JP2001039230A - ベースレールに対するキャリア取付装置 - Google Patents

ベースレールに対するキャリア取付装置

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JP2001039230A
JP2001039230A JP11216263A JP21626399A JP2001039230A JP 2001039230 A JP2001039230 A JP 2001039230A JP 11216263 A JP11216263 A JP 11216263A JP 21626399 A JP21626399 A JP 21626399A JP 2001039230 A JP2001039230 A JP 2001039230A
Authority
JP
Japan
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nut
groove
base rail
carrier
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11216263A
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English (en)
Inventor
Jun Dobashi
潤 土橋
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のベースレールに対するキャリア取付装
置によって、キャリアを車両の屋根に設けた一方向に延
びる溝付きベースレールに固定するためには、キャリア
ベースの固定用のナットを、上記ベースレールの溝の開
放端から上記溝内に挿入し、このナットをボルトと共に
上記キャリアベースを固定すべき場所までスライドする
必要があり、時間と手間がかかり、また、ベースレール
やキャリアベースに傷が付くという欠点があった。 【解決手段】 本発明のベースレールに対するキャリア
取付装置においては、溝付きベースレールに固定される
キャリアベースの固定用のナットとしてその幅が上記溝
の上面開口の幅より小さく、その長さが上記溝の両側面
間の距離より大きく形成せしめたものを用いる。上記ナ
ットは平行する2辺を有し、この2辺間の距離が上記溝
の両側面内の距離に等しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベースレールに対す
るキャリア取付装置、特に、車両の屋根に設けた一方向
に延びる溝付きベースレールに荷物載置用キャリアを取
り付けるための取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のベースレールに対するキャ
リア取付装置を示し、1は車両、2は上記車両1の屋根
の上面両側に夫々固定した前後方向に延びる溝付きベー
スレール、3は上記溝付きベースレール2の溝4内に挿
入される六角ナットや四角ナット、5は上記溝付きベー
スレール2の上面に載置されるキャリアベース、6は上
記キャリアベース5に設けた貫通孔7及び上記溝4の上
壁に形成した、上記溝4より幅狭の上面開口8を挿通し
て上記ナット3に螺合されるボルト、9は上記キャリア
ベース5に固定したキャリアホルダー、10は上記キャ
リアホルダー9によって支持したキャリアバー、11は
上記キャリアホルダー9の盗難防止用施錠装置付カバー
である。
【0003】図6に示す従来のベースレールに対するキ
ャリア取付装置においては、図7に示すように、上記六
角ナット3の幅L1を、上記溝付きベースレール2の溝
4の上面開口8の幅S1より大きくし、また、上記溝4
の内側面12,12間の距離S2より小さくし、上記溝
4内に挿入された上記六角ナット3が溝4内で回転する
ことなく、また上記溝4の上面開口8から外部に抜けな
いようにしている。
【0004】上記従来のキャリア取付装置は上記のよう
な構成であるから、これによってキャリアを上記ベース
レール2に固定するためには、上記キャリアベース5の
貫通孔7にボルト6を貫通し、このボルト6の先端に上
記六角ナット3を完全に螺合することなく仮組みし、上
記溝付きベースレール2の端部に取り付けられたキャッ
プ(図示せず)を取り外し、上記溝付きベースレール2
の溝4の開放端(図示せず)を露出せしめ、この開放端
を介して上記六角ナット3を上記溝4内に挿入し、ま
た、上記ボルト6の軸部を上記溝4の上面開口8内に挿
入し、これらを所定の場所まで上記溝4に沿ってスライ
ドせしめた後、上記ボルト6を六角ナット3に対して完
全に締め付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のキャリア取付装置においては、上記キャリアベース5
を上記ベースレール2に固定するためには、ベースレー
ル2の端部のキャップを取り外し、その後露出されたベ
ースレール2の開放端を介してナット3とボルト6をベ
ースレール2の溝4と上面開口8内に挿入し、これらを
キャリアベース5を固定すべき場所までスライドせしめ
る必要があり、時間と手間がかかるという欠点があっ
た。
【0006】また、上記スライド作業によりベースレー
ルやキャリアベースに傷が付くおそれがあった。
【0007】本発明は上記のような欠点を除くようにし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベースレールに
対するキャリア取付装置は、車両の屋根に設けた一方向
に延びる溝付きベースレールの溝内に挿入される細長い
ナットと、上記溝付きベースレールの上面に載置される
キャリアベースと、このキャリアベースと上記溝の上面
開口を挿通して上記ナットに螺合されるボルトとよりな
り、上記ナットの幅が上記溝の上面開口の幅より小さ
く、上記ナットの長さが上記溝の両側面間の距離より大
きいことを特徴とする。
【0009】上記細長いナットは上記溝の両側面間の距
離に等しい距離離間して互に平行に延びる両端面を有す
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0011】本発明においては、図1及び図2に示すよ
うに従来の六角ナットや四角ナットを用いる代わりに、
上記ベースレール2の溝4の内側面12,12間の距離
S2より大きい長さで、その幅が上記ベースレール2の
上面開口8の幅S1より小さい細長い異形ナット13を
用いる。
【0012】この細長い異形ナット13としては、例え
ば図1及び図2に示すようにその間隔を溝付きベースレ
ール2の溝4の上面開口8の幅S1より小さくした平行
な2辺13a,13aと、同じくその間隔を上記ベース
レール2の溝4の上面開口8の幅S1よりも大きくした
他の2組の平行な2辺13b,13b、13c,13c
とを有するナットを用いる。
【0013】本発明のベースレールに対するキャリア取
付装置は、上記のような構成であるから、キャリアを上
記ベースレール2に固定するためには、上記キャリアベ
ース5の貫通孔7にボルト6を挿通し、この挿通したボ
ルト6の先端に上記異形ナット13を完全に螺合するこ
となく仮組みし、上記キャリアベース5を上記ベースレ
ール2に固定すべき場所まで移動して、図2に示すよう
に、上記ナット13をその間隔が小さい上記辺13a,
13aが上記ベースレール2の上面開口8に沿って平行
になるように回動せしめ、上記ナット13を上記ベース
レール2の上面開口8から上記溝4内に挿入せしめてか
ら、上記ボルト6を回動せしめる。
【0014】これにより、図3に示すように、上記ナッ
ト13が回動するが、その間隔が大きい上記ナット13
の辺13b,13b又は辺13c,13cが上記溝4内
の両側面12,12に接した状態でその回動が阻止さ
れ、この状態から更に上記ボルト6を回動せしめれば、
上記ボルト6が、上記ナット13に完全に螺合され、こ
のボルト6とナット13の締付作用でベースレール2の
上壁が挟持されてキャリアベース5が上記ベースレール
2に固定され、また、上記ナット13が上記ベースレー
ル2の開口部8から抜け出ることがないようになる。
【0015】図4及び図5は本発明のベースレールに対
するキャリア取付装置の他の実施例を示し、この実施例
においては、上記ナット3や13の代りに上記ベースレ
ール2の溝4の上面開口8の幅S1より小さい幅を有
し、その長さが上記ベースレール2の溝4の内側面1
2,12間の幅S2より大きい細長い異形ナット14を
用いる。このナット14の両端は、図示のように弧状に
形成しても良い。
【0016】この実施例においても、上記と同様に、キ
ャリアベース5をベースレール2に簡単に固定すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明のベースレールに対
するキャリア取付装置においては、溝付きベースレール
の所望の位置に直接キャリアベースを固定することがで
きるので、時間と手間がかからず、また、キャリアベー
スをスライドする必要がないので、ベースレールやキャ
リアベースに傷をすけることがない等大きな利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベースレールに対するキャリア取付装
置によるキャリアとベースレールの取付状態を示す正面
図である。
【図2】本発明のベースレールに対するキャリア取付装
置の説明用平面図である。
【図3】本発明のベースレールに対するキャリア取付装
置の説明用平面図である。
【図4】本発明のベースレールに対するキャリア取付装
置の他の実施例の説明用平面図である。
【図5】本発明のベースレールに対するキャリア取付装
置の他の実施例の説明用平面図である。
【図6】従来のベースレールに対するキャリア取付装置
によるキャリアとベースレールの取付状態を示す正面図
である。
【図7】従来のベースレールに対するキャリア取付装置
の説明用平面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 ベースレール 3 六角ナットや四角ナット 4 溝 5 キャリアベース 6 ボルト 7 貫通孔 8 上面開口 9 キャリアホルダー 10 キャリアバー 11 盗難防止用施錠装置付カバー 12 内側面 13 異形ナット 13a 辺 13b 辺 13c 辺 14 異形ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の屋根に設けた一方向に延びる溝付
    きベースレールの溝内に挿入される細長いナットと、上
    記溝付きベースレールの上面に載置されるキャリアベー
    スと、このキャリアベースと上記溝の上面開口を挿通し
    て上記ナットに螺合されるボルトとよりなり、上記ナッ
    トの幅が上記溝の上面開口の幅より小さく、上記ナット
    の長さが上記溝の両側面間の距離より大きいことを特徴
    とするベースレールに対するキャリア取付装置。
  2. 【請求項2】 上記細長いナットが上記溝の両側面間の
    距離に等しい距離離間して互に平行に延びる両端面を有
    することを特徴とする請求項1記載のベースレールに対
    するキャリア取付装置。
JP11216263A 1999-07-30 1999-07-30 ベースレールに対するキャリア取付装置 Pending JP2001039230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008076037A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Thule Sweden Ab Fastening device for a load carrier at a vehicle
KR20160146139A (ko) * 2015-06-11 2016-12-21 문태홍 루프랙 인입 타입 루프박스 및 루프캐리어 고정 브라켓

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008076037A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Thule Sweden Ab Fastening device for a load carrier at a vehicle
KR20160146139A (ko) * 2015-06-11 2016-12-21 문태홍 루프랙 인입 타입 루프박스 및 루프캐리어 고정 브라켓
KR101695427B1 (ko) * 2015-06-11 2017-01-11 문태홍 루프랙 인입 타입 루프박스 및 루프캐리어 고정 브라켓

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