JP2001040534A - 単錘駆動型多重撚糸機 - Google Patents

単錘駆動型多重撚糸機

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JP2001040534A
JP2001040534A JP11205741A JP20574199A JP2001040534A JP 2001040534 A JP2001040534 A JP 2001040534A JP 11205741 A JP11205741 A JP 11205741A JP 20574199 A JP20574199 A JP 20574199A JP 2001040534 A JP2001040534 A JP 2001040534A
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JP
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yarn
spindle
speed
rotation
target
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Yuhei Yamamoto
雄平 山本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸条に付与される撚り数を、錘間ばらつき及
び時間的なばらつきを防止して均一に維持する。 【解決手段】 各錘毎にスピンドル駆動用のモータ2を
備え、該スピンドル1の回転により糸条Yをバルーンさ
せて撚糸加工を行う単錘駆動型二重撚糸機において、糸
条Yに接触する回転ローラ12の回転速度を糸速として
回転センサ14を用いて検出し、制御装置16により、
回転センサ14からのパルス信号に基づいてスピンドル
駆動用モータ1の回転速度を各錘毎個別に制御するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各錘毎にスピンド
ル駆動用のモータを備え、該スピンドルの回転により糸
条をバルーンさせて撚糸加工を行う単錘駆動型多重撚糸
機に関し、例えば、静止状態の給糸パッケージの回りで
糸条をバルーンさせながら、スピンドルの1回転により
2回の撚りを糸条に付与する単錘駆動型二重撚糸機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の撚糸ユニットを並設して構
成された二重撚糸機が知られている。各撚糸ユニットに
おいては、給糸パッケージと同軸上にあるスピンドルの
回転により、糸条が給糸パッケージの周囲をバルーンす
ることにより撚糸加工が行われる。このような二重撚糸
機では、機台長手方向にタンジェンシャルベルトが配置
され、該タンジェンシャルベルトに接触させて全てのス
ピンドルを回転駆動させる。スピンドルの回転により付
与される撚り数(単位長さ当たりの撚り回数)は、スピ
ンドルの回転速度と巻取速度とによって決定され、常に
均一な撚り数を維持するためには、両速度を常時所定の
関係に維持する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共通の
タンジェンシャルベルトによって全錘のスピンドルを一
斉に駆動させる場合には、スピンドルの回転負荷の変化
又はベルト摩耗のばらつき等の原因により、各スピンド
ル間でタンジェンシャルベルトとの間のスリップ量が異
なり、撚り数の錘間ばらつきが発生することがあるとい
う問題があった。また、1つの巻取りパッケージを形成
する間においても、巻取りパッケージの大径部と小径部
とで糸速が変化する等により、巻取ドラムに対する糸条
のスリップ量が変動し、それによって巻取ドラムが一定
速度で回転しているにも関わらず、部分的に撚り数の変
動が生じることがあるという問題もある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、糸条に付与される撚り数を、錘間ばら
つき及び時間的なばらつきを防止して均一に維持するこ
とができる多重撚糸機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、各錘毎にスピンドル駆動用
のモータを備え、該スピンドルの回転により糸条をバル
ーンさせて撚糸加工を行う単錘駆動型多重撚糸機におい
て、糸速を検出する糸速検出手段と、該糸速検出手段か
らの検出信号に基づいてスピンドル駆動用モータの回転
速度を個別に制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する。この発明では、各スピンドル駆動用モータの回転
速度が正確に目標速度となるように制御することによ
り、全ての錘での撚り数を正確に所望の値にすることが
できる。即ち、撚り数の錘間ばらつきを低下させること
ができる。また、実際の糸速に基づいて各スピンドル駆
動用モータの回転速度を個別に制御することにより、各
錘内での時間的な撚り数の変動を防止することができ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、制御手段は、スピ
ンドルの目標回転速度を記憶する手段と、糸速の目標値
を記憶する手段とを備え、糸速検出手段で検出した検出
速度と記憶した糸速の目標値とを比較し、その比較結果
に基づいて記憶したスピンドルの目標回転速度を変更
し、その変更した目標回転速度となるようにスピンドル
駆動用モータを制御することを特徴とする。この発明で
は、糸速がやや低下すると、スピンドルの回転速度をや
や低下させ、糸速がやや増加すると、スピンドルの回転
速度をやや増加させるように制御される。これにより、
糸速とスピンドル回転速度との関係を常時所定の関係に
維持することができる。
【0007】請求項3記載の発明は、上流側から順に、
給糸パッケージを含むスピンドルユニット、バルーン糸
を収束するバルーンガイド、積極駆動することにより糸
条を下流側に送り出すフィードローラを備え、バルーン
ガイドとフィードローラとの間に前記糸速検出手段を設
けたことを特徴とする。この発明では、糸条のバルーン
領域でもなく、トラバース領域でもなく、高い張力下で
安定した糸道上に糸速検出手段を設けたので、正確な糸
速を容易に検出することができる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記糸速検出手段
は、走行する糸条に接触し、その糸条走行力により回転
させられるフリー回転自在な回転体を備え、該回転体の
回転速度に基づいて糸速を検出するものであることを特
徴とする。この発明では、簡単な構成により、糸速を正
確に検出することができる。
【0009】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を用い
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実
施の形態に限定されるものではない。図1は本実施の形
態に係る単錘駆動型二重撚糸機の1錘を示す全体概略
図、図2は糸速検出手段を示す拡大図である。尚、本実
施の形態では、単錘駆動型多重撚糸機の一例として、ス
ピンドルの1回転により糸条に2回の撚りを付与する単
錘駆動型二重撚糸機について説明するが、その他、スピ
ンドルの1回転により糸条に3回或いは回の撚りを付与
する単錘駆動型三重撚糸機或いは単錘駆動型四重撚糸機
にも適用できる。
【0010】本実施の形態に係る単錘駆動型二重撚糸機
は、図1に示されるような撚糸ユニットを複数錘並設し
て構成されるが、試験用として使用する場合に1錘のみ
独立して設置することもできる。各撚糸ユニットは、糸
条走行方向の上流側から順に、給糸パッケージP1を装
着するスピンドルユニットS、糸条Yの走行速度(巻取
速度)を検出する糸速検出部10及び巻取りパッケージ
P2を形成する巻取部Wを備えている。尚、給糸パッケ
ージP1としては、紡績糸或いはフィラメント糸のどち
らでも使用することができる。
【0011】スピンドルユニットSにおいて、2はスピ
ンドル1に直接的に取り付けられたスピンドル駆動用の
モータである。即ち、スピンドル駆動用モータ2が各錘
毎に設けられている。スピンドル駆動用モータ2は、ス
ピンドル1と同軸上に設けられ、電子的な整流機構を備
えたブラシレスモータが用いられている。ブラシレスモ
ータ2にはホール素子等の磁気センサ(図示略)が内蔵
されており、その磁気センサを用いてマグネットロータ
の位置を検出しつつ、後述する制御装置16により回転
速度が各錘毎個別にフィードバック制御される。
【0012】3はスピンドル1に固着された回転ディス
クであり、スピンドル1とともに回転する。4はフライ
ヤーであり、給糸パッケージP1から解舒される糸条Y
の適正な解舒張力を維持するために糸条Yに連れ回りす
る。5はスピンドル1の延長線上に設けられたバルーン
ガイドである。このような構成により、スピンドル1
(回転ディスク3)が回転すると、給糸パッケージP1
の周囲で糸条Yがバルーンされながら撚糸加工が行われ
る。撚糸加工中の糸道をより詳細に説明すると、給糸パ
ッケージP1から解舒された糸条Yは、フライヤー4を
経てスピンドル1と同軸上の中心軸内に挿入された後、
回転ディスク3内を半径方向に通過して外方に飛び出
す。そして、回転ディスク3とバルーンガイド5との間
で給糸パッケージP1の側方を通過するようにバルーニ
ングされる。
【0013】スピンドルユニットSの下流側にある糸速
検出部10には、糸速検出手段11が設けられている。
糸速検出手段11は、走行する糸条Yに接触し、その糸
条Yの走行力により回転させられるフリー回転自在な回
転ローラ12と、回転ローラ12と一体的に回転する非
検出部材13と、非検出部材13に近接して設けられ、
非検出部材13の回転速度に対応した周波数のパルス信
号を出力する回転センサ14と、回転ローラ12の前後
の糸道上に設けられた一対のガイド15,15とを備え
ている。
【0014】回転ローラ12は、走行糸条Yとの間の摩
擦力により回転し、糸速に対応した速度で回転する。即
ち、糸速が大きいとき回転ローラ12は高速で回転し、
糸速が小さいとき回転ローラ12は低速で回転する。回
転ローラ12の構造は、図2により詳細に示すように、
内面に多数の突起を有する2枚のディスク12a,12
aを対面して配置したものとなっている。両ディスク1
2a,12aの突起間に糸条Yが挟持されながら走行
し、突起と糸条Yとの間の摩擦力により、両ディスク1
2a,12a(回転ローラ12)が糸速に応じた速度で
回転する。
【0015】非検出部材13は、回転ローラ12に直線
軸を介して同軸上に連結された回転羽根より構成され、
周囲に180度間隔で2箇所の凸部13aが形成されて
いる。回転センサ14は、非検出部材13の凸部13a
が近傍を通過する周期に応じたパルス信号を出力する。
尚、非検出部材13に形成する凸部13aの数は1つ或
いは3つ以上であってもよい。
【0016】一対のガイド15,15は、回転ローラ1
2と糸条Yとの間の所定長さの接触長を確保するための
ものである。ガイド15,15は位置変更自在に機台フ
レーム(図示略)に取り付けられており、撚糸条件に応
じて回転ローラ12と糸条Yとの接触長を容易に最適な
長さに調整できるようになっている。尚、接触長を最適
な長さにすることにより、糸条Yの材質や巻取速度等の
巻取条件に関わらず、回転ローラ12の回転速度を正確
に糸速に追従させることができる。これらのガイド1
5,15は、例えば単なるフリー回転自在なガイドロー
ラにより構成することができる。
【0017】糸速検出部10の下流側にある巻取部W
は、フィードローラ6と、巻取ドラム7と、巻取りパッ
ケージP2と、巻取ドラム駆動用モータ8とを備えてい
る。フィードローラ6の上流側では、バルーンにより糸
条Yは極めて高い張力となっている。フィードローラ6
は、図示しない駆動源により積極駆動されて、巻取速度
(巻取ドラム7の周速)よりやや速い速度で糸条Yを下
流側に送り出し、最適な巻取張力を維持するものであ
る。巻取ドラム駆動用モータ8は、巻取ドラムの後方に
配置され、タイミングベルト9を介して巻取ドラム7を
各錘毎個別に駆動する。巻取部Wには図示しないトラバ
ース装置が設けられており、糸条Yは、巻取ドラム7に
接触する巻取りパッケージP2に対して、軸線方向にト
ラバースされつつ巻き取られる。尚、巻取ドラム7に
は、図示しない回転速度検出器が設けられ、その検出信
号が後述する制御装置16に入力される。
【0018】上記回転センサ14の出力信号は、CP
U、ROM,RAMを備えたマイコンにより構成された
制御装置(制御手段)16に入力される。制御装置16
は、スピンドル駆動用モータ2及び巻取ドラム駆動用モ
ータ8を各錘毎個別に回転制御するものである。設定器
17は制御装置16に対して初期条件として撚り数及び
糸速(巻取速度)を設定するものであり、制御装置16
は、設定された条件に基づいてスピンドル1の回転速度
及び巻取速度(巻取ドラム7の回転速度)を制御する。
【0019】制御装置16は、設定された撚り数及び糸
速から、糸速の目標値を演算して記憶する手段(糸速目
標値記憶部16b)と、スピンドル1(スピンドル駆動
用モータ2)の目標回転速度及び巻取ドラム7(巻取ド
ラム駆動用モータ8)の目標回転速度を演算する手段
(演算部16a)と、演算して求めた各目標回転速度を
記憶する手段(スピンドル目標回転速度記憶部16c,
巻取ドラム目標回転速度記憶部16d)と、各モータ
2,8の回転速度がそれぞれ記憶した目標回転速度とな
るように制御する手段(演算部16a)とを備えてい
る。尚、巻取ドラム7の目標回転速度は、設定された糸
速に基づいて求めることができる。また、スピンドル1
の目標回転速度は、スピンドル回転速度=(糸速×撚り
数)/2の式を用いて求めることができる。
【0020】撚糸加工を開始すると、制御装置16は、
回転センサ14からのパルス信号、即ち実際の糸速を常
時監視し、記憶した目標速度となるようにスピンドル駆
動用モータ2及び巻取ドラム駆動用モータ8をフィード
バック制御する。巻取ドラム駆動用モータ8の目標回転
速度は糸速の検出値に関係なく常時一定に維持される
が、スピンドル駆動用モータ2の目標回転速度は検出し
た糸速に応じて補正部16eにより補正される。補正部
16eは、検出した糸速と糸速目標値記憶部16bに記
憶した糸速の目標値とを常時比較し、その比較結果に応
じてスピンドル目標回転速度記憶部16cに記憶された
スピンドル目標回転速度を補正する。
【0021】監視していた糸速が、記憶した糸速の目標
値から所定以上外れると、スピンドル駆動用モータ2の
目標回転速度が補正される。即ち、実際の糸速が目標値
より小さくなると、スピンドル駆動用モータ2の目標回
転速度が低下され、スピンドル1が減速させられる。一
方、実際の糸速が目標値より大きくなると、スピンドル
駆動用モータ2の目標回転速度が増加され、スピンドル
1が加速させられる。このように、制御装置16は実際
の糸速の微妙な変動に応じてスピンドル1の回転速度を
調整するので、トラバース或いはその他の要因により、
実際の糸速が微妙に変動している場合でも、糸速とスピ
ンドル1の回転速度との関係を、上記式より求められる
撚り数を常時均一にするような関係に維持することがで
きる。
【0022】本実施の形態では、スピンドル駆動用モー
タ2を各錘毎に備え、制御装置16によりモータ2を各
錘毎個別に制御するようにしたので、各錘のスピンドル
1を正確に目標回転速度に維持することができ、錘間で
の撚り数のばらつきを無くすことができる。また、巻取
ドラム駆動用モータ8を各錘毎に備え、制御装置16に
よりモータ8を各錘毎個別に制御するようにしたので、
必要に応じて巻取ドラム7の回転速度を調整することも
できる。例えば、糸速検出手段11による検出結果に応
じてスピンドル1の回転速度ではなく、巻取ドラム7の
回転速度を制御することもでき、或いはスピンドル1及
び巻取ドラム7の両方の回転速度を糸速に応じて制御す
ることも可能である。
【0023】また、制御装置16における補正部16e
は、回転センサ14からのパルス信号に基づいて、検出
した糸速が通常の糸速(目標の糸速)から大きく外れた
場合、アラーム信号を出力するとともに、巻取ドラム駆
動用モータ8及びスピンドル駆動用モータ2に停止指令
を出力する。これにより、ドロップワイヤ或いはスピン
ドル駆動用モータ2の負荷電流の監視等を行うことなく
糸切れを正確に検出することができる。
【0024】尚、本実施の形態では、糸速検出手段とし
て、走行糸条Yに連れ回りする回転体(回転ローラ1
2)を用いているので、簡単な構成で正確に糸速を検出
することができる。尚、糸速検出手段として、回転ロー
ラ12と同期回転する非検出部材13の回転速度をセン
サを使って検出するのではなく、走行糸条Yに連れ回り
する回転ローラ12の回転速度を直接検出するようにし
てもよい。また、糸速検出手段として、例えば回転体の
適当箇所に磁石を設け、それを回転体の近傍に配置した
ホール素子等の磁気センサにより検出するようにしても
よい。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。本発明によれば、スピンド
ルの回転速度を各錘毎個別に制御することにより、各錘
間で撚り数を均一にすることができる。また、検出した
実際の糸速変動に基づいてスピンドルの回転速度を制御
することにより、微妙な糸速の変動をスピンドルの回転
速度に反映して、巻取ドラム部分でのスリップによる撚
り数変動を防止し、撚り数を時間的に均一に維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施の形態に係る単錘駆動型二重撚糸
機の1錘を示す全体概略図である。
【図2】図2は糸速検出手段を示す拡大図である。
【符号の説明】
P1…給糸パッケージ、P2…巻取りパッケージ、S…
スピンドルユニット、W…巻取部、1…スピンドル、2
…スピンドル駆動用モータ、3…回転ディスク、5…バ
ルーンガイド、6…フィードローラ、7…巻取ドラム、
8…巻取ドラム駆動用モータ、10…糸速検出部、11
…糸速検出手段、12…回転ローラ、13…非検出部材
(回転羽根)、14…回転センサ、16…制御装置、1
6a…演算部、16b…糸速目標値記憶部、16c…ス
ピンドル目標回転速度記憶部、16d…巻取ドラム目標
回転速度記憶部、16e…補正部、17…設定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各錘毎にスピンドル駆動用のモータを備
    え、該スピンドルの回転により糸条をバルーンさせて撚
    糸加工を行う単錘駆動型多重撚糸機において、糸速を検
    出する糸速検出手段と、該糸速検出手段からの検出信号
    に基づいてスピンドル駆動用モータの回転速度を各錘毎
    個別に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする単
    錘駆動型多重撚糸機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、スピンドルの目標回転速度
    を記憶する手段と、糸速の目標値を記憶する手段と、糸
    速検出手段で検出した検出速度と記憶した糸速の目標値
    とを比較し、その比較結果に基づいて記憶したスピンド
    ルの目標回転速度を補正する手段と、補正した目標回転
    速度となるようにスピンドル駆動用モータを制御する手
    段とを備えた請求項1記載の単錘駆動型多重撚糸機。
  3. 【請求項3】 上流側から順に、給糸パッケージを含む
    スピンドルユニット、バルーン糸を収束するバルーンガ
    イド、積極駆動することにより糸条を下流側に送り出す
    フィードローラを備え、バルーンガイドとフィードロー
    ラとの間に前記糸速検出手段を設けた請求項1又は2記
    載の単錘駆動型多重撚糸機。
  4. 【請求項4】 前記糸速検出手段は、走行する糸条に接
    触し、その糸条走行力により回転させられるフリー回転
    自在な回転体を備え、該回転体の回転速度に基づいて糸
    速を検出するものである請求項3記載の単錘駆動型多重
    撚糸機。
JP11205741A 1999-07-21 1999-07-21 単錘駆動型多重撚糸機 Pending JP2001040534A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486039B1 (ko) * 2002-06-07 2005-05-03 이화공업주식회사 투포원 연사기의 전자구동 시스템 및 그 구동제어방법
JP2011528756A (ja) * 2008-07-19 2011-11-24 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 二重撚糸機またはケーブル撚り機のスピンドルを作動させる方法

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