JP2001038124A - オイルミスト除去装置 - Google Patents

オイルミスト除去装置

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JP2001038124A
JP2001038124A JP11213338A JP21333899A JP2001038124A JP 2001038124 A JP2001038124 A JP 2001038124A JP 11213338 A JP11213338 A JP 11213338A JP 21333899 A JP21333899 A JP 21333899A JP 2001038124 A JP2001038124 A JP 2001038124A
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Shinichi Takeshiya
信一 武舎
Haruo Shinohara
春雄 篠原
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Takayuki Sakai
貴之 酒井
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Mahle Filter Systems Japan Corp
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Tennex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミスト混入気体中のミストを確実に取り除
く。経時使用による流通抵抗の増加を防止する。 【解決手段】 方向性を持つ不織布等の分離部材16
を、繊維若しくは線材方向が鉛直方向を向くようにハウ
ジング1内に設置する。ネット部材15によって分離部
材16の周域を保持し、そのネット部材15を、ハウジ
ング1の内周面から離間させるようにして、隔壁8に取
付ける。ミスト混入気体が分離部材16内に進入する
と、そのミスト分が繊維若しくは線材によって捕獲され
る。捕獲されたミストは重力を受けて繊維若し線材方向
に沿って滴下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のブロー
バイガス等のオイルミストの混入した気体からミストを
取り除くオイルミスト除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、ピストンの摺動隙
間から燃焼室内のガスがクランクケース内に吹き抜ける
所謂ブローバイガス現象が知られている。このため、内
燃機関においては、ブローバイガス還元装置を設け、ク
ランクケース内に吹き抜けたブローバイガスをインテー
ク・マニホールドに導入し、同マニホールドから燃焼室
内に再度送り込むようにしている。
【0003】また、ブローバイガスは、高温化されたク
ランクケースの内部においてエンジンオイルのミストが
混入するため、クランクケースからインテーク・マニホ
ールドに至る流路中にオイルミスト除去装置を設置し、
この除去装置によってミストをできる限り取り除くよう
にしている。
【0004】ここで通常用いられるオイルミスト除去装
置としては、一端にブローバイガスの還流装置に接続さ
れる入口パイプ(流入口)を備えると共に、他端にはエ
ンジンの吸気マニホールドに接続される出口パイプ(排
出口)を備え、また出口パイプ(排出口)側の底壁部に
はクランクケースに接続される取出パイプ(ドレーン通
路)を備えて成るケースと蓋体とでつくるハウジング内
に、スチールウールや不織布から成る分離部材、或は、
実公昭62-11307号公報に記載されているような
孔明き板と金属多孔体からなる板状のフィルタ部材を複
数個交互に所要の間隔をおいて配設するようにした除去
装置が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの除去装置にお
ける分離部材の場合、ブローバイガス中のオイルは分離
部材を通過するのに伴ない次第に凝集していくものの、
下方に落下せずに分離部材内をガスの流れ方向に徐々に
移動したり、或は、途中滞留している間にガスの流れに
より再び細分化されて移動して、ついには排出口から流
出してしまうものも多く、分離効率の向上には限界があ
った。
【0006】そこで本発明は、分離部材の構造と配置を
改善することで分離オイルが下方に落下し易くし、それ
によって分離効率の向上を図ることのできるオイルミス
ト除去装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1に記載の発明は、ミスト混
入気体の流入口と、ミスト除去気体を排出する排出口
と、除去ミストを排出するドレーン通路とを有するハウ
ジング内に、繊維の多くが一定方向に配列され方向性を
持った不織布から成る分離部材を、前記流入口と排出口
の間を仕切り、しかも、その繊維方向が鉛直方向を向く
ように配置するようにした。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、ミスト混
入気体の流入口と、ミスト除去気体を排出する排出口
と、除去ミストを排出するドレーン通路とを有するハウ
ジング内に、金属または合成樹脂等から成る多数の線材
の一方端を固着して成る分離部材を、前記流入口と排出
口の間を仕切り、しかも、その線材方向が鉛直方向を向
き、固着側が上側に位置するように配置するようにし
た。
【0009】したがって,これらの発明の場合、ハウジ
ング内に流入したミスト混入気体は、分離部材によって
捕獲される。この捕獲され液滴化したミストは、分離部
材の繊維方向や線材方向が鉛直方向に沿っていることか
ら、重力を受けて円滑に下方に滴下する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、分離部材の下面にネット部材
を配置するようにした。
【0011】この発明の場合、ネット部材は分離部材に
捕獲されて徐々に滴下した液滴化ミストをさらに集合さ
せ、分離部材からの液滴化ミストの滴下をより促進す
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明において、分離部材の下方にドレ
ーン室を形成し、このドレーン室をドレーン通路に連通
させるようにした。
【0013】この発明の場合、分離部材またはネット部
材の下方に独立したドレーン室を形成しているため、液
滴化したミストのドレーン通路からの排出が促進され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1,図2は、本発明にかかるオイルミス
ト除去装置の全体構成を示す図面である。このオイルミ
スト除去装置は、前後端面を封止した円筒状のハウジン
グ1の内部に、三つのミスト除去室2,3,4(以下、
図1中の左側に位置されるものから順次「第1除去室
2」,「第2除去室3」,「第3除去室4」と呼ぶもの
とする)が設けられ、第1除去室2の上部に、内燃機関
のクランクケースまたはエンジンヘッドカバー(いずれ
も図示せず)に連通接続される吸入口5が設けられると
共に、第3除去室4の後端壁に、インテークマニホルド
(図示せず)に連通接続される排出口6が設けられてい
る。
【0016】そして、第1除去室2と第2除去室3、第
2除去室3と第3除去室4は、夫々ハウジング1内に設
置された第1隔壁7と第2隔壁8によって仕切られ、各
隔壁7,8には隣接する除去室相互を連通する流入口
9,連通孔10が夫々設けられている。
【0017】また、第1除去室2内には、吸入口5から
導入されたミスト混入気体であるブローバイガスをハウ
ジング1の内周面に沿って渦巻き状に旋回させた後に流
入口9に案内する渦巻き案内板11が固定設置されると
共に、底面に滴下したミストを外部に排出するための第
1ドレーン通路12が設けられている。渦巻き案内板1
1は、プレ分離機構の一形態であるサイクロン分離機構
13を構成するもので、比較的速い流入速度を持つブロ
ーバイガスを渦巻き状に案内することによって、同ガス
中に混入している粒径の大きいミストを第1除去室2の
内壁に付着させ、その内壁を伝って滴下したミストを第
1ドレーン通路12を通して外部に排出するようになっ
ている。
【0018】また、第2隔壁8の第2除去室3内に臨む
面には、前端部が開口する角筒状のネット部材15から
成る保持部材14が取付けられ、この保持部材14内に
後述する分離部材16が収容されている(図3参照)。
保持部材14を構成するネット部材15は、亀甲形の格
子状をした孔を有し、厚さ1〜2mmの合成樹脂製のも
の、或は、ステンレス鋼製のエキスパンドメタルやパン
チングメタルより成り、分離部材16の第1隔壁7側以
外の面を覆っている。保持部材14はその後端側に延設
されたフランジ21部分を介して第2隔壁8に固定され
ているが、こうして第2隔壁8に固定された状態におい
て、保持部材14はその下面側は勿論のこと周域全体が
ハウジング1の内周面と非接触とされている。
【0019】前記分離部材16は、繊維の多くが一方向
に配列され方向性を持った不織布、或は、金属または合
成樹脂から成る多数の線材から成り、その繊維方向(そ
の方向性に合致する繊維の方向)或は線材方向が鉛直方
向に向くように保持部材14内に取付けられている。こ
の分離部材16は充分な厚みのものが用いられ、その全
体形状はほぼ立方体状になっている。そして、この分離
部材16は、保持部材14内に取付けられた状態におい
て、その後端面で第2隔壁8の連通孔10を閉塞するよ
うになっている。尚、後者の分離部材は、多数の線材の
一方端(上)側が樹脂材で固着されたクシ状に形成され
ている。
【0020】一方、第1隔壁7の第2除去室3内に臨む
面には、第1隔壁7の流入口9と導通する厚肉の誘導管
17が突設されている。この誘導管17は、サイクロン
分離機構13を通過したブローバイガスを加速し、前記
分離部材16の前面部分に誘導するためのもので、その
内部の孔が誘導路18を構成している。そして、この誘
導管17は分離部材16の前端面から所定距離離間する
ように設置され、誘導路18から導入されたブローバイ
ガスが分離部材16の前端面ばかりでなく、一部外周側
(上下左右)にも回り込むようになっている。また、第
2除去室3の底部には第2ドレーン通路19が設けら
れ、主に分離部材16から滴下した液滴化したミストを
この第2ドレーン通路19を通して外部に排出するよう
になっている。このとき、分離部材16の下面に位置す
るネット部材15が液滴化したミストのさらなる粗大化
を促し、滴下を促進させる。
【0021】また、第3除去室4は、分離部材16やネ
ット部材15の後端部に発生若しくは回り込んだ液滴化
したミストが第2隔壁8の連通孔10を伝って排出口6
に流出するのを防止するためのもので、第3除去室4の
底部には、連通孔10からさらに内壁を伝って滴下する
液滴化したミストを除去するための第3ドレーン通路2
0が設けられている。
【0022】以上の構成において、オイルミストを含む
ブローバイガスが吸入口5に流入すると、そのガスは第
1除去室2内のサイクロン分離機構13を通って第1隔
壁7の流入口9に抜けるが、このとき、ブローバイガス
中の粒径の大きいミストはサイクロン分離機構13によ
って分離除去され、第1ドレーン通路12を通って外部
に排出される。
【0023】そして、前記流入口9に抜けた粒子の細か
いミストを含むブローバイガスは誘導管17の誘導路1
8を通って第2除去室3内に流入し、さらに保持部材1
4に保持された分離部材16の内部を通って第2隔壁8
の連通孔10へと抜ける。このとき、ブローバイガス中
の微細なミストは分離部材16によって捕獲除去され
る。
【0024】ここで、分離部材16を構成する不織布や
線材は、その繊維方向若しくは線材方向が鉛直方向に沿
うように保持部材14に保持されているため、分離部材
16によって捕獲されたミストは繊維若しくは線材上で
凝集され、ある程度の凝集状態となると繊維方向若しく
は線材方向に沿うようにして重力によって下方に流動変
位する。そして、分離部材16はその周域をネット部材
15によって保持されているため、分離部材16上で液
滴化したミストは下側に位置するネット部材15による
ガイド作用によって集合化され、より大きな粒となって
効率良く下方に滴下する。そして、第2除去室3の底部
に滴下したミストは第2ドレーン通路19を通って外部
に排出される。
【0025】また、分離部材16の前端面はブローバイ
ガスの流入する誘導路18に対峙しているため、ブロー
バイガスの大部分は分離部材16に対して主に繊維方向
若しくは線材方向と直交する方向から(分離部材16の
前端面から)進入するため、ガス中のミスト分を効率良
く捕獲することができる。
【0026】ただし、分離部材16の前端面は誘導管1
7に対して所定距離離間して配置されているため、誘導
路18から流入したブローバイガスは必ずしも分離部材
16の一箇所から進入するのではなく、保持部材14の
ネット部材15はその周域全部をハウジング1の内周面
から完全に離間させてあるため、ネット部材15によっ
て覆われている分離部材16の上下側面部分からも一部
進入する。このため、経時使用によっても分離部材16
の一部にだけ集中的な目詰まりが生じることがない。と
りわけ、ネット部材15の保持部材14の下面は第2除
去室3の底面から所定距離離間させてあるため、第2除
去室3の底面に滴下したミストと分離部材16が接触す
ることによる分離部材16下部域のミストの滞留も生じ
ることがない。
【0027】さらに、第2隔壁8の連通孔10を通過し
たブローバイガスはそのまま第3除去室4を抜けて排出
口6からインテークマニホールドに流入されるが、この
とき分離部材16の背部から連通孔10を伝って第3除
去室4内に滴下したミストは第3ドレーン通路20を通
して外部に排出される。
【0028】尚、上記の実施形態では、分離部材16の
下面からも誘導路18からのブローバイガスが流れるよ
うにしたが、分離部材16の下方部分を他の部分と区画
されたドレーン室を形成すると、分離部材16或はネッ
ト部材15の下面側には、液滴化ミストの落下を妨げる
ガスの流れか生じないので、ミスト分離効率の向上が図
れる。
【0029】また、図4,図5に示すオイルミスト除去
装置30は、前後端面を封止した円筒状のハウジング3
1の内部が流入口39を形成した隔壁37で仕切られ、
その左半部で第1除去室2、右半部で第2除去室33を
形成する。第1除去室2の部分には、前記実施形態と同
様の構成から成るサイクロン分離機構13即ちプレ分離
機構が形成され、第2除去室33の後端壁(ハウジング
の後端壁)には排出口36が、下端には第2ドレーン通
路49が設けられ、第2除去室33の後端壁内面には、
前記実施形態と同様の角筒状のネット部材35から成る
保持部材44が、その端面に形成されたフランジ51を
介して取り付けられている。保持部材44内には、前記
実施形態と同様の分離部材46が収容される。分離部材
46の出口側端面(後端面)は、閉塞部材52で閉塞さ
れており、この部分からはガスは流れないようになって
いる。閉塞部材52は保持部材44に固着されている。
分離部材46の軸方向寸法は,保持部材44の軸方向寸
法より短く設定され、保持部材44の前側(図で左側)
に保持されている。したがって、保持部材44の後側
(図で右側)部分のネット部材35の各孔が排出口36
への通路を形成する。隔壁37には、内部に隔壁37の
流入口39に連通する誘導路48が形成された誘導管4
7が設けられる。誘導管47の外側断面は矩形断面で、
分離部材46の断面と同寸法となっており、その端面は
分離部材46の端面に当接している。
【0030】尚、この実施形態では、分離部材46の出
口側に閉塞部材52を設けるようにしたが、この部分も
前記実施形態のようにネット部材を用いて流路としても
良い。
【0031】そして、サイクロン分離機構13を経て、
流入口39に抜けた粒子の細かいミストを含むブローバ
イガスは誘導管47の誘導路48を通って分離部材46
の内部に流入し、分離部材46の中を進み上下左右から
抜け、保持部材44のフランジ51側の各孔を通過し
て、排出口36から排出される。このとき、ブローバイ
ガス中の微細なミストは、前記実施形態に述べたように
して分離され、第2ドレーン通路49を通って外部に排
出される。
【0032】図6,図7は、誘導管の他の例67,77
であり、夫々誘導路を末広がりにしたもの、拡張室を設
けたもので、分離部材へのガスの流入をスムーズにする
ようにしたものである。これらは、前記各実施形態に用
いることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1及び2に記載の発
明は、繊維の多くが一方向に配列され方向性を持った不
織布、或は、多数の線材を、その繊維或は線材方向が鉛
直方向を向くようにハウジング内に配置するようにした
ため、気体中に混入しているミスト分を確実に取り除く
ことができるうえ、不織布或は線材上で液滴化したミス
トを重力でもって確実に滴下させることができる。した
がって、経時使用によっても分離部材が目詰まりするこ
とがなく、常時、分離部材のミスト捕獲性能を高く、か
つ、流通抵抗を低く維持することができる。
【0034】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、分離部材の下面にネット部材
を配設するようにして、分離部材で液滴化されたミスト
がネット部材の目に滞留・集合されるようにしたので、
液滴化したミストを分離部材内から効率良く取り除くこ
とができる。
【0035】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明において、分離部材またはネット
部材の下方に除去室から独立したドレーン室を形成する
ようにしたため、液滴下したミストのドレーン通路から
の排出が促進され、分離部材内で液滴化したミストをよ
り効率良く取り除くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す装置の縦断面図。
【図2】同実施形態を示す装置のハウジングを取り除い
た概略斜視図。
【図3】同実施形態を示す部品の部分破断斜視図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す装置の縦断面図。
【図5】同実施形態を示す装置のハウジングを取り除い
た概略斜視図。
【図6】本発明の実施形態に用いられる誘導管の他の例
を示す断面図。
【図7】同誘導管のさらに他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1…ハウジング 6…排出口 9,39…流入口 15,35…ネット部材 16,46…分離部材 19,49…第2ドレーン通路(ドレーン通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D058 JA12 JB25 JB32 JB39 KA23 KA25 KA29 QA07 QA08 RA14 RA19 SA07 SA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミスト混入気体の流入口と、ミスト除去
    気体を排出する排出口と、除去ミストを排出するドレー
    ン通路とを有するハウジング内に、繊維の多くが一定方
    向に配列され方向性を持った不織布から成る分離部材
    を、前記流入口と排出口の間を仕切り、しかも、その繊
    維方向が鉛直方向を向くように配置したことを特徴とす
    るオイルミスト除去装置。
  2. 【請求項2】 ミスト混入気体の流入口と、ミスト除去
    気体を排出する排出口と、除去ミストを排出するドレー
    ン通路とを有するハウジング内に、金属または合成樹脂
    等から成る多数の線材の一方端を固着して成る分離部材
    を、前記流入口と排出口の間を仕切り、しかも、その線
    材方向が鉛直方向を向き、固着側が上側に位置するよう
    に配置したことを特徴とするオイルミスト除去装置。
  3. 【請求項3】 分離部材の下面にネット部材を配設した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のオイルミス
    ト除去装置。
  4. 【請求項4】 分離部材の下方にドレーン室を形成し、
    このドレーン室をドレーン通路に連通させたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のオイルミスト除
    去装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275763A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Shimizu Corp ミスト除去装置
JP2008142673A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Usi:Kk オイルミスト回収装置
JP2016010787A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 ナブテスコ株式会社 除湿装置及び除湿モジュール

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