JP2001034740A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2001034740A
JP2001034740A JP11206241A JP20624199A JP2001034740A JP 2001034740 A JP2001034740 A JP 2001034740A JP 11206241 A JP11206241 A JP 11206241A JP 20624199 A JP20624199 A JP 20624199A JP 2001034740 A JP2001034740 A JP 2001034740A
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Hideo Katsumi
栄雄 勝見
Akashi Yamaguchi
証 山口
Tsutomu Morimoto
勉 森本
Eiji Takahashi
英二 高橋
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系を移動させる複雑な機械的機構を必要
とせず、被写体の撮影時間が長くなることなく、また従
来の工業用カメラを用いることが可能な高精細の画像情
報を得ることができる画像入力装置を提供する。 【解決手段】 多数の画素1aを直線状に配列させた1次
元撮像素子17の複数を、前記画素1aの配列方向と直交す
る方向に並列配置させてなる複合撮像素子1と、この複
合撮像素子1の前に配置され、被写体3のある一点を1
次元撮像素子17の画素1aの配列方向と直交する方向に拡
大して結像させる結像光学手段2とを備えてなるととも
に、前記結像光学手段2の結像位置に光学素子13が存在
し、前記1次元撮像素子17の画素1aの配列方向と直交す
る方向の複合撮像素子1の画素列の各画素1a毎に該光学
素子13の開口位置が異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力装置に関
し、特には高精細の画像を入力し得る画像入力装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】■圧延鋼板のキズ(表面欠陥)検査や印
刷物の絵柄検査等には、ラインカメラ(ラインセンサ)
などの撮影装置が使用されている。この圧延鋼板のキズ
検査に用いられるラインカメラ14は、図10に示すよ
うに、圧延鋼板15の上方に配設されており、圧延鋼板
の表面のキズの検出に使用されている。この圧延鋼板の
キズ検査は、図示しない光源より可視光を圧延鋼板15
の表面に照射して、この圧延鋼板15からの反射光を前
記ラインカメラ14に受光して圧延鋼板15の表面のキ
ズを検出するものである。検査においてラインカメラ1
4は、レンズ16より受光した圧延鋼板15の幅方向
(圧延方向に直角な板幅方向)の1次元入力画像光を画
像信号に光電変換して1次元画像情報を得る。圧延鋼板
のキズ検査は、圧延鋼板15の移動に伴い、順次、圧延
鋼板の幅方向の1次元入力画像光をラインカメラ14に
より受光して行う。この受光した1次元入力画像光をラ
インカメラ14の1次元画像入力装置により、1次元画
像情報に変換する。そして、この圧延鋼板の移動と共に
得た1次元画像情報を2次元の画像情報に変換して、圧
延鋼板の全長全表面のキズ検査が行われる。
【0003】このラインカメラ14に用いられる1次元
画像入力装置は、図11に示すように、凸レンズ19
と、光電変換手段を有する複数の受光素子(画素)17
aが直線状(1次元)に配列されてなる1次元撮像素子
17と、信号回路20とからなる構成である。前述のラ
インカメラ14により受光した圧延鋼板(被写体)18
の幅方向の1次元の入力画像光は、凸レンズ19により
1次元撮像素子17の複数の受光素子17aの面上に結
像させられる。そして、この1次元撮像素子17を構成
する受光素子17aの面上の結像画像を受光素子17a
の配列方向に走査して撮像(光電変換)することによ
り、画像信号を得る。これら画像信号を信号回路20に
出力して、この信号回路20により1次元画像情報を得
るものである。なお、図11は、説明のために、圧延鋼
板18の1次元入力画像光を構成する入力画像光内の任
意の部分の入力画像光を画像情報に変換している状態を
示している。そして、この図11の被写体18は、圧延
鋼板の断面を示すものであり、この圧延鋼板の幅方向の
両端部は省略している。
【0004】上記圧延鋼板のキズ検査や、印刷物の絵柄
検査等においては精度向上の要求が高く、そのために
は、2次元撮像素子あるいは1次元撮像素子面上に結像
した画像の解像度を改善して高精細の画像情報を得るこ
とが求められている。高精細の画像情報を得るための方
法として、(イ)画像入力装置に用いられる2次元撮像
素子及び1次元撮像素子(以下撮像素子と言う)を構成
する受光素子(画素)数を増加(画素の高密度化)させ
る方法や、(ロ)複数のカメラを用いて被写体を分割し
て撮影する方法が行われている。
【0005】しかし、(イ)の撮像素子の受光素子数を
増加させるためには、受光素子の面積を縮小することを
要し、このため必然的に、より高度な受光素子製造技術
を必要とし、受光素子の製造が難しくなる。このため、
受光素子の信頼性の低下や高価格化を招く問題を生じる
こととなる。また、受光面積が小さくなることにより感
度低下につながる。一方、受光素子の面積を縮小するこ
となく受光素子数だけを増やす方法も考えられる。しか
し、撮像素子の受光素子数を増加させると、撮像素子が
大きくなり、一般的な工業用カメラのレンズマウントに
収まらなくなる問題がある。このため、工業用カメラに
特殊な結像系を設けることが必要となりコストアップの
要因となる。さらに、この特殊な結像系の操作が複雑と
なる問題が生じる。
【0006】そして、(ロ)の複数のカメラを用いる方
法では、複数のカメラで撮影した画像がカメラのつなぎ
目で不連続になる問題が生じる。さらに、複数のカメラ
で画像を取り込むため画像処理が複雑になり、複数の画
像処理装置が必要となりコストアップの要因となる。
【0007】このため、高精細の画像を得るための他の
方法として、(ハ)受光素子の入力画像光領域内を複数
に分割する方法(特開平6−197287号公報参照)
や、(ニ)撮像素子の撮像面上の被写体像をずらす方法
(特開平9−200630号公報参照)等が提案されて
いる。
【0008】(ハ)の受光素子の入力画像光領域内を複
数に分割する方法は、受光素子に入力した画像を複数の
領域に分割して、時間をずらして画像を撮影することに
より、1つの受光素子で複数の画像を撮像(光電変換)
し、この複数組の画像信号を所定の方法で合成すること
により高精細の画像を得る方法である。すなわち、撮影
する画像数を増加させることにより高精細の画像を得る
ものである。このため、この受光素子に入力した画像を
複数の領域に分割するために、受光素子に入力画像光を
透過する位置を選択し該当位置を透過にし他を遮光する
透過遮光の制御手段が設けられている。
【0009】(ニ)の撮像素子の撮像面上の被写体像を
ずらす方法は、光学レンズと撮像素子との間に光を透過
する平行平板を設け、この平行平板を機械的に傾けるこ
とによって、撮像素子上に結像される像の位置をわずか
にずらして複数の画像を撮影し、この複数組の画像信号
を所定の方法で合成することにより高精細の画像を得る
方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(ハ)
の受光素子の入力画像光領域内を複数に分割する方法
は、受光素子に入力する複数の画像を時間をずらして撮
像する必要があるため、被写体の撮影機構が複雑となる
問題がある。さらに、被写体の撮像に時間がかかる問題
がある。また、(ニ)の撮像素子の撮像面上の被写体像
をずらす方法は、光学系を移動させる複雑な機械的機構
が必要となる問題があり、また(ハ)と同様に被写体の
撮像に時間がかかる問題がある。
【0011】そこで本発明は、光学系を移動させる複雑
な機械的機構を必要とせず、被写体の撮影時間が長くな
ることなく、また従来の工業用カメラレンズを用いるこ
とが可能な高精細の画像情報を得ることができる画像入
力装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明(請求項1)に係る画像入力装置は、多数
の画素を直線状に配列させた1次元撮像素子の複数を、
前記画素の配列方向と直交する方向に並列配置させてな
る複合撮像素子と、この複合撮像素子の前に配置され、
被写体のある一点を1次元撮像素子の画素の配列方向と
直交する方向に拡大して結像させる結像光学手段とを備
えてなるとともに、前記結像光学手段の結像位置に光学
素子が存在し、前記1次元撮像素子の画素の配列方向と
直交する方向の複合撮像素子の画素列の各画素毎に該光
学素子の開口位置が異なるものである。
【0013】そして、上記画像入力装置においては、結
像光学手段が、円筒面レンズを含むレンズ系で構成され
てあってもよい(請求項2)。
【0014】また、上記画像入力装置においては、光学
素子と複合撮像素子との間に縮小光学装置を設け、被写
体のある一点を1次元撮像素子の画素の配列方向と直交
する方向に拡大して結像させた光学素子の像を複合撮像
素子上に縮小して結像させてもよい(請求項3)。
【0015】また、上記画像入力装置においては、光学
素子がマスク部材に形成された細長な開口からなり、そ
の開口の長手方向が1次元撮像素子の並列配置方向と平
行で、且つその開口位置が1次元撮像素子ごとに重なら
ないようにマスク部材にずらして形成されてあってもよ
い(請求項4)。更に、前記細長な開口の幅が、画素に
対応するマスク部材の大きさを1次元撮像素子の並列配
置数で除した値以下の幅でマスク部材に形成されてあっ
てもよい(請求項5)。
【0016】また、上記画像入力装置においては、各1
次元撮像素子からの出力信号を1つの出力信号に合成す
る合成回路を有するものでつあってもよい(請求項
6)。
【0017】また、上記画像入力装置においては、複合
撮像素子として、画素が2次元に配置されたCCD素子
又はMOS素子を用いることができる(請求項7)。
【0018】上記本発明の画像入力装置では、多数の画
素を直線状に配列させた1次元撮像素子の複数を、前記
画素の配列方向(以下、1次元撮像素子の長尺方向と言
う)と直交する方向(以下、1次元撮像素子の短尺方向
と言う)に隣接して並列配置して複合撮像素子を構成
し、その複合撮像素子に、被写体の入力画像光を1次元
撮像素子の長尺方向に入力するとともに、その入力画像
光を結像光学手段により1次元撮像素子の短尺方向に拡
大し、この拡大した入力画像光を光学素子の開口を通し
て1次元撮像素子の短尺方向の受光素子(画素)面上
に、これら受光素子ごとにずらして結像させる。そして
更に、各1次元撮像素子ごとの、拡大された入力画像光
のそれぞれの結像画像を画像信号に変換するとともに、
各1次元撮像素子の画像信号を合成して1つの画像情報
を得るものである。
【0019】上記本発明の画像入力装置では、多数の画
素を直線状に配列させた1次元撮像素子を、前記1次元
撮像素子の短尺方向に隣接して並列配置して複合撮像素
子を構成しているので、受光素子(画素)数を増加させ
ることができ、従来の工業用カメラのレンズマウントに
十分収めることができる。
【0020】また、拡大結像光学手段を複合撮像素子の
画像光入力側に設けているので、1次元撮像素子の長尺
方向に入力した被写体の入力画像光を、複合撮像素子
の、1次元撮像素子の短尺方向の受光素子面上に結像さ
せることができる。これにより、従来、1次元撮像素子
の1つの受光素子に結像させていた画像を、複合撮像素
子を構成する1次元撮像素子の数だけ結像画像を増加さ
せることとなる。
【0021】更に、1次元撮像素子の短尺方向の画素列
において受光素子に対応する光学素子の位置が変えられ
ているので、従来、1次元撮像素子の1つの受光素子に
結像させていた画像を、複合撮像素子を構成する1次元
撮像素子の数だけ分割することができる。この結果、複
合撮像素子を構成するそれぞれの1次元撮像素子が、前
記分割された結像画像を撮像(光電変換)することとな
り、分割された数だけ結像画像の入力情報が多くなるの
で、高解像度の画像情報を得ることができる。また複合
撮像素子を構成する受光素子数が増加しても、従来の1
次元撮像素子のみを用いた画像入力装置と同じ撮像の走
査周期で撮影を行うことができるので、被写体の撮影時
間が長くなることはない。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図示例ととも
に説明する。図1〜図5は第1実施例を説明する図であ
り、図6は第2実施例を説明する図であり、図7は第3
実施例を説明する図であり、図8は第4実施例を説明す
る図であり、図9は第5実施例を説明する図である。本
発明の実施例の1次元画像入力装置は、前述した図10
に示す圧延鋼板のキズ(表面欠陥)検査に用いるライン
カメラ(ラインセンサ)などの撮影装置に使用される例
を示すものである。
【0023】(第1実施例:請求項1〜6に対応)本発
明の第1実施例を図1〜図5により説明する。図1は本
発明の第1実施例の画像入力装置の構成を示す説明図で
あり、図2はこの画像入力装置の拡大結像光学系の説明
図であり、図2aは拡大結像光学系を上部から見た平面
図であり、図2bは拡大結像光学系を横(図1において
手前)から見た側面図である。そして、図3は本実施例
の画像入力装置の複合撮像素子の構成を示す説明図であ
り、図4は、この複合撮像素子を構成する受光素子のそ
れぞれに設けられた光学マスクの構成を示す説明図であ
る。そして、図5は、本実施例の画像入力装置の複合撮
像素子の短尺方向に拡大して結像させた短尺方向の複数
の受光素子の各画像信号を1つの画像信号に合成する信
号合成回路の説明図である。
【0024】本実施例の画像入力装置は、図1に示すよ
うに、長方形の複合撮像素子1と、この複合撮像素子1
の画像光入力側(左側)に、円筒レンズ4と凸レンズ5
からなる拡大結像光学系(被写体のある一点を1次元撮
像素子の画素の配列方向と直交する方向に拡大して結像
させる結像光学手段)2を設け、そして、前記複合撮像
素子1は信号合成回路6と接続したものである。本実施
例の画像入力装置の複合撮像素子1は、図3に示すよう
に、従来の1次元画像入力装置に用いられる1次元撮像
素子17(5000個の受光素子(画素)1aを直線状
に配列して構成)を隣接し、並列に10本配置して長方
形の複合撮像素子1を構成したものである。このとき、
10本の1次元撮像素子17の受光素子1aの配列方向
が、複合撮像素子1の長尺方向となるように配列した。
すなわち、5000画素の1次元撮像素子17を10本
並べることにより、50000画素のラインカメラと同
等の高精細の画像情報を得るものである。この1次元撮
像素子17は長さが35mmで幅が7μmであるので、
従来の工業用カメラのレンズマウントに十分に収めるこ
とができた。
【0025】拡大結像光学系2は、図1と図2に示すよ
うに、圧延鋼板(被写体)3の横方向の1次元画像光を
複合撮像素子1上に結像するレンズ系である。この拡大
結像光学系2は、円筒面レンズ4と凸レンズ5から構成
することにより、複合撮像素子1の長尺方向に入力した
前記1次元入力画像光を短尺方向に拡大して、複合撮像
素子を構成する短尺方向の受光素子面上に結像させるも
のである。すなわち、被写体3の1次元画像光の任意の
部分の像Wが、円筒面レンズ4では画像Xとなり、凸レ
ンズ5では画像Yとなり、最後に、複合撮像素子1にお
いて、その複合撮像素子1を構成する短尺方向の受面素
子面上に画像Zとして結像される。本実施例では、図1
に示すように、圧延鋼板3の横方向の1次元画像光
(像)のある1点の像を、複合撮像素子1上の短尺方向
(縦方向)に隣接する10個の受光素子面上に縦長の像
として結像させることとなる。つまり、圧延鋼板3の横
方向の1次元画像光(像)のある1点の像を、縦方向に
隣接する10個の受光素子1aで同時に撮像できること
となる。これにより、従来、1次元撮像素子の1つの受
光素子1aに結像させていた画像を、複合撮像素子1を
構成する1次元撮像素子17の数、すなわち、10個の
結像画像に増加させて同時に撮像することができる。
【0026】そして、本実施例では、図4に示すよう
に、開口(光学素子)13を有する光学マスク11aが
それぞれの受光素子1a面上に密着させて設けられてい
る。この開口13の幅は受光素子1aの長さを、複合撮
像素子の短尺方向の受光素子1aの数で除した1/10
である。そして、この開口13の長手方向の長さは受光
素子1aと同じ長さである。
【0027】これら光学マスク11aの開口13の位置
は、図4に示すように、複合撮像素子の短尺方向(図で
は上下方向)に隣接する光学マスク11aそれぞれが、
図4の上のから下の位置になるごとに、開口幅の長さだ
け開口13の位置が右にずれる構成となる。この結果、
これら開口13のそれぞれの該当位置が互いに短尺方向
(図では上下方向)で重ならない構成となる。そして、
図の横方向に隣接する受光素子(同じ1次元撮像素子に
属する受光素子)に対応する光学マスク11aは同じ位
置に開口13を持つ構成となる。このような受光素子面
上に設けられた光学マスク11aの開口13の構成によ
り、圧延鋼板3の横方向の1次元画像光のある1点の像
を、長尺方向(図では横方向)に10個の結像画像に分
割したこととなる。そして、この10個に分割された画
像は、複合撮像素子1の短尺方向に隣接する10個の受
光素子面上に結像させるものである。
【0028】そして、この分割された結像画像を、複合
撮像素子1を構成する各1次元撮像素子17が同時に撮
像することができ、各1次元撮像素子が前記分割された
結像画像を同時に撮像することができるので、従来の1
次元撮像素子を用いた1次元画像入力装置と同じ撮像の
走査周期で行うことができた。このとき、短尺方向(図
では上下方向)に隣接する10個の受光素子面上に結像
した画像は、長尺方向の受光素子幅の1/10、すなわ
ち開口幅の分解能で同時に撮影されると共に、10個の
結像画像の入力情報が得られる。
【0029】次に、前記分割された結像画像の信号(複
合撮像素子の短尺方向に拡大して結像させた短尺方向の
複数の受光素子の各画像信号)を信号合成回路6により
1つの画像信号に合成する。この画像信号の合成方法に
ついて、図5により説明する。図5に示すように、複合
撮像素子を構成する各1次元撮像素子はそれぞれ画像信
号の出力線を持ち、前記信号合成回路6によって1つの
合成出力信号線に合成する。この1つの合成出力信号線
に合成するために、合成出力信号のクロック信号の発生
頻度を、各1次元撮像素子の画像信号の出力のクロック
信号の発生頻度の10倍にする。そして、図5に示すよ
うに、10本の1次元撮像素子のそれぞれの画像出力L
1,L2,・・・,L10を、合成出力信号のクロック
信号ごとに順次載せていくことにより、高細密の画像情
報の合成出力信号線を得ることができる。この信号合成
回路6により、1本の1次元撮像素子の出力時間と同じ
時間内に10倍のデータ量を出力することを可能とする
ものである。
【0030】以上の構成により、本実施例の画像入力装
置は、従来のラインカメラに用いられる1次元撮像素子
を、互いに隣接して並列に複数本配置した長方形の複合
撮像素子を有することにより、受光素子数を増加させて
も、従来の工業用カメラのレンズマウントに十分に収め
ることができるものである。そして、本実施例の1次元
画像入力装置の拡大結像光学系2により、前記複合撮像
素子1の長尺方向に入力した1次元入力画像光を短尺方
向に拡大して複合撮像素子を構成する短尺方向の受光素
子面上に結像させることにより、複合撮像素子を構成す
る1次元撮像素子17の数だけ結像画像を増加させるも
のである。さらに、本実施例の開口13を有する光学マ
スク11aにより、受光素子ごとに前記画像の結像領域
を変えて、従来、1次元撮像素子の1つの受光素子に結
像させていた画像を、複合撮像素子を構成する1次元撮
像素子の数だけ分割することができる。この分割された
結像画像を、複合撮像素子1を構成する各1次元撮像素
子17が同時に撮像し、この結像画像の信号を信号合成
回路6により1つの画像信号に合成するすることによ
り、高細密の画像情報を得ることができるものである。
そして、複合撮像素子1を構成する受光素子数が増加し
ても、従来の1次元撮像素子を用いた1次元画像入力装
置と同じ走査周期で行うことができ、被写体3の撮影時
間が長くなることはない。
【0031】本実施例では、5000個の受光素子1a
で構成される1次元撮像素子17を10本組み合わせた
が、これに限定されることなく、1次元撮像素子に配列
された受光素子の数や1次元撮像素子の数を適宜選択す
ることができる。そして、本実施例では、拡大結像光学
系2は円筒面レンズ4と凸レンズ5のみの構成にした
が、拡大結像光学系2は、これ以外のレンズや絞りを加
えた構成にしてもよい。また、円筒面レンズ4の代わり
に2次元の像を1次元方向にのみ集光するレンズ(例え
ば、1次元方向にのみ集光するフルネルレンズ等)を用
いてもよい。さらに、凸レンズ5も通常の球面レンズに
限定されず、収差などを小さくするために非球面レンズ
を用いても良い。これに加えて、拡大結像光学系2は円
筒面レンズ4と球面レンズの組み合わせに限定されるも
のでなく、複合撮像素子の長尺方向に入力した1次元入
力画像光を前記長尺方向と直交する複合撮像素子の短尺
方向に拡大して、この複合撮像素子を構成する短尺方向
の受光素子面上に結像させことができるものであればよ
い(例えば、円筒面レンズの代わりに円筒鏡を用いるな
ど)。さらにまた、被写体3の一次元画像光の撮像時の
ノイズ低減のために、複合撮像素子をペルチェ素子など
によって冷却することができる。
【0032】さらにまた、本実施例の1次元画像入力装
置には、光学素子13として、マスク部材11aに開口
(光学素子)13を設けた例を説明したが、光学素子は
入力画像光を透過する位置を選択し該当位置を透過にし
他を遮光できればよく、例えば、光スイッチアレー等を
用いることができる。
【0033】次に、本発明の第1実施例の変形例(第2
実施例、第3実施例)をさらに説明する。
【0034】(第2実施例:図6参照)本実施例の画像
入力装置は、第1実施例の画像入力装置と同じ構成で、
異なる点は、図6に示すように、複合撮像素子1のそれ
ぞれの受光素子1aに設けた光学マスク11aの内、開
口13を設けた光学マスク11aを5本の1次元撮像素
子17にのみ設けて、読み取るライン数を半分の5ライ
ンになるようにしたものである。この時、光学マスク1
1aの開口幅は、第1実施例の光学マスク11aの開口
幅の2倍の長さにして、開口面積を2倍にすることによ
り受光感度を2倍にしたものである。この結果、本実施
例では、1次元入力画光を撮像する受光素子数は半分の
25000個となるが、開口面積が2倍になるため受光
感度を2倍にすることができ、被写体3からの1次元入
力画光の照度が低い場合に対応できる。さらに、1次元
入力画光を撮像する受光素子数は半分となるので後段の
画像処理装置の負担を減らすことができる。このよう
に、光学マスク11aの開口幅を変えることによって、
被写体3や画像処理装置に適した受光素子数(画素数)
と受光感度を設定することができる。
【0035】(第3実施例:図7参照)本実施例は、撮
像系に市販のカメラ用レンズを使用する場合の例を示す
ものである。本実施例は、図7に示すように、第1実施
例の画像入力装置(カメラ)8にカメラ用レンズ7を設
けたものである。被写体3の像はカメラ用レンズ7によ
って一旦カメラ8の結像面9に結像される。そして、そ
の後の操作は第1実施例と同じである。本実施例では、
市販のカメラ用レンズ7を使用することにより、被写体
3のピント合わせや紋り調節が容易になること、さら
に、被写体に応じて適切なカメラレンズを選択できると
いう利点がある。
【0036】本発明の実施例の画像入力装置8におい
て、1次元撮像素子の受光素子の面積が小さく、又は/
さらに、1次元撮像素子の本数が多くなることにより、
複合撮像素子のそれぞれの受光素子に設けた光学マスク
の開口面積が小さくなって、光が透過できなくなくなる
問題が生ずる場合がある。この問題を解決するための実
施例を以下に示す。
【0037】(第4実施例:請求項3に対応)本実施例
は、図8に示すように、第3実施例の画像入力装置にお
いて、複合撮像素子1のそれぞれの受光素子の画像光入
力側に設ける光学マスク群11と複合撮像素子1との間
に、凸レンズからなる縮小光学系12を設けるものであ
る。そして、前記光学マスク群11のそれぞれの光学マ
スクは複合撮像素子1を構成する受光素子1aの数倍の
大きさで作成し、これら光学マスクには、実施例1と同
様の開口13が設けてある。そして、これら光学マスク
の開口幅は光を透過させるのに充分な長さになる構成に
した。
【0038】本実施例は、第3の実施例と同様、被写体
3の像はカメラ用レンズ7によって一旦カメラ8の結像
面9に結像させる。そして、拡大結像光学系2により、
結像面9上の1点を一旦光学マスク11群のマスク面上
に短尺方向に拡大した縦長の像として結像させた。そし
て、この光学マスク面上に結像された像を、縮小光学系
12により縮小して複合撮像素子1の短尺方向を構成す
る受光素子面上に結像させるものである。この結果、前
述した光学マスクの開口13の面積が小さいために、光
が透過できなくなる問題を解決することができた。
【0039】次に、本発明の実施例の画像入力装置の複
合撮像素子に、複数の受光素子が2次元に配列された長
方形の複合撮像素子を用いた実施例について説明する。
【0040】(第5実施例:請求項7に対応)本実施例
は、複合撮像素子として、一般的な2次元のCCDエリ
アセンサを用いた例を説明する。本実施例の画像入力装
置は、第1実施例の画像入力装置(図1参照)の複合撮
像素子1に、図9に示すような長方形のCCDエリアセ
ンサ(5000画素×10ライン)1bを用いたもの
で、各画素の前には図4と同様の開口(光学素子)13
を有する光学マスク11aがある。他の構成は第1実施
例と同じである。
【0041】本実施例では、分割された結像画像の信号
(複合撮像素子1bの短尺方向に拡大して結像させた短
尺方向の複数の受光素子1aの各画像信号)を1つの画
像信号に合成するために、別の信号合成回路を用いるこ
とができる。この画像信号の合成方法について、図9に
より説明する。本実施例の信号合成回路は、図9に示す
ように、複合撮像素子1bの長尺方向の各画素1aの画
像信号を長尺方向(図では左横方向)に順次転送する電
荷転送回路21と、この長尺方向の各画素1aの画像信
号を短尺方向に一列毎(図では縦一列毎)に出力する信
号出力回路22から構成されている。この信号合成回路
では長尺方向の各画素(ライン1〜ライン10)の画像
信号はそれぞれの電荷転送回路21により信号出力回路
22へ転送される。このとき、複合撮像素子1bを構成
する縦一列の画素1aの画像信号毎に信号出力回路22
へ出力される。このとき、この縦一列の画像信号の出力
は、1画素を10分割した分解能の画像信号を順次出力
することになる。この縦一列の10個の画像信号が横方
向(複合撮像素子の長尺方向)に5000画素分出力す
ることとなり、本実施例の1次元画像入力装置の信号合
成回路では50000画素の出力を時系列に出力するこ
ととなるものである。この結果、本実施例の信号合成回
路では、第1実施例のような複雑な信号合成回路は不要
になり、信号回路の簡略化が可能になる。
【0042】本実施例に用いた複数の受光素子1aが2
次元に配列された長方形の複合撮像素子1bは、第1実
施例の1次元画像入力装置の複合撮像素子1に代えて用
いるだけでなく、第2〜4の実施例の1次元画像入力装
置に用いる複合撮像素子にも適用できる。そして、この
複合撮像素子1bとして、2次元のCCDエリアセンサ
以外に、MOSのエリアセンサを用いることができる。
MOSのエリアセンサを用いることにより、特定の画素
の画像信号だけを読み出すことが可能となるので、第2
実施例(受光素子に設けた光学マスクに開口を設けない
場合)のように、特定の画素の画像信号だけを読みとる
のに最適である。
【0043】上述した実施例における1次元画像入力装
置は、圧延鋼板のキズ(表面欠陥)検査に用いるライン
カメラ(ラインセンサ)などの撮影装置に使用される例
を示したが、圧延鋼板だけでなく他の圧延板(Cu、A
l等の非鉄金属および非鉄合金)のキズ(表面欠陥)検
査に用いることができる。さらに、印刷物の絵柄検査等
に用いるラインカメラに適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明の画像入力装置は、従来のラインカメラに用いられ
る1次元撮像素子を隣接して並列に複数本配置した長方
形の複合撮像素子を構成することにより、受光素子(画
素)数を増加させることが可能となると共に、この複合
撮像素子は従来の工業用カメラのレンズマウントに十分
に収めることが可能となるものである。そして、この複
合撮像素子の画像光入力側に拡大結像光学手段を設ける
ことにより、従来、1次元撮像素子の1つの受光素子に
結像させていた画像を、複合撮像素子を構成する1次元
撮像素子上の短尺方向に隣接する受光素子面上に短尺方
向に拡大された(縦長の)像を結像させ、そして、受光
素子の画像光入力側のそれぞれに設けられた光学素子
(例えばマスク部材に形成した開口等)によって受光素
子ごとに前記画像の結像領域を変えることができるの
で、従来、1次元撮像素子の1つの受光素子に結像させ
ていた画像を、複合撮像素子を構成する1次元撮像素子
の数だけ分割することを可能とするものである。さら
に、複合撮像素子を構成するそれぞれの1次元撮像素子
が前記分割された結像画像を同時に読み取ることによ
り、従来の1次元撮像素子を用いた1次元画像入力装置
と同じ走査周期で行うことが可能となり、被写体の撮影
時間が長くなることはない。さらにまた、分割された数
だけ結像画像の入力情報が多くなるので、高解像度の画
像情報を得ることを可能とするものである。
【0045】このように、本発明の画像入力装置は、1
台のカメラで複数台のカメラを用いた場合と同様の分解
能を得ることを可能とするものであり、複数のカメラ間
の調整の手間を必要としない効果がある。さらに、光学
系を移動させる複雑な機械的機構を必要とせず、被写体
の撮影時間が長くなることなく、従来の工業用カメラを
用いることが可能な高精細の画像情報を得る効果があ
る。
【0046】請求項2記載の発明は、拡大結像光学系
が、円筒面レンズを含むレンズ系で構成することによ
り、1次元入力画像光を複合撮像素子の長尺方向と直交
する複合撮像素子の短尺方向に拡大すると共に、この複
合撮像素子を構成する短尺方向の受光素子面上に容易に
結像させることを可能とするものである。
【0047】請求項4記載の発明は、本発明の画像入力
装置の光学素子が、マスク部材に形成された細長な開口
からなり、このマスク部材の開口の位置を入力画像光を
結像させた複合撮像素子の短尺方向を構成する受光素子
ごとにずれると共に、この開口のそれぞれの該当位置が
互いに短尺方向で重ならない構成にすることにより、複
合撮像素子の短尺方向の受光素子ごとに、これら受光素
子面上に短尺方向に拡大された入力画像の結像領域を容
易に変えること可能とすることができる。この結果、短
尺方向に拡大された結像画像は、複合撮像素子の短尺方
向を構成する受光素子の数だけ分割することができ、こ
の分割されたそれぞれの結像画像を読み取ることによ
り、高解像度の画像情報を得ることを可能とするもので
ある。
【0048】請求項6記載の発明は、本発明の画像入力
装置に、前記分割された結像画像の信号(複合撮像素子
の短尺方向に拡大して結像させた短尺方向の複数の受光
素子の各画像信号)を1つの画像信号に合成する信号合
成回路により、容易に、高細密の画像情報の合成出力信
号を得ることを可能とするものである。そして、1次元
撮像素子を隣接して並列に複数本配置した構成の複合撮
像素子を用いた1次元画像入力装置にこの信号合成回路
を用いることにより、1本の1次元撮像素子の出力時間
と同じ時間に高細密の画像情報の合成出力信号を出力す
ることを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像入力装置の構成を示
す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の画像入力装置の拡大結像
光学系の説明図であり、aは拡大結像光学系を上部から
見た平面図であり、bは拡大結像光学系を横(図1にお
いて手前)から見た側面図である。
【図3】本発明の第1実施例の画像入力装置の複合撮像
素子の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の画像入力装置の複合撮像
素子を構成する受光素子のそれぞれに設けられた光学マ
スクの構成を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施例の画像入力装置の複合撮像
素子の短尺方向に拡大して結像させた短尺方向の複数の
受光素子の各画像信号を1つの画像信号に合成する信号
合成回路の説明図である。
【図6】本発明の第2実施例の画像入力装置の光学マス
クの構成を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例の画像入力装置の構成を示
す説明図である。
【図8】本発明の第4実施例の画像入力装置の構成を示
す説明図である。
【図9】本発明の第5実施例の画像入力装置の光学マス
クの構成と信号出力法を説明する図である。
【図10】圧延鋼板のキズ検査システムの構成を説明す
る図である。
【図11】従来の1次元画像入力装置の構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
1:複合撮像素子 1b:複合撮像素
子 1a:受光素子 2:拡大結像光
学系 3:被写体 4:円筒面レン
ズ 5:凸レンズ 6:信号合成回
路 7:カメラ用レンズ 8:カメラ 9:カメラの結像面 10:複合撮像素
子 11:光学マスク群 11a:光学マ
スク 12:縮小光学系 13:開口 14:ラインカメラ 15:鋼板 16:レンズ 17:1次元撮
像素子 17a:受光素子 18:被写体 19:凸レンズ 20:信号回路 21:電荷転送回路 22:信号出力
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 G01B 11/30 A 5C072 // G01B 11/24 H04N 5/335 V 5C076 11/30 1/04 102 H04N 5/335 G01B 11/24 F K (72)発明者 森本 勉 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 高橋 英二 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 2F065 AA49 AA56 BB01 CC00 CC06 DD06 FF01 FF04 JJ02 JJ03 JJ25 JJ26 LL00 LL08 LL09 LL10 LL30 QQ31 5B047 AA11 AB02 BB04 BB06 BC04 BC05 CA17 5C022 AA01 AB66 AC42 AC54 AC69 5C024 AA01 AA20 CA11 EA04 FA02 FA13 HA17 5C054 CA04 CC05 CH01 EA01 HA01 5C072 AA01 BA15 DA02 EA05 FA07 FA08 FB27 TA05 UA12 5C076 AA02 AA12 AA17 AA21 AA22 BA01 BA03 BA05 BA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の画素を直線状に配列させた1次元
    撮像素子の複数を、前記画素の配列方向と直交する方向
    に並列配置させてなる複合撮像素子と、この複合撮像素
    子の前に配置され、被写体のある一点を1次元撮像素子
    の画素の配列方向と直交する方向に拡大して結像させる
    結像光学手段とを備えてなるとともに、前記結像光学手
    段の結像位置に光学素子が存在し、前記1次元撮像素子
    の画素の配列方向と直交する方向の複合撮像素子の画素
    列の各画素毎に該光学素子の開口位置が異なることを特
    徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 結像光学手段が、円筒面レンズを含むレ
    ンズ系で構成されてなる請求項1に記載の画像入力装
    置。
  3. 【請求項3】 光学素子と複合撮像素子との間に縮小光
    学装置を設け、被写体のある一点を1次元撮像素子の画
    素の配列方向と直交する方向に拡大して結像させた光学
    素子の像を複合撮像素子上に縮小して結像させてなる請
    求項1又は2に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 光学素子がマスク部材に形成された細長
    な開口からなり、その開口の長手方向が1次元撮像素子
    の並列配置方向と平行で、且つその開口位置が1次元撮
    像素子ごとに重ならないようにマスク部材にずらして形
    成されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の画像入
    力装置。
  5. 【請求項5】 細長な開口の幅が、画素に対応するマス
    ク部材の大きさを1次元撮像素子の並列配置数で除した
    値以下の幅でマスク部材に形成されてなる請求項4に記
    載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 各1次元撮像素子からの出力信号を1つ
    の出力信号に合成する合成回路を有する請求項1乃至5
    のいずれかに記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 複合撮像素子として、画素が2次元に配
    置されたCCD素子又はMOS素子を用いる請求項1乃
    至6のいずれかに記載の1次元画像入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016014636A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 クアーズテック株式会社 検査方法及び検査装置
CN111351448A (zh) * 2018-12-24 2020-06-30 深圳中科飞测科技有限公司 检测设备和检测方法

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