JP2001036732A - 領域内への画像の自動配置方法及び装置 - Google Patents

領域内への画像の自動配置方法及び装置

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JP2001036732A JP2000137496A JP2000137496A JP2001036732A JP 2001036732 A JP2001036732 A JP 2001036732A JP 2000137496 A JP2000137496 A JP 2000137496A JP 2000137496 A JP2000137496 A JP 2000137496A JP 2001036732 A JP2001036732 A JP 2001036732A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ある領域内にひとつ或いはそれより多くの画像
を自動的に位置決めする方法である。 【解決手段】それぞれの他の画像のために、個々の画像
での場を計算すること101を備える。ここで、その他
の画像のために、全ての画像での場は、全ての画像とそ
の他の画像との間の距離と、その他の画像の表面積との
間の関数である。また、本方法は、次に、それぞれの他
の画像により個々の画像上に及ぼされるネットフォース
を計算する102。ここで、いずれかの画像上で働いて
いるネットフォースは、前記いずれかの画像上で働いて
いる場と、前記いずれかの画像の特徴との関数である。
また、本方法は、次に、個々の画像をある距離だけ、そ
れは画像上で働いているネットフォースの関数である
が、ネットフォースの方向へ移動させる104。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の分野]本発明は、ある領域内にひ
とつ或いはそれより多くの画像を自動的に位置決めする
ための方法と装置に関するものである。本発明はまた、
ある領域内にひとつ或いはそれより多くの画像を自動的
に位置決めするためのコンピュータプログラムを記憶し
ているコンピュータ読み出し可能媒体にも関するもので
ある。
【0002】[背景]電子写真アルバムは最近ますます
普及してきている。これらの電子写真アルバムは、典型
的には、不揮発性記憶媒体を使用して記憶された画像の
収集物の形態をとっており、ユーザーは、そこから取り
出してディスプレイデバイス上に表示することが可能で
ある。通常、画像はデジタル形式で収集されており、た
とえば、電子スキャナで読み込んだり、インターネット
からダウンロードされたり、或いはデジタルカメラより
提供される。これらの画像の収集物は、写真プリントを
使っている伝統的な家族写真アルバムのように、電子写
真アルバムを創出するために電子的に記憶可能である。
【0003】現在、電子写真アルバムは画像の収集物と
いう形態をとっており、アルバムのユーザーはそれぞれ
の画像にキャプション或いは短い説明を組み合わせるこ
とができる。例えば、ユーザーは、デジタルビデオ或い
はスチルカメラのいずれからか、一連の結婚式の家族写
真を収集することが可能であり、それぞれの画像に日付
のようなキャプションやイベントの短い説明を関連付け
ることが可能である。また、必要であれば、電子写真ア
ルバムを、従来の写真アルバムと実質的に同じアルバム
を製作するために、高画質カラープリンタのような高品
質出力デバイスにより、メモリデバイスから再生可能で
ある。
【0004】電子写真アルバムの画像は、典型的には、
視覚的に満足する配置を提供するために電子ページ上に
配置される。典型的には、ユーザーは手作業で画像の配
置を行う。
【0005】1998年2月20日付で出願された米国特許出
願第09/026,614に対応するオーストラリア特許714221
に、満足する結果を生み出すために自動的にデジタル画
像を配置するための方法が記述されている。特に、その
方法は、第1の所定のレイアウトパターンに従って、ペ
ージ上に画像を初めに配置するものである。その方法は
次に、予め決められた規則の集合に従って画像を再配置
する。以下はそのような規則のタイプの例である:1)
印刷不可能領域規則:予め決められたレイアウト内で画
像を制約するためのものである。2)重複制御規則:ペ
ージの上で重複しないようにする、或いは少なくとも与
えられた画像の集合に必要とされた重複の合計を最小限
にするものである。しかしながら、もし画像が重複する
ように希望するならば、重複制御規則は、個々の画像の
体裁と重複量の合計を制御するように作用してもよい。
3)垂直余白分配の規則:垂直方向に、画像を囲んでい
る余白の分配の釣り合いを保たせる(或いは均等にす
る)。しばしば、画像を囲んでいるページ上の印刷され
ていない、或いは使用されていない余白は“白領域”と
呼ばれ、垂直余白分配規則は画像の上下の白領域の釣り
合いをとろうとするものである。4)水平余白分配規
則:実質的に垂直余白分配規則と同様だが、水平方向に
働く。5)端揃えの規則:所定の閾値領域に収まってい
る画像の似たような端を、水平方向と垂直方向の両方に
整列させる。6)隣接する端の規則:ページ上の画像の
隣接する端を、予め決定された最小および最大の距離を
離したままにする。7)中央引力の規則:所定のレイア
ウト領域の中央線上に画像を置く。
【0006】これらの様々な規則はページ上の画像の位
置決め全てを厳密に満足させるというものではない。い
くつかの場合では、これは不可能であり、それは異なる
規則の適用が、画像の配置において相互に反する要求を
生むこともあるからである。様々な規則は、望まれる結
果を提供する最善の妥協に達するために、均整のとれた
方法で履行される。従って、個々の規則それ自身がすべ
ての状況下で望まれる結果を生むことはない。さらに、
ひとつ或いはそれより多くの前記規則の適用は、ある状
況においては、必ずしも希望する画像の配置を生まな
い。
【0007】[発明の概要]本発明は、従来技術に代わ
る方法及び/又は従来技術がかかえる1つ或いはそれ以
上の不備を改善するものである。
【0008】本発明の第1の態様によれば、領域内への
複数の画像を自動的に位置決めする方法は、(a)個々の
画像に及ぼす、全ての他画像によるネットフォース(net
force)を算出するステップと、ここで、個々の画像に
及ぼされるネットフォースは、その画像に及ぼされる作
用力の合計であり、いずれか1つの画像に及ぼす、いず
れか1つの他画像からの作用力は、前記いずれか1つの
画像と前記いずれか1つの他画像との間の距離、前記い
ずれか1つの画像の第1の画像の特徴、及び、前記いず
れか1つの他画像の第2の画像特徴の関数である; (b)個々の前記画像を、ネットフォースの方向へ、その
画像上に作用しているネットフォースの関数である距離
だけ移動するステップとを備える。
【0009】また、本発明の第2の態様によれば、レイ
アウトの領域内に複数の画像を自動的に位置決めする方
法であって、ここで、画像は高さhと幅wにより定義さ
れる、(a)それぞれの画像における、全ての他画像によ
る場Eを算出するステップと、ここで、画像の中心から
の距離pにおけるその画像による場Eは、
【数5】 (b)全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる
作用力の合計を算出するステップと、ここで、各画像へ
の作用力の合計は、前記各画像に作用する場に、その画
像の面積whを乗算の合計に等しい; (c)個々の前記画像を、作用力の合計の方向へ、その画
像上に働く作用力の合計に比例した距離だけ移動するス
テップと、 (d)ステップ(a)から(c)を予め決められた回数繰り返す
ステップを備える。
【0010】また、本発明の第3の態様に従えば、ひと
つ或いはそれより多くの他の画像の領域内に、ひとつの
画像を自動的に位置決めする方法であって、(a)全ての
他画像により、或る画像に及ぼされるネットフォースを
算出するステップと、ここで、前記或る画像に及ぼされ
るネットフォースはその画像に及ぼされる作用力の合計
であり、前記他画像のいずれか1つから前記或る画像に
及ぼされる作用力は、前記或る画像と、前記他画像のい
ずれか1つとの間の距離、前記或る画像の第1の画像の
特徴、前記他画像のいずれか1つの第2の画像の特徴と
の関数である;(b)前記或る画像を、前記ネットフォー
スの方向に、前記或る画像に及ぼしているネットフォー
スの関数による距離だけ移動するステップとを備える。
【0011】また、本発明の第4の態様に従えば、領域
内への複数の画像の自動位置決めする装置であって、各
画像に及ぼす、全ての他画像によるネットフォースを算
出する手段と、ここで、各画像に及ぼすネットフォース
は、その画像に及ぼす作用力の合計であり、前記画像に
及ぼす他画像による作用力は、前記画像と前記他画像間
の距離、前記画像の第1の画像の特徴、前記他画像の第
2の画像の特徴の関数である;各画像を、そのネットフ
ォースの方向に、その画像に働くネットフォースの関数
による距離だけ移動する手段とを備える。
【0012】また、本発明の第5の態様に従えば、レイ
アウト領域内に複数の画像を自動的に位置決めする装置
であって、ここで、画像は高さhと幅wにより定義され
る、それぞれの画像における、全ての他画像による場E
を算出する手段と、ここで、画像の中心からの距離pに
おけるその画像による場Eは、
【数6】 全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる作用
力の合計を算出する手段と、ここで、各画像への作用力
の合計は、前記各画像に作用する場に、その画像の面積
whを乗算の合計に等しい;個々の前記画像を、作用力
の合計の方向へ、その画像上に働く作用力の合計に比例
した距離だけ移動する手段と、場の算出する手段、作用
力の合計の算出手段、移動させる手段を所定回数繰り返
す手段とを備えることを特徴とする装置。
【0013】また、本発明の第6の態様に従えば、ひと
つ或いはそれより多くの他の画像の領域内に、ひとつの
画像を自動的に位置決めする装置であって、前記個々の
画像上に及ぼされる、全ての他画像によるネットフォー
スを計算する手段と、ここで、前記ある画像に及ぼされ
るネットフォースは、その画像に及ぼされる作用力の合
計であり、前記ある画像に及ぼす他画像による作用力
は、前記ある画像と前記他画像間の距離、前記ある画像
の第1の画像の特徴と、前記他画像の第2の画像の特徴
との関数であり;前記個々の画像を、ネットフォースの
方向に、その画像に働くネットフォースの関数の距離だ
け移動する手段とを備える。
【0014】また、本発明の第7の態様に従えば、領域
内への複数の画像を自動的に位置決めするためのコンピ
ュータプログラムを備えるコンピュータ可読媒体であっ
て、前記個々の画像上に及ぼされる、全ての他画像によ
るネットフォースを計算するコードと、ここで、前記あ
る画像に及ぼされるネットフォースは、その画像に及ぼ
される作用力の合計であり、前記ある画像に及ぼす他画
像による作用力は、前記ある画像と前記他画像間の距
離、前記ある画像の第1の画像の特徴と、前記他画像の
第2の画像の特徴との関数であり;前記個々の画像を、
ネットフォースの方向に、その画像に働くネットフォー
スの関数の距離だけ移動させるコードのプログラムコー
ドを有する。
【0015】また、本発明の第8の態様に従えば、レイ
アウト領域内に複数の画像を自動的に位置決めするコン
ピュータプログラムを備えるコンピュータ可読媒体であ
って、ここで、画像は高さhと幅wにより定義される、
それぞれの画像における、全ての他画像による場Eを算
出するコードと、ここで、画像の中心からの距離pにお
けるその画像による場Eは、
【数7】 全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる作用
力の合計を算出するコードと、ここで、各画像への作用
力の合計は、前記各画像に作用する場に、その画像の面
積whを乗算の合計に等しい;個々の前記画像を、作用
力の合計の方向へ、その画像上に働く作用力の合計に比
例した距離だけ移動させるコードと、場の算出手段、作
用力の合計の算出手段、移動させる手段を所定回数繰り
返すコードとを備える。
【0016】また、本発明の第9の態様に従えば、1つ
或いはそれ以上の画像の領域内に1つの画像を自動的に
位置決めするコンピュータプログラムを備えるコンピュ
ータ可読媒体であって、前記個々の画像上に及ぼされ
る、全ての他画像によるネットフォースを計算するコー
ドと、ここで、前記ある画像に及ぼされるネットフォー
スは、その画像に及ぼされる作用力の合計であり、前記
ある画像に及ぼす他画像による作用力は、前記ある画像
と前記他画像間の距離、前記ある画像の第1の画像の特
徴と、前記他画像の第2の画像の特徴との関数であり;
前記個々の画像を、ネットフォースの方向に、その画像
に働くネットフォースの関数の距離だけ移動させるコー
ドのプログラムコードを有する。
【0017】[実施の形態]本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0018】好適な方法の概要 本発明は、ある領域内にひとつ或いはそれ以上の画像を
自動的に位置決めする方法を提供する。ここで説明され
る好適な方法の原理は、多角形の領域内における矩形の
画像に一般的な適応性を持っており、これに関連して説
明する。しかしながら、本発明は、もっと不規則な湾曲
した形の画像と領域にも等しく適用される。“画像”或
いは“画像(複数)”とここで使われている言葉は、絵
(複数)、写真(複数)、リトグラフ(複数)、彫刻(複数)、
エッチング、アイコン(複数)、グラフィックオブジェク
ト(複数)、或いはその他の全ての視覚的表現物を含むよ
うに、用いられている。さらに、この好適な方法は、パ
ーソナルコンピュータ上の電子写真アルバムのページ内
に、画像を自動的に位置決めすることに対する特定の適
用を有している。
【0019】図1に、ある領域内にひとつ或いはそれよ
り多くの画像を自動的に位置決めする好適な方法のフロ
ーチャートを示す。その方法はステップ100から始ま
り、個々の画像に初期位置を割り当てる。その方法は次
に反復段階101−102−104−106に入る。そして、ここ
で、個々の反復は、画像の前の位置を使用して、個々の
画像の新しい位置を計算する。新しい位置は、個々の画
像が中心に静電気点電荷を持っていた場合に存在するで
あろう静電気の作用の影響をシミュレートすることで計
算される。そこでは、電荷の大きさは画像の表面積に等
しく、電荷のまわりの静電場はおよそ楕円形をしてい
る。その方法は、先ず、演算101で、全ての他の画像
による個々の画像におけるそのような場を計算する。代
わりに、その方法は電荷のまわりの静電場が円である静
電気の作用にモデル化されてもよい。レイアウト領域の
境界はまた個々の画像を寄せ付けない。ひとたび個々の
画像上のネットフォース(net force)が演算102で計
算されると、そのフォースは距離と方向として翻訳さ
れ、新しい位置を探すために104で画像を動かす。た
だし、いくつかの画像は動かせない、とマークされ得
る。そして、方法は次に決定ブロック106に移り、反
復の回数が予め決められた回数より少ないかどうかのチ
ェックをする。もし、この決定ブロックで真(YES)に戻
ってきたら、つぎに処理はステップ102に戻り、そう
でなければ処理は108で終了する。代わりに、反復
は、画像の位置の変更が、ある閾値量より小さくなった
場合に止めることが可能である。反復の後の画像の位置
は、美的に満足できるレイアウトである。好ましくは、
好適な実施形態は、電子写真アルバムの中で使用され
る。
【0020】初期位置 本方法が画像の位置を計算するための反復を始める前
に、個々の画像にはレイアウト領域の中での初期位置が
割り当てられる。これらの位置は、ランダムに生成する
か、或いは予め定義されたパターンの一部として決定し
てもよい。図2は、或るレイアウト領域内における初期
位置の3つの画像の矩形枠を示している。
【0021】静電気モデル 本方法の反復段階では、画像の新しい位置を計算するた
めに、静電気モデルを使用する。このモデルでは、個々
の画像は、それらの画像の中心位置に同種の電荷がある
ものとして置き換えられる。点電荷の大きさは、それが
表している画像の表面面積と同じである。
【0022】本方法において使用される静電気モデル
は、物理的に、点電荷の相互作用を正確に表すものでは
ない。主な相違は、個々の電荷のまわりの静電場の形状
と、移動する距離としての電荷上の作用力の解釈であ
る。
【0023】個々の点電荷は、スペースの中でその静電
場により囲まれており、それは無限の大きさの領域であ
る。場の内部のすべての点で、場は強さの値を持つ、す
なわち、場はその電荷の近くで最も強い。場はそのなか
にある他の点電荷上に作用を及ぼし、この作用の大きさ
は、その位置での場の強さと他の電荷の大きさの両方に
対して比例する。図3は物理的な点電荷のまわりの静電
気場を示している。図中の個々の環は特定の場の強さの
値を表している。即ち、図3で与えられた全ての環にお
いては、場の強さはその環上のすべての地点に対して同
じである。これによって分かるように、物理的な点電荷
のまわりの静電気場は本質的に円である。これは、その
中のいくつかの地点での場の強さが、点電荷からその点
まで距離のみに依存するからである(なぜなら、円の上
のすべての点は円の中心から等距離にあるからであ
る)。
【0024】本方法で使用されている静電気モデルは、
本質的に点電荷のまわりの楕円の場を使用する。しかし
ながら場の形は、注目する点が点電荷から更に遠ざかる
につれて、より円に近づく。点電荷の近くにおいて、場
の強さを定義している環は、電荷があらわしている画像
矩形と同じアスペクト比の楕円形である。点電荷から更
に離れると、場の強さの環は徐々に円になっていく。図
4はこのモデルで使用されている静電気場の形を示して
いる。モデルの正当性は後述する。
【0025】静電場が物理的点電荷上で作用を及ぼす
時、その点電荷は、その質量に対して逆比例する加速度
を受ける。この効果を反復してシミュレートするために
は、そのシステムは、個々の画像の点電荷について、或
る瞬間における速度値を維持しなければならない。しか
しながら、本方法で使用されているモデルは、電荷を作
用に対して比例した距離を動かして、その速度を無視
し、点電荷上の作用の効果をシュミレートする。
【0026】静電気の反発作用が画像をレイアウト領域
の外へ、或いは境界まで押しやるのをさけるために、こ
のモデルでは、個々の境界から個々の画像上に作用する
斥力(repulsive force)を含む。境界による画像にかか
る力は、境界の反対側の同じ大きさと形の画像(仮想画
像;supposed image)により作用されるものと同じであ
る。もし考慮されている画像が、境界に対して垂直の線
に沿った境界からの距離dであったなら、仮想画像もま
た同じ垂直面に沿った境界からの距離dにある。ただ
し、これらの画像は、対応する画像上で作用を及ぼすだ
けなので、厳密には画像間の相互作用の部分ではない。
図5は、レイアウト領域のなかの単一の画像を、画像上
のレイアウト領域の境界の静電気効果を決定するために
使用される仮想画像とともに示している。
【0027】演算 本方法の個々の反復は、レイアウト内の個々の画像につ
いて、他の画像とレイアウト領域の境界により、画像に
及ぼされるネットフォースを演算することになる。
【0028】必要とされる基本的演算は、別の画像の点
電荷による、或る画像の点電荷上に及ぼされる作用を計
算することである。これは、第1電荷の位置における、
第2の電荷に属する静電気の場の強さの計算を要求する
ことでもある。
【0029】ここで、大きさQの電荷のまわりの静電場
を考える。物理的な点電荷に関しては、クーロンの規則
から、電荷からの距離rの静電気の強さEは、次のよう
に定義されている(定数は無視している)。
【0030】
【数8】
【0031】場は円形であり、電荷位置を中心とする円
となるが、場の強さはその円上のすべての地点で同じに
なる。ある決められた点での場の強さを決定するために
は、次に、その点がどの円に属するかの(この場合は円
の半径rである)決定を要求されると考えればよい。
【0032】同様のアプローチが、楕円形の場の強さを
計算する時に使用される。高さがhで幅がwの、点
(xc,yc)を中心とする、軸平行の(即ち、その主軸と
副軸がx軸とy軸に対して平行である)楕円形の場合の、
xとyの方程式は次のようになる。
【0033】
【数9】
【0034】上記のような、同じ中心とアスペクト比
(幅と高さの間の割合)を持つ、軸平行の楕円形の方程式
は、新しい媒介変数λを含むことにより次のように定義
可能である。
【0035】
【数10】
【0036】楕円形の場の強さは、点電荷を中心とす
る、与えられた楕円上のすべての点で同じである。その
ように、ある点(x,y)での場の強さを計算するため
に、その点がのっている楕円形を定義しているλ値は、
次の方程式により決定可能である(dが点と点電荷の
間の水平距離、またdが垂直距離として導入されてい
る)。但し、dとdが両方ともおおよそゼロであれ
ば、いくらかの便宜上のゼロでない(しかし小さい)距
離が定義されなければならない。
【0037】
【数11】
【0038】次に、いくつかの関係が、λと場の強さと
の間に定義可能である。ここに、高さhと幅wの楕円上
の点の、楕円場(ellipticalfield)の強さが、半径(√
(wh)/2)の円上の円の場の強さと同じであるように定
義する。これはw=hのとき(これは円形場である)ク
ーロンの規則を支持し、楕円形の幅と高さのいくらかの
平均を提供する。方程式1を置き換えることにより、高
さλhと幅λwの楕円形上の、楕円形の場の強さは次のよ
うになる。
【0039】
【数12】
【0040】式4と5を結合すると次のようになる。
【0041】
【数13】
【0042】式6は、大きさQの電荷の周りの、その電
荷から距離(d, d)にある楕円形のアスペクト比
が幅wと高さhにおける、軸平行楕円形の場の強さを定
義している。
【0043】本方法の静電気モデルでは、ある画像を表
わす点電化に近接する楕円場の形状は、その画像と同じ
アスペクト比を持つように定義する。すなわち、この場
合の式6のwとhは、画像の幅と高さである。さらに、
画像をあらわしている電荷の大きさは、画像の表面積に
等しく、それは、幅と高さの積である。故に、式6は次
のように簡素化される。
【0044】
【数14】
【0045】図4は、モデルにより使用された静電気の
場が常に楕円形ではないことを示している。場は、点電
荷から√(wh)である限り楕円形(画像のアスペクト比
で表されている)であり、だんだんと円形になってい
く、と定義される。このことの理論的根拠は、いくつか
の点が点電荷から遠くなれば遠くなるほど、表現されて
いる画像の形による影響が少なくなる、ということであ
る。言い換えれば、静電気の場のモデルは、近くの場と
して楕円形場と、遠い場としての円形場を持っている。
点電荷からの点距離pに関して、そこではpは√(w
h)より大きいが、場の楕円形度は、次のように定義さ
れる要素αにより説明される。
【0046】
【数15】
【0047】次に、pが√(wh)より小さいか、或い
は等しいところでの、点電荷から、点距離pのところで
の場の強さが、式7によって定義されている。また、p
が√(wh)より大きいところでは、場の強さは式9で
定義されている。
【0048】
【数16】
【0049】本モデルにおける、第2の点電荷の場によ
る第1の点電荷上に及ぼされるフォースを計算するため
には、式7と9を用いて、第1の点電荷の位置での場の
強さを計算する。次に、これは第1の電荷の大きさによ
り掛け算される(場の強さは、場により各単位電荷に及
ぼされるフォースとして定義されるからである)。
【0050】個々の反復で、本法は、個々の画像点電荷
上に及ぼされる作用(フォース)を、個々の他の点電荷
と、レイアウトの境界から押しやるために使用される仮
想画像により、計算する。次に、個々の画像を、それに
作用するネットフォースの方向へ、それ及ぼされるネッ
トフォースに比例する距離だけ移動させる。移動の距離
を計算するために、ネットフォースが掛け算されること
による要素は、最も‘分別のある(sensible)’、或い
は、美的に満足いく結果をうむために経験に基づいて決
定する。ある実施例で使用されている、この要素は0.00
1である。ネットフォースの方向は、第1の点の場の接
線に対して垂直である。
【0051】なお、画像の点電荷は、レイアウト境界上
へ、或いは、外へ移動するのを阻止されている。もしこ
のようなことが起これば、画像は、その中央地点(その
電荷位置)がレイアウト境界のすぐ内側(いくらかの小
さい予め決められた距離による)に位置される。
【0052】上記の説明は、このモデルの中の軸平行の
楕円形により、電荷上に及ぼされる作用の計算を説明し
ている。モデルは、レイアウト領域の中の画像矩形が回
転することを許可しているので、軸平行でない場が考慮
されることが望ましい。この問題に対するひとつのアプ
ローチは、上記の計算を実行する前に、場を軸平行にす
るために、座標軸を効果的に回転させることである。点
電荷上のネットフォースが計算されるとき、その方向
は、もとの方向に戻るように軸を回転させることにより
修正される。図6は、非軸平行の画像の、軸の回転の前
後を示している。好ましくは、軸の回転の角度は、領域
の水平軸に対する画像矩形の主軸の、角度を計算するこ
とにより決定される。
【0053】ある角度θによる軸の回転は、全ての地点
の座標を元のまわりで−θだけ変換させることにより、
実行できる。元の周りで角度αだけ地点を回転するの
は、次の変換により達成可能である(ここで、(x1,y1)
は最初の地点の座標で、(x,y )は回転後の座標で
ある)。
【0054】
【数17】
【0055】ひとたび、注目点と、場を創出している点
電荷の位置が、オリジナルについて回転したならば、dx
とdyの値は決定可能であり、次に、式7と9が、場そし
て次に注目点で画像上に及ぼされる作用力を計算するた
めに使用される。回転した軸を計算に入れて作用力の方
向を修正するため、その作用力の水平と垂直の構成要素
(fx,fy)を考え、−θ分の軸の回転に影響を及ぼすよ
う、オリジナルについてθ分これらを回転する(式10
を使う)。結果は、非軸平行の楕円形の場により、その
電荷上に及ぼされる作用力(および作用力の方向)であ
ろう。代わりに、場の方向は同じような方法で修正さ
れ、作用力は、第1の電荷の大きさを、その場の強さに
掛け算することにより計算される。
【0056】方法の他の好適な実施形態 上述された方法を修正する方法はたくさんある。
【0057】ある画像を表現する点電荷の大きさを、そ
の画像の表面積に等しくさせるよりはむしろ、それは画
像の周囲の長さ、或いは、他のいくつかの画像の特徴量
に等しくしてもよい。これは式6〜式7を簡素化するの
に影響する。電荷の大きさは、画像の大きさのある測定
に対応することが推奨されるが、それは、美的に満足す
る画像のレイアウトでは、小さな画像が互いに離れてい
るのよりも、大きな画像が、小さな画像からより離れて
いるほうが、理にかなっていると思われるからである。
【0058】本静電気モデルでは、第2の画像による第
1の画像に働く作用力は、それら間の距離と、第2の画
像の電荷の大きさを乗算した、第1の画像の電荷の大き
さに依存する。好ましくは、両者の場合における電荷の
大きさは、第1と第2の画像のそれぞれの表面積に対応
することである。即ち、両者の画像の電荷の大きさは、
同じ画像の特徴量から決定可能する。代わりに、両者の
画像の電荷の大きさは、異なる画像の特徴量から決定し
てもよい。例えば、第1の画像の電荷の大きさは、第1
の画像の表面積から決定され、第2の画像の電荷の大き
さは、第2の画像の周囲の長さにより決定される。
【0059】好適な方法は、画像における個々の場を計
算し、次に画像上に及ぼされる個々の関連する作用を計
算する。好適な方法は、次に、全ての他の画像により及
ぼされる、その画像上に及ぼされる総作用力を計算する
ために、これらの作用力を合計する。代わりに、この方
法は、すべての他の画像による、ある画像での全体の場
を計算し、この全体の場のために、全体の作用を計算す
ることもできる。
【0060】他の実施の例では、静電気モデルは、場の
強さが電荷からの距離に対して逆比例、或いは距離に対
するいくつかの他の関係に逆比例するように、修正可能
である。好ましくは、強さは距離の多項式に対して逆比
例することである。なぜならば強さ(つまり、他の画像
上に及ぼす作用)は電荷から離れるに従って減少するは
ずだからである。
【0061】1回の反復で、ある画像により移動させら
れる距離と、いくつかの、経験に基づいて決定された因
数に比例する、そこに及ぼされる純作用との間の関係よ
りはむしろ、他の関係を使用されることもできる。ひと
つの方法としては、瞬間速度と、作用による画像の加速
度を認識することであり、そこでは画像の‘質量’はそ
の画像の大きさによる(加速度は作用力に比例し、質量
に逆比例するからである)。
【0062】経験に基づいて決定された作用力/距離の
ファクタの使用に対する別の方法は、この方法の第1の
反復の間に、そのファクタを計算することである。ファ
クタの計算に対するアプローチは、第1の反復でモデル
の画像に適用される最大となるネットフォースを認識
し、この画像がどれくらい遠くへ動かされるべきかを決
定し、それにより作用力/距離のファクタを計算するこ
とである。画像をどれほど動かすかを決定することに対
するアプローチは、画像が動くであろう線に沿う(即
ち、画像からレイアウト領域の境界へ伸びている、画像
上の作用に対して平行な線に沿う)、多くの地点での結
合された、すべての画像の場の強さを決定することであ
る。すべての画像の場の強さは、ある地点でのすべての
場の強さを計算するために、一緒に合計される。最小の
合計の場の強さを持つこの線上の点は、最小電位地点と
呼ばれる。注目画像を、最初の点と最小電位点との間の
半分の距離だけ移動することは、レイアウト領域の全体
の電位を下げることに対するアプローチとして提議さ
れ、又そのことが望まれ得る。
【0063】上記したように、本方法は、レイアウト領
域が多角形であると仮定しており、それは多角形の個々
の端(境界)は、図5で示されているように、仮想画像の
方法により、個々の画像上に作用を及ぼしているからで
ある。モデルは、レイアウト領域の境界が、画像の点電
荷からの垂直及び水平線とどこで交差するかを考慮し、
それらの交点での境界の外側の仮想画像の影響を計算す
ることにより、任意の形のレイアウト領域を考慮するた
めに修正される。これは、画像と仮想画像とを結ぶ線
が、必ずしも交点での境界に対して垂直ではなくいても
良いことを意味する。
【0064】上記の如く、本方法は、また、そこに置か
れている画像が矩形であるとした。上記の楕円形の場
は、そのアスペクト比を定義するためにいくつかの矩形
(或いは楕円形)を要求するので、任意の形の画像にする
ためのモデルの修正は、個々の形に関連した矩形を決定
することにより達成可能である。ひとつのアプローチ
は、形の接している矩形を使用することであり、それは
軸平行の矩形において、幅はその形のx座標の最小値か
ら最大値へ伸びており、高さはy座標の最小値から最大
値へ伸びるようにすることである。
【0065】上記の方法は、2次元のレイアウト領域内
における、2次元の画像のレイアウトについて示した。
これは、卵形(ovoid)の場を使用することにより、3次
元の画像(それは矩形というよりはむしろ矩形の角柱(p
rism)であろうが)の3次元のレイアウトへ拡張し得
る。それは卵型は3次元の楕円形である、と考えること
が可能だからである。電荷により表される3次元の画像
が幅w,高さh,深さd(z軸に沿っている)を持っている場
合、そこでは電荷の大きさは画像の体積に等しく、3次
元における式6と7に相当するものは次のようになる。
【0066】
【数18】
【0067】点電荷から注目点への距離が√(wh)を超
える時、上記モデルで説明された楕円形の場がだんだん
と円になるように、距離pが√(whd)を超えるとき、モ
デルの卵型の場はだんだんとより球形になってくるの
で、3次元におけるαの定義は次のようになる。
【0068】
【数19】
【0069】画像を3次元内で回転させる場合、軸平行
面において2度、その軸を回転することにより、先に説
明した2次元における方法の軸の回転を適用可能であ
る。例えば、もし画像角柱の基礎が角度θだけx軸から
回転し、さらに角度βだけz軸から回転させる場合、軸
はxy面で角度θ分回転され、次にyz面で角度β分回
転されなければならない。第1の軸の回転は、式10を
使用して地点位置のxとy座標を角度−θだけ回転さ
せ、次に、地点のyとz座標を−βだけ回転することに
より実現される。逆回転は、次に、計算される3次元の
作用のxyzの成分にあてはめられる。
【0070】装置の好適な実施例 図1で示されているような、ある領域内にひとつ或いは
それより多くの画像を自動的に位置決めする方法は、好
ましくは、図7で示されているような、従来の汎用コン
ピュータを使用して実行され、そこでは、図1のプロセ
スは、コンピュータ上で実行するソフトウエアとして実
現される。特に、図1の方法のステップは、コンピュー
タにより実行されるソフトウエアの指示により実現され
る。ソフトウエアは2つの別々の部分に分かれる。ひと
つは画像の自動位置決めの方法のステップを実行する部
分であり、もうひとつは後者とユーザーとの間のユーザ
ーインターフェースを扱う部分である。ソフトウエア
は、コンピュータ読み出し可能媒体に記憶されており、
例えば、それは以下の記憶デバイスを含む。ソフトウエ
アは、コンピュータ読み出し可能媒体からコンピュータ
へロードされ、次に、コンピュータにより実行される。
そのようなソフトウエア或いはコンピュータプログラム
を記憶しているコンピュータ読み出し可能媒体は、コン
ピュータプログラム製品である。コンピュータの中のコ
ンピュータプログラム製品の使用は、本発明の実施形態
に従って、好ましくは、ある領域内にひとつ或いはそれ
より多くの画像を自動位置決めするための有利な装置に
影響する。
【0071】コンピュータシステム700は、コンピュ
ータ702、ビデオディスプレイ716、及び入力デバ
イス708,720で構成される。更に、コンピュータ
システム700は、コンピュータ702に接続されるラ
インプリンタ、レーザープリンタ、プロッター、及び他
の再生デバイスを有することもできる。多くの他の出力
デバイスのどんなものでも持つことが可能である。コン
ピュータシステム700は、モデム通信径路、コンピュ
ータネットワーク、或いはそれに類似するもののよう
な、適切な通信チャンネル730を使用して、通信イン
ターフェース708bを介して、ひとつ或いははそれよ
り多くの他のコンピュータと接続させることが可能であ
る。コンピュータネットワークは、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、イントラネッ
ト、及び/或いはインターネットを含んでもよい。
【0072】コンピュータ702そのものは、中央処理
装置(以後、単にプロセッサと呼ぶ)704、ランダムア
クセスメモリ(RAM)と読み出し専用メモリ(ROM)を
含むメモリ706、入力/出力(IO)インターフェース
708a,708b,708c、ビデオインターフェー
ス710、及び図7でブロック712により一般的に表
されている、ひとつ或いはそれより多くの記憶デバイ
ス、から構成される。記憶デバイス712は、ひとつ或
いはそれより多くの以下のものからなる:フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ、光磁
気ディスクドライブ、CD-ROM、磁気テープ、或いはこの
分野の技術者たちにはよく知られている多くの不揮発性
記憶デバイスの他のもの、からなることが可能である。
構成要素704から712のそれぞれは、典型的には、
順番にデータ、アドレス、およびコントロールバスから
なることが可能な、バス714を介してひとつ或いはそ
れより多くの他のデバイスに接続されている。
【0073】ビデオインターフェース710はビデオデ
ィスプレイ716に接続され、コンピュータ702から
ビデオ信号を供給し、ビデオディスプレイ716上での
表示させる。コンピュータ702を操作するためのユー
ザー入力は、ひとつ或いはそれより多くの入力デバイス
708bにより提供可能である。たとえば、オペレータ
ーは、コンピュータ702へ入力を与えるために、キー
ボード718、及び/或いはマウス720のようなポイ
ンティングデバイスを使用することが可能である。
【0074】システム700は、単に説明目的のために
だけ提供されており、本発明の範囲及び思想から離れる
ことなく他の構成をとることも可能である。本実施形態
を実現可能な典型的なコンピュータは、IBM-PC/AT或い
は互換機、マッキントッシュ(商標)ファミリーのPCのひ
とつ、サンスパークステーション(商標)、或いは同種の
ものを含む。前述のものは、本発明の実施形態が実行さ
れる、コンピュータのタイプのほんの典型的なものにす
ぎない。典型的には、後述する実施形態のプロセスは、
レジデント(常駐しているもの)、或いはコンピュータ読
み出し可能媒体のような、ハードディスクドライブ(一
般的に図7のブロック712として描写されている)上
に記憶されているソフトウェアやプログラムのようなレ
ジデント(コンピュータに常駐しているもの)で、プロセ
ッサ704を使用して読まれたり管理されたりしてい
る。プログラムと、ピクセルデータと、ネットワークか
ら取り出された全てのデータの中間の記憶は、半導体メ
モリ706を使用して、或いはハードディスクドライブ
712とを併用して達成される。
【0075】いくつかの例では、プログラムは、CD-ROM
或いはフロッピーディスク(ともに一般的にはブロック
712により描写されている)上にエンコードされた形
でユーザーへ供給されるか、或いは代わりに、例えばコ
ンピュータに接続されたモデムデバイスを介してネット
ワークからユーザーにより読まれせることが可能であ
る。さらに、ソフトウエアはまた、磁気テープ、ROM、
或いは集積回路、光磁気ディスク、無線、或いはコンピ
ュータと他のデバイスとの間の赤外線通信チャンネル、
PCMCIAカードのようなコンピュータ読み取り可能カー
ド、及びeメール通信やウェブサイト上に記憶された情
報、そして同様のものを含むインターネットやイントラ
ネットから、コンピュータシステム700へロードされ
ることが可能である。上述のものは、関連したコンピュ
ータ読み取り可能媒体のほんの典型的な例である。他の
コンピュータ読み取り可能媒体は、本発明の範囲と思想
から離れない限り実行される。
【0076】ある領域内にひとつ又はそれより多くの画
像を自動位置決めする方法は、図1の機能或いはサブ機
能を実行する、ひとつ或いはそれより多くの集積回路の
ような、専門のハードウエアの中で代わりに実行しても
構わない。そのような専門のハードウエアは、グラフィ
ックプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、或いは、ひ
とつ或いはそれより多くのマイクロプロセッサ及び関連
するメモリを含む。
【0077】上述のものは、本発明のほんの少しの実施
形態しか説明していないが、修正及び/或いは変更は、
本発明の範囲と思想から離れない限り、行われることが
可能である。本実施形態は、ゆえに、すべての点におい
て、図示されていると考えるべきであり、限定されてい
ないと考えられるべきである。本実施形態は、ゆえに、
すべての点において、図示されていると考えるべきであ
り、限定されていないと考えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、好適な実施形態における、ある領域内
にひとつ或いはそれより多くの画像を自動的に位置決め
する方法のフローチャートである。
【図2】図2は、初期レイアウトの例における、レイア
ウト領域内の初期位置にある3つの画像の矩形を示す図
である。
【図3】図3は、第1の好適な実施形態における、物理
的点電荷の周りの、静電気の場の例を示す図である。
【図4】図4は、第2の好適な実施形態で使用される静
電気の場の例を示す図である。
【図5】図5は、好適な実施形態における、画像上のレ
イアウト領域の境界の、静電気効果の例を示す図であ
る。
【図6】図6は、好適な実施形態における、回転の前後
の非平行軸の画像の例を示す図である。
【図7】図7は、一般目的のコンピュータのブロック図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー メリック ロング オーストラリア国 2070 ニュー サウス ウェールズ州 リンドフィールド, ア イヴィー ストリート 47 (72)発明者 ジョージ ポリティス オーストラリア国 2564 ニュー サウス ウェールズ州 マッコーリ フィール ズ, セイウェル ロード 18 (72)発明者 マリジャ ヘルセグ オーストラリア国 2070 ニュー サウス ウェールズ州 リンドフィールド, ア イヴィー ストリート 47 (72)発明者 リンカーン デヴィッド ストーン オーストラリア国 2112 ニュー サウス ウェールズ州 ライド, フォンテノイ ロード 14/31

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 領域内への複数の画像の自動的位置決め
    方法であって、 (a)個々の画像に及ぼす、全ての他画像によるネットフ
    ォースを算出するステップと、 ここで、個々の画像に及ぼされるネットフォースは、そ
    の画像に及ぼされる作用力の合計であり、 いずれか1つの画像に及ぼす、いずれか1つの他画像か
    らの作用力は、 前記いずれか1つの画像と前記いずれか1つの他画像と
    の間の距離、前記いずれか1つの画像の第1の画像の特
    徴、及び、前記いずれか1つの他画像の第2の画像特徴
    の関数である; (b)個々の前記画像を、ネットフォースの方向へ、その
    画像上に作用しているネットフォースの関数である距離
    だけ移動するステップとを備えることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)は、 (a)(i)全ての前記他前記画像による、個々の前記画像に
    おける場を全て算出するステップと、 ここで、他画像による前記画像における前記場は、前記
    画像と前記他画像との間の距離と、前記他画像の第2の
    画像の特徴の関数である;のサブステップを備えること
    を特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(a)は、更に、 (a)(ii)個々の前記画像における、ネット場を与える前
    記個々の前記画像における場を合計するステップと、 (a)(iii)全ての前記他画像による、個々の前記画像に及
    ぼされるネットフォースを算出するステップと、 ここで、いずれか1つの前記画像に及ぼすネットフォー
    スは、前記いずれか1つの画像に作用するネット場の作
    用と、前記いずれか1つの画像の第1の画像の特徴との
    関数である;のサブステップを有することを特徴とする
    請求項第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(a)は、更に、 (a)(ii)全ての前記他画像による、個々の前記画像にお
    ける全ての作用力を算出するステップと、 ここで、いずれか1つの前記画像に及ぼす作用力は、前
    記いずれか1つの画像に作用する前記場と、前記いずれ
    かの画像の第1の画像の特徴との関数である; (a)(iii)個々の画像での前記ネットフォースを生成する
    ための個々の画像に及ぼされる作用力を合計するステッ
    プのサブステップを有することを特徴とする請求項第2
    項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 更に、 (c)ステップ(a)から(b)を反復して繰り返すステップを
    備えることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 反復繰り返しは、所定回数の反復が完了
    した後に止めることを特徴とする請求項第5項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 反復繰り返しは、移動距離が所定の閾値
    以下になった後に止めることを特徴とする請求項第5項
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記他画像による、いずれかの前記画像
    における場は、それらの間の距離の多項式に反比例する
    ことを特徴とする請求項第2項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記他画像による、いずれかの前記画像
    における場は、それらの間の距離に反比例することを特
    徴とする請求項第2項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記他画像による、いずれかの前記画
    像における場は、それらの間の距離の二乗に反比例する
    ことを特徴とする請求項第2項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記他画像による、いずれかの前記画
    像における場は、それらの間の距離が増加するにつれて
    減少することを特徴とする請求項第2項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記場のひとつ或いはそれより多く
    は、近くは楕円形、遠くでは円形の場を持つことを特徴
    とする請求項第2項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ひとつ或いはそれより多くの場は、領
    域の主軸に対して非平行の主軸を持っている楕円形の場
    であり、ステップa(i)はさらに、個々の楕円形の場に関
    して、次のサブステップを備える:場を計算するより前
    に、ある角度だけ領域の主軸を回転させるステップと、 ここで、楕円形の場の主軸は、領域の主軸に平行であ
    る;ステップa(ii)はさらに、個々の楕円形の場に関し
    て次のサブステップを備える:場を計算した後に、領域
    の主軸を、前記ある角度に等しい角度で、逆方向に回転
    するステップを備えることを特徴とする請求項第4項に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 ひとつ或いはそれより多くの場は、領
    域の主軸に非平行の主軸を持っている楕円形の場であ
    り、ステップa(i)はさらに、個々の楕円形の場に関して
    次のサブステップを備える:場を計算するより前に、あ
    る角度だけ領域の主軸を回転するステップ、 ここで、楕円形の場の主軸は、領域の主軸に平行であ
    る;場を計算した後に、領域の主軸を、前記ある角度に
    等しい角度で、且つ反対方向に回転するステップとを備
    えることを特徴とする請求項第3項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 画像は高さhと幅wにより定義されて
    おり、前記算出ステップ(a)(i)は、 各画像における、全ての前記他画像による、場Eを計算
    するステップ ここで、画像の中心からの距離pにおけるその画像によ
    る前記場Eは、 【数1】 備えることを特徴とする請求項第2項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1と第2の画像の特徴は同じで
    あることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1と第2の画像の特徴は異なる
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 第1の画像の特徴は画像の表面積wh
    であることを特徴とする請求項第16項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 第1の画像の特徴は、画像の外周2w
    +2hであることを特徴とする請求項第16項に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記ステップ(a)は、 全ての前記他画像から、前記個々の前記画像に及ぼされ
    ている作用力の合計を算出するステップ、 ここで、いずれかの前記画像に働いている作用力の前記
    合計は、前記いずれかの画像の表面積whを乗算した前
    記いずれかの画像上に働く場の合計に等しい;を備える
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ステップ(b)は、個々の前記画像
    を、ネットフォースの方向へ、ネットフォースに比例す
    るファクタに等しい距離だけ移動するステップを備える
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  22. 【請求項22】 比例するファクタは0.001に等しいこ
    とを特徴とする請求項第21項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 比例するファクタは第1の反復の間に
    決定されることを特徴とする請求項第21項に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 領域の境界によるいずれかの前記画像
    上の作用力は、境界から同じ距離で境界と反対側にあ
    る、同じ形と大きさの仮想画像により及ぼされるものと
    同じになることを特徴とする請求項第1項に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 前記複数の画像は、ある1つの画像と
    複数の仮想画像から構成される、 ここで、仮想画像は、領域の対応する境界の反対側にあ
    る、前記画像と同じ形と大きさであり、前記ある画像上
    に前記作用を及ぼすことを特徴とする請求項第1項に記
    載の方法。
  26. 【請求項26】 前記画像、領域、及び場は2次元であ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記画像、領域、及び場は3次元であ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記ステップ(b)は、 個々の前記画像を、ネットフォースと画像の質量に関連
    した加速度と瞬間速度に依存して移動するステップ、 ここで、前記質量は画像の大きさに依存する;を備える
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記領域は電子写真アルバム上のペー
    ジであることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  30. 【請求項30】 レイアウトの領域内に複数の画像を自
    動的に位置決めする方法であって、ここで、画像は高さ
    hと幅wにより定義される、 (a)それぞれの画像における、全ての他画像による場E
    を算出するステップと、 ここで、画像の中心からの距離pにおけるその画像によ
    る場Eは、 【数2】 (b)全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる
    作用力の合計を算出するステップと、 ここで、各画像への作用力の合計は、前記各画像に作用
    する場に、その画像の面積whを乗算の合計に等しい; (c)個々の前記画像を、作用力の合計の方向へ、その画
    像上に働く作用力の合計に比例した距離だけ移動するス
    テップと、 (d)ステップ(a)から(c)を予め決められた回数繰り返す
    ステップを備えることを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 領域の境界によるいずれかの前記画像
    上の作用力は、境界から同じ距離で境界と反対側にあ
    る、同じ形と大きさの仮想画像により及ぼされるものと
    同じになることを特徴とする請求項第30項に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 前記複数の画像は、ある画像と複数の
    仮想画像で構成される、 ここで、仮想画像は、前記ある画像と同じ形と大きさで
    あり、領域における対応する境界の反対側に位置し、前
    記ある画像上に前記作用を及ぼすことを特徴とする請求
    項第31項に記載の方法。
  33. 【請求項33】 ひとつ或いはそれより多くの他の画像
    の領域内に、ひとつの画像を自動的に位置決めする方法
    であって、 (a)全ての他画像により、或る画像に及ぼされるネット
    フォースを算出するステップと、 ここで、前記或る画像に及ぼされるネットフォースはそ
    の画像に及ぼされる作用力の合計であり、 前記他画像のいずれか1つから前記或る画像に及ぼされ
    る作用力は、前記或る画像と、前記他画像のいずれか1
    つとの間の距離、前記或る画像の第1の画像の特徴、前
    記他画像のいずれか1つの第2の画像の特徴との関数で
    ある; (b)前記或る画像を、前記ネットフォースの方向に、前
    記或る画像に及ぼしているネットフォースの関数による
    距離だけ移動するステップとを備えることを特徴とする
    方法。
  34. 【請求項34】 領域内への複数の画像の自動位置決め
    する装置であって、 各画像に及ぼす、全ての他画像によるネットフォースを
    算出する手段と、 ここで、各画像に及ぼすネットフォースは、その画像に
    及ぼす作用力の合計であり、 前記画像に及ぼす他画像による作用力は、前記画像と前
    記他画像間の距離、前記画像の第1の画像の特徴、前記
    他画像の第2の画像の特徴の関数である;各画像を、そ
    のネットフォースの方向に、その画像に働くネットフォ
    ースの関数による距離だけ移動する手段とを備えること
    を特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 レイアウト領域内に複数の画像を自動
    的に位置決めする装置であって、ここで、画像は高さh
    と幅wにより定義される、 それぞれの画像における、全ての他画像による場Eを算
    出する手段と、 ここで、画像の中心からの距離pにおけるその画像によ
    る場Eは、 【数3】 全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる作用
    力の合計を算出する手段と、 ここで、各画像への作用力の合計は、前記各画像に作用
    する場に、その画像の面積whを乗算の合計に等しい;
    個々の前記画像を、作用力の合計の方向へ、その画像上
    に働く作用力の合計に比例した距離だけ移動する手段
    と、 場の算出する手段、作用力の合計の算出手段、移動させ
    る手段を所定回数繰り返す手段とを備えることを特徴と
    する装置。
  36. 【請求項36】 ひとつ或いはそれより多くの他の画像
    の領域内に、ひとつの画像を自動的に位置決めする装置
    であって、 前記個々の画像上に及ぼされる、全ての他画像によるネ
    ットフォースを計算する手段と、 ここで、前記ある画像に及ぼされるネットフォースは、
    その画像に及ぼされる作用力の合計であり、 前記ある画像に及ぼす他画像による作用力は、前記ある
    画像と前記他画像間の距離、前記ある画像の第1の画像
    の特徴と、前記他画像の第2の画像の特徴との関数であ
    り;前記個々の画像を、ネットフォースの方向に、その
    画像に働くネットフォースの関数の距離だけ移動する手
    段とを備えることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 領域内への複数の画像を自動的に位置
    決めするためのコンピュータプログラムを備えるコンピ
    ュータ可読媒体であって、 前記個々の画像上に及ぼされる、全ての他画像によるネ
    ットフォースを計算するコードと、 ここで、前記ある画像に及ぼされるネットフォースは、
    その画像に及ぼされる作用力の合計であり、 前記ある画像に及ぼす他画像による作用力は、前記ある
    画像と前記他画像間の距離、前記ある画像の第1の画像
    の特徴と、前記他画像の第2の画像の特徴との関数であ
    り;前記個々の画像を、ネットフォースの方向に、その
    画像に働くネットフォースの関数の距離だけ移動させる
    コードのプログラムコードを有するコンピュータ可読媒
    体。
  38. 【請求項38】 ネットフォースを算出するコードは、 各画像における、全ての他画像による全ての場を算出す
    るコード、 ここで、画像における他画像による前記場は、前記画像
    と前記他画像間の距離、前記他画像の第2の画像の特徴
    の関数である;を備えることを特徴とする請求項第37
    項に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 【請求項39】 前記ネットフォースを算出するコード
    は、更に、 前記各画像にネット場を与える各画像における場を全て
    を合計するためのコードと、 各画像における、全ての他画像によるネットフォースを
    算出するコードと、 ここで、画像に働く作用力は、その画像に働く前記場
    と、その画像の第1の画像の特徴との関数である;を備
    えることを特徴とする請求項第38項に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  40. 【請求項40】 前記ネットフォースを算出するコード
    は、更に、 個々の画像における、全ての他画像による作用力の合計
    を算出するコードと、 ここで、或る画像に働く作用力は、その画像に働く場
    と、その画像の第1の画像の特徴の関数である;各画像
    における前記ネットフォースを供給する各画像に及ぼす
    作用力を合計するコードとを備えることを特徴とする請
    求項第38項に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 【請求項41】 前記コンピュータプログラムは、更
    に、 ネットフォースを計算するためのコードと、移動させる
    ためのコードの動作を反復して繰り返すためのコードを
    備えることを特徴とする請求項第37項に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  42. 【請求項42】 レイアウト領域内に複数の画像を自動
    的に位置決めするコンピュータプログラムを備えるコン
    ピュータ可読媒体であって、ここで、画像は高さhと幅
    wにより定義される、 それぞれの画像における、全ての他画像による場Eを算
    出するコードと、 ここで、画像の中心からの距離pにおけるその画像によ
    る場Eは、 【数4】 全ての他画像による、個々の前記画像に及ぼされる作用
    力の合計を算出するコードと、 ここで、各画像への作用力の合計は、前記各画像に作用
    する場に、その画像の面積whを乗算の合計に等しい;
    個々の前記画像を、作用力の合計の方向へ、その画像上
    に働く作用力の合計に比例した距離だけ移動させるコー
    ドと、 場の算出手段、作用力の合計の算出手段、移動させる手
    段を所定回数繰り返すコードとを備えることを特徴とす
    るコンピュータ可読媒体。
  43. 【請求項43】 1つ或いはそれ以上の画像の領域内に
    1つの画像を自動的に位置決めするコンピュータプログ
    ラムを備えるコンピュータ可読媒体であって、 前記個々の画像上に及ぼされる、全ての他画像によるネ
    ットフォースを計算するコードと、 ここで、前記ある画像に及ぼされるネットフォースは、
    その画像に及ぼされる作用力の合計であり、 前記ある画像に及ぼす他画像による作用力は、前記ある
    画像と前記他画像間の距離、前記ある画像の第1の画像
    の特徴と、前記他画像の第2の画像の特徴との関数であ
    り;前記個々の画像を、ネットフォースの方向に、その
    画像に働くネットフォースの関数の距離だけ移動させる
    コードのプログラムコードを有するコンピュータ可読媒
    体。
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