JP2001032447A - 鉄筋保持具 - Google Patents
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
- E04C5/16—Auxiliary parts for reinforcements, e.g. connectors, spacers, stirrups
- E04C5/20—Auxiliary parts for reinforcements, e.g. connectors, spacers, stirrups of material other than metal or with only additional metal parts, e.g. concrete or plastics spacers with metal binding wires
- E04C5/201—Spacer blocks with embedded separate holding wire or clips
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- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 第1、第2フック部15、16の弾性を利用
して、コンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋1を
ワンタッチで強く保持固定することのできるスプリング
フック3を提供する。 【解決手段】 コンクリート製スペーサー2の凹み部4
に鉄筋1を載せた後に、スプリングフック3の第1、第
2フック部15、16を鉄筋1に被せるように引っ掛
け、第1、第2延長部13、14および第1、第2フッ
ク部15、16を伸ばすようにして第1、第2被係止部
11、12をコンクリート製スペーサー2の貫通穴5に
差し込むようにした。これにより、第1、第2フック部
15、16によって鉄筋1を掴んだスプリングフック3
がその端を貫通穴5に固定されるため、スプリングフッ
ク3で掴まれた鉄筋1とコンクリート製スペーサー2と
を同時に固定できるようになった。
して、コンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋1を
ワンタッチで強く保持固定することのできるスプリング
フック3を提供する。 【解決手段】 コンクリート製スペーサー2の凹み部4
に鉄筋1を載せた後に、スプリングフック3の第1、第
2フック部15、16を鉄筋1に被せるように引っ掛
け、第1、第2延長部13、14および第1、第2フッ
ク部15、16を伸ばすようにして第1、第2被係止部
11、12をコンクリート製スペーサー2の貫通穴5に
差し込むようにした。これにより、第1、第2フック部
15、16によって鉄筋1を掴んだスプリングフック3
がその端を貫通穴5に固定されるため、スプリングフッ
ク3で掴まれた鉄筋1とコンクリート製スペーサー2と
を同時に固定できるようになった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋工事に使用さ
れる鉄筋保持具に関するもので、特に鉄筋を弾性を利用
してスペーサーの取付面にワンタッチで強固に保持固定
するための鉄筋保持具に係わる。
れる鉄筋保持具に関するもので、特に鉄筋を弾性を利用
してスペーサーの取付面にワンタッチで強固に保持固定
するための鉄筋保持具に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄筋コンクリート構造物を製
作する際、鉄筋のかぶり厚さを保つためにスペーサーが
使用されている。そのスペーサーによる鉄筋の支持方法
は、図9に示したように、スペーサー101の取付面に
形成された凹み部102に鉄筋103を載せる方法が大
部分であった。このスペーサーによる鉄筋の支持方法で
あると、鉄筋103がスペーサー101の凹み部102
より外れることが多く、鉄筋103のかぶり厚さが不正
確となるばかりでなく、作業上も問題が多かった。
作する際、鉄筋のかぶり厚さを保つためにスペーサーが
使用されている。そのスペーサーによる鉄筋の支持方法
は、図9に示したように、スペーサー101の取付面に
形成された凹み部102に鉄筋103を載せる方法が大
部分であった。このスペーサーによる鉄筋の支持方法で
あると、鉄筋103がスペーサー101の凹み部102
より外れることが多く、鉄筋103のかぶり厚さが不正
確となるばかりでなく、作業上も問題が多かった。
【0003】このような鉄筋の支持方法に対して、図1
0に示したように、スペーサー101の上端面に形成さ
れた凹み部102に鉄筋103を載せた後に、スペーサ
ー101の中央に開けた貫通穴104に針金105を通
して、鉄筋103とスペーサー101を結束固定するこ
とによって、鉄筋103をスペーサー101に保持させ
るようにした鉄筋の支持方法がある。
0に示したように、スペーサー101の上端面に形成さ
れた凹み部102に鉄筋103を載せた後に、スペーサ
ー101の中央に開けた貫通穴104に針金105を通
して、鉄筋103とスペーサー101を結束固定するこ
とによって、鉄筋103をスペーサー101に保持させ
るようにした鉄筋の支持方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図10に示
したような、鉄筋103をスペーサー101に保持させ
るようにした従来の鉄筋の支持方法においては、わざわ
ざ針金105を小さい貫通穴104に通し、更に針金1
05を捩じり上げて鉄筋103をスペーサー101に結
束固定している。これにより、仮に一定の間隔で配置さ
れた複数個のスペーサー101に鉄筋103を保持させ
るには、作業時間が非常に多く必要となり、作業効率が
非常に悪く、鉄筋コンクリート構造物の製造コストを上
昇させてしまうという問題が生じている。
したような、鉄筋103をスペーサー101に保持させ
るようにした従来の鉄筋の支持方法においては、わざわ
ざ針金105を小さい貫通穴104に通し、更に針金1
05を捩じり上げて鉄筋103をスペーサー101に結
束固定している。これにより、仮に一定の間隔で配置さ
れた複数個のスペーサー101に鉄筋103を保持させ
るには、作業時間が非常に多く必要となり、作業効率が
非常に悪く、鉄筋コンクリート構造物の製造コストを上
昇させてしまうという問題が生じている。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、鉄筋保持部の弾性を利
用して、スペーサーの取付面に鉄筋をワンタッチで強く
保持固定することのできる鉄筋保持具を提供することに
ある。具体的には、1個または複数個のフック部の弾性
(ばね性または伸び)を利用して、スペーサーの取付面
に鉄筋をワンタッチで強く保持固定することのできる鉄
筋保持具を提供することにある。
用して、スペーサーの取付面に鉄筋をワンタッチで強く
保持固定することのできる鉄筋保持具を提供することに
ある。具体的には、1個または複数個のフック部の弾性
(ばね性または伸び)を利用して、スペーサーの取付面
に鉄筋をワンタッチで強く保持固定することのできる鉄
筋保持具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、スペーサーの取付面に鉄筋を取り付ける場合に
は、スペーサーに設けられた係止部に鉄筋保持具の被係
止部を係止させ、且つその被係止部より延長された鉄筋
保持部によって鉄筋を弾性を利用して保持固定すること
により、スペーサーの取付面に鉄筋をワンタッチで強く
固定することができる。したがって、仮に一定の間隔で
配置された複数個のスペーサーに鉄筋を保持させる場合
でも、作業時間を非常に短縮でき、作業効率を非常に向
上できるので、鉄筋コンクリート構造物の製造コストを
低価格化することができる。
よれば、スペーサーの取付面に鉄筋を取り付ける場合に
は、スペーサーに設けられた係止部に鉄筋保持具の被係
止部を係止させ、且つその被係止部より延長された鉄筋
保持部によって鉄筋を弾性を利用して保持固定すること
により、スペーサーの取付面に鉄筋をワンタッチで強く
固定することができる。したがって、仮に一定の間隔で
配置された複数個のスペーサーに鉄筋を保持させる場合
でも、作業時間を非常に短縮でき、作業効率を非常に向
上できるので、鉄筋コンクリート構造物の製造コストを
低価格化することができる。
【0007】請求項2および請求項3に記載の発明によ
れば、スペーサーに開けられた貫通穴、あるいはスペー
サーの側面より突出した突起部に、鉄筋保持具の被係止
部を引っ掛けることにより、簡単に鉄筋保持具を用いて
鉄筋をスペーサーに取り付けることができる。
れば、スペーサーに開けられた貫通穴、あるいはスペー
サーの側面より突出した突起部に、鉄筋保持具の被係止
部を引っ掛けることにより、簡単に鉄筋保持具を用いて
鉄筋をスペーサーに取り付けることができる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、鉄筋保持
具の鉄筋保持部として、弾性変形が可能な材料により製
作されたフック部を使用することにより、フック部の弾
性(ばね性または伸び)を利用して、スペーサーの取付
面に鉄筋をワンタッチで強く保持固定することができ
る。なお、鉄筋保持具としては、鉄やステンレス等の金
属材料、または樹脂材料などの弾性(ばね性または伸
び)を持つ材料を利用することが望ましい。
具の鉄筋保持部として、弾性変形が可能な材料により製
作されたフック部を使用することにより、フック部の弾
性(ばね性または伸び)を利用して、スペーサーの取付
面に鉄筋をワンタッチで強く保持固定することができ
る。なお、鉄筋保持具としては、鉄やステンレス等の金
属材料、または樹脂材料などの弾性(ばね性または伸
び)を持つ材料を利用することが望ましい。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、スペーサ
ーの取付面に鉄筋を取り付ける場合には、スペーサーに
設けられた係止部に鉄筋保持具の複数の被係止部をそれ
ぞれ係止させ、且つそれらの被係止部よりそれぞれ延長
された複数の鉄筋保持部によって鉄筋を弾性を利用して
保持固定することにより、スペーサーの取付面に鉄筋を
ワンタッチで強く固定することができる。
ーの取付面に鉄筋を取り付ける場合には、スペーサーに
設けられた係止部に鉄筋保持具の複数の被係止部をそれ
ぞれ係止させ、且つそれらの被係止部よりそれぞれ延長
された複数の鉄筋保持部によって鉄筋を弾性を利用して
保持固定することにより、スペーサーの取付面に鉄筋を
ワンタッチで強く固定することができる。
【0010】請求項6に記載の発明によれば、複数の被
係止部同士または複数の鉄筋保持部同士を連結部によっ
て連結することで、1個の鉄筋保持具に複数の被係止部
および複数の鉄筋保持部を一体的に設けることができる
ので、部品点数を軽減でき、在庫管理をし易くなる。
係止部同士または複数の鉄筋保持部同士を連結部によっ
て連結することで、1個の鉄筋保持具に複数の被係止部
および複数の鉄筋保持部を一体的に設けることができる
ので、部品点数を軽減でき、在庫管理をし易くなる。
【0011】請求項7に記載の発明によれば、スペーサ
ーの鉄筋を取り付ける取付面に凹み部を設けることによ
り、スペーサーの取付面に鉄筋を保持し易くなり、スペ
ーサーの取付面に対しての鉄筋の位置決めがし易くなる
ので、鉄筋のかぶり厚さを正確に保つことができる。
ーの鉄筋を取り付ける取付面に凹み部を設けることによ
り、スペーサーの取付面に鉄筋を保持し易くなり、スペ
ーサーの取付面に対しての鉄筋の位置決めがし易くなる
ので、鉄筋のかぶり厚さを正確に保つことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の第1実
施例を示したもので、図1は鉄筋コンクリート構造物の
鉄筋保持構造を示した図である。
き図面を参照して説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の第1実
施例を示したもので、図1は鉄筋コンクリート構造物の
鉄筋保持構造を示した図である。
【0013】本実施例の鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
支持構造は、土木工事、建築工事、コンクリート2次製
品(例えば道路側溝、水路、防火槽、L構造物、U字
溝、基礎等)またはモニュメント製作に使用され、基礎
に対して水平方向に配された丸鋼や異形棒鋼等の略円形
状の断面を有し、径に対して長手方向が非常に長い鉄筋
1と、基礎に対して所定のかぶり厚さを保つための複数
個のコンクリート製スペーサー2と、このコンクリート
製スペーサー2の取付面に鉄筋1を保持固定するための
複数個のスプリングフック3とから構成されている。
支持構造は、土木工事、建築工事、コンクリート2次製
品(例えば道路側溝、水路、防火槽、L構造物、U字
溝、基礎等)またはモニュメント製作に使用され、基礎
に対して水平方向に配された丸鋼や異形棒鋼等の略円形
状の断面を有し、径に対して長手方向が非常に長い鉄筋
1と、基礎に対して所定のかぶり厚さを保つための複数
個のコンクリート製スペーサー2と、このコンクリート
製スペーサー2の取付面に鉄筋1を保持固定するための
複数個のスプリングフック3とから構成されている。
【0014】先ず、複数個のコンクリート製スペーサー
2の構造を図1に基づいて簡単に説明する。
2の構造を図1に基づいて簡単に説明する。
【0015】これらのコンクリート製スペーサー2は、
例えばポルトランドセメント、水、細骨材を配合して所
定の形状の型枠に入れて成型されたバーサポートであ
る。そして、複数個のコンクリート製スペーサー2は、
基礎上に鉄筋1の長手方向に所定の間隔を開けながら配
置される。
例えばポルトランドセメント、水、細骨材を配合して所
定の形状の型枠に入れて成型されたバーサポートであ
る。そして、複数個のコンクリート製スペーサー2は、
基礎上に鉄筋1の長手方向に所定の間隔を開けながら配
置される。
【0016】そして、コンクリート製スペーサー2の鉄
筋1を載せる載置面(取付面)には、鉄筋1を所定の位
置に載せ易くするための凹み部4が形成されている。そ
の凹み部4は、鉄筋1の長手方向(軸方向)に沿うよう
に設けられた溝部で、略半円形状の断面を有している。
筋1を載せる載置面(取付面)には、鉄筋1を所定の位
置に載せ易くするための凹み部4が形成されている。そ
の凹み部4は、鉄筋1の長手方向(軸方向)に沿うよう
に設けられた溝部で、略半円形状の断面を有している。
【0017】また、コンクリート製スペーサー2の略中
央部分には、鉄筋1の長手方向に対応した一端面と他端
面とを連通するように軸方向に貫通する貫通穴5が開け
られている。この貫通穴5は、本発明の係止部に相当す
るもので、丸穴形状の断面を有している。
央部分には、鉄筋1の長手方向に対応した一端面と他端
面とを連通するように軸方向に貫通する貫通穴5が開け
られている。この貫通穴5は、本発明の係止部に相当す
るもので、丸穴形状の断面を有している。
【0018】次に、複数個のスプリングフック3の構造
を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。ここで、
図2はスプリングフックの全体構造を示した図で、図3
ないし図5はスプリングフックの主要構造を示した図で
ある。
を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。ここで、
図2はスプリングフックの全体構造を示した図で、図3
ないし図5はスプリングフックの主要構造を示した図で
ある。
【0019】複数個のスプリングフック3は、鉄やステ
ンレス等の金属材料、または樹脂(プラスチック)材料
などの弾性(ばね性または伸び)を持つ材料を利用して
製造されている。
ンレス等の金属材料、または樹脂(プラスチック)材料
などの弾性(ばね性または伸び)を持つ材料を利用して
製造されている。
【0020】複数個のスプリングフック3は、軸方向に
設けられた第1、第2被係止部11、12、第1被係止
部11より図示上方に延長された第1延長部13、第2
被係止部12より図示上方に延長された第2延長部1
4、第1延長部13の先端部より略U字形状に曲げられ
た第1フック部15、第2延長部14の先端部より略U
字形状に曲げられた第2フック部16、および第1、第
2フック部15、16同士を連結する軸方向の連結部1
7等をそれぞれ有している。
設けられた第1、第2被係止部11、12、第1被係止
部11より図示上方に延長された第1延長部13、第2
被係止部12より図示上方に延長された第2延長部1
4、第1延長部13の先端部より略U字形状に曲げられ
た第1フック部15、第2延長部14の先端部より略U
字形状に曲げられた第2フック部16、および第1、第
2フック部15、16同士を連結する軸方向の連結部1
7等をそれぞれ有している。
【0021】第1被係止部11は、コンクリート製スペ
ーサー2の貫通穴5の一端側に差し込まれることによっ
てコンクリート製スペーサー2の軸方向の一端面に係止
される。また、第2被係止部12は、コンクリート製ス
ペーサー2の貫通穴5の他端側に差し込まれることによ
ってコンクリート製スペーサー2の軸方向の他端面に係
止される。
ーサー2の貫通穴5の一端側に差し込まれることによっ
てコンクリート製スペーサー2の軸方向の一端面に係止
される。また、第2被係止部12は、コンクリート製ス
ペーサー2の貫通穴5の他端側に差し込まれることによ
ってコンクリート製スペーサー2の軸方向の他端面に係
止される。
【0022】第1、第2延長部13、14は、図2に実
線で示したように、コンクリート製スペーサー2の長さ
よりも両者の間隔が狭く、図2に二点鎖線で示したよう
に、スプリングフック3をコンクリート製スペーサー2
に取り付けると弾性変形により両者間の間隔が広がる。
このような弾性によって、第1、第2延長部13、14
は、コンクリート製スペーサー2の両端面に押圧する。
線で示したように、コンクリート製スペーサー2の長さ
よりも両者の間隔が狭く、図2に二点鎖線で示したよう
に、スプリングフック3をコンクリート製スペーサー2
に取り付けると弾性変形により両者間の間隔が広がる。
このような弾性によって、第1、第2延長部13、14
は、コンクリート製スペーサー2の両端面に押圧する。
【0023】第1、第2フック部15、16は、本発明
の鉄筋保持部に相当するもので、図3に示したように、
鉄筋1の径よりも小さい部分楕円形状に形成されてお
り、内径が大きくなる側に弾性変形すると、内径を小さ
くする側に押圧力は働く。すなわち、鉄筋1の外周に開
口部15a、16aが若干開かれて取り付けられると、
その第1、第2フック部15、16の弾性を利用して鉄
筋1を外側から掴むように強固に保持固定できる。
の鉄筋保持部に相当するもので、図3に示したように、
鉄筋1の径よりも小さい部分楕円形状に形成されてお
り、内径が大きくなる側に弾性変形すると、内径を小さ
くする側に押圧力は働く。すなわち、鉄筋1の外周に開
口部15a、16aが若干開かれて取り付けられると、
その第1、第2フック部15、16の弾性を利用して鉄
筋1を外側から掴むように強固に保持固定できる。
【0024】〔第1実施例の支持方法〕次に、本実施例
のコンクリート製スペーサー2による鉄筋1の支持方法
を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
のコンクリート製スペーサー2による鉄筋1の支持方法
を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
【0025】コンクリート製スペーサー2の取付面に形
成された凹み部4に鉄筋1を載せた後に、スプリングフ
ック3の第1、第2フック部15、16を鉄筋1に被せ
るように引っ掛けることにより、第1、第2フック部1
5、16の弾性(バネ性)によってスプリングフック3
が強固に鉄筋1に係合する。
成された凹み部4に鉄筋1を載せた後に、スプリングフ
ック3の第1、第2フック部15、16を鉄筋1に被せ
るように引っ掛けることにより、第1、第2フック部1
5、16の弾性(バネ性)によってスプリングフック3
が強固に鉄筋1に係合する。
【0026】そして、スプリングフック3の第1、第2
延長部13、14との間隔を広げるように、また第1、
第2延長部13、14および第1、第2フック部15、
16を伸ばすようにして、先ず第1延長部13の下端部
に設けた軸方向の第1被係止部11を、コンクリート製
スペーサー2の貫通穴5の一端側に差し込み、その後
に、第2延長部14の下端部に設けた軸方向の第2被係
止部12を、コンクリート製スペーサー2の貫通穴5の
他端側に差し込む。
延長部13、14との間隔を広げるように、また第1、
第2延長部13、14および第1、第2フック部15、
16を伸ばすようにして、先ず第1延長部13の下端部
に設けた軸方向の第1被係止部11を、コンクリート製
スペーサー2の貫通穴5の一端側に差し込み、その後
に、第2延長部14の下端部に設けた軸方向の第2被係
止部12を、コンクリート製スペーサー2の貫通穴5の
他端側に差し込む。
【0027】このとき、スプリングフック3の第1、第
2延長部13、14は、コンクリート製スペーサー2の
両端面に押圧する方向に付勢することで、第1、第2被
係止部11、12が貫通穴5から外れることなく強固に
係止される。
2延長部13、14は、コンクリート製スペーサー2の
両端面に押圧する方向に付勢することで、第1、第2被
係止部11、12が貫通穴5から外れることなく強固に
係止される。
【0028】したがって、第1、第2フック部15、1
6によって鉄筋1を掴んだスプリングフック3がその端
(第1、第2被係止部11、12)をコンクリート製ス
ペーサー2の貫通穴5に固定されているため、必然的に
スプリングフック3で掴まれた鉄筋1とコンクリート製
スペーサー2とが同時に固定できるので、スプリングフ
ック3によってワンタッチでコンクリート製スペーサー
2の取付面に鉄筋1を保持固定することができる。
6によって鉄筋1を掴んだスプリングフック3がその端
(第1、第2被係止部11、12)をコンクリート製ス
ペーサー2の貫通穴5に固定されているため、必然的に
スプリングフック3で掴まれた鉄筋1とコンクリート製
スペーサー2とが同時に固定できるので、スプリングフ
ック3によってワンタッチでコンクリート製スペーサー
2の取付面に鉄筋1を保持固定することができる。
【0029】なお、先にコンクリート製スペーサー2の
貫通穴5にスプリングフック3の第1、第2被係止部1
1、12を差し込んで、予めコンクリート製スペーサー
2とスプリングフック3とを連結した状態で製品化して
おき、現場でコンクリート製スペーサー2の取付面に形
成された凹み部4に鉄筋1を載せて、スプリングフック
3を第1、第2被係止部11、12を中心に回しながら
開口部15a、16a側から第1、第2フック部15、
16を鉄筋1に引っ掛けるようにして、コンクリート製
スペーサー2の取付面に鉄筋1を保持固定するようにし
ても良い。
貫通穴5にスプリングフック3の第1、第2被係止部1
1、12を差し込んで、予めコンクリート製スペーサー
2とスプリングフック3とを連結した状態で製品化して
おき、現場でコンクリート製スペーサー2の取付面に形
成された凹み部4に鉄筋1を載せて、スプリングフック
3を第1、第2被係止部11、12を中心に回しながら
開口部15a、16a側から第1、第2フック部15、
16を鉄筋1に引っ掛けるようにして、コンクリート製
スペーサー2の取付面に鉄筋1を保持固定するようにし
ても良い。
【0030】また、先にスプリングフック3の第1、第
2フック部15、16を鉄筋1に引っ掛けておき、その
後にコンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋を載せ
た後に、コンクリート製スペーサー2の貫通穴5にスプ
リングフック3の第1、第2被係止部11、12を差し
込んで、コンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋1
を保持固定するようにしても良い。
2フック部15、16を鉄筋1に引っ掛けておき、その
後にコンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋を載せ
た後に、コンクリート製スペーサー2の貫通穴5にスプ
リングフック3の第1、第2被係止部11、12を差し
込んで、コンクリート製スペーサー2の取付面に鉄筋1
を保持固定するようにしても良い。
【0031】〔第1実施例の効果〕以上のように、本実
施例のスプリングフック3は、第1、第2延長部13、
14によるコンクリート製スペーサー2の両端面に押し
付ける方向の弾性力(押圧力、付勢力)、第1、第2延
長部13、14による図示上下方向の伸び(弾性、バネ
性)(図4参照)、第1、第2フック部15、16の開
き(弾性、バネ性)(図5参照)を利用して鉄筋1を簡
単にコンクリート製スペーサー2の取付面に強固に固定
することができる。
施例のスプリングフック3は、第1、第2延長部13、
14によるコンクリート製スペーサー2の両端面に押し
付ける方向の弾性力(押圧力、付勢力)、第1、第2延
長部13、14による図示上下方向の伸び(弾性、バネ
性)(図4参照)、第1、第2フック部15、16の開
き(弾性、バネ性)(図5参照)を利用して鉄筋1を簡
単にコンクリート製スペーサー2の取付面に強固に固定
することができる。
【0032】したがって、コンクリート製スペーサー2
の置く位置が大幅に改善され、図1に示したような水平
方向に配された水平鉄筋1だけでなく、水平方向に垂直
な方向に配された垂直鉄筋や、水平方向または垂直方向
に対して斜めに配された鉄筋、あるいは図1に示したよ
うな基礎と鉄筋1との間のかぶり厚さを保つタイプだけ
でなく、鉄筋相互間のかぶり厚さを保つタイプに対して
も、簡単にワンタッチで取付作業を行うことができる。
の置く位置が大幅に改善され、図1に示したような水平
方向に配された水平鉄筋1だけでなく、水平方向に垂直
な方向に配された垂直鉄筋や、水平方向または垂直方向
に対して斜めに配された鉄筋、あるいは図1に示したよ
うな基礎と鉄筋1との間のかぶり厚さを保つタイプだけ
でなく、鉄筋相互間のかぶり厚さを保つタイプに対して
も、簡単にワンタッチで取付作業を行うことができる。
【0033】これにより、鉄筋1をコンクリート製スペ
ーサー2に取り付ける作業が多ければ多い程、作業時間
を大幅に短縮することができるので、作業効率を大幅に
向上することができる。よって、鉄筋コンクリート構造
物の製造コストを大幅に低減することができる。また、
鉄筋1がコンクリート製スペーサー2の凹み部4から外
れることなく、強固に鉄筋1を取り付けることができる
ので、どの方向に対しても本来のコンクリート製スペー
サー2の本質である正確なかぶり厚さを出すことができ
る。
ーサー2に取り付ける作業が多ければ多い程、作業時間
を大幅に短縮することができるので、作業効率を大幅に
向上することができる。よって、鉄筋コンクリート構造
物の製造コストを大幅に低減することができる。また、
鉄筋1がコンクリート製スペーサー2の凹み部4から外
れることなく、強固に鉄筋1を取り付けることができる
ので、どの方向に対しても本来のコンクリート製スペー
サー2の本質である正確なかぶり厚さを出すことができ
る。
【0034】〔第2実施例〕図6は本発明の第2実施例
を示したもので、図6は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
を示したもので、図6は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
【0035】本実施例では、コンクリート製スペーサー
2の略中央部分に、鉄筋1の長手方向に対応した一端面
と他端面とから軸方向に突出する突起部6、7が設けら
れている。この突起部6、7は、本発明の係止部に相当
するもので、円柱形状の断面を有している。
2の略中央部分に、鉄筋1の長手方向に対応した一端面
と他端面とから軸方向に突出する突起部6、7が設けら
れている。この突起部6、7は、本発明の係止部に相当
するもので、円柱形状の断面を有している。
【0036】また、本実施例のスプリングフック3の第
1被係止部11は、リング状に形成されて、コンクリー
ト製スペーサー2の突起部6の外周に嵌め合わされるこ
とによってコンクリート製スペーサー2の軸方向の一端
面に係止される。また、第2被係止部12は、リング状
に形成されて、コンクリート製スペーサー2の突起部7
の外周に嵌め合わされることによってコンクリート製ス
ペーサー2の軸方向の一端面に係止される。
1被係止部11は、リング状に形成されて、コンクリー
ト製スペーサー2の突起部6の外周に嵌め合わされるこ
とによってコンクリート製スペーサー2の軸方向の一端
面に係止される。また、第2被係止部12は、リング状
に形成されて、コンクリート製スペーサー2の突起部7
の外周に嵌め合わされることによってコンクリート製ス
ペーサー2の軸方向の一端面に係止される。
【0037】〔第3実施例〕図7は本発明の第3実施例
を示したもので、図7は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
を示したもので、図7は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
【0038】本実施例のスプリングフック8は、軸方向
に設けられた被係止部21、被係止部21より図示上方
に延長された延長部23、この延長部23の先端部より
略U字形状に曲げられたフック部25をそれぞれ有して
いる。このように、被係止部21とフック部25が1個
だけのスプリングフック8であっても、第1実施例と同
様な作用効果を達成できる。なお、本実施例では、フッ
ク部25が一箇所のため、フック部25の鉄筋1への取
付け角度が第1実施例に対して変更されている。
に設けられた被係止部21、被係止部21より図示上方
に延長された延長部23、この延長部23の先端部より
略U字形状に曲げられたフック部25をそれぞれ有して
いる。このように、被係止部21とフック部25が1個
だけのスプリングフック8であっても、第1実施例と同
様な作用効果を達成できる。なお、本実施例では、フッ
ク部25が一箇所のため、フック部25の鉄筋1への取
付け角度が第1実施例に対して変更されている。
【0039】〔第4実施例〕図8は本発明の第4実施例
を示したもので、図8は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
を示したもので、図8は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋
保持構造を示した図である。
【0040】本実施例では、T字型または十字型の鉄筋
1をコンクリート製スペーサー2の取付面に形成された
T字型または十字型の凹み部4に2個の鉄筋保持具3、
8を用いて保持固定している。このような場合でも、第
1実施例と同様な作用効果を達成できる。
1をコンクリート製スペーサー2の取付面に形成された
T字型または十字型の凹み部4に2個の鉄筋保持具3、
8を用いて保持固定している。このような場合でも、第
1実施例と同様な作用効果を達成できる。
【0041】〔変形例〕本実施例では、コンクリート製
スペーサー2の略中央部に1個の貫通穴5や2個の突起
部6、7等の係止部を設けているが、コンクリート製ス
ペーサー2の略中央部に1個だけ係止部を設けていて
も、コンクリート製スペーサー2の別の場所に係止部を
設けても良い。なお、鉄筋1を掴むフック部は、コンク
リート製スペーサー2の両端面の2箇所の上部が理想で
ある。また、貫通穴5や突起部6、7は1箇所でも良
く、数箇所に及ぶこともある。
スペーサー2の略中央部に1個の貫通穴5や2個の突起
部6、7等の係止部を設けているが、コンクリート製ス
ペーサー2の略中央部に1個だけ係止部を設けていて
も、コンクリート製スペーサー2の別の場所に係止部を
設けても良い。なお、鉄筋1を掴むフック部は、コンク
リート製スペーサー2の両端面の2箇所の上部が理想で
ある。また、貫通穴5や突起部6、7は1箇所でも良
く、数箇所に及ぶこともある。
【0042】本実施例では、スペーサーとしてコンクリ
ート製スペーサー2を使用した例を説明したが、スペー
サーとして樹脂(プラスチック)、金属(スチール)ま
たはセラミック製スペーサーを使用しても良い。なお、
スペーサーの材質としては、コンクリート打設中に作業
員や器材等の重量、生じる衝撃、振動に耐え得る強度を
有すると同時に、施工後も将来に渡ってコンクリート面
にひび割れまたは錆等が生じないような材質が望まし
い。また、垂直または斜めの型枠面からかぶり厚さを保
つタイプのスペーサーに鉄筋を取り付ける場合にも本発
明を採用することができる。
ート製スペーサー2を使用した例を説明したが、スペー
サーとして樹脂(プラスチック)、金属(スチール)ま
たはセラミック製スペーサーを使用しても良い。なお、
スペーサーの材質としては、コンクリート打設中に作業
員や器材等の重量、生じる衝撃、振動に耐え得る強度を
有すると同時に、施工後も将来に渡ってコンクリート面
にひび割れまたは錆等が生じないような材質が望まし
い。また、垂直または斜めの型枠面からかぶり厚さを保
つタイプのスペーサーに鉄筋を取り付ける場合にも本発
明を採用することができる。
【0043】本実施例では、楕円形状または円形状の第
1、第2フック部15、16、フック部25を使用した
例を説明したが、フック部の形状としては楕円形状や円
形状に限らず、長円形状、三角形状、四角形状、五角形
状、六角形状、八角形状等の多角形状を使用しても良
い。また、図4に示したように、フック部と延長部とが
一体化したものでも良い。
1、第2フック部15、16、フック部25を使用した
例を説明したが、フック部の形状としては楕円形状や円
形状に限らず、長円形状、三角形状、四角形状、五角形
状、六角形状、八角形状等の多角形状を使用しても良
い。また、図4に示したように、フック部と延長部とが
一体化したものでも良い。
【図1】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示し
た斜視図である(第1実施例)。
た斜視図である(第1実施例)。
【図2】スプリングフックの全体構造を示した斜視図で
ある(第1実施例)。
ある(第1実施例)。
【図3】スプリングフックの主要構造を示した斜視図で
ある(第1実施例)。
ある(第1実施例)。
【図4】(a)、(b)はスプリングフックの主要構造
を示した斜視図である(第1実施例)。
を示した斜視図である(第1実施例)。
【図5】(a)、(b)はスプリングフックの主要構造
を示した斜視図である(第1実施例)。
を示した斜視図である(第1実施例)。
【図6】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示し
た斜視図である(第2実施例)。
た斜視図である(第2実施例)。
【図7】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示し
た側面図である(第3実施例)。
た側面図である(第3実施例)。
【図8】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示し
た斜視図である(第4実施例)。
た斜視図である(第4実施例)。
【図9】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示し
た斜視図である(従来の技術)。
た斜視図である(従来の技術)。
【図10】鉄筋コンクリート構造物の鉄筋保持構造を示
した斜視図である(従来の技術)。
した斜視図である(従来の技術)。
1 鉄筋 2 コンクリート製スペーサー 3 スプリングフック(鉄筋保持具) 4 凹み部 5 貫通穴(係止部) 6 突起部(係止部) 7 突起部(係止部) 8 スプリングフック(鉄筋保持具) 11 第1被係止部 12 第2被係止部 13 第1延長部 14 第2延長部 15 第1フック部(鉄筋保持部) 16 第2フック部(鉄筋保持部) 17 連結部 21 被係止部 23 延長部 25 フック部
Claims (7)
- 【請求項1】鉄筋のかぶり厚さを保つためのスペーサー
の取付面に前記鉄筋を保持させる鉄筋保持具において、 (a)前記スペーサーに設けられた係止部に係止される
被係止部と、 (b)この被係止部より延長されて、前記スペーサーに
よってかぶり厚さが保たれる前記鉄筋を弾性を利用して
保持固定する鉄筋保持部とを備えたことを特徴とする鉄
筋保持具。 - 【請求項2】請求項1に記載の鉄筋保持具において、 前記係止部は、前記スペーサーに開けられた貫通穴であ
って、 前記被係止部は、前記貫通穴に係止されることを特徴と
する鉄筋保持具。 - 【請求項3】請求項1に記載の鉄筋保持具において、 前記係止部は、前記スペーサーの側面より突出した突起
部であって、 前記被係止部は、前記突起部に係止されることを特徴と
する鉄筋保持具。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の鉄筋保持具において、 前記鉄筋保持部は、弾性変形が可能な材料により製作さ
れたフック部であることを特徴とする鉄筋保持具。 - 【請求項5】鉄筋のかぶり厚さを保つためのスペーサー
の取付面に前記鉄筋を保持させる鉄筋保持具において、 (a)前記スペーサーに設けられた係止部にそれぞれ係
止される複数の被係止部と、 (b)これらの被係止部よりそれぞれ延長されて、前記
スペーサーによってかぶり厚さが保たれる前記鉄筋を弾
性を利用して保持固定する複数の鉄筋保持部とを備えた
ことを特徴とする鉄筋保持具。 - 【請求項6】請求項5に記載の鉄筋保持具において、 前記複数の被係止部同士または前記複数の鉄筋保持部同
士を連結する連結部を備えたことを特徴とする鉄筋保持
具。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
の鉄筋保持具において、 前記スペーサーは、前記鉄筋を取り付ける取付面に、前
記鉄筋を保持し易くするための凹み部を有していること
を特徴とする鉄筋保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212269A JP2001032447A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 鉄筋保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212269A JP2001032447A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 鉄筋保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001032447A true JP2001032447A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16619802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11212269A Pending JP2001032447A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 鉄筋保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001032447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440066B1 (ko) * | 2002-02-23 | 2004-07-14 | 조홍준 | 원터치 부착식 월 스페이서 |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP11212269A patent/JP2001032447A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440066B1 (ko) * | 2002-02-23 | 2004-07-14 | 조홍준 | 원터치 부착식 월 스페이서 |
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