JP2001037920A - アイアンゴルフクラブセット - Google Patents

アイアンゴルフクラブセット

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JP2001037920A
JP2001037920A JP11215015A JP21501599A JP2001037920A JP 2001037920 A JP2001037920 A JP 2001037920A JP 11215015 A JP11215015 A JP 11215015A JP 21501599 A JP21501599 A JP 21501599A JP 2001037920 A JP2001037920 A JP 2001037920A
Authority
JP
Japan
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iron
gravity
center
height
golf club
Prior art date
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Pending
Application number
JP11215015A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tsuchida
厚志 土田
Hiroaki Inoue
宏昭 井上
Eiji Abe
詠司 安部
Naoki Kamimura
直樹 神村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイアンゴルフクラブヘッドの重心位置と打
点高さとの差の短縮化を図って反発効率を改善するこ
と。 【解決手段】 番手3〜5のロングアイアン、番手6及
び7のミドルアイアン、番手8以下のショートアイアン
のクラブセット。このセットは、各クラブ重心高さ位置
が、それぞれ、17.5未満、18.5未満、19.5
未満に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイアンゴルフク
ラブセットに係り、更に詳しくは、セットを構成する各
番手に応じて重心位置を異ならせて反発効率を改善する
ことのできるアイアンゴルフクラブセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アイアンゴルフクラブセット
においては、番手に応じて重心高さ位置が漸次異なるよ
うに設定されたものが知られている。例えば、いわゆる
ロングアイアンの場合、従来タイプは、最低でも約19
mm、ミドルアイアンの場合、約20mm、ショートアイア
ンの場合、約22mm程度となっている。これは、ゴルフ
ァーのフェース面における打点高さの平均を取った場合
に、使用するゴルフクラブの番手が大きくなるに従って
打点高さが次第に高くなる傾向に対応して調整されたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アイアンゴルフクラブセットにおいては、それらの重心
位置と前記平均的な打点高さとの差が大きすぎる傾向に
あり、期待する程の反発効率は得られていない。このた
め、特に、ヘッドスピードの遅いゴルファー或いは所謂
ドライバーショットの飛距離が220ヤード未満のゴル
ファーにとっては、飛距離がそれほど延びず、飛距離を
一層延ばしたいと期待するゴルファーの要請に対応でき
ていないのが実情である。
【0004】ところで、周知のように、ゴルフクラブの
性能によって飛距離を延ばす場合、重心位置に対応した
フェース面(スイートスポット)にボールを当てること
がクラブ性能を効果的に引き出せることになるが、実際
の打点高さ位置は、これよりも若干低い位置となる。従
って、理論的には、実際の打点高さ位置と重心高さ位置
との差を縮めることができれば、反発効率が改善される
ことになり、飛距離の延長を達成することが可能とな
る。
【0005】
【発明の目的】ここに、本発明の目的は、アイアンゴル
フクラブヘッドの重心位置と打点高さとの差の短縮化を
図って反発効率を改善するとともに、飛距離の更なる延
長を期待することのできるアイアンゴルフクラブセット
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ロングアイアン、ミドルアイアン及びシ
ョートアイアンの各重心高さ位置を、それぞれ、17.
5未満、18.5未満、19.5未満に設定する、とい
う構成を採用した。このような構成を採用することによ
り、平均的なゴルファーの各番手に応じた打点高さに重
心位置が近づくようになり、従来タイプのアイアンゴル
フクラブセットに比べて、反発効率を向上させることが
可能となり、飛距離の延長を期待することができるよう
になる。ここで、本発明におけるロングアイアンとは番
手3ないし6を、ミドルアイアンとは番手6及び7を、
ショートアイアンとは番手8以後サンドウェッジを含む
一群のゴルフクラブについて用いられる。また、重心高
さとはフェース面に略直交して重心位置を通る線と、当
該線と平行であってソール面の前端位置を通る線との間
の距離について用いられる。
【0007】本発明における重心高さ位置の調整は、図
1に示されるように、ヘッド10のソール11側に高比
重材(比重15以上)からなる重量部材W、例えば、タ
ングステン等を配置することにより行われる。ロングア
イアンでは、80g〜110gの重量部材Wが用いら
れ、ミドルアイアンでは、90g〜120gの重量部材
Wが用いられ、ショートアイアンでは100g〜130
gの重量部材Wが用いられる。この際、ヘッド10のキ
ャビティ15領域にアンダーカット部16を設け、この
アンダーカット部16の形成のためにえぐった分の重量
をソール11側に回すことによって重心高さ調整を行う
ことができる。
【0008】図2には、アイアンゴルフクラブの番手に
応じた重心高さと、平均ゴルファーの打点高さを示すグ
ラフ図が示されている。ここでの平均ゴルファーの打点
高さは、1ラウンドの平均スコアが80台、90台のゴ
ルファーが基準とされている。本発明に係る、アイアン
ゴルフクラブは、前述した各重心高さの上限値未満で、
同図中斜線で示される領域に重心高さが設定されたもの
であり、従来タイプのアイアンゴルフクラブの打点高さ
との差が小さくなるように設定されている。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係るアイアンゴルフクラブ
セットの実施例について、比較例を参照しながら説明す
る。
【0010】本実施例では、重心高さが18mmとなる番
手5のミドルアイアンを用い、重心位置を通る鉛直線を
打点位置0とし、当該打点位置0と、フェース面のトウ
側及びヒール側に所定距離ずらした複数の位置で試打を
行った。ヘッドスピードは、34m/sとした。比較例
1は、重心高さが21mmとなる番手5のミドルアイアン
を用いる一方、比較例2は、重心高さが20.5mmとな
る番手5のミドルアイアンを用いた。これら各クラブの
ロフトは前記実施例と同一であり、且つ、ヘッドスピー
ドも同一条件とした。その結果を図3に示す。図3から
明らかなように、各打点位置での同一条件下での試打の
結果、打点位置0すなわちスイートスポット若しくはこ
れに近い位置では、実施例構成のアイアンクラブが比較
例1及び2の各アイアンクラブよりも優れていることが
明らかである。これは、重心高さと打点高さとの差が短
縮されたことにより、フェース面での反発効率を良好に
維持できるためである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイートスポット領域での打撃により、従来タイプのア
イアンゴルフクラブに比べて、飛距離が相対的に延長さ
れるようになり、従って、特に、ヘッドスピードの遅い
ゴルファーにとって有用なアイアンゴルフクラブセット
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アイアンゴルフクラブの概略構成を示す要部
正面図。
【図2】 重心高さと打点高さとの関係を示すグラフ
図。
【図3】 実施例と比較例との結果を示すグラフ図。
【符号の説明】
10・・・ヘッド、11・・・ソール、W・・・重量部
材、15・・・キャビティ、16・・・アンダーカット
フロントページの続き (72)発明者 安部 詠司 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 神村 直樹 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 2C002 AA03 LL01 SS04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロングアイアン、ミドルアイアン及びシ
    ョートアイアンの各クラブ重心高さ位置を、それぞれ、
    17.5未満、18.5未満、19.5未満に設定した
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブセット。
JP11215015A 1999-07-29 1999-07-29 アイアンゴルフクラブセット Pending JP2001037920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6592468B2 (en) 2000-12-01 2003-07-15 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US6811496B2 (en) 2000-12-01 2004-11-02 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6592468B2 (en) 2000-12-01 2003-07-15 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US6616547B2 (en) 2000-12-01 2003-09-09 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US6811496B2 (en) 2000-12-01 2004-11-02 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US7083530B2 (en) 2000-12-01 2006-08-01 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030325