体基板最表面部
へのしきい値電圧調整用の不純物の注入量をすべてのト
ランジスタで同じ量に設定する。
長を長く、ゲート絶縁膜の厚さを厚く設定したから、作
動電圧の高いトランジスタにおいてチャネルの電界が強
められるのを緩和し、またゲート絶縁膜の電界が強めら
れるのを緩和して耐性を高め、作動電圧が低いトランジ
スタでは作動電圧の低さに応じて微細化できる。さら
に、ウェルの濃度プロファイルを単一としたからウェル
同士の干渉をさけるためのウェル非形成の境界部が不要
なので、その分、微細化できる。また、このすべてのト
ランジスタに共通のウェルは、ウェルのソースおよびド
レインとの接合底部における濃度を上記のごとく設定す
ることで作動電圧の最も高いトランジスタにおいて十分
なpn接合耐圧が得られ、したがって、すべてのトラン
ジスタにおいても十分なpn接合耐圧が得られる。
スタで共通のウェル濃度、半導体基板最表面部への不純
物注入量により調整するとともに、ゲート絶縁膜の厚さ
に応じてトランジスタ個々に調整することができる。
値電圧調整用の不純物注入量を単一としたから、これら
の不純物領域形成時の熱履歴は単純となる。したがっ
て、工程が簡略化されるとともにトランジスタ間の特性
のばらつきが生じにくく、迅速に高歩留りのウェハプロ
セスを立ち上げることができる。
スタのゲート長を、上記ウェルのソースおよびドレイン
との接合底部における濃度をN[cm-3]、各トランジ
スタの作動電圧をVCC[V]として〔2.106×10
-12 ×{0.025×ln (0.4765×N)+
VCC}/(1.602×10-19 ×N)〕1/2 +〔2.
106×10-12 ×{0.025×ln (0.4765
×N)+(2×VCC)}/(1.602×10-19 ×
N)〕1/2 [cm]以上とする。
ャネル領域がソース側の空乏層とドレイン側の空乏層と
により占有されず、短チャネル効果を回避することがで
きる。
面を示す。半導体装置は複数のMOS型のトランジスタ
TA,TB,TCが混載せしめてある。トランジスタT
A〜TCは、基本的に同じ構造のもので、半導体基板た
るシリコン基板100に、ウェル11が形成され、素子
分離絶縁膜たる素子分離酸化膜2A,2B,2Cにより
トランジスタ領域1A,1B,1Cが画成されている。
シリコン基板100には、トランジスタ領域にソース1
3およびドレイン14が形成してある。ソース13およ
びドレイン14の先端にはそれぞれ、ソース13および
ドレイン14よりも不純物濃度の低い電界緩和層12
1,122が形成され、LDD構造が与えられる。
きい値電圧を調整するための不純物が注入してある。
3とドレイン14間にゲート部3A,3B,3Cが紙面
に直交する方向に帯状に形成してある。ゲート部3A〜
3Cはゲート絶縁膜たるゲート酸化膜31A,31B,
31Cおよびポリシリコンのゲート電極32A,32
B,32Cを積層してなり、ソース13およびドレイン
14間に形成されるチャネルに流れる電流を制御する。
るスペーサ4が形成してある。
〜3C等が形成されたシリコン基板100を覆い層間膜
5が形成され、ソース13およびドレイン14が配線パ
ターン6と導通している。
仕様のもので、ソースとドレイン間およびゲートに印加
される電圧(作動電圧)が異なる。作動電圧はトランジ
スタTCが最も高く、次いでトランジスタTB、トラン
ジスタTAの順に低い(以下、適宜、低電圧トランジス
タTA、中電圧トランジスタTB、高電圧トランジスタ
TCという)。
イン14は、すべてのトランジスタTA〜TCで同じ濃
度プロファイルとなるように形成してある。
3およびドレイン14との間のpn接合耐圧を規定し、
この耐圧が各トランジスタTA〜TCの作動電圧を越え
る電圧値となるようにする。例えば、ゲート長0.25
μmのトランジスタの典型的な作動電圧は2.5Vであ
るが5Vになると耐圧が不足し作動せず、5Vで作動せ
しめるにはpn接合耐圧として5V以上得られるように
ウェル濃度を見直す必要が生じる。発明者は、ウェルの
構造について鋭意実験研究を重ね、作動電圧と、それと
同じ耐圧を満足する、すなわち作動電圧と降伏電圧とが
一致するときのソース13およびドレイン14との間の
接合底部におけるウェル濃度との関係について図2に示
す結果を得た。ウェル濃度は作動電圧に対して単調減少
し、この傾向は、単純なモデル等に基づいて計算された
種々の計算と類似している。そこで、この傾向を作動電
圧に対する累乗の関数として外挿し、式(1)を得た。
式中、VCCは作動電圧[V]、Nは上記ウェル濃度[c
m-3]である。 N=4×1018×(VCC)-1.6 [cm-3]・・・(1)
タTA〜TCのうち最も作動電圧の高いトランジスタT
Cの作動電圧VCCmax とすれば、式(1)より得られる
ウェル濃度は、高電圧トランジスタTCの接合耐圧だけ
ではなく、高電圧トランジスタTCの作動電圧よりも小
さな作動電圧で作動するトランジスタTA,TBの接合
耐圧をも満足する。
との間の接合底部におけるウェル濃度は4×1018×
(VCCmax )-1.6 [cm-3]以下とする。
はすべてのトランジスタで同じ量に設定してある。な
お、個々のトランジスタTA〜TCの最終的なしきい値
については後述するようにゲート酸化膜31A〜31C
の膜厚で調整する。
は作動電圧の高い順にすなわち高電圧トランジスタT
C、中電圧トランジスタTB、低電圧トランジスタTA
の順に、長くしてある。各ゲート長は短チャネル効果を
回避する長さとするのがよい。本半導体装置ではウェル
濃度を最も作動電圧の高い高電圧トランジスタTCに合
わせて低く設定しているので、特に、ゲート長を短く設
定している中電圧トランジスタTBや低電圧トランジス
タTAにおいて注意を要する。発明者は上記ウェルの構
造についての知見に加え、さらに各トランジスタTA〜
TCのゲート長の最小値を与える式(2)を見いだし
た。式中、Lmin はゲート長、Nはウェル11のソース
13およびドレイン14との接合底部における濃度[c
m-3]、VCCは各トランジスタTA〜TCの作動電圧
[V]である。したがって、ゲート長は、作動電圧が高
いトランジスタTA〜TCほど長く設定するとともに、
式(2)により算出されるゲート長Lmin よりも長くす
る。 Lmin =〔2.106×10-12 ×{0.025×ln (0.4765×N) +VCC}/(1.602×10-19 ×N)〕1/2 +〔2.106×10-12 ×{ 0.025×ln (0.4765×N)+(2×VCC)}/(1.602×10 -19 ×N)〕1/2 [cm]・・・(2)
濃度に比して十分に小さいため、片側空乏層の幅Wは、
pn階段接合の場合の次式(3)で表される。式中、ε
(Si)はシリコンの誘電率、Vbiは接合固有のビルトイン
ポテンシャル、Eは印加電圧、qは電気素量である。 W={2ε(Si)×(Vbi+E)/(qN)}1/2 ・・・(3)
なわち印加電圧Eが最大のときを考えると、ソース13
側では基板バイアスが最大(=作動電圧)のとき、式
(4−1)となる。ここで、ビルトインポテンシャルの
項はウェル濃度N、ソース13及びドレイン14の濃度
NSDおよび温度Tの影響を受けるが、後の2つのパタメ
ータについてはNSD=1×1023[cm-3]、T=室温
(300K程度)として算出した。 W=〔2.106×10-12 ×{0.025×ln (0.4765×N)+V CC )}/(1.602×10-19 ×N)〕1/2 [cm]・・・(4−1)
最大(=作動電圧)でかつドレイン14への印加電圧が
最大(=作動電圧)のとき、式(4−2)となる。 〔2.106×10-12 ×{0.025×ln (0.4765×N)+(2×V CC )}/(1.602×10-19 ×N)〕1/2 [cm]・・・(4−2)
幅の和(式(2))をゲート長が越えていれば、チャネ
ル領域が空乏層によって占有されないこととなり、短チ
ャネル効果を回避することができる。なお、本実施形態
ではLDD構造を有しており低濃度領域側にも空乏層が
伸びるためウェル側の空乏層が縮小するので式(3)を
導入するに当たっては修正が必要であるが、式(2)に
より短チャネル効果に関して安全側の長さが与えられる
ので問題はない。また、本実施形態のようにゲート部3
A〜3Cの側面にスペーサ4を有する構造の場合、シリ
コン基板100にはスペーサ4位置まで電流経路が伸び
ることになるが、この場合はゲート長を規定する範囲
は、ゲート電極32A〜32Cに加えスペーサ4も含む
とする。
もので、最大作動電圧VCCmax とそれ以下の作動電圧V
CCのトランジスタのゲート長をまとめたものである。な
お、ウェル濃度Nは最大作動電圧VCCmax に対し略式
(1)の関係を満たすように設定した。
作動電圧5Vのトランジスタとを混載する場合、最大作
動電圧12Vに対してウェル濃度を7.5×1016cm
-3としたとき、作動電圧12Vのトランジスタのゲート
長は1.18μm以上にし、作動電圧5Vのトランジス
タのゲート長は0.98μm以上にする。
て説明する。ゲート酸化膜31A〜31Cの厚さは、作
動電圧の高い順にすなわち高電圧トランジスタTC、中
電圧トランジスタTB、低電圧トランジスタTAの順に
厚くしてある。各トランジスタTA〜TCのゲート酸化
膜31A〜31Cの厚さは半導体装置の製品としての寿
命を考慮して設定する。表2は、作動電圧の異なるトラ
ンジスタごとに、ゲート酸化膜について製品寿命等に基
づく要求寿命が保証される最大電界(寿命保証最大電
界)を与えるゲート絶縁膜の膜厚を示したもので、膜厚
を表中の値以上に設定すれば要求寿命が保証されること
になる。例えば、寿命保証最大電界が2MV/cmのと
き、作動電圧が12Vのトランジスタではゲート酸化膜
の膜厚は60nm以上とすればよいことになる。各膜厚
は寿命保証最大電界に対して反比例するように与えられ
ている。
/cmオーダーの値のデータを示したが、絶縁膜の種類
(酸化膜、窒化膜等)、形成方法(熱酸化、CVD等)
が異なれば、寿命保証最大電界の範囲は異なる。
高い順にすなわち高電圧トランジスタTC、中電圧トラ
ンジスタTB、低電圧トランジスタTAの順に、素子分
離酸化膜2A〜2Cの幅が長くしてある。
3およびドレイン14、ゲート電極32A〜32Cに所
定の作動電圧を印加する。ゲート電極32A〜32Cへ
の電圧印加により、シリコン基板100にはソース13
とドレイン14間にチャネルが形成される。チャネルに
おける作動電圧による電界は、ゲート部3A〜3Cの長
さが大きいほど小さく、またゲート酸化膜31A〜31
Cの厚さに反比例する。
いほど長くし、ゲート酸化膜31A〜31Cの厚さを作
動電圧が高いほど厚くしているから、作動電圧の高いト
ランジスタTCではチャネルの電界が緩和され、ゲート
長(したがってチャネル長)に応じてホットキャリアに
対する高い耐性が得られる。またゲート酸化膜31A〜
31Cの厚さに応じてゲート酸化膜の劣化に対する高い
耐性が得られる。
Bは高電圧トランジスタTCに比して、最も作動電圧が
低いトランジスタTAは中電圧トランジスタTBおよび
高電圧トランジスタTCに比して微細な構造となる。ト
ランジスタTA,TBはその形状を実質的に規定するゲ
ート部3A,3Bの長さ等を小さくしても、作動電圧が
低いので、上記の耐性が大きく不足することはなく、要
求される耐性に応じて微細化できる。
圧が高いほど幅を長くしているから、作動電圧が高く素
子分離酸化膜2Cを横切って強い電界が形成される高電
圧トランジスタTAでは高い素子分離耐圧が得られ、作
動電圧が低く素子分離酸化膜2B,2Cの電界が比較的
弱いトランジスタTB,TCは作動電圧に応じた要求素
子分離耐圧に応じて微細な構造となる。
接合耐圧を規定し、上記ゲート部3A〜3Cの長さ等と
ともにホットキャリア耐性を規定するが、最も作動電圧
の高い高電圧トランジスタTCにおいて要求される上記
pn接合耐圧等を満たすように形成したから、すべての
トランジスタTA〜TCにおいてpn接合耐圧は十分で
ある。したがって、ウェル11の濃度プロファイルをす
べてのトランジスタTA〜TCで同じとすることによ
り、次の効果を奏する。すなわち、ウェル11を従来の
ようにトランジスタにより作り分ける場合、ウェル間で
不純物濃度プロファイルが影響し合うのを避けるために
ウェル間に1〜2μm程度の幅の境界を設ける必要があ
るが、かかる境界を設ける必要がないので、その分微細
化することができる。
よびドレイン14は、トランジスタTA〜TCで単一で
あるから構成が簡単であり、これらの不純物領域形成は
すべてのトランジスタで共通に1回で行える。したがっ
てウェハプロセスにおいて、シリコン基板100となる
シリコンウェハの熱履歴が単純でトランジスタ特性がば
らつきにくい。
細さを損なうことなく、それぞれの作動電圧に応じた耐
性を確保しつつ、迅速に高歩留りのウェハプロセスを立
ち上げることができる。
望ましくはシリコン基板100の表面部に低濃度の不純
物領域を有する形状、例えばレトログレードウェルとす
るのがよい。この低濃度不純物領域を設けることで、ウ
ェル11のトランジスタTA〜TCのしきい値電圧への
寄与を低くすることができる。したがって、しきい値電
圧は、シリコン基板100の最表面部への不純物注入量
や、ゲート酸化膜31A〜31Cの厚さに応じて小さな
値から大きな値まで自由に設定でき、良好なしきい値電
圧の制御性が得られる。
は全トランジスタTA〜TCに共通であるから、しきい
値電圧のトランジスタTA〜TC個々の調整はゲート酸
化膜31A〜31Cの厚さにより行うことになる。ある
いは、ゲート酸化膜31A〜31Cの厚さは各作動電圧
下におけるゲート酸化膜31A〜31Cの寿命を考慮し
て設定しておき、半導体装置のシステム設計において、
次式で表されるしきい値電圧を考慮して所望の回路機能
が得られるようにしてもよいのは勿論である。式中、V
T はしきい値電圧、Toxはゲート酸化膜31A〜31C
の厚さ、A,Bは定数である。なお、しきい値電圧VT
の近似式は式(5)に限られるものではない。 VT =A+B・Tox・・・(5)
ンジスタやチャネルストッパ層を有する構造のトランジ
スタにも適用することができる。かかる構造を与えるた
めの不純物領域は、ソースおよびドレインならびにウェ
ルと同様にすべてのトランジスタで同じに形成し、構成
を簡単にすることができる。この場合、最も高い耐圧要
求を満たすように濃度等を決めればよい。
レイン14との接合深さ(例えば表面から0.2μm)
においてpn接合耐圧を確保すべく不純物濃度を適度に
高くするとともに、ウェル11に略素子分離酸化膜2A
〜2Cの底部の深さに高濃度領域を設けるのもよい。素
子分離酸化膜2A〜2Cの底部に上記高濃度領域が形成
されることで、シリコン基板100の素子分離酸化膜2
A〜2Cの底部位置におけるしきい値を上げ、チャネル
ストッパ層によることなく十分な素子分離耐圧を得るこ
とができる。この結果、素子分離酸化膜2A〜2Cの幅
をさらに狭め、半導体装置の小型化を図ることができ
る。なお、高濃度領域の濃度は高電圧トランジスタTC
の素子分離耐圧を満たすように設定する。
いてもすべてのトランジスタで同じ濃度プロファイルと
なるようにしたが、作動電圧ごとに別の濃度プロファイ
ルとなるようにしてもよい。
がnMOSとpMOSとが混載する構成の場合、導電型
の異なるウェルが必要となる。この場合、すべてのnM
OSに対してウェルを共通に形成し、すべてのpMOS
に対してウェルを共通に形成する。そして、シリコン基
板100の表面部には、すべてのnMOSに対してしき
い値電圧調整用の不純物層を共通に形成し、すべてのp
MOSに対してしきい値電圧調整用の不純物層を共通に
形成する。
する。図3、図4、図5、図6に、上記半導体装置のウ
ェハプロセスにおける、各段階のシリコンウェハの断面
を示す。なお、以下の説明においてトランジスタはnM
OSとして説明する。
10の表面は、図中、左側が低電圧トランジスタTA
(図1)が形成される低電圧トランジスタ領域1A、中
側が中電圧トランジスタTB(図1)が形成される中電
圧トランジスタ領域1B、右側が高電圧トランジスタT
C(図1)が形成される高電圧トランジスタ領域1Cで
ある。シリコンウェハ10の表面には、フォトリソグラ
フィーにより素子分離酸化膜2A,2B,2C(図1)
形成位置を穴とするフォトレジストパターンR1を形成
する。このフォトレジストパターンR1の穴は、高電圧
トランジスタ領域1Cのソース側では幅が広く、低電圧
トランジスタ1Aのソース側では幅が狭くなるように形
成する。次いでフォトレジストパターンをマスクとして
プラズマエッチングにより0.2〜10.0μm程度の
凹部20A,20B,20Cを形成する(図3
(a))。
A,20B,20Cの深さよりも厚く全面に堆積した
後、堆積した酸化膜をCMP等により平坦化する。そし
て全面エッチバックを行い、凹部20A〜20Cを除き
酸化膜を除去する。凹部20A〜20Cに残った酸化膜
が素子分離酸化膜2A〜2Cとなる(図3(b))。素
子分離酸化膜2A〜2Cの幅は上記フォトレジストパタ
ーンR1の穴の大きさに対応したものとなり、高電圧ト
ランジスタTCでは幅が広く、低電圧トランジスタTA
では幅が狭くなる。本実施形態では、このように素子分
離技術としてSTIを用いているので、素子分離酸化膜
2A〜2Cを、深く形成することができ、またバーズビ
ークが現れにくく好ましい。したがって素子分離酸化膜
2A〜2Cの深さが十分であれば素子分離酸化膜2A〜
2Cの幅は同じでもよい。
ウェハ10の表面に保護酸化膜を形成する。保護酸化膜
は全面エッチバック時に酸化膜を一定厚さ残すことで形
成してもよい。この保護酸化膜は後述するゲート酸化膜
31A〜31Cを形成するときには除去する。
ではSTIを用いているがLOCOSを用いてもよい。
この場合、素子分離酸化膜2A〜2Cの膜厚はすべての
トランジスタ領域1A〜1Cで同じとするのがよい。
によるドライブインを行いp型のウェル11を形成する
(図3(c))。トランジスタ領域ごとに作り分けない
のでウェルの形成はウェル11のみの1回であり、工程
が簡略化されている。
C形成後にウェル11を形成することで熱履歴によるウ
ェル不純物の再拡散を防止でき、所望の不純物濃度のプ
ロファイルを得るのが容易である。イオンインプラで
は、ソース13およびドレイン14(図1)との接合耐
圧を上記のごとく確保するためソース13およびドレイ
ン14接合深さ(例えば0.2μm)における不純物濃
度を適度に高くする。イオンインプラは、例えば400
keV以上のイオン加速を行う高加速イオン注入技術が
望ましい。不純物の深い注入が可能なため、上記レトロ
グレードウェル構造を容易に得ることができるからであ
る。また素子分離酸化膜2A〜2C形成後にウェル11
を形成するプロセスを採用する場合(本実施形態もそう
である)には、素子分離酸化膜2A〜2Cを貫通して不
純物注入を行う必要があるからである。
は、加速電圧を変えてイオンインプラを複数回行うこと
により適宜自在に調整し得る。また、イオンインプラに
続いて行うドライブインも緩く、すなわち低温で短時間
で行うのが不純物濃度分布を保持できるので望ましい。
例えば1000°C、1時間とする。
ート部3A〜3Cはゲート酸化膜31A〜31Cが高電
圧トランジスタ領域1C、中電圧トランジスタ領域1
B、低電圧トランジスタ領域1Aの順に薄くなるように
作り分ける。ゲート部3A〜3Cの形成は基本的にゲー
ト酸化膜形成〜ポリシリコン堆積〜フォトリソグラフィ
ーおよびエッチングという流れで形成する。従来のプロ
セスを踏襲した考え方で1種類のトランジスタごとにゲ
ート部を形成していくとすると、工程が複雑化する。そ
こで次の方法により行う。
圧トランジスタ領域1C、中電圧トランジスタ領域1
B、低電圧トランジスタ領域1Aの順に酸化膜の厚さの
異なる段付き絶縁膜たる段付きの酸化膜を形成する。段
付き絶縁膜形成工程では、先ず熱酸化により全面に酸化
膜300を形成する(酸化膜形成工程)(図4
(d))。次いで、フォトリソグラフィーにより高電圧
トランジスタ領域1CにフォトレジストパターンR2を
形成し、これをマスクとしてフォトレジストパターンR
2非形成の中電圧トランジスタ領域1B、低電圧トラン
ジスタ領域1Aに形成された酸化膜を除去する(パター
ン転写工程)(図4(e))。この酸化膜形成工程とパ
ターン転写工程とよりなる第1次段付き酸化膜形成工程
により、先ず高電圧トランジスタ領域にのみ酸化膜30
0aを形成する。
う。フォトレジストを除去した後、再び熱酸化により全
面に酸化膜301を形成する(酸化膜形成工程)(図4
(f))。高電圧トランジスタ領域1Cには、上記パタ
ーン転写工程において残された酸化膜300aの分、厚
く形成される。次いで、フォトリソグラフィーにより、
酸化膜300aを残した高電圧トランジスタ領域1C、
および中電圧トランジスタ領域1Bにフォトレジストパ
ターンR3を形成し、これをマスクとしてフォトレジス
トパターンR3非形成の低電圧トランジスタ領域1Aに
形成された酸化膜を除去する(パターン転写工程)(図
5(g))。この第2次段付き酸化膜形成工程では、上
記パターン転写工程において酸化膜300aを残した高
電圧トランジスタ領域1Cと中電圧トランジスタ領域1
Bにのみ酸化膜301aを形成する。
(図5(h))により全面に酸化膜302を形成する
(酸化膜形成工程)(図5(i))。酸化膜302は、
高電圧トランジスタ領域1Cでは、2回の酸化膜形成工
程により形成された酸化膜の分、低電圧トランジスタ領
域1Aよりも厚い。また、中電圧トランジスタ領域1B
では、1回の酸化膜形成工程により形成された酸化膜の
分、低電圧トランジスタ領域1Aよりも厚い。
る。各トランジスタ領域1A,1B,1Cの酸化膜厚
は、3回の酸化膜形成工程のプロセスコントロールによ
り任意に制御することができる。この膜厚の制御は、要
求されるしきい値電圧調整量を考慮して行う。
プラによりシリコン基板100表面部にしきい値電圧調
整用の不純物を注入する。不純物注入はすべてのトラン
ジスタTA〜TCで一緒に行い、不純物注入量を同じに
する。すなわち、イオンインプラ用のマスクは使わない
か、すべてのトランジスタTA〜TC位置が開口した1
つのマスクのみを用いて一時に行う。したがって、イオ
ンインプラ用のマスクを形成してイオンインプラを行っ
たとしても、イオンインプラ用のマスクを形成するため
のフォトリソグラィーは1回で済み、露光用のマスクも
1枚で済む。
膜たるポリシリコンの膜320を形成する(導電膜形成
工程)(図6(j))。
A〜3C(図1)の設計位置にゲート部3A〜3Cのフ
ォトレジストパターンを形成し、続いてエッチングによ
り、フォトレジストパターン非形成位置のポリシリコン
膜320とその下層の酸化膜302とを除去し、ゲート
酸化膜31A,31B,31Cとゲート電極32A,3
2B,32Cとが積層したゲート部3A〜3Cを形成す
る。次いで酸素雰囲気中での熱酸化によりシリコン面か
ら立ち上がるスペーサ4を形成する(図6(k))。
ンプラにより、電界緩和層となる低濃度不純物領域を形
成し、次いでリン(P)等のイオンインプラにより、す
べてのトランジスタ領域1A〜1Cについてソース13
およびドレイン14を形成する(図6(l))。トラン
ジスタ領域ごとに作り分けないので、ソースおよびドレ
インの形成はソース13およびドレイン14のみの1回
で済み、工程は簡略化されている。しかもソース13お
よびドレイン14ならびに上記ウェル11が単一で熱履
歴が単純であるから、これらをトランジスタ領域ごとに
作り分ける場合よりも不純物濃度のプロファイルの予測
が容易であり、迅速に高歩留りのウェハプロセスを立ち
上げることができる。
成された後、ゲート部3A〜3Cやスペーサ4が形成さ
れたシリコンウェハ10に層間膜5を形成し、各トラン
ジスタTA〜TCのソース13およびドレイン14との
導通をとるための配線6を形成する。
中、低の3種類の場合を示したが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、2種類や、4種類以上の異なる作
動電圧のトランジスタを混載した半導体装置に適用する
ことができる。
ある。
置の製造方法を示す第1、第2、第3のシリコンウェハ
の断面図である。
置の製造方法を示す第4、第5、第6のシリコンウェハ
の断面図である。
置の製造方法を示す第7、第8、第9のシリコンウェハ
の断面図である。
置の製造方法を示す第10、第11、第12のシリコン
ウェハの断面図である。
膜) 32A,32B,32C ゲート電極 4 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に形成されたウェルの素子分
離絶縁膜により画成された各領域にソースおよびドレイ
ンを形成し、半導体基板の表面のソースとドレイン間に
ゲート絶縁膜およびゲート電極を積層してなるゲート部
を形成したMOS型のトランジスタであって作動電圧の
異なる複数のトランジスタを混載した半導体装置におい
て、ゲート長を作動電圧が高いトランジスタほど長く設
定し、ゲート絶縁膜を作動電圧が高いトランジスタほど
厚く設定し、ウェルをすべてのトランジスタで同じ濃度
プロファイルとなるように形成するとともにソースおよ
びドレインとの接合底部における濃度を、作動電圧が最
も大きなトランジスタの作動電圧をVCCmax [V]とし
て4×1018×(VCCmax )-1.6 [cm-3]以下に設
定し、半導体基板最表面部へのしきい値電圧調整用の不
純物の注入量をすべてのトランジスタで同じ量に設定し
たことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、上
記各トランジスタのゲート長を、上記ウェルのソースお
よびドレインとの接合底部における濃度をN[c
m-3]、各トランジスタの作動電圧をVCC[V]として
〔2.106×10 -12 ×{0.025×ln (0.4
765×N)+VCC}/(1.602×10 -19 ×
N)〕1/2 +〔2.106×10-12 ×{0.025×
ln (0.4765×N)+(2×VCC)}/(1.6
02×10-19 ×N)〕1/2 [cm]以上とした半導体
装置。
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KR100823395B1 (ko) | 2005-04-28 | 2008-04-17 | 가부시끼가이샤 도시바 | 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
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1999
- 1999-07-30 JP JP21632399A patent/JP4783959B2/ja not_active Expired - Fee Related
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