JP2001030799A - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2001030799A
JP2001030799A JP2000131072A JP2000131072A JP2001030799A JP 2001030799 A JP2001030799 A JP 2001030799A JP 2000131072 A JP2000131072 A JP 2000131072A JP 2000131072 A JP2000131072 A JP 2000131072A JP 2001030799 A JP2001030799 A JP 2001030799A
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Masaru Kawamoto
勝 川本
Kiyoshi Hayakawa
清 早川
Masaharu Fukushima
正治 福島
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の表示を反射ミラーにより反射させて
反射ミラー上に遠方表示される表示部の虚像を視認させ
るようにした車両用計器において、表示部からの像光に
よって照らされる計器のハウジングの内面部分の虚像が
表示部の虚像とダブって反射ミラー上で視認されてしま
うのを、低コストでかつ確実に防止する。 【解決手段】 ハウジング3内に収容した表示デバイス
5の表示面5aに表示される計器像の像光が照射される
ハウジング3の底面3bのうち、そこで計器像が反射さ
れるとその反射光が反射ミラー7に向かうような、ハウ
ジング3の後部寄り部分に、計器像の像光を反射してそ
の光路を変更させる光路変更部11をハウジング3と一
体に膨出形成し、この光路変更部11により計器像の像
光を、開口部3aを介してハウジング3の内部から外部
のアイポイントI以外の部分に向かうように変更させる
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、走行速度
計やエンジン回転数計といった車両の走行状態に関する
各種情報を表示する車両用計器に係り、詳しくは、表示
部に表示された各種情報の虚像を反射ミラー上にて視認
させる車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両のインストルメントパネ
ルに設けられる、走行速度計やエンジン回転数計、燃料
計、水温計等の計器が集約化されたコンビネーションメ
ータにおいては、フロントガラスを透した前方視界から
計器の表示に視線を移した際に、距離感があまり違うと
焦点が合わせにくくなってしまうので、運転者の目の位
置であるアイポイントから表示部までの距離をできるだ
け長くすることが好ましい。
【0003】しかし、ダッシュボードの奥行きをさほど
確保できないという車両の構造上、表示部をダッシュボ
ードの奥深くに配置してアイポイントとの距離を長くす
るには限界がある。
【0004】そこで実際には、図5に断面図で示すよう
に、車両のダッシュボードD内に組み込んだ計器21の
ハウジング23の内部に、反射面25aをアイポイント
I側に向けて反射ミラー25を配置すると共に、車両の
走行状態に関する各種情報が表示される表示部27の表
示面27aをアイポイントI側とは反対側に向けて配置
し、表示部27の表示を反射ミラー25の反射面25a
により反射させて、反射ミラー25の後方に遠方表示さ
れる、図5中破線で示す表示部27の虚像Xを視認させ
るようにしている。
【0005】これにより、図5中細線で示すように、ア
イポイントIから表示部27までの光路を、アイポイン
トIと表示部27との実際の直線距離よりも長くして、
前方視界から視線を移す際の焦点合わせを容易に行える
ようにすることができる。
【0006】ところで、上述したように反射ミラー25
上の表示部27の虚像を視認させる計器21において
は、表示部27からの像光が一般に拡散光であることか
ら、表示部27からの像光が、図5中一点鎖線や二点鎖
線で光路を示すように、反射ミラー25ではなく周辺の
ハウジング23の内面23aにも照射されることがあ
り、さらに、図5中二点鎖線で示す光路のように、その
ような像光がハウジング23の内面23aで反射して反
射ミラー25の反射面25aに照射され、さらに反射ミ
ラー25により反射されてアイポイントIに達すること
がある。
【0007】そして、このようなことが生じると、アイ
ポイントIから反射ミラー25に視線を向けた際に、表
示部27からの像光によって照らされたハウジング23
の内面23a部分の虚像が、表示部27から反射ミラー
25に直接照射された像光による表示部27の本来の虚
像にダブって、反射ミラー25上で視認されてしまい、
表示部27の本来の虚像の視認性を損わせる原因になっ
てしまうので、問題である。
【0008】そこで従来は、表示部27からの像光が照
射されるとその反射光が反射ミラー25に到達してしま
うような部分が計器のハウジング23の内面23aにあ
る場合に、その内面23a部分に、植毛シート(図示せ
ず)を貼着したり、艶消し塗装(図示せず)を施したり
して、この植毛シートや艶消し塗装によって、表示部2
7からの像光が反射ミラー25に向けて反射されてしま
うのを防ぐようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハウジ
ング23の内面に植毛シートを貼着する従来技術には、
植毛シートとその貼着作業とを必要とする分コスト高に
なってしまうという不具合があり、また、ハウジング2
3の内面23aに艶消し塗装を施す従来技術には、完璧
な艶消し面を塗装で仕上げることが事実上不可能なこと
から、反射ミラー25に向かう表示部27からの像光の
反射を完全に無くすことができないという不具合があっ
た。
【0010】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、アイポイントから表示部までの光路を
長くするために、表示部の表示を反射ミラーにより反射
させて反射ミラー上に遠方表示される表示部の虚像を視
認させるようにした車両用計器において、表示部からの
像光によって照らされる計器のハウジングの内面部分の
虚像が、表示部の虚像とダブって反射ミラー上で視認さ
れてしまうのを、低コストでかつ確実に防止することが
できる車両用計器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の車両用計器は、ハウジング
内に収容した表示部に表示される車両の走行状態に関す
る各種情報の像光を、前記ハウジング内に収容した反射
ミラーにより反射させ、前記ハウジングの開口部を介し
て該ハウジングの外部のアイポイントから、前記反射ミ
ラー上の前記各種情報の虚像を視認させる車両用計器に
おいて、前記各種情報の像光が照射される前記ハウジン
グの内面のうち、該内面に照射された後に前記反射ミラ
ーに向かって反射する像光成分が照射されるハウジング
内面部分に、光路変更部を一体に形成し、前記光路変更
部により、前記ハウジング内面部分に照射される前記像
光成分の光路を、少なくとも、該光路が最終的に前記開
口部を介して前記ハウジングの内部から外部に出射し前
記アイポイントに向かうようになる方向とは異なる方向
に変更させるようにしたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載した本発明の車両用
計器は、請求項1に記載した本発明の車両用計器におい
て、前記光路変更部が、前記ハウジング内面部分に照射
される前記像光成分の光路を、前記開口部を介して前記
ハウジングの外部のうち前記アイポイントを除く箇所に
直接向かう方向に変更させるものとした。
【0013】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用計器は、請求項1又は2に記載した本発明の車両用計
器において、前記光路変更部が、前記表示部に対して接
近離間する方向に沿って複数の第1反射面と複数の第2
反射面とを交互に配列して構成されており、前記第1反
射面が、該第1反射面に照射された前記表示部からの前
記各種情報の像光を、前記第1反射面の前記表示部側に
隣接する前記第2反射面に向けて反射させるように構成
されており、前記第2反射面が、少なくとも、最終的に
前記開口部を介して前記ハウジングの内部から外部に向
けて出射する方向が、前記アイポイントに向かう方向と
は異なる方向となるように、前記第2反射面に照射され
た前記第1反射面からの前記各種情報の像光の光路を変
更させるように構成されており、前記表示部からの前記
各種情報の像光の光路に対する前記第2反射面の角度
が、前記表示部からの前記各種情報の像光が直接照射不
能な値に設定されているものとした。
【0014】また、請求項4に記載した本発明の車両用
計器は、請求項3に記載した本発明の車両用計器におい
て、前記アイポイントから前記第1反射面に向かう視線
に対する該第1反射面の角度が、該視線が前記第1反射
面により反射された後に前記表示部に向かうことのない
値に設定されているものとした。
【0015】さらに、前記目的を達成するため請求項5
に記載した本発明の車両用計器は、ハウジング内に収容
した表示部に表示される車両の走行状態に関する各種情
報の像光を、前記ハウジング内に収容した反射ミラーに
より反射させ、前記ハウジングの開口部を介して該ハウ
ジングの外部のアイポイントから、前記反射ミラー上の
前記各種情報の虚像を視認させる車両用計器において、
前記各種情報の像光が照射される前記ハウジングの内面
のうち、該内面に照射された後に前記反射ミラーに向か
って反射する像光成分が照射されるハウジング内面部分
に、遮光片を立設し、前記遮光片により、前記ハウジン
グ内面部分のうち、前記表示部に対して接近離間する方
向において前記遮光片よりも前記反射ミラー側に位置す
る第1領域に対して前記表示部から向かう前記像光成分
を遮ると共に、前記ハウジング内面部分のうち、前記表
示部に対して接近離間する方向において前記遮光片より
も前記表示部側に位置する第2領域に前記表示部から照
射されて前記反射ミラーに向けて反射される前記像光成
分を遮るようにしたことを特徴とする。
【0016】また、請求項6に記載した本発明の車両用
計器は、請求項5に記載した本発明の車両用計器におい
て、前記遮光片が、前記表示部に対して接近離間する方
向に間隔をおいて前記ハウジング内面部分に複数立設さ
れており、各遮光片が前記表示部から向かう前記像光成
分を遮る前記第1領域と、各遮光片の前記反射ミラー側
に配置された隣りの遮光片が前記表示部から照射されて
前記反射ミラーに向けて反射される前記像光成分を遮る
前記第2領域とが、前記表示部に対して接近離間する方
向において少なくとも連続するように、各遮光片が構成
されているものとした。
【0017】さらに、請求項7に記載した本発明の車両
用計器は、請求項5又は6に記載した本発明の車両用計
器において、前記遮光片の先端部が、前記表示部に臨む
第1斜面を有しており、前記ハウジング内面部分に対す
る前記第1斜面のなす角度は、前記遮光片の立設方向に
おける前記反射ミラーの前記ハウジング内面部分から最
も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前記
ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい角
度に設定されているものとした。
【0018】また、請求項8に記載した本発明の車両用
計器は、請求項5、6又は7に記載した本発明の車両用
計器において、前記遮光片の先端部が、前記反射ミラー
に臨む第2斜面を有しており、前記ハウジング内面部分
に対する前記第2斜面のなす角度は、前記遮光片の立設
方向における前記表示部の前記ハウジング内面部分から
最も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前
記ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい
角度に設定されているものとした。
【0019】請求項1に記載した本発明の車両用計器に
よれば、表示部を内部に収容するハウジングの内面のう
ち光路変更部が形成された内面部分に、表示部に表示さ
れた車両の走行状態に関する各種情報の像光のうち一部
の像光成分が照射されると、この光路変更部がなければ
本来、このハウジング内面部分により反射されて、最終
的に開口部を介してハウジングの内部から外部に出射し
アイポイントに向かってしまうはずの、その像光成分の
光路が、実際には光路変更部により変更されて、最終的
にその像光成分が反射ミラーで反射された後にアイポイ
ントに到達することがなくなる。
【0020】また、請求項2に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項1に記載した本発明の車両用計器
において、光路変更部が形成されたハウジング内面部分
に照射される表示部からの各種情報の像光成分の光路
が、開口部を介してハウジングの外部のうちアイポイン
トを除く箇所に直接向かう方向に変更されることから、
ハウジング内面部分、開口部、及び、アイポイントの3
つの相対位置のみによって、光路変更部が設計されるこ
とになる。
【0021】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用計器によれば、請求項1又は2に記載した本発明の車
両用計器において、光路変更部が形成されたハウジング
内面部分に照射される像光成分の光路の光路変更部によ
る変更が、第1反射面による第2反射面への反射と、第
2反射面によるアイポイント以外の箇所への反射とによ
って行われるようにした場合、この第2反射面に表示部
からの各種情報の像光が直接照射されることがないこと
から、表示部からの各種情報の像光が第2反射面により
反射されて反射ミラーに達し、この反射ミラーによりさ
らに反射されてアイポイントに向かうこともない。
【0022】また、請求項4に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項3に記載した本発明の車両用計器
において、表示部からの各種情報の像光を第2反射面に
向けて反射させる第1反射面にアイポイントからの視線
を向けても、この第1反射面により反射されてその視線
が表示部に向かうことがないことから、アイポイントか
ら反射ミラーに向けた視線の視野内に第1反射面が位置
しているとしても、表示部からの各種情報の像光が第1
反射面により反射されてアイポイントに向かうこともな
い。
【0023】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用計器によれば、表示部を内部に収容するハウジングの
内面のうち遮光片が立設された内面部分に、表示部に表
示された車両の走行状態に関する各種情報の像光のうち
一部の像光成分が照射されると、この遮光片がなければ
本来、このハウジング内面部分により反射されて反射ミ
ラーに達し、この反射ミラーでの反射により最終的に開
口部を介してハウジングの内部から外部に出射しアイポ
イントに向かってしまうはずの、その像光成分のうち、
各遮光片よりも反射ミラー側に位置する第1領域に向か
う像光成分が、実際には遮光片により遮られて第1領域
に照射されず、かつ、各遮光片よりも表示部側に位置す
る第2領域に照射されて反射ミラーに向けて反射される
像光成分が、実際には遮光片により遮られて反射ミラー
に達しなくなるので、遮光片が立設されたハウジングの
内面部分で反射された表示部からの像光成分が、反射ミ
ラーで反射されて最終的に開口部を介してハウジングの
内部から外部に出射しアイポイントに向かうことがな
い。
【0024】また、請求項6に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項5に記載した本発明の車両用計器
において、表示部からの像光成分が照射されると反射ミ
ラーに向けて反射されてしまうハウジング内面部分に、
表示部に対して接近離間する方向に間隔をおいて複数立
設された各遮光片により、表示部からの像光成分が、ハ
ウジング内面部分のうちその遮光片よりも反射ミラー側
に位置する第1領域に照射される前に遮光されると共
に、この第1領域と表示部に対して接近離間する方向に
おいて少なくとも連続する第2領域で反射されて反射ミ
ラーに達する前に、その遮光片の反射ミラー側に配置さ
れた隣りの遮光片により遮光されることになる。
【0025】さらに、請求項7に記載した本発明の車両
用計器によれば、請求項5又は6に記載した本発明の車
両用計器において、表示部に臨む遮光片の第1斜面に表
示部からの像光成分が照射されても、第1斜面で反射さ
れた後の像光成分は反射ミラーに達しないので、遮光片
の第1斜面に照射された表示部からの像光成分が、反射
ミラーで反射されて最終的に開口部を介してハウジング
の内部から外部に出射しアイポイントに向かうことがな
い。
【0026】また、請求項8に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項5、6又は7に記載した本発明の
車両用計器において、表示部からの像光成分は遮光片の
第2斜面に照射されないので、遮光片の第2斜面が反射
ミラーに臨んでいても、表示部からの像光成分が、第2
斜面及び反射ミラーで反射されて最終的に開口部を介し
てハウジングの内部から外部に出射しアイポイントに向
かうことがない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用計器の実施
形態を図面に基づいて説明する。
【0028】図1は本発明の第1実施形態に係る車両用
計器の断面図であり、図1中引用符号1で示す第1実施
形態の車両用計器は、車両のステアリングホイール(図
示せず)の後方のダッシュボードD箇所に組み込まれ
て、運転席(図示せず)に座った運転者(図示せず)の
目の位置であるアイポイントIから表示が見えるように
配置されている。
【0029】そして、第1実施形態の車両用計器1は、
発光表示型の表示デバイス5(表示部に相当)と、この
表示デバイス5により表示される像の像光を反射させる
反射ミラー7と、これら表示デバイス5及び反射ミラー
7が内部に収容されるハウジング3等を備えている。
【0030】前記ハウジング3の前部には、ダッシュボ
ードDに露出するように開口部3aが形成されており、
この開口部3aは、例えばスモーク等の暗色に着色され
た半透明の前面カバー9により覆われている。
【0031】そして、開口部3aを透してアイポイント
Iからハウジング3の内部に向かう視線上に位置するハ
ウジング3内の部分が、普通の明るさ程度では、開口部
3aを覆う前面カバー9による減光作用により、暗くて
見通せなくなるように、ハウジング3の内面は黒色等の
暗色系に着色されている。
【0032】前記表示デバイス5は、開口部3aの真下
のハウジング3箇所に配置されていて、その表示面5a
をハウジング3の後部側に向けており、表示デバイス5
が作動することで、走行速度計やエンジン回転数計、燃
料計、水温計といった車両の走行状態に関する各種情報
を表示する計器の像が、表裏反転させたネガティブ状態
で表示面5a上に発光表示される。
【0033】前記反射ミラー7は、ハウジング3の後部
寄り箇所に配置されていて、少なくとも上下方向が凹状
に若干湾曲したその反射面7aをハウジング3の前部側
に向けており、表示デバイス5からの計器像が反射面7
aに直接照射されると、その反射光がハウジング3の開
口部3aを介してアイポイントIに到達するように構成
されている。
【0034】そして、前記ハウジング3の底面3bのう
ち後部寄りの部分には、略フレネルレンズ型の光路変更
部11が一体に膨出形成されており、この光路変更部1
1は、詳しくは、ハウジング3の前後方向(表示部に対
して接近離間する方向に相当)に沿って複数の第1反射
面11aと複数の第2反射面11bとを交互に配列して
構成されている。
【0035】そして、第1反射面11aは、図1中二点
鎖線で光路を示す、第1反射面11aに照射された表示
デバイス5からの計器像の像光を、図2に説明図で示す
ように、第1反射面11aの表示デバイス5側に隣接す
る第2反射面11bに向けて反射させるように構成され
ている。
【0036】また、第2反射面11bは、図1に示すよ
うに、この第2反射面11bにより反射された後に開口
部3aを介してハウジング3の内部から外部に向けて出
射する計器像の像光の光路が、少なくともアイポイント
I以外の部分に向かうように、図2に示すように、第2
反射面11bに照射された第1反射面11aからの計器
像の像光の光路を変更させるように構成されている。
【0037】尚、アイポイントIから第1反射面11a
に向かう視線に対するこの第1反射面11aの角度は、
その視線が第1反射面11aにより反射された後に表示
デバイス5の表示面5aに向かうことのない値に設定さ
れており、表示デバイス5からの計器像の像光の光路に
対するこの第2反射面11bの角度は、表示デバイス5
からの計器像の像光が直接照射不能な値に設定されてい
る。
【0038】次に、上述のように構成された第1実施形
態の車両用計器1の、特に、表示デバイス5の表示面5
aに計器像が発光表示された際の作用について説明す
る。
【0039】表示デバイス5の表示面5aに計器像が発
光表示されると、その像光は拡散光となってハウジング
3の後部側に出射し、大半の像光は反射ミラー7の反射
面7aに達しここで反射されて、ハウジング3の開口部
3aを覆う前面カバー9を透過してアイポイントIに達
する。
【0040】そして、反射ミラー7の反射面7aが鏡面
であり、ここでの反射に際して計器像の像光が殆ど減衰
しないことから、反射面7aに映る表示デバイス5の虚
像Xの光量は、前面カバー9により減衰されても十分ア
イポイントIから透視可能な光量となり、したがって、
アイポイントIから前面カバー9を透して反射ミラー7
の反射面7aに視線を向けると、図1中破線で示すよう
に、反射ミラー7の後方に遠方表示される表示デバイス
5やその計器像の虚像Xが視認されることになる。
【0041】また、表示デバイス5の表示面5aに発光
表示されて拡散光となりハウジング3の後部側に出射し
た計器像の像光の一部は、図1中一点鎖線や二点鎖線で
光路を示すように、反射ミラー7ではなくその手前に位
置するハウジング3の底面3bにも照射される。
【0042】この底面3bに照射される計器像の像光の
うち、図1中一点鎖線で光路を示す、ハウジング3の前
部寄りの底面3b部分に照射された像光成分は、この底
面3b部分で反射して、アイポイントIからは直接視認
できないハウジング3の天井面3cに向かい、反射ミラ
ー7の反射面7aには達しない。
【0043】また、底面3bに照射される計器像の像光
のうち、図1中二点鎖線で光路を示す、ハウジング3の
後部寄りの底面3b部分に向かう光路成分は、光路変更
部11の各第1反射面11aに照射されて、これら各第
1反射面11aから表示デバイス5側に隣接する各第2
反射面11bに向けて反射され、さらに、これら各第2
反射面11bにより反射されて、アイポイントIとは異
なる方向に向けて、開口部3aを介してハウジング3の
内部から外部に出射し、これもまた、反射ミラー7の反
射面7aには達しない。
【0044】尚、ハウジング3の底面3bは、その後部
寄り部分に膨出形成された光路変更部11を含んで、黒
色等の暗色系に着色されており、表示デバイス5の表示
面5aに発光表示された計器像の像光がハウジング3の
底面3bに照射されても、この底面3bでの反射に際し
て像光が減衰することから、前面カバー9を透してアイ
ポイントIからハウジング3の底面3bが直接視認され
ることはない。
【0045】また、光路変更部11の第2反射面11b
に表示デバイス5からの計器像の像光が直接照射されな
いことから、この第2反射面11bで反射された計器像
の像光が反射ミラー7の反射面7aで反射されてアイポ
イントIに達することがない。
【0046】したがって、アイポイントIから反射ミラ
ー7に視線を向けた際に、表示デバイス5からの像光に
よって照らされた第2反射面11bの虚像が、表示デバ
イス5から反射ミラー7に直接照射された像光による表
示デバイス5の本来の虚像Xにダブって、反射ミラー7
上で視認されてしまい、表示デバイス5の本来の虚像X
の視認性を損わせることもない。
【0047】さらに、光路変更部11の第1反射面11
aにアイポイントIから視線を向けても、その視線が第
1反射面11aで反射されて表示デバイス5に向かうこ
とがないことから、アイポイントIから第1反射面11
aに視線を向けても表示デバイス5の虚像が第1反射面
11a上で視認されることがない。
【0048】したがって、アイポイントIから前面カバ
ー9に視線を向けた際に第1反射面11aがその視界上
に入ったとしても、反射ミラー7上で視認される表示デ
バイス5の本来の虚像Xとは別に、第1反射面11a上
で表示デバイス5の虚像が視認されて、表示デバイス5
の本来の虚像Xの視認性を損わせることはない。
【0049】このように第1実施形態によれば、ハウジ
ング3内に収容した表示デバイス5の表示面5aに表示
される計器像の像光を、ハウジング3内に収容した反射
ミラー7により反射させ、ハウジング3の前部に設けた
開口部3aを介してこのハウジング3の外部のアイポイ
ントIから、反射ミラー7上の計器像の虚像Xを視認さ
せる車両用計器1において、次のような構成を採用し
た。
【0050】即ち、計器像の像光が照射されるハウジン
グ3の底面3bのうち、そこで計器像が反射されるとそ
の反射光が反射ミラー7に向かうような、ハウジング3
の後部寄り部分に、計器像の像光を反射してその光路を
変更させる光路変更部11をハウジング3と一体に膨出
形成し、この光路変更部11により計器像の像光を、開
口部3aを介してハウジング3の内部から外部のアイポ
イントI以外の部分に向かうように変更させる構成とし
た。
【0051】このため、表示デバイス5の表示面5aか
ら拡散光となって出射された計器像の像光が、ハウジン
グ3の後部寄りの底面3b部分に照射されても、光路変
更部11による計器像の像光の光路の変更により、その
底面3b部分で計器像の像光が反射されて反射ミラー7
の反射面7aに照射されるのが防止される。
【0052】したがって、アイポイントIから反射ミラ
ー7に視線を向けた際に、表示デバイス5の本来の虚像
Xとは異なる虚像が反射ミラー7上でダブって視認され
るのを防ぎ、ハウジング3の後部寄りの底面3b部分に
艶消し塗装を施す従来に比べて、表示デバイス5の表示
面5aから直接照射された計器像の像光による表示デバ
イス5の本来の虚像Xのみを確実に、反射ミラー7上で
視認性良く表示させることができる。
【0053】しかも、光路変更部11がハウジング3に
一体に膨出形成されていることから、ハウジング3の後
部寄りの底面3b部分に植毛シートを貼着する従来に比
べて、部品コスト並びに貼着作業に伴う製造コストをい
ずれも不要として、不要な虚像が表示デバイス5の本来
の虚像Xにダブって反射ミラー7上で視認されてしまう
のを防ぐ構造を、安価に実現することができる。
【0054】尚、アイポイントIから第1反射面11a
に向かう視線に対するこの第1反射面11aの角度を、
その視線が第1反射面11aにより反射された後に表示
デバイス5の表示面5aに向かうことのない値に設定す
るという構成は、採用しなくてもよい。
【0055】しかし、第1実施形態のようにこの構成を
採用すれば、アイポイントIから反射ミラー7に向けた
視線の視野内に第1反射面11aが位置していても、第
1反射面11a上で表示デバイス5の虚像が視認される
ことがなく、そのため、反射ミラー7上で視認される表
示デバイス5の本来の虚像Xとは別に、第1反射面11
a上で表示デバイス5の虚像が視認されてしまうのを防
ぎ、表示デバイス5の本来の虚像Xの視認性が損われな
いようにすることができるので、有利である。
【0056】また、表示デバイス5からの計器像の像光
が直接照射不能なように第2反射面11bを構成するの
は、採用しなくてもよいが、第1実施形態のようにこの
構成を採用すれば、表示デバイス5からの計器像の像光
が第2反射面11bで反射されて反射ミラー7に照射さ
れることがなく、そのため、表示デバイス5から直接照
射された計器像の像光による表示デバイス5の本来の虚
像Xと、表示デバイス5からの計器像の像光によって照
らされた第2反射面11bの不要な虚像とが、反射ミラ
ー7上でダブって視認されてしまうのを防ぎ、表示デバ
イス5の本来の虚像Xの視認性が損われないようにする
ことができるので、有利である。
【0057】さらに、表示デバイス5の表示部5aから
出射された計器像の像光の光路を光路変更部11により
変更させる方向は、開口部3aを介してハウジング3の
内部から外部のアイポイントI以外の部分に向かう方向
に限らず、反射ミラー7の反射面7aで反射された計器
像の像光が最終的に、ハウジング3の外部のアイポイン
トI以外の部分に向かうのであれば、反射ミラー7の反
射面7aに向けて計器像の像光を反射させるような、ハ
ウジング3の天井面3c等の方向であってもよい。
【0058】しかし、第1実施形態のように、開口部3
aを介してハウジング3の内部から外部のアイポイント
I以外の部分に向かう方向に計器像の像光の光路を変更
させるように光路変更部11を構成すれば、光路変更部
11を、ハウジング3の後部寄りの底面3b部分、開口
部3a、及び、アイポイントIの3つの相対位置のみに
よって設計することができ、例えば、ハウジング3の天
井面3c等、その他の部分を考慮に入れる必要がない分
だけ、光路変更部11の設計を容易にすることができる
ので、有利である。
【0059】また、光路変更部11は、第1実施形態の
ような、表示デバイス5の表示部5aから出射された計
器像の像光を反射させる複数の第1反射面11aと、各
第1反射面11aで反射された計器像の像光をさらに反
射させる複数の第2反射面11bとを、ハウジング3の
前後方向に交互に配列した、略フレネルレンズ型のもの
に限らず、表示デバイス5の表示部5aから直接照射さ
れた計器像の像光の光路を、アイポイントIに向けて反
射されるような角度で反射ミラー7の反射面7aに向け
て反射させないように変更させるものであれば、任意で
ある。
【0060】次に、本発明の第2実施形態に係る車両用
計器を、図3及び図4を参照して説明する。
【0061】図3は本発明の第2実施形態に係る車両用
計器の断面図であり、図3中引用符号1Aで示す第2実
施形態の車両用計器は、ハウジング3の反射ミラー7よ
りも表示デバイス5側の底面3b部分に、ハウジング3
の前後方向(表示部に対して接近離間する方向に相当)
に間隔をおいて複数の遮光リブ13,13,…(遮光片
に相当)が立設されている点において、図1に示す第1
実施形態の車両用計器1とは構成が異なっており、その
他の点については第1実施形態の車両用計器1と同様に
構成されている。
【0062】そして、前記各遮光リブ13は、図4に説
明図で示すように、自身の反射ミラー7側に位置する第
1領域3b1 に向かう表示デバイス5からの計器像の像
光成分を照射前に遮光すると共に、自身の表示デバイス
5側に位置する第2領域3b 2 に照射されて反射された
表示デバイス5からの計器像の像光成分を遮光するよう
に構成されている。
【0063】ちなみに、前記第1領域3b1 とは、そこ
に表示デバイス5からの計器像の像光が照射されると反
射ミラー7に向けて反射されてしまう領域のことであ
り、前記第2領域3b2 とは、そこに照射された表示デ
バイス5からの計器像の像光の反射光が反射ミラー7に
向かってしまう領域のことである。
【0064】尚、各遮光リブ13の前後間隔及び立設高
さは、各遮光リブ13が、照射前に表示デバイス5から
の計器像の像光成分を遮光する第1領域3b1 と、その
遮光リブ13の反射ミラー7側に配置された隣の遮光リ
ブ13が、反射後の反射ミラー7に向かう表示デバイス
5からの計器像の像光成分を遮光する第2領域3b2
が連続するように設定されている。
【0065】また、各遮光リブ13の先端は、前後方向
の中間を頂点とする表示デバイス5側及び反射ミラー7
側の2つの斜面13a,13bによって構成されてお
り、ハウジング3の底面3bに対する遮光リブ13の斜
面13a(第1斜面に相当)の傾斜角θC (ハウジング
内面部分に対する第1斜面のなす角度に相当)は、その
遮光リブ13に対応する第2領域3b2 と、その遮光リ
ブ13の表示デバイス5側に配置された隣の遮光リブ1
3に対応する第1領域3b1 との境界箇所に照射され
た、表示デバイス5からの計器像の像光の反射光の、ハ
ウジング3の底面3bに対する傾斜角θA よりも、大き
い角度に設定されている。
【0066】この傾斜角θA は、換言すると、ハウジン
グ3の底面3bから遮光リブ13の立設方向において最
も離間した反射ミラー7の図3中上端と、各遮光リブ1
3の先端とを結ぶ線の、ハウジング3の底面3bに対す
る傾斜角でもある。
【0067】一方、図4に示すように、ハウジング3の
底面3bに対する遮光リブ13の斜面13b(第2斜面
に相当)の傾斜角θD (ハウジング内面部分に対する第
2斜面のなす角度に相当)は、その遮光リブ13に対応
する第1領域3b1 と、その遮光リブ13の反射ミラー
7側に配置された隣の遮光リブ13に対応する第2領域
3b2 との境界箇所に照射された、表示デバイス5から
の計器像の像光の反射光の、ハウジング3の底面3bに
対する傾斜角θB よりも、大きい角度に設定されてい
る。
【0068】この傾斜角θB は、換言すると、ハウジン
グ3の底面3bから遮光リブ13の立設方向において最
も離間した表示デバイス5の図3中上端と、各遮光リブ
13の先端とを結ぶ線の、ハウジング3の底面3bに対
する傾斜角でもある。
【0069】上述のように構成された第2実施形態の車
両用計器1Aでは、第1実施形態の車両用計器1と同様
に、表示デバイス5の表示面5aに計器像が発光表示さ
れると、拡散光となってハウジング3の後部側に出射す
るその像光の大半は、反射ミラー7の反射面7aで反射
されて前面カバー9を透過しアイポイントIに達するの
で、アイポイントIから反射ミラー7の反射面7aに視
線を向けると、図3中破線で示すように、反射ミラー7
の後方に遠方表示される表示デバイス5やその計器像の
虚像Xが視認されることになる。
【0070】一方、表示デバイス5の表示面5aから拡
散光となってハウジング3の後部側に出射し、図3中二
点鎖線で光路を示すように、反射ミラー7の手前に位置
するハウジング3の底面3b部分に照射される計器像の
像光の一部は、各遮光リブ13により遮光されてその遮
光リブ13の反射ミラー7側に位置する第1領域3b 1
には照射されず、第1領域3b1 よりもさらに反射ミラ
ー7側に位置する第2領域3b2 にのみ照射されて反射
される。
【0071】しかし、第2領域3b2 で反射された計器
像の像光は、第2領域3b2 の反射ミラー7側に配置さ
れた遮光リブ13により遮光されて反射ミラー7の反射
面7aには達しない。
【0072】尚、ハウジング3の底面3bは、遮光リブ
13を含んで、黒色等の暗色系に着色されており、表示
デバイス5の表示面5aに発光表示された計器像の像光
がハウジング3の底面3bに照射されても、この底面3
bでの反射に際して像光が減衰することから、前面カバ
ー9を透してアイポイントIからハウジング3の底面3
bが直接視認されることはない。
【0073】また、ハウジング3の底面3bに対する遮
光リブ13の斜面13aの傾斜角θ C が、その遮光リブ
13の先端と反射ミラー7の図3中上端とを結ぶ線の、
ハウジング3の底面3bに対する傾斜角θA よりも、大
きい角度に設定されていることから、表示デバイス5の
表示面5aからの計器像の像光が照射される遮光リブ1
3の斜面13aでの反射光は、反射ミラー7の反射面7
aには到達せず、したがって、反射面7aで反射されて
前面カバー9を透過しアイポイントIに達することがな
い。
【0074】さらに、ハウジング3の底面3bに対する
遮光リブ13の斜面13bの傾斜角θD が、その遮光リ
ブ13の先端と表示デバイス5の図3中上端とを結ぶ線
の、ハウジング3の底面3bに対する傾斜角θB より
も、大きい角度に設定されていることから、反射ミラー
7の反射面7aに写り込んでアイポイントIから反射ミ
ラー7に向けた視線上に虚像が表示される遮光リブ13
の斜面13bに、表示デバイス5の表示面5aからの計
器像の像光が照射されて、斜面13bの虚像が目立って
視認されることがない。
【0075】このように第2実施形態によれば、ハウジ
ング3内に収容した表示デバイス5の表示面5aに表示
される計器像の像光を、ハウジング3内に収容した反射
ミラー7により反射させ、ハウジング3の前部に設けた
開口部3aを介してこのハウジング3の外部のアイポイ
ントIから、反射ミラー7上の計器像の虚像Xを視認さ
せる車両用計器1Aにおいて、次のような構成を採用し
た。
【0076】即ち、ハウジング3の反射ミラー7よりも
表示デバイス5側の底面3b部分に、ハウジング3の前
後方向に間隔をおいて複数の遮光リブ13,13,…を
立設し、各遮光リブ13,13間に位置する底面3b部
分のうち、そこで計器像が反射されるとその反射光が反
射ミラー7に向かうような、自身の反射ミラー7側に位
置する第1領域3b1 に向かう表示デバイス5からの計
器像の像光成分を、照射前に遮光すると共に、そこに表
示デバイス5からの計器像の像光が照射されると反射ミ
ラー7に向けて反射されてしまうような、自身の表示デ
バイス5側に位置する第2領域3b2 に照射された表示
デバイス5からの計器像の像光成分の反射光を、遮光す
る構成とした。
【0077】このため、表示デバイス5の表示面5aか
ら拡散光となって出射された計器像の像光が、ハウジン
グ3の反射ミラー7よりも表示デバイス5側の底面3b
部分に照射されても、各遮光リブ13,13による計器
像の像光の遮光により、その底面3b部分で計器像の像
光が反射されて反射ミラー7の反射面7aに照射される
のが防止される。
【0078】したがって、アイポイントIから反射ミラ
ー7に視線を向けた際に、表示デバイス5の本来の虚像
Xとは異なる虚像が反射ミラー7上でダブって視認され
るのを防ぎ、ハウジング3の反射ミラー7よりも表示デ
バイス5側の底面3b部分に艶消し塗装を施す従来に比
べて、表示デバイス5の表示面5aから直接照射された
計器像の像光による表示デバイス5の本来の虚像Xのみ
を確実に、反射ミラー7上で視認性良く表示させること
ができる。
【0079】尚、ハウジング3の底面3bに対する遮光
リブ13の斜面13aの傾斜角θCを、その遮光リブ1
3の先端と反射ミラー7の図3中上端とを結ぶ線の、ハ
ウジング3の底面3bに対する傾斜角θA よりも、大き
い角度に設定するという構成は、採用しなくてもよい。
【0080】しかし、第2実施形態のようにこの構成を
採用すれば、アイポイントIから向けた視線上の反射ミ
ラー7の反射面7aに、遮光リブ13の斜面13aが写
って虚像として視認されることがなく、そのため、反射
ミラー7上で視認される表示デバイス5の本来の虚像X
とは別に斜面13aの虚像が視認されてしまうのを防
ぎ、表示デバイス5の本来の虚像Xの視認性が損われな
いようにすることができるので、有利である。
【0081】また、ハウジング3の底面3bに対する遮
光リブ13の斜面13bの傾斜角θ D を、その遮光リブ
13の先端と表示デバイス5の図3中上端とを結ぶ線
の、ハウジング3の底面3bに対する傾斜角θB より
も、大きい角度に設定するという構成は、採用しなくて
もよい。
【0082】しかし、第2実施形態のようにこの構成を
採用すれば、アイポイントIから反射ミラー7に向けた
視線上の反射ミラー7の反射面7aに写り込んで虚像が
表示される遮光リブ13の斜面13bが、表示デバイス
5の表示面5aからの計器像の像光の照射により目立っ
て視認されることがなく、そのため、反射ミラー7上で
視認される表示デバイス5の本来の虚像Xとは別に斜面
13bの虚像が視認されてしまうのを防ぎ、表示デバイ
ス5の本来の虚像Xの視認性が損われないようにするこ
とができるので、有利である。
【0083】さらに、上述した第1及び第2の各実施形
態では、前面カバー9を暗色に着色された半透明のもの
とした、所謂、ブラックフェースメータを構成する車両
用計器1,1Aを例に取って説明したが、本発明は、発
光表示型でありかつ反射ミラーを用いた虚像表示型であ
る限り、車両の各種状態を計器表示する種々の車両用計
器に適用可能であるのは勿論のことである。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の車両用計器によれば、ハウジング内に収容した
表示部に表示される車両の走行状態に関する各種情報の
像光を、前記ハウジング内に収容した反射ミラーにより
反射させ、前記ハウジングの開口部を介して該ハウジン
グの外部のアイポイントから、前記反射ミラー上の前記
各種情報の虚像を視認させる車両用計器において、前記
各種情報の像光が照射される前記ハウジングの内面のう
ち、該内面に照射された後に前記反射ミラーに向かって
反射する像光成分が照射されるハウジング内面部分に、
光路変更部を一体に形成し、前記光路変更部により、前
記ハウジング内面部分に照射される前記像光成分の光路
を、少なくとも、該光路が最終的に前記開口部を介して
前記ハウジングの内部から外部に出射し前記アイポイン
トに向かうようになる方向とは異なる方向に変更させる
構成とした。
【0085】このため、表示部に表示された車両の走行
状態に関する各種情報の像光のうち一部の像光成分が照
射されて反射されることにより、本来ならば、最終的に
開口部を介してハウジングの内部から外部に出射しアイ
ポイントに向かってしまうはずの、ハウジング内面部分
に照射される像光成分の光路を、光路変更部により変更
させて、最終的にその像光成分がアイポイントに到達し
ないようにし、表示部から直接照射されて反射ミラー上
でアイポイントから視認される本来の各種情報の虚像
に、各種情報の像光によって照らされたハウジング内面
部分の虚像が、アイポイントからダブって視認されるの
を、低コストでかつ確実に防止することができる。
【0086】また、請求項2に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項1に記載した本発明の車両用計器
において、前記光路変更部が、前記ハウジング内面部分
に照射される前記像光成分の光路を、前記開口部を介し
て前記ハウジングの外部のうち前記アイポイントを除く
箇所に直接向かう方向に変更させる構成とした。
【0087】このため、ハウジング内面部分、開口部、
及び、アイポイントの3つの相対位置のみによって光路
変更部が設計されるようにして、その他の部分を考慮せ
ずに設計できる分だけ、光路変更部の設計を容易にする
ことができる。
【0088】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用計器によれば、請求項1又は2に記載した本発明の車
両用計器において、前記光路変更部が、前記表示部に対
して接近離間する方向に沿って複数の第1反射面と複数
の第2反射面とを交互に配列して構成されており、前記
第1反射面が、該第1反射面に照射された前記表示部か
らの前記各種情報の像光を、前記第1反射面の前記表示
部側に隣接する前記第2反射面に向けて反射させるよう
に構成されており、前記第2反射面が、少なくとも、最
終的に前記開口部を介して前記ハウジングの内部から外
部に向けて出射する方向が、前記アイポイントに向かう
方向とは異なる方向となるように、前記第2反射面に照
射された前記第1反射面からの前記各種情報の像光の光
路を変更させるように構成されており、前記表示部から
の前記各種情報の像光の光路に対する前記第2反射面の
角度が、前記表示部からの前記各種情報の像光が直接照
射不能な値に設定されている構成とした。
【0089】このため、反射ミラーに表示部から直接照
射された像光による各種情報の本来の虚像と、表示部か
らの各種情報の像光により照らされた第2反射面の不要
な虚像とが、反射ミラー上でダブって視認されてしまう
のを防ぎ、表示部により表示された各種情報の本来の虚
像の視認性が損われないようにすることができる。
【0090】また、請求項4に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項3に記載した本発明の車両用計器
において、前記アイポイントから前記第1反射面に向か
う視線に対する該第1反射面の角度が、該視線が前記第
1反射面により反射された後に前記表示部に向かうこと
のない値に設定されている構成とした。
【0091】このため、アイポイントから反射ミラーに
向けた視線の視野内に第1反射面が位置しているとして
も、表示部から照射される像光による各種情報の虚像が
第1反射面上で視認されることがなく、そのため、反射
ミラー上で視認される各種情報の本来の虚像とは別に、
第1反射面上で各種情報の虚像が視認されてしまうのを
防ぎ、表示部により表示された各種情報の本来の虚像の
視認性が損われないようにすることができる。
【0092】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用計器によれば、ハウジング内に収容した表示部に表示
される車両の走行状態に関する各種情報の像光を、前記
ハウジング内に収容した反射ミラーにより反射させ、前
記ハウジングの開口部を介して該ハウジングの外部のア
イポイントから、前記反射ミラー上の前記各種情報の虚
像を視認させる車両用計器において、前記各種情報の像
光が照射される前記ハウジングの内面のうち、該内面に
照射された後に前記反射ミラーに向かって反射する像光
成分が照射されるハウジング内面部分に、遮光片を立設
し、前記遮光片により、前記ハウジング内面部分のう
ち、前記表示部に対して接近離間する方向において前記
遮光片よりも前記反射ミラー側に位置する第1領域に対
して前記表示部から向かう前記像光成分を遮ると共に、
前記ハウジング内面部分のうち、前記表示部に対して接
近離間する方向において前記遮光片よりも前記表示部側
に位置する第2領域に前記表示部から照射されて前記反
射ミラーに向けて反射される前記像光成分を遮る構成と
した。
【0093】このため、表示部に表示された車両の走行
状態に関する各種情報の像光のうち一部の像光成分が照
射されて反射されることにより、本来ならば、最終的に
開口部を介してハウジングの内部から外部に出射しアイ
ポイントに向かってしまうはずの、ハウジング内面部分
に照射される像光成分のうち、各遮光片よりも反射ミラ
ー側に位置する第1領域に向かう像光成分が、実際には
遮光片により遮られて第1領域に照射されず、かつ、各
遮光片よりも表示部側に位置する第2領域に照射されて
反射ミラーに向けて反射される像光成分が、実際には遮
光片により遮られて反射ミラーに達しなくなるように
し、表示部から直接照射されて反射ミラー上でアイポイ
ントから視認される本来の各種情報の虚像に、各種情報
の像光によって照らされたハウジング内面部分の虚像
が、アイポイントからダブって視認されるのを、低コス
トでかつ確実に防止することができる。
【0094】また、請求項6に記載した本発明の車両用
計器によれば、請求項5に記載した本発明の車両用計器
において、前記遮光片が、前記表示部に対して接近離間
する方向に間隔をおいて前記ハウジング内面部分に複数
立設されており、各遮光片が前記表示部から向かう前記
像光成分を遮る前記第1領域と、各遮光片の前記反射ミ
ラー側に配置された隣りの遮光片が前記表示部から照射
されて前記反射ミラーに向けて反射される前記像光成分
を遮る前記第2領域とが、前記表示部に対して接近離間
する方向において少なくとも連続するように、各遮光片
を構成した。
【0095】このため、請求項5に記載した本発明の車
両用計器において、ハウジング内面部分に立設する遮光
片の数と、表示部に対して接近離間する方向における隣
り合う遮光片どうしの間隔とを適切に設定することで、
各遮光片の立設高さを極力抑制して、遮光片により表示
部から反射ミラーに直接向かう像光成分が遮られてアイ
ポイントから反射ミラーを介して表示部の表示を視認す
る際の妨げとなるのを防ぐことができる。
【0096】さらに、請求項7に記載した本発明の車両
用計器は、請求項5又は6に記載した本発明の車両用計
器において、前記遮光片の先端部が、前記表示部に臨む
第1斜面を有しており、前記ハウジング内面部分に対す
る前記第1斜面のなす角度は、前記遮光片の立設方向に
おける前記反射ミラーの前記ハウジング内面部分から最
も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前記
ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい角
度に設定されている構成とした。
【0097】このため、請求項5又は6に記載した本発
明の車両用計器において、遮光片の第1斜面が表示部に
臨んでいるとしても、反射ミラーに表示部から直接照射
された像光による各種情報の本来の虚像と、表示部から
の各種情報の像光により照らされた遮光片の第1斜面の
不要な虚像とが、反射ミラー上でダブって視認されてし
まうのを防ぎ、表示部により表示された各種情報の本来
の虚像の視認性が損われないようにすることができる。
【0098】また、請求項8に記載した本発明の車両用
計器は、請求項5、6又は7に記載した本発明の車両用
計器において、前記遮光片の先端部が、前記反射ミラー
に臨む第2斜面を有しており、前記ハウジング内面部分
に対する前記第2斜面のなす角度は、前記遮光片の立設
方向における前記表示部の前記ハウジング内面部分から
最も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前
記ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい
角度に設定されている構成とした。
【0099】このため、請求項5、6又は7に記載した
本発明の車両用計器において、遮光片の第2斜面が反射
ミラーに臨んでいるとしても、表示部からの各種情報の
像光により遮光片の第2斜面が照らされてしまうのを防
ぎ、ひいては、遮光片の第2斜面の不要な虚像が、反射
ミラーに表示部から直接照射された像光による各種情報
の本来の虚像と、反射ミラー上でダブって視認されてし
まうのを防いで、表示部により表示された各種情報の本
来の虚像の視認性が損われないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用計器の断面
図である。
【図2】図1の光路変更部の説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る車両用計器の断面
図である。
【図4】図3の遮光片の構成を拡大して示す説明図であ
る。
【図5】一般的な発光表示型の虚像表示式車両用計器の
断面図である。
【符号の説明】
1 車両用計器 3 ハウジング 3a ハウジング開口部 3b ハウジング底面(ハウジング内面部分) 3b1 第1領域 3b2 第2領域 5 表示デバイス(表示部) 7 反射ミラー 11 光路変更部 11a 第1反射面 11b 第2反射面 13 遮光リブ(遮光片) 13a 第1斜面 13b 第2斜面 I アイポイント X 虚像 θA 傾斜角(遮光片の立設方向における反射ミラーの
ハウジング内面部分から最も離間した箇所と遮光片の先
端とを結ぶ線の、ハウジング内面部分に対してなす角
度) θB 傾斜角(遮光片の立設方向における表示部のハウ
ジング内面部分から最も離間した箇所と遮光片の先端と
を結ぶ線の、ハウジング内面部分に対してなす角度) θC 傾斜角(ハウジング内面部分に対する第1斜面の
なす角度) θD 傾斜角(ハウジング内面部分に対する第2斜面の
なす角度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 G02F 1/1333

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に収容した表示部に表示さ
    れる車両の走行状態に関する各種情報の像光を、前記ハ
    ウジング内に収容した反射ミラーにより反射させ、前記
    ハウジングの開口部を介して該ハウジングの外部のアイ
    ポイントから、前記反射ミラー上の前記各種情報の虚像
    を視認させる車両用計器において、 前記各種情報の像光が照射される前記ハウジングの内面
    のうち、該内面に照射された後に前記反射ミラーに向か
    って反射する像光成分が照射されるハウジング内面部分
    に、光路変更部を一体に形成し、 前記光路変更部により、前記ハウジング内面部分に照射
    される前記像光成分の光路を、少なくとも、該光路が最
    終的に前記開口部を介して前記ハウジングの内部から外
    部に出射し前記アイポイントに向かうようになる方向と
    は異なる方向に変更させるようにした、 ことを特徴とする車両用計器。
  2. 【請求項2】 前記光路変更部は、前記ハウジング内面
    部分に照射される前記像光成分の光路を、前記開口部を
    介して前記ハウジングの外部のうち前記アイポイントを
    除く箇所に直接向かう方向に変更させる請求項1記載の
    車両用計器。
  3. 【請求項3】 前記光路変更部は、前記表示部に対して
    接近離間する方向に沿って複数の第1反射面と複数の第
    2反射面とを交互に配列して構成されており、前記第1
    反射面は、該第1反射面に照射された前記表示部からの
    前記各種情報の像光を、前記第1反射面の前記表示部側
    に隣接する前記第2反射面に向けて反射させるように構
    成されており、前記第2反射面は、少なくとも、最終的
    に前記開口部を介して前記ハウジングの内部から外部に
    向けて出射する方向が、前記アイポイントに向かう方向
    とは異なる方向となるように、前記第2反射面に照射さ
    れた前記第1反射面からの前記各種情報の像光の光路を
    変更させるように構成されており、前記表示部からの前
    記各種情報の像光の光路に対する前記第2反射面の角度
    は、前記表示部からの前記各種情報の像光が直接照射不
    能な値に設定されている請求項1又は2記載の車両用計
    器。
  4. 【請求項4】 前記アイポイントから前記第1反射面に
    向かう視線に対する該第1反射面の角度は、該視線が前
    記第1反射面により反射された後に前記表示部に向かう
    ことのない値に設定されている請求項3記載の車両用計
    器。
  5. 【請求項5】 ハウジング内に収容した表示部に表示さ
    れる車両の走行状態に関する各種情報の像光を、前記ハ
    ウジング内に収容した反射ミラーにより反射させ、前記
    ハウジングの開口部を介して該ハウジングの外部のアイ
    ポイントから、前記反射ミラー上の前記各種情報の虚像
    を視認させる車両用計器において、 前記各種情報の像光が照射される前記ハウジングの内面
    のうち、該内面に照射された後に前記反射ミラーに向か
    って反射する像光成分が照射されるハウジング内面部分
    に、遮光片を立設し、 前記遮光片により、前記ハウジング内面部分のうち、前
    記表示部に対して接近離間する方向において前記遮光片
    よりも前記反射ミラー側に位置する第1領域に対して前
    記表示部から向かう前記像光成分を遮ると共に、前記ハ
    ウジング内面部分のうち、前記表示部に対して接近離間
    する方向において前記遮光片よりも前記表示部側に位置
    する第2領域に前記表示部から照射されて前記反射ミラ
    ーに向けて反射される前記像光成分を遮るようにした、 ことを特徴とする車両用計器。
  6. 【請求項6】 前記遮光片は、前記表示部に対して接近
    離間する方向に間隔をおいて前記ハウジング内面部分に
    複数立設されており、各遮光片が前記表示部から向かう
    前記像光成分を遮る前記第1領域と、各遮光片の前記反
    射ミラー側に配置された隣りの遮光片が前記表示部から
    照射されて前記反射ミラーに向けて反射される前記像光
    成分を遮る前記第2領域とが、前記表示部に対して接近
    離間する方向において少なくとも連続するように、各遮
    光片が構成されている請求項5記載の車両用計器。
  7. 【請求項7】 前記遮光片の先端部は、前記表示部に臨
    む第1斜面を有しており、前記ハウジング内面部分に対
    する前記第1斜面のなす角度は、前記遮光片の立設方向
    における前記反射ミラーの前記ハウジング内面部分から
    最も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前
    記ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい
    角度に設定されている請求項5又は6記載の車両用計
    器。
  8. 【請求項8】 前記遮光片の先端部は、前記反射ミラー
    に臨む第2斜面を有しており、前記ハウジング内面部分
    に対する前記第2斜面のなす角度は、前記遮光片の立設
    方向における前記表示部の前記ハウジング内面部分から
    最も離間した箇所と前記遮光片の先端とを結ぶ線の、前
    記ハウジング内面部分に対してなす角度よりも、大きい
    角度に設定されている請求項5、6又は7記載の車両用
    計器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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