JP2001037817A - ゼンマイ補助動力ユニット付き車椅子 - Google Patents

ゼンマイ補助動力ユニット付き車椅子

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JP2001037817A
JP2001037817A JP11214538A JP21453899A JP2001037817A JP 2001037817 A JP2001037817 A JP 2001037817A JP 11214538 A JP11214538 A JP 11214538A JP 21453899 A JP21453899 A JP 21453899A JP 2001037817 A JP2001037817 A JP 2001037817A
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JP
Japan
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wheelchair
spiral spring
mainspring
driving wheel
winding
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JP11214538A
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English (en)
Inventor
Susumu Noguchi
晋 野口
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車椅子の補助動力源としてゼンマイを活用し、
手動式車椅子への装備により操作上の快適さを提供す
る。また後付装着式ユニットにおいては、メーカーを問
わず装着方法を簡易化する。 【解決手段】駆動輪の自転により車輪の前回転運動がゼ
ンマイを常に巻き上げ、必要に応じて動力として作動さ
せ、人の力を補助できる構造のユニットを車椅子に装備
または後付けにより手動式車椅子に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子の補助動力
源としてゼンマイを活用し、必要に応じて補助動力とし
て作動させ、人の力を補助する構造のゼンマイ補助動力
ユニット付き車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子には動力源として、手動式
と電動式があり、手動式車椅子の一般的な構造は、左右
2つの大きな駆動輪の間に座席があり、足を載せる部分
の後ろにも2つの小さな車輪がついており、車輪の4点
の接地により座席を支持し、左右の車輪を引き寄せて折
り畳むことができる構造で、使用者本人が自力で車輪を
回転させるか介護者が後ろから車椅子を前に押し出すこ
とにより前に進んでいた。また、電動式の車椅子には、
電動化を前提に製造されたカート型と手動式の車椅子の
車輪に電動補助動力ユニットを装備した装着型があり、
座席と座席下の動力部分が分かれる構造の車椅子や、動
力部分を2つの駆動輪の内側に収めた構造の車椅子があ
り、いずれも人の力を補助する仕組みになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
技術によれば、電動式車椅子は、電動部やバッテリーを
装着するため車椅子自体が重くなり軽量化が困難とな
る。また、バッテリー切れで移動させる時の車重に対す
る労力負担、移動中および出先でのバッテリーの充電方
法、折り畳み方の方法、バッテリーや電動部のメンテナ
ンスや耐用年数およびバッテリーを廃棄処理した場合の
問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した欠点を
取り除き、このような車椅子における補助動力源として
ゼンマイを活用し、駆動輪の自転により車輪の前回転運
動がゼンマイを常に巻き上げ、必要に応じて補助動力と
して作動させことができる構造の補助動力ユニットを装
備する車椅を提供し、後付装着式ユニットにおいては、
メーカーを問わず装着方法を簡易化した補助動力ユニッ
トを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、ゼンマイを手動式車椅子に装
備し、ゼンマイ式車椅子として製造したことを特徴とす
るゼンマイ補助動力ユニット付き車椅子を提供する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のゼンマ
イ補助動力ユニット付き車椅子において、ゼンマイを手
動式車椅子の既製車輪に後付けで設置し、ゼンマイ式車
椅子にしたことを特徴とする後付装着式の車椅子用ゼン
マイ補助動力ユニットを提供する。
【0007】請求項3の発明は、2つの駆動輪スポーク
の内側または外側にゼンマイを設置し、車輪の前回転に
よりゼンマイを巻き上げる構造を用いたことを特徴とす
る請求項1記載の車椅子用ゼンマイ補助動力ユニットを
提供する。
【0008】また、請求項4の発明は、2つの駆動輪ス
ポークの内側または外側にゼンマイを装着し、車輪の前
回転によりゼンマイを巻き上げる構造を用いたことを特
徴する請求項2記載の後付装着式の車椅子用ゼンマイ補
助動力ユニットを提供する。
【0009】
【作用】この発明では、車椅子を電動化することなく、
ゼンマイを動力源として活用し、手動式でありながら電
動式の疑似的な車椅子として、必要に応じ補助動力を作
動させることにより人の力を補助でき、電動式車椅子よ
りも軽量化が図れ、操作や取扱いが容易となる。これに
より車椅子を押し出す力や勢いが必要とされる段差越え
や勾配のある敷地や通路でも使用者本人や力のない介護
者でも容易に車椅子を押し出すことができ、車椅子の操
作性における効果が一段と向上し、また、電動式車椅子
の購入と比較した場合、費用の負担を軽減できる効果を
もたらす。
【0010】
【発明の実施形態】この発明の実施形態を添付図面を参
照にしながら説明する。図1は、この発明の一実施形態
を示す片側駆動輪の断面図である。この実施形態の車椅
子用ゼンマイ補助動力ユニットは、座席側の車椅子メイ
ンフレーム1で駆動輪の車軸1を受け、車軸1と車椅子
メインフレーム1の間に、車軸1同軸固定ディスクギア
12がある。
【0011】このディスクギアは、駆動輪外側に固定さ
れたリングギアの前回転により、ゼンマイ巻き上げシャ
フト14を介して逆回転させられ、その回転によって駆
動輪反対側のゼンマイ9を巻き上げ、前回転中に巻き上
がると自動的に巻き上げが止まり、任意で動力として作
動させ終わると、再び巻き上げる仕組みになっており、
車軸2の内部で車軸1が駆動輪と逆回転する時には滑
り、前回転する時に車軸2と噛み合い駆動輪を回転さ
せ、常に自動的に巻き上げる構造となっている。
【0012】すると、車椅子を電動化することなく、ゼ
ンマイを動力源として活用することによって、手動式で
ありながら電動式の疑似的な車椅子として、必要に応じ
補助動力を作動させることにより人の力を補助でき、電
動式車椅子よりも軽量化が図れ、操作や取扱いが容易と
なる。
【0013】結局、この実施例は、車椅子を押し出す力
や勢いが必要とされる段差越えや勾配のある敷地や通路
でも使用者本人や力のない介護者でも容易に車椅子を押
し出すことができ、車椅子の操作性における効果が一段
と向上し、また電動式車椅子の購入と比較した場合、費
用の負担を軽減できる効果をもたらすことができる。
【0014】「他の実施形態」尚、図1の実施形態で
は、駆動輪の左右に分けて補助動力ユニットを装備して
あるが、図2のように駆動輪の片側にユニットを設置し
ても良く、この発明では、補助動力ユニットの装着方法
は特に限定されず、駆動方法や装着位置、ユニットの形
状や大きさ、構造や素材も任意であるとする。
【0015】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のゼンマイを
動力源として活用した車椅子用ゼンマイ補助動力ユニッ
トによれば、車椅子を電動化することなく、手動式であ
りながら疑似電動式の車椅子として、必要に応じ補助動
力を作動させることにより人の力を補助でき、電動式車
椅子よりも軽量化が図れ、操作や取扱いが容易となる。
これにより車椅子を押し出す力や勢いが必要とされる段
差越えや勾配のある敷地や通路でも使用者本人や力のな
い介護者でも容易に車椅子を押し出すことができ、車椅
子の操作性における効果が一段と向上し、また電動式車
椅子の購入と比較した場合、費用の負担を軽減でき、そ
の技術的効果には極めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車椅子の片側駆動輪
の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す車椅子の片側駆動輪
の断面図である。
【図3】従来技術を示す車椅子の片側駆動輪の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 車椅子メインフレーム 2 タイヤ 3 手すり 4 リム 5 車軸2 6 スポーク 7 ゼンマイ固定バー 8 ゼンマイ収納ボックス 9 ゼンマイ鋼 10 ラッジェット式車軸1 11 ゼンマイ巻き上げギア 12 車軸1同軸ディスクギア 13 シャフト支持具 14 ゼンマイ巻き上げシャフト 15 ゼンマイ巻き上げリングギア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼンマイを手動式車椅
    子に装備し、ゼンマイ式車椅子として製造したことを特
    徴とするゼンマイ補助動力ユニット付き車椅子。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゼンマイ補助動力ユニット
    付き車椅子において、ゼンマイを手動式車椅子の既製車
    輪に後付けで設置し、ゼンマイ式車椅子にしたことを特
    徴とする後付装着式の車椅子用ゼンマイ補助動力ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】2つの駆動輪スポークの内側または外側に
    ゼンマイを設置し、車輪の前回転によりゼンマイを巻き
    上げる構造を用いたことを特徴とする請求項1記載の車
    椅子用ゼンマイ補助動力ユニット。
  4. 【請求項4】2つの駆動輪スポークの内側または外側に
    ゼンマイを装着し、車輪の前回転によりゼンマイを巻き
    上げる構造を用いたことを特徴する請求項2記載の後付
    装着式の車椅子用ゼンマイ補助動力ユニット。
JP11214538A 1999-07-29 1999-07-29 ゼンマイ補助動力ユニット付き車椅子 Pending JP2001037817A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104490533A (zh) * 2015-01-05 2015-04-08 山东科技大学 一种杠杆驱动变速轮椅及其工作方法
CN104490534A (zh) * 2015-01-05 2015-04-08 山东科技大学 一种杠杆式间歇与无间歇互换变速轮椅及其工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104490533A (zh) * 2015-01-05 2015-04-08 山东科技大学 一种杠杆驱动变速轮椅及其工作方法
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