JP2001041074A - インバータ式エンジン発電機 - Google Patents

インバータ式エンジン発電機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエンジン発電機においては、周囲の環
境等により、定格回転数での運転がエンジン能力の限界
域での運転となる場合であっても出力を落とすことがで
きないため寿命が短くなることがあり、逆に、定格回転
数での運転ではエンジン能力に余裕がある状態となる場
合でも出力を上げることができずに運転効率が悪化して
いた。 【解決手段】 インバータ式エンジン発電機において、
エンジンの潤滑油圧力、潤滑油温度、冷却水温度、又は
インバータの温度を検出し、エンジン回転数の上限値
を、これらに対応した値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ式のエ
ンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン発電機においては、ある
決まった周波数の交流電力を出力するためには、発電機
の極数とエンジン回転数が限定されていた。例えば、2
極機で60Hzの交流を出力するためには、エンジン回
転数は接続される負荷によらず毎分3600回転に維持
しなければならないため、運転効率が悪かった。また、
発電機の出力を大きく取りたい場合は、極数が限定され
るため、発電機装置が大型化・高重量化する傾向にあっ
た。このような問題を解消するために、交流出力を整流
回路により一旦直流に変換し、変換した直流電力をイン
バータにより目的とする周波数・電圧の交流電力に変換
するインバータ式エンジン発電機に構成したものが用い
られるようになってきている。このようなインバータ式
エンジン発電機では、最終的な出力の電圧・周波数が発
電機出力電圧の周波数に依存しなくなる。従って、イン
バータの出力段に接続される負荷の大きさによってエン
ジン回転数を変化させることができるため、常に効率の
よい運転状況に制御することができる。また、発電機極
数に依存しなくなるため、例えば、フライホイルに内蔵
された多数の小型永久磁石で界磁を行い、多数の固定子
巻線で電力を取り出すように構成した永久磁石回転界磁
型多極同期発電機を用いることで、発電機装置を軽量コ
ンパクトに構成できるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、インバー
タを具備しないエンジン発電機においては、出力の周波
数を一定に保持するために、負荷の大きさにかかわらず
エンジン回転数を常に一定の定格回転数に保持する必要
がある。従って、周囲の環境等により、定格回転数での
運転がエンジン能力の限界域での運転となる場合であっ
ても出力を落とすことができず、エンジンの潤滑油温度
や冷却水温度の上昇によりフェイルセーフ機能が働き回
転数が低下して、必要周波数を得ることができなくなる
等の問題が発生したり、エンジンがダメージを受けて寿
命が短くなったりすることがあった。逆に、定格回転数
での運転ではエンジン能力に余裕がある状態となる場合
でも出力を上げることができず、運転効率が悪化するこ
ととなる。
【0004】これに対し、インバータ式エンジン発電機
においては、負荷等に応じてエンジン回転数を変化させ
ても出力電圧・出力周波数を一定にすることができるた
め、エンジンが能力限界域で運転している場合には出力
を落として運転することが可能であり、逆に、エンジン
が余裕のある運転をしている場合には出力を増して運転
させることが可能となる。また、同様に、インバータに
大きな負荷がかかっている場合にも、出力を落とすこと
が可能である。そこで、本発明においては、発電機回転
数 (エンジン回転数)の可変制御が可能であるというイ
ンバータ式エンジン発電機の特性を利用して、エンジン
の潤滑油温度や冷却水温度、又はインバータの温度を検
出し、検出温度に応じてエンジン回転数の上限値を可変
させ、エンジン及びインバータの長寿命化を図るととも
に、運転効率の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、請求項1においては、エンジン
により駆動される交流発電機の出力を整流し、その整流
出力をインバータを介して所定周波数の交流出力として
外部へ出力するように構成したエンジン発電機におい
て、該インバータを構成しているスイッチング素子の温
度を検出し、エンジン回転数の上限値を、検出したイン
バータのスイッチング素子の温度に対応した値に設定す
る。
【0006】また、請求項2においては、エンジンによ
り駆動される交流発電機の出力を整流し、その整流出力
をインバータを介して所定周波数の交流出力として外部
へ出力するように構成したエンジン発電機において、エ
ンジンの潤滑油温度又はエンジンの冷却水温度を検出
し、エンジン回転数の上限値を、検出した潤滑油温度又
は冷却水温度に対応した値に設定する。
【0007】エンジンにより駆動される交流発電機の出
力を整流し、その整流出力をインバータを介して所定周
波数の交流出力として外部へ出力するように構成したエ
ンジン発電機において、エンジンの潤滑油圧力を検出
し、エンジン回転数の上限値を、検出した潤滑油圧力に
対応した値に設定する
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明のエンジン回転数
の上限値をインバータ温度に対応した値に設定するよう
に構成したインバータ付きエンジン発電機の構成を示す
回路図、図2は負荷電流とエンジン回転数との関係を示
す図、図3は図1におけるエンジン発電機のエンジン回
転数及び制限最高回転数の制御フローを示す図、図4は
エンジン回転数の上限値をエンジンの潤滑油温度又は冷
却水温度に対応した値に設定するように構成したインバ
ータ付きエンジン発電機の構成を示す回路図、図5は図
4におけるエンジン発電機のエンジン回転数及び制限最
高回転数の制御フローを示す図である。
【0009】まず、本発明のインバータ式エンジン発電
機の構成について説明する。図1に示すように、該イン
バータ式エンジン発電機は、エンジン1により駆動され
る発電装置2から出力される交流電力を、整流回路3に
より整流して直流に変換し、整流された直流出力をイン
バータ4により再度交流に変換し、交流出力としてフィ
ルタ5を通じて外部へ出力するように構成している。整
流回路3とインバータ4との間には、直流平滑用電解コ
ンデンサ11を介装している。また、インバータ式エン
ジン発電機には制御装置6が設けられており、該制御装
置6にはインバータ4から出力される負荷電流が入力さ
れるとともに、検出したインバータ4を構成しているス
イッチング素子の温度が入力されている。
【0010】本インバータ式エンジン発電機において
は、図2に示すように、負荷電流の大きさに応じてエン
ジン回転数を変化させ、負荷電流が増大するにつれてエ
ンジン回転数が高くなるように制御している。また、平
常時におけるエンジン回転数の最高回転数が平常時最高
回転数Rmaxとして設定されており、エンジン1は、こ
の平常時最高回転数Rmax を超えない回転数での運転を
行うことが可能である。そして、実際の運転時において
は、検出したインバータのスイッチング素子温度に応じ
てエンジン回転数の上限値が制限最高回転数Rlim とし
て設定され、該制限最高回転数Rlim は平常時最高回転
数Rmax の範囲内で可変可能とされている。
【0011】この場合の制限最高回転数Rlim は、次式
(1)により決定される。 Rlim =Rmax −aTi b ・・・ (1) ここで、Ti はインバータのスイッチング素子温度、a
及びbは定数である。即ち、制限最高回転数Rlim は、
インバータ温度Ti が高いと減少し、インバータ温度T
i が低いと増加することとなり、負荷の大きさにより変
化するエンジン回転数は、各スイッチング素子温度Ti
において制限最高回転数Rlim 以下の範囲の回転数に制
御される。
【0012】次に、エンジン回転数及び制限最高回転数
lim の制御フローについて説明する。図3に示すよう
に、まず、インバータ4からの負荷電流を制御装置6に
より検出(ステップS101、ステップS102)し
て、制御目標とする基準エンジン回転数を算出する(ス
テップS103)。また、インバータ4のスイッチング
素子の温度を検出して(ステップS104)、検出した
スイッチング素子温度に基づいて制限値としての制限最
高回転数Rlim の値を算出する(ステップS105)。
【0013】そして、算出した基準エンジン回転数と制
限最高回転数Rlim とを比較し(ステップS106)、
該基準エンジン回転数が制限最高回転数Rlim よりも大
きくなければ、基準エンジン回転数と、エンジン1から
検出したエンジン回転数である実回転数とを比較演算し
て、両者の偏差を求める(ステップS107)。この偏
差に基づいて、エンジン1の燃料供給装置7を操作する
アクチュエータ8の駆動量を演算して、該アクチュエー
タ8へ入力する(ステップS108、ステップS10
9)。燃料供給装置7は、アクチュエータ8へ入力され
た駆動量に応じて該アクチュエータ8により操作され
て、エンジン1への燃料供給量を調量し、エンジン回転
数が基準エンジン回転数となるように制御される。
【0014】一方、算出した基準エンジン回転数と制限
最高回転数Rlim とを比較して(ステップS106)、
該基準エンジン回転数が制限最高回転数Rlim よりも大
きければ、ステップS111にて基準エンジン回転数を
制限最高回転数Rlim まで減少させた後に、前述のステ
ップS107、ステップS108、及びステップS10
9の処理を行って、エンジン回転数を制御する。尚、ス
テップS101及びステップS102で検出する負荷電
流は、整流回路3から出力される電流を用いてもよい。
【0015】このように、検出したインバータのスイッ
チング素子温度に対応させて、エンジン回転数の上限値
である制限最高回転数Rlim を決定し、該制限最高回転
数R lim を超えない範囲で、負荷電流に応じたエンジン
回転数に制御するようにしている。これにより、エンジ
ン発電機の運転が涼環境下等のインバータ温度が低い状
態にある環境で行われ、インバータ4の駆動能力範囲が
大きい場合、即ちエンジン発電機の能力に余力がある場
合には、制限最高回転数Rlim が高く設定されるので、
エンジン発電機の出力を大きくして運転効率を向上する
ことができる。
【0016】逆に、エンジン発電機の運転が暑環境下等
のインバータのスイッチング素子温度が高い状態にある
環境で行われ、インバータ4の駆動能力範囲が小さい場
合、即ちエンジン発電機の能力が低下する悪条件下にあ
る場合には、制限最高回転数Rlim が低く設定されるの
で、エンジン発電機の出力を抑えて該エンジン発電機に
負担をかけないようにすることができ、インバータ等、
エンジン発電機の長寿命化を図ることが可能となる。
【0017】次に、エンジン1の潤滑油温度及び冷却水
温度に応じて前記制限最高回転数R lim の値を設定する
ように構成したインバータ式エンジン発電機について説
明する。図4に示すエンジン発電機においては、制御装
置6にインバータ4から出力される負荷電流が入力され
るとともに、検出したエンジン1の潤滑油温度又は冷却
水温度が入力されており、他の構成は前述のエンジン発
電機と同様に構成されている。そして、本例のエンジン
発電機では、前記平常時最高回転数Rmax の範囲内にお
いて、潤滑油温度又は冷却水温度に応じて、エンジン回
転数の上限値が制限最高回転数Rlim として設定される
ように構成している。
【0018】以下に、本エンジン発電機におけるエンジ
ン回転数及び制限最高回転数Rlimの制御フローについ
て説明する。図5に示すように、まず、インバータ4か
らの負荷電流を制御装置6により検出(ステップS20
1、ステップS202)して、制御目標とする基準エン
ジン回転数を算出する(ステップS203)。また、エ
ンジン1の潤滑油温度又は冷却水温度を検出して(ステ
ップS204)、検出した潤滑油温度又は冷却水温度に
基づいて制限値としての制限最高回転数Rlim の値を算
出する(ステップS2205)。
【0019】そして、算出した基準エンジン回転数と制
限最高回転数Rlim とを比較し(ステップS206)、
該基準エンジン回転数が制限最高回転数Rlim よりも大
きくなければ、基準エンジン回転数と、エンジン1から
検出したエンジン回転数である実回転数とを比較演算し
て、両者の偏差を求める(ステップS207)。この偏
差に基づいて、エンジン1の燃料供給装置7を操作する
アクチュエータ8の駆動量を演算して、該アクチュエー
タ8へ入力する(ステップS208、ステップS20
9)。燃料供給装置7は、アクチュエータ8へ入力され
た駆動量に応じて該アクチュエータ8により操作され
て、エンジン1への燃料供給量を調量し、エンジン回転
数が基準エンジン回転数となるように制御される。
【0020】一方、算出した基準エンジン回転数と制限
最高回転数Rlim とを比較して(ステップS206)、
該基準エンジン回転数が制限最高回転数Rlim よりも大
きければ、ステップS211にて基準エンジン回転数を
制限最高回転数Rlim まで減少させた後に、前述のステ
ップS207、ステップS208、及びステップS20
9の処理を行って、エンジン回転数を制御する。尚、ス
テップS201及びステップS202で検出する負荷電
流は、整流回路3から出力される電流を用いてもよい。
【0021】このように、検出したエンジン1の潤滑油
温度又は冷却水温度に対応させて、エンジン回転数の上
限値である制限最高回転数Rlim を決定し、該制限最高
回転数Rlim を超えない範囲で、負荷電流に応じたエン
ジン回転数に制御するようにしている。これにより、エ
ンジン発電機の運転が涼環境下等の、エンジン1の駆動
能力範囲が大きい状態にある環境で行われる場合、即ち
エンジン発電機の能力に余力がある場合には、制限最高
回転数Rlim が高く設定されるので、エンジン発電機の
出力を大きくして運転効率を向上することができる。
【0022】逆に、エンジン発電機の運転が暑環境下等
の、エンジン1の駆動能力範囲が小さい状態にある環境
で行われる場合、即ちエンジン発電機の能力が低下する
悪条件下にある場合には、制限最高回転数Rlim が低く
設定されるので、エンジン発電機の出力を抑えて該エン
ジン発電機に負担をかけないようにすることができ、エ
ンジン1等、エンジン発電機の長寿命化を図ることが可
能となる。
【0023】また、本インバータ式エンジン発電機にお
いては、前述の如く潤滑油温度及び冷却水温度に応じて
制限最高回転数Rlim の値を設定するのと同様に、潤滑
油圧力に応じて制限最高回転数Rlim の値を設定するよ
うに構成することもできる。この場合の、エンジン発電
機の構成、及びエンジン回転数及び制限最高回転数R
lim の制御フローは前述の場合と同様である。
【0024】このように、潤滑油圧力に応じて制限最高
回転数Rlim の値を設定することにより、例えば、潤滑
油が劣化したり潤滑油温度が上昇して潤滑油圧力が下が
った場合に、エンジン1にダメージを与えることを防止
して、エンジン発電機の長寿命化を図ることが可能とな
る。また、潤滑油が劣化していない場合や潤滑油温度が
低い状態にある場合には、エンジン回転数の上限値を高
く設定して、エンジン発電機の出力を大きくすることが
でき、運転効率の向上を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
インバータの温度を検出し、エンジン回転数の上限値
を、検出したインバータ温度に対応した値に設定するよ
うに構成したので、エンジン発電機の運転が涼環境下等
のインバータ温度が低い状態にある環境で行われ、イン
バータの駆動能力範囲が大きい場合、即ちエンジン発電
機の能力に余力がある場合には、エンジン回転数の上限
値が高く設定されて、エンジン発電機の出力を大きくす
ることができ、運転効率の向上を図ることができる。ま
た、逆に、エンジン発電機の運転が暑環境下等のインバ
ータ温度が高い状態にある環境で行われ、インバータの
駆動能力範囲が小さい場合、即ちエンジン発電機の能力
が低下する悪条件下にある場合には、エンジン回転数の
上限値が低く設定され、エンジン発電機の出力を抑えて
該エンジン発電機に負担をかけないようにすることがで
き、インバータ等、エンジン発電機の長寿命化を図るこ
とが可能となる。
【0026】更に、請求項2の如く、エンジンの潤滑油
温度又はエンジンの冷却水温度を検出し、エンジン回転
数の上限値を、検出した潤滑油温度又は冷却水温度に対
応した値に設定するように構成したので、エンジン発電
機の運転が涼環境下等の、エンジンの駆動能力範囲が大
きい状態にある環境で行われる場合、即ちエンジン発電
機の能力に余力がある場合には、エンジン回転数の上限
値が高く設定されて、エンジン発電機の出力を大きくす
ることができ、運転効率の向上を図ることができる。ま
た、逆に、エンジン発電機の運転が暑環境下等の、エン
ジンの駆動能力範囲が小さい状態にある環境で行われる
場合、即ちエンジン発電機の能力が低下する悪条件下に
ある場合には、エンジン回転数の上限値が高く設定さ
れ、エンジン発電機の出力を抑えて該エンジン発電機に
負担をかけないようにすることができ、エンジン等、エ
ンジン発電機の長寿命化を図ることが可能となる。
【0027】更に、請求項3の如く、エンジンの潤滑油
圧力を検出し、エンジン回転数の上限値を、検出した潤
滑油圧力に対応した値に設定するように構成したので、
例えば、潤滑油が劣化したり潤滑油温度が上昇して潤滑
油圧力が下がった場合に、エンジンにダメージを与える
ことを防止して、エンジン発電機の長寿命化を図ること
が可能となる。また、潤滑油が劣化していない場合や潤
滑油温度が低い状態にある場合には、エンジン回転数の
上限値を高く設定して、エンジン発電機の出力を大きく
することができ、運転効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン回転数の上限値をインバータ
温度に対応した値に設定するように構成したインバータ
付きエンジン発電機の構成を示す回路図である。
【図2】負荷電流とエンジン回転数との関係を示す図で
ある。
【図3】図1におけるエンジン発電機のエンジン回転数
及び制限最高回転数の制御フローを示す図である。
【図4】エンジン回転数の上限値をエンジンの潤滑油温
度又は冷却水温度に対応した値に設定するように構成し
たインバータ付きエンジン発電機の構成を示す回路図で
ある。
【図5】図4におけるエンジン発電機のエンジン回転数
及び制限最高回転数の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電装置 3 整流回路 4 インバータ 6 制御装置 7 燃料供給装置 8 アクチュエータ Rmax 平常時最高回転数 Rlim 制限最高回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H02M 7/48 M H02P 9/04 H02P 9/04 J Fターム(参考) 3G084 BA11 CA05 CA09 DA02 DA19 EA11 EB12 FA00 FA20 3G093 AA16 BA17 BA19 CA11 DA01 DA02 DA04 DA05 DB09 EA05 EC01 FA11 FB05 3G301 HA27 JA00 JA02 KA21 KA25 MA11 NA08 ND02 ND04 NE18 PE00Z PE01Z PE08Z PG00Z 5H007 AA06 CC01 DB01 DC08 5H590 AA01 AA02 AA03 CA07 CC02 CD01 CD03 EA07 EA13 EB11 EB17 EB21 FA01 FA08 FC22 GA10 HA04 HA15 HA18 HA27 JA19 JB15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される交流発電機の
    出力を整流し、その整流出力をインバータを介して所定
    周波数の交流出力として外部へ出力するように構成した
    エンジン発電機において、該インバータを構成している
    スイッチング素子の温度を検出し、エンジン回転数の上
    限値を、検出したインバータのスイッチング素子の温度
    に対応した値に設定することを特徴とするインバータ式
    エンジン発電機。
  2. 【請求項2】 エンジンにより駆動される交流発電機の
    出力を整流し、その整流出力をインバータを介して所定
    周波数の交流出力として外部へ出力するように構成した
    エンジン発電機において、エンジンの潤滑油温度又はエ
    ンジンの冷却水温度を検出し、エンジン回転数の上限値
    を、検出した潤滑油温度又は冷却水温度に対応した値に
    設定することを特徴とするインバータ式エンジン発電
    機。
  3. 【請求項3】 エンジンにより駆動される交流発電機の
    出力を整流し、その整流出力をインバータを介して所定
    周波数の交流出力として外部へ出力するように構成した
    エンジン発電機において、エンジンの潤滑油圧力を検出
    し、エンジン回転数の上限値を、検出した潤滑油圧力に
    対応した値に設定することを特徴とするインバータ式エ
    ンジン発電機。
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