JP2001033522A - 論理検証システム - Google Patents

論理検証システム

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JP2001033522A
JP2001033522A JP11204481A JP20448199A JP2001033522A JP 2001033522 A JP2001033522 A JP 2001033522A JP 11204481 A JP11204481 A JP 11204481A JP 20448199 A JP20448199 A JP 20448199A JP 2001033522 A JP2001033522 A JP 2001033522A
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chip
signal
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Kazuaki Tsuda
和明 津田
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑なテストパタン発生器を使用することなく
ICチップの論理検証を可能にする論理検証システムを
提供する。 【解決手段】実装置に実装されている半導体チップと接
続し、半導体チップの入出力信号を取出すICソケット
部11を有し、半導体チップの入出力信号を受信、記憶
する装置インタフェースブロック部13と記憶された入
出力信号から論理検証に使用するテストパタンを生成
し、論理検証を実行する論理シミュレータと論理検証結
果を解析する機能を有する論理検証ブロック部14と、
これらの機能ブロック部を制御する制御ブロック部16
と、本論理検証システムを操作するマンマシンブロック
部15から構成されている。実装置での動作検証時の半
導体チップの入出力信号をICソケット部を介して論理
検証システム内に取込み、取込んだ入出力信号から半導
体チップの論理検証用回路モデルの検証テストパタンを
生成し、半導体チップの論理検証用回路モデルと検証用
に生成したテストパタンを用いて論理検証を実行し、論
理検証結果を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は論理検証システム、
特にパッケージ実装された論理(ロジック)ICの論理検
証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる論理ICの論理検証は、ICチッ
プを製造する前の論理回路設計段階で、論理検証用テス
トパタンを作成して実施するのが一般的である。しか
し、近年、半導体(IC)技術の進歩により、高密度且つ
大規模なIC開発が進んでいる。これにより、IC自体
の論理検証が複雑になり、IC単体の検証においても多
くのテストパタンを作成して論理検証を行なっている
が、全機能を検証するのが困難になっている。また、テ
ストパタンの作成も、部分的な論理検証を行なう為のテ
ストパタンが多く、単体での論理検証で問題が発生しな
かったICにおいて、実際の装置に実装して行なう実動
作検証で問題が発生することがある。この場合、ICチ
ップ内の動作を詳細に検証することができない為に、実
動作に近いテストパタンを作成して問題発生の再現を行
なう。しかし、問題発生時の状況を再現するテストパタ
ンを作成するのが難しく、多くの工数を費やしていた。
そこで、実動作用パタンでの論理検証を容易に実施する
ことが要求されている。
【0003】斯かる要求に答える為に、例えば、特開平
8−63510号公報の「論理シミュレーション装置」
によると、ゲートレベル記述又は機能レベル記述形式で
構成されるシミュレーション対象LSI(大規模集積回
路)の論理検証シミュレーションモデルと検証対象を構
成する外部論理回路又はLSIを搭載するパッケージと
を接続して動作検証を行なうことが提案されている。即
ち、図11に示す如く、従来の論理シミュレーション装
置は、論理シミュレータ2、インタフェース6及びパッ
ケージ4より構成される。このように、論理シミュレー
タ2とパッケージ4を接続するインタフェース6を介し
て論理シミュレーションモデルと外部論理回路又はLS
I間で動作検証を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では、論理シミュレーションモデルを検証するテス
トパタンは、テストパタン発生器から生成したテストパ
タンにより、論理シミュレーションモデル及び外部論理
回路又はLSIの搭載パッケージ間でのシミュレーショ
ンによる論理検証となる為に、実際の装置としての動作
パタンでの検証はしておらず、論理シミュレーションモ
デルと搭載するパッケージや外部論理回路間のインタフ
ェース確認しかできないという問題がある。
【0005】更には、論理シミュレーションモデル以外
の外部回路又はLSI搭載パッケージ及びテストパタン
発生器をLSIの機能単位でハードウェアとして開発す
るよう構成されているので、論理シミュレーションを実
施するためのハードウェアの環境が必要となる。この為
に、論理シミュレーションモデル検証用の外部回路が必
要となる問題もある。
【0006】また、テストパタン発生器を使用するため
に、実動作を目的とした論理検証を実施することができ
ないという問題もある。
【0007】本発明の目的は、実際の装置に実装したI
Cチップへの入出力信号を取出し、実際の装置から発生
した信号を論理検証用回路モデルでのテストパタンとし
て論理検証を実行する論理検証システムを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による論理検証システムは、次のような特徴
的な構成を採用している。
【0009】(1)ICソケット部と本体装置とを備
え、前記ICソケット部はプリント基板に実装されたI
Cチップの入出力信号を取出して前記本体装置へ送り、
該本体装置は前記ICソケット部からの信号を取込んで
論理検証用テストパタンを生成し、ICチップの論理検
証用回路モデルと共に論理検証を実行する論理検証シス
テム。
【0010】(2)前記ICソケット部は、前記ICチ
ップの端子に着脱自在に接続する上記(1)の論理検証
システム。
【0011】(3)前記本体装置には、前記ICソケッ
ト部が複数個設けられ、複数のICチップの入出力信号
を同時に取込み可能に構成される上記(1)の論理検証
システム。
【0012】(4)前記ICソケット部は、前記ICチ
ップのパッケージ形状やピン数に対応して異なる複数の
ICソケット部を用意する上記(1)又は(2)の論理
検証システム。
【0013】(5)前記本体装置は、前記ICチップか
らの信号を入力し、データとして記憶する装置インタフ
ェースブロック部と、該装置インタフェースブロック部
から入力した信号から論理検証用のテストパタンを生成
して論理検証を行なう論理検証ブロック部と、論理検証
システムを操作するマンマシンブロック部と、全体の制
御を行なう制御ブロック部とを有する上記(1)の論理
検証システム。
【0014】(6)前記装置インタフェースブロック部
は、前記ICチップの前記入出力信号を前記本体装置内
に取込む信号入力部と、該信号入力部から取込まれた信
号を記憶するパタン記憶部とを有する上記(5)の論理
検証システム。
【0015】(7)前記論理検証ブロック部は、前記I
Cチップの論理検証モデルを登録する検証モデル登録部
と、前記パタン記憶部に記憶されたICチップの入出力
信号から論理検証用テストパタンを生成し登録するテス
トパタン登録部と、前記論理検証用回路モデル及びテス
トパタンを用いて論理検証する論理シミュレータ部と、
該論理シミュレータ部の論理検証結果を蓄積し解析する
結果解析部とを有する上記(5)の論理検証システム。
【0016】(8)前記ICソケット部は、コネクタを
介して接続される上記(1)の論理検証システム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による論理検証シス
テムの好適実施形態例を添付図を参照して詳細に説明す
る。
【0018】先ず、図1は、本発明による論理検証シス
テムの第1実施形態例の構成を示すブロック図である。
この論理検証システムは、ICソケット部11と、本体
装置12とより構成される。また、本体装置12は、装
置インタフェースブロック部13、論理検証ブロック部
14、マンマシンブロック部15及び制御ブロック部1
6を含んでいる。装置インタフェースブロック部13
は、信号入力部13a及びパタン記憶部13bを有す
る。論理検証ブロック部14は、検証モデル登録部14
a、テストパタン登録部14b、論理シミュレータ部1
4c及び結果解析部14dを有する。マンマシンブロッ
ク部15は、システム操作部15a及び表示部15bを
有する。また、制御ブロック部16は、システム制御部
16a、インタフェース制御部16b及び論理検証制御
部16cを有する。
【0019】ICソケット部11は、ICチップ(図示
せず)を接続するためのソケットを有する。本体装置1
2は、ICソケット部11を介して、これに接続された
ICからの信号を取出して論理検証用テストパタンを生
成し、ICチップの論理検証用回路モデルと共に論理検
証を実施する。
【0020】本体装置12の装置インタフェースブロッ
ク部13は、実際の装置内のICチップからの信号を入
力し、データとして記憶する。論理検証ブロック部14
は、ICチップの論理検証用回路モデルと装置インタフ
ェースブロック部13で入力した信号から論理検証用テ
ストパタンを生成して論理検証を実行する。マンマシン
ブロック部15は、論理検証システムを操作する。制御
ブロック部16は、論理検証システム全体の制御を行な
う。
【0021】次に、装置インタフェースブロック部13
の信号入力部13aは、ICソケット部11のケーブル
を介して実装置内のICチップと論理検証を行なう本体
装置12とを接続し、ICチップへの入出力信号を本体
装置12内に取込む。パタン記憶部13bは、信号入力
部13aから取込まれた信号を記憶する。
【0022】論理検証ブロック部14の検証モデル登録
部14aは、装置に実装されているICチップの論理検
証用回路モデルを登録する。テストパタン登録部14b
は、装置インタフェースブロック部13のパタン記憶部
13bに記憶されたICチップの入出力信号から論理検
証用のテストパタンを生成し、登録する。論理シミュレ
ータ部14cは、検証モデル登録部14aの論理検証用
回路モデルデータと、テストパタン登録部14bのテス
トパタンを用いて、論理検証を実行する。結果解析部1
4dは、論理シミュレータ部14cの論理検証結果を蓄
積し解析する。
【0023】マンマシンブロック部15のシステム操作
部15aは、この論理検証システムを操作し、装置イン
タフェースブロック部13で使用するICインタフェー
ス情報の登録及び論理検証ブロック部14で使用するI
Cチップの論理検証用回路モデルの登録、論理検証用テ
ストパタンの生成、論理検証の実行及び結果解析等の作
業を行なう。表示部15bは、システム操作部15aの
操作内容及び論理検証結果の表示を行なう。
【0024】制御ブロック部16のシステム制御部16
aは、この論理検証システム全体を制御する。インタフ
ェース制御部16bは、装置インタフェースブロック部
13を制御する。論理検証制御部16cは、論理検証ブ
ロック部14を制御する。
【0025】次に、図1の論理検証システムの動作を図
2のフローチャートを用いて説明する。先ず、この論理
検証システムと実装置内のIC(半導体)チップとの接
続状態を図8を用いて説明する。この論理検証システム
と実装置内のICチップとの接続は、図8に示す如く、
実装置内で使用されるプリント基板8aに実装されるI
Cチップ8bに対してICソケット部11を接続する
(図2のステップ2−1)。ICソケット部11は、I
Cチップ8bの各端子(ピン)にICソケット部11の
対応するピンを接触させることにより、ICチップ8b
への入出力信号を取込む構成である。これにより、IC
ソケット部11のケーブルを介して本体装置12に信号
の取込みを行なう。尚、ICソケット部11は、本体装
置12との着脱が自在であり、異なるパッケージ形状や
ピン数のICチップには、それぞれのICチップに対応
したICソケット部11を用意し、変更可能に構成され
ている。
【0026】本体装置12は、ICチップ8bの入出力
信号をICソケット部11を介して取込み、装置インタ
フェースブロック部13の信号入力部13aを経てパタ
ン記憶部13bに記憶するために、ICチップの情報設
定を行なう。この情報設定は、マンマシンブロック部1
5のシステム操作部15aであるキーボード等の入力手
段により行ない、図4に示す如きICチップ端子登録フ
ァイルを作成する。ICチップ端子登録ファイルは、I
Cチップで使用している端子番号4aと、これに対応し
論理検証時に使用する端子名4bと、その端子の入出属
性4cと、ICチップの基準クロックの周波数(基準ク
ロック指定)4dとを設定する。この設定したICチッ
プ端子登録ファイルデータは、装置インタフェースブロ
ック部13を制御するインタフェース制御部16bに設
定する。
【0027】図5は、図1の制御ブロック部16の詳細
構成例を示す。インタフェース制御部16bは、チップ
制御条件部5a、実行カウンタ5b及び実行結果登録部
5cを含む。上述したICチップ端子登録ファイルデー
タは、このチップ制御条件部5aに設定する。インタフ
ェース制御部16bは、チップ制御条件部5aにICチ
ップ端子登録ファイルが設定されると、装置インタフェ
ースブロック部13に対して、取込み信号の選択指示を
行ない、データ受信環境の設定を終える(図2のステッ
プ2−2)。尚、図3に装置インタフェースブロック部
13の信号入力部13aの詳細構成を示す。即ち、デー
タ受信部3a、信号選択部3b、データラッチ部3c、
タイミング生成部3d及びアドレス生成部3eを有す
る。上述した取込み信号の選択指示は、信号選択部3b
に対して行なう。
【0028】次に、ICチップ8bからの信号受信指示
を、システム操作部15aであるキーボード等により実
行開始指示を与えることにより信号の入力を開始する
(図2のステップ2−3)。この実行開始指示により、
インタフェース制御部16bは、図5の信号受信実行回
数をカウントする実行カウンタ5bからカウント情報を
読込み、実行結果登録部5cに対してカウント情報を書
込み、実行カウンタ5bのカウント情報に1を加える。
また、図3に示すアドレス生成部3eからパタン記憶部
13bへの書込みを示す先頭アドレスを読込み、実行結
果登録部5cに上述したカウント情報と共に先頭アドレ
スを書込む(図2のステップ2−4)。実行終了の指示
がくると、パタン記憶部13bに対して書込んだ最終ア
ドレスを書込む。実行結果登録部5cに書込まれた情報
である実行状況ファイルの一例を図7に示す。即ち、実
行カウンタ5bのカウントデータ7aと、先頭アドレス
7bと、最終アドレス7cとから構成されている。この
ようにパタン記憶部13bへのデータ書込み状況を残す
ことにより、ICチップの入出力信号の取込みを複数回
実行した受信データを持つことが可能になる。
【0029】装置インタフェースブロック部13のデー
タ受信部3aは、ICソケット部11からのICチップ
8bの入出力信号を受信し、受信した信号を信号選択部
3bに送る。信号選択部3bでは、インタフェース制御
部16bからの取込み信号の選択指示に従って、図4に
示すICチップ端子登録ファイルに登録されている端子
番号4aの信号のみ選択してデータラッチ部3cに送
る。このように、信号選択を行なうことで、電源、接地
端子等の論理検証時には不必要なデータ取り込みを防止
している。次に、パタン記憶部13bへの書込み制御を
行なうタイミング生成部3dに、図4に示す如きICチ
ップ端子登録ファイルに設定している基準クロックのみ
を選択して送る。タイミング生成部3dは、この基準ク
ロックに基づきデータラッチ部3cと、アドレス生成部
3eと、パタン記憶部13bとに対し、信号を取り込む
ためのタイミング制御を行なう為の信号を生成する。
【0030】データラッチ部3cは、信号選択部3bで
選択されたICチップの入出力信号をタイミング生成部
3dにより生成されたラッチ信号により一度ラッチす
る。アドレス生成部3eは、タイミング生成部3dから
のアドレス生成用信号を受け、パタン記憶部13bに対
するアドレス生成を行なう。パタン記憶部13bへの信
号書込みは、アドレス生成部3eで生成されたアドレス
とデータラッチ部3cでラッチされた信号をタイミング
生成部3dからのパタン記憶書込み信号により指定され
たアドレスに書込む。パタン記憶部13bへの信号書込
みは、マンマシンブロック部15のシステム操作部15
aからの終了指示があるまで行なわれる(ステップ2−
5)。終了指示があると、データ受信及びパタン記憶部
13bへのデータ書込みは終了する。尚、この時点での
アドレス生成部3eに示されている最終アドレスを実行
結果登録部5cの実行状況ファイルに書込む(ステップ
2−6)。
【0031】上述した手順により、ICチップ8bの入
出力信号を論理検証システムに取込む作業が完了する。
【0032】次に、論理検証ブロック部14の論理検証
について、図6の論理検証ブロック図に従って説明す
る。装置インタフェースブロック部13でのICチップ
入出力信号の取込みが完了した後、論理検証ブロック部
14により論理検証を行なう。論理検証ブロック部14
は、上述した装置インタフェースブロック部13と同様
に、マンマシンブロック部15のシステム操作部15a
であるキーボード等の入力手段により操作される。論理
検証を実行するに際し、ICチップ8bの論理検証用回
路モデルを検証モデル登録部14aに登録する(ステッ
プ2−7)。
【0033】論理検証制御部16cは、システム制御部
16aを介してインタフェース制御部16bの実行結果
登録部5cの実行状況ファイルを参照してICチップ8
bからの受信データの登録状況を確認し選択する(ステ
ップ2−8)。登録データが複数存在する場合には、実
行状況ファイル内のカウント情報(即ち、実行カウンタ
番号)7aから選択する。マンマシンブロック部15の
システム操作部15aであるキーボード等の入力手段に
より読込みデータの選択が完了し、テストパタン生成を
行なうと、論理検証制御部16cはインタフェース制御
部16bの実行結果登録部5c内の選択されたカウント
情報7aに示されるパタン記憶部13bの先頭アドレス
7bと最終アドレス7cとをシステム制御部16aを介
して読込み、テストパタン登録部14b内のアドレス生
成部6dにアドレス情報を書込む(ステップ2−9)。
【0034】アドレス情報の書込みが完了すると、論理
検証制御部16cは、読込みタイミング制御部6cに対
して読込み開始の支持が送られる。読込みタイミング制
御部6cは、装置インタフェースブロック部13のパタ
ン記憶部13bに対して読込み信号を送る。また、アド
レス生成部6dに対してアドレスカウント信号が送ら
れ、アドレス生成部6dからパタン記憶部13bに対し
てアドレスが送られる。これにより、パタン記憶部16
bに記憶されたデータを論理検証ブロック部14のテス
トパタン登録部14bから読込み可能となる。パタン記
憶部13bから読込まれた信号は、テストパタン生成部
6aにより、論理検証用テストパタンに変換される。変
換された論理検証用テストパタンは、テストパタン登録
部6bに登録される。
【0035】上述の作業が終了アドレスナで繰り返され
ることで、ICチップの入出力信号データを論理検証用
テストパタンとして登録され、論理検証を実行すること
が可能になる(ステップ2−10)。
【0036】論理検証制御部16cは、論理検証用テス
トパタンの生成、登録が完了すると、次に登録したテス
トパタンと既に検証モデル登録部14aに登録している
論理検証用回路モデルを使用して論理シミュレータ部1
4cにより論理検証を実行する(ステップ2−11)。
論理シミュレータ部14cによる論理検証結果は、結果
解析部14dに蓄積される。論理検証結果の解析は、マ
ンマシンブロック部15のシステム操作部15aである
キーボード等の入力手段及び表示部15bのディスプレ
イ等により波形での検証が可能となる。また、結果解析
部14dでは、テストパタン登録部14b内のテストパ
タン登録部6bの出力端子信号との結果比較機能を有す
る(ステップ2−12)。
【0037】しかも、実際のICチップでは、ICチッ
プ内の詳細動作を見ることが出来なかったが、論理検証
システムに取込むことで、ICチップの詳細動作まで見
ることが可能となる。その結果、問題発生時の検証も容
易に行なうことが可能になる。尚、上述の実施形態例で
は、装置インタフェースブロック部13でのICチップ
8bの入出力信号の取込み機能と論理検証ブロック部1
4での論理検証機能とは、マンマシンブロック部15の
システム操作部15aの入力手段により別々に起動する
方式の形態であった。しかし、論理検証システムの実行
時にあらかじめICチップへの入出力信号の取込みから
論理検証まで実行する入力手段を設けることにより、I
Cチップの入出力信号を取込みながら論理検証を同時に
実行することが可能である。
【0038】更に、この実施形態例では、制御ブロック
部16に論理検証システム全体を制御するシステム制御
部16aの他に、装置インタフェースブロック部13を
制御するインタフェース制御部16bと論理検証ブロッ
ク部14を制御する論理検証制御部16cを別々に設け
ている。そこで、装置インタフェースブロック部13で
ICチップへの入出力信号の受信機能と既にパタン記憶
部13bに記憶している信号情報から論理検証ブロック
部14での論理検証機能を別々に行なうことも可能であ
る。
【0039】更にまた、論理検証ブロック部14のテス
トパタン登録部14bによるテストパタン生成時におい
て、装置インタフェースブロック部13のパタン記憶部
13bから信号情報を読込む際に、予めテストパタン生
成部6aにある信号パタンを設定しておくことによりテ
ストパタン生成部6aは、読込んだパタンと設定してい
る信号パタンとの比較を行ない、このパタンが一致した
時点からテストパタンの生成を開始する。また、取込み
時間を設定することにより、論理検証に必要なテストパ
タンのみを生成することが可能であり、テストパタン生
成時間や、論理検証時間を短縮することが可能になる。
【0040】
【発明の他の実施形態例】次に、図9及び図10を参照
して本発明による論理検証システムの他の実施形態例を
説明する。
【0041】図9は、本発明による論理検証システムの
第2実施形態例の実装置の接続例を示す。実装置と論理
検証システムの本体装置12’との接続部分にパッケー
ジコネクタを用いることにより、装置に実装されるパッ
ケージ自体の入出力信号を論理検証システムに取込むこ
とが可能になる。この実施形態例では、論理検証システ
ムの本体装置12’を変更することなく、実装置との接
続部分を変更することにより、ICチップのみならず、
ICチップを実装するパッケージに対する入出力信号を
論理検証システムに取込み、パッケージ単位に実動作レ
ベルでの論理検証を実行可能にする。図中、11’はコ
ネクタ接続部を示す.
【0042】図10は、本発明による論理検証システム
の第2実施形態例の本体装置12’を中心とするブロッ
ク図である。この論理検証システムによると、複数(n
個)のICソケット部11−1〜11−nに対応する複
数の装置インタフェースブロック部13−1〜13−n
と共に論理検証ブロック部14’、マンマシンブロック
部15及び制御ブロック部16’を含む本体装置12’
を備える。斯かる構成の論理検証システムにより、複数
のICチップの入出力信号を同時に取込むことが出来る
ために、同一条件での実装置検証時の各ICチップへの
入出力信号を同時に取込むことができる。尚、制御ブロ
ック部16’は、各装置インタフェースブロック部13
−1〜13−nに対するICチップ登録ファイルを作成
するインタフェース制御部を有する。また、論理検証制
御部も、各装置インタフェースブロック部13−1〜1
3−nに対するパタン記憶部からのテストパタン生成部
を有している。
【0043】以上、本発明による論理検証システムの好
適実施形態例の構成及び動作を詳述した。しかし、本発
明は斯かる特定例のみに限定されるべきではなく、本発
明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能であ
ること当業者には容易に理解できよう。
【0044】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の論理検証システムによると、実装置に実装されたIC
チップの入出力信号を論理検証用のテストパタンとして
取込む為に、複雑な実動作レベルの作成が不要となり、
本来のICチップとしての論理検証が可能となる。ま
た、論理検証用回路モデルで論理検証を行なう為に、I
C回路の詳細な動作検証まで実施可能となる。
【0045】更に、実装置と、この論理検証システムの
ICソケット部を変更することで種々の形状のICチッ
プに対応可能である。また、ICソケット部をパッケー
ジ用のコネクタに変更することで、ICチップのみなら
ず、パッケージの入出力信号を取込むことも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による論理検証システムの第1実施形態
例のブロック図である。
【図2】図1の論理検証システムの動作フローチャート
である。
【図3】図1中の装置インタフェースブロック部の詳細
構成図である。
【図4】ICチップ端子登録ファイルの一例である。
【図5】図1中の制御ブロック部の詳細構成図である。
【図6】図1中のテストパタン登録部の詳細構成図とそ
の周辺回路構成図である。
【図7】実行結果登録ファイルの構成例である。
【図8】図1の論理検証システムの本体装置とICソケ
ット部及びICチップの接続例である。
【図9】図8の変形接続例である。
【図10】本発明による論理検証システムの第2実施形
態例のブロック図である。
【図11】従来の論理検証システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
11、11−1〜11−n ICソケット部 12、12’ 本体装置 13、13−1〜13−n 装置インタフェースブ
ロック部 13a 信号入力部 13b パタン記憶部 14、14’ 論理検証ブロック部 14a 検証モデル登録部 14b テストパタン登録部 14c 論理シミュレータ部 14d 結果解析部 15、15’ マンマシンブロック部 16、16’ 制御ブロック部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICソケット部と本体装置とを備え、前記
    ICソケット部はプリント基板に実装されたICチップ
    の入出力信号を取出して前記本体装置へ送り、該本体装
    置は前記ICソケット部からの信号を取込んで論理検証
    用テストパタンを生成し、ICチップの論理検証用回路
    モデルと共に論理検証を実行することを特徴とする論理
    検証システム。
  2. 【請求項2】前記ICソケット部は、前記ICチップの
    端子に着脱自在に接続することを特徴とする請求項1に
    記載の論理検証システム。
  3. 【請求項3】前記本体装置には、前記ICソケット部が
    複数個設けられ、複数のICチップの入出力信号を同時
    に取込み可能に構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の論理検証システム。
  4. 【請求項4】前記ICソケット部は、前記ICチップの
    パッケージ形状やピン数に対応して異なる複数のICソ
    ケット部を用意することを特徴とする請求項1又は2の
    論理検証システム。
  5. 【請求項5】前記本体装置は、前記ICチップからの信
    号を入力し、データとして記憶する装置インタフェース
    ブロック部と、該装置インタフェースブロック部から入
    力した信号から論理検証用のテストパタンを生成して論
    理検証を行なう論理検証ブロック部と、論理検証システ
    ムを操作するマンマシンブロック部と、全体の制御を行
    なう制御ブロック部とを有することを特徴とする請求項
    1に記載の論理検証システム。
  6. 【請求項6】前記装置インタフェースブロック部は、前
    記ICチップの前記入出力信号を前記本体装置内に取込
    む信号入力部と、該信号入力部から取込まれた信号を記
    憶するパタン記憶部とを有することを特徴とする請求項
    5に記載の論理検証システム。
  7. 【請求項7】前記論理検証ブロック部は、前記ICチッ
    プの論理検証モデルを登録する検証モデル登録部と、前
    記パタン記憶部に記憶されたICチップの入出力信号か
    ら論理検証用テストパタンを生成し登録するテストパタ
    ン登録部と、前記論理検証用回路モデル及びテストパタ
    ンを用いて論理検証する論理シミュレータ部と、該論理
    シミュレータ部の論理検証結果を蓄積し解析する結果解
    析部とを有することを特徴とする請求項5に記載の論理
    検証システム。
  8. 【請求項8】前記ICソケット部は、コネクタを介して
    接続されることを特徴とする請求項1に記載の論理検証
    システム。
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