JP2001031198A - 飲料注出装置 - Google Patents

飲料注出装置

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JP2001031198A
JP2001031198A JP11206413A JP20641399A JP2001031198A JP 2001031198 A JP2001031198 A JP 2001031198A JP 11206413 A JP11206413 A JP 11206413A JP 20641399 A JP20641399 A JP 20641399A JP 2001031198 A JP2001031198 A JP 2001031198A
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beverage
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beverage container
storage container
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JP11206413A
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Michio Saito
道夫 斉藤
Kazuyoshi Takahashi
一善 高橋
Atsushi Koga
篤志 甲賀
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NAS Toa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納容器の外装に任意のデザインを選択する
ことができ、また、収納容器内の温度を精密に調節する
ことができ、しかも、冷却効率、若しくは加熱効率を向
上させることができる。 【解決手段】 収納容器13は収納容器本体14と筐体
状のベース15とから成る。収納容器13は飲料容器1
を取出し可能に収納することができ、飲料容器収納部の
下端部に開口部を有し、任意の外装を有し、断熱性を有
する。ペルチェ効果の利用により収納部容器本体14内
に開口部から冷気、若しくは暖気を送出して冷却、若し
くは加熱し得る温度調節装置35を設ける。収納容器本
体14に飲料容器1内の飲料を注出し得る注出コック2
7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料容器に充填さ
れた生酒などの所望の飲料を冷却、若しくは加熱して適
温状態に保存するとともに、注出するために用いる飲料
注出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料注出装置として、例えば、実
開昭60−57600号公報に記載されているように、
収納庫内に冷却器と循環用ファンを備えるとともに、循
環路形成用の仕切板を備え、収納庫上に冷却器を冷却さ
せる冷凍装置を備え、冷凍装置により冷却器を冷却さ
せ、循環用ファンの駆動により、冷却されている冷却器
を通過させた冷気を収納庫内で循環させ、収納庫内の飲
料容器およびその内部の飲料を冷却するようにした構成
が知られている。
【0003】一方、従来、ペルチェ効果を利用した保冷
装置としては、例えば、特開平9−170862号公
報、特開平10−238922号公報等に記載されてい
るように、ペルチェ素子の吸熱側熱導体を収納庫の熱伝
導性材から成る冷却板(吸熱板)に当接させ、ペルチェ
効果により吸熱側熱導体を介して冷却板(吸熱板)を冷
却させ、収納庫内を冷却するようにした構成が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、前者の構成では、収納庫上に冷凍装置を備
え、後者の構成では、収納庫の側方、若しくは背方に冷
却装置を備えているため、これら冷凍装置、冷却装置が
収納庫の外装をデザインする際に支障を来たすことにな
る。したがって、収納庫の外装に所望のデザインを選択
することができず、単に、入れ物としてのデザインに止
まり、外観に劣る。
【0005】また、前者の冷却器(蒸発器)を用いた構
成では、収納庫内の温度を精密に調節し難い。一方、後
者の構成では、ペルチェ素子を用いることにより、収納
庫内の温度を精密に調節することはできるが、ペルチェ
素子は収納庫の冷却板(吸熱板)を直接冷却するため、
冷却効果に劣る。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題を解決
しようとするものであり、温度調節手段を収納容器の底
部に配置して収納容器の外装に任意のデザインを選択す
ることができて外観を向上させることができ、また、収
納容器内の温度を精密に調節することができ、しかも、
冷却、若しくは加熱の効率を向上させることができて飲
料を常にほぼ適温で注出することができるようにした飲
料注出装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の飲料注出装置は、飲料容器を取出し可能に収
納することができ、飲料容器収納部の下端部に開口部を
有し、任意の外装を有し、断熱性を有する収納容器と、
ペルチェ効果の利用により上記収納部内に上記開口部か
ら冷気、若しくは暖気を送出して冷却、若しくは加熱し
得る温度調節手段と、上記収納容器に設けられ、上記飲
料容器内の飲料を注出し得る注出コックとを備えたもの
である。
【0008】上記課題を解決するために本発明の他の飲
料注出装置は、上記構成において、飲料容器の底部を載
せる枠状の受部と、この受部に一体的に設けられた複数
本の脚部とから成り、飲料容器を浮かせた状態で支持す
る支持台を備えたものである。
【0009】そして、上記構成において、収納容器が、
飲料容器の下部を収納することができる下部収納部、飲
料容器の上部を収納し、下端部を上記下部収納部の上端
部外側に嵌合することができ、任意の外装を施した上部
収納部を有する収納容器本体と、上記下部収納部の上端
部を突出させた状態でその下方を収納し、温度調節手段
を排気可能に収納し、上記下部収納部に嵌合された上記
上部収納部を支持し得る筺体状のベースとを備えるのが
好ましい。
【0010】また、飲料容器収納部の開口部および温度
調節手段が飲料容器収納部の下端部における側部に設け
られるのが好ましく、この場合、飲料容器収納部の開口
部および温度調節手段における冷気、若しくは暖気の送
出部が冷気、若しくは暖気を上記飲料容器収納部の軸心
の回りに送出するような向きとなるように配置されるの
が好ましい。
【0011】上記のように構成された本発明によれば、
温度調節手段を収納容器の下端部に設けているので、収
納容器の外装に任意のデザインを選択することができ、
また、温度調節手段としてペルチェ効果を利用し、しか
も、冷気、若しくは暖気を循環させるので、収納容器内
の温度を精密に調節することができ、冷却効率、若しく
は加熱効率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の実
施形態について説明する。図1ないし図4は本発明の第
1の実施形態に係る飲料注出装置を示し、図1は一部破
断正面図、図2は平面図、図3は図1におけるベースの
左側面図、図4はベース、収納容器本体における下部収
納部および温度調節装置の一部切欠斜視図である。
【0013】図1ないし図4に示すように、飲料容器1
は、その一例として、ステンレス等により生ビール樽等
と同様に構成され、飲料容器本体2の口金3の内側にブ
ッシュ、バルブ、ダウンチューブ(いずれも図示省略)
等が備えられ、口金3にはディスペンスヘッド4が取り
付けられている。ディスペンスヘッド4の注出口5には
注出管6の一端が取付けられ、ディスペンスヘッド4の
注入口7には窒素ガス供給管8の一端が接続されてい
る。飲料容器1の上部スカート部9aには係止具10に
より窒素ガスボンベ11が係止され、窒素ガスボンベ1
1の減圧弁12に窒素ガス供給管8の他端が接続されて
いる。この飲料容器1には飲料の一例として生酒が充填
されるが、その場合、生ビールの充填と同様に、ディス
ペンスヘッド4、ブッシュ、バルブ、ダウンチューブを
利用して窒素ガスと共に生酒を飲料容器本体2内に充填
するようにしてもよく、若しくはディスペンスヘッド
4、ブッシュ、バルブ、ダウンチューブを口金3から外
し、生酒を飲料容器本体2内に充填した後、口金3にブ
ッシュ、バルブ、ダウンチューブ、ディスペンスヘッド
4を取付けるようにしてもよい。
【0014】飲料容器1を収納する収納容器13は収納
容器本体14と筐体状のベース15とから構成されてい
る。収納容器本体14は飲料容器1の下部を収納する下
部収納16と、飲料容器1の上部を収納する上部収納部
17とに分割されている。下部収納部16は発泡ウレタ
ン等の保温材(断熱材)18により円筒状に成形され、
断熱性が付与されている。上部収納部17は任意の外装
を有するような外殻に成形されるものであって、本実施
形態においては、こも被り(酒樽)の外装を有し、発泡
ウレンタ等の保温材(断熱剤)19の表面がナイロン等
の合成樹脂層20により被覆されるとともに、ナイロン
等の合成樹脂から成る付属物21が一体に設けられ、断
熱性が付与されている。上部収納部17はその下端部が
下部収納部16の上端部外側にシール状態で嵌合される
ように設定されている。
【0015】下部収納部16の下端側部には切欠部22
が形成され、この切欠部22に側面23、24と頂面2
5とから成る開口部26が連設されている。これら側面
23、24、頂面25は発泡ウレタン等の保温材(断熱
材)から成り、断熱性が付与されている。この開口部2
6はその軸心が下部収納部16の軸心に対して側方へず
らされるように配置されている。上部収納部16の中間
部側部には注出コック27の基部が取付けられている。
【0016】ベース15は金属製で筐体本体28と蓋体
29とから成り、平面においてほぼ正方形で扁平形状に
形成され、蓋体29の中央部には下部収納部16を挿通
させるための穴30が形成されている。そして、穴30
に下部収納部16が挿通され、その下面およびベース1
5内の隅部に配置された開口部26の側面23、24の
下面が筐体本体28の底面31上に接着等によりシール
状態に固定されている。下部収納部16における蓋体2
9からの上方突出部には上記のように上部収納部17の
下端部がシール状態に嵌合され、上部収納部17の下端
面が蓋体29の上面に設置されて支持されるようになっ
ている。開口部26の先端には支持部材32が取付けら
れる。この支持部材32は金属板33と発泡ウレタン等
の保温材(断熱材)34とから成り、断熱性が付与され
た状態で金属板33が開口部26の先端にこれを閉塞す
るように取付けられている。
【0017】支持部材32にはベース1内の隅部におい
て、温度調節装置35が設けられる。温度調節装置35
はペルチェ効果の利用により収納容器本体14内で冷気
を循環し得るように構成されている。その一例について
説明すると、ペルチェ素子36の吸熱面側に吸熱熱導体
37の一側面が当てられ、吸熱熱導体37の他側面側に
吸熱フィン38、吸熱ファン39が順次設けられてい
る。ペルチェ素子36の放熱面側には放熱フィン40、
放熱ファン41が順次設けられている。そして、ペルチ
ェ素子36および吸熱熱導体37が支持部材32に形成
された穴42に収められ、吸熱フィン38および吸熱フ
ァン39が開口部26内に突出されている。ベース15
の筐体本体28における側面43、44には温度調節装
置35の背方において吸・排気用の穴45が多数列設さ
れている。
【0018】筐体本体28内にはカバー46が取付けら
れ、このカバー46に電源および制御機器47が取付け
られている。そして、ペルチェ素子36は電源から電流
が供給されることにより、ペルチェ効果により内側の吸
熱面から外側の放熱面に向かう熱移動が生じ、吸熱熱導
体37を介して吸熱フィン38が冷却されるようになっ
ている。一方、吸熱ファン39が電源からの電流の供給
により駆動されると、収納容器本体14内の空気が吸熱
フィン38を通り、冷気となって吸熱ファン39から内
向きで下部収納部16の内側面に沿って送出されるよう
になっている。また、放熱ファン41が電源からの電流
の供給により駆動されると、外気が吸・排気用の穴45
から導入され、放熱フィン40を通り、放熱ファン41
から吸・排気用の穴45を経て背方へ排出され、ペルチ
ェ効果により放熱フィン40側へ移動した熱は外気によ
り放散されるようになっている。
【0019】筐体本体28の底板31上には下部収納部
16内において受皿48が設けられ、この受皿48上に
飲料容器1の下部スカート部9bが載せられるようにな
っている。この受皿48は底板31に固定することなく
設置しているが、底板31上に固定してもよい。
【0020】以上のように構成された本実施形態の飲料
注出装置において、以下、その動作について説明する。
まず、収納容器本体14における上部収納部17を下部
収納部16に嵌合する前の状態で、上記のように生酒を
充填してある飲料容器1の下部を下部収納部16内に挿
入し、飲料容器1の下部スカート部9bを受皿48上に
載せる。次に、上部収納部17を飲料容器1の上部に被
せるとともに、注出管6の他端を注出コック27の基部
に接続し、上部収納部17の下端部を下部収納部16の
上端部外側に嵌合して上部収納部17をベース15の蓋
体29上に支持させる。これにより、こも被りの外装を
有する飲料注出装置の組立てを完了する。
【0021】上記のように温度調節装置35の駆動によ
り収納容器本体14内の空気を吸熱フィン38に通過さ
せ、冷気として吸熱ファン39から内方へ送出する。こ
の冷気は収納容器本体14内でその内周面と飲料容器1
の外周面との間を通って下方から上方へ送られ、飲料容
器1およびその内部の生酒を冷却する。このとき、上記
のように冷気を収納容器本体14内に軸心の回りで送出
するので、冷気を比較的整然と飲料容器1の外表面に沿
って上方に循環させることができ、生酒の冷却効果を高
めることができる。好ましくは温度調節装置35を少し
上向きにして冷気を送出するように構成することによ
り、冷気を飲料容器1の外表面に沿って円滑に、かつ確
実に上昇させることができ、更に効果的に生酒等を冷却
することができる。また、上記温度調節装置35はペル
チェ素子36を用いているので、収納容器本体14内の
温度を比較的精密に調節することができる。しかも、家
庭用電源、自動車用電源を利用することができるので、
任意の場所で利用することができ、更には結露水の発生
も比較的少なくなる。
【0022】そして、窒素ガスボンベ11から窒素ガス
を窒素ガス供給管8、注入口7、飲料容器1内のバルブ
を介して飲料容器1内に供給し、飲料容器1内の生酒を
加圧してダウンチューブ、バルブ、注出口5、注出管6
を介して注出コック27まで供給しておく。したがっ
て、注出コック27の開閉により冷やされている生酒を
注出することができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図5および図6は本発明の第2の実施形態に係
る飲料注出装置を示し、図5は一部切欠正面図、図6は
平面図である。
【0024】本実施形態においては、図5、図6に示す
ように、収納容器本体14における上部収納部17の外
装が醸造タンクとなるように構成した点において上記第
1の実施形態とは異なり、その他の構成については上記
第1の実施形態と同様であるので、同一部分には同一符
号を付してその説明を省略し、主として構成の相違点に
ついて説明する。
【0025】本実施形態においては、上記のように上部
収納部17の外装が醸造タンクとなるように構成してい
る。この場合において、窒素ガスボンベ11の収納空間
を形成することができれば、上記第1の実施形態と同様
に、係止具10により窒素ガスボンベ11を飲料容器1
の上部スカート部9aに係止させることができる。しか
しながら、頂部の下方が円筒状に形成され、内部に収納
される飲料容器1の外周面との間隔が狭くなり、仮に、
飲料容器1を受皿48と共に一方に寄せても他方に窒素
ガスボンベ11の収納空間を形成することができない場
合には、窒素ガスボンベ11を飲料容器1における上部
スカート部9aの内側で上鏡49上に載せた状態で係止
具により上部スカート部9aに係止させることができ
る。なお、窒素ガスボンベ11は単に上部スカート部9
aの内側で上鏡49上に載せた状態で支持することもで
きる。
【0026】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図7は本発明の第3の実施形態に係る飲料注出
装置を示す一部切欠正面図である。
【0027】本実施形態においては、図7に示すよう
に、収納容器本体14の下部収納部16内において、ベ
ース15の底板31上に支持台50が設けられる。この
支持台50は飲料容器1の底部である下部スカート部9
bを載せる円形枠状の受部51と、この受部51に一体
に設けられた複数本の脚部52とから成り、飲料容器1
が下部収納部16内において底面を浮かせた状態に支持
され、飲料容器1およびその内部の生酒が温度調節装置
35から下部収納部16内に送出される冷気により下面
からも冷却されるように構成され、冷却効率が更に一
層、向上されるようになっている。その他の構成につい
ては上記第1の実施形態と同様であるので、同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】なお、上記実施形態においては、収納容器
13として、こも被り、醸造タンクの外装を施した場合
について説明したが、このほか、角樽、裸酒樽、酒蔵、
ひょうたん、徳利、杉玉等、酒に関係ある外装は勿論の
こと、その他の任意の外装を施すことができる。また、
収納容器本体14、開口部26の断熱構成については上
記実施形態に限定されるものではなく、金属、樹脂等か
ら成る外殻内に発泡ウレタンを充填してもよく、または
外殻内を空気層に形成し、或いは真空層に形成するな
ど、種々の断熱構造を採用することができる。また、収
納容器本体14は上下に分割することなく、扉を設けて
飲料容器1を取出し可能に収納するようにしてもよい。
また、収納容器本体14が断熱構造の底面を有していて
もよく、また、ベース15も上記構成に限定されるもの
ではなく、収納容器本体14の形状を選択することによ
り、不要とすることもできる。また、窒素ガスボンベ1
1は収納容器13外に設置することもできる。また、上
記実施形態においては、飲料容器1として、生ビール樽
と同様に構成した場合について説明したが、このほか、
加圧ガス注入口と飲料注出口とを分離して設けたシロッ
プタンクのタイプなど、種々のタイプの飲料容器を用い
ることができる。更に、上記実施形態においては、収納
容器13内に飲料容器1を収納して温度調節装置35を
冷却に用いているが、温度調節装置35はペルチェ素子
36に逆向きに電流を流すなどにより吸熱側と放熱側と
を逆にし、収納容器13内に暖気を循環させて所望の飲
料を加熱することもできる。このほか、本発明は、その
基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度調節手段を収納容器の下端部に設けけているので、収
納容器の外装に任意のデザインを選択することができ、
したがって、外観を向上させることができる。また、温
度調節手段としてペルチェ効果を利用し、しかも、冷
気、若しくは暖気を循環させるので、収納容器内の温度
を精密に調節することができ、冷却効率、若しくは加熱
効率を向上させることができ、したがって、飲料を常に
ほぼ適温で注出することができる。
【0030】また、飲料容器を支持台により浮かせた状
態で支持することにより、飲料容器およびその内部の飲
料の冷却効率、若しくは加熱効率を更に向上させること
ができる。
【0031】また、収納容器が、飲料容器の下部を収納
することができる下部収納部、飲料容器の上部を収納
し、下端部を上記下部収納部の上端部外側に嵌合するこ
とができ、任意の外装を施した上部収納部を有する収納
容器本体と、上記下部収納部の上端部を突出させた状態
でその下方を収納し、温度調節手段を排気可能に収納
し、上記下部収納部に嵌合された上記上部収納部を支持
し得る筺体状のベースとを備えることにより、外装を異
にする上部収納部を用いる場合でも、ベースを共通化し
て用いることができるので、低コスト化を図ることがで
きる。
【0032】また、飲料容器収納部の開口部および温度
調節手段を飲料容器収納部の下端部における側部に設け
ることにより、全体の高さを低くすることができる。
【0033】また、飲料容器収納部の開口部および温度
調節手段における冷気、若しくは暖気の送出部を冷気、
若しくは暖気が上記飲料容器収納部の軸心の回りに送出
されような向きとなるように配置することにより、収納
容器内で冷気、若しくは暖気を円滑に循環させることが
でき、冷却、若しくは加熱効率を更に一層向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る飲料注出装置を
示す一部破断正面図である。
【図2】同飲料注出装置を示す平面図である。
【図3】同飲料注出装置を示し、図1におけるベースの
左側面図である。
【図4】同飲料注出装置を示し、ベース、収納容器本体
における下部収納部および温度調節装置の一部切欠斜視
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る飲料注出装置を
示す一部切欠正面図である。
【図6】同飲料注出装置を示す平面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る飲料注出装置を
示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1 飲料容器 4 ディスペンスヘッド 11 窒素ガスボンベ 13 収納容器 14 収納容器本体 15 ベース 16 下部収納部 17 上部収納部 26 開口部 27 注出コック 35 温度調節装置 36 ペルチェ素子 37 吸熱熱導体 38 吸熱フィン 39 吸熱ファン 40 放熱フィン 41 放熱ファン 50 支持台
フロントページの続き (72)発明者 甲賀 篤志 東京都品川区東品川2丁目2番24号 ナス トーア株式会社内 Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 BB05 BB10 CC01 DD01 EE02 FF09 3L045 AA07 BA01 CA01 DA04 EA01 KA07 KA11 4B055 AA31 AA44 BA23 BA25 BA35 BA57 CA01 CA16 CA20 CA64 CA68 CA71 CA73 CB06 CB18 CB27 CB30 CC01 CC28 CC52 CD60 DA02 DA09 DB01 DB30 FA16 FA17 FB12 FC11 GA04 GB05 GC06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料容器を取出し可能に収納することが
    でき、飲料容器収納部の下端部に開口部を有し、任意の
    外装を有し、断熱性を有する収納容器と、ペルチェ効果
    の利用により上記収納部内に上記開口部から冷気、若し
    くは暖気を送出して冷却、若しくは加熱し得る温度調節
    手段と、上記収納容器に設けられ、上記飲料容器内の飲
    料を注出し得る注出コックとを備えた飲料注出装置。
  2. 【請求項2】 飲料容器の底部を載せる枠状の受部と、
    この受部に一体的に設けられた複数本の脚部とから成
    り、飲料容器を浮かせた状態で支持する支持台を備えた
    請求項1記載の飲料注出装置。
  3. 【請求項3】 収納容器が、飲料容器の下部を収納する
    ことができる下部収納部、飲料容器の上部を収納し、下
    端部を上記下部収納部の上端部外側に嵌合することがで
    き、任意の外装を施した上部収納部を有する収納容器本
    体と、上記下部収納部の上端部を突出させた状態でその
    下方を収納し、温度調節手段を排気可能に収納し、上記
    下部収納部に嵌合された上記上部収納部を支持し得る筺
    体状のベースとを備えた請求項1または2記載の飲料注
    出装置。
  4. 【請求項4】 飲料容器収納部の開口部および温度調節
    手段が飲料容器収納部の下端部における側部に設けられ
    た請求項1ないし3のいずれかに記載の飲料注出装置。
  5. 【請求項5】 飲料容器収納部の開口部および温度調節
    手段における冷気、若しくは暖気の送出部が冷気、若し
    くは暖気を上記飲料容器収納部の軸心の回りに送出する
    ような向きとなるように配置された請求項4記載の飲料
    注出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8955336B2 (en) 2009-09-09 2015-02-17 Strauss Water Ltd. Temperature control system for a liquid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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