JP2001034383A - ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP2001034383A
JP2001034383A JP11210788A JP21078899A JP2001034383A JP 2001034383 A JP2001034383 A JP 2001034383A JP 11210788 A JP11210788 A JP 11210788A JP 21078899 A JP21078899 A JP 21078899A JP 2001034383 A JP2001034383 A JP 2001034383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
page
display
information
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11210788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3941292B2 (ja
Inventor
Keisuke Hayakawa
敬介 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21078899A priority Critical patent/JP3941292B2/ja
Priority to US09/625,998 priority patent/US6741268B1/en
Publication of JP2001034383A publication Critical patent/JP2001034383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3941292B2 publication Critical patent/JP3941292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0483Interaction with page-structured environments, e.g. book metaphor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子情報を閲覧するための閲覧領域を十分に
確保して、コンピュータが持つ電子情報の情報量や情報
構造を、直観的に把握し、容易な閲覧の操作を実現す
る。 【解決手段】 コンピュータの表示領域に閲覧領域と操
作領域とを設け、電子情報は閲覧領域に表示可能な情報
量をページ単位として、閲覧領域に表示する。電子情報
は、複数の記事の集合からなり、各記事はコンピュータ
の入力装置を用いて閲覧領域に拡大して詳細に閲覧する
ことが可能である。電子情報には、ページの順序を明示
するタグを付加し、閲覧操作の入力装置のひとつとして
操作領域に描画する。タグは各電子情報に付随してお
り、閲覧領域の表示状態に応じて外観が変化する。本発
明の閲覧装置は、特にタッチパネルなどの直接入力が可
能な入力装置を使用した場合に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページ情報表示方
法及び装置に係り、特に、予め定められた大きさのペー
ジを単位とした電子情報を表示するページ情報表示方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、仕事や学習や生活に必要な情
報は、書籍や、新聞や雑誌等の定期刊行物という媒体を
用いて情報の発信者から受け手へと提供されている。ま
た、行政や司法による情報も、やはり、刊行物や書面に
より提供されている。
【0003】近年、TCP/IPによるインターネット
(ネットワーク間通信網)が整備され、政府、企業、大
学、個人などの有するコンピュータが直接又は電話回線
網を介して相互に接続されるようになった。このインタ
ーネットを介した情報提供の発展により、種々の情報が
メイクアップランゲージに基づいて作成したMLページ
(例えば、HTMLページやXMLページ)として作成
され、このページ(一般的には、ホームページと呼ばれ
る)をコンピュータを使用して閲覧できるようになって
いる。また、MLページで記述するには大量である文書
については、PDFフォーマットなどで作成され、それ
ぞれのホームページからダウンロードできるようになっ
ている。また、特許公報がCD―ROMにて提供される
ように、インターネット以外のコンピュータ可読媒体に
て重要な情報が公示又は頒布されている。
【0004】このようにコンピュータを用いて閲覧する
形式にて提供される情報としては、各企業が製造する製
品のデータ・シートや、新製品に関する情報や、行政に
より作成される文書や、作成中の法案や、最高裁判例の
要旨や、大学の研究室の研究成果や、ある地域の宿泊施
設の詳細情報や、ニュース、天気予報など、極めて多岐
に渡る情報源からの大量の情報がある。これらは、他の
新聞紙面や雑誌、カタログ等の紙媒体によっても重ねて
提供される場合もあるが、インターネットやコンピュー
タ可読媒体のみで提供される場合もある。また、過去の
情報となると、実質的に紙媒体による情報が入手困難な
場合も多い。
【0005】このため、今後、世界中でインターネット
など情報インフラの整備が進むにつれて、情報化がます
ます社会に浸透することで、コンピュータの利用経験の
深いユーザーと、コンピュータの利用経験の浅いユーザ
ーとの間に、必要な情報を獲得できる量や質に、個人的
な格差が生まれることが懸念される。
【0006】コンピュータを操作する手段として、現実
世界にある机の作業環境を比喩したグラフィカルユーザ
インタフェース(GUI,以下、デスクトップメタファ
と呼ぶ)が多用されている。デスクトップメタファによ
るユーザインタフェースでは、机の作業環境を漫画的に
描画して、コンピュータに特有の抽象的でわかりにくい
ファイル構造を、フォルダやファイルのように、机の作
業環境に存在するものに対応付けることで、コンピュー
タの初心者でも直観的にコンピュータを操作することが
可能なように考慮されたものである。例えばあるファイ
ルを消去するのに、紙のメタファーとなっているアイコ
ンで示されたファイルを、ゴミ箱にドラッグアンドドロ
ップするなどの操作である。
【0007】しかし、このようなデスクトップメタファ
のユーザインタフェースを使用しても、コンピュータを
利用して単に電子情報を閲覧する行為でさえ、難しいと
感じている人が世の中には大勢存在する。すなわち、デ
スクトップメタファのユーザインタフェースでは、コン
ピュータの表示装置に描画されたボタンや、ポップアッ
プメニューや、スライドバー等の仮想的な装置を、コン
ピュータに特有のマウスやキーボード等の入力装置を操
作して、これら仮想的な装置を間接的に指示操作するこ
とにより、電子情報を閲覧しなければならないからであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例では、コンピュータを用いて情報を閲覧することが難
しい、という不都合があった。すなわち、このようなコ
ンピュータに特有の操作体系は、操作方法を習熟するた
めに多くの時間が必要であり、よってコンピュータが持
つ電子情報を、誰もが気軽に利用することが困難であ
る。すると、各個人間で取得可能な情報の質及び量に差
が生じてしまう。また、コンピュータを利用しづらいと
感じている人が多いと、情報提供者は、もれなく伝達さ
れる必要のある情報について紙媒体を廃止して全面的に
電子情報に移行することができなくなってしまう。
【0009】例えば、大手の企業にて紙媒体を廃止して
業務連絡及び決済をすべてコンピュータを用いて行う制
度を導入するに際して、準備期間を2年間に設定し、そ
の内の1年間以上を各社員がコンピュータに慣れるため
の教育期間としたことで、全社的な電子化に成功した例
などが報告されている。また、各大学ではコンピュータ
の基礎的な使用法を教育するためのコンピュータリテラ
シーの授業等が行われるようになってきている。一般的
に、企業や官庁の新人研修ではコンピュータの操作に関
する教育が行われている。これらは情報の閲覧のみなら
ず情報の入力及び発信についても教授されるものである
が、一般的に、コンピュータを全く使用したことがない
人にとっては、電子情報を閲覧するだけでも困難な作業
となる。
【0010】そのため、デスクトップメタファよりも、
直感的で操作が容易であるユーザインタフェースを提供
することが望まれており、特に、電子情報を閲覧するこ
とに着目したシンプルな外観と操作を有する情報閲覧装
置は有望である。
【0011】このような課題に対して、デスクトップメ
タファを改良した閲覧装置の従来技術として、特開平5
−165595号公報に記載されている手法がある。こ
れは、本の外観を表示装置の上に実現しており、複数単
位の文章を僅かに位置をずらして、ページが重ね会う状
態を表示装置に出力することで、電子情報の情報量を可
視化する手法である。そして、文章の内容を集合単位と
して、その集合を象徴する見出し情報を付加すること
で、デスクトップメタファを改良している。しかし、こ
の従来例では、ページ数の増加に比例して、表示すべき
情報が増加するため、表示領域を十分に確保することが
困難となり、そのため閲覧領域が小さくなってしまい閲
覧が困難になるという問題点がある。
【0012】また、CRTや液晶ディスプレイは、年々
高解像度となっている。例えば、A4サイズにて150
dpi程度の解像度が実現できると、新聞1面全体をA
4サイズで閲覧することが可能となる。すなわち、ファ
クシミリ程度の解像度で表示が可能となると、新聞や雑
誌などを実際のサイズよりも小さくしても可読可能とな
る。このような高解像度ディスプレイでは、1200×
1600ドットの表示をA4実サイズにて行うことが可
能となるため、従前のオペレーティングシステムのアイ
コンでは物理サイズが小さくなり、煩雑な印象を与え、
かえって判りづらいユーザ・インタフェースとなってし
まうことも想定される。
【0013】このため、コンピュータの初心者にとって
も直感的に利用できる次世代のユーザインタフェースの
開発が必要となる。このとき、高解像度ディスプレイを
採用したとしても、その操作性に変化がないことが望ま
しい。すなわち、操作の習熟が容易で、かつ解像度に依
存しないユーザインタフェースの開発が望まれる。
【0014】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、特に、コンピュータの使用経験にかか
わらず万人にとって判りやすい情報閲覧用のユーザイン
タフェースを提供することを、その目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、書
籍、新聞、雑誌等をメタファとするユーザ・インタフェ
ースを採用する。この本のメタファを実現するために、
電子情報を大きさの定まったページを単位として閲覧す
るようにする。すなわち、表示部の情報閲覧領域へ大き
さの定まったページを単位とした電子情報を表示する。
そして、情報閲覧領域が1つしかなく、現実の書籍のよ
うに物理的に捲ることはできないが、この捲るという作
業を隠喩するインタフェースを実現することで、情報閲
覧領域を有効利用する。そして、書籍等であれば開いた
ときの紙の厚みにより、総ページに対して現ページがど
の程度に位置にあるのかや、概略のページ番号にて記載
されていた内容を探すなどということが可能である。こ
れら書籍等の使い勝手を隠喩して、実質的に1ページし
かない情報閲覧領域で電子情報の閲覧作業を容易とすべ
く、本発明では、タグを活用する。このタグの活用によ
り、書籍等をメタファーとしたユーザ・インタフェース
を実現し、これにより、電子情報を閲覧するユーザ層を
増大させる。
【0016】本発明では、詳細を後述するように、タグ
の表示領域、タグの重ね方、各タグの長さ、幅、位置
(高さ)などのタグの属性を電子情報の総ページ数や現
ページのページ番号などに応じて変化させる点に新規な
特徴を有する。ページを捲る作業を隠喩するユーザイン
タフェースについては、別途なされる出願にてより詳細
に開示される。
【0017】第1の発明群(請求項1乃至10)では、
電子情報が書籍等である場合にそのページを捲る方向の
両端へ、タグ表示領域を設ける。そして、現在表示して
いるページのタグを境目として、現ページ以前のページ
を示すタグを他方の表示領域、例えば左側の表示領域へ
表示し、一方、現ページ以後のページを示すタグを一方
の表示領域、例えば右側の表示領域へ表示する。する
と、情報閲覧領域には単に1ページ分の電子情報を表示
しているだけであるのに、ユーザに対して電子情報の総
ページがどの程度であり、また、現在どの程度読み進ん
だのかなどについて直感的な認知を促すことができる。
【0018】この第1の発明では、予め定められた大き
さのページを単位として複数のページ情報を有する電子
情報を記憶した記憶部と、この記憶部に格納された電子
情報を前記ページを単位として表示する情報閲覧領域と
当該情報閲覧領域の両端に設けられ前記ページの内容を
示すタグを表示するタグ表示領域とを有する表示部とを
備えた情報閲覧装置を使用して電子情報を表示するペー
ジ情報表示方法であって、記憶部から読み出した現在表
示対象となる現ページを前記情報閲覧領域に表示させる
と共に当該現ページに付するタグを前記一方又は他方の
タグ表示領域に表示させる現ページ表示工程と、この現
ページ表示工程に前後して前記現ページ以後の各ページ
に付するタグを一方のタグ表示領域に表示する後ページ
タグ表示工程と、前記現ページ表示工程に前後して当該
現ページのページ番号よりも前の各ページに付するタグ
を前記他方のタグ表示領域に表示する前ページタグ表示
工程とを備えた、という構成を採っている。
【0019】ここでは、情報閲覧領域に現ページを表示
する際、現ページ表示工程にて、タグ表示領域に例えば
ページ番号等現ページの内容を示すタグを表示する。続
いて、後ページタグ表示工程にて、情報閲覧領域の一方
に設けられたタグ表示領域に現ページよりも後ろのペー
ジを呼び出すためのタグを表示し、一方、前ページタグ
表示工程にて、他方のタグ表示領域に現ページよりも前
の、一般的にはすでに閲覧が終了したページのタグを表
示する。すると、情報閲覧領域を挟む形で対に設けられ
たタグ表示領域に、現ページを中心としてすでに閲覧し
たページを示すタグとこれから閲覧するページのタグが
表示される。このため、現在閲覧しているページの総ペ
ージに対する位置を一目でユーザに知らせることができ
る。
【0020】第2の発明群(請求項11乃至21)で
は、電子情報の閲覧開始時に、タグの長さを電子情報の
総ページ数に応じてタグの長さを可変とする。タグ表示
領域を表示部の両端に設けることが望ましいが、タグの
長さを可変とすることで1つのタグ表示領域でのタグ表
示であっても十分に有効なユーザ・インタフェースを構
築できる。すなわち、現ページ及び各ページに付するタ
グの長さを、電子情報の総ページ数とタグ表示領域の物
理的な長さまたはドット数にて定める。すると、ページ
数の多い電子情報が表示された場合には、ページ数の少
ない電子情報の場合と比較してタグの長さが短くなり、
かつタグの数も多く、一目で電子情報の総ページ数を了
解可能となる。また、電子情報の総ページ数が多く、同
一長さのタグにて表示しきれない場合も想定される。こ
のような場合、第2の発明の好ましい実施形態では、現
ページのタグ長さを最長として開始ページ又は終了ペー
ジに近づくに従って短くなるようにタグ長さを設定する
と良い。
【0021】この第2の発明では、予め定められた大き
さのページを単位として複数のページ情報を有する電子
情報を記憶した記憶部と、この記憶部に格納された電子
情報を前記ページを単位として表示する情報閲覧領域を
有する表示部とを備えると共に、この表示部が、前記情
報閲覧領域にて前記ページ情報をページ捲りする方向で
あるページ捲り方向の一方又は双方の端部にて前記情報
閲覧領域に併設されたタグ表示領域を備えた情報閲覧装
置を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法で
あって、ページ捲り方向に直交する方向であるタグ表示
方向でのタグ表示領域の長さと前記記憶部に格納された
電子情報の総ページ数とに基づいて各ページに付する各
タグのタグ表示方向の長さを算出するタグ長さ算出工程
と、このタグ長さ算出工程にて算出された各タグの長さ
に基づいて前記タグ表示領域にタグを表示するタグ表示
工程と、このタグ表示工程に前後して、現在表示対象と
なる現ページを前記情報閲覧領域に表示させるページ表
示工程とを備えた、という構成を採っている。
【0022】ここでは、タグ長さ算出工程にて、電子情
報の総ページ数とタグ表示領域の長さとに応じて各ペー
ジに付するタグの長さを算出するため、電子情報の量を
視覚的に判りやすく表示することができる。
【0023】第3の発明群(請求項22乃至請求項2
9)では、情報閲覧領域に表示した1ページの電子情報
の閲覧が終了し、または中断して、他のページを閲覧す
るためのページ捲り操作が行われた場合に、再度タグの
表示を行う。このとき、実施の形態によっては、一端表
示したタグの高さを維持したまま一方及び他方の表示領
域へタグを移す。また、セマンテック表示を行う場合に
は、新たに表示するページのページ番号に応じて再度タ
グ高さを算出するとよい。また、セマンテック表示を行
っているときに、ページを大きく移動したい時には、線
状態となっているタグを押し広げる処理を行うとよい。
また、タグの高さを一定としたままタグの再表示を行う
通常表示と、タグの長さを連続的に変化させるセマンテ
ック表示とを電子情報の総ページ数に応じて選択するよ
うにしてもよい。
【0024】第4の発明群(請求項30乃至41)で
は、タグを使用したページ捲り動作を行う。このとき、
指先やペン及びタッチパネル又はマウス等を含むポイン
ティングデバイスを用いて、ポインタイベントに応じて
種々のページ捲り動作を実現する。例えば、タグのドラ
ッグに応じてページを捲り、下のページ(例えば、捲っ
ているページの次のページ)を段階的に表示するとよ
い。また、タグがクリックされた場合には、そのタグの
ページを表示すると良い。そして、連続したページ捲り
を行うことで、さらに操作感を向上させるようにしても
よい。例えば、複数のタグを連続的にドラッグされた場
合には、ドラッグ開始位置のタグが示すページからドラ
ッグ終了時のタグが示すページまでを連続的に表示す
る。
【0025】本明細書及び図面にて上記発明の実施例を
以下詳細に開示するが、この開示された発明について
は、別途なされる出願においても、上記第1乃至第4の
発明以外の発明について権利化が図られる。例えば、リ
ンク構造のデータを線形のページ構造のデータへ変換す
る処理や、情報閲覧領域でのポインタのイベントに応じ
てページ捲りを行う処理などに関する発明については、
同一出願人、同一発明者による本出願の出願日以後の別
出願を参照されたい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施形態によるページ情
報表示処理の一例を示すフローチャートであり、図2は
この処理の実施に好適なページ情報表示装置の構成例を
示すブロック図である。本実施形態では、図2に示す表
示部1にページ情報を表示する情報閲覧領域5を設け、
さらに、この情報閲覧領域5の左右又は上下に一方およ
び他方のタグ表示領域6,7を設けている。情報閲覧領
域に表示したページのタグを右側のタグ表示領域に表示
すると共に、この現ページタグの下に現ページよりもペ
ージ番号が大きく後ろのページを示すタグ(後ページタ
グ9)を付する。そして、左側のタグ表示領域には現ペ
ージよりも前のページを示すタグ(前ページタグ10)
を付する。図2に示す例では、第4ページを表示してい
る。
【0027】図2に示す例では、ページ情報表示装置
は、予め定められた大きさのページを単位として複数の
ページ情報を有する電子情報を記憶した記憶部(メモ
リ)4と、この記憶部4に格納された電子情報を前記ペ
ージを単位として表示する情報閲覧領域5と当該情報閲
覧領域5の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグ
を表示するタグ表示領域6,7とを有する表示部(ディ
スプレイ)1と、記憶部4から読み出したページ情報に
タグを付して表示部に表示する表示コントローラ3とを
備えている。表示コントローラは、図1に示す処理を実
行する。
【0028】図1を参照すると、表示コントローラは、
まず、ページ指定情報で指定されたページの電子情報を
読み出す(ステップS1)。続いて、読み出した現ペー
ジのページ番号に基づいて現ページタグの高さを決定す
る(ステップS2,現ページタグ高さ決定工程)。さら
に、現ページタグ以前及び以後のページを示すタグの色
及び形状を設定する(ステップS3)。このステップS
3では、現ページタグの強調表示や、タグに付する色又
は色の変化の設定や、タグの形状の変化の設定を行う。
【0029】続いて、ステップS4では、記憶部から読
み出した現在表示対象となる現ページを前記情報閲覧領
域に表示させ、さらに、ステップS5では、当該現ペー
ジに付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域に表
示させる(現ページ表示工程)。そして、この現ページ
表示工程に前後して現ページ(図2に示す例では、第4
ページ)以後の各ページ(第5ページ乃至第7ページ)
に付するタグ9を一方のタグ表示領域に表示する(S
6、後ページタグ表示工程)。また、現ページ表示工程
に前後して当該現ページのページ番号よりも前の各ペー
ジに付するタグを前記他方のタグ表示領域に表示する
(S7、前ページタグ表示工程)。そして、図1に示す
例では、各タグにそのタグが示す内容であるタグ内容を
表示する(ステップS8)。図2に示す例では、タグ内
容としてページ番号を表示している(ページ番号表示工
程)。ページ番号以外に、ページの場所を示すマーク
や、文字などでも良い。
【0030】図2を参照すると、表示コントローラ3
は、図1に示す処理を実現するために種々の機能を有し
ている。具体的には、記憶部4から読み出した現在表示
対象となる現ページのページ情報を情報閲覧領域5に表
示する電子情報表示部11と、前記一方又は他方のタグ
表示領域に表示させる現ページタグ表示部12とを備え
ている。表示コントローラ3はさらに、現ページ以後の
各ページに付するタグを一方のタグ表示領域中で前記現
ページタグよる高さよりも手前となる位置にそれぞれ表
示する後ページタグ表示部13と、前記現ページのペー
ジ番号よりも前の各ページに付するタグを前記他方のタ
グ表示領域中で前記現ページによる高さよりも奥側とな
る位置にそれぞれ表示する前ページタグ表示部14とを
備えている。また、好ましい例では、表示コントローラ
3は、各タグの形態(形状及び色彩)を設定するタグ表
示形態設定部15を備える。また、現ページタグ表示部
12が、電子情報の総ページ数に対する現ページのペー
ジ番号の比率に基づいて、現ページのページ高さを算出
する現ページタグ高さ算出機能を備えるようにしても良
い。
【0031】表示コントローラ4は、ページ情報表示用
プログラムを実行するCPUと、このCPUの主記憶と
なるRAMとを備える。ページ情報表示用プログラム
は、CD―ROM等の記憶媒体に格納されてページ情報
表示装置まで搬送される。表示コントローラ4はCD―
ROMドライブ等のプログラム読み出し部16にてプロ
グラムを読み出し、記憶部4等に格納する。このページ
情報表示用プログラムが実行されると、図1又は図1に
示す処理のうち一部の処理が実施される。
【0032】このページ情報表示用プログラムは前記表
示コントローラ4を動作させる指令として、記憶部4か
ら読み出した現在表示対象となる現ページを前記情報閲
覧領域5に表示させると共に当該現ページに付するタグ
を前記一方又は他方のタグ表示領域6,7に表示させる
現ページ表示指令と、この現ページ表示工程に前後して
前記現ページ以後の各ページに付するタグを一方のタグ
表示領域に表示する後ページタグ表示指令と、前記現ペ
ージ表示工程に前後して当該現ページのページ番号より
も前の各ページに付するタグを前記他方のタグ表示領域
に表示する前ページタグ表示指令とを備える。また、各
工程に応じた指令をさらに備えるようにしてもよい。
【0033】図2に示すように、ディスプレイ1上のタ
グ表示領域6,7は、情報閲覧領域5と、情報閲覧領域
5の側面に設けたタグ表示領域6,7とからなる。例え
ば、電子情報表示部11は、記憶部4に格納された閲覧
情報をディスプレイ1の情報閲覧領域5に描画する。さ
らに、タグ表示形態設定部15が、予め選択された設定
に応じて、タグの表示形態を特定する。続いて、各タグ
表示部12,13,14が、ページ番号等のタグ内容1
8を記したタグ8,9,10を付加して、一枚のタグ付
きシートの外観でタグ表示領域6,7に描画する。情報
閲覧領域5に表示した情報閲覧領域5に付加した現ペー
ジタグ8は、その他のタグ9,10と区別することを容
易にするため、例えば、ページ番号等のタグ内容18の
フォントを強調して描画したりするなどの特別な色や形
状等の外観を有することが望ましい。
【0034】各タグ8,9,10は、ページ番号等のタ
グ内容18に従って整列している。ページ情報のページ
の整列順序がより明確になるように、各タグの重なり具
合を漫画的に描画することで、コンピュータが持つ情報
の絶対的な位置関係を明示する。例えば、一方のタグ表
示領域6に表示するタグ10は、現ページのページ番号
よりもページ番号が小さいタグであり、ページ番号が小
さいタグよりもページ番号が大きいタグの方が視覚的に
手前に存在するように重なり合う状態で描画する。更
に、他方のタグ表示領域7に表示するタグは、現ページ
のページ番号よりもページ番号が大きいタグであり、ペ
ージ番号の大きいタグをページ番号が小さいタグよりも
視覚的に後ろに存在するように重なり合う状態で描画す
る。
【0035】情報閲覧領域5に付加したタグ8,9,1
0のページ番号等のタグ内容18と比較して、ページ番
号等のタグ内容18が大きいタグは一方のタグ表示領域
6に表示し、ページ番号が小さいタグは他方のタグ表示
領域7に表示する。また、タグのページ番号の大小に応
じてタグ8,9,10の外観が変化することは、閲覧情
報らの相対的な位置関係を明示する有効な描画手法であ
る。
【0036】図3は、本実施形態によるタグの表示の初
期状態の一例を示す説明図であり、図4は、この図3に
示した構成で第4ページを表示した場合のタグ表示例を
示す説明図である。ここでは、表示部1に、情報閲覧領
域5と、タグ表示領域6,7とを設ける。記憶部4が持
つ電子情報1Aは、情報閲覧領域5に表示可能な情報量
をページ単位としたページ情報として再構成して、情報
閲覧領域5に表示する。ページ情報は、大きさの定めら
れた1ページを単位とするデータである。
【0037】また、ページ情報表示装置は、ページ単位
のページ情報を、本のように紙を重ねて並べたように、
ページ情報の配置が線形的な情報構造を持つことを明示
するために、ページ番号等のタグ内容18を記したタグ
8,9,10を各ページの端に付加して、ページ番号等
のタグ内容18の順序に従ってタグ8,9,10整列さ
せることで表現する。
【0038】図3に示す例では、電子情報の総ページ数
は7ページであり、このタグ表示領域7の長さをこのペ
ージ数7で割った長さのタグを7つ表示している。図3
に示すようにタグの重ね合わせを行うのであれば、この
タグ長さは割った長さに重ね合わせ分の長さを加えたも
のとなる。一般的に、現ページに付するタグ8の高さ
は、図2に示す現ページタグ高さ決定工程S2にてタグ
表示方向での高さ又は位置を前記電子情報の総ページ数
に対する現ページのページ番号に基づいて決定するとよ
い。
【0039】また、図3に示す例では、ページ番号表示
工程S8にて、前記各タグ内に表示するタグ内容として
当該タグを付するページのページ番号を表示させた。従
って、図3の各タグに付された番号は電子情報のページ
番号である。図3に示すように、1つの情報閲覧領域5
のみを使用してページ情報を閲覧する場合であっても、
ページ番号を有するタグをタグ表示領域に表示すること
で、電子情報の全体量や奥行きなどを直感的にユーザに
伝えることができる。そして、タグ8,9,10にペー
ジ番号を記す例では、見出し情報を記すタグとは異な
り、タグ8,9,10にページ番号を書ききれないなど
の問題は発生しない。もちろん、タグ表示領域6,7に
十分な表示領域があるのであれば、これら文字情報や又
はページ情報の内容を示唆するアイコン等を付するよう
にしても良い。
【0040】また、ページ番号表示工程S8に前後し
て、現ページのタグ8の表示を強調させる現ページタグ
強調表示工程を備えるようにしても良い。図3及び図4
に示す例では、現ページタグのフォントとして太文字
(ボールド)を使用している。
【0041】図3及び図4を参照してタグの重ね合わせ
を説明すると、まず、図3に示す現ページタグ8に対し
て、符号9a乃至9fで示す後ページタグはより下位の
タグとなる。そして、このときの順序は、現ページから
離れるに従ってより下位の階層となる。従って、現ペー
ジタグ8を最上位として、符号9a,9b,…,9fの
順で下位となる。タグの重ね合わせは、最下位にあるタ
グ9fを最も下として、9e,9d,…,9aの順に重
ね合わせていく。すると、ユーザに対しては、現ページ
から第7ページまでの構造を一目で知らせることができ
る。このときに、第4ページを閲覧する旨の操作があっ
た場合には、この他方のタグ表示領域7のみで重ね合わ
せの上下関係を変化させるのではなく、本実施形態で
は、図4に示すように、一方のタグ表示領域6に前ペー
ジタグを移す。これにより、電子情報の総ページ中の現
在ページの位置を素早くかつ正確にユーザに知らせる。
【0042】図4に示すように、前ページタグ10に関
しては、現ページの1つ前のページ(第3ページ)を示
すタグ10cを最上位として、ページ番号が小さくなる
に従って下位に属する。これにより、電子情報の奥行き
を表現する。階層関係は、結局、現ページを最上位とし
て、現ページとのページ番号差の絶対値が大きくなるに
従って下位に位置づけることとなる。このため、タグ関
係定義工程(図9の符号S13)は、現ページのタグ8
又は現ページの前後のページのタグを最上位として、現
ページとタグを付すページのページ数の差の絶対値が大
きくなるに従って下位に位置づける。そして、重ね合わ
せ設定工程(図9の符号S14)では、タグ関係定義工
程にて定義された各ページの階層に従って前記一方又は
他方のタグ表示領域にて下位のタグに上位のタグを重ね
合わせる。ページの整列順序がより明確になるように、
各タグの重なり具合を漫画的に描画することで、タグ表
示領域6,7の上に、ページの奥行きを視覚化する。こ
のように、本実施形態では、ページ情報にページ番号等
のタグ内容18を明示するタグ8,9,10を付加し
て、タグ表示領域6,7に表示することで、入力部2を
用いてタグ8,9,10を直接に指定して、タグ8,
9,10のページ番号等のタグ内容18に対応するペー
ジ情報を情報閲覧領域5に表示する。このとき、ページ
情報に付加したタグ8,9,10の表示形態が変化する
ことで、コンピュータが持つ情報量や、情報構造を容易
に把握することが可能である。なぜならば、例えば、図
2に示すように、一方のタグ表示領域6と他方のタグ表
示領域7にあるタグの数を比較することは視覚的に容易
だからである。
【0043】さらに、本実施形態では、情報閲覧領域5
においても、ページを捲る等の閲覧のための入力操作を
検知することが可能であり、例えば、タッチパネルのよ
うな指先の入力操作が可能な装置を用いることで、タグ
表示領域6,7の全体を入力領域として、ページを捲る
ジェスチャ動作によって直観的に閲覧の操作が可能なユ
ーザインタフェースとすることができる。
【0044】図5は、本実施形態によりタグの色を変化
させた例を示す説明図である。図5に示す例では、現ペ
ージ表示工程S4に続いて、当該現ページとタグを付す
るページのページ数の差の絶対値が大きくなるに従っ
て、すなわち、階層が低くなるに従って前記各前ページ
及び後ページに付するタグの色を変化させる設定をする
タグ色変化設定工程を備えている。図5に示す例では、
階層が低くなるにつれて色が濃くなるように設定してい
る。
【0045】図6はタグの形状をその幅方向にて変化さ
せた例を示す説明図であり、図7は本実施形態によりタ
グの形状をその長さ方向にて変化させた例を示す説明図
である。図6及び図7に示す例では、現ページ表示工程
S4に続いて、当該現ページとタグを付するページのペ
ージ数の差の絶対値が大きくなるに従ってタグの形状を
変化させるタグ形状変化工程を備えている。図6に示す
例では、現ページタグ8に対して、タグ9の幅を順次狭
くしていくことで、奥行きを表現している。一方、図7
に示す例では、現ページタグ8に対して、タグ9の長さ
を順次短くしていくことで電子情報の奥行きを表現して
いる。この例では、説くに、電子情報の総ページ数が多
い場合に、符号19で示すような線タグでの表示となる
ため、総ページ数の直感的な理解を促すこともできる。
【0046】上述した例ではタグの形状を台形状とし、
そして左右のタグ表示領域で高さ方向に重ならないよう
に、すなわち、図3に示す各タグの高さを維持したまま
ページ捲り後のタグを表示する例を示したが、タグ長さ
を一定として上端から順次表示する図8(A)に示す手
法や、タグ幅を均等に割り付ける図8(B)に示す手法
を採用するようにしてもよい。また、タグの形状につい
ても、図8(A)に示す矩形や、図8(B)に示す楕円
または小判状としてもよい。そして、タグの強調につい
ても、タグ内容のフォントによる他、タグ形状を太線2
90とし、現ページ以外のページタグについて予めユー
ザによって選択された情報を有するページを強調するよ
うにしてもよい。すると、例えば新聞記事を電子情報と
する場合に、国際面を強調する等の処理が可能となる。
【0047】図9は、本実施形態によるタグの重ね合わ
せ表示並びにクラスタグ表示を行う例を示すフローチャ
ートである。図9に示す例では、タグの表示態様に関す
る設定に従ってタグを表示する。例えば、タグの重ね合
わせ表示を行うか否かを確認し(ステップS12)、重
ね合わせを行う場合には上述したように階層関係を定義
する(ステップs13)と共に重ね合わせの設定を行う
(ステップS14)。
【0048】また、この例では、各タグが複数のクラス
に属するような場合に、通常のタグ8,9,10と重ね
てクラスタグを表示するか否かを確認する(ステップS
15)。クラスタグを表示する場合には、まず、各タグ
のクラスへの所属関係を定義する(ステップS16,所
属クラス定義工程)。続いて、タグ表示領域5,7に表
示される各ページのタグが属するクラスの内容を示すタ
グ(クラスタグ又は見出しタグ)を前記各タグ表示領域
に表示させる(ステップS17,クラスタグ表示工
程)。
【0049】図10は、図9に示す構成によりクラスタ
グをタグ表示領域に表示した例を示す説明図であり、図
11はその第4ページを表示した場合の例を示す説明図
である。図10に示すように、ここでは、電子情報の総
ページ数が7ページで、それぞれのタグはクラスA,B
又はCに属している。ここでは、あるクラスの終了を明
確とするために、クラスタグ21の終了時点でその次の
ページを示すタグに重ね合わせている。すると、第3ペ
ージは第2ページの次でかつクラスAの次であることが
明確となる。第4ページはクラスBに属し、さらに、前
ページタグとなる第3ページは一方のタグ表示領域6に
表示されるため、クラスBのタグ21は左右に跨って表
示される。
【0050】クラスタグの表示は、タグ表示領域6,7
に通常のタグ8,9,10に重ねて表示するようにして
も良いし、また、タグ表示領域以外にクラスタグ表示領
域を設けて表示するようにしてもよい。図12は、図9
に示す構成によりクラスタグをタグ表示領域以外の領域
である情報閲覧領域の上部に表示した例を示す説明図で
ある。この上部のクラスタグ23,24の表示は、ペー
ジ情報の表示中常時行うようにしてもよいし、情報閲覧
領域の上端にポインタが近づくなどのポインタイベント
があったときにのみ表示するようにしてもよい。これら
図10乃至図12に示す例ではクラスタグのタグ内容と
してクラス名を表示したが、マークや文字等の他の表示
を行うようにしてもよい。また、章(チャプター)が定
義された電子情報であれば、この章をクラスとして章番
号をクラスタグのタグ内容として表示すると良い。
【0051】上述した例では、縦長の電子情報を1ペー
ジ分表示するために、縦長のディスプレイを用いる例を
示したが、縦長の電子情報を2ページ分表示するために
横長のディスプレイを用いるようにしてもよい。このよ
うな場合のタグ表示例を図13に示す。また、タグ表示
領域6,7は、左右のみならず、図14に示すように上
下に設けるようにしてもよい。図14に示す例では、現
ページタグは下部のタグ表示領域7に表示され、前ペー
ジタグ10上部のタグ表示領域に表示される。
【0052】上述したように本実施形態によると、ペー
ジタグによって、コンピュータの出力装置の上の表示領
域に、閲覧領域と、操作領域を設けて、情報閲覧領域に
表示した電子情報の一覧性を十分に確保することができ
る。さらに、情報閲覧領域に表示可能な情報量をページ
単位とした電子情報に、ページ番号を明示するタグを付
加して、各タグの重なり具合を適切に描画することで、
電子情報がページ毎に整列している状態を視覚的に把握
することが容易に可能である。そのため、コンピュータ
の利用経験の浅いユーザであっても電子情報のページ順
序から情報構造を容易に把握することができるようにな
る。
【0053】本実施形態によるとさらに、タグの整列順
序によって、コンピュータが持つ情報量に対して、現在
閲覧しているページの絶対的な位置を視覚的に把握する
ことが容易に可能であり、そして、タグの整列順序によ
って、現在閲覧しているページや章と、任意のページや
章との相対的な位置を視覚的に把握することについて
も、容易に可能となる。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。ここでは、まず、図15を参照して本明細書にて
使用する用語の定義を行い、続いて、図16乃至図18
を参照して各実施例に共通する全体動作を説明する。さ
らに、情報閲覧領域に最初にタグを表示する場合の例を
第1実施例として説明し、続いて、ページ捲り操作があ
った後のタグ表示処理を第2実施例として説明する。そ
して、タグを使用したページ捲り操作の具体例を第3実
施例として説明し、その他のページ捲り処理の概要や各
実施例で使用するページ情報生成の手法について関連技
術として説明する。
【0055】図15は、本明細書で使用する「タグ幅」
等の用語の定義を行うための説明図である。通常、英文
や横書きの日本文であれば、文字は左から右へ流れ、そ
して、ページを捲るときには右から左へ捲っていく。一
方、縦書きの日本文であれば、右から左へページを捲
る。また、A4等の用紙で作成した報告書などで、上部
にて止められている場合、ページは下から上へ捲る。こ
のように、書籍や報告書や雑誌などにはページの捲り方
向が存在する。ここで、「ページ捲り方向」というとき
には、符号34で示すようにある一方向を示し、図15
では右から左へページを捲る場合を示している。ページ
捲り方向は、一般に、文字の流れる方向と平行(反平行
を含む)か又は直交する。そして、本実施例では、ペー
ジ捲り方向に直交する方向に「タグ表示方向」を定義す
る。タグは、このタグ表示方向35に沿って表示され
る。右から左へページ捲りする場合には、タグ表示方向
は上下方向となる。下から上へページ捲りする場合に
は、タグ表示方向は図14で示したように左右方向とな
る。
【0056】ここでは、「タグ長さ」というときには、
タグ表示方向でのタグの開始点から終了点までの距離を
いう。「タグ幅」というときには、ページ捲り方向での
タグの長さをいう。従って、タグ長さとタグ幅が定まる
と、タグ1つ表示するために必要な大きさが定まる。ま
た、本実施例では種々の要素に応じてタグを配置する位
置をタグ表示方向に沿って可変としている。このとき、
タグ表示方向の一方の端点からの長さを、ここでは「タ
グ高さ」という。タグが台形である場合には、台形側面
の角度が定まると、1つのタグを特定する要素は上記
「タグ長さ」、「タグ幅」及び「タグ高さ」となる。
【0057】図16は、本実施例の構成を示すブロック
図であり、第1乃至第3実施例に共通する構成である。
本実施例によるページ情報表示装置は、図16に示すよ
うに、ポインタイベントが入力される入力部2と、各種
情報を記憶した記憶部4とを備えている。出力部49に
は、この出力部49を制御するディスプレイ・ドライバ
である表示管理部44と、表示部1画面分又は2画面分
の画像データを記憶する一次記憶部46とが併設されて
いる。また、入力部2には、入力部2にて発生したポイ
ンタイベントに基づいて閲覧操作指令を表示管理部等に
出力する閲覧操作管理部45と、この閲覧操作中の経過
時間を計測するためのタイマ48とが併設されている。
【0058】記憶部4には、ページ情報及びタグを表示
するディスプレイ1と、複数ページ分のページ情報であ
る電子情報1Aと、電子情報1Aを情報閲覧領域5に表
示可能な情報量をページ単位とするページ情報1Bと、
この閲覧情報1Bの構成が記載されたページテーブル4
1とが格納されている。記憶部4には、電子情報1A
が、テキスト形式、ワープロにより作成した文書形式、
画像形式、HTML形式、XML形式、PDF形式、ス
キャンした画像形式などの一般的なファイル形式で保存
されている。もちろん、ここで述べる電子情報1Aは、
電話回線やLANなどのネットワークで接続された遠隔
地の記憶装置に蓄積されている場合であっても適応可能
である。このような電子情報1Aは、本実施例では、ペ
ージ変換部42によって線形な画像ファイルに変換され
る。例えば、1ページ1ファイルの画像データとすると
表示処理が容易となる。この場合、ページ情報は、ビッ
トマップ形式、TIFF形式、PICT形式、JPEG形式、GIF形
式の画像形式の情報である。ページテーブル41とは、
ページ番号等のタグ内容18とページ情報とが1対1に
対応するインデックス情報を有する。ページ情報は画像
情報であるため、閲覧情報を著作権保護の機構もつペー
ジ変換部42を通すことで、電子透かしを埋め込むこと
はページ情報表示装置の構成上は容易に実現可能であ
る。また、ページ情報管理部43は、ページ変換部42
によって変換された閲覧情報1Bのデータ構造や順序を
ページテーブル41を参照して管理する。新聞等を表示
する実施例では、1ページ分のページ情報内にさらに複
数の記事情報を定義するようにしてもよい。
【0059】本実施例によるページ情報表示装置は、表
示用に高速な一次記憶装置46と、表示用の先読みキャ
ッシュとして機能する二次記憶装置47と、現在表示中
のページや閲覧操作に応じて所定のページ情報を記憶部
4から読み出して二次記憶部47に格納しておくページ
情報管理部47とを備えている。これにより、閲覧操作
に対する応答性を向上させる。
【0060】従来は紙に印刷される情報などを電子化し
て直感的な操作で閲覧するために、本実施例では、入力
部2はタッチパネルのように指先で本のページを捲る感
覚をできるだけ忠実に模擬する入力操作が可能なデバイ
スを用いる。そして、ディスプレイ1には高精細表示が
可能なデバイスを用いることで、入力部2の入力領域が
ディスプレイ1のタグ表示領域6,7を覆い、これによ
り、入力領域とタグ表示領域6,7とを一体とすること
が好ましい。もちろん、図31に示すようなコンピュー
タの構成においても、電子情報の閲覧は十分に可能であ
り、必ずしもタッチパネルや高精細表示が可能な出力装
置を利用しなければならないことを意味するものではな
い。
【0061】図16及び図17は、本実施例による動作
の概要を示すフローチャートである。まず、キャッシュ
可能な容量を知るために、ページ情報管理部43は、二
次記憶部47の容量を確認する(ステップS21)。続
いて、ページ情報管理部43は、電子情報1Aとページ
テーブル41の有無を確認する(ステップS21)。ペ
ージ情報管理部43は、電子情報1Aが記憶部4に存在
しており、かつ、ページテーブル41が記憶部4に存在
しない場合には、ページ変換部へ電子情報1Aをページ
情報1Bへ変換させる。この場合、ページ変換部42
は、まず、電子情報1Aのファイル形式を調べ(ステッ
プS22)、情報閲覧領域5に表示することが可能な情
報量をページ単位とするページ情報を自動的に作成する
(ステップS24)。この変換処理の詳細は関連技術と
して後述する。そして、ページ情報管理部43は、ペー
ジ情報のページ番号等のタグ内容18を、ページ情報が
作成された順序に従って決定し、電子情報1Aがページ
情報としてページテーブル41に登録する(ステップS
25)。
【0062】このステップS24により、ファイル形式
が異なる複数の電子情報1Aは、線形的な情報構造をも
つ一冊の本として閲覧が可能になる。ページテーブル4
1は、本実施例で閲覧可能な線形的な情報構造を逸脱し
ない範囲であれば、書き換えて変更を加えることが可能
である。
【0063】本実施例では、ディスプレイ1に表示すべ
き閲覧情報を、情報の読み書きが最も高速な一次記憶装
置46に記憶する。また、記憶部4よりも情報の読み書
きが高速な二次記憶装置47には、ユーザが次に閲覧す
ることが予想される閲覧情報らを予め記憶する。このた
め、閲覧操作されて表示すべきページが定まると、ペー
ジテーブル41を参照して(ステップS26)、表示す
るページを一次記憶部46へ(ステップS27)、その
前後のページを二次記憶部47へ格納する(ステップS
28)。これは、表示管理部44が要求するページ情報
が二次記憶装置47にある場合には、二次記憶装置47
から一次記憶装置46に移し替えることで高速な表示を
可能にするためである。もし、表示管理部44が要求す
るページ情報が二次記憶装置47に無い場合は、記憶部
44にある閲覧情報から取り出して一次記憶装置46に
記憶する。
【0064】そして、図18に示すように、ページに付
加するタグ8,9,10をタグ表示領域に描画する(ス
テップS31)。そして、一次記憶部46に格納したペ
ージ情報を情報閲覧領域5へ表示する。続いて、タッチ
パネル等の入力部3への入力を待機する(ステップS3
3)。
【0065】入力部3へページ捲り操作等の閲覧操作が
加えられると、閲覧操作管理部45は操作の内容を判断
して閲覧の種類を表示画管理部44へ伝える(ステップ
S34)。前記閲覧の種類は、例えば、一ページづつペ
ージを捲って閲覧する方法、閲覧しているページから別
のページへ即座に切り替えて閲覧する方法、任意のペー
ジ範囲をぱらぱらとページを捲って閲覧する方法や、電
子情報に含まれる所望の記事だけを閲覧領域の全体へ詳
細に表示して閲覧する方法である。
【0066】そして、閲覧の種類が表示管理部44へ伝
わると、閲覧の種類から情報閲覧領域5に表示すべきペ
ージ情報を決定する。例えば、ページ情報管理部43に
表示する閲覧情報を一次記憶装置46へ記憶するように
要求するとき、一次記憶装置46に記憶した閲覧情報が
二次記憶装置47から得られたのであれば、二次記憶装
置47には新たにユーザが次に閲覧することが予想され
る他のページ情報を記憶部4から取り出して記憶する
(ステップS35)。
【0067】この二次記憶部47への格納は、現在表示
中のページよりも後のページをより多く格納しておく
と、一般的に閲覧はページ番号が増加する方向へ行われ
るため、よりヒット率が高くなる。また、後述するタグ
の押し広げ処理等のポインタイベントがあったときに
は、押し広げの中心となるページを先読みして二次記憶
部47へ格納するようにしてもよい。
【0068】<第1実施例: 閲覧開始時のタグ長さ調
節>本実施例では、閲覧開始時のタグ長さの決定手法を
開示する。電子情報1A又は閲覧情報1Bは、その内容
によって総ページ数が変化する。図3及び図4で示す例
では、タグ表示方向の長さを総ページ数で割った長さを
タグ長さとして表示した。しかし、総ページ数が多くな
ると、単純な均等割付ではタグ長さが不十分となってし
まう。第1実施例では、この総ページ数が多い場合のタ
グ表示を良好に行うための解決手段が示される。
【0069】操作領域上にタグ同士を十分な間隔を置い
て描画することが困難なほどページ数が多い場合、図2
0に示すように、閲覧領域に付随するタグと他のタグと
のページ番号の差の絶対値に比例したタグの高さで、任
意のページ範囲まで徐々にタグ同士の間隔を狭くして描
画する(セマンテック表示)。任意のページ範囲を超え
るタグは、タグ同士が一定間隔で密に重なった状態で描
画する。
【0070】セマンテック表示は、タグ長さを各タグ毎
に連続的に短くするものであるため、現ページ及びその
近傍のページを示すタグにはページ番号等のタグ内容が
良好に表示され、かつ、総ページに対する現ページの位
置が明確となり、さらに、総ページ数の量が一目で認知
可能なインタフェースを構築することができる。
【0071】本実施例によるページ表示方法では、図1
9に示すように、まず、基準となるタグ長さ等を参照し
て、現ページに付する現ページタグ8の長さを決定する
(ステップS41,タグ長さ算出工程)。続いて、現ペ
ージタグ8のタグ長さを最大値として各タグの長さをタ
グの階層が低くなるに従って短くなるように設定する
(ステップS41,セマンテック表示設定工程)。そし
て、総ページ数に対してタグ表示領域の長さが短い場合
には、一定範囲について線タグ表示51Aと設定する
(ステップS43,線タグ表示設定工程)。そして、タ
グをセマンテック表示する(ステップS44)。ページ
情報の内容によっては、一定ページ間隔毎にタグの形状
線の太さを変化させる等の間隔表示線を挿入するように
してもよい(間隔表示線挿入工程)。そして、表示する
タグ長さと表示するフォントサイズに応じてタグ内容を
表示可能なタグにページ番号等のタグ内容を表示する
(ステップS46)。さらに、現ページのページ情報を
情報閲覧領域へ表示する。
【0072】図20を参照すると、現ページは第28ペ
ージであり、この現ページタグ8のタグ長さを最大値と
してタグ9a,9b,...,9eの順にタグ長さを短く
している。この例では、現ページタグ長さから1つのタ
グ毎にタグ長さを0.8倍していくことで、セマンテッ
ク表示を行っている。そして、符号51Aで示すタグの
形状の内下の線のみを重ねた線タグ表示も、この0.8
倍により実現している。タグの線間隔に表示解像度追従
できなくなると、連続的にタグが表示される形となる。
図20で示す例では、他方のタグ表示領域7の現ページ
タグ8のタグ長さを基準として、その前後のタグを0.
8倍したため、一方のタグ表示領域にて表示される最上
位のタグ(第27ページを示すタグ)の長さは第29ペ
ージを示すタグと同じ長さとなっている。このように現
ページの1ページ前のタグについてもタグ長さを現ペー
ジのタグ長さよりも短くすることで、現ページタグを強
調すると共に、奥行き間をより豊かにしている。
【0073】図20に示すセマンテック表示は、ページ
情報の総ページ数に無関係に常におこなうようにしても
良いが、セマンテック表示を行うと総ページ数が少ない
場合にタグ表示領域の有効利用が図れなくなってしま
う。このため、ページ情報の総ページ数に応じて図3及
び4に示す通常表示と、図20に示すセマンテック表示
とを切り替えることが望ましい。この表示手法の切替
は、現ページタグについての最低基準長に基づいて行う
ことができる。すなわち、図3に示すようにタグ表示方
向でのタグ表示領域の長さ全体についてすべてのタグを
割り当てようとしたときに、1タグ当たりのタグ長さが
基準長未満となればセマンテック表示を行うものであ
る。
【0074】図21はこのような表示手法の切替を行う
ために必要なページ情報表示用データのデータ構造の例
を示す図表である。最低基準長は、ディスプレイの物理
長さ及び解像度が予め定まっている場合には、図21
(A)に示すよう最低基準長さをドット数で定めるのが
簡易である。一方、実際のディスプレイに依存しないデ
ータ構造とするためには、実行時にディスプレイの物理
長及び表示ドット数の入力を受け付けて、最低基準長に
ついてはメートル等の物理長さで定めるとよい。する
と、タグを用いたページ捲り操作や奥行きの表示につい
て異なる装置を使用するユーザの感覚が変化しなくな
る。また、セマンテック表示を行う場合には、必ずしも
左右にタグ表示領域を設けなくとも、総ページ数に応じ
た奥行き感を表現することができるが、やはり、現ペー
ジ位置を即座に認識可能とするためにタグ表示領域を左
右に設ける方が望ましい。
【0075】図21(A)に示す例では、ページ情報表
示用データは、前記表示部のページ捲り方向及びタグ表
示方向のそれぞれの表示ドット数データと、前記記憶部
に格納された電子情報の総ページ数データと、前記ドッ
ト数データによるドット数を前記総ページ数データによ
る総ページ数で割ったドット数である単位タグ当たりの
ドット数データと、この単位タグ当たりドット数と比較
される前記ページ捲り方向でのタグの長さについて予め
定められたタグの最低基準幅及び前記タグ表示領域での
タグの長さについて予め定められたタグの最低基準長を
有する最低基準データとを備えている。図21(A)に
示す例では、単位タグ長さは最低基準長である80ドッ
トか、又は1600ドットを総ページ数apで割った値
のうち大きい方となる。このデータを用いることで、図
16に示すページ情報管理部43は、現ページタグのタ
グ長さを決定すると共に、通常表示とセマンテック表示
とを切り替えることができる。
【0076】図21(B)に示す例では、最低基準長は
2cmか又はタグ表示領域長を総ページ数apで割った
値のうち大きい方となる。ページ情報管理部43は、表
示ドット数データとタグ表示領域長との関係から、1ド
ット当たりの物理長さを求め、これにより単位タグ長さ
のドット数を得ることができる。
【0077】またページ情報表示用データは、単位タグ
当たりのドット数データが前記最低基準データよりも短
い場合に参照されるタグ比率データを備えるようにして
も良い。このタグ比率データは、前記最低基準データに
よるタグ長さに対して前記電子情報の現ページから終了
ページ又は開始ページまで順次変化させるタグ長さの比
率である。そして、タグの長さをこのタグ比率データを
参照して階層が高い方から低い方へ順次算出し、続い
て、階層の低い方から高い方へ上書きしつつタグをタグ
表示領域へ描画すると、タグの重ね合わせが良好に行わ
れ、また、総ページ数が多い場合には解像度に応じて自
動的に線タグが生じ、一貫したインタフェースを構築す
ることができる。
【0078】図22は、図21に示すページ情報表示用
データを使用してタグの形状を特定するための構成を示
す機能ブロック図である。図22に示す例では、予め定
められた大きさのページを単位として複数のページ情報
を有する電子情報を記憶した記憶部4と、この記憶部4
に格納された電子情報を前記ページを単位として表示す
る情報閲覧領域5を有する表示部(ディスプレイ)49
と、外部入力されたページ指定情報に基づいて記憶部4
に格納された電子情報を読み出して前記情報閲覧領域に
表示させるページ情報表示部56とを備えている。
【0079】そして、ディスプレイ49は、情報閲覧領
域5にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるペ
ージ捲り方向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領
域に併設されたタグ表示領域6を備えている。さらに、
ページ捲り方向に直交する方向であるタグ表示方向での
タグ表示領域の長さと記憶部4に格納された電子情報の
総ページ数apとに基づいて各ページに付する各タグの
タグ表示方向の長さを算出するタグ形状算出部と、この
タグ形状算出部にて算出された各タグの長さに基づいて
前記タグ表示領域にタグを表示するタグ表示部55とを
備える。
【0080】タグ形状算出部は、例えば、タグの最低基
準幅と前記電子情報のページ捲り方向の大きさとに基づ
いてタグ表示領域の幅を決定するタグ表示領域幅決定部
53を備える。例えば、ページ情報の縦の長さをディス
プレイの縦の長さまで拡大又は縮小したときのページ捲
り領域の残り長さと、最低基準幅とを比較し、最低基準
幅未満であればページ情報の拡大又は縮小の比率を変化
させるようにするとよい。また、タグ形状算出部は、タ
グ表示方向のディスプレイ49の長さを電子情報の総ペ
ージ数apで割った単位タグあたりのタグ長さを現ペー
ジのタグ長さに設定すると共に当該タグ長さが前記タグ
の最低基準長よりも短かった場合には現在表示するペー
ジに付する現ページタグの長さを前記最低基準長に設定
する現ページタグ長設定部54とを備えるとよい。現ペ
ージのタグの長さを最低基準長とした場合には、本実施
例では、セマンテック表示を行い、一方、最低基準長と
しなかった場合には、通常表示を行う。
【0081】また、最低基準長に基づいたタグを表示す
るには、記憶部4にディスプレイ49の大きさに基づい
て予め定められたページ捲り方向でのタグの最低基準幅
及びタグ表示方向でのタグの最低基準長が記されたタグ
テーブル(又は、図21に示すページ情報表示用デー
タ)を格納しておき、タグ表示部55が、タグ表示領域
幅決定部53によって決定された幅で且つ前記現ページ
タグ長設定部54によって設定された長さのタグを前記
タグ表示領域に表示するようにしてもよい。
【0082】図2に示した場合と同様に、図22や図1
6に示す構成についても、各部の動作はCPUとプログ
ラムとにより実現することができる。例えば、図21に
示すデータ構造のページ表示情報を使用してタグ長さを
算出するためのプログラムは、タグ表示方向でのタグ表
示領域の長さと記憶部4に格納された電子情報の総ペー
ジ数apとに基づいて各ページに付する各タグのタグ表
示方向の長さを算出するタグ長さ算出指令と、このタグ
長さ算出指令に応じて算出された各タグの長さに基づい
て前記タグ表示領域にタグを表示するタグ表示指令とを
備える。タグ長さ算出指令は、図21(B)に示す最低
基準長を物理長とする例では、この物理長とドット数と
を相互に変換させる指令を含む。
【0083】図23は、図21(B)に示すデータ構造
のデータを使用してタグの幅とタグの長さを決定する処
理の一例を示すフローチャートである。まず、ディスプ
レイ49のページ捲り方向での物理長情報を取得する
(ステップS51,物理長取得工程)。続いて、この物
理長取得工程S51にて取得した物理長情報と予め物理
長にて定められたページ捲り方向でのタグの最低基準幅
とに基づいて前記表示部の解像度でのタグの最低基準幅
を算出する(最低タグ幅算出工程)と共に、この最低タ
グ幅算出工程S52にて算出されたディスプレイ49に
依存した最低基準幅と前記電子情報の大きさとに基づい
て前記タグ表示領域の幅を決定する(ステップS52,
タグ表示領域幅決定工程)。
【0084】続いて、表示部のページ捲り方向に直交す
る方向であるタグ表示方向での物理長情報を取得する
(ステップS53,物理長取得工程)。続いて、この物
理長取得工程S53にて取得した物理長情報と予め物理
長にて定められたタグ表示方向でのタグの最低基準長と
に基づいて前記表示部の解像度でのタグの最低基準長を
算出し(最低タグ長算出工程)、前記タグ表示方向の表
示部の長さを電子情報の総ページ数で割った単位タグあ
たりのタグ長さが前記最低基準長よりも短かった場合に
は現在表示するページに付する現ページタグの長さを前
記最低基準長に設定する(ステップS54,現ページタ
グ長設定工程)。
【0085】そして、このタグ表示領域幅決定工程S5
2にて定められた幅で、かつ、現ページタグ長設定工程
S54にて定められた長さのタグを当該タグ表示領域に
表示する(ステップS55,タグ表示工程)。これによ
り、解像度に依存しない状態で良好な形状のタグを表示
することができる。
【0086】図24は、通常表示とセマンテック表示と
を切り替える処理の一例を示すフローチャートである。
図24に示すように、ページ情報の表示を開始する際
に、まず、電子情報の総ページ数を取得する(ステップ
S61)。そして、タグ表示方向のドット数を総ページ
数で割り、1タグ当たりのタグ長さを算出する(ステッ
プS62)。続いて、算出したタグ長さと例えば図21
に示す最低基準タグ長さとを比較し、算出したタグ長さ
の方が長い場合には、通常表示を行う(ステップS6
4)。一方、算出したタグ長さが最低タグ長さよりも短
い場合には、0.8倍ずつ等のセマンテック表示を行う
(ステップS65)。
【0087】このような表示方式の選択を行うページ情
報表示装置は、図22に示す構成に加えて、電子情報の
総ページ数が予め定められた数以内である場合には前記
タグ表示領域に表示するタグの長さを一定長さにする通
常表示を選択すると共に、総ページ数が予め定められた
数を超えた場合には前記タグの長さを現ページタグを中
心として段階的に小さくするセマンテック表示を選択す
るタグ表示方式選択部を備えるとよい。
【0088】<第2実施例: ページ捲り後のタグ長さ
調整>次に、本発明の第2実施例を説明する。第2実施
例では、第1実施例によってディスプレイに表示された
ページ情報及びタグに対してなんらかの操作が行われ、
異なるページを表示した後にどのようにタグを再表示す
る例を開示する。ページ捲り後にタグをどのように表示
するのかに関しては、タグの高さの調節処理をどのよう
に行うかを定めなければならない。図3及び図4に示す
例では、通常表示を行い、そして、タグの高さを一定に
保ちながら他方のタグ表示領域6から一方のタグ表示領
域7へ現ページタグを移動させた。図20に示したセマ
ンテック表示では、タグの高さを一定にしつつタグを移
動させ続けることができない。本実施例では、この点の
解決策が開示される。
【0089】図25は、第2実施例によりページ捲り後
に再度タグを表示する処理の例を示すフローチャートで
ある。図25に示す例では、まず、現ページのタグ高さ
を算出する(ステップS71)。この現ページタグ高さ
算出工程S71は、現在表示対象となる現ページ番号に
付する現ページタグの高さを前記電子情報の総ページ数
に対する現ページの比率に基づいて算出する。すると、
通常表示であれば、一度表示したタグの高さは変化しな
い。一方、セマンテック表示であれば、表示する現ペー
ジのページ番号に応じて現ページタグの高さは変化す
る。
【0090】続いて、記憶部4から読み出した現ページ
を前記情報閲覧領域に表示させると共に、当該現ページ
に付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域6,7
に前記現ページタグ高さ算出工程S71にて算出した現
ページタグ高さで表示させる(ステップS72,現ペー
ジタグ表示工程)。この現ページ表示工程S72に前後
して前記現ページ以後の各ページに付するタグ9を一方
のタグ表示領域9に前記現ページタグ高さよりも小さい
高さにて表示する(ステップS73,後ページタグ表示
工程)。一方、現ページのページ番号よりも前の各ペー
ジに付するタグについては、前記他方のタグ表示領域1
0に現ページタグよりも大きい高さにて表示する(ステ
ップS74,前ページタグ表示工程)。
【0091】続いて、ページ捲り操作を待機する(ステ
ップS75)。さらに、ページ捲り操作があった場合に
は、図26に示すように、現ページタグのタグ高さを維
持しながら捲り中のページにタグを付した状態でページ
捲りをアニメーション表示する(ステップS76)。続
いて、ページ捲り後のページを現ページに設定する(ス
テップS77)。
【0092】そして、本実施例では、現ページを再設定
した後の処理が通常表示とセマンテック表示とで異な
る。すなわち、セマンテック表示中であれば(ステップ
S78)、現ページのタグ高さを総ページに対する比率
に基づいて再度算出する(ステップS71,同比率高タ
グ再表示工程)。一方、通常表示中であれば、各タグに
与えられたタグ高さを維持しつつ現ページタグを表示す
る(ステップS72,同一高さタグ再表示工程)。以
後、この処理を繰り返す。
【0093】この処理を実現するためのページ表示用プ
ログラムは、例えば、タグ長さ算出指令と、通常表示指
令と、セマンテック表示指令と、タグ高さ制御指令とを
備えると良い。具体的には、プログラムは、電子情報の
総ページ数情報と前記タグ表示領域の長さとに基づいて
1タグ当たりのタグ長さを算出させるタグ長さ算出指令
と、この算出されるタグ長さが予め定められたタグ長さ
よりも長い場合には当該算出したタグ長さを表示用タグ
長さに設定する通常表示指令と、前記算出されるタグ長
さが予め定められたタグ長さよりも短い場合には当該予
め定められたタグ長さを現ページタグのタグ長さに設定
すると共に当該現ページのタグの長さを最上位として当
該現ページの前後に付するタグの長さを段階的に短い長
さに設定するセマンテック表示指令と、前記情報閲覧領
域に表示した現ページを捲るページ捲り操作がなされた
場合には前記通常表示中は各タグの高さを一定としたま
まタグを再表示すると共にセマンテック表示中は新たに
表示した現ページのページ番号に基づいてタグ高さを算
出させるタグ高さ制御指令とを備える。セマンテック表
示指令は、通常表示指令を実行し得ない場合に起動され
るようにしても良い。また、タグ高さ制御指令にて通常
表示かセマンテック表示かの情報が必要となるため、現
在表示中の表示手法がいずれであるかを示すフラグをペ
ージテーブル41等に格納するようにしてもよい。
【0094】図26を参照すると、第4ページが表示さ
れていたときに、この第4ページである現ページを捲
り、第5ページを表示させようとしている。このとき、
書籍等を捲るときに現れる印象と同様の印象をユーザに
与えるため、図26に示す例では、捲り中のページの表
示領域を除々に小さくすると共に、次に表示するページ
の表示領域を除々に大きくするように表示している。こ
の表示例は種々のパターンがあるが、使用するコントロ
ーラの表示処理能力に応じて選択するとよい。例えば、
3D処理が高速なコントローラ(CPU及びオペレーテ
ィングシステム)であれば、用紙を捲る状態を三次元で
表示するようにしても良い。また、表示中のデータを捲
り途中の位置に応じて変形させるなどして、ページがタ
グ表示領域6のタグ表示方向を中心軸として回転する様
子を表示するようにしてもよい。
【0095】そして、図26に示す例では、符号58で
示すように、捲りのページの移動に、タグの移動を追従
させている。すなわち、本実施例によるページ情報表示
方法は、タグ表示領域に表示したタグに対して操作が加
えられた時に現ページをページ捲り方向に移動させる共
に当該タグの操作により表示するページを前記情報閲覧
領域へ表示させるページ捲り工程と、このページ捲り工
程にて現ページが移動する際に当該現ページに付された
タグを当該現ページの移動と共に前記一方及び他方のタ
グ表示領域間にてページ捲り方向に移動させるタグ移動
工程とを備えている。これにより、移動中のページの位
置が明確となる。また、ページ捲りを三次元的に表示す
る例では、タグ形状を変形させつつページに追従して移
動させるようにしても良い。例えば、タグ幅を除々に細
くするようにすると、ページが回転により上方へ移動し
ている様子を表すことができる。
【0096】図27はセマンテック表示中にタグを押し
広げる処理の一例を示すフローチャートである。ここで
は、まず、タグはセマンテック表示されている(ステッ
プS81)。そして、タグ表示領域の近くにてポインタ
イベントがあれば、例えば、選択表示しているタグ表示
領域にポインタ2Aが近づいた場合、ポインタイベント
が生じた座標近くに表示中のタグを特定する。図28に
示す例では、例えば、符号2Aで示すポインタが線タグ
表示されていたタグのうち第48ページを示すタグの線
に近づいたと特定する。この場合、第48ページを示す
タグ及びその前後3つ又は5つのタグの長さを現ページ
タグ長さ程度の長さに再設定し、表示する(ステップS
84,タグ押し広げ工程)。このとき、第48ページの
ページ情報を図16に示す二次記憶部47へ格納するよ
うにしても良い。
【0097】そして、タグ操作が無ければ(ステップS
85)、一定時間経過後にタグの表示を元通りとする
(ステップS87)。一方、押し広げ表示したタグに対
する操作があれば、ページ捲り等の処理を行う(ステッ
プS86)。この図27に示す処理を実行するためのプ
ログラムは、タグ表示領域に表示されたタグとポインタ
の座標又は圧力との関係に基づいて当該表示されたタグ
の長さを再設定するタグ押し広げ指令と、前記ポインタ
の座標又は圧力が定常状態に戻った時から一定期間経過
後に前記再設定したタグの長さを元の長さに戻すタグ長
さ復帰指令とを備えると良い。
【0098】図28を参照して再度押し広げ処理を説明
する。もし、ポインタ2Aに最も近い距離にあるタグ
(図28では第49ページのタグ)は、タグと入力カーソ
ルとの距離hが任意の距離H1よりも短くなった場合
に、前記距離hに反比例したタグの高さで、入力カーソ
ルの座標がタグ(49ページのタグ)近づくにつれて徐
々にタグ同士の間隔を広くして描画する。指先の座標と
タグ(49ページのタグ)との距離が、予め決められた
距離H2よりも離れた時には、離れてからの時間が一定
の時間が経過すると、図28に示したタグ同士の間隔の
変化は、図20の表示状態に徐々に戻るようにする。
【0099】<第3実施例: タグによるページ捲り動
作>図3又は図20に示すようなタグの表示は、電子情
報の総ページ数や総ページ数に対する現ページの位置な
どを直感的にユーザに伝達できる点で優れたインタフェ
ースであるのみならず、線形に定義された複数のページ
情報のうちユーザが見たいページを表示するための道具
としても有用である。本実施例では、書籍のページを捲
る操作をメタファーとして、人工的な存在ともいえるタ
グを利用しつつも、コンピュータの利用経験の有無にか
かわらず操作を直感的に理解し得るインタフェースが開
示される。
【0100】本実施例では、ポインタ駆動型のインタフ
ェースを採用する。ポインタは、タッチパネル式のディ
スプレイ49を用いるのであれば、指先やペンタイプの
ポインタであり、コンピュータ100に接続されたCR
T等を用いるのであれば、マウス105やキーボード1
04の矢印キーにより操作され画面に表示される矢印等
がポインタとなる。より直感的な理解を促すためには、
タッチパネル式が望ましい。
【0101】書籍でのページの捲り方は、一般的に、1
枚ずつ読みながら捲っていく手法と、なんらかのキーワ
ードなどを探索しつつぱらぱらと比較的速く捲っていく
手法と、ページ番号を参照しながら所定のページを開く
手法と、多少力を入れて複数枚を一度に捲る手法とがあ
る。また、比較的速く捲る場合、ページの全体を表示す
ることなく、ページの端部を押さえつつ紙の弾性を用い
て捲る手法もある。これらの操作を隠喩するために、タ
グに対する種々のポインタイベントを用いる。
【0102】閲覧しているページから別のページへ即座
に切り替えて閲覧する方法を実現する手段の一例として
は、タグのクリックであるが適している。書籍のページ
を捲るときに用紙の端部を擦るようにして捲る場合があ
るが、これと同様の操作をタグのクリックにより行う。
閲覧したいページのタグ8,9,10に直接に触れるこ
とで、指示されたタグ8,9,10のページ番号等のタ
グ内容18に対応するページ情報を、ページが捲れる様
子を視覚的に表示しながら、情報閲覧領域5に所望のペ
ージ情報を表示する。また、タグ内でポインタダウンが
あり、かつ、同一のタグ内でポインタアップがあった場
合に、当該タグが付されたページを捲るようにしても良
い。
【0103】任意のページ範囲をぱらぱらとページを捲
って閲覧する方法を実現する手段の一例は、ぱらぱらと
ページを捲って読みたいページ情報に付随する複数のタ
グを、指先でなぞりながら連続して触れて指先を離すこ
とで、触れたタグの順序に従って各閲覧情報を、一定の
表示間隔で連続して情報閲覧領域5に表示する。このと
き、複数のタグを触れ終わるまでの時間をタイマ48に
よって計測して、その計測時間に比例した表示速度でペ
ージ情報を次々と表示することが可能である。実際に、
書籍の用紙をぱらぱらと捲る場合には、用紙の端部を押
さえてぱらぱらと捲りたい部分を次々と放すことが行わ
れる。これと同様にタグを次々と押さえることで、連続
的なページ捲りを行う。
【0104】図29及び図30を参照してポインタイベ
ント駆動型のインタフェースを詳細に説明する。図29
は本発明の第3の実施例の処理例を示すフローチャート
である。まず、現ページが表示中であるとする(ステッ
プS91)。そして、各タグも通常表示又はセマンテッ
ク表示にて表示されている(ステップS92,タグ表示
工程)。その後、ポインタイベントを待機し(ステップ
S93)、イベントが生じた場合にはイベントの種類に
応じてページ捲り処理を行う(ステップS94,イベン
ト駆動型表示制御工程)。
【0105】ポインタイベントとページ捲り処理の関係
を図30に示す。まず、あるタグがドラッグされた場合
には、当該ドラッグされたページを図26に示すように
除々に移動させ、そのタグの次のページを表示する(ペ
ージ捲り工程)。このとき、当該移動させるページにタ
グを付したままタグと共に移動させる用にしても良い。
また、あるタグがクリックされた場合には、クリックさ
れたタグが示すページを表示する。また、同一タグ内で
ポインタダウン位置とポインタアップ位置に差があり、
その差がページ捲り方向に所定のしきい値以上である場
合には、当該タグの次のページを表示するようにしても
良い。
【0106】複数のタグ間がドラッグされた場合、すな
わち、あるタグでポインタダウンが生じ、続いてポイン
タアップが無いままタグ表示方向へポインタが移動し、
その後別のタグでポインタアップされた場合には、当該
ドラッグされたタグが示すページをドラッグされた順序
で次々に表示する。あるタグまたはタグの近傍の情報閲
覧領域にて、ポインタダウンの時間又は圧力が予め定め
られたしきい値を越えた場合には、その時間又は圧力に
応じてた枚数を掴んだものとして、複数枚を一度に移動
させるようにしても良い。このとき、時間や圧力の変化
に応じて掴みつつあるタグを動的にポインタ近傍へ移動
させるようにしても良い。
【0107】このようなページ捲り処理を行うページ情
報表示装置では、閲覧操作管理部45が、イベント駆動
型表示制御部を備えるようにすると良い。また、図30
に示す各処理はプログラムを実行するCPUにより実現
することもできる。この場合、各ポインタイベントに対
するメソッドとして各処理を定義したプログラムを用い
ると良い。
【0108】上述したように第3実施例によると、タグ
を指定することにより、閲覧しているページや章から任
意のページや章にある電子情報へ、すばやく表示を切り
替えて閲覧することが可能であるため、ユーザは、ペー
ジ情報の切替を容易な操作で行うことができ、また、タ
グを連続的に指定することで、ページや章をぱらぱらと
めくる行為を模擬することが可能であることから、書籍
を読むのと同様の感覚及び操作でページ情報を閲覧する
ことができる。
【0109】<関連技術: 記事情報、情報構造の変換
例等> -記事情報- 上述した例では、1ページ分の大きさを持つページ情報
がデータの最小単位であった。これに対し、新聞の一面
全体を表示する場合や、雑誌記事を表示する場合など
は、各記事を拡大して表示するようにしても良い。これ
は、書籍のような情報であって、その書籍中の図版につ
いて拡大可能としても良い。このような拡大は、ページ
情報自体を予め高解像度で作成しておき、イメージデー
タであるページ情報を拡大する手法や、また、テキスト
や線図のベクトルデータにてページ情報を作成してお
き、これらを拡大表示するようにしても良い。記事等の
拡大表示を行う場合には、現ページタグの長さを通常の
数倍に設定する豊井。すると、タグの形状によって、例
えば、電子情報に含まれる任意の記事を拡大している場
合を、直観的に把握することが可能である。
【0110】記事情報を有する場合には、図41に示す
ページ情報に、ページ情報に含まれるとする記事情報
と、ページ情報上での記事情報の座標範囲を明記すると
よい。もし、ユーザが入力部2を用いてページ情報上を
指先で指示した場合には、指先が指示した座標値が前記
座標範囲に含まれれば、座標範囲に対応する記事情報が
ディスプレイ1に表示される。また、この記事情報の座
標範囲は、ページ情報の長さに対する比率で定義する
と、デバイスに依存しないデータとなる。
【0111】-情報構造変換- 次に、記憶部4に蓄積した電子情報1Aから、ページ情
報表示装置で閲覧可能なページ情報を生成する方法につ
いて具体的に説明する。上述したページ情報表示装置
は、テキスト形式、画像形式、HTML形式、XML形
式、PDF形式などの電子情報として流通する一般的な
ファイル形式を閲覧するものである。そのため、閲覧情
報の線形的な情報構造を規定する場合には、各ファイル
形式が本のようにページ単位の情報として考慮した情報
構造を持つことが望ましい。ただし、各ファイル形式が
持つ特有の情報構造に関しては、その特有の構造がペー
ジ情報表示装置で理解できることが前提である。その理
由は、ページ情報表示装置は、各ファイル形式に特有の
構造を解析することが主の目的ではなく、また従来技術
としてすでにファイル形式から情報構造を容易に解析す
ることが可能であると考えるのが一般的だからである。
【0112】電子情報として流通する一般的なファイル
形式は、情報構造の差異によって四つに分類する。一つ
めの分類は、テキスト形式に代表される情報構造であ
る。その特徴は、文章の一行の長さ、フォントのサイズ
や種類が規定されておらず、ページという単位を持たな
い巻き物のように行数を規定しない点である。そのた
め、ページ情報表示装置でページ単位で閲覧するには、
フォントのサイズや種類を最初に定義しておき、1ペー
ジに収まる情報量を決定することで、ページの画面イメ
ージが確定できるので、それらの画面イメージを閲覧情
報として記憶装置に保存することで、ページ情報表示装
置で閲覧することが可能になる。
【0113】二つめの分類は、ビットマップ形式、TI
FF形式、PICT形式、JPEG形式、GIF形式な
ど画像形式の情報である。ページ情報表示装置では、前
記の画像形式の情報の全体が閲覧領域に収まるように画
像サイズを変換した閲覧情報を作成する。次に前記の画
像形式の情報を閲覧領域の大きさで分割した、記事情報
を作成する。そして、閲覧情報と記事情報をページテー
ブルに登録することで、ページ情報表示装置で閲覧する
ことが可能になる。
【0114】三つめの分類は、HTML形式やXML形
式に代表される情報構造である。ページ情報表示装置に
おいて、これらのファイル形式を閲覧するには、ハイパ
ーリンク構造と、フレーム(表示画面分割したそれぞれ
の領域に電子情報を表示する手段)とに対応したページ
テーブルの作成が必要である。まず、ページ情報表示装
置におけるハイパーリンク構造の変換方法について述べ
る。ハイパーリンク構造は、インターネット上のファイ
ルをリンク先に設定することが可能であるため、あらゆ
るHTML形式やXML形式の情報に対して、リンク先
を自動的に辿って線形的な情報構造を定義するのは、無
尽蔵にページを増やすことになりかねないので無意味で
ある。そのため、ページ情報表示装置では、HTML形
式やXML形式の情報を線形的な情報構造に変換するた
めに、電子情報の同一ドメイン内に存在する電子情報の
みを対象とした閲覧情報の作成をおこない、リンク先が
同一ドメイン外を指定する電子情報の場合は、それらの
電子情報は線形型の情報構造の作成過程で無視すること
にする。
【0115】四つめの分類は、PDF形式(Adobe社:A
crobatReaderなどのソフトで閲覧可能なファイル)によ
る情報構造である。PDF形式の電子情報は、ページ単
位の電子情報であるため、ページ情報表示装置では、P
DF形式の電子情報に規定されるページ順序をそのまま
利用する。閲覧情報は、PDF形式の電子情報における
各ページの画像情報を閲覧領域に表示可能なサイズに変
換して作成する。PDF形式の電子情報がリンク構造を
持つ場合、それらのリンクはすべて無視することで線形
的な情報構造を確保することで、PDF形式の情報構造
を閲覧することが可能になる。
【0116】一般的には、これら種々の形式のデータを
一端画像データへ変換することが望ましい。閲覧情報を
画像情報として取り扱うことは、第三者がコンテンツを
容易に変更できないことに加えて、閲覧情報に電子透か
しを埋め込むことが従来技術で容易に実現することが可
能である。また、閲覧情報をテクスチャ情報として仮想
的なオブジェクトの表面に張りつけることは容易に可能
である。
【0117】-捲り操作- 上述した第3の実施例では、タグを操作することでペー
ジ捲り処理を行っていたが、さらに、情報閲覧領域での
操作によりページ捲りを行うようにしても良い。一ペー
ジづつページを捲って閲覧する方法を具体的に実現する
手段の一例としては、指先が入力装置に最初に触れた時
の入力座標(Px, Py)が、タイマ48が計測する一定時
間内に、入力座標(PX,PY)までの移動したときの移動
量を閲覧操作管理部45が計測する。ここで、Y軸方向
の移動量|PY-Py|が任意の大きさ(DY)よりも小さくて、
尚且つX軸方向の移動量|PX-Px|が任意の大きさ(DX)より
も大きいとする。もし、|PX-Px|が負の値ならば、閲覧
操作管理部45は次のページのページ情報を情報閲覧領
域5に表示することを表示管理部44に要求する。|PX-
Px|が正の値ならば、閲覧操作管理部45は前のページ
のページ情報を情報閲覧領域5に表示することを表示管
理部44に要求する。
【0118】よって、例えば、情報閲覧領域5の上で、
右側にポインタ2Aを移動させると、表示している電子
情報が左から右にページが捲れながら、次のページが徐
々に現れる。同様に、左側にポインタ2Aを移動させる
と表示している電子情報が右から左にページが捲れなが
ら、前のページが徐々に現れる。このように、ページが
捲れる様子を視覚的に表示しながら閲覧情報を閲覧領域
に表示することで、一ページづづページを捲って閲覧す
る閲覧方法を実現することが可能である。すなわち、こ
の例によると、閲覧領域にあるポインタ(入力カーソ
ル)の動作方向を検出することで、ページや章を指先で
直接捲る模擬動作のように直感的な閲覧操作が可能であ
る。
【0119】また、タグによる操作及び情報閲覧領域で
の操作は、操作の速度や圧力に応じて捲るページ量や連
続表示の際の表示速度などを制御するようにしても良
い。すると、より直感的な操作で微妙な表示制御が可能
となる。
【0120】<比較例>次に、上述した本実施形態及び
実施例の利点を従来例との比較において説明する。図2
に示すようなタッチパネル式の特別なディスプレイでは
なく、図31に示すようなコンピュータにより上述した
ページ情報の閲覧を行うこともできる。しかし、コンピ
ュータ100は、ディスプレイ102と、本体103と
を備えた機械であり、電子レンジを操作するがビデオの
予約を苦手とするユーザ層にとっては、やはり、取り組
みがたい印象を与えることもある。特に、キーボード1
04やマウス105による操作も、単に情報を閲覧する
という点では、図2に示すような装置と比較すると、煩
雑である。
【0121】さらに、紙を媒体とする情報を閲覧する場
合と比較して、コンピュータが持つ電子情報を閲覧する
場合には、キーボード104やマウス105等の入力装
置を用いて、従来のグラフィカルユーザインタフェース
に特有の操作方法を習熟する必要がある。そのため、例
えば、本を閲覧する時のようにページを捲るという日常
的な操作とは大きく異なる操作方法をユーザに強いるの
で、特に、コンピュータの利用経験が浅いユーザが、電
子情報を容易に閲覧することが困難となる。
【0122】ここで述べる従来のグラフィカルユーザイ
ンタフェースに特有の操作方法とは、マウスで操作する
入力カーソルによって、コンピュータの出力装置の上に
抽象化して表示した仮想的な入力装置を操作する操作方
法である。仮想的な入力装置とは、例えば、図32に示
すようなコンピュータの出力装置に表示したスクロール
バー303や、ポップアップメニュー304や、サムネ
イル表示によるページ301,302等を意味する。
【0123】そして、図32に示すように、ディスプレ
イの大きさと電子情報の大きさによっては、電子情報1
ページ分のみの表示とならず、次ページも同一画面に表
示されてしまう。これをスクロールバー303で移動さ
せるか、またはサムネイルを使用してページの移動を行
うが、スクロールバーというのは実際の書籍の閲覧では
使用することのない人工的なものであるため、方向や大
きさ等について適切な操作を行えるようになるまで、習
熟が必要である。
【0124】これに対し、本発明では、タグを利用す
る。情報が表示されたすぐ横にタグが付されていると、
利用者の多くは、書籍に付したレッテルを想起する。こ
のため、ページを移動したい場合にタグを使用する点が
なんら教授を必要とすることなくユーザに伝達されるこ
とが十分に期待できる。さらに、スクロールバーの状態
によっては、ページ情報の総量を直感的に知ることがで
きない。一方、本発明では、全ページについてタグを付
するため、ページ情報の総量が見た目ですぐ認知可能で
ある。そして、現ページを中心にタグを左右に配置する
例では、総ページに対する現ページの位置が図32等に
示す従来例と比較して極めて判りやすくなる。
【0125】紙やコンピュータで用いられる従来のタグ
は、ページに記載される情報の内容を端的に表現する見
出し情報が記載されるのが一般的であり、複数のページ
に跨る情報を端的に象徴する見出し情報である場合がほ
とんどである。このような見出し情報が記されたタグを
一瞥しても、その見出し情報が何ページから何ページま
での情報を指すのか容易に知り得ることできない。ま
た、見出し情報は単語や文章から成るのが普通であるた
め、あまり文字数の長い見出し情報はタグに記すことが
難しい。このように見出し情報をタグに書き記すことが
困難な場合には、見出し情報の文字サイズを小さくする
か、またはタグに書ききれない文字は省略するなどの方
法で対応することはできるが、それぞれの場合も見出し
情報を正確に理解することが困難になるため、このよう
な状態で表示されるタグは、グラフィカルユーザインタ
フェースとして必ずしも十分の役割を果たさないことも
想定される。一方、本発明による実施例では、タグ内容
としてページ番号を採用するため、ページの位置を小さ
いサイズで一見して知らせることができるのみならず、
数字は万国共通であるため言語が変化しても一貫したイ
ンタフェースとなる。
【0126】また、表計算ソフト(Microsoft社:Excel
(商標))などで用いられるタグ付きのシートは、タグ
同士の順番が明確に定義されていないインタフェースの
一つである。例えば、図33(A)に示すように、シー
ト1を開くと、各シートの並びは、符号311で示すシ
ート1、符号312で示すシート2、符号313で示す
シート3の順序で並んでいるように描画される。しか
し、シート2を開くと、図33(B)に示すように、各
シートの並びは、紙という物理的なシートとして積み重
なっていると考えれば、シート2、シート1、シート3
の順序(または、シート2、シート3、シート1の順
序)で並んでいるように解釈することができる。シート
が右から順に並んでいるという理由だけでは、シートの
順序が変わっていないと考えるには、視覚的にいささか
不自然であることは否めない。ユーザ層によっては、一
貫性に欠け、味気ないインタフェースであると感じるか
もしれない。
【0127】つまり、従来のタグは本のようにページの
順序に従った線形的な情報構造(この例の場合、シート
1、シート2、シート3の順序が常に視覚的に固定され
ている情報構造)を明示していないため、電子情報の順
序に関してユーザへ視覚的な混乱を与えることがある。
このような情報構造の認識に関してユーザへ混乱を与え
ることは、特に情報を容易に閲覧するという目的にとっ
て弊害になる。
【0128】一方、本実施例によるタグの配置は、通常
表示及びセマンテック表示共にタグの重なり具合でペー
ジ情報の線形構造が理解できるようになっており、ま
た、ページ捲り後もタグの高さを維持するか又は比率を
維持するかによって、一貫性を確保しているため、多く
のユーザにとって、愛着をもてるインタフェース足り得
ると考えられる。
【0129】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、後ページタグ表示工程にて、情報
閲覧領域の一方に設けられたタグ表示領域に現ページよ
りも後ろのページを呼び出すためのタグを表示し、一
方、前ページタグ表示工程にて、他方のタグ表示領域に
現ページよりも前の、一般的にはすでに閲覧が終了した
ページのタグを表示するため、情報閲覧領域を挟む形で
対に設けられたタグ表示領域に、現ページを中心として
すでに閲覧したページを示すタグとこれから閲覧するペ
ージのタグが表示され、このため、現在閲覧しているペ
ージの総ページに対する位置を一目でユーザに知らせる
ことができ、すなわち、すでに閲覧したページの量やこ
れから閲覧するページの量を直感的にユーザに知らせる
ことができ、これは、スライドバーやサムネイル等によ
るユーザインタフェースと異なりコンピュータの利用経
験の浅いユーザにとっても、また、若年層や高齢者にと
っても判りやすいインタフェースであり、この左右又は
上下に配置されたタグ表示領域に現ページを中心として
前後のページのタグを分けて表示するというユーザイン
タフェースの実現により、電子化された情報の閲覧者を
コンピュータユーザのみならずより広い層に拡大するこ
とができる、という従来にない優れたページ情報表示方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるページ情報表示方法の一実施形態
の構成例を示すフローチャートである。
【図2】図1に示した各工程の実施に好適なページ情報
表示装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施形態によるタグの表示の初期状態の一例
を示す説明図である。
【図4】図3に示した構成で第4ページを表示した場合
のタグ表示例を示す説明図である。
【図5】本実施形態によりタグの色を変化させた例を示
す説明図である。
【図6】本実施形態によりタグの形状をその幅方向にて
変化させた例を示す説明図である。
【図7】本実施形態によりタグの形状をその長さ方向に
て変化させた例を示す説明図である。
【図8】本実施形態による他のタグ表示例を示す説明図
であり、図8(A)は同一タグ長さの矩形とした場合を
示す図で、図8(B)はタグ表示領域をすべて前ページ
タグ又は後ページタグに割り当てた例を示す図である。
【図9】本実施形態によるタグの重ね合わせ表示並びに
クラスタグ表示を行う例を示すフローチャートである。
【図10】図9に示す構成によりクラスタグをタグ表示
領域に表示した例を示す説明図である。
【図11】図10に示す構成で第4ページを表示した場
合の例を示す説明図である。
【図12】図9に示す構成によりクラスタグをタグ表示
領域以外の領域に表示した例を示す説明図である。
【図13】本実施形態により2ページ分のページ情報を
情報閲覧領域に表示した例を示す説明図である。
【図14】本実施形態によりタグ表示領域を上下に設け
た例を示す説明図である。
【図15】本発明の実施例での各用語を定義するための
説明図である。
【図16】本実施例の構成を示すブロック図である。
【図17】図16に示した構成でのページ表示処理例の
前段を示すフローチャートである。
【図18】図17に示した処理に続くページ表示処理例
の後段を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1の実施例によりタグ長さを連続
的に変化させるセマンテック表示を行う処理の構成を示
すフローチャートである。
【図20】図19に示す構成にてセマンテック表示を行
った例を示す説明図である。
【図21】第1の実施例で用いるページ情報表示用デー
タの一例を示す図で、図21(A)は最低基準長がドッ
ト数で定義された場合の例を示す図で、図21(B)は
最低基準長が物理長で定義された場合の例を示す図であ
る。
【図22】第1の実施例によるページデータ表示装置の
構成例を示すブロック図である。
【図23】図21に示すデータ構造のデータを使用して
タグの幅とタグの長さを決定する処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図24】図16に示す構成により通常表示とセマンテ
ック表示とを切り替える処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図25】第2実施例によりページ捲り後に再度タグを
表示する処理の例を示すフローチャートである。
【図26】第2実施例によるページ捲り時の表示例を示
す説明図である。
【図27】セマンテック表示中にタグを押し広げる処理
の一例を示すフローチャートである。
【図28】図27に示す押し広げ処理によりポインタ近
傍のタグを押し広げた表示例を示す説明図である。
【図29】本発明の第3の実施例の処理例を示すフロー
チャートである。
【図30】図29に示す処理でのポインタイベントとペ
ージ捲り処理の関係を示す図表である。
【図31】本実施例で使用するコンピュータの一例を示
す斜視図である。
【図32】従来のユーザインタフェースの一例を示す説
明図である。
【図33】従来のユーザインタフェースの他の例を示す
説明図であり、図33(A)はシート1を選択している
状態を示し、図33(B)はシート2を選択している状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部(ディスプレイ) 2 入力部(ポインティングデバイス) 3 表示コントローラ(表示制御部) 4 記憶部 5 情報閲覧領域 6 他方のタグ表示領域 7 一方のタグ表示領域 17 プログラムを記憶した記憶媒体

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた大きさのページを単位と
    して複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記憶
    部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページを
    単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域の
    両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示する
    タグ表示領域とを有する表示部とを備えた情報閲覧装置
    を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法であ
    って、 前記記憶部から読み出した現在表示対象となる現ページ
    を前記情報閲覧領域に表示させると共に当該現ページに
    付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域に表示さ
    せる現ページ表示工程と、この現ページ表示工程に前後
    して前記現ページ以後の各ページに付するタグを一方の
    タグ表示領域に表示する後ページタグ表示工程と、前記
    現ページ表示工程に前後して当該現ページのページ番号
    よりも前の各ページに付するタグを前記他方のタグ表示
    領域に表示する前ページタグ表示工程とを備えたことを
    特徴とするページ情報表示方法。
  2. 【請求項2】 前記現ページ表示工程に続いて、前記現
    ページに付するタグのタグ表示方向での高さ又は位置を
    前記電子情報の総ページ数に対する現ページのページ番
    号に基づいて決定する現ページタグ高さ決定工程を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のページ情報表示方
    法。
  3. 【請求項3】 前記現ページ表示工程に前後して、前記
    各タグ内に表示するタグ内容として当該タグを付するペ
    ージのページ番号を表示させるページ番号表示工程を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のページ情報表示方
    法。
  4. 【請求項4】 前記現ページ表示工程に続いて、前記現
    ページのタグの表示を強調させる現ページタグ強調表示
    工程を備えたことを特徴とする請求項1又は3記載のペ
    ージ情報表示方法。
  5. 【請求項5】 前記現ページ表示工程に続いて、当該現
    ページとタグを付するページのページ数の差の絶対値が
    大きくなるに従って前記各前ページ及び後ページに付す
    るタグの色を変化させる設定をするタグ色変化設定工程
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のページ情報表
    示方法。
  6. 【請求項6】 前記現ページ表示工程に続いて、当該現
    ページとタグを付するページのページ数の差の絶対値が
    大きくなるに従ってタグの形状を変化させるタグ形状変
    化工程を備えたことを特徴とする請求項1記載のページ
    情報表示方法。
  7. 【請求項7】 前記現ページ表示工程に前後して、前記
    現ページのタグ又は現ページの前後のページのタグを最
    上位として、現ページとタグを付すページのページ数の
    差の絶対値が大きくなるに従って下位に位置づけるタグ
    関係定義工程と、このタグ関係定義工程にて定義された
    各ページの階層に従って前記一方又は他方のタグ表示領
    域にて下位のタグに上位のタグを重ね合わせる重ね合わ
    せ設定工程とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ページ情報表示方法。
  8. 【請求項8】 前記現ページ表示工程に続いて、前記現
    ページ及び前後の各ページが予め定められたクラスに属
    する場合には各タグのクラスへの所属関係を定義する所
    属クラス定義工程と、前記タグ表示領域に表示される各
    ページのタグが属するクラスの内容を示すタグを前記各
    タグ表示領域に表示させるクラスタグ表示工程とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のページ情報表示方
    法。
  9. 【請求項9】 予め定められた大きさのページを単位と
    して複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記憶
    部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページを
    単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域の
    両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示する
    タグ表示領域とを有する表示部と、外部入力されたペー
    ジ指定情報に基づいて前記記憶部に格納された電子情報
    を読み出して前記情報閲覧領域に表示させるページ情報
    表示部とを備えると共に、前記記憶部から読み出した現
    在表示対象となっている現ページに付する現ページタグ
    を前記一方又は他方のタグ表示領域に表示させる現ペー
    ジタグ表示部と、前記現ページ以後の各ページに付する
    タグを一方のタグ表示領域中で前記現ページタグよる高
    さよりも手前となる位置にそれぞれ表示する後ページタ
    グ表示部と、前記現ページのページ番号よりも前の各ペ
    ージに付するタグを前記他方のタグ表示領域中で前記現
    ページによる高さよりも奥側となる位置にそれぞれ表示
    する前ページタグ表示部とを備えたことを特徴とする電
    子情報表示装置。
  10. 【請求項10】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有するディスプレイと、前記記憶部
    に格納された電子情報を外部入力されるページ指定情報
    に基づいて読み出すと共に所定のタグを付して前記ディ
    スプレイに表示させる表示コントローラとを備えた情報
    閲覧装置を使用して電子情報を表示させるためのページ
    情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報表示用プログラムは前記表示コントロー
    ラを動作させる指令として、 前記記憶部から読み出した現在表示対象となる現ページ
    を前記情報閲覧領域に表示させると共に当該現ページに
    付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域に表示さ
    せる現ページ表示指令と、この現ページ表示工程に前後
    して前記現ページ以後の各ページに付するタグを一方の
    タグ表示領域に表示する後ページタグ表示指令と、前記
    現ページ表示工程に前後して当該現ページのページ番号
    よりも前の各ページに付するタグを前記他方のタグ表示
    領域に表示する前ページタグ表示指令とを備えたことを
    特徴とするページ情報表示用プログラムを記憶した記憶
    媒体。
  11. 【請求項11】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域を有する表示部とを
    備えると共に、この表示部が、前記情報閲覧領域にて前
    記ページ情報をページ捲りする方向であるページ捲り方
    向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に併設さ
    れたタグ表示領域を備えた情報閲覧装置を使用して電子
    情報を表示するページ情報表示方法であって、 前記ページ捲り方向に直交する方向であるタグ表示方向
    でのタグ表示領域の長さと前記記憶部に格納された電子
    情報の総ページ数とに基づいて各ページに付する各タグ
    のタグ表示方向の長さを算出するタグ長さ算出工程と、
    このタグ長さ算出工程にて算出された各タグの長さに基
    づいて前記タグ表示領域にタグを表示するタグ表示工程
    と、このタグ表示工程に前後して、現在表示対象となる
    現ページを前記情報閲覧領域に表示させるページ表示工
    程とを備えたことを特徴とするページ情報表示方法。
  12. 【請求項12】 前記タグ長さ算出工程が、前記現ペー
    ジに付するタグの長さを最大長さとして当該現ページの
    前後のページに付するタグの長さを当該現ページから離
    れるに従って短くする設定をするセマンテック表示設定
    工程を備えたことを特徴とする請求項11記載のページ
    情報表示方法。
  13. 【請求項13】 前記タグ表示工程に前後して、当該タ
    グ表示工程にて表示する各タグの長さに応じて予め定め
    られた以上の長さを有するタグにページ番号等のタグ内
    容を表示するタグ内容表示工程を備えたことを特徴とす
    る請求項11又は12記載のページ情報表示方法。
  14. 【請求項14】 前記セマンテック表示設定工程が、前
    記タグ表示方向でのタグ表示領域の長さに対して電子情
    報の総ページが多い場合には当該電子情報の開始ページ
    及び終了ページに近い所定範囲についてページの有無を
    タグの外形線の一部にて表示させる線タグ表示設定工程
    を備えたことを特徴とする請求項12記載のページ情報
    表示方法。
  15. 【請求項15】 前記線タグ表示工程が、予め定められ
    たページ間隔毎に色又は太さの異なるタグの外形線を挿
    入する間隔表示線挿入工程を備えたことを特徴とする請
    求項14記載のページ情報表示方法。
  16. 【請求項16】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域を有する表示部と、
    外部入力されたページ指定情報に基づいて前記記憶部に
    格納された電子情報を読み出して前記情報閲覧領域に表
    示させるページ情報表示部とを備えると共に、前記表示
    部が、前記情報閲覧領域にて前記ページ情報をページ捲
    りする方向であるページ捲り方向の一方又は双方の端部
    にて前記情報閲覧領域に併設されたタグ表示領域を備
    え、 前記ページ捲り方向に直交する方向であるタグ表示方向
    でのタグ表示領域の長さと前記記憶部に格納された電子
    情報の総ページ数とに基づいて各ページに付する各タグ
    のタグ表示方向の長さを算出するタグ形状算出部と、こ
    のタグ形状算出部にて算出された各タグの長さに基づい
    て前記タグ表示領域にタグを表示するタグ表示部とを備
    えたことを特徴とするページ情報表示装置。
  17. 【請求項17】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有するディスプレイと、前記記憶部
    に格納された電子情報を外部入力されるページ指定情報
    に基づいて読み出すと共に所定のタグを付して前記ディ
    スプレイに表示させる表示コントローラとを備えた情報
    閲覧装置を使用して電子情報を表示させるためのページ
    情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報表示用プログラムは前記表示コントロー
    ラを動作させる指令として、 情報閲覧領域にて前記ページ情報をページ捲りする方向
    であるページ捲り方向に直交する方向であるタグ表示方
    向でのタグ表示領域の長さと前記記憶部に格納された電
    子情報の総ページ数とに基づいて各ページに付する各タ
    グのタグ表示方向の長さを算出するタグ長さ算出指令
    と、このタグ長さ算出指令に応じて算出された各タグの
    長さに基づいて前記タグ表示領域にタグを表示するタグ
    表示指令とを備えたことを特徴とするページ情報表示用
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域を有する表示部とを
    備えると共に、この表示部が、前記情報閲覧領域にて前
    記ページ情報をページ捲りする方向であるページ捲り方
    向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に併設さ
    れたタグ表示領域を備えた情報閲覧装置を使用して電子
    情報を表示するページ情報表示方法であって、 前記表示部のページ捲り方向での物理長情報を取得する
    物理長取得工程と、この物理長取得工程にて取得した物
    理長情報と予め物理長にて定められたページ捲り方向で
    のタグの最低基準幅とに基づいて前記表示部の解像度で
    のタグの最低基準幅を算出する最低タグ幅算出工程と、
    この最低タグ幅算出工程にて算出された前記表示部に依
    存した最低基準幅と前記電子情報の大きさとに基づいて
    前記タグ表示領域の幅を決定するタグ表示領域幅決定工
    程と、このタグ表示領域幅決定工程にて定められた幅の
    タグを当該タグ表示領域に表示するタグ表示工程とを備
    えたことを特徴とするページ情報表示方法。
  19. 【請求項19】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域を有する表示部とを
    備えると共に、この表示部が、前記情報閲覧領域にて前
    記ページ情報をページ捲りする方向であるページ捲り方
    向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に併設さ
    れたタグ表示領域を備えた情報閲覧装置を使用して電子
    情報を表示するページ情報表示方法であって、 前記表示部のページ捲り方向に直交する方向であるタグ
    表示方向での物理長情報を取得する物理長取得工程と、
    この物理長取得工程にて取得した物理長情報と予め物理
    長にて定められたタグ表示方向でのタグの最低基準長と
    に基づいて前記表示部の解像度でのタグの最低基準長を
    算出する最低タグ長算出工程と、前記タグ表示方向の表
    示部の長さを電子情報の総ページ数で割った単位タグあ
    たりのタグ長さが前記最低基準長よりも短かった場合に
    は現在表示するページに付する現ページタグの長さを前
    記最低基準長に設定する現ページタグ長設定工程とを備
    えたことを特徴とするページ情報表示方法。
  20. 【請求項20】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるページ
    捲り方向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に
    併設されたタグ表示領域とを有する表示部とを備えると
    共に、 前記表示部の大きさに基づいて予め定められたページ捲
    り方向でのタグの最低基準幅及びタグ表示方向でのタグ
    の最低基準長を記憶した最低基準形状記憶部と、前記タ
    グの最低基準幅と前記電子情報のページ捲り方向の大き
    さとに基づいてタグ表示領域の幅を決定するタグ表示領
    域幅決定部と、前記タグ表示方向の表示部の長さを電子
    情報の総ページ数で割った単位タグあたりのタグ長さを
    前記現ページのタグ長さに設定すると共に当該タグ長さ
    が前記タグの最低基準長よりも短かった場合には現在表
    示するページに付する現ページタグの長さを前記最低基
    準長に設定する現ページタグ長設定部と、前記タグ表示
    領域幅決定部によって決定された幅で且つ前記現ページ
    タグ長設定部によって設定された長さのタグを前記タグ
    表示領域に表示するタグ表示部とを備えたことを特徴と
    するページ情報表示装置。
  21. 【請求項21】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるページ
    捲り方向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に
    併設されたタグ表示領域とを有する表示部と、所定のペ
    ージ情報表示用データに基づいて前記タグ表示領域の幅
    及び当該タグ表示領域に表示するタグの大きさを決定す
    るタグ形状算出部とを備えた電子情報表示装置に読み出
    されるページ情報表示用データを記憶した記憶媒体であ
    って、 前記ページ情報表示用データは、前記表示部のページ捲
    り方向及びタグ表示方向のそれぞれの表示ドット数デー
    タと、前記記憶部に格納された電子情報の総ページ数デ
    ータと、前記ドット数データによるドット数を前記総ペ
    ージ数データによる総ページ数で割ったドット数である
    単位タグ当たりのドット数データと、この単位タグ当た
    りドット数と比較される前記ページ捲り方向でのタグの
    長さについて予め定められたタグの最低基準幅及び前記
    タグ表示領域でのタグの長さについて予め定められたタ
    グの最低基準長を有する最低基準データとを備えたこと
    を特徴とするページ情報表示用データを記憶した記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有する表示部とを備えた情報閲覧装
    置を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法で
    あって、 前記記憶部から読み出した現在表示対象となる現ページ
    番号に付する現ページタグの高さを前記電子情報の総ペ
    ージ数に対する現ページの比率に基づいて算出する現ペ
    ージタグ高さ算出工程と、前記記憶部から読み出した現
    ページを前記情報閲覧領域に表示させると共に当該現ペ
    ージに付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域に
    前記現ページタグ高さ算出工程にて算出した現ページタ
    グ高さで表示させる現ページタグ表示工程と、この現ペ
    ージ表示工程に前後して前記現ページ以後の各ページに
    付するタグを一方のタグ表示領域に前記現ページタグ高
    さよりも小さい高さにて表示する後ページタグ表示工程
    と、前記現ページ表示工程に前後して当該現ページのペ
    ージ番号よりも前の各ページに付するタグを前記他方の
    タグ表示領域に前記現ページタグよりも大きい高さにて
    表示する前ページタグ表示工程と、前記現ページに対し
    てページ捲り操作がなされたときに前記各タグの高さを
    維持したまま一方又は他方のタグ表示領域に表示したタ
    グを移動させる同一高さタグ再表示工程とを備えたこと
    を特徴とするページ情報表示方法。
  23. 【請求項23】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有する表示部とを備えた情報閲覧装
    置を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法で
    あって、 前記記憶部から読み出した現在表示対象となる現ページ
    に付する現ページタグの高さを前記電子情報の総ページ
    数に対する現ページ番号の比率に基づいて算出する現ペ
    ージタグ高さ算出工程と、前記記憶部から読み出した現
    ページを前記情報閲覧領域に表示させると共に当該現ペ
    ージに付するタグを前記一方又は他方のタグ表示領域に
    前記現ページタグ高さ算出工程にて算出した現ページタ
    グ高さで表示させる現ページ表示工程と、この現ページ
    表示工程に前後して前記現ページ以後の各ページに付す
    るタグを一方のタグ表示領域に前記現ページタグ高さよ
    りも小さい高さにて表示する後ページタグ表示工程と、
    前記現ページ表示工程に前後して当該現ページのページ
    番号よりも前の各ページに付するタグを前記他方のタグ
    表示領域に前記現ページタグよりも大きい高さにて表示
    する前ページタグ表示工程と、前記現ページに対してペ
    ージ捲り操作がなされたときに新たに現ページとなるペ
    ージ番号の前記総ページ数に対する比率に基づいて再度
    現ページタグ高さを算出すると共に前記一方又は他方の
    タグ表示領域に表示したタグを移動させる同比率高タグ
    再表示工程とを備えたことを特徴とするページ情報表示
    方法。
  24. 【請求項24】 前記同比率高タグ再表示工程に前後し
    て、前記一方又は他方のタグ表示領域に対して予め定め
    られたポインタイベントがあった場合には当該ポインタ
    イベントがあった近傍のタグのタグ長さを増加させるタ
    グ押し広げ工程を備えたことを特徴とする請求項23記
    載のページ情報表示方法。
  25. 【請求項25】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有するディスプレイと、前記記憶部
    に格納された電子情報を外部入力されるページ指定情報
    に基づいて読み出すと共に所定のタグを付して前記ディ
    スプレイに表示させる表示コントローラとを備えた情報
    閲覧装置を使用して電子情報を表示させるためのページ
    情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報表示用プログラムは前記表示コントロー
    ラを動作させる指令として、 前記タグ表示領域に表示されたタグとポインタの座標又
    は圧力との関係に基づいて当該表示されたタグの長さを
    再設定するタグ押し広げ指令と、前記ポインタの座標又
    は圧力が定常状態に戻った時から一定期間経過後に前記
    再設定したタグの長さを元の長さに戻すタグ長さ復帰指
    令とを備えたことを特徴とするページ情報表示用プログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
  26. 【請求項26】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるページ
    捲り方向の両端に設けられ前記情報閲覧領域に併設され
    たタグ表示領域とを有する表示部ととを備えると共に、 前記電子情報の総ページ数が予め定められた数以内であ
    る場合には前記タグ表示領域に表示するタグの長さを一
    定長さにする通常表示を選択すると共に前記総ページ数
    が予め定められた数を超えた場合には前記タグの長さを
    現ページタグを中心として段階的に小さくするセマンテ
    ック表示を選択するタグ表示方式選択部を備えたことを
    特徴とする電子情報表示装置。
  27. 【請求項27】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶したメ
    モリと、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有するディスプレイと、前記記憶部
    に格納された電子情報を外部入力されるページ指定情報
    に基づいて読み出すと共に所定のタグを付して前記ディ
    スプレイに表示させる表示コントローラとを備えた情報
    閲覧装置を使用して電子情報を表示させるためのページ
    情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報表示用プログラムは前記表示コントロー
    ラを動作させる指令として、 前記電子情報の総ページ数情報と前記タグ表示領域の長
    さとに基づいて1タグ当たりのタグ長さを算出させるタ
    グ長さ算出指令と、この算出されるタグ長さが予め定め
    られたタグ長さよりも長い場合には当該算出したタグ長
    さを表示用タグ長さに設定する通常表示指令と、前記算
    出されるタグ長さが予め定められたタグ長さよりも短い
    場合には当該予め定められたタグ長さを現ページタグの
    タグ長さに設定すると共に当該現ページのタグの長さを
    最上位として当該現ページの前後に付するタグの長さを
    段階的に短い長さに設定するセマンテック表示指令と、
    前記情報閲覧領域に表示した現ページを捲るページ捲り
    操作がなされた場合には前記通常表示中は各タグの高さ
    を一定としたままタグを再表示すると共にセマンテック
    表示中は新たに表示した現ページのページ番号に基づい
    てタグ高さを算出させるタグ高さ制御指令とを備えたこ
    とを特徴とするページ情報表示用プログラムを記憶した
    記憶媒体。
  28. 【請求項28】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるページ
    捲り方向の一方又は双方の端部にて前記情報閲覧領域に
    併設されたタグ表示領域とを有する表示部と、所定のペ
    ージ情報表示用データに基づいて前記タグ表示領域の幅
    及び当該タグ表示領域に表示するタグの大きさを決定す
    るタグ形状算出部とを備えた電子情報表示装置に読み出
    されるページ情報表示用データを記憶した記憶媒体であ
    って、 前記ページ情報表示用データは、前記電子情報の総ペー
    ジ数と前記タグ表示領域の長さに応じて定められた単位
    タグ当たりのドット数データと、この単位タグ当たりド
    ット数と比較される前記ページ捲り方向でのタグの長さ
    について予め定められたタグの最低基準幅及び前記タグ
    表示領域でのタグの長さについて予め定められたタグの
    最低基準長を有する最低基準データと、前記単位タグ当
    たりのドット数データが前記最低基準データよりも短い
    場合に参照されるタグ比率データとを備え、 このタグ比率データは、前記最低基準データによるタグ
    長さに対して前記電子情報の現ページから終了ページ又
    は開始ページまで順次変化させるタグ長さの比率である
    ことを特徴とするページ情報表示用データを記憶した記
    憶媒体。
  29. 【請求項29】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有する表示部とを備えた情報閲覧装
    置を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法で
    あって、 前記タグ表示領域に表示したタグに対して操作が加えら
    れた時に現ページをページ捲り方向に移動させる共に当
    該タグの操作により表示するページを前記情報閲覧領域
    へ表示させるページ捲り工程と、このページ捲り工程に
    て現ページが移動する際に当該現ページに付されたタグ
    を当該現ページの移動と共に前記一方及び他方のタグ表
    示領域間にてページ捲り方向に移動させるタグ移動工程
    とを備えたことを特徴とするページ情報表示方法。
  30. 【請求項30】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有する表示部とを備えた情報閲覧装
    置を使用して電子情報を表示するページ情報表示方法で
    あって、 前記記憶部から読み出した現在表示すべき現ページのペ
    ージ数に基づいて現ページ以降のページに付するタグを
    前記一方のタグ表示領域に表示すると共に現ページ以前
    のタグを前記他方のタグ表示領域に表示するタグ表示工
    程と、このタグ表示工程にて表示されたタグに対してポ
    インタによるイベントがあった場合に当該イベントの種
    類に応じて前記閲覧領域に表示する電子情報を変化させ
    るイベント駆動型表示制御工程とを備えたことを特徴と
    するページ情報表示方法。
  31. 【請求項31】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記各ページに付したタグがドラッグされた時に当該ド
    ラッグの動きに応じて当該ページを移動させる工程を備
    えたことを特徴とする請求項30記載のページ情報表示
    方法。
  32. 【請求項32】 前記イベント駆動型表示制御工程に続
    いて、前記タグがドラッグされたページを移動させる時
    に当該現ページの移動により生ずる前記情報閲覧領域の
    空白に次に表示するページを表示させる工程を備えたこ
    とを特徴とする請求項31記載のページ情報表示方法。
  33. 【請求項33】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記タグ表示領域に表示したタグがクリックされた時に
    当該クリックされたタグが示すページの電子情報を表示
    させる工程を備えたことを特徴とする請求項30記載の
    ページ情報表示方法。
  34. 【請求項34】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記タグ表示領域に表示したタグ間がドラッグされた時
    に当該タグ間のページを順次表示させる工程を備えたこ
    とを特徴とする請求項30記載のページ情報表示方法。
  35. 【請求項35】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記現ページのタグのポインタダウンの圧力又は経過時
    間に応じた枚数のページを捲る工程を備えたことを特徴
    とする請求項30記載のページ情報表示方法。
  36. 【請求項36】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    にて前記ページ情報をページ捲りする方向であるページ
    捲り方向の両端に設けられ前記情報閲覧領域に併設され
    たタグ表示領域とを有する表示部とを備えると共に、 前記記憶部から読み出した現在表示すべき現ページのペ
    ージ数に基づいて現ページ以降のページに付するタグを
    前記一方のタグ表示領域に表示すると共に現ページ以前
    のタグを前記他方のタグ表示領域に表示するタグ表示部
    と、このタグ表示工程にて表示されたタグに対してポイ
    ンタによるイベントがあった場合に当該イベントの種類
    に応じて前記閲覧領域に表示する電子情報を変化させる
    イベント駆動型表示制御部とを備えたことを特徴とする
    電子情報表示装置。
  37. 【請求項37】 予め定められた大きさのページを単位
    として複数のページ情報を有する電子情報を記憶した記
    憶部と、この記憶部に格納された電子情報を前記ページ
    を単位として表示する情報閲覧領域と当該情報閲覧領域
    の両端に設けられ前記ページの内容を示すタグを表示す
    るタグ表示領域とを有するディスプレイと、前記記憶部
    に格納された電子情報を外部入力されるページ指定情報
    に基づいて読み出すと共に所定のタグを付して前記ディ
    スプレイに表示させる表示コントローラとを備えた情報
    閲覧装置を使用して電子情報を表示させるためのページ
    情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報表示用プログラムは前記表示コントロー
    ラを動作させる指令として、 前記記憶部から読み出した現在表示すべき現ページのペ
    ージ数に基づいて現ページ以降のページに付するタグを
    前記一方のタグ表示領域に表示させると共に現ページ以
    前のタグを前記他方のタグ表示領域に表示させるタグ表
    示指令と、このタグ表示指令に応じて表示されたタグに
    対してポインタによるイベントがあった場合に当該イベ
    ントの種類に応じて前記閲覧領域に表示する電子情報を
    変化させるイベント駆動型表示制御指令と、前記現ペー
    ジに付したタグがドラッグされた時に当該ドラッグの動
    きに応じて現ページを移動させるタグ移動指令とを備え
    たことを特徴とするページ情報表示用プログラムを記憶
    した記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記イベント駆動型表示制御指令は、
    前記タグ表示領域に表示したタグがクリックされた時に
    当該クリックされたタグが示すページの電子情報を表示
    させる指令を備えたことを特徴とする請求項37記載の
    ページ情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記イベント駆動型表示制御指令は、
    前記タグ表示領域に表示したタグ間がドラッグされた時
    に当該タグ間のページを順次表示させる指令を備えたこ
    とを特徴とする請求項37記載のページ情報表示用プロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記現ページのタグのポインタダウンの経過時間に応じ
    た枚数のページを捲る時間別捲り指令を備えたことを特
    徴とする請求項37記載のページ情報表示用プログラム
    を記憶した記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記イベント駆動型表示制御工程は、
    前記現ページのタグのポインタダウンの圧力に応じた枚
    数のページを捲る時間別捲り指令を備えたことを特徴と
    する請求項37記載のページ情報表示用プログラムを記
    憶した記憶媒体。
JP21078899A 1999-07-26 1999-07-26 ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体 Expired - Lifetime JP3941292B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21078899A JP3941292B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体
US09/625,998 US6741268B1 (en) 1999-07-26 2000-07-26 Page information display method and apparatus, and storage medium for storing program or data for display page

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21078899A JP3941292B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001034383A true JP2001034383A (ja) 2001-02-09
JP3941292B2 JP3941292B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=16595150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21078899A Expired - Lifetime JP3941292B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6741268B1 (ja)
JP (1) JP3941292B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085424A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
EP1489486A3 (en) * 2003-06-20 2006-06-07 Xerox Corporation Automatic tab displaying and maximum tab storing user interface and a reprographic machine having same
JP2009258963A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Yahoo Japan Corp ネットワーク端末に表示するページを生成する方法、装置及びプログラム
JP2010191957A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 可視スペースが限定されている状態でデータの表記体を表示する方法及び装置
WO2011018869A1 (ja) * 2009-08-11 2011-02-17 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲーム装置、ゲーム制御プログラム、及びゲーム制御方法
JP2011199748A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像表示装置及び画像形成装置
JP2012164292A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Seiko Epson Corp 表示制御方法、表示装置および電子機器
US8773408B2 (en) 2007-10-31 2014-07-08 Sony Corporation Display control apparatus, display control method and program

Families Citing this family (117)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059576A1 (en) * 2000-02-12 2001-08-16 Adobe Systems Incorporated Text grid creation tools
US7305617B2 (en) * 2000-02-12 2007-12-04 Adobe Systems Incorporated Method for aligning text to baseline grids and to CJK character grids
US8397163B1 (en) * 2000-08-14 2013-03-12 Deep Sran Device, method, and system for providing an electronic reading environment
US6856430B1 (en) * 2000-10-26 2005-02-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Calculation of toner usage
JP2002236701A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Nihon Keizai Shimbun Inc 段階的情報表示方法
JP3601470B2 (ja) * 2001-05-07 2004-12-15 ヤマハ株式会社 画面移行タブスイッチ制御装置及びプログラム
US7512879B2 (en) * 2001-05-11 2009-03-31 Microsoft Corporation Intelligent virtual paging paradigm
US7478338B2 (en) 2001-07-12 2009-01-13 Autodesk, Inc. Palette-based graphical user interface
US20040030719A1 (en) * 2002-02-13 2004-02-12 Jie Wei Web page based dynamic book for document presentation and operation
US7031977B2 (en) * 2002-02-28 2006-04-18 Plumtree Software, Inc. Efficiently storing indented threads in a threaded discussion application
US7250939B2 (en) 2002-03-19 2007-07-31 Aol Llc Display motion multiplier
SE525338C2 (sv) * 2002-03-27 2005-02-01 Touch & Turn Ab Anordning och förfarande för att vända blad i ett digitaliserat virtuellt dokument
US7574669B1 (en) * 2002-10-08 2009-08-11 Microsoft Corporation User interface control for navigating, selecting, and organizing document pages
US7539940B2 (en) * 2002-10-09 2009-05-26 Microsoft Corporation System and method for converting between text formatting or markup language formatting and outline structure
US7100119B2 (en) * 2002-11-01 2006-08-29 Microsoft Corporation Page bar control
US8869061B1 (en) 2003-08-29 2014-10-21 Microsoft Corporation User interface for searching an electronic document
US7590936B1 (en) 2003-09-30 2009-09-15 Microsoft Corporation Method for extracting information associated with a search term
US7368653B2 (en) * 2004-01-08 2008-05-06 Yamaha Corporation Electronic musical apparatus and program for controlling the same
US7288712B2 (en) * 2004-01-09 2007-10-30 Yamaha Corporation Music station for producing visual images synchronously with music data codes
JP4341408B2 (ja) * 2004-01-15 2009-10-07 パナソニック株式会社 画像表示方法及び装置
US8255835B2 (en) * 2004-02-24 2012-08-28 Research In Motion Limited Method and system for managing unread electronic messages
US9213714B1 (en) * 2004-06-22 2015-12-15 Apple Inc. Indicating hierarchy in a computer system with a graphical user interface
US7873916B1 (en) * 2004-06-22 2011-01-18 Apple Inc. Color labeling in a graphical user interface
US7616764B2 (en) * 2004-07-07 2009-11-10 Oracle International Corporation Online data encryption and decryption
US7596701B2 (en) * 2004-07-07 2009-09-29 Oracle International Corporation Online data encryption and decryption
US8464175B2 (en) * 2004-12-09 2013-06-11 Microsoft Corporation Journal display having three dimensional appearance
US20060224985A1 (en) * 2005-04-01 2006-10-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of displaying an event in a mobile terminal and mobile terminal implementing the same
CN101375546B (zh) * 2005-04-29 2012-09-26 甲骨文国际公司 用于欺骗监控、检测和分层用户鉴权的系统和方法
US8370769B2 (en) 2005-06-10 2013-02-05 T-Mobile Usa, Inc. Variable path management of user contacts
US7685530B2 (en) 2005-06-10 2010-03-23 T-Mobile Usa, Inc. Preferred contact group centric interface
US8359548B2 (en) 2005-06-10 2013-01-22 T-Mobile Usa, Inc. Managing subset of user contacts
US8370770B2 (en) 2005-06-10 2013-02-05 T-Mobile Usa, Inc. Variable path management of user contacts
US20070022020A1 (en) * 2005-07-25 2007-01-25 Bernstein Daniel B Computer implemented display having an integrated format
KR100774158B1 (ko) 2005-12-19 2007-11-07 엘지전자 주식회사 데이터 스크롤 방법, 페이지 변경 방법, 데이터 표시 변경방법 및 이를 이용한 휴대폰
KR100682331B1 (ko) * 2005-12-23 2007-02-15 삼성전자주식회사 이동통신 단말기에서 전화번호부 검색 방법
US8286089B2 (en) 2005-12-30 2012-10-09 Research In Motion Limited Representing new messages on a communication device
US7475359B2 (en) * 2006-02-09 2009-01-06 International Business Machines Corporation User interface for a tabbed pane
US20070249891A1 (en) * 2006-04-21 2007-10-25 Davis Thomas M Ceiling newsletter system and method
US8739278B2 (en) * 2006-04-28 2014-05-27 Oracle International Corporation Techniques for fraud monitoring and detection using application fingerprinting
US8255281B2 (en) 2006-06-07 2012-08-28 T-Mobile Usa, Inc. Service management system that enables subscriber-driven changes to service plans
US8106856B2 (en) 2006-09-06 2012-01-31 Apple Inc. Portable electronic device for photo management
US9106422B2 (en) * 2006-12-11 2015-08-11 Oracle International Corporation System and method for personalized security signature
US20080178069A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-24 Stallings Richard W Content Authoring System and Method
US20080178074A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-24 Stallings Richard W Data presentation system and method
TWI351638B (en) * 2007-04-27 2011-11-01 Htc Corp Touch-based tab navigation method and related devi
CN101464771A (zh) * 2007-12-21 2009-06-24 Ge医疗系统环球技术有限公司 信息处理装置和集成信息系统
TW201009781A (en) * 2008-08-20 2010-03-01 Prime View Int Co Ltd Display method applied to electrophoretic display and electrophoretic display
USD636401S1 (en) 2009-03-27 2011-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US8140621B2 (en) * 2009-03-27 2012-03-20 T-Mobile, Usa, Inc. Providing event data to a group of contacts
US8631070B2 (en) 2009-03-27 2014-01-14 T-Mobile Usa, Inc. Providing event data to a group of contacts
USD633918S1 (en) 2009-03-27 2011-03-08 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
USD636402S1 (en) 2009-03-27 2011-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
USD631887S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US9369542B2 (en) 2009-03-27 2016-06-14 T-Mobile Usa, Inc. Network-based processing of data requests for contact information
USD631889S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
USD631886S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
USD631890S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US8577350B2 (en) 2009-03-27 2013-11-05 T-Mobile Usa, Inc. Managing communications utilizing communication categories
USD636403S1 (en) 2009-03-27 2011-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
USD631888S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US8428561B1 (en) 2009-03-27 2013-04-23 T-Mobile Usa, Inc. Event notification and organization utilizing a communication network
USD631891S1 (en) 2009-03-27 2011-02-01 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US9355382B2 (en) 2009-03-27 2016-05-31 T-Mobile Usa, Inc. Group based information displays
USD636400S1 (en) 2009-03-27 2011-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US8676626B1 (en) 2009-03-27 2014-03-18 T-Mobile Usa, Inc. Event notification and organization utilizing a communication network
US8893025B2 (en) 2009-03-27 2014-11-18 T-Mobile Usa, Inc. Generating group based information displays via template information
US9195966B2 (en) 2009-03-27 2015-11-24 T-Mobile Usa, Inc. Managing contact groups from subset of user contacts
USD636399S1 (en) 2009-03-27 2011-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Portion of a display screen with a user interface
US9210247B2 (en) 2009-03-27 2015-12-08 T-Mobile Usa, Inc. Managing contact groups from subset of user contacts
CN101561748A (zh) * 2009-05-21 2009-10-21 阿里巴巴集团控股有限公司 Im软件中标签内容展现方法及展现装置
TWI414976B (zh) * 2009-12-15 2013-11-11 Pegatron Corp 使用者介面的控制方法
US8698762B2 (en) * 2010-01-06 2014-04-15 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for navigating and displaying content in context
US8407612B2 (en) 2010-04-30 2013-03-26 Microsoft Corporation Pinning of tabs in tab groups
US9354767B2 (en) 2010-04-30 2016-05-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Custom tab ordering and replacement
KR20110137041A (ko) * 2010-06-16 2011-12-22 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 사용자 적응형 데이터 정렬/분류 방법 및 장치
US8375321B2 (en) * 2010-06-18 2013-02-12 Microsoft Corporation Custom visualizations in tab groups
EP2437151B1 (en) 2010-10-01 2020-07-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for turning e-book pages in portable terminal
US9678572B2 (en) * 2010-10-01 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for turning e-book pages in portable terminal
KR101743632B1 (ko) 2010-10-01 2017-06-07 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 전자책 페이지 넘김 장치 및 방법
JP5671921B2 (ja) * 2010-10-04 2015-02-18 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5609507B2 (ja) * 2010-10-04 2014-10-22 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
USD774529S1 (en) * 2010-11-04 2016-12-20 Bank Of America Corporation Display screen with graphical user interface for funds transfer
EP2469389B1 (en) * 2010-12-24 2018-10-10 Lg Electronics Inc. Mobile terminal and method for changing page thereof
KR101818113B1 (ko) 2010-12-24 2018-01-12 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 페이지 전환 방법
JP2012137929A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Sony Corp 表示装置、表示方法、プログラム
JP5428065B2 (ja) * 2011-02-08 2014-02-26 カシオ計算機株式会社 入力装置及び入力システム並びにプログラム
USD774526S1 (en) * 2011-02-21 2016-12-20 Bank Of America Corporation Display screen with graphical user interface for funds transfer
USD774528S1 (en) * 2011-02-21 2016-12-20 Bank Of America Corporation Display screen with graphical user interface for funds transfer
USD774527S1 (en) * 2011-02-21 2016-12-20 Bank Of America Corporation Display screen with graphical user interface for funds transfer
US20140298240A1 (en) * 2011-06-14 2014-10-02 Google Inc. Mega lens style tab management
CN102346782A (zh) * 2011-10-25 2012-02-08 中兴通讯股份有限公司 在用户终端浏览器上按需显示图片的方法及装置
US8856675B1 (en) * 2011-11-16 2014-10-07 Google Inc. User interface with hierarchical window display
USD736801S1 (en) * 2012-08-17 2015-08-18 P&W Solutions Co., Ltd. Display screen with graphical user interface
ITMI20121441A1 (it) * 2012-08-24 2014-02-25 Moleskine S P A Taccuino e metodo per digitalizzare appunti
USD770478S1 (en) 2012-09-07 2016-11-01 Bank Of America Corporation Communication device with graphical user interface
JP6052074B2 (ja) * 2013-06-19 2016-12-27 コニカミノルタ株式会社 電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法
KR20150002312A (ko) * 2013-06-28 2015-01-07 삼성전자주식회사 페이지 표시 방법 및 이를 구현하는 전자 장치
JP6465372B2 (ja) * 2013-10-09 2019-02-06 株式会社インタラクティブソリューションズ 携帯端末装置、スライド情報管理システム及び携帯端末の制御方法
USD768665S1 (en) 2014-02-27 2016-10-11 Amazon Technologies, Inc. Display screen having a graphical user interface
US9746992B1 (en) * 2014-05-01 2017-08-29 Google Inc. Systems and methods for providing dynamic page indicators
US20160140086A1 (en) * 2014-11-19 2016-05-19 Kobo Incorporated System and method for content repagination providing a page continuity indicium while e-reading
USD788809S1 (en) 2015-06-22 2017-06-06 Gamblit Gaming, Llc Display screen for a graphical user interface
DK201670608A1 (en) 2016-06-12 2018-01-02 Apple Inc User interfaces for retrieving contextually relevant media content
US10324973B2 (en) 2016-06-12 2019-06-18 Apple Inc. Knowledge graph metadata network based on notable moments
AU2017100670C4 (en) 2016-06-12 2019-11-21 Apple Inc. User interfaces for retrieving contextually relevant media content
CN107491249B (zh) * 2017-08-21 2020-11-06 广州视源电子科技股份有限公司 一种智能平板的控制方法、装置、设备及存储介质
US11086935B2 (en) 2018-05-07 2021-08-10 Apple Inc. Smart updates from historical database changes
US11243996B2 (en) 2018-05-07 2022-02-08 Apple Inc. Digital asset search user interface
DK180171B1 (en) 2018-05-07 2020-07-14 Apple Inc USER INTERFACES FOR SHARING CONTEXTUALLY RELEVANT MEDIA CONTENT
CN110673902B (zh) * 2018-07-02 2021-11-02 腾讯科技(深圳)有限公司 一种页面显示方法、装置和存储介质
US10846343B2 (en) 2018-09-11 2020-11-24 Apple Inc. Techniques for disambiguating clustered location identifiers
US10803135B2 (en) 2018-09-11 2020-10-13 Apple Inc. Techniques for disambiguating clustered occurrence identifiers
DK201970535A1 (en) 2019-05-06 2020-12-21 Apple Inc Media browsing user interface with intelligently selected representative media items
CN112579851A (zh) * 2019-09-29 2021-03-30 北京国双科技有限公司 页面内容爬取方法、装置、存储介质及设备
US11676191B2 (en) 2019-11-27 2023-06-13 Brian E. Edholm Multiple term product search and identification of related products
USD969822S1 (en) 2020-11-11 2022-11-15 Aspen Operating, LLC Display screen with a graphical user interface
CN112948719B (zh) * 2021-03-30 2023-12-22 北京环境特性研究所 一种目标特性文本浏览交互方法和装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5283864A (en) * 1990-10-30 1994-02-01 Wang Laboratories, Inc. Computer apparatus and method for graphical flip book
JPH05165595A (ja) 1991-12-12 1993-07-02 Hitachi Ltd 文書管理検索方法及びこれを用いたデータ処理システム
US5604861A (en) * 1992-12-28 1997-02-18 International Business Machines Corporation Method and apparatus for improved notebook control in a data procesing system
JPH06337896A (ja) * 1993-03-31 1994-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子書籍表示検索装置及び電子書籍表示検索方法
US5559946A (en) * 1994-08-30 1996-09-24 Intel Corporation Method and apparatus for adding a new tab to a tab bar window
JPH08292861A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Fuji Xerox Co Ltd 付箋表示制御装置
US6486895B1 (en) * 1995-09-08 2002-11-26 Xerox Corporation Display system for displaying lists of linked documents

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1489486A3 (en) * 2003-06-20 2006-06-07 Xerox Corporation Automatic tab displaying and maximum tab storing user interface and a reprographic machine having same
JP2006085424A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
US8773408B2 (en) 2007-10-31 2014-07-08 Sony Corporation Display control apparatus, display control method and program
JP2009258963A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Yahoo Japan Corp ネットワーク端末に表示するページを生成する方法、装置及びプログラム
JP2010191957A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 可視スペースが限定されている状態でデータの表記体を表示する方法及び装置
US9652117B2 (en) 2009-02-18 2017-05-16 International Business Machines Corporation Displaying a representation of data in conditions of limited visual space
WO2011018869A1 (ja) * 2009-08-11 2011-02-17 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲーム装置、ゲーム制御プログラム、及びゲーム制御方法
US9017164B2 (en) 2009-08-11 2015-04-28 Sony Corporation Game device provided with touch panel, game control program, and method for controlling game
JP2011199748A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像表示装置及び画像形成装置
JP2012164292A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Seiko Epson Corp 表示制御方法、表示装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US6741268B1 (en) 2004-05-25
JP3941292B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3941292B2 (ja) ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用のプログラム又はデータを記憶した記憶媒体
JP4063246B2 (ja) ページ情報表示装置
US6765559B2 (en) Page information display method and device and storage medium storing program for displaying page information
US6859909B1 (en) System and method for annotating web-based documents
US7735007B2 (en) Adding and removing white space from a document
JP5787775B2 (ja) ディスプレイ装置およびディスプレイ方法
Agarawala et al. Keepin'it real: pushing the desktop metaphor with physics, piles and the pen
Price et al. Linking by inking: trailblazing in a paper-like hypertext
US5347295A (en) Control of a computer through a position-sensed stylus
US6584479B2 (en) Overlay presentation of textual and graphical annotations
Lipkie et al. Star graphics: An object-oriented implementation
Schilit et al. Digital library information appliances
KR20050039563A (ko) 전자식 접착 메모
Holmquist The Zoom Browser: Showing Simultaneous Detail and Overview in Large Documents
WO2011041547A1 (en) Systems and methods to facilitate active reading
JP2004355106A (ja) コンピュータのタッチインタフェース
TW314618B (ja)
Leclaire et al. R3s. js–towards responsive visualizations
Balakrishnan Keepin’It Real: Pushing the Desktop Metaphor with Physics, Piles and the Pen

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3941292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term