JP2001029947A - 紫外線液体処理装置 - Google Patents

紫外線液体処理装置

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JP2001029947A
JP2001029947A JP11211271A JP21127199A JP2001029947A JP 2001029947 A JP2001029947 A JP 2001029947A JP 11211271 A JP11211271 A JP 11211271A JP 21127199 A JP21127199 A JP 21127199A JP 2001029947 A JP2001029947 A JP 2001029947A
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liquid
lamp
ultraviolet
protection tube
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JP11211271A
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Koji Nakano
浩二 中野
Yuji Yamakoshi
裕司 山越
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
    • C02F1/325Irradiation devices or lamp constructions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/08Radiation
    • A61L2/10Ultra-violet radiation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/32Details relating to UV-irradiation devices
    • C02F2201/322Lamp arrangement
    • C02F2201/3223Single elongated lamp located on the central axis of a turbular reactor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線ランプの点灯用安定器の放熱手段を不
要にするか、若しくはその規模を縮小することで、サイ
ズの小型化を図り、また、安定器を電源ボックスから分
離して配置し、電源ボックスの小型化を図る。 【解決手段】 紫外線ランプ5を内挿した透光性のラン
プ保護管4を被処理液体内に接液し、該紫外線ランプか
ら照射した紫外線によって該被処理液体を処理する紫外
線液体処理装置において、ランプ保護管4の内部または
該ランプ保護管4の近接外部に紫外線ランプ5の安定器
8を配置する。これにより、被処理液体による冷却作用
により安定器8を冷却しうようにし、サイズの小型化を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線照射により
被処理液体中の細菌等の殺菌、消毒、あるいは微量有機
物の酸化分解あるいは難分解性有機物の分解等の液体処
理を行う紫外線液体処理装置に関し、特に、紫外線ラン
プの点灯用安定器の配置を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線照射により被処理液中の細菌等の
殺菌及び消毒等の液体処理を行う紫外線液体処理装置又
はシステムは、半導体工業純水製造ラインや、製薬工業
無菌水製造ライン、食品工業用水の殺菌ライン、水産・
養殖用水殺菌ライン、排水・下水処理ラインなど、様々
な分野で応用されている。処理に使用される紫外線ラン
プは石英ガラス製の透明な硬質のランプ保護管内に液密
に収納された状態で、被処理液体中に浸潤される。その
場合、被処理液体が流される開水路中に紫外線ランプを
設置する開水路設置タイプと、被処理液体が流されるパ
イプ等の密閉水路若しくは密閉管中に紫外線ランプを設
置する閉水路(密閉管内)設置タイプとがある。紫外線
ランプの点灯は、点灯用安定器を介して商用交流源から
所定の高周波信号を生成し、この高周波信号を紫外線ラ
ンプに供給することで行われる。
【0003】従来の紫外線液体処理装置においては、ラ
ンプ点灯用安定器は、紫外線ランプから分離されて、電
源ボックス内に配置されており、各紫外線ランプ毎に設
けられた個々の安定器から出力される高周波信号が、個
別の配線を介して各紫外線ランプに供給されるようにな
っている。この場合、密閉管内に紫外線ランプを設置す
るタイプのものにあっては、被処理液を通す密閉管の両
端において、密閉管内空間とは液密に遮断されかつラン
プ保護管内空間とは通じた状態でメンテナンスカバーが
設けられており、該メンテナンスカバー内で安定器から
の配線がソケットを介してランプ保護管内の紫外線ラン
プに電気的に接続される。また、該メンテナンスカバー
の箇所で該ソケットを脱着してランプ保護管に対して紫
外線ランプを出し入れすることでランプ交換を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ランプ点灯用安定器
は、ランプ通電時にかなりの発熱を生じるため、万全の
放熱対策を講じる必要がある。そのため、各安定器毎に
放熱フィン若しくは放熱板を取付け、かつ、これらの安
定器を収納した電源ボックス内に冷却用ファンを設置し
ている。そのため、個々の安定器のサイズが嵩張ると共
に冷却用ファンでも嵩張るため、電源ボックスの全体の
サイズが大型化してしまうという問題を避けることがで
きなかった。また、電源ボックス内をファンによって送
風することによって埃による汚れの問題が生じるので、
定期的なメンテナンスの必要があり、また、ファンの寿
命も考慮すると、その点でも定期的なメンテナンスの必
要があった。また、電源ボックスからランプに至る外部
に露出した配線は安定器からの高周波出力配線であるた
め、高周波ノイズの問題も起こる。更に、密閉管内に紫
外線ランプを設置するタイプのものにあっては、ランプ
交換を行うとき、安定器からの配線のソケットをランプ
から一旦外してランプ交換を行うことになるが、ランプ
両端のソケット番号を揃えてソケットの脱着を行わなけ
ればならないため、多数のランプを具備するするものに
あっては、ランプ交換の際のソケット番号合わせ作業が
煩雑であった。本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上述の種々の問題点の少なくとも1つを解決するこ
とのできる紫外線液体処理装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線ランプ
を内挿した透光性のランプ保護管を被処理液体内に接液
し、該紫外線ランプから照射した紫外線によって該被処
理液体を処理する紫外線液体処理装置において、前記ラ
ンプ保護管の内部または該ランプ保護管の近傍外部に前
記紫外線ランプの安定器を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、被処理液体内に接液するランプ保護
管の内部またはその近傍外部に、該保護管内に挿入され
る紫外線ランプの安定器を配置するので、安定器が保護
管の接液箇所に近接することによる冷却効果によって該
安定器の放熱を促進することができ、よって安定器の放
熱手段を不要にするか、若しくはその規模を縮小するこ
とができ、安定器のサイズの小型化を図ることができ
る。それとあいまって、安定器の放熱手段を不要にする
か若しくはその規模を縮小することができることで、放
熱対策のために安定器を電源ボックス内に収納せざるを
得なかった従来技術の必然性を回避し、電源ボックスか
ら分離してランプ保護管の側に安定器を配置できたこと
で、電源ボックスのサイズを従来のものよりもかなり小
型化することができる。従って、電源ボックスの設置面
積をとらず、狭い設置場所にも適用し易い使い勝手のよ
い紫外線液体処理装置を提供することができる。
【0006】本発明の一実施形態は、前記紫外線ランプ
を液密に内挿した前記ランプ保護管が、前記被処理液体
を通す密閉管内に収納されてなり、該密閉管の少なくと
も一端において、密閉管内空間とは液密に遮断されかつ
ランプ保護管内空間とは通じた状態で端部カバーが設け
られており、該端部カバー内空間に前記安定器を収納配
置したことを特徴とする。この場合は、安定器は密閉管
内の被処理液体に直接接しないが、密閉管の端部を介し
て管内の被処理液体に間接的に接するので、特別の放熱
フィン又は放熱板無しに相応の冷却効果を得ることがで
きる。冷却効果を補充するために、端部カバー(メンテ
ナンスカバー)の適宜箇所に冷却用ファンを設けるとよ
いが、その場合、小型のファンで済む。
【0007】本発明の別の実施形態は、前記紫外線ラン
プを液密に内挿した前記ランプ保護管が、前記被処理液
体を通す密閉管内に収納されてなり、該密閉管内に前記
安定器を収納配置したことを特徴とする。この場合は、
安定器は密閉管内の被処理液体に直接接するので、特別
の放熱フィン又は放熱板無しに、十分な冷却効果を得る
ことができ、冷却用ファンも不要である。
【0008】本発明の更に別の実施形態は、前記紫外線
ランプを液密に内挿した前記ランプ保護管が、前記被処
理液体を通す密閉管内に収納されてなり、前記ランプ保
護管の内部に前記安定器を収納配置したことを特徴とす
る。この場合は、ランプ保護管は密閉管内の被処理液体
に直接接するので、ランプ保護管内に収納された安定器
も密閉管内の被処理液体に直接接するのと同等の冷却効
果を得ることができ、特別の放熱フィン又は放熱板無し
に、十分な冷却効果を得ることができ、また、冷却用フ
ァンも不要である。
【0009】本発明の更に別の実施形態は、前記ランプ
保護管の内部に前記安定器を収納配置してなり、該安定
器には、紫外線ランプとの接続用ソケットを付設してあ
ることを特徴とする。この場合も、ランプ保護管は密閉
管内の被処理液体に直接接するので、ランプ保護管内に
収納された安定器も密閉管内の被処理液体に直接接する
のと同等の冷却効果を得ることができ、特別の放熱フィ
ン又は放熱板無しに、十分な冷却効果を得ることがで
き、また、冷却用ファンも不要である。また、安定器に
は、紫外線ランプとの接続用ソケットが付設してあり、
一箇所のソケットでランプとの接続をとる構成である。
よって、ランプ交換の際にランプ両端のソケット番号合
わせ作業を行う必要がなく、ランプ交換作業が極めて容
易になる。
【0010】本発明の更に別の実施形態は、前記ランプ
保護管の一端に前記安定器を配置し、該安定器は該ラン
プ保護管の一端から突出して被処理液体に接するように
なっており、該ランプ保護管の一端は該安定器を介して
固定されることを特徴とする。この場合も、安定器は密
閉管内の被処理液体に直接接するので、特別の放熱フィ
ン又は放熱板無しに、十分な冷却効果を得ることがで
き、冷却用ファンも不要である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明しよう。図1は、密閉管内設
置タイプの紫外線液体処理装置における本発明の一実施
例を示す断面略図である。密閉管1は、その両端がシー
ル部2及び3によって液密に密閉されており、液体入口
1aから取り入れた被処理液体を管内に通し、液体出口
1bから排出する。この密閉管1内には、石英ガラス製
の透光性の硬質のランプ保護管4内に液密に挿入された
状態で紫外線ランプ5が配置される。密閉管1の両端に
設けられた端部カバー6及び7は、シール部2,3を介
して密閉管1の内部空間とは液密に遮断され、かつ、ラ
ンプ保護管4の内部空間とは通じた状態である。すなわ
ち、ランプ保護管4の両端はシール部2,3を通り抜け
て端部カバー6及び7内の空間に臨んでおり、これによ
り、紫外線ランプ5は、その交換時において、ランプ保
護管4の端部から出し入れできるようになっている。カ
バー6及び7は図示しない公知の構造により任意に開閉
自在であり、勿論、紫外線ランプ5の出し入れ時には、
開放される。一方の端部カバー7内の空間の適当な箇所
に、紫外線ランプ5の点灯用安定器8が配置される。
【0012】安定器8それ自体の機能は、公知のものと
同様に、商用交流信号を直流変換し、直流信号をランプ
点灯用の所定の高周波信号に変換して出力する。公知の
点灯用安定器は、放熱フィンあるいは放熱板を設ける必
要があったが、この実施例では、安定器8には放熱フィ
ンあるいは放熱板を設ける必要がなく、その分、サイズ
を小型化することができ、カバー7内への収納が容易で
ある。すなわち、図1の例における安定器8は、密閉管
1内の被処理液体に直接接しないが、密閉管1の端部を
介して管内の被処理液体に間接的に接する、つまり、カ
バー6内の空気が冷されるので、特別の放熱フィン又は
放熱板無しに相応の冷却効果を得ることができる。冷却
効果を補充するために、端部カバー6の適宜箇所に冷却
用ファン9を設けるとよい。その場合、補充的な冷却効
果を得ることができるものであればよいため、ファン9
は小型のファンで済む。
【0013】安定器8には、外部から商用交流信号を取
り入れるための配線が接続されるが、そのための外部配
線は商用交流信号用のものであるため、高周波ノイズ等
の問題は生じない。安定器8から発生した点灯用の高周
波信号は、適宜の配線及びソケット・コネクタ等を介し
てランプ保護管4内の対応する紫外線ランプ5に供給さ
れる。この場合、安定器8と紫外線ランプ5との距離は
近く、また、端部カバー6内であるため、高周波ノイズ
の問題は少ない。なお、図1では、図示の便宜上、1個
の紫外線ランプ5しか示されていないが、密閉管1内に
は必要に応じた数の複数の紫外線ランプ5がそれぞれの
ランプ保護管4内に挿入された状態で配置される。その
場合、カバー7内にも、それぞれの紫外線ランプ5に対
応して複数の安定器8が配置される。追って説明する他
の図2〜図5においても、同様であり、紫外線ランプ5
は1個に限らず、複数設けられ、それぞれの紫外線ラン
プ5に対応して複数の安定器8が配置される。
【0014】図2は、安定器8の別の配置例を示すもの
で、安定器8が密閉管1内に収納配置され、管1内の被
処理液体に直接的に接するようになっている。この場
合、密閉管1内の安定器8につながる電気配線は、シー
ル部2を介して液密に端部カバー6に通じ、ソケット・
コネクタ等を介してランプ保護管4内の対応する紫外線
ランプ5に接続されると共に、外部の商用交流源に接続
される。この場合は、安定器8は密閉管1内の被処理液
体に直接接するので、特別の放熱フィン又は放熱板無し
に、十分な冷却効果を得ることができ、また、冷却用フ
ァンも不要である。勿論、安定器8それ自体が接液する
ため、その外装パッケージングは液密とする必要があ
る。
【0015】図3(A)は、安定器8の更に別の配置例
を示すもので、安定器8がランプ保護管4の内部に収納
配置され、密閉管1内の被処理液体に直接的に接するラ
ンプ保護管4の対応箇所に安定器8が位置するようにな
っている。この場合、安定器8につながる電気配線は液
密に配置される必要はない。すなわち、外部の商用交流
源からの配線はランプ保護管4の端部から入って安定器
8に接続され、安定器8からのランプ点灯用高周波信号
はランプ保護管4内で配線及びソケット・コネクタ等を
介して対応する紫外線ランプ5に供給される。この場合
は、ランプ保護管4は密閉管1内の被処理液体に直接接
するので、ランプ保護管4内に収納された安定器8も密
閉管1内の被処理液体に直接接するのと同等の冷却効果
を得ることができ、特別の放熱フィン又は放熱板無し
に、十分な冷却効果を得ることができ、また、冷却用フ
ァンも不要である。
【0016】なお、図3の例の場合、(A)に図示のよ
うに、安定器8の全体が密閉管1内の被処理液体浸潤領
域に対応するように、ランプ保護管4内に配置されるよ
うにすれば、冷却効果は万全である。しかし、これに限
らず、(B)に図示のように、安定器8の一部分が密閉
管1内の被処理液体浸潤領域に対応し、残りはカバー6
内空間に対応するように、ランプ保護管4内に配置する
ようにしてもよい。その場合、密閉管1内の被処理液体
浸潤領域に対応するよう配置される安定器8の一部分と
して、発熱の大きい箇所とすれば、放熱効率がよい。も
し、この場合、冷却効果が不足するようであれば、図1
の例のように、カバー6に冷却用ファン9を設けてもよ
い。
【0017】図4(A)は、安定器8の更に別の配置例
を示すもので、図3と同様に、安定器8がランプ保護管
4の内部に収納配置され、密閉管1内の被処理液体に直
接的に接するランプ保護管4の対応箇所に安定器8が位
置するようになっているものであるが、安定器8から紫
外線ランプ5へのランプ点灯用高周波信号供給構造が異
なっている。すなわち、図4(B)に拡大して示すよう
に、安定器8には、紫外線ランプ5との接続用ソケット
8aを付設してあり、紫外線ランプ5の口金5aに設け
られている端子5b,5cが、この安定器8側のソケッ
ト8aに直接嵌め込まれる。この場合、紫外線ランプ5
の一端の電極の端子が端子5bであるとすると、端子5
cは紫外線ランプ5の他端の電極に対応する端子であ
り、配線5eが図示していない紫外線ランプ5の他端の
電極に接続されており、この配線5eが口金5a内で端
子5cに接続されている。この構成によれば、安定器8
側に付設した一箇所のソケット8aでランプ5との接続
をとるようになっているので、ランプ交換の際にランプ
両端のソケット番号合わせ作業を行う必要がなく、ラン
プ交換作業が極めて容易になる。この場合も、ランプ保
護管4は密閉管1内の被処理液体に直接接するので、ラ
ンプ保護管4内に収納された安定器8も密閉管1内の被
処理液体に直接接するのと同等の冷却効果を得ることが
でき、特別の放熱フィン又は放熱板無しに、十分な冷却
効果を得ることができ、また、冷却用ファンも不要であ
る。
【0018】図4の例の場合も、(A)に図示のよう
に、安定器8の全体が密閉管1内の被処理液体浸潤領域
に対応するように、ランプ保護管4内に配置されるよう
にすれば、冷却効果は万全である。しかし、これに限ら
ず、(C)に図示のように、安定器8の一部分が密閉管
1内の被処理液体浸潤領域に対応し、残りはカバー6内
空間に対応するように、ランプ保護管4内に配置するよ
うにしてもよい。その場合、密閉管1内の被処理液体浸
潤領域に対応するよう配置される安定器8の一部分とし
て、発熱の大きい箇所とすれば、放熱効率がよい。も
し、この場合、冷却効果が不足するようであれば、図1
の例のように、カバー6に冷却用ファン9を設けてもよ
い。
【0019】図5(A)は、安定器8の更に別の配置例
を示すもので、ランプ保護管4の一端に安定器8を配置
し、該安定器8は該ランプ保護管4の一端から突出して
密閉管1内に露出し、被処理液体に直接接するようにな
っており、該ランプ保護管4の一端は該安定器8を介し
てシール部2に固定される。この場合、安定器8の一端
はランプ保護管4の一端に液密に(かつランプ交換時の
ために着脱可能に)連結され、安定器8の他端がシール
部2を介して液密にカバー6内空間に通じ、かつシール
部2に対して液密に着脱可能に(ランプ交換時のため
に)取り付けられる。外部の商用交流源からの配線はカ
バー6内空間及びシール部2を介して安定器8に接続さ
れ、安定器8からランプ保護管4内の対応する紫外線ラ
ンプ5に点灯用高周波信号の配線が接続される。この場
合は、安定器8は密閉管1内の被処理液体に直接接する
ので、特別の放熱フィン又は放熱板無しに、十分な冷却
効果を得ることができ、また、冷却用ファンも不要であ
る。勿論、安定器8それ自体が接液するため、その外装
パッケージングは液密とする必要がある。
【0020】図5の例の場合も、(A)に図示のよう
に、安定器8のほぼ全体が密閉管1内の被処理液体浸潤
領域に対応するように配置すれば、冷却効果は万全であ
る。しかし、これに限らず、(B)に図示のように、安
定器8の一部分が密閉管1内の被処理液体浸潤領域に対
応し、残りはカバー6内空間に対応するように配置する
ようにしてもよい。その場合、密閉管1内の被処理液体
浸潤領域に対応するよう配置される安定器8の一部分と
して、発熱の大きい箇所とすれば、放熱効率がよい。も
し、この場合、冷却効果が不足するようであれば、図1
の例のように、カバー6に冷却用ファン9を設けてもよ
い。
【0021】以上では、密閉管内設置タイプの紫外線液
体処理装置における本発明のいくつかの実施例について
説明したが、これに限らず、開水路設置タイプの紫外線
液体処理装置においても本発明を応用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、被処理液
体内に接液するランプ保護管の内部またはその近傍外部
に、該保護管内に挿入される紫外線ランプの安定器を配
置するので、安定器が保護管の接液箇所に近接すること
による冷却効果によって該安定器の放熱を促進すること
ができ、よって安定器の放熱手段を不要にするか、若し
くはその規模を縮小することができ、安定器のサイズの
小型化を図ることができる。それとあいまって、安定器
の放熱手段を不要にするか若しくはその規模を縮小する
ことができることで、放熱対策のために安定器を電源ボ
ックス内に収納せざるを得なかった従来技術の必然性を
回避し、電源ボックスから分離してランプ保護管の側に
安定器を配置できたことで、電源ボックスのサイズを従
来のものよりもかなり小型化することができる。従っ
て、電源ボックスの設置面積をとらず、狭い設置場所に
も適用し易い使い勝手のよい紫外線液体処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 密閉管内設置タイプの紫外線液体処理装置に
おける本発明の一実施例を示す断面略図。
【図2】 本発明の別の実施例を示す断面略図。
【図3】 本発明の更に別の実施例を示す断面略図。
【図4】 本発明の他の実施例を示す断面略図。
【図5】 本発明の更に他の実施例を示す断面略図。
【符号の説明】
1 密閉管 1a 液体入口 1b 液体出口 2,3 シール部 4 ランプ保護管 5 紫外線ランプ 6,7 端部カバー 8 点灯用安定器 9 冷却用ファン
フロントページの続き Fターム(参考) 4C058 AA20 BB06 EE26 KK02 KK14 KK46 4D037 AA02 AA03 AA08 AA11 AB02 AB03 BA18 BB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線ランプを内挿した透光性のランプ
    保護管を被処理液体内に接液し、該紫外線ランプから照
    射した紫外線によって該被処理液体を処理する紫外線液
    体処理装置において、前記ランプ保護管の内部または該
    ランプ保護管の近接外部に前記紫外線ランプの安定器を
    配置したことを特徴とする紫外線液体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線ランプを液密に内挿した前記
    ランプ保護管が、前記被処理液体を通す密閉管内に収納
    されてなり、該密閉管の少なくとも一端において、密閉
    管内空間とは液密に遮断されかつランプ保護管内空間と
    は通じた状態で端部カバーが設けられており、該端部カ
    バー内空間に前記安定器を収納配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記紫外線ランプを液密に内挿した前記
    ランプ保護管が、前記被処理液体を通す密閉管内に収納
    されてなり、該密閉管内に前記安定器を収納配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記紫外線ランプを液密に内挿した前記
    ランプ保護管が、前記被処理液体を通す密閉管内に収納
    されてなり、前記ランプ保護管の内部に前記安定器を収
    納配置したことを特徴とする請求項1に記載の紫外線液
    体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ランプ保護管の内部に前記安定器を
    収納配置してなり、該安定器には、紫外線ランプとの接
    続用ソケットを付設してあることを特徴とする請求項1
    に記載の紫外線液体処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ランプ保護管の一端に前記安定器を
    配置し、該安定器は該ランプ保護管の一端から突出して
    被処理液体に接するようになっており、該ランプ保護管
    の一端は該安定器を介して固定されることを特徴とする
    請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
JP11211271A 1999-07-26 1999-07-26 紫外線液体処理装置 Pending JP2001029947A (ja)

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KR1020000042431A KR20010066957A (ko) 1999-07-26 2000-07-24 자외선 액체 처리 장치

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