JP2001040730A - 飛散防止便器 - Google Patents

飛散防止便器

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JP2001040730A
JP2001040730A JP11215634A JP21563499A JP2001040730A JP 2001040730 A JP2001040730 A JP 2001040730A JP 11215634 A JP11215634 A JP 11215634A JP 21563499 A JP21563499 A JP 21563499A JP 2001040730 A JP2001040730 A JP 2001040730A
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JP
Japan
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toilet
seat
type
splash
toilet bowl
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JP11215634A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takada
茂 高田
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TAKADA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TAKADA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座式立式に兼用して使用される洋式便器の、
使用時の用便および水洗水の飛沫である汚物汚水の周囲
への飛散を、防止手段そのものの清潔保持に特に留意す
ることなく使用でき、かつ現在普及している形式の便器
にも容易に適用可能な飛散防止便器を提供する。 【解決手段】 不使用時および座式としての使用時には
便器内の水にその大部分が浸漬され、立式としての使用
時には便座2と一体にはね上げられ飛散防止空間を便座
2の前下方に構成する、飛散防止板5を便座2の左右下
部に配設し該便座に固定する。飛散防止板5は可撓性の
材料で形成されることができ、座式としての使用時に
は、便器の内側形状に応じて撓められコンパクトになる
こともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座式立式に兼用の
洋式便器に関し、さらには、大小の用便である汚物やそ
の跳ね返りである汚水の飛散防止措置を施した、座式立
式に兼用の洋式便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生活様式の洋風化および住宅の狭隘化が
相俟って、昨今の家庭の手洗い所は、日本古来の座式用
と立式用の二つの便器を備えたものではなく、単一の便
器で座式立式に兼用し大小両用とすることが多くなって
いる。又大用としての使用時には、日本古来のしゃがみ
込む姿勢ではなく、便器に腰を掛けて用を足す西洋式
が、自然でありかつ無理な力がかからない安楽な姿勢で
あることから、大小両用の座式立式兼用型洋式便器が急
速に普及している。さらに生活全般の清潔化のため、下
水道の普及を要する排泄された汚物を直接下水に排出す
ることとは無関係に、下水道が普及しておらず汚物をタ
ンク等にためておく方式の手洗い所に於いても、便器そ
のものは少量の水で使用ごとに洗い流す水洗式とするこ
とが当然のようになってきている。また、従来公共施設
での洋式大小両用便器の普及の妨げとなっていた、使用
時に下半身の皮膚を裸で接触する便座の共用への嫌悪感
も、使い捨ての紙製便座シートの採用等で解決され、列
車内や公共施設等の手洗い所への座式立式兼用型洋式便
器の進出がめざましい。通常洋式の座式立式兼用便器
は、不使用時のための蓋、および座式として使用するた
めの中心部に開口を有する円形又は馬蹄形の便座が、水
洗式の場合は内部に水洗の水を湛えた腰掛け大の便器本
体に付属して開閉可能に設置されている。これを座式立
式双方で大小兼用して使用するため、座式で用いる場合
は蓋のみをはね上げ便座に腰を掛けて用を足し、男性が
立式で小用に用いる場合は蓋と便座の双方をはね上げて
使用するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の座式立式兼用の
洋式便器では、立式で男性が小用に利用する場合特に小
児や、手洗い所内部や便器の清潔保持に無神経な大人
が、蓋および便座をはね上げて使用する際に、用便であ
る排泄された汚物やその汚物が便器に湛えられた水洗の
水と勢いよく衝突した結果の跳ね返りである汚水の飛沫
が、便器およびその周囲に飛散して、便器周辺の手洗い
所内部を汚すことが頻発した。又、立式で便座をはね上
げて使用するために、便座部分と便器本体との接点部の
前縁および側縁は固定されておらず、座式としての使用
時にも往々にして上記両者間に隙間があり、排泄された
汚物そのものや跳ね返りである汚水の飛沫が上記隙間か
ら飛散したりして、便器周辺の手洗い所内部を汚すこと
が発生し、後から使用する者に強い不潔感を与えたり、
掃除の際の面倒の増大等の手洗い所の使用環境悪化や清
潔維持の困難が生じていた。
【0004】このような飛沫による手洗い所の汚染の防
止のため、例えば特開平8−34509号に開示されて
いる、底のないお椀型の容器を便器内に差し込んで便器
の側壁を高くして便器上方の空間を壁面で区切り、飛散
防止とする方法が提案されている。しかしながらこの方
法によれば、立式で使用する際と座式で利用する際には
当該お椀型容器を着脱する必要があり、通常手洗い所で
は、用便に立ち入る際においても手に触れてなにかを持
ち上げたりすることには大きな嫌悪感がある。また便器
内に差し入れていた上記お椀型容器を取り外した後に、
手洗い所内部又はその他の場所に、直前まで便器の内部
にさし込まれており依然として濡れているものを置くこ
とにはさらに抵抗がある。さらに現実問題として狭い手
洗い所では取り外した場合の置き場所が確保しにくく、
実用的な飛散防止装置としては採用しにくいものであっ
た。
【0005】さらに、実開平2−139984号には、
便座と便器本体との間を、蛇腹様又は扇型の飛散防止体
で結合したものが開示されている。しかしながら、手で
の着脱操作が無く使用時の嫌悪感が解決されているもの
の、飛散防止体自身を洗浄する機能がないために、飛散
して付着した排泄された汚物が飛散防止体自身に堆積
し、そのもの自体を清潔に保つには頻繁な洗浄に留意し
たり、又は頻繁に飛散防止体をとり代えることが必要
で、狭い手洗い所内部での洗浄操作や取り替え操作、お
よび取り替え後の使用済み飛散防止体の処分場所や処分
方法に困窮することから、却って手洗い所の不潔感を増
大するおそれがあり、実用的なものではなかった。
【0006】また実開平5−77373号には、便器の
蓋を球状のカバーとした飛散防止具が開示されている。
これは便器本体に差し込むものではなく、常時蓋として
使用しているもので、はずした場合の置き場所の問題は
解決されているが、先行例と同様に、飛散して付着した
排泄された汚物が飛散防止体自体に堆積し、それ自身を
清潔に保つには頻繁な清掃や頻繁に飛散防止体をとり代
えることを要するため、狭い手洗い所内部での蛇腹状の
防止具の洗浄作業や取り替え操作、および取り替え後の
汚物と化した使用済みの防止具の処分場所や処分方法に
困難がある。又座式として使用する場合に排泄された汚
物や跳ね返りである汚水の乾燥物が付着しているものの
すぐ前に、下腹部の皮膚を露出して座って接触すること
への嫌悪感は大きく、却って手洗い所の不潔感を増大
し、他の先行例と同様に実用的なものではなかった。
【0007】本発明は、このような従来の汚物や汚水の
飛散防止用器具の問題点に着目してなされたもので、そ
の目的は、使用時と不使用時に手で触れて着脱操作を行
う必要がなく、又その結果として取り外したものの置き
場所に困ることが無く、又さらに付着した排泄された汚
物や跳ね返りである汚水を固化堆積させることなく、特
に洗浄に留意することなく常にそれ自身の清潔が保持で
きる、排泄された汚物や跳ね返りである汚水の飛散防止
機能を備えた、座式立式に兼用して大小両用に使用され
る洋式便器を提供して、手洗い所内部の清潔を容易かつ
簡便に保持することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る飛散防止便器は、水洗の水を内部に
湛えた便器本体と便座からなる、座式立式に兼用して大
小両用に使用される便器において、不使用時および座式
としての使用時には該便器内の水にその大部分が浸漬さ
れ、立式としての使用時には該便座と共にはね上げられ
る、便座の下部の左右両側に配設された、飛散防止板を
具備することを特徴とする。
【0009】かかる構成から、本発明の請求項1による
飛散防止便器では、立式用として使用する場合には、便
座を持ってその上部の蓋ごと同時にはね上げるという、
在来品と全く変わりがないひとつの操作で立式の飛散防
止用とする事が可能で、飛散防止板本体を手で操作する
ことによる使用への嫌悪感が解消されている。
【0010】立式としての使用時には、飛散防止板が便
器本体および便座と共に空間を大きく区分して、その内
部に排泄された汚物や、汚物がはね上げた汚水を便器本
体内部に導くので、汚物や汚水が便器本体外に飛散して
便器周辺の手洗い所を汚すことがない。不使用時および
座式としての使用時には、飛散防止板は便器内の水洗の
水の中にその大部分を没して浸漬されており、いわば常
に新しい水により、四六時中水洗を行っているのと同様
の効果を有するので、飛散防止板を特に汚染する頻度の
高い立式としての使用に関しては、それ自体の別途の洗
浄や掃除に留意する必要はなく、あまり発生頻度の多く
ない座式としての使用時の汚れを掃除するのみで十分に
清潔に保たれる。また便座と飛散防止板の間は隙間なく
構成されているので、在来品における便座と便器本体の
間の隙間が飛散防止板により塞がれ、座式用として使用
しているときに、排泄された汚物および跳ね返りである
汚水による飛沫が便座と便器本体の隙間から外部に飛散
することがない。
【0011】また請求項2に係る飛散防止便器は、該飛
散防止板が、不使用時および座式としての使用時には便
器の形状に応じてその横幅がすぼめられ、立式としての
使用時には前記便器の上部の横幅いっぱいに復元して拡
幅することを特徴とする。
【0012】係る構成から、本発明の請求項2による飛
散防止便器では、現在広く採用されている、下部がすぼ
まった形状の座式立式に兼用の洋式便器についても、本
発明の飛散防止板を配設した便座と交換するのみで、本
発明の効果を奏した飛散防止便器とする事ができる。
【0013】これにより、使用時と不使用時に手で触れ
て着脱操作を行う必要がなく、又その結果として取り外
したものの置き場所に困ることが無く、又さらに付着し
た排泄された汚物や跳ね返りである汚水を固化堆積させ
ることなく、特に洗浄に留意することなく常にそれ自身
の清潔が保持でき、排泄された汚物や跳ね返りである汚
水の飛散防止機能を備えた、座式立式に兼用して大小両
用に使用される便器が提供されるので、手洗い所内部の
清潔を容易かつ簡便に保持することができる。
【0014】また本発明は、現在広く採用されている洋
式便器に簡単な改造を施すのみで、飛散防止機能を備え
たものとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る飛散防止便器
の実施の形態の一例を、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0016】図1は、本発明に係る飛散防止便器の実施
の形態の一例の一つを示す、立式としての使用時を表す
概観図である。図2は、図1の飛散防止便器の同じく立
式としての使用時の側面図である。図3は、図1の飛散
防止便器の座式としての使用時の一部を切り欠いて示
す、側面の断面図である。
【0017】図1、図2は、本発明に係る飛散防止便器
の概観図、および立式としての使用状態を表す側面図で
ある。この飛散防止便器は、水洗の水をその内部に湛え
る陶製又はプラスチック製等の便器本体1と、プラスチ
ック製等の在来のものでよい便座2と、その他必要に応
じ添付されるプラスチック製等の在来のものでよい蓋3
からなる、いわゆる洋式の座式立式に兼用して使用され
る便器である。便器本体1上又はその近傍には、水タン
ク4が設置されている。図示しないハンドルと排水弁と
の連携により、便器を使用するごとにハンドル操作等に
よりタンク内の水を流すことで、排泄された汚物を流し
つつ便器本体1を水洗する。
【0018】本発明に係る飛散防止便器1では、便座2
の左右下部には、便座2と隙間無く接合され、便座固定
ピン6を中心とする便座2の開閉操作に応じてそれと共
に移動する、2枚の飛散防止板5が適宜の手段により固
定して設けられている。この飛散防止板5は、便座2を
便器1に固定しその開閉の回転中心となる、便座固定ピ
ン6を中心として便座2と共に開閉されるので、その大
きさを最大限とするため、便座固定ピン6を中心とする
略扇状の形態をなしており、便座2が最大にはね上げら
れたときにも、汚物や汚水を飛散させないように、その
下端が便器本体の上端より下側に位置するようになって
いる。
【0019】また、この飛散防止板5は、不使用時およ
び座式としての使用時には、便器本体1の内壁との接触
により撓められて便器の形状に応じその横幅がすぼめら
れ、立式としての使用時には、自己の弾力性によりその
原形に戻って、前記便器の上部の横幅いっぱいに拡幅す
るように、本例ではステンレスの薄板で形成されてい
る。
【0020】便座固定ピン6は、従来の便器同様便器本
体1に係合して便座2を回転可能に保持しており、便座
2と隙間無く接合された飛散防止板5は、便座固定ピン
6を回転中心とした便座2の開閉操作により、立式とし
ての使用状態から、不使用の状態又は蓋3のみをはね上
げた座式としての使用状態に容易に移行され、それに従
い、飛散防止板5は便器の横幅いっぱいに広がった状態
から、便器1の内壁に接触して撓められ、幅をすぼめら
れた状態に一操作で移行する。
【0021】図3は、本発明に係る飛散防止便器の座式
としての使用状態を表す、一部を切り欠いた側面図であ
る。便座2と飛散防止板5は隙間無く接合されているの
で、本発明に係る飛散防止便器では、従来品で生じてい
た便器本体1と便座2との間の隙間は、便器本体1の左
右には存在せず、飛散防止板5がそれを塞いでいる。
【0022】飛散防止板5は同様に、この状態又は不使
用の状態から、便座固定ピン6を回転中心とした便座2
のはね上げ操作により、先に説明した立式としての使用
状態に、一つの操作により容易に移行される。
【0023】以上に説明した構成により、本発明に係る
飛散防止便器では、立式としての使用状態では、飛散防
止板5は、便器の蓋3とともにはね上げた便座2により
そのほぼ全部を便座前の便器本体1上に露出して、便座
2と便器本体1を結ぶ空間を他と区分して、便座2の前
下方と便器本体1上に飛散が防止される空間を形成して
いる。この防止板5に区分された飛散が防止される空間
内に排泄された用便、および直接便器本体1に注入され
て便器本体1下部に湛えられた水を飛沫とした汚水は、
便器周辺に飛散することなく飛散防止板5に衝突して、
その撥水性・防汚性および立式としての使用の直前まで
水洗の水に没していたことに由来する濡れ性とにより、
自重で滑らかに飛散防止板5の表面を伝い便器本体1の
下部に落下し、直接便器本体1内部に排出された用便と
同様問題を発生することなく便器本体1内に湛えられた
水に流れ込む。 またこの飛散防止板5は、便座固定ピ
ン6を中心とする略扇形に形成されているので、開閉操
作に従い、便器に収納される形式では最も面積が大きい
ので、飛散防止効果も最大になっている。
【0024】立式としての使用が終わり、図示しないハ
ンドルを操作することで、タンク4内の図示しない排水
弁が開放されタンク内の水が流出して、便器本体1の内
部が水洗されると同時に、排泄された汚物と汚水が水洗
の水により流される。その後便座2およびそれに接合さ
れた飛散防止板5は、便座固定ピン6を中心とする旋回
運動により一操作で引き下ろされる。この操作による、
便座2を固定するピン6を中心とした旋回により、図
1、図2の立式としての使用時にはほぼ全部を便器本体
1上に露出されていた、便座2と隙間無く接合された左
右2カ所の飛散防止板5は、便器本体1の内部に残留し
て湛えられている水洗の残り水内に没して浸漬され、使
用時に付着した汚れはそれによって水洗され常に殆どが
取り除かれる。
【0025】この例の飛散防止板5は、便器本体の形状
を問わずに設置することができるようにステンレスの薄
板で構成されているので、引き下ろされたときに便器本
体1と当接すると、それ自身の弾力性により便器本体1
の内面の形状に従って撓められ、その横幅をすぼめて便
器本体1内に収納される。
【0026】また本発明に係る飛散防止便器では、立式
としての使用時には、飛散防止板が便器本体および便座
と共に空間を大きく区分して、その内部に排泄された汚
物や、汚物がはね上げた汚水を便器本体内部に導くの
で、汚物や汚水が便器本体外に飛散して便器周辺の手洗
い所を汚すことがない。また飛散防止板5は、便座2と
隙間無く接合されているので、便座2と便器本体1の間
には、左右の隙間が存在しないので、座式としての使用
時に排泄された汚物および跳ね返りである汚水がその隙
間を通り抜けて左右から便器本体3外に飛沫となって飛
散することがなく、便器周辺の手洗い所を汚染すること
がない。
【0027】また、本発明に係る飛散防止便器では、飛
散防止板5が不使用時または座式としての使用時に水洗
の残り水に浸漬されているので、それ以前の立式として
の使用中に付着した用便又は汚水による汚れを、水洗の
湛えられた水によりいわば常に洗っている状態にあるた
めに、飛散防止板5それ自体の別途の洗浄や掃除に留意
する必要はなく、あまり発生頻度の高くない座式として
の使用時の汚れを掃除するのみで十分に清潔に保たれ、
結果的に手洗い所内の清潔が容易に保たれる以上に説明
した例では、飛散防止板5はステンレスの薄板で形成さ
れていたが、撥水性樹脂、フロン系等の防汚処理を施し
た樹脂加工の紙又はテフロン加工を施した金属等の、便
器内部の形状に応じて変形し、はね上げ操作により復元
する柔軟性と、水洗の残り水に対する耐水性・撥水性・
防錆性および汚物汚水が付着しにくい防汚性等を有する
材料であれば、その素材はなにであっても良い。
【0028】また、洗浄の効果を高めるため水洗の水の
水位を在来品より高めに設定して、浸漬される面積を増
大し、飛散防止板の洗浄される部分を拡大することも可
能である。
【0029】同様に、蓋および便座の開閉操作に、当業
者には周知である、足踏み式等の蓋および便座のはね上
げ具を装着して、潔癖性に由来する手洗い所内における
手での操作への嫌悪感をより低減することも可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る飛散防止便
器によれば、使用時と不使用時に手で触れて防止部材の
着脱操作を行う必要がなく、又その結果として取り外し
た防止部材の置き場所に困ることが無く、又さらに付着
した排泄された汚物や跳ね返りである汚水を防止部材に
固化堆積させることなく、特に防止部材の洗浄に留意す
ることなく常に防止部材自身の清潔が保持でき、排泄さ
れた汚物や跳ね返りである汚水の飛散防止機能を備え
た、座式立式に兼用して大小両用に使用される便器を提
供して、手洗い所内部の清潔を容易かつ簡便に保持する
ことができる。
【0031】また現在既に普及している形式の便器に
も、容易に汚れ防止機能の付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飛散防止便器の概観図。
【図2】図1の飛散防止便器の立式での使用状態の側面
図。
【図3】図1の飛散防止便器の座式での使用状態の側面
図。
【符号の説明】
1 便器本体 2 便座 3 蓋 4 水タンク 5 飛散防止板 6 便座固定ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗の水を内部に湛えた便器本体と便座と
    からなる、座式立式に兼用して大小両用に使用される便
    器において、不使用時および座式としての使用時には前
    記便器内の水にその大部分が浸漬され、立式としての使
    用時には前記便座と共にはね上げられる、便座の下部の
    左右両側に配設された、飛散防止板を具備することを特
    徴とする飛散防止便器。
  2. 【請求項2】前記飛散防止板が、不使用時および座式と
    しての使用時には便器の形状に応じてその横幅がすぼめ
    られ、立式としての使用時には前記便器の上部の横幅い
    っぱいに復元して拡幅することを特徴とする、請求項1
    に記載の飛散防止便器。
JP11215634A 1999-07-29 1999-07-29 飛散防止便器 Pending JP2001040730A (ja)

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