JP2001032577A - 折畳みテント用伸縮雨樋 - Google Patents

折畳みテント用伸縮雨樋

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JP2001032577A
JP2001032577A JP11210294A JP21029499A JP2001032577A JP 2001032577 A JP2001032577 A JP 2001032577A JP 11210294 A JP11210294 A JP 11210294A JP 21029499 A JP21029499 A JP 21029499A JP 2001032577 A JP2001032577 A JP 2001032577A
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JP
Japan
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rain gutter
gutter
tent
parts
main body
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JP11210294A
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English (en)
Inventor
Yukio Funahashi
幸男 舟橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明者により各辺に雨樋を吊設した雨樋付
き折畳みテントが実用新案登録されているが(実用新案
登録第3057257号)、テントが折畳めても、雨樋
が短縮できず、収納にもスペースを要し、運搬にも不便
であった。 【解決手段】 折畳みテント2の各辺に吊設される雨樋
の本体1a、1bを、複数個の雨樋パーツ4a〜4eよ
り構成し、隣接する各雨樋パーツを嵌合させ、摺動可能
とし、使用時には伸張させ、収納時には短縮可能とした
折畳みテント用伸縮雨樋を提供する。 【効果】 収納時には短縮できるので収納スペースが節
約でき、運搬にも便利である。又、使用時も長さの調節
が可能で、雨樋パーツを増減させることにより、いかな
るサイズのテントにも適合させうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水性の布又はビ
ニール等よりなる折畳みテントの四周、或いは任意の辺
に吊設される伸縮自在の折畳みテント用伸縮雨樋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】葬祭や運動会等の各種行事において多用
される防水性の布又はビニール製の折畳みテントは、従
来雨樋を有せず、テントの端から落下する雨滴により、
衣服や機材等が濡れるという障害があった。このため、
本発明者により、各辺に雨樋を吊設した雨樋付き折畳み
テントが実用新案登録されている。(実用新案登録第3
057257号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者による前記の
実用新案は、従来の折畳みテントの上述の障害を解消し
たという点で、極めて有用なものである。しかしなが
ら、折畳みテントの撤収時に、テント本体はコンパクト
に折り畳んで狭小な空間にも収納可能であるのに対し、
雨樋部分はその有する延長を短縮することができず、収
納時もその延長分の空間を要するという欠点を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、その要旨とするとこ
ろは、折畳みテントの各辺にフックにより吊設される雨
樋を、各辺の延長より短い複数個の雨樋パーツより構成
し、各雨樋パーツの上端部に、隣接する雨樋パーツと相
互に嵌合するように形成したフランジを設け、該フラン
ジをガイドとして隣接する各雨樋パーツが摺動嵌合し、
全体として伸縮自在の雨樋が構成されることを特徴とす
る折畳みテント用伸縮雨樋を提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は本発明を、長方形の折畳みテント2
の骨組みのパイプ3にフック5により吊設した実施例を
示す。本実施例にては、折畳みテント2の長辺に吊設さ
れた本体1aは3個の雨樋パーツ4a、4b、4cより
構成され、短辺に吊設された本体1bは2個の雨樋パー
ツ4d、4eより構成されている。5は本体1a、1b
を吊設するフックであり、本体1a、1bの長さに応じ
て、適宜必要個数のフック5を必要個所に用いて吊設す
る。
【0006】図2には本体1aの要部を示す。雨樋パー
ツ4aは両上端部にフランジ6aを、雨樋パーツ4bは
両上端部にフランジ6bを、雨樋パーツ4cは両上端部
にフランジ6aを夫々有し、雨樋パーツ4aと雨樋パー
ツ4bは嵌合部7aにより嵌合され、雨樋パーツ4bと
雨樋パーツ4cは嵌合部7bにより嵌合されるものであ
る。尚、このときテント端末8は雨水が本体1a内に流
降していくように本体1a上に位置されている。
【0007】図3a、図3bにて、雨樋パーツ4aと雨
樋パーツ4bの嵌合部7aを詳細に説明すると、フラン
ジ6aは雨樋パーツ4aの両上端部が外側へ瘤状に形成
されたものであり、また、フランジ6bは雨樋パーツ4
bの両上端部が外側へ半ば巻かれるように湾曲形成され
ている。
【0008】図3bに見るように、フランジ6bの内部
に形成された小空間にフランジ6aが嵌合し、このフラ
ンジ6a、6bの嵌合にガイドされる形で、雨樋パーツ
4aの右端と雨樋パーツ4bの左端が嵌合し、雨樋パー
ツ4a、4bの中間に防水層9が挟着されて嵌合部7a
が形成されている。防水層9は、樹脂あるいはゴム等の
防水性を有する素材により形成された薄膜で、雨樋パー
ツ4bの外側に、帯状に貼着されている。
【0009】図4a、図4bは本体1aがフック5によ
りパイプ3に吊設されている状態を示す。フック5は線
材を屈曲させて成っており、下端部5aが雨樋パーツ4
a、4bと同形に形成され、中間にフランジ6a、6b
に嵌合する屈曲部5bを有し、上端部5cはパイプ3と
略同一曲率の円形に屈曲されている。
【0010】フック5の各部は平行する2条の線材より
形成され、上端部5c及び 下端部5aにて2条の線材
は合体する。又、上端部5cの正面側にて、留金5dに
より2条の線材が結束されている。上端部5cはパイプ
3に捲着され、屈曲部5bはフランジ6a、6bに嵌合
され、下端部5aは雨樋パーツ4a、4bを支承する。
【0011】折畳みテントを使用する際には、図5aに
示すように、雨樋パーツ4a、4b、4cを嵌合部7
a、7bにて夫々嵌合連結させ本体1aを最大に伸張さ
せる。
【0012】折畳みテントの撤去時には、図5bのよう
に、本体1aの雨樋パーツ4aを右方へ摺動させ、雨樋
パーツ4cを左方へ摺動させ、4aの右端と4cの左端
を雨樋パーツ4bの中央付近で合致させる。これによ
り、本体1aの延長は、伸張時(図5aの状態)の約半
分程度の長さに短縮される。
【0013】図6a、図6bには、本発明の別の実施例
にて雨樋を伸縮させる場合を示す。この実施例では、本
体10は、雨樋パーツ11a、11b、11cより構成
される。雨樋パーツ11aは両上端部の大部分に湾曲形
状のフランジ6bが設けられ、左端部分のみが通常のフ
ランジ6aに形成されている。雨樋パーツ11bは両上
端部の中央から右端部分までに湾曲形状のフランジ6b
が設けられ、中央から左端部分までが通常のフランジ6
aに形成されている。雨樋パーツ11cは両上端部の大
部分が通常のフランジ6aとなり、右端部分のみが湾曲
形状のフランジ6bに形成される。いずれの雨樋パーツ
にても、通常のフランジ6aは湾曲形状のフランジ6b
内を添接して左右に摺動自在にして伸縮可能に形成され
ている。
【0014】図6aは、雨樋パーツ11aが雨樋パーツ
11bと嵌合部12aにて、雨樋パーツ11bが雨樋パ
ーツ11cと嵌合部12bにて嵌合しており、本体10
が最大に伸張された状態を示す。本体10を短縮させる
には、図6bのように雨樋パーツ11aを右方へ、雨樋
パーツ11cを左方へ摺動させ、雨樋パーツ11bの中
央にて11aの右端と11cの左端を近接させる。これ
により、本体10の延長は、伸張時(図6aの状態)の
約半分程度の長さに短縮される。
【0015】
【発明の効果】折畳みテントの四周、或いは任意の辺に
フックにて吊設して使用時には、テントの屋根に降る雨
水は本発明の雨樋により処理され、テントの周縁部にい
る人の身体や衣服、あるいは置かれた機材等がテントの
端末より垂下する雨滴により濡れることがない。又、折
畳みテントの撤収時には、テントより取り外した本発明
の本体も、伸張時の約半分の長さに短縮できるので、テ
ントと共にコンパクトに収納可能であり、かつ運搬も容
易である。
【0016】本発明の伸縮雨樋の嵌合部は、瘤状及び湾
曲形状の2種類のフランジが、密接して嵌合される構成
となっている。湾曲形状のフランジは、瘤状のフランジ
を、完全に被覆する形態で嵌合しているので、両者の嵌
合状態は非常に堅固であり、かつ伸縮時には、隣接する
雨樋の相互の摺動を確実にガイドする役割を果たすもの
である。
【0017】さらに、この2種類のフランジ及び隣接す
る雨樋パーツの重合部分の間には、樹脂あるいはゴム等
の防水性を有する素材により形成された防水層が間隙な
く、しかも幅広く挟着されている。該防水層は、樹脂あ
るいはゴム等の弾性体により形成されている点から、挟
着力より生ずる反作用により嵌合部に重合する各雨樋パ
ーツを押圧するので、これにより嵌合部の防水面の効果
が高められるのは無論のこと、嵌合部自体の強度を高め
るためにも大きな役割を果たすものである。
【0018】さらに、本発明は、伸張時の長さと短縮時
の長さの間のいかなる長さにも調節可能であり、又、必
要に応じて雨樋パーツの個数の増減も可能なので、いか
なるサイズの折畳みテントにも適用可能である。故に、
本発明は、降雨量の多いわが国においては、折畳みテン
トに不可欠な必需品として、広く普及することが期待さ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用状態を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示す要部の拡大斜視図であ
る。
【図3】a 本発明の嵌合部の正面図である。 b 図3aのA−A縦断面図である。
【図4】a 本発明の使用状態を示す要部の正面図であ
る。 b 図4aのB−B縦断面図である。
【図5】a 本発明の一実施例の伸張状態の正面図であ
る。 b 本発明の一実施例の短縮状態の正面図である。
【図6】a 本発明の一実施例の伸張状態の正面図であ
る。 b 本発明の一実施例の短縮状態の正面図である。
【符号の説明】
1a 本体 1b 本体 2 テント 3 パイプ 4a 雨樋パーツ 4b 雨樋パーツ 4c 雨樋パーツ 4d 雨樋パーツ 4e 雨樋パーツ 5 フック 5a 下端部 5b 屈曲部 5c 上端部 5d 留金 6a フランジ 6b フランジ 7a 嵌合部 7b 嵌合部 8 テント端末 9 防水層 10 本体 11a 雨樋パーツ 11b 雨樋パーツ 11c 雨樋パーツ 12a 嵌合部 12b 嵌合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳みテントの四周、或いは任意の辺
    に、金具、針金、紐等の支承部材を用いてテントの骨組
    みパイプよりフックにて吊設される雨樋において、テン
    トの一辺に吊設される雨樋を、該辺の延長より短い複数
    個の雨樋パーツより構成し、各雨樋パーツの上端部に、
    隣接する雨樋パーツと相互に嵌合するように形成したフ
    ランジを設け、該フランジをガイドとして隣接する各雨
    樋パーツが摺動嵌合し、全体として伸縮自在の雨樋が構
    成されることを特徴とする折畳みテント用伸縮雨樋。
  2. 【請求項2】 各雨樋パーツの摺動部材間に樹脂あるい
    はゴム等の防水性を有する素材により形成される防水層
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の折畳みテン
    ト用伸縮雨樋。
JP11210294A 1999-07-26 1999-07-26 折畳みテント用伸縮雨樋 Pending JP2001032577A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106355A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Honma:Kk 建材ボードの加工屑回収補助具
CN109775115A (zh) * 2019-01-04 2019-05-21 成都德源电缆有限公司 一种电缆用可折叠防雨防晒装置及使用方法

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