JP2001042401A - 電子機器のダイヤルスイッチ - Google Patents

電子機器のダイヤルスイッチ

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JP2001042401A
JP2001042401A JP11215841A JP21584199A JP2001042401A JP 2001042401 A JP2001042401 A JP 2001042401A JP 11215841 A JP11215841 A JP 11215841A JP 21584199 A JP21584199 A JP 21584199A JP 2001042401 A JP2001042401 A JP 2001042401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイヤルスイッチの操作性を損なうことなく、
取付面に対するダイヤルスイッチの突出量を小さくする
ことができ、また、ダイヤルスイッチの上面に付した文
字や記号等を見やすくする。 【解決手段】モードダイヤル54のダイヤル部55の上
面と側面とのなす稜角部に小さな面取り部と大きな面取
り部とを形成し、大きな面取り部には指掛かり用のロー
レット55Bと突起55Cを形成し、ダイヤル操作時の
指の接触面積を大きくして操作性をよくする。また、装
飾用のローレット55Dが形成された小さな面取り部に
沿うダイヤル部55の上面には、モードダイヤル54の
各回動位置ごとのモードを示す文字や記号を印刷し、文
字等を見やすく表示できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器のダイヤル
スイッチに係り、特にカメラ等の電子機器に配設された
ダイヤルスイッチの形状や取付けに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の電子カメラを背面側から
見た斜視図であり、1はモードダイヤルである。このモ
ードダイヤル1は、電子カメラの背面に右手親指にて操
作できるように配置されており、その回動位置に応じて
セットアップモード、セルフタイマー撮影モード、マニ
ュアル撮影モード、通常(オート)撮影モード、再生モ
ード、消去モード等の各種のモードを選択切換えするた
めのダイヤルスイッチである。
【0003】また、このモードダイヤル1は、その上面
から側面にかけて指掛かり用の凸部1Aが形成され、更
に、モードダイヤル1の上面には、各モードを選択する
各回動位置ごとにそのモードを示す文字や記号等が印刷
されている。
【0004】尚、この種のモードダイヤルがカメラの上
面に配置されたカメラもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モードダイ
ヤル1の操作性(指掛かり)をよくするためには、モー
ドダイヤル1の側面を大きくする必要があるが、この場
合には、取付面に対するモードダイヤルの突出量が大き
くなり、カメラの小型化を阻害するという問題がある。
また、モードダイヤル1の上面には、指掛かり用の凸部
1Aが張り出しているため、その分だけ文字や記号等の
印刷スペースが小さくなり、見にくくなるという問題が
ある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ダイヤルスイッチの操作性を損なうことなく、
取付面に対するダイヤルスイッチの突出量を小さくする
ことができ、また、ダイヤルスイッチの上面に付した文
字や記号等を見やすくすることができる電子機器のダイ
ヤルスイッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に係る発明は、ダイヤルスイッチの上
面と側面とのなす稜角部が面取りされた電子機器のダイ
ヤルスイッチであって、前記ダイヤルスイッチの全周の
うちの第1の角度範囲の稜角部に小さな面取り部を形成
するとともに、前記ダイヤルスイッチの全周のうちの第
1の角度範囲を除く第2の角度範囲の稜角部に大きな面
取り部を形成し、前記大きな面取り部に指掛かり用のロ
ーレット及び突起のうちの少なくとも一方を形成し、前
記小さな面取り部に沿う前記ダイヤルスイッチの上面に
該ダイヤルスイッチの各回動位置ごとのスイッチ切換え
内容を示す情報を付したことを特徴としている。
【0008】即ち、ダイヤルスイッチの上面と側面との
なす稜角部に小さな面取り部と大きな面取り部とを形成
する。そして、大きな面取り部には指掛かり用のローレ
ット及び突起のうちの少なくとも一方を形成し、ダイヤ
ル操作時の指の接触面積を大きくして操作性をよくして
いる。また、小さな面取り部に沿うダイヤルスイッチの
上面には、ダイヤルスイッチの各回動位置ごとのスイッ
チ切換え内容を示す文字や記号等の情報を付している
が、この上面は、小さな面取りにより大きく削られない
ため、前記情報を大きく(見やすく)表示することがで
きる。
【0009】本願請求項2に係る発明は、前記小さな面
取り部に装飾用のローレットを形成したことを特徴とし
ている。また、前記ダイヤルスイッチの回動範囲は、本
願請求項3に示すように前記第1の角度範囲以内であ
る。
【0010】本願請求項4に係る電子機器のダイヤルス
イッチは、ダイヤルスイッチが配設される電子機器の取
付面に対して、該ダイヤルスイッチの上面が所定の角度
をもつように前記ダイヤルスイッチを傾斜配設し、前記
ダイヤルスイッチの全周のうちの一部を前記取付面から
操作可能に突出させたことを特徴としている。
【0011】即ち、ダイヤルスイッチを操作する際に、
ダイヤルスイッチの側面全周が機器から露出している必
要はなく、少なくとも指で操作する所定の範囲の側面が
操作可能に露出していればよい。そこで、電子機器の取
付面に対してダイヤルスイッチの上面が所定の角度をも
つようにダイヤルスイッチを傾斜配設し、ダイヤルスイ
ッチを操作するための一部の側面を大きく露出させ、他
の側面は取付面から大きく露出しないようにしている。
これにより、電子機器の取付面からのダイヤルスイッチ
の突出量を極力抑え、機器の小型化を図っている。
【0012】本願請求項5に示すように前記取付面は第
1の平面と該第1の平面に対して傾斜した第2の平面と
を有し、前記ダイヤルスイッチは、前記第1の平面と第
2の平面とに跨がって配設されていることを特徴として
いる。また、本願請求項6に示すように前記第1の平面
と前記ダイヤルスイッチの上面とは第1の角度を有し、
前記第2の平面と前記ダイヤルスイッチの上面とは前記
第1の角度よりも大きな第2の角度を有することを特徴
としている。
【0013】本願請求項7に示すように前記電子機器の
上面は傾斜面を有し、前記ダイヤルスイッチは、前記傾
斜面上に該傾斜面の傾斜角よりも小さな傾斜角をもって
配置されていることを特徴としている。
【0014】前記電子機器は、本願請求項8に示すよう
に少なくとも撮影モード及び再生モードを含む複数のモ
ードを有する電子カメラであり、前記ダイヤルスイッチ
は、前記複数のモードを切り換えるモードダイヤルであ
る。また、本願請求項9に示すように前記電子カメラの
上面はカメラ背面側から見て右側の傾斜面と左側の水平
面とを有し、前記ダイヤルスイッチは前記傾斜面上に配
置されていることを特徴としている。これにより、右手
の人指し指によって良好に操作できるようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電子機器のダイヤルスイッチの好ましい実施の形態に
ついて詳説する。
【0016】図1乃至図3はそれぞれ本発明に係るダイ
ヤルスイッチが適用されたカメラの外観を示す正面図、
背面図及び上面図である。
【0017】これらの図面に示すように、このカメラは
電子カメラであり、外装ケース(前ケース10、後ケー
ス30)は、アルミなどの金属板を絞り加工して成形さ
れ、酸化皮膜等を形成する表面処理が施されている。
【0018】カメラ前面には、図1に示すように撮影レ
ンズ12、ファインダ窓14、ストロボ調光センサ1
6、セルフタイマーランプ18、及びストロボ発光窓2
0が設けられている。尚、22はカメラを把持した時の
指掛かり用の凹部であり、その一部にラバー等による凸
部(図示せず)が設けられている。
【0019】一方、カメラ背面には、図2に示すように
ファインダ接眼部32、ファインダランプ34、液晶表
示パネル36、ストロボキー38、マクロキー40、キ
ャンセル/戻しキー42、シフトキー44、表示キー4
6、メニュー/実行キー48、十字キー50、及び液晶
モニタ52が設けられている。
【0020】また、カメラ上面には、図3に示すように
モードダイヤル54、レリーズスイッチ56、及びパワ
ースイッチ58が設けられている。尚、モードダイヤル
54は、セルフタイマー撮影モード、セットアップモー
ド、マニュアル撮影モード、通常(オート)撮影モー
ド、再生モード、パソコン(PC)モード等の各種のモ
ードをその回動位置に応じて選択切換えするためのダイ
ヤルスイッチである。
【0021】次に、カメラ上面に設けられているモード
ダイヤル54、レリーズスイッチ56、及びパワースイ
ッチ58の取付構造等について説明する。
【0022】図4はモードダイヤル54、レリーズスイ
ッチ56、及びパワースイッチ58の取付構造を示す分
解斜視図である。
【0023】同図に示すように、絞り加工された金属製
の外装ケースの内側には、カメラの内部部材(図示せ
ず)を固定するためのインナーモールド60が接着剤や
両面テープ等によって接着されている。尚、インナーモ
ールド60は、例えばABS樹脂(Acrylonitrile-buta
diene-strene Resin) を射出成形することによって所定
の形状に成形されている。
【0024】このインナーモールド60には、ドーナツ
形状のモードダイヤル54のダイヤル部55と、レリー
ズスイッチ56のキートップ57と、パワースイッチ5
8の操作部材(スライドつまみ)59とをそれぞれ支持
する支持部62、64及び66が一体成形されている。
【0025】前記インナーモールド60の支持部62に
は、円筒軸62Aが一体成形されており、この円筒軸6
2Aにはクリック用の半球70A、70Aを有する板バ
ネ70が挿入され且つストッパ62B、62Bによって
回動不能に支持される。そして、ダイヤル部55は、前
記板バネ70を挟んで円筒軸62Aに軸支されるように
載置される。
【0026】前記ダイヤル部55の下面には、支持部6
2に形成された円弧状の2本の溝62C、62Cに挿入
される2本のピン55A、55Aが突出形成されてい
る。この2本のピン55A、55Aには、ブラシ72A
が配設された抜け止め用のリング部材72がネジ74、
74によって固定される。尚、2本のピン55A、55
Aは、2本の溝62C、62C内を摺動し、ダイヤル部
55の回動範囲を規制する。
【0027】また、ダイヤル部55の下面には、クリッ
ク用の半球70Aが係合する複数の溝(図示せず)が所
定のピッチで形成されており、ダイヤル部55は、ダイ
ヤル部55の回動角度に応じて半球70Aが溝に落ち込
むことによりクリック動作する。
【0028】一方、インナーモールド60の支持部64
には、コイルバネ76を挟んでキートップ57が装着さ
れる。即ち、キートップ57は、3本の爪部57A、5
7A、57Aと、キーステム(図示せず)とが樹脂によ
って一体形成されており、爪部57Aを支持部64に形
成された孔64Aに圧入することによって装着される。
このキートップ57を支持部64に装着した後は、キー
トップ57はコイルバネ76によって上方に付勢される
が、前記爪部57Aによって外れないようになってい
る。また、キーステムは、支持部64に形成された孔6
4Bに挿入される。
【0029】更に、インナーモールド60の支持部66
には、パワースイッチ58のスライドつまみ59が図4
上で左右方向に移動自在に装着される。
【0030】尚、モードダイヤル54は、前記ダイヤル
部55の回動に応じてブラシ72Aが図示しないコード
板上を摺動し、これによりモードダイヤル54の回動位
置に応じたモード選択信号を出力する。また、レリーズ
スイッチ56は、キートップ57の押下操作に応じてキ
ーステムが図示しないスイッチ接点を動作させてレリー
ズ信号を出力し、同様にパワースイッチ58は、スライ
ドつまみ59の移動に応じて図示しないスイッチ接点を
動作させてカメラ電源をON/OFFする。
【0031】また、図3に示すように、前ケース10と
後ケース30と上面の合わせ目には、インナーモールド
60(図4参照)の一部60Aが露出するようになって
おり、前記パワースイッチ58は露出した部分に配置さ
れている。これにより、前ケース10と後ケース30の
加工誤差等により、両者の合わせ目に段差があったり、
色、光沢等に若干の差があっても目立たなくすることが
できる。
【0032】次に、モードダイヤル54、レリーズスイ
ッチ56、及びパワースイッチ58とカメラの取付位置
(取付面)との関係について説明する。
【0033】図2及び図5に示すように、パワースイッ
チ58は、モードダイヤル54及びレリーズスイッチ5
6が設けられた面と同一面上の近傍に設けられている。
即ち、このカメラの上面は、カメラ背面側から見て右側
の傾斜面31Aと左側の水平面31Bとを有している
が、前記モードダイヤル54、レリーズスイッチ56及
びパワースイッチ58は、それぞれ右側の傾斜面31A
上に配置されている。
【0034】このように右側の傾斜面31Aにモードダ
イヤル54、レリーズスイッチ56及びパワースイッチ
58を集中配置した理由は、右手でカメラを把持した状
態で右手の人差し指でカメラ上面の全てのスイッチを操
作できるようにするためである。尚、カメラ背面側から
右側の上面を傾斜させることにより、人指し指によるス
イッチの操作性の向上を図っている。
【0035】また、図2に示すようにモードダイヤル5
4が取り付けられた前記傾斜面31Aに対して、モード
ダイヤル54の上面が所定の角度α(この実施の形態で
は、10°程度)をもつようにモードダイヤル54が傾
斜して配置されている。これにより、モードダイヤル5
4の全周のうちの一部を傾斜面31Aから大きく突出さ
せ、モードダイヤル54を操作できるようにしている。
【0036】次に、モードダイヤル54のダイヤル部5
5の形状等について説明する。
【0037】図1及び図2に示すように、ダイヤル部5
5の上面と側面とのなす稜角部は、面取りされており
(稜角が削られており)、図3に示すようにダイヤル部
55の全周のうちの角度範囲Aの稜角部には小さな面取
り部が形成され、全周のうちの角度範囲Aを除く角度範
囲Bの稜角部には大きな面取り部が形成されている。
【0038】そして、ダイヤル部55の大きな面取り部
には、図6に示すように指掛かり用のローレット55B
と突起55Cとが形成され、小さな面取り部には装飾用
のローレット55Dが形成されている。
【0039】このダイヤル部55の回動範囲は、角度範
囲A以内であり、モードダイヤル54は、ダイヤル部5
5の回動位置に応じて前述したようにセルフタイマー撮
影モード、セットアップモード、マニュアル撮影モー
ド、通常(オート)撮影モード、再生モード、及びPC
モードのうちのいずれかのモードに切り換える。
【0040】また、角度範囲Aの小さな面取り部(装飾
用のローレット55D)に沿うダイヤル部55の上面に
は、各モードを選択する各回動位置ごとにそのモードを
示す記号や文字等が印刷されている(図3、図6参
照)。
【0041】即ち、ダイヤル部55の角度範囲Aの面取
り部を小さくすることにより、角度範囲Aでのダイヤル
部55の上面の面積を大きく確保し、この部分に各モー
ドを示す記号や文字等を大きく印刷できるようにしてい
る。
【0042】一方、ダイヤル部55の角度範囲Bの面取
り部を大きくすることにより、ダイヤル部55の操作時
の指の接触面積を大きくするとともに、突起55Cの突
出量を大きくし、操作性の向上を図っている。
【0043】尚、この実施の形態では、図2に示したよ
うにモードダイヤル54の取付面(傾斜面31A)は1
つの平面としたが、これに限らず、図7及び図8に示す
ように取付面が平面Aと平面Bとを有し、モードダイヤ
ル54をこれらの平面Aと平面Bとに跨がって配設する
ようにしてもよい。図7に示す実施の形態では、平面A
とモードダイヤル54の上面とは平行であり、平面Bと
モードダイヤル54の上面とは角度βを有している。一
方、図8に示す実施の形態では、平面Aとモードダイヤ
ル54の上面とは角度γを有し、平面Bとモードダイヤ
ル54の上面とは角度δを有している。
【0044】また、この実施の形態では、電子カメラに
ついて説明したが、本発明はダイヤルスイッチを使用す
る電子機器であればいかなるものにも適用できる。ま
た、この実施の形態では、ダイヤル部の大きな面取り部
には、指掛かり用のローレットと突起とを形成したが、
これに限らず、指掛かり用のローレット及び突起のうち
の何れか一方のみを形成するようにしてもよい。更に、
ダイヤルスイッチの上面と側面とのなす稜角部の面取り
は、直線となるように面取りする場合に限らず、図9に
示すように適宜の曲線R1 、R2 で面取りしてよく、ま
た、大小の面取り部のうちの一方を直線で面取りし、他
方を曲線で面取りしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
イヤルスイッチの上面と側面とのなす稜角部に小さな面
取り部と大きな面取り部とを形成し、大きな面取り部に
は指掛かり用のローレット及び突起のうちの少なくとも
一方を形成したため、ダイヤル操作時の指の接触面積が
大きく、操作性の向上を図ることができる。一方、小さ
な面取り部に沿うダイヤルスイッチの上面には、ダイヤ
ルスイッチの各回動位置ごとのスイッチ切換え内容を示
す文字や記号等の情報を付すようにしたため、前記情報
を大きく(見やすく)表示することができる。
【0046】また、ダイヤルスイッチが配設される取付
面に対して、該ダイヤルスイッチの上面が所定の角度を
もつようにダイヤルスイッチを傾斜配設したため、ダイ
ヤルスイッチを操作するための一部の側面を大きく露出
させ、他の側面は取付面から大きく露出しないようにす
ることができ、これにより取付面からのダイヤルスイッ
チの突出量を極力抑え、機器の小型化を図ることができ
る。更に、ダイヤルスイッチは、電子機器の上面の傾斜
面上に傾斜配置されているため、人指し指での操作時に
無理がなく、より操作性に優れているという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイヤルスイッチが適用されたカ
メラの外観を示す正面図
【図2】図1に示したカメラの背面図
【図3】図1に示したカメラの上面図
【図4】本発明に係るモードダイヤルの取付構造を示す
分解斜視図
【図5】図1に示したカメラを背面側から見た斜視図
【図6】図1に示したカメラの上面の要部拡大斜視図
【図7】モードダイヤルとその取付面との他の実施の形
態を示す図
【図8】モードダイヤルとその取付面との更に他の実施
の形態を示す図
【図9】モードダイヤルの面取り部の他の実施の形態を
示す図
【図10】従来のダイヤルスイッチが適用された電子カ
メラを背面側から見た斜視図
【符号の説明】
10…前ケース、30…後ケース、31A…傾斜面、3
1B…水平面、54…モードダイヤル、55…ダイヤル
部、55B…指掛かり用のローレット、55C…突起、
55D…装飾用のローレット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤルスイッチの上面と側面とのなす
    稜角部が面取りされた電子機器のダイヤルスイッチであ
    って、 前記ダイヤルスイッチの全周のうちの第1の角度範囲の
    稜角部に小さな面取り部を形成するとともに、前記ダイ
    ヤルスイッチの全周のうちの第1の角度範囲を除く第2
    の角度範囲の稜角部に大きな面取り部を形成し、 前記大きな面取り部に指掛かり用のローレット及び突起
    のうちの少なくとも一方を形成し、 前記小さな面取り部に沿う前記ダイヤルスイッチの上面
    に該ダイヤルスイッチの各回動位置ごとのスイッチ切換
    え内容を示す情報を付したことを特徴とする電子機器の
    ダイヤルスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記小さな面取り部に装飾用のローレッ
    トを形成したことを特徴とする請求項1の電子機器のダ
    イヤルスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤルスイッチの回動範囲は、前
    記第1の角度範囲以内である請求項1の電子機器のダイ
    ヤルスイッチ。
  4. 【請求項4】 ダイヤルスイッチが配設される電子機器
    の取付面に対して、該ダイヤルスイッチの上面が所定の
    角度をもつように前記ダイヤルスイッチを傾斜配設し、 前記ダイヤルスイッチの全周のうちの一部又は全周全て
    を前記取付面から操作可能に突出させたことを特徴とす
    る電子機器のダイヤルスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記取付面は第1の平面と該第1の平面
    に対して傾斜した第2の平面とを有し、前記ダイヤルス
    イッチは、前記第1の平面と第2の平面とに跨がって配
    設されていることを特徴とする請求項4の電子機器のダ
    イヤルスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記第1の平面と前記ダイヤルスイッチ
    の上面とは第1の角度を有し、前記第2の平面と前記ダ
    イヤルスイッチの上面とは前記第1の角度よりも大きな
    第2の角度を有することを特徴とする請求項5の電子機
    器のダイヤルスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記電子機器の上面は傾斜面を有し、前
    記ダイヤルスイッチは、前記傾斜面上に該傾斜面の傾斜
    角よりも小さな傾斜角をもって配置されていることを特
    徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の電子機器の
    ダイヤルスイッチ。
  8. 【請求項8】 前記電子機器は、少なくとも撮影モード
    及び再生モードを含む複数のモードを有する電子カメラ
    であり、前記ダイヤルスイッチは、前記複数のモードを
    切り換えるモードダイヤルである請求項1乃至7のいず
    れかに記載の電子機器のダイヤルスイッチ。
  9. 【請求項9】 前記電子カメラの上面はカメラ背面側か
    ら見て右側の傾斜面と左側の水平面とを有し、前記ダイ
    ヤルスイッチは前記傾斜面上に配置されていることを特
    徴とする請求項8の電子機器のダイヤルスイッチ。
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