JP2001033721A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

Info

Publication number
JP2001033721A
JP2001033721A JP20537199A JP20537199A JP2001033721A JP 2001033721 A JP2001033721 A JP 2001033721A JP 20537199 A JP20537199 A JP 20537199A JP 20537199 A JP20537199 A JP 20537199A JP 2001033721 A JP2001033721 A JP 2001033721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
light beam
scanning optical
polygon mirror
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20537199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Hama
善博 浜
Yasushi Suzuki
康史 鈴木
Masataka Nishiyama
政孝 西山
Taminori Odano
民則 小田野
Susumu Mikajiri
晋 三ヶ尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP20537199A priority Critical patent/JP2001033721A/ja
Publication of JP2001033721A publication Critical patent/JP2001033721A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各走査光学系の光源の光ビームの波長変動に
起因する光ビームの主走査方向の位置ずれを防止するこ
とができる走査光学装置を提供する。 【解決手段】 第1fθレンズ400は第2、第3fθ
レンズ500、600と共にfθレンズ群を構成し、f
θレンズ群はポリゴンミラー320によって主走査方向
に走査される光ビームBを感光ドラム20A上に収束さ
せる。第1fθレンズ400の入射面410は回折レン
ズ面であり、ベースカーブとなる回転対称な非球面上に
屈折レンズ部分での倍率色収差を補正する作用を有する
フレネルレンズ状の回折レンズ構造412が構成されて
いる。回折レンズ構造412は、fθレンズ群による主
走査方向の倍率色収差の補正を行う作用を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ビームを感光ドラ
ムなどの被照射対象物に走査する走査光学系を複数備え
る走査光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モノクロのレーザプリンタなどに適用さ
れる走査光学装置は、画素信号により発光される半導体
レーザを備え、この半導体レーザから出力されるレーザ
ビーム(以下光ビームという)はコリメートレンズによ
り平行光に変換された後、ポリゴンミラーにより水平方
向に走査偏向され、この光ビームをfθレンズで屈折、
集光させて感光ドラムの表面に入射し、感光ドラム表面
を画素信号の強度に応じて露光する。そして、この露光
像をトナーで現像した後、このトナー像を記録紙に転写
し定着処理を施すことにより、画像情報を記録紙に印画
定着するようになっている。
【0003】また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色に対応したトナー像を記録紙に転写すること
でカラー画像を印画するカラープリンタやカラー複写機
などに適用される走査光学装置として、各色毎に独立し
た走査光学系を用いたものがある。このような走査光学
装置の各走査光学系は、光源と、ポリゴンミラーと、複
数のfθレンズからなるfθレンズ群とを備え、感光ド
ラムに光ビームを照射して露光するように構成されてお
り、それぞれ露光、現像、転写の各プロセスが行なわ
れ、最後に定着装置により4色同時に定着して、カラー
画像が記録紙に印画定着されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した各色毎に独立
した走査光学系を備えた走査光学装置では次のような問
題がある。光源を構成する半導体レーザは、駆動される
ことで光ビームを出射する発光体を備えている。この発
光体は駆動されて光ビームを出射すると同時に発熱する
が、発光体はそれ自身の温度が上昇すると出射する光ビ
ームの波長が大きくなり、下降すると出射する光ビーム
の波長が小さくなる特性を有している。したがって、各
走査光学系の半導体レーザが異なるタイミングで異なる
時間駆動されると、各半導体レーザの発光体は互いに温
度差が生じるため、各半導体レーザから出射される光ビ
ームの波長は互いに異なってくる。一方、各走査光学系
のfθレンズ群は、同一波長の光ビームに対しては同一
の光学的特性を有するように構成されているが、光ビー
ムの波長が変化すれば、その光学的特性、すなわち主走
査方向における走査倍率が変化する。したがって、各走
査光学系において波長が異なる光ビームがfθレンズ群
に入射されると、各走査光学系においてfθレンズ群か
ら出射され感光ドラムを走査する光ビームの間で走査方
向の位置ずれが生じることによって記録紙に印画される
画像に色ずれが発生する。本発明は前記事情に鑑み案出
されたものであって、本発明の目的は、各走査光学系の
光源の光ビームの波長変動に起因する光ビームの主走査
方向の位置ずれを防止することができる走査光学装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ビームを出
射する光源と、前記光源から導かれた前記光ビームを偏
向走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーによ
って偏向走査された前記光ビームを被照射対象物に収束
させる複数のfθレンズからなるfθレンズ群とを有す
る走査光学系を複数備える走査光学装置において、前記
各走査光学系は、前記fθレンズのうちの何れか1つに
回折レンズ構造が設けられていることを特徴とする。そ
のため、各走査光学系の光源から出射された光ビームに
波長変動が生じて互いに異なる波長となってもポリゴン
ミラーによって偏向走査された光ビームが回折レンズ構
造を通過することでfθレンズ群による主走査方向の倍
率色収差の補正が行なわれる。したがって、各走査光学
系における光ビーム主走査方向への走査倍率の変化が抑
制され、各被照射対象物間においてそれぞれの光ビーム
の主走査方向の位置ずれが生じることが防止される。
【0006】また、本発明は、光ビームを出射する光源
と、前記光源から導かれた前記光ビームを偏向走査する
ポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーによって偏向走
査された前記光ビームを被照射対象物に収束させる複数
のfθレンズからなるfθレンズ群と、前記ポリゴンミ
ラーの周囲および上方を覆い前記ポリゴンミラーにより
偏向走査された前記光ビームが出射される箇所には光ビ
ームの通過を可能とした光透過部材が取着されたカバー
とを有する走査光学系を複数備える走査光学装置におい
て、前記光透過部材に回折レンズ構造が設けられている
ことを特徴とする。そのため、各走査光学系の光源から
出射された光ビームに波長変動が生じて互いに異なる波
長となってもポリゴンミラーによって偏向走査された光
ビームが回折レンズ構造を通過することでfθレンズ群
による主走査方向の倍率色収差の補正が行なわれる。し
たがって、各走査光学系における光ビーム主走査方向へ
の走査倍率の変化が抑制され、各被照射対象物間におい
てそれぞれの光ビームの主走査方向の位置ずれが生じる
ことが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、
走査光学装置がカラープリンタに適用された場合につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の走査光
学装置を正面から見た状態を示す断面図、図2は図1を
AA線断面から見た状態を示す平面図、図3は図1をB
B線断面から見た状態を示す平面図、図4は第1fθレ
ンズを示す図であり、図4(A)は正面図、図4(B)
は平面図、図4(C)は側面図である。
【0008】まず、走査光学装置の概略構成について説
明する。走査光学装置10は、筐体1と、この筐体1内
において水平方向に延在されたハウジング2と、このハ
ウジング2の上部に配設された4つの走査光学系100
0A乃至1000Dと、ハウジング2の下面と間隔をお
いて配設された4つの感光ドラム20A、20B、20
C、20D(特許請求の範囲の被照射対象物に相当)と
を備えて構成されている。4つの感光ドラム20A、2
0B、20C、20Dは、互いに水平方向に間隔をいて
軸線が平行をなした状態で回転可能に設けられている。
また、図1において、4つの感光ドラム20A、20
B、20C、20Dは、これらの順で紙面右方から左方
に互いに水平方向に間隔をおいて配設され、それぞれの
軸線が平行をなした状態で回転可能に設けられている。
各感光ドラム20A、20B、20C、20Dは、カラ
ー画像を形成するために必要な互いに異なる色(イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応して設けられ
ており、これらイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
のトナーを記録紙に転写するように構成されている。
【0009】次に、走査光学系の概略構成について説明
する。各走査光学系1000A乃至1000Dは同一の
構成であるため、1つの走査光学系1000Aを代表と
してその構成について説明する。走査光学系1000A
は、光源部100、シリンダレンズ200、ポリゴンミ
ラー部300、第1fθレンズ400、第2fθレンズ
500、第3fθレンズ600、ミラー700、水平同
期用検知部800などから構成されている。第1fθレ
ンズ400、第2fθレンズ500、第3fθレンズ6
00は、特許請求の範囲のfθレンズ群に相当してい
る。
【0010】次に、走査光学装置1000Aの概略動作
について説明する。すなわち、光源部100からシリン
ダレンズ230を通過した光ビームLは、ポリゴンミラ
ー部300によって主走査方向に走査される。走査され
た光ビームLは、第1fθレンズ400、第2fθレン
ズ500、ミラー700、第3fθレンズ600を介し
て感光ドラム20A上に収束されて主走査方向に走査さ
れるように構成されている。ポリゴンミラー部300に
よって走査された光ビームLは、水平同期用検知部80
0の受光センサ820に導かれ、この受光センサ820
の受光信号に基いて主走査方向の書き始め位置のタイミ
ングの同期が取られる。なお、光ビームLの主走査方向
は、感光ドラム20Aの長さ方向に沿っており、この主
走査方向と直交する走査方向が副走査方向となる。ま
た、走査光学系1000B乃至1000Dについては、
光ビームLが走査される対象が感光ドラム20B乃至2
0Dになる以外は上記と同様の動作である。
【0011】次に、走査光学系1000Aの各部の構成
について詳細に説明する。光源部100は光ビームLを
出射する半導体レーザ110と、この半導体レーザ11
0から出射される光ビームを平行光にするためのコリメ
ータレンズ120と、各半導体レーザを駆動するための
図略の半導体レーザ駆動回路とを備えて構成されてい
る。
【0012】シリンダレンズ200は、ハウジング2の
上面2Aに設けられた図示しない取付部材によって保持
されており、光源部100から出射された平行光となっ
た光ビームLを入射して光ビームLを水平方向(主走査
方向)は収束せず、鉛直方向(副走査方向)にのみ収束
してポリゴンミラー部300へ出射するように構成され
ている。そして、シリンダレンズ200の焦点位置、す
なわち光ビームLが最も収束されて水平方向に延在する
線像となる位置は、後述するポリゴンミラー320の反
射面322の位置となるように設定されている。
【0013】ポリゴンミラー部300は、ハウジング2
の上面2Aに取着されたモータ部310と、モータ部3
10の鉛直方向に向けられた回転軸312に取着された
ポリゴンミラー320とを有している。ポリゴンミラー
320は、平面から見て8個の反射面322が正8角形
をなすように設けられており、各反射面322は水平面
に対して直交している。そして、各反射面322にシリ
ンダレンズ200から出射された光ビームLが入射する
ようになっている。図1において、モータ部310は、
図略のモータ制御回路から入力される駆動信号によって
等速で時計回転の方向に高速回転されるようになってお
り、これにより、光ビームLは、紙面上方から下方に向
かう主走査方向に走査される。
【0014】第1fθレンズ400は、後述する第2、
第3fθレンズ500、600と共にfθレンズ群を構
成しており、このfθレンズ群はポリゴンミラー320
によって主走査方向に走査される光ビームLを感光ドラ
ム20A上に収束させる作用を果たす。第1fθレンズ
400は、ポリゴンミラー320によって走査された光
ビームLを入射するように構成されており、ハウジング
2の上面2Aに図略の保持部材を介して取着されてい
る。第1fθレンズ400は、半導体レーザ110の光
ビームLが入射される入射面410と、入射面410に
入射された光ビームLがそれぞれ出射される出射面42
0を有している。第1fθレンズ400は、光ビームL
を主として鉛直方向(副走査方向)に収束させる作用を
有し、水平方向(主走査方向)に収束させる作用も有し
ている。ここで、第1fθレンズ400による光ビーム
Lを水平方向に収束させる作用は、鉛直方向に光ビーム
Lを収束させる作用よりも弱くなるように構成されてい
る。
【0015】そして、図4に示されているように、上記
第1fθレンズ400の入射面410、すなわちポリゴ
ンミラー320側のレンズ面には、回折レンズ面であ
り、ベースカーブとなる回転対称な非球面上に屈折レン
ズ部分での倍率色収差を補正する作用を有するフレネル
レンズ状の回折レンズ構造412が構成されている。す
なわち、この回折レンズ構造412は、第1fθレンズ
400、第2fθレンズ500、第3fθレンズ600
によって構成されるfθレンズ群による主走査方向の倍
率色収差の補正を行う作用を有している。第1fθレン
ズ400は、例えば、金型を用いてレンズと共に上記回
折レンズ構造412が一体に形成された成形レンズから
構成されている。
【0016】第2fθレンズ500は、第1fθレンズ
400から出射された光ビームLが入射される入射面5
10と、この入射面510に入射された光ビームLが出
射される出射面520とを有し、ハウジング2の上面2
Aに図略の保持部材を介して取着されている。第2fθ
レンズ500は、光ビームLを水平方向(主走査方向)
にのみ収束させ、鉛直方向(副走査方向)には収束させ
ない作用を有している。
【0017】ミラー700は、第2fθレンズ500か
ら出射された光ビームLを次述する第3fθレンズ60
0に導くように光ビームLの主走査方向にわたって延在
して設けられており、図略の保持部材を介してハウジン
グ2の上面2Aに取着されている。
【0018】ハウジング2の感光ドラム20Aの上部に
臨む箇所には、感光ドラム20Aの軸線に沿って下方に
突出する凹部21が形成されている。そして、凹部21
の底部22には、感光ドラム20Aの軸線と平行に、す
なわち光ビームLの主走査方向にわたって延在する図略
の開口が貫通して設けられている。この開口の上面側の
周縁部には図略の保持部材が取着され、保持部材によっ
て第3fθレンズ600が保持されている。すなわち、
第3fθレンズ600は光ビームLに対応した箇所で光
ビームLの主走査方向にわたって延在している。そし
て、第3fθレンズ600は、光ビームLが入射される
入射面610と、これら入射面610に入射された光ビ
ームLが出射される出射面620とを有している。
【0019】第1、第3fθレンズ400、600の作
用により光ビームLを主に副走査方向に収束させ、第2
fθレンズ500の作用により光ビームLを主走査方向
に収束させている。この結果、ポリゴンミラー320の
反射面322の位置で水平方向に延在する線像となった
光ビームLは、この反射面322によって偏向走査され
た後、上記第1乃至第3fθレンズ400、500、6
00の作用によって感光ドラム20Aの面の位置で主走
査方向および副走査方向の両方向に収束され点像となる
ようになっている。
【0020】水平同期検知部800は、ミラー810、
受光センサ820、および図略の単一の制御回路などを
有して構成されている。ミラー810は、感光ドラムの
ビーム主走査方向において、画像形成に寄与する走査範
囲から外れた手前の所定位置に配設され、この所定位置
に到達した4本の光ビームLのうちの1本の光ビームL
を入射して受光センサ820へ反射させるようにハウジ
ング2の上面2Aに取付部材812によって取着されて
いる。受光センサ820は、第2fθレンズ500を通
過する光ビームLのうちミラー810によって導かれた
画像形成に寄与しない走査範囲の光ビームLを入射する
ようにハウジング2の上面2Aに図示しない取付部材に
よって取着されている。
【0021】そして、図略の制御回路は、各走査光学系
1000A乃至1000Dの受光センサ820から入力
される受光信号に基いて各走査光学系1000A乃至1
000Dの光源部100の半導体レーザ110の駆動信
号を制御することで、各感光ドラム20A乃至20Dに
対する光ビームLの主走査方向への書き込み開始位置の
同期が取られるようになっている。上記制御回路による
半導体レーザ110の駆動信号の制御は、上記制御回路
が各半導体レーザ110の半導体レーザ駆動回路を制御
することによって行なわれるようになっている。
【0022】また、図1、図2に示されているように、
走査光学系1000A、1000Cは、ハウジング2の
上面2A上に水平方向に間隔をおいて配設され、それぞ
れ感光ドラム20A、20Cに対して光ビームLを収束
して走査するように構成されている。図1、図3に示さ
れているように、走査光学系1000B、1000D
は、ハウジング2の上方において水平方向に延在する別
のハウジング4の上面4A上に水平方向に間隔をおいて
配設され、それぞれ感光ドラム20B、20Dに対して
光ビームLを収束して走査するように構成されている。
【0023】また、図2において、走査光学系1000
A、1000Cにおけるポリゴンミラー320の回転方
向は時計方向であり、図3において、走査光学系100
0B、1000Dにおけるポリゴンミラー320の回転
方向は反時計方向である。
【0024】以上詳述したように走査光学系1000A
が構成されており、他の走査光学系1000B乃至10
00Dについても上記走査光学系1000Aと同様の構
成を有している。
【0025】次に、上述のように構成された走査光学装
置10の作用効果について説明する。各走査光学系10
00A乃至1000Dの発光部100の半導体レーザ1
10から出射された光ビームLは、水平方向に延在する
光路に沿ってシリンダレンズ230に入射して副走査方
向(鉛直方向)にのみ収束され、モータ部310によっ
て高速回転されているポリゴンミラー320の各反射面
322に到達する。
【0026】各走査光学系1000A乃至1000Dの
ポリゴンミラー320が高速回転することで各反射面3
22によって偏向走査されて走査された光ビームLは、
第1fθレンズ400の入射面410に構成された回折
レンズ構造412に入射され、出射面420から出射さ
れる。なお、図1乃至図3において、各走査光学系10
00A乃至1000Dにおける各光ビームLを区別する
ため、それぞれの光ビームの符号をLA乃至LDとして
示している。各走査光学系1000A乃至1000Dの
第1fθレンズ400の回折レンズ構造412に入射さ
れた光ビームLは、上記回折レンズ構造412の作用に
よってfθレンズ群による主走査方向の倍率色収差が補
正されると共に、第1fθレンズ400の作用によって
主に鉛直方向(副走査方向)に収束されて第2fθレン
ズ500の入射面510に入射され、出射面520から
出射される。光ビームLは、第2fθレンズ500の作
用によってそれぞれ水平方向(主走査方向)にのみ収束
されて出射される。
【0027】第2fθレンズ500の出射面520から
出射された光ビームLは、ミラー700によって下方に
屈曲され第3fθレンズ600の入射面610に入射さ
れ、出射面620から出射される。この際、光ビームL
は主に副走査方向に収束されてそれぞれの走査光学系1
000A乃至1000Dに対応する感光ドラム20A乃
至20D上に点像として収束された状態で主走査方向に
走査される。
【0028】また、各走査光学系1000A乃至100
0Dにおいて、第2fθレンズ500を通過する光ビー
ムLのうち画像形成に寄与しない走査範囲の光ビームL
は、ミラー810によって受光センサ820に導かれ、
この受光センサ820から出力される受光信号に基いて
制御回路が半導体レーザ110の駆動信号を制御するこ
とで、感光ドラム20A乃至20Dに対する主走査方向
への書き込み開始位置の水平方向の同期が取られる。
【0029】上記構成によれば、各走査光学系1000
A乃至1000Dにおいて、ポリゴンミラー320によ
って偏向走査された光ビームLは、第1fθレンズ40
0の入射面410に設けられた回折レンズ構造412に
よってfθレンズ群による主走査方向の倍率色収差が補
正される。したがって、各走査光学系1000A乃至1
000Dの光源部100の半導体レーザ110の間で波
長変動が生じ、波長が異なる値となったとしても、fθ
レンズ群による主走査方向の倍率色収差が補正されるた
め、主走査方向への走査倍率の変化が抑制され、各感光
ドラム20A乃至20Dにおいて主走査方向の位置ずれ
が生じることが防止される。したがって、従来と違っ
て、各感光ドラム上を走査する光ビームL間で主走査方
向の位置ずれが発生しないから、各感光ドラムによって
記録紙に印画される画像に色ずれが発生することが防止
される。
【0030】また、本第1の実施の形態では、第1fθ
レンズ400の入射面410に回折レンズ構造412を
設けたが、回折レンズ構造を設ける箇所はこれに限定さ
れるものではなく例えば次の箇所に設けることも可能で
ある。すなわち、回折レンズ構造を設ける箇所は、第1
fθレンズ400の出射面420、第2fθレンズ50
0の入射面510または出射面520、第3fθレンズ
600の入射面610または出射面620の何れか1箇
所に設けることができる。なお、回折レンズ構造の配設
される箇所は、fθレンズ群による主走査方向の倍率色
収差の補正を効果的に行うために光ビームLの主走査方
向の収束が行なわれる前の箇所が好ましい。したがっ
て、回折レンズ構造が設けられる箇所は、ポリゴンミラ
ー320から偏向走査される光ビームLの光路上でポリ
ゴンミラー320により近い箇所が好ましいことにな
る。すなわち、fθレンズ群による主走査方向の倍率色
収差の補正を行う上で回折レンズ構造が配設される位置
として好ましい順番は、第1fθレンズ400の入射面
410、出射面420、第2fθレンズ500の入射面
510、出射面520、第3fθレンズ600の入射面
610、出射面620の順となる。また、次に述べる第
2の実施の形態に示すように、回折レンズ構造は、上述
した第1乃至第3fθレンズ以外の箇所に設けることも
可能である。
【0031】図5は本発明の第2の実施の形態の走査光
学装置におけるポリゴンミラー部の構成を示す説明図、
図6は第2の実施の形態の走査光学装置における光透過
部材を示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)
は側面図である。図5に示した例では、図1の走査光学
系1000Bまたは1000Dに相当するポリゴンミラ
ー部が示されているが、他の走査光学系1000A、1
000Cについても同様の構成となっている。この第2
の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、ポリゴ
ンミラー部300Aにポリゴンミラー320の周囲およ
び上方を覆うカバー330が設けられている点である。
カバー330は、円板状の上壁332と、上壁の周縁部
から下方に接続された円筒状の側壁334と、側壁33
4の下縁部から外方に延出された円環板状の下壁336
とを備えている。そして、下壁336はその下面がハウ
ジング4の上面4Aに取着されている。これら上壁33
2、側壁334とポリゴンミラー320との間には間隔
が設けられている。
【0032】なお、カバー330の作用は次のとおりで
ある。すなわち、ポリゴンミラー320が高速回転する
ことで騒音と空気流が発生して塵埃がポリゴンミラー3
20の近傍に引き込まれ、その塵埃がポリゴンミラー3
20の反射面322に付着して反射面322の正常な反
射を妨げるおそれがある。そこで、カバー330によっ
てポリゴンミラー320の周囲および上方を覆うこと
で、ポリゴンミラー320の高速回転による騒音と空気
流による塵埃の引き込みを防止している。
【0033】カバー330の側壁334のうち、光源部
100の半導体レーザ120と第1fθレンズ400の
入射面410に臨む箇所には側壁334の厚さ方向に貫
通された開口からなる窓部334Aが形成されている。
そして、光源部100の半導体レーザ120から窓部3
34Aを通過して光ビームLがポリゴンミラー320に
入射され、このポリゴンミラー320で偏向走査された
光ビームLが窓部334Aを通過して第1fθレンズ4
00の入射面410に至るように構成されている。
【0034】上記窓部334Aには、光ビームLの通過
を可能とした光透過部材340が取着されている。図6
に示されているように、光透過部材340は、ポリゴン
ミラー320に臨む第1面342と、第1面342に対
向する第1fθレンズ400の入射面410に臨む第2
面344とを有している。上記光透過部材340の第1
面342に回折レンズ構造342Aが構成されている。
一方、第1乃至第3fθレンズには回折レンズ構造が設
けられていない。
【0035】したがって、この第2の実施の形態におい
ても、光透過部材340に構成されている回折レンズ構
造342Aの作用によって、fθレンズ群による主走査
方向の倍率色収差の補正が行なわれ、前述した第1の実
施の形態と同様の作用効果を奏することができる。ま
た、第2の実施の形態では、第1fθレンズ400の入
射面410よりもさらにポリゴンミラー320に近い箇
所に回折レンズ構造が構成されているため、fθレンズ
群による主走査方向の倍率色収差の補正を効果的に行う
ことができる。なお、回折レンズ構造は、上記光透過部
材340の第2面344に構成してもよいことはもちろ
んである。
【0036】なお、上述した第1、第2の実施の形態で
は、4つの走査光学系1000A乃至1000Dの光源
部100の半導体レーザ110を4色(イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラック)に対応させ、それぞれの半導
体レーザ110から出射される光ビームLを上記4色に
対応して設けた感光ドラム20A乃至20Dに照射させ
る構成としたが、走査光学系が4つである構成に限定さ
れるものではなく、例えば走査光学系が3つある構成で
あっても適用可能であることはもちろんである。また、
上述した第1、第2の実施の形態では、fθレンズ群を
第1乃至第3fθレンズの3枚のfθレンズで構成し、
第1fθレンズが主に副走査方向の収束を行い、第2f
θレンズが主走査方向の収束のみを行い、第3fθレン
ズが副走査方向の収束のみを行う構成とした。しかしな
がら、本発明のfθレンズ群の構成は上記限定されな
い。例えば、第1、第2、第3fθレンズによる光ビー
ム収束方向は上記実施の形態で例示された組み合わせに
限定されない。例えば第2、第3fθレンズが主走査方
向および副走査方向の両方向の収束を行うように構成さ
れていてもよい。また、fθレンズ群を構成するfθレ
ンズの構成は3枚構成に限定されない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
光源と、ポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって偏
向走査された光ビームを被照射対象物に収束させる複数
のfθレンズからなるfθレンズ群とを有する走査光学
系を複数備える走査光学装置において、各走査光学系
は、前記fθレンズのうちの何れか1つに回折レンズ構
造が設けられている構成とした。そのため、各走査光学
系の光源から出射された光ビームに波長変動が生じて互
いに異なる波長となってもポリゴンミラーによって偏向
走査された光ビームが回折レンズ構造を通過することで
fθレンズ群による主走査方向の倍率色収差の補正が行
なわれる。したがって、各走査光学系における光ビーム
主走査方向への走査倍率の変化が抑制され、各被照射対
象物間においてそれぞれの光ビームの主走査方向の位置
ずれが生じることが防止される。
【0038】また、本発明は、光源と、ポリゴンミラー
と、ポリゴンミラーによって偏向走査された光ビームを
被照射対象物に収束させる複数のfθレンズからなるf
θレンズ群と、ポリゴンミラーの周囲および上方を覆い
ポリゴンミラーにより偏向走査される光ビームが通過す
る箇所には光ビームの通過を可能とした光透過部材が取
着されたカバーとを有する走査光学系を複数備える走査
光学装置において、光透過部材に回折レンズ構造が設け
られている構成とした。そのため、各走査光学系の光源
から出射された光ビームに波長変動が生じて互いに異な
る波長となってもポリゴンミラーによって偏向走査され
た光ビームが回折レンズ構造を通過することでfθレン
ズ群による主走査方向の倍率色収差の補正が行なわれ
る。したがって、各走査光学系における光ビーム主走査
方向への走査倍率の変化が抑制され、各被照射対象物間
においてそれぞれの光ビームの主走査方向の位置ずれが
生じることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の走査光学装置を正
面から見た状態を示す断面図である。
【図2】図1をAA線断面から見た状態を示す平面図で
ある。
【図3】図1をBB線断面から見た状態を示す平面図で
ある。
【図4】第1fθレンズを示す図であり、図4(A)は
正面図、図4(B)は平面図、図4(C)は側面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態の走査光学装置にお
けるポリゴンミラー部の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の走査光学装置にお
ける光透過部材を示す図であり、図6(A)は正面図、
図6(B)は側面図である。
【符号の説明】
10 走査光学装置 1000A乃至1000D 走査光学系 100 光源部 110 半導体レーザ 300、300A ポリゴンミラー部 320 ポリゴンミラー 330 カバー 340 光透過部材 342A 回折レンズ構造 400 第1fθレンズ 412 回折レンズ構造 500 第2fθレンズ 600 第3fθレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 政孝 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 小田野 民則 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 三ヶ尻 晋 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA03 BA51 BA52 BA86 BB14 CA22 CA39 2H045 AA01 AA33 BA24 CA34 CA54 CA63 CA82 CA92 CA98 CB41 DA02 DA04 DA41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光源と、 前記光源から導かれた前記光ビームを偏向走査するポリ
    ゴンミラーと、 前記ポリゴンミラーによって偏向走査された前記光ビー
    ムを被照射対象物に収束させる複数のfθレンズからな
    るfθレンズ群とを有する走査光学系を複数備える走査
    光学装置において、 前記各走査光学系は、前記fθレンズのうちの何れか1
    つに回折レンズ構造が設けられている、 ことを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記fθレンズ群は第1、第2、第3f
    θレンズを有し、前記第1、第2、第3fθレンズはこ
    の順番で前記光ビームが通過するように構成され、前記
    回折レンズ構造が設けられている前記fθレンズは前記
    第1fθレンズであり、前記回折レンズ構造が前記第1
    fθレンズの入射面または出射面に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記第1fθレンズは、主に前記光ビー
    ムの主走査方向と直交する副走査方向の収束を行うよう
    に構成されていることを特徴とする請求項2記載の走査
    光学装置。
  4. 【請求項4】 前記fθレンズ群は第1、第2、第3f
    θレンズを有し、前記第1、第2、第3fθレンズはこ
    の順番で前記光ビームが通過するように構成され、前記
    回折レンズ構造が設けられている前記fθレンズは前記
    第2fθレンズであり、前記回折レンズ構造が前記第2
    fθレンズの入射面または出射面に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記第2fθレンズは、光ビームの主走
    査方向の収束のみを行うように構成されていることを特
    徴とする請求項4記載の走査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記fθレンズ群は第1、第2、第3f
    θレンズを有し、前記第1、第2、第3fθレンズはこ
    の順番で前記光ビームが通過するように構成され、前記
    回折レンズ構造が設けられている前記fθレンズは前記
    第3fθレンズであり、前記回折レンズ構造が前記第3
    fθレンズの入射面または出射面に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記第3fθレンズは、主に光ビームの
    前記主走査方向と直交する副走査方向の収束を行うよう
    に構成されていることを特徴とする請求項6記載の走査
    光学装置。
  8. 【請求項8】 前記回折レンズ構造が設けられている前
    記fθレンズは、金型を用いてレンズと共に回折レンズ
    構造が一体に形成された成形レンズであることを特徴と
    する請求項1記載の走査光学装置。
  9. 【請求項9】 光ビームを出射する光源と、 前記光源から導かれた前記光ビームを偏向走査するポリ
    ゴンミラーと、 前記ポリゴンミラーによって偏向走査された前記光ビー
    ムを被照射対象物に収束させる複数のfθレンズからな
    るfθレンズ群と、 前記ポリゴンミラーの周囲および上方を覆い前記ポリゴ
    ンミラーにより偏向走査された前記光ビームが出射され
    る箇所には光ビームの通過を可能とした光透過部材が取
    着されたカバーとを有する走査光学系を複数備える走査
    光学装置において、 前記光透過部材に回折レンズ構造が設けられている、 ことを特徴とする走査光学装置。
  10. 【請求項10】 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
    クに対応して前記走査光学系が4つ設けられ、前記被照
    射対象物は前記イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    に対応して設けられた感光ドラムであり、前記光ビーム
    の主走査方向が前記各感光ドラムの長さ方向であること
    を特徴とする請求項1乃至9に何れか1項記載の走査光
    学装置。
JP20537199A 1999-07-19 1999-07-19 走査光学装置 Withdrawn JP2001033721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20537199A JP2001033721A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 走査光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20537199A JP2001033721A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 走査光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001033721A true JP2001033721A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16505745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20537199A Withdrawn JP2001033721A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 走査光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001033721A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6873466B2 (en) 2002-06-28 2005-03-29 Pentax Corporation Scanning optical system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6873466B2 (en) 2002-06-28 2005-03-29 Pentax Corporation Scanning optical system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8045248B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus
JP2001004948A (ja) マルチビーム光源走査装置
US6459520B1 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus using it
JP3851469B2 (ja) マルチビーム光源走査装置
JP2001010107A (ja) マルチビーム光源走査装置
US8081363B2 (en) Optical beam scanning apparatus and image forming apparatus
JP3831560B2 (ja) 走査光学装置
KR100359049B1 (ko) 다중 비임 주사 광학 장치 및 칼라 화상 형성 장치
EP3125016A2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the same
KR100904054B1 (ko) 광주사 장치 및 화상 형성 장치
US8063927B2 (en) Optical scanning apparatus and image-forming apparatus using the same
JP2001133707A (ja) 走査光学装置
JP2001033721A (ja) 走査光学装置
US6049409A (en) Optical scanning device and an image forming apparatus with the same
JP5962267B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JPH1020608A (ja) カラー画像形成装置
JP2001194613A (ja) 光走査装置
JP2001281575A (ja) 光走査装置の分離光学系
US7012723B2 (en) Optical scanning device and color image forming apparatus
US6618071B2 (en) Exposure device including pre-deflection optical system
JP2582436B2 (ja) レーザ光走査装置
JP2001305450A (ja) マルチビーム光源走査装置およびマルチビーム光源走査方法
JP2001350114A (ja) 光走査装置
JP2002207183A (ja) マルチビーム光源走査装置
KR20020031980A (ko) 멀티빔 스캐닝 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20051017

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051019

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051128