JP2001044283A - 半導体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回路

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JP2001044283A
JP2001044283A JP11210752A JP21075299A JP2001044283A JP 2001044283 A JP2001044283 A JP 2001044283A JP 11210752 A JP11210752 A JP 11210752A JP 21075299 A JP21075299 A JP 21075299A JP 2001044283 A JP2001044283 A JP 2001044283A
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cell
clock
fill cell
resistance
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JP11210752A
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Naokazu Tamura
直和 田村
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロックスキューの調整が自動的に可能であ
り、冗長の配線面積又は冗長のセル面積が小さい半導体
集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回路を提供
する。 【解決手段】クロックバッファ503とクロックバッフ
ァ505との間を接続する配線802は、最小配線長で
配線され、配線802に付随する配線容量とフィルセル
抵抗801の抵抗値で、クロックバッファ503とクロ
ックバッファ505間のクロックスキューを、クロック
バッファ502とクロックバッファ504間のクロック
スキューに等しくなるように調整する。このようにし
て、配線802が迂回する配線の配線長を大幅に短くす
ることができ、冗長の配線面積又は冗長のセル面積を小
さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセルベース方式など
の半導体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回
路に関し、特に信号伝搬遅延時間を調整することができ
る半導体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、集積回路において大規模化、高速
化が著しく、このことから、クロック信号を必要とする
回路に伝送されるクロック信号の各回路間でのクロック
スキューと呼ばれる位相ずれが、大きな問題となってき
ている。
【0003】従来、クロック信号をフリップフロップ回
路に供給するクロック信号配線に遅延調整用のクロック
バッファを追加したり、冗長配線を行ったりして遅延調
整を行ってきた。
【0004】上述した第1の従来の半導体集積回路の自
動配置配線方法について、図11を用いてより詳細に説
明する。
【0005】図11において、501はルートクロック
バッファ、504はフリップフロップ回路506,50
7を駆動するクロックバッファ、505はフリップフロ
ップ回路508,509を駆動するクロックバッファで
ある。ルートクロックバッファ501の出力の位置をP
1、クロックバッファ504の入力の位置をP2、クロ
ックバッファ505の入力の位置をP3、点P1から点
P2までの配線長をL1、この配線の配線抵抗をR(L
1)、配線容量をC(L1)、点P1から点P3までの
配線長をL2、この配線の配線抵抗をR(L2)、配線
容量をC(L2)とする。
【0006】点P1から点P2までの配線遅延は、ルー
トクロックバッファ501の駆動能力、配線抵抗R(L
1)、配線容量をC(L1)及びクロックバッファ50
6の入力容量などにより定まり、同様に、点P1から点
P3までの配線遅延は、ルートクロックバッファ501
の駆動能力、配線抵抗R(L2)、配線容量をC(L
2)及びクロックバッファ505の入力容量などにより
定まる。
【0007】本従来例では、配線長L2の長さを迂回さ
せることにより調整し、配線抵抗R(L2)、配線容量
をC(L2)を変化させて、ルートクロックバッファ5
01の出力からクロックバッファ504の入力までの遅
延と、ルートクロックバッファ501の出力からクロッ
クバッファ505の入力までの遅延との差を調整する。
【0008】また第2の従来例として、特開平7−86
415号公報に記載されているように、クロックバッフ
ァに複数の容量素子を予め配置しておき自動配線の際、
クロックバッファから配線を容量素子の上を通過するよ
うに配線させ、自動配置配線終了後、配線容量に応じて
容量素子に接続し信号伝播遅延時間を調整する方法もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
集積回路の自動配置配線方法は、クロック配線を迂回さ
せたり、容量素子を追加挿入するため、配線面積やセル
面積が増大し、その結果チップ面積が増大するという問
題点がある。
【0010】また、迂回配線を行うことにより、配線領
域の混雑度が増加し、デザインルールを考慮した配線の
収束性が悪化するため配線工程のやり直しが増え、自動
配置配線の設計期間が長期化するという問題がある。
【0011】このため、本発明の目的は、同期回路にお
いてクロックスキューの調整が自動的に可能であり、冗
長の配線面積又は冗長のセル面積が小さい半導体集積回
路の自動配置配線方法及び半導体集積回路を提供するこ
とにある。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、フィルセル
内の抵抗を用いて遅延調整を行うことによりチップ面積
の縮小が可能な半導体集積回路の自動配置配線方法及び
半導体集積回路を提供することにある。
【0013】また、迂回配線が減少し、かつ配線長も短
くなることで配線領域の混雑度が減少し、配線の収束性
が向上することによる自動配線での設計期間が短縮可能
な半導体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回
路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
半導体集積回路の自動配置配線方法は、高電位の電源配
線部と低電位の電源配線部が配置された複数の機能セル
と、複数のクロック信号配線を駆動するルートクロック
バッファと、前記機能セルのクロック端子にクロック信
号を出力するクロックバッファとを含むセルのレイアウ
ト情報が格納されているセルライブラリを参照して、前
記セルを自動的に配置し、配置した前記セル間を自動的
に配線する半導体集積回路の自動配置配線方法におい
て、前記複数の機能セルを水平方向に配置し、次に水平
方向に配置された複数の前記機能セルを含むセル行を複
数行配列する第1のステップと、前記セル行を構成する
前記複数の機能セル間の前記セル行内の空き領域に、高
電位の電源配線部と低電位の電源配線部とが配置されさ
らに抵抗であるフィルセル抵抗が設けられたフィルセル
を配置する第2のステップと、前記半導体集積回路の回
路接続情報に基づき、前記機能セル間及び、前記ルート
クロックバッファの出力端子から複数の前記クロックバ
ッファの入力端子までの複数のクロック信号配線とを配
線する第3のステップと、前記クロック信号配線の配線
情報と前記ルートクロックバッファ及び前記クロックバ
ッファの電気的特性とから、前記複数のクロック信号配
線の遅延時間と前記複数のクロック信号配線に対応した
クロックスキュー値を算出する第4のステップと、前記
複数のクロック信号配線に対応した前記ルートクロック
バッファの出力端子と前記各クロックバッファの入力端
子とのクロック信号接続情報のうち、前記遅延時間の最
大値を有する前記クロック信号接続情報を除き、他の前
記クロック信号接続情報にそれぞれ遅延調整用の抵抗を
挿入する第5のステップと、前記クロックスキュー値が
設定値以下となるように、前記遅延調整用の抵抗の抵抗
値を設定する第6のステップと、前記ルートクロックバ
ッファの配置位置から所定内の距離にある前記フィルセ
ルを選択する第7のステップと、前記第7のステップで
選択された前記フィルセル内の前記フィルセル抵抗を、
前記第6のステップで設定された抵抗値になるように前
記フィルセル抵抗のレイアウトを行う第8のステップ
と、前記第3のステップで配線されたクロック信号配線
を削除し、前記回路接続情報と、前記第7のステップで
選択した前記フィルセル抵抗を介して、前記ルートクロ
ックバッファの出力端子から前記各クロックバッファの
入力端子までのクロック信号配線を配線する第9のステ
ップとを含んで、前記クロックスキューの調整を行うこ
とを特徴としている。
【0015】また、本発明による半導体集積回路は、セ
ルベースの半導体集積回路において、タイミング制約条
件に基づいて配置された機能セルと、前記配置された機
能セルに電源を供給するためにセル領域に挿入されたフ
ィルセルを有し、このフィルセルに抵抗素子を設け、ク
ロック信号のスキューに応じてフィルセルの抵抗素子を
用いて、前記クロック信号のスキューを調整するように
したクロック信号配線を備えたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の半導体集積回路の
自動配置配線方法及び半導体集積回路の第1の実施の形
態について図面を参照して説明する。
【0017】初めに、本発明の半導体集積回路の自動配
置配線方法及び半導体集積回路で用いるフィルセル10
0について、図1(a),(b)を参照して説明する。
【0018】図1(a)は、フィルセル100のレイア
ウト図であり、通常のフィルセルが有している電源配線
部101,GND配線部102、Nウェル104、Pウ
ェル105の他に、抵抗本体部103a、抵抗コンタク
ト部103b,103cからなるフィルセル抵抗103
を備えている。
【0019】次に図1(b)に、フィルセル100A,
100B,100Cを同一高さを有する機能セル111
〜117の間にレイアウトした例を示す。この場合、機
能セル111〜117及びフィルセル100A〜Cのセ
ルの高さは共通であり、電源配線部101、GND配線
部102のレイアウトも共通化しているので、機能セル
111〜117及びフィルセル100A〜Cを配置する
だけで、電源配線部101、GND配線部102は、そ
れぞれ水平方向に連続して配線される。
【0020】同様に、Nウェル104、Pウェル105
も水平方向に連続して配置されるため、Nウェル10
4、Pウェル105は、それぞれ一つの共通領域に統合
される。
【0021】フィルセル抵抗103を構成する抵抗本体
部103aは、ポリシリコン抵抗や、タングステン抵
抗、モリブデン抵抗、シリコンクロム抵抗、クロム合金
抵抗などの薄膜抵抗等、配線抵抗よりも大きい抵抗によ
り形成される。抵抗値は抵抗長をl、抵抗幅をwとする
と、l/wに比例するので、抵抗値よりl/wを算出し
て、必要とする抵抗長l、抵抗幅wを求める。なお、ポ
リシリコン抵抗、タングステン抵抗、モリブデン抵抗等
の薄膜抵抗は、電圧依存性が少なく、容量成分を無視し
てほぼ純抵抗と見なして良い。
【0022】以上説明したように、本発明の半導体集積
回路の自動配置配線方法及び半導体集積回路で用いるフ
ィルセル100は、電源配線部101、GND配線部1
02及びNウェル104、Pウェル105を水平方向に
連続して配置し、Nウェル104が電源電圧に、Pウェ
ル105がGND電圧に安定してバイアスされる作用の
他に、通常デッドスペースとなっているフィルセル10
0内部に、フィルセル抵抗103を設けている点が特徴
である。
【0023】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方
法及び半導体集積回路では、クロック信号配線の配線抵
抗及び配線容量だけでなく、フィルセル100内のフィ
ルセル抵抗103を用いて、クロック信号のスキュー調
整を行う。
【0024】抵抗と容量で遅延時間を計算する方法とし
て、Elmore遅延モデルやSPICEを使用して求
める方法がある。Elomore遅延モデルによれば、
配線で生じる配線遅延は、着目している配線箇所までの
抵抗と信号が伝達する配線容量との積で計算できる。
【0025】Elmore遅延モデルによる遅延時間の
計算方法を図2で説明する。
【0026】図2において、クロックバッファ201か
ら分岐点Vを通過してクロックバッファ202、203
に分岐する場合の遅延時間を計算する。クロックバッフ
ァ201から分岐点Vまでの配線抵抗204の抵抗値を
R1、分岐点Vからクロックバッファ202までの配線
抵抗205の抵抗値をR2、分岐点Vからクロックバッ
ファ203までの配線抵抗206の抵抗値をR3、クロ
ックバッファ201から分岐点Vまでの配線容量207
の容量値をC1、分岐点Vからクロックバッファ202
までの配線容量208の容量値をC2、分岐点Vからク
ロックバッファ203までの配線容量209の容量値を
C3、クロックバッファ202の入力容量値をCi2、
クロックバッファ203の入力容量値をCi3とした場
合、クロックバッファ201からクロックバッファ20
2ので遅延時間T1はElmore遅延モデルより次式
で求まる。
【0027】 T1=R1×{C1/2+(C2+Ci2+C3+Ci3)}+R2×(C2 /2+Ci2) ・・・(1) 次に本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法及び半
導体集積回路において、抵抗付フィルセル100を図2
に示すクロックバッファ201の出力と分岐点Vの途中
に挿入し、他の条件については変更しない場合の遅延時
間について図3を用いて説明する。なお、図2と共通の
要素には共通の符号を付している。
【0028】図3において、クロックバッファ201か
ら分岐点V2までの任意の個所に、本発明によるフィル
セル抵抗を内蔵したフィルセル301を挿入しその抵抗
値をRx、クロックバッファ201からフィルセル30
1までの配線抵抗204aの抵抗値をR11、フィルセ
ル301から分岐点V2までの配線抵抗204bの抵抗
値をR12、クロックバッファ201からフィルセル3
01までの配線容量207aの容量値をC11、フィル
セル301から分岐点V2までの配線容量207bの容
量値をC12とする。
【0029】ここで、R11+R12=R1、C11+
C12=C1が成立する。
【0030】初めに、クロックバッファ201からクロ
ックバッファ202までの遅延時間T2を求める。
【0031】ここでアルミニュームのような層抵抗の小
さい金属(約50mΩ/□以下)で配線し、ポリシリコ
ンのような層抵抗の大きい物質(約50Ω/□)でフィ
ルセル301を構成するフィルセル抵抗103を形成し
た場合、アルミニューム配線の配線抵抗は、ポリシリコ
ン抵抗に較べて各段に小さいので、フィルセル301を
挿入した部分のアルミニューム配線部分の抵抗値の減少
は無視して良い。
【0032】そこで R11+R12+Rx R1+Rx ・・・(2) と計算することができるので、遅延時間T2は次式で求
められる。
【0033】 T2=(R1+Rx)×{(C11+C12)/2+(C2+Ci2+C3+ Ci3)}+R2×(C2/2+Ci2) ・・・(3) (1)式、(2)式よりT1=T2となる抵抗値Rxを
求めると、 R1×{C1/2+(C2+Ci2+C3+Ci3)}+R2×(C2/2+ Ci2)=(R1+Rx)×{(C11+C12)/2+(C2+Ci2+C3 +Ci3)}+R2×(C2/2+Ci2) ・・・(4) となる。計算の便宜上、C2+Ci2+C3+Ci3=
Aとすると(4)式から、次の(5)式を得る。 Rx=R1×{(C1+2A)/(C1+2A)−1}・・(5) (5)式から容易にわかるように、配線容量で遅延させ
た信号を配線容量を減らした割合に応じたフィルセル抵
抗103を用いることで、配線容量と同等の遅延を生じ
させることが可能である。すなわり、迂回配線を短く
し、その分、減少した容量に応じたフィルセル抵抗10
3を用いることでクロックスキューの調整が可能であ
る。
【0034】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法の設計
フローについて説明する。
【0035】図4に示すように、自動配置工程S11
で、セルライブラリ(図示せず)に用意されている複数
の機能セルが、半導体集積回路の回路接続情報とタイミ
ング制約に基づいて、水平方向に自動配置され、次に水
平方向に配置された複数の機能セルを含むセル行を複数
行自動配置される。このとき、自動配置された機能セル
に電源を供給するために、フィルセルが水平方向に配列
された各セル列内の空き領域全面に渡って配置可能な分
だけ配置される。
【0036】次にクラスタ作成工程S12で、相互に関
連している機能セルを幾つかのクラスタと呼ばれるグル
ープに分割する。
【0037】負荷容量見積もり工程S13では、各クラ
スタ毎に負荷(配線容量+入力容量)を見積もり、クロ
ックバッファ挿入工程S14において、見積った負荷に
応じて配線遅延が均等になるようにクロックバッファを
挿入する。
【0038】遅延時間の算出工程S15では、クロック
バッファ挿入工程S14で挿入されたクロックバッファ
も含めて配線の配線経路を決定し、その配線経路の遅延
時間を(1)式1又はSPICEシミュレーションによ
り算出する。
【0039】遅延時間の算出工程S15で算出された遅
延時間により生じるクロックスキューを減らすために、
等遅延配線工程S16で遅延時間が最大になる配線に負
荷を合わせるようにし、他の配線は迂回させて配線長を
増やしクロックスキューの調整を行う。
【0040】次に図5、図6を用いて等遅延配線工程S
16のより詳細な説明をする。
【0041】図5は、遅延時間の算出工程S15が完了
した状態での回路図を表している。すなわち、ルートク
ロックバッファ501からフリップフロップ回路50
6,507,508,509にクロック信号配線を配線
した場合、ルートクロックバッファ501からフリップ
フロップ回路506,507までの負荷に応じてクロッ
クバッファ502,504が挿入される。
【0042】同様にルートクロックバッファ501から
フリップフロップ回路508,509までの負荷に応じ
てクロックバッファ503,505が挿入される。挿入
されたクロックバッファ502からクロックバッファ5
04までの配線容量510と、クロックバッファ503
からクロックバッファ505までの配線容量511はク
ロックスキューを最小にするために、等遅延配線工程S
16を実行する。
【0043】図6は、上記の等遅延配線工程S16を実
行した後のレイアウト図である。図6に示されているよ
うに、ルートクロックバッファ501からフリップフロ
ップ回路506,507までの配線経路とルートクロッ
クバッファ501からフリップフロップ回路508,5
09までの配線経路を比べると、図5に示したように挿
入されたクロックバッファ502からクロックバッファ
504までの配線601の配線負荷に合わせるために、
クロックバッファ503からクロックバッファ505ま
での配線602は、クロックバッファ503とクロック
バッファ505が近接配置されているにも関わらず、迂
回配線されて配線601と同じ配線長になるように配線
される。
【0044】次に、迂回配線の遅延時間算出工程S17
において、クロック信号配線のスキュー調整のために配
線された図6の迂回配線602の遅延時間を算出した
後、抵抗の選定工程S18で算出された遅延時間を満足
するような抵抗値を(5)式又はSPICEシミュレー
ションにより計算し、回路の接続情報の対応箇所にフィ
ルセル抵抗103を追加する。
【0045】すなわち、図6に示す迂回配線602の配
線長を短くし、かつフィルセル抵抗103を挿入して遅
延時間が変化しないようなフィルセル抵抗103の抵抗
値を算出し、回路上にこのフィルセル抵抗103を追加
挿入する。
【0046】ここで、フィルセル抵抗103の抵抗値が
異なるフィルセル100を、予めライブラリーに複数登
録しておき、抵抗の選定工程S18で算出された抵抗値
に最も近いフィルセル抵抗103を有するフィルセル1
00を選定し、ルートクロックバッファ501の所定内
の距離、例えば300μ〜500μの距離以内にあるフ
ィルセルのレイアウト情報を選定したレイアウトフィル
セル100のレイアウト情報に置き換える。
【0047】最小配線長の配線経路決定工程S19で
は、フィルセル100と配線を用いて、配線長が最小に
なる配線経路を決定する。
【0048】遅延時間計算工程S20では、最小配線長
の配線経路決定工程S19で決定した配線経路での遅延
時間を計算し、クロックスキュー値の判定工程S21に
よりクロックスキュー値が設定値より小さいか否かを判
定し、クロックスキュー値が設定値より小さければ、ス
テップS22で、本発明の半導体集積回路の自動配置配
線方法の設計フローを終了し、クロックスキュー値が設
定値よりも大きい場合は、抵抗の選定工程S18に戻っ
て前に選定したフィルセル抵抗103と異なる抵抗値を
有するフィルセル100を選定し、最小配線長の配線経
路決定工程S19からクロックスキュー値の判定工程S
21までの工程を実行する。
【0049】次に、本発明の半導体集積回路の自動配置
配線方法における抵抗の選定工程S18を説明する図7
と、最小配線長の配線経路決定工程S19を説明する図
8を参照して、両工程について説明する。
【0050】図7は、図5に示す回路図において、クロ
ックバッファ503とクロックバッファ505間とにフ
ィルセル抵抗701を挿入した回路図を示している。配
線容量510によって生じる遅延時間と同じ遅延時間を
得るために、抵抗の選定工程S18で選定したフィルセ
ル抵抗701を有するフィルセルを選び、クロックバッ
ファ503とクロックバッファ505の間に挿入する。
【0051】図8は、図7に示す回路図を元に最小配線
長の配線経路決定工程S19で、フィルセル100と配
線を用いて配線長が最小になる配線経路を決定した後の
各セルの配置と、クロック信号配線のレイアウトを示し
ている。ここで、フィルセル抵抗801は、図7のフィ
ルセル抵抗701のレイアウトをシンボル化して示して
いる。
【0052】ここで、フィルセル抵抗801は前に説明
したように、自動配置工程S11で自動的にセル領域内
の空き領域に配置されたフィルセル100が選択されて
使用される。
【0053】クロックバッファ503とクロックバッフ
ァ505との間を接続する配線802は、最小配線長で
配線され、配線802に付随する配線容量とフィルセル
抵抗801の抵抗値で、クロックバッファ503とクロ
ックバッファ505間のクロックスキューを、クロック
バッファ502とクロックバッファ504間のクロック
スキューに等しくなるように調整している。配線802
は図6の配線602と比較すると、大幅に迂回する配線
の配線長が短くなっている。このため、本発明の半導体
集積回路の自動配置配線方法は、同期回路においてクロ
ックスキューの調整が自動的に可能であり、冗長の配線
面積又は冗長のセル面積が小さいという効果がある。
【0054】さらに、フィルセル内のフィルセル抵抗を
用いて遅延調整を行うので、チップ面積の縮小が可能で
ある。
【0055】また、迂回配線が減少し、かつ配線長も短
くなることで配線領域の混雑度が減少し、配線の収束性
が向上する。このため、自動配線における設計期間が短
縮するという効果が得られる。
【0056】次に、本発明の半導体集積回路の自動配置
配線方法及び半導体集積回路の第2の実施の形態につい
て、図9を参照して説明する。
【0057】図9において、901,902は、クロッ
クバッファ503とクロックバッファ505間に挿入し
たフィルセル抵抗であり、これらのフィルセル抵抗90
1,902を並列接続して、回路上の1抵抗素子を形成
し、この抵抗でクロック信号配線のクロックスキューを
調整している点が図8と異なっている。
【0058】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方
法及び半導体集積回路の第2の実施の形態は、図4の抵
抗の選定工程S18で、ライブラリ登録されている標準
のフィルセル抵抗103を組み合わせた抵抗を用いる点
が特徴である。
【0059】自動配置配線用のライブラリーに登録され
ているフィルセル100を構成するフィルセル抵抗単体
だけでクロックスキューの調整が困難な場合、図9に示
すフィルセル抵抗901,902を並列又は直列に接続
して、クロックスキューを調整する。
【0060】このように、複数のフィルセル抵抗103
を直列接続又は並列接続あるいは直列接続と並列接続の
組み合わせにより、任意の抵抗値を有する抵抗が形成可
能となるため、(5)式又はSPICEシミュレーショ
ンにより計算した抵抗値に殆ど等しく、複数のフィルセ
ル抵抗103を合成することが可能である。これによ
り、図6に示す迂回配線602の長さをより短くするこ
とができる。
【0061】また、本発明の半導体集積回路の自動配置
配線方法及び半導体集積回路で用いるフィルセルとして
は、図10(a)に示すフィルセル100Aを用いるこ
とも可能である。
【0062】図10(a)に示すフィルセル100A
は、図1に示すフィルセル100と同様に、電源配線部
101,GND配線部102、Nウェル104、Pウェ
ル105を備えている他、抵抗本体部1003a、抵抗
コンタクト部1003b,1003dからなるフィルセ
ル抵抗1003Aと、抵抗本体部1003a’、抵抗コ
ンタクト部1003c,1003dからなるフィルセル
抵抗1003Bとを備えている。
【0063】図10(a)〜(d)に示すように、フィ
ルセル100A内に複数のフィルセル抵抗1003A,
1003Bを用意し、1つのフィルセル100Aで複数
の抵抗値を作成することができる。これにより、クロッ
クスキューを調整するフィルセル抵抗の可変幅を広げる
ことができる。例えば、図10(b)の、フィルセル抵
抗1003Aとフィルセル抵抗1003Bとを配線で並
列接続する方法、図10(c)のフィルセル抵抗100
3Aとフィルセル抵抗1003Bとを配線で直列接続す
る方法、図10(d)のフィルセル抵抗1003Aとフ
ィルセル抵抗1003Bとをそれぞれ単独で使用する方
法など、配線の接続方法により種々の抵抗値を作成する
ことができる。
【0064】なお上記の説明では、1つのフィルセル内
に1本又は2本のフィルセル抵抗をレイアウトした場合
について説明したが、これに限らず、1つのフィルセル
内に複数のフィルセル抵抗を用意しておき、これらのフ
ィルセル抵抗を直列接続又は並列接続あるいは直列接続
と並列接続の任意に組み合わせることも可能である。さ
らに、フィルセル抵抗を折り曲げてレイアウトしても良
い。
【0065】また、ルートクロックバッファが2系統の
クロック信号配線を駆動する場合についてのみ説明した
が、N(Nは3以上の整数)系統の場合に拡張すること
は容易に可能である。この場合、クロック信号配線長が
最大のクロック信号配線に対しては、本発明によるフィ
ルセルを挿入せず、他のM(Mは(N−1)以下の整
数)系統のクロック信号配線に本発明によるフィルセル
を挿入して、各クロック信号配線の遅延調整を行う。
【0066】また、フィルセルは自動配置工程S11
で、水平方向に配列された複数のセル間の空き領域に配
置されるとして説明したが、最小配線長の配線経路決定
工程S19で、図8のクロックバッファ503,505
に近い水平方向に連続して配列された2つのセルを選択
し、この2つのセル間を広げてこの間にフィルセルを挿
入することも可能である。この方法によれば、フィルセ
ルがクロックバッファ503とクロックバッファ505
の直ぐ近くに配置されるので、配線802を確実に短く
することができる。
【0067】なお、フィルセルを上記のようにセル間に
挿入した場合、配線の遅延時間が変化してしまうが、フ
ィルセルが挿入されることにより移動するセルの移動距
離は、高々フィルセルの横幅程度であるため短く、配線
の遅延時間の変化量は少ない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体集積回路の自動配置配線方法及び半導体集積回路は、
同期回路においてクロックスキューの調整が自動的に可
能であり、冗長の配線面積又は冗長のセル面積が小さい
という効果がある。
【0069】さらに、フィルセル内のフィルセル抵抗を
用いて遅延調整を行うので、チップ面積の縮小が可能で
ある。
【0070】また、迂回配線が減少し、かつ配線長も短
くなることで配線領域の混雑度が減少し、配線の収束性
が向上する。このため、自動配線における設計期間が短
縮するという効果が得られる。
【0071】また、フィルセル抵抗単体は、標準化され
てライブラリ登録されているが、ライブラリから標準化
されたフィルセル抵抗を複数選択して組み合わせること
により、精度良くクロックスキューを調整することがで
きる。
【0072】また、1つのフィルセル内に複数のフィル
セル抵抗を用意しておき、これらのフィルセル抵抗を直
列接続又は並列接続あるいは直列接続と並列接続の任意
の組み合わせることで、多様な抵抗値を小さい面積で構
成することができる。
【0073】このように抵抗を組み合わせることによ
り、多数の抵抗値を有する抵抗を生成する技術思想は従
来からあるが、本発明では、従来の半導体集積回路の自
動配置配線方法及び半導体集積回路において、デッドス
ペース化していたフィルセル内にフィルセル抵抗を設け
て、さらに面積効率を向上させている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の半導体集積回路の自動
配置配線方法及び半導体集積回路で用いるフィルセル1
00のレイアウト図であり、図1(b)は、本発明によ
るフィルセルを同一高さを有するセル111〜117の
間にレイアウトしたレイアウト図である。
【図2】Elmore遅延モデルによる遅延時間の計算
方法を説明するための等価回路図である。
【図3】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法及
び半導体集積回路において、フィルセル301を図2の
等価回路に挿入した回路図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法を
表すフローチャートである。
【図5】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法に
おける遅延時間の算出工程S15が完了した状態での回
路図である。
【図6】遅延時間の算出工程S15が完了した後の図5
に示す回路図のレイアウト図である。
【図7】図5に示す回路図において、クロックバッファ
503とクロックバッファ505間とにフィルセル抵抗
701を挿入した回路図である。
【図8】図7に示す回路図を元に最小配線長の配線経路
決定工程S19で、フィルセル抵抗801と配線を用い
て配線長が最小になる配線経路を決定した後の各セルの
配置と、クロック信号配線の配置を表すレイアウト図で
ある。
【図9】本発明の半導体集積回路の自動配置配線方法及
び半導体集積回路の第2の実施の形態を表すレイアウト
図である。
【図10】図10(a)は本発明による他のフィルセル
を示すレイアウト図であり、図10(b)〜図10
(d)は、図10(a)に示すフィルセル抵抗を用い配
線の接続方法を変えたレイアウト図である。
【図11】第1の従来の半導体集積回路の自動配置配線
方法を説明するためのレイアウト図である。
【符号の説明】
100,100A,100B,100C,301 フ
ィルセル 101 電源配線部 102 GND配線部 103,701,801,901,902 フィルセ
ル抵抗 103a,1003a,1003a’ 抵抗本体部 103b,103c,1003b,1003c,100
3d 抵抗コンタクト部 104 Nウェル 105 Pウェル 111〜117 同一高さを有するセル 201〜203,502〜505 クロックバッファ 204〜206,204a,204b 配線抵抗 207〜209,207a,207b,510,511
配線容量 501 ルートクロックバッファ 506〜509 フリップフロップ回路 601,602,802 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA08 BA05 BA06 JA02 5F064 BB26 BB28 CC22 DD02 DD10 DD14 DD26 EE02 EE03 EE08 EE43 EE47 EE52 EE54 HH10 HH12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位の電源配線部と低電位の電源配線
    部が配置された複数の機能セルと、複数のクロック信号
    配線を駆動するルートクロックバッファと、前記機能セ
    ルのクロック端子にクロック信号を出力するクロックバ
    ッファとを含むセルのレイアウト情報が格納されている
    セルライブラリを参照して、前記セルを自動的に配置
    し、配置した前記セル間を自動的に配線する半導体集積
    回路の自動配置配線方法において、 前記複数の機能セルを水平方向に配置し、次に水平方向
    に配置された複数の前記機能セルを含むセル行を複数行
    配列する第1のステップと、 前記セル行を構成する前記複数の機能セル間の前記セル
    行内の空き領域に、高電位の電源配線部と低電位の電源
    配線部とが配置されさらに抵抗であるフィルセル抵抗が
    設けられたフィルセルを配置する第2のステップと、 前記半導体集積回路の回路接続情報に基づき、前記機能
    セル間及び、前記ルートクロックバッファの出力端子か
    ら複数の前記クロックバッファの入力端子までの複数の
    クロック信号配線とを配線する第3のステップと、 前記クロック信号配線の配線情報と前記ルートクロック
    バッファ及び前記クロックバッファの電気的特性とか
    ら、前記複数のクロック信号配線の遅延時間と前記複数
    のクロック信号配線に対応したクロックスキュー値を算
    出する第4のステップと、 前記複数のクロック信号配線に対応した前記ルートクロ
    ックバッファの出力端子と前記各クロックバッファの入
    力端子とのクロック信号接続情報のうち、前記遅延時間
    の最大値を有する前記クロック信号接続情報を除き、他
    の前記クロック信号接続情報にそれぞれ遅延調整用の抵
    抗を挿入する第5のステップと、 前記クロックスキュー値が設定値以下となるように、前
    記遅延調整用の抵抗の抵抗値を設定する第6のステップ
    と、 前記ルートクロックバッファの配置位置から所定内の距
    離にある前記フィルセルを選択する第7のステップと、 前記第7のステップで選択された前記フィルセル内の前
    記フィルセル抵抗を、前記第6のステップで設定された
    抵抗値になるように前記フィルセル抵抗のレイアウトを
    行う第8のステップと、 前記第3のステップで配線されたクロック信号配線を削
    除し、前記回路接続情報と、前記第7のステップで選択
    した前記フィルセル抵抗を介して、前記ルートクロック
    バッファの出力端子から前記各クロックバッファの入力
    端子までのクロック信号配線を配線する第9のステップ
    とを含んで、前記クロックスキューの調整を行うことを
    特徴とする半導体集積回路の自動配置配線方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップにおいて、前記フィ
    ルセルの高電位の電源配線部と低電位の電源配線部と
    を、それぞれ前記フィルセルに隣接する前記機能セルの
    前記高電位の電源配線部と前記低電位の電源配線部とに
    配線することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路の自動配置配線方法。
  3. 【請求項3】 前記第5のステップの後に、前記第3の
    ステップで配線されたクロック信号配線を削除し、前記
    遅延調整用の抵抗が挿入された前記クロック信号配線情
    報に対応した配線を最小の長さで配線し、前記第4のス
    テップを用いて前記クロックスキューを再度算出し、続
    いて前記第6のステップを実行することを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路の自動配置配線方法。
  4. 【請求項4】 前記抵抗の抵抗値が異なる複数の前記フ
    ィルセルを前記セルライブラリに登録しておき、このセ
    ルライブラリから前記第6のステップで定めた抵抗値に
    最も近い抵抗を設けた前記フィルセルを選択し、このフ
    ィルセルを前記第7のステップで選択した前記フィルセ
    ルに置換する前記第8のステップを含む請求項1記載の
    半導体集積回路の自動配置配線方法。
  5. 【請求項5】 前記第の8ステップにおいて、前記フィ
    ルセルを複数用い、これらのフィルセルにそれぞれ設け
    られた前記抵抗を、直列接続又は並列接続あるいは直列
    接続と並列接続を組み合わせて配線することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路の自動配置配線方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルセル内に複数の抵抗を設け、
    前記複数の抵抗の接続を変更することにより、複数の抵
    抗値を得るように構成した前記フィルセルを用いる請求
    項1記載の半導体集積回路の自動配置配線方法。
  7. 【請求項7】 前記抵抗は、ポリシリコン抵抗又はタン
    グステン抵抗、モリブデン抵抗、シリコンクロム抵抗、
    クロム合金抵抗などの薄膜抵抗により形成されることを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路の自動配置配
    線方法。
  8. 【請求項8】 前記セル列を構成する複数の前記セルと
    前記フィルセルの高さは、等しいことを特徴とする請求
    項1記載の半導体集積回路の自動配置配線方法。
  9. 【請求項9】 セルベースの半導体集積回路において、
    前記半導体集積回路の回路接続情報に基づいて配置され
    た機能セルと、前記配置された機能セルに電源を供給す
    るためにセル領域に挿入されたフィルセルを有し、この
    フィルセルに抵抗素子を設け、クロック信号のスキュー
    に応じてフィルセルの抵抗素子を用いて、前記クロック
    信号のスキューを調整するようにしたクロック信号配線
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記フィルセルは複数の抵抗値を有す
    ることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 それぞれ異なる抵抗値を有する複数の
    前記フィルセルを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870416B2 (en) 2002-11-20 2005-03-22 Hynix Semiconductor Inc. Semiconductor device with clock enable buffer to produce stable internal clock signal
US7417277B2 (en) 2005-12-02 2008-08-26 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit and method of manufacturing the same

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