JP2001031984A - エンジン油組成物 - Google Patents

エンジン油組成物

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JP2001031984A JP20774699A JP20774699A JP2001031984A JP 2001031984 A JP2001031984 A JP 2001031984A JP 20774699 A JP20774699 A JP 20774699A JP 20774699 A JP20774699 A JP 20774699A JP 2001031984 A JP2001031984 A JP 2001031984A
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Tahei Okada
太平 岡田
Hideyuki Nakamura
英幸 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リンの含有量を低減したエンジン油であって、
耐摩耗性や高温清浄性が優れるエンジン油を提供するこ
と及び、そのような性能とともに、動力伝達性能(湿式
クラッチに対する性能)も優れたエンジン油を提供する
こと。 【解決手段】 基油に、(A)ジアルキルジチオリン酸
亜鉛をリン分で400〜600ppm,(B)ホウ素含
有無灰分散剤をホウ素分で250ppm以上、及び、特
定のジチオカ−バメイトを0.05〜3重量%配合した
エンジン油組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低リン含有量で耐
摩耗性、高温清浄性に優れたエンジン油組成物及び、そ
のような性能を具備し更に、動力伝達性能も優れた動力
伝達用潤滑油兼エンジン用潤滑油に関する。また、本発
明の潤滑油は、ガソリンエンジン、ディ−ゼルエンジン
用潤滑油として利用できるとともに、エンジン潤滑油と
動力伝達用潤滑油とを同一の油剤で潤滑する2輪自動車
用4−サイクルエンジン油にも利用できる。
【0002】
【従来の技術】エンジン油は、一般に鉱油又は合成油か
らなる基油に、金属系清浄剤、無灰分散剤、耐摩耗剤、
酸化防止剤、粘度指数向上剤、及び消泡剤等添加剤を配
合した組成物である。これらの添加剤として種々のもの
が知られているが、耐摩耗剤兼酸化防止剤としては、ジ
アルキルジチオリン酸亜鉛が極めて広く使用され不可欠
の添加剤とされている。
【0003】一方、地球環境保護の観点から、自動車排
気ガス中の有害物質を除去するため、自動車には排気ガ
ス管に白金等の触媒が装着され、有害物質を除去するこ
とが必要になった。ところがこの排気ガス触媒は、ジア
ルキルジチオリン酸亜鉛に含まれるリン分によって被毒
されるため、エンジン油中のリン分を低減することが必
要である。
【0004】しかし、単にエンジン油のジアルキルジチ
オリン酸亜鉛の配合量を低減すると、耐摩耗性が低下
し、カムとタペット、カムとロッカ−ア−ム等の動弁系
摩耗が発生し、また、高温清浄性が不充分となる。従っ
て、低リン分のエンジン油で耐摩耗性及び高温清浄性が
優れるエンジン油の出現が切望されている。
【0005】また、近年4サイクルエンジンが2輪自動
車にも使用されるようになってきた。2輪自動車の場
合、エンジンとトランスミッション等の動力伝達装置と
を1つの油で潤滑する。そのため、エンジン油として上
記と同様な性能等を有するとともに、動力伝達用潤滑油
としての性能をも具備する必要がある。しかし、エンジ
ン油と動力伝達用潤滑油とは相反する性能が必要となる
面があるため、この種の目的に使用できる潤滑油が得ら
れていないのが現状である。従って、低リン分で耐摩耗
性及び高温清浄性が優れ、かつ、動力伝達性能にすぐれ
る潤滑油(エンジン油)が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記観点か
らなされたもので、リンの含有量を低減したエンジン油
であって、耐摩耗性や高温清浄性が優れるエンジン油を
提供すること及び、そのような性能とともに、動力伝達
性能(湿式クラッチに対する性能など)も優れたエンジ
ン油を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、基油に、
制限された量のジアルキルジチオリン酸亜鉛、一定量の
ホウ素含有無灰分散剤及び、特定のジチオカ−バメイト
を配合することによって、上記の目的を達しうることを
見いだし、かかる知見に基づいて完成したものである。
つまり、本発明の概要は以下の通りである。
【0008】〔1〕 基油に、(A)ジアルキルジチオ
リン酸亜鉛をリン分で400〜600ppm,(B)ホ
ウ素含有無灰分散剤をホウ素分で250ppm以上、及
び、一般式(1)で表されるジチオカ−バメイトを0.
05〜3重量%配合したエンジン油組成物。
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、R1 、R2 ,R3 及びR4 は炭素
数1〜20のアルキル基、YはS,S−S,S−S−
S,S−S−S−S,S−(CH2 m −S,(mは1
〜3の整数),又はS−CH2 CH(CH3 )−Sを示
す。〕 〔2〕 ジチオカ−バメイトがメチレンビス(ジアルキ
ルジチオカ−バメイト)である上記〔1〕に記載のエン
ジン油組成物。
【0011】〔3〕 ホウ素含有無灰分散剤がホウ素含
有コハク酸イミドである上記〔1〕又は〔2〕に記載の
エンジン油組成物。 〔4〕 ジアルキルジチオリン酸亜鉛が、第2級アルキ
ル基のジアルキルジチオリン酸亜鉛である上記〔1〕〜
〔3〕のいずれかに記載のエンジン油組成物。
【0012】〔5〕 基油の%CAが0.5〜8である
上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載のエンジン油組成
物。 〔6〕 動力伝達用潤滑油兼エンジン油である上記
〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のエンジン油組成物。 〔7〕 2輪自動車用4サイクルエンジン油である上記
〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のエンジン油組成物。
【0013】
【発明の実施の形態】〔基油〕本発明のエンジン油組成
物に用いる基油としては、鉱油又は合成油が用いられ
る。この鉱油や合成油の種類については特に制限はない
が、通常100℃における動粘度が通常2〜50mm2
/s,好ましくは3〜30mm2 /s、特に好ましくは
4〜25mm2 /sのものである。100℃における動
粘度が2mm2 /s未満であると、蒸発損失が多く好ま
しくない。一方50mm2 /sを超えると、粘性抵抗に
よる動力損失が大きくなり燃費改善効果が得られないの
で好ましくない。また、基油としては、粘度指数が60
以上、さらには70以上、特に80以上のものが好まし
い。粘度指数が60未満の基油は温度の変化による粘度
変化が大きいため好ましくない。更に、上記基油として
は、%CA(芳香族分)が0.5〜8のもの、さらには
1〜5,特に%CAが1〜3のものが好適である。%C
Aが0.5未満の基油を用いると、ピッチング等の疲労
損傷が発生したり、エンジン油の耐摩耗性が不足する恐
れがある。一方%CAが8を超えるとエンジン油の安定
性が低下する可能性が大きい。なお、ここでいう%CA
は、n−d−M法に基づく環分析値である。
【0014】ここでいう鉱油としては、例えばパラフィ
ン基系原油,中間基系原油あるいはナフテン基系原油を
常圧蒸留するか、あるいは常圧蒸留の残渣油を減圧蒸留
して得られる留出油、またはこれを常法にしたがって精
製することによって得られる精製油、例えば、溶剤精製
油,水添精製油,脱蝋処理油,白土処理油などを挙げる
ことができる。また、合成油としては、例えば、炭素数
8〜14のα−オレフィンオリゴマ−であるポリ(α−
オレフィン)、ポリブテン、ポリオ−ルエステル、アル
キルベンゼンなどが挙げられる。本発明においては、基
油として上記鉱油、合成油を一種用いてもよく、二種以
上組み合わせて用いてもよい。
【0015】次に、本発明で使用する〔A〕〜〔C〕成
分について説明する。 〔A成分〕本発明のエンジン油組成物においては、
(A)成分としてジアルキルジチオリン酸亜鉛が用いら
れる。通常、ジアルキルジチオリン酸亜鉛のアルキル基
は、炭素数3〜22の第1級又は第2級のアルキル基、
炭素数3〜18アルキル基で置換されたアルキルアリ−
ル基を有するジアルキルジチオリン酸亜鉛が使用され
る。本発明においては、これらいずれかのジアルキルジ
チオリン酸亜鉛を単独又は2種以上組み合わせて用いて
もよいが、特に、第2級のアルキル基のジアルキルジチ
オリン酸亜鉛を主成分とするものが、(B)成分、
(C)成分が存在する場合に、耐摩耗性を高めるため好
ましい。
【0016】本発明のエンジン油組成物においては、こ
の(A)成分のジアルキルジチオリン酸亜鉛は、組成物
中にリン含有量が400〜600ppm、好ましくは4
00〜550ppmになるように配合される。このリン
含有量が400ppm未満では、耐摩耗性や高温清浄性
が十分でなく、600ppmを超えると、排気ガス触媒
の触媒被毒が著しくなって好ましくない。
【0017】〔B成分〕本発明のエンジン油組成物にお
いては、(B)成分としてホウ素含有無灰分散剤が用い
られる。このホウ素含有無灰分散剤としては、様々なも
のがあり、例えば、(1)アルケニル又はアルキルコハ
ク酸イミドをホウ素化合物で処理したもの、(2)脂肪
酸アミドをホウ素化合物で処理したもの、(3)アルケ
ニル又はアルキルベンジルアミンをホウ素化合物で処理
したものなどを用いることができる。前記(1)におけ
るアルケニル又はアルキルコハク酸イミドは、分子量2
00〜4000,好ましくは500〜3000のアルケ
ニル基又はアルキル基を有するコハク酸イミドであり、
代表例はポリイソブテニル基又は、ポリイソブテニル基
を水添したアルキル基であるポリブテニルコハク酸イミ
ドが挙げられる。また、このアルケニル又はアルキルコ
ハク酸イミドには、これとアルキルフェノ−ル、硫化ア
ルキルフェノ−ル等の芳香族化合物をマンニッヒ縮合さ
せたアルキルフェノ−ル又は硫化アルキルフェノ−ル誘
導体も好ましく用いられる。このアルキルフェノ−ルの
アルキル基は通常炭素数3〜30のものが使用される。
【0018】前記(2)における脂肪酸アミドは、脂肪
酸とポリアミンとから得られ、脂肪酸としては、好まし
くは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の直鎖もしくは分
岐のカルボン酸が用いられる。ポリアミンとしては、例
えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサ
ミン等が挙げられる。
【0019】更に、前記(3)におけるアルケニル又は
アルキルベンジルアミンのアルケニル又はアルキル基に
ついては、上記(1)の場合と同じである。なお、前記
(1)〜(3)に用いられるホウ素化合物としては、ホ
ウ酸、ホウ酸無水物、ハロゲン化ホウ素、ホウ酸エステ
ル、ホウ酸アミド、酸化ホウ素などが挙げられる。
【0020】このようなホウ素含有無灰分散剤は、通常
ホウ素を0.05〜5重量%程度含有しているものが使
用される。上記ホウ素含有無灰分散剤の中では、特に、
アルケニル又はアルキルコハク酸イミドをホウ素化合物
で処理したもの(ホウ素含有コハク酸イミド)が好まし
い。本発明のエンジン油組成物においては、このホウ素
含有無灰分散剤の配合量は、組成物全重量に基づき、ホ
ウ素量で250ppm以上、好ましくは300ppm以
上になるように配合する。この配合量が250ppm未
満では耐摩耗性及び高温清浄性が不充分になる。 〔C成分〕本発明のエンジン油組成物においては、
(C)成分として、一般式(1)で表されるジチオカ−
バメイトが用いられる。
【0021】
【化3】
【0022】〔式中、R1 、R2 ,R3 及びR4 は炭素
数1〜20のアルキル基、YはS,S−S,S−S−
S,S−S−S−S,S−(CH2 m −S,(mは1
〜3の整数),又はS−CH2 CH(CH3 )−Sを示
す。〕 上記一般式(1)のR1 〜R4 のアルキル基は、分岐を
有してもよく、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基
である。例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、各種ブチル、各種ペンチル、各種ヘキシル、
各種ヘプチル、各種オクチル、各種ノニル、各種デシル
等を挙げることができる。
【0023】上記一般式のジチオカ−バメイトの具体例
としては、メチレンビス(ジメチルジチオカ−バメ−
ト),メチレンビス(ジエチルジチオカ−バメ−ト)、
メチレンビス(ジブチルジチオカ−バメ−ト),ビス
(ジメチルチオカルバモイル)モノスルフィド、ビス
(ジエチルチオカルバモイル)モノスルフィド、ビス
(ジブチルチオカルバモイル)モノスルフィド、ビス
(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィド、ビス(ジ
ブチルチオカルバモイル)ジスルフィド、ビス(ジアミ
ルチオカルバモイル)ジスルフィド、ビス(ジオクチル
チオカルバモイル)ジスルフィド等があげられる。
【0024】本発明の(C)成分として用いるジチオカ
−バメイトとしては上記化合物を1種用いてもよく、又
2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、メチレン
ビスタイプのジチオカ−バメイト即ち、メチレンビス
(ジアルキルジチオカ−バメイト)を選択すれば、耐摩
耗性、摩擦特性の点でより好ましい。本発明のエンジン
油組成物においては、この(C)成分のジチオカ−バメ
イトは組成物全重量に基づき0.05〜3重量%,好ま
しくは0.1〜2重量%,特に好ましくは0.2〜1.
5重量%配合する。この配合量が0.05重量%未満で
は、耐摩耗性が不充分になり、3重量%を超えると腐食
を引き起こす恐れがあって好ましくない。
【0025】本発明のエンジン油組成物には、本発明の
目的が損なわれない範囲で、必要に応じて他の添加剤を
配合する。ここで用いる添加剤としては、各種金属(C
a,Ba,Mg等)のスルホネ−ト、フィネ−ト、サリ
チレ−ト、酸アミド、コハク酸イミド、コハク酸エステ
ル、ベンジルアミンなどの清浄分散剤、フェノ−ル系、
アミン系あるいはリン系の酸化防止剤、イオウ系(スル
フィド、スルフォキサイド、スルフォン、チオホスフィ
ネ−トなど),ハロゲン系(塩素化炭化水素等)あるい
は有機金属系(ジチオリン酸亜鉛、ジチオリン酸モリブ
デン、ジチオカルバミン酸モリブデン等)などの耐摩耗
剤、極圧剤、ポリメタクリレ−ト、オレフィン共重合
体、ポリブテンなどの粘度指数向上剤や流動点降下剤、
さらには防錆剤、腐食防止剤、消泡剤等を適宜添加すれ
ばよい。
【0026】
【実施例】本発明について、更に、実施例を用いて詳細
に説明する。 〔実施例1〜2及び比較例1〜4〕表1に示す組成から
なる試料について、動弁系摩耗試験、ホットチュ−ブ試
験及び摩擦特性試験(静摩擦特性指数)を行った。それ
らの試験結果も、表1に纏めて示した。
【0027】なお、用いた実験方法は以下の通りであ
る。 〔動弁系摩耗試験〕トヨタ3Aエンジンを用いてモ−タ
リング試験を行った。モ−タリング試験の条件は、油温
60℃、回転数1000rpm、試験時間200時間で
ある。試験終了後のロッカ−ア−ムとカムノ−ズのスカ
ッフィングをデメリットレイティング(DR)で表示し
た。評点が小さい程、耐摩耗性が良い。 〔ホットチュ−ブ試験〕内径2mmのガラス管中に試料
油0.3ml/hr、空気10ml/minで流しなが
ら16時間290℃に保ち、ガラス管中に付着したラッ
カ−の色と重量によりメリットレイティング(MR)で
評価した。評点が高い程、高温清浄性が高い。 〔摩擦特性試験(静摩擦特性指数)〕JASO−T90
4に規定する方法に準拠して、静摩擦特性指数を求め
た。実験条件は、SAENo2摩擦試験を用い、油温が
100℃、押しつけ荷重785KPa、回転数0.7r
pmにおける摩擦トルクから静摩擦係数を求め、規定の
標準油を基準にて静摩擦特性指数を求めた。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明のエンジン油組成物は、リン含有
量が低い組成物であって、耐摩耗性、高温清浄性が優れ
ている。また、本発明のエンジン油組成物は、動力伝達
機構の摩擦特性にも優れている。従って、排気ガス触媒
を装着した自動車のエンジン油として好適であり、さら
に、排気ガス触媒を装着した自動車でエンジンと動力伝
達機構とを同一油で潤滑する、例えば、2輪自動車用4
サイクルエンジン油として有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 20:00 30:04 30:06 30:08 40:04 40:25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基油に、(A)ジアルキルジチオリン酸
    亜鉛をリン分で400〜600ppm,(B)ホウ素含
    有無灰分散剤をホウ素分で250ppm以上、及び、一
    般式(1)で表されるジチオカ−バメイトを0.05〜
    3重量%配合したエンジン油組成物。 【化1】 〔式中、R1 、R2 ,R3 及びR4 は炭素数1〜20の
    アルキル基、YはS,S−S,S−S−S,S−S−S
    −S,S−(CH2 m −S,(mは1〜3の整数),
    又はS−CH2 CH(CH3 )−Sを示す。〕
  2. 【請求項2】 ジチオカ−バメイトがメチレンビス(ジ
    アルキルジチオカ−バメイト)である請求項1に記載の
    エンジン油組成物。
  3. 【請求項3】 ホウ素含有無灰分散剤がホウ素含有コハ
    ク酸イミドである請求項1又は2に記載のエンジン油組
    成物。
  4. 【請求項4】 ジアルキルジチオリン酸亜鉛が、第2級
    アルキル基のジアルキルジチオリン酸亜鉛である請求項
    1〜3のいずれかに記載のエンジン油組成物。
  5. 【請求項5】 基油の%CAが0.5〜8である請求項
    1〜4のいずれかに記載のエンジン油組成物。
  6. 【請求項6】 動力伝達用潤滑油兼エンジン油である請
    求項1〜5のいずれかに記載のエンジン油組成物。
  7. 【請求項7】 2輪自動車用4サイクルエンジン油であ
    る請求項1〜6のいずれかに記載のエンジン油組成物。
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