JP2001028878A - 定電圧電源 - Google Patents
定電圧電源Info
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Abstract
きるとともに、小形化可能であり、入力電圧の変動に対
しても出力電圧が変動しないようにする。 【解決手段】 尖頭値電圧カット回路11は、入力され
た100〜260Vの交流電圧のうち100V電圧以上
の尖頭値部分をカットし、このカットした部分を除去し
た交流電圧を出力する。トランス12は、この尖頭値電
圧カット回路11から出力された100Vの交流電圧を
16Vに電圧に降下させる。第1の整流器13は、トラ
ンス12から出力された16Vの電圧に降下した交流電
圧を整流して16Vの脈流電圧を出力する。平滑コンデ
ンサ14は、第1の整流器13により出力された16V
の脈流電圧を平滑して16Vの直流電圧を出力する。
Description
電圧から所定の直流電圧を出力する定電圧電源に関し、
特に使用される交流電圧が異なる国でも使用できるよう
にしたものである。
流電圧を16Vの直流電圧に落とすため、トランス式で
設計された定電圧電源が使用されている。
圧は100Vであるが、国によっては異なっている。例
えば米国では110V〜120V、欧州では220V〜
240Vの交流電圧が使用されている。
以下のような問題点があった。
圧の電源で稼働する電気機器を欧州で用いようとした場
合には、欧州の電圧に合わせるためにタップの切替えを
行わなければならず、その操作が煩わしいとともに、タ
ップを切り換えても完全に一致しない場合には、定電圧
電源を構成する例えばドロッパ型レギュレータ等の制御
回路部分に不一致分の過剰電圧が付加され、発熱等の不
都合が発生し、故障の慮がある。
の一定電圧の直流に落とす場合には、トランスの第1次
巻線と第2次巻線との比を大きくとる必要があり、この
ため、第1次巻線の巻線数を多くしなければならず、小
形化することができないとともに、製造コスト高を招
く。
は、トランスに直接変動した電圧が入ってしまい、その
結果出力される直流電圧も変動してしまう。
に鑑み、使用される交流電圧が異なる場合でも使用でき
るとともに、小形化することができ、かつ製造コストを
抑え、加えて入力電圧の変動に対しても出力電圧が一定
となる定電圧電源を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、入力された交流電圧のうち
所定電圧以上の尖頭値部分をカットし、このカット部分
を除去した交流電圧を出力する尖頭値電圧カット回路
と、この尖頭値電圧カット回路から出力された上記交流
電圧を所定電圧に降下させるトランスと、このトランス
から出力され所定電圧に降下した交流電圧を整流して脈
流電圧を出力する第1の整流器と、この第1の整流器に
より出力された脈流電圧を平滑して所定の直流電圧を出
力する平滑コンデンサとを具備する。
明において、上記尖頭値電圧カット回路が、入力された
交流電圧を脈流電圧に整流するとともに、所定電圧以上
の尖頭値部分をカットし、このカット部分を除去した交
流電圧をトランスに出力する第2の整流器と、この第2
の整流器からの上記脈流電圧に基づき電圧を出力し、所
定電圧以上になると電圧が一定になる脈流電圧を出力す
るツェナーダイオードと、このツェナーダイオードから
出力された脈流電圧に従い、上記第2の整流器より入力
された脈流電圧のうち所定電圧以上の尖頭値部分をカッ
トし、このカット部分を除去した脈流電圧を上記第2の
整流器に出力するトランジスタまたはFETとを備え、
上記第2の整流器が、上記トランジスタまたはFETか
ら入力された所定電圧以上の尖頭値部分が除去された脈
流電圧を受けると、上記所定電圧以上の尖頭値部分を除
去した交流電圧を上記トランスに出力する。
り尖頭値をカットし、そのカット後の交流電圧をトラン
スに出力する。
の実施形態を図面に基づき説明する。
形態の構成を示す回路図である。
機器に用いられる定電圧電源であって、尖頭値電圧カッ
ト回路11と、トランス12、ブリッジ形全波整流器1
3(以下、第1の整流器という)および平滑コンデンサ
14とから構成されている。
260V範囲からなる交流電圧のうち100V以上の尖
頭値部分をカットし、このカット部分を除去した交流電
圧をトランス12に出力する回路であって、ブリッジ形
全波整流器(以下、第2の整流器という)111、抵抗
(R1)112、ツェナーダイオード(ZD)113、
トランジスタ114と、抵抗115(R2)とから構成
されている。
ように、100V〜260V範囲で入力された交流電圧
(図では150Vになっている)を全波整流し、図2
(b)に示すように、脈流電圧をトランジスタ114に
出力するようになっている。
に示すように、トランジスタ114から出力された10
0V以上の尖頭値部分が除去された脈流電圧を受ける
と、図2(d)に示すように、100V以上の尖頭値部
分をカットし、このカット部分を除去した交流電圧をト
ランス12に出力するようになっている。
ス電圧を供給するものである。
の両端電圧により、所定電圧以上の電圧を受けると、電
圧が一定になる脈流電圧をトランジスタ114のベース
に出力するようになっている。
ド113から出力された脈流電圧に従い、第2の整流器
111から出力された脈流電圧に基づき、図2(c)に
示すように、100V以上の尖頭値部分をカットし、こ
のカット部分を除去した脈流電圧を、第2の整流器11
1に再度出力するようになっている。
ド113のツェナー電圧まで引き上げるものである。
力した100V以上の尖頭値部分が除去された交流電圧
を、図2(e)に示すように、16Vの電圧に降下させ
るようになっている。
力された16Vの交流電圧を全波整流し、図2(f)に
示すように、16Vの脈流電圧を出力するようになって
いる。
からなり、第1の整流器13により出力された16Vの
脈流電圧を平滑して、図2(g)に示すように、16V
の直流電圧を出力するようになっている。
ついて、図2を参照して説明する。
形態の定電圧電源に入力される交流電圧の尖頭値が15
0Vとして説明する。
ように、尖頭値が150Vの交流電圧が入力されると、
この交流電圧を整流し、図2(b)に示すように、尖頭
値が150Vの脈流電圧をトランジスタ114に出力す
る。
1から出力された脈流電圧に基づき、ツェナーダイオー
ド113の電圧制御のもと、図2(c)に示すように、
100V以上の尖頭値部分をカットし、このカット部分
を除去した脈流電圧を第2の整流器111に出力する。
スタ114から受けた脈流電圧を、図2(d)に示すよ
うに、100V以上の尖頭値部分をカットし、このカッ
ト部分を除去した交流電圧をトランス12に出力する。
り出力された交流電圧を、図2(e)に示すように16
Vの電圧に降下させ、この電圧を第1の整流器13に出
力する。
力された16Vの電圧に降下した交流電圧を整流し、図
2(f)に示すように、16Vの脈流電圧を平滑コンデ
ンサ14に出力する。
により出力された16Vの脈流電圧を平滑して、図2
(g)に示すように、16Vの直流電圧を出力する。
圧カット回路11により入力された交流電圧のうち、1
00V以上の尖頭値部をカットし、このカット部分を除
去した交流電圧を出力するため、使用される交流電圧が
異なる場合でも使用できる。
えば230Vの交流電圧を16Vの一定電圧の直流に落
とす場合でも、交流電圧のうち100V以上の尖頭値部
分がカットされた一定電圧の脈流電圧がトランス12に
入力されるため、第1次巻線の巻線数を多くした230
V用のトランスを不要にすることができる。
ランジスタ114を使用しているが、これに代えてFE
T(Field Effct Trnsistor)を使用してもよい。
るので以下のような効果を有する。
ト回路により尖頭値をカットし、このカット部分を除去
した交流電圧をトランスに出力するため、使用される交
流電圧が異なる場合でも使用できる。
場合、使用電圧に合わせるためにタップの切替えを行う
必要がなくなり、その切換えの煩わしさを解消すること
ができる。
ため、タップの切換えにより発生する不一致部分の過剰
電流の発生を防止でき、これにより発熱および故障等の
発生を防止できる。
30Vの交流電圧を16Vの一定電圧の直流に落とす場
合でも、入力された交流電圧のうち所定電圧以上の尖頭
値部分がカットされた一定電圧の交流電圧がトランスに
入力されるため、第1次巻線の巻線数を多くした230
V用のトランスを不要にすることができる。
小形化することができるとともに、電圧変動率を改善で
き、かつ、製造コスト高を抑えることができる。
圧の変動が発生した場合には、入力された交流電圧のう
ち所定電圧以上の尖頭値部分がカットされた一定電圧の
交流電圧をトランスに出力するため、変動した電圧部分
もカットされ、出力電圧を変動しないようにすることが
できる。
を示す回路図。
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された交流電圧のうち所定電圧以上
の尖頭値部分をカットし、このカット部分を除去した交
流電圧を出力する尖頭値電圧カット回路と、 この尖頭値電圧カット回路から出力された上記交流電圧
を所定電圧に降下させるトランスと、 このトランスから出力され所定電圧に降下した交流電圧
を整流して脈流電圧を出力する第1の整流器と、 この第1の整流器により出力された脈流電圧を平滑して
所定の直流電圧を出力する平滑コンデンサとを具備する
ことを特徴とする定電圧電源。 - 【請求項2】 上記尖頭値電圧カット回路は、 入力された交流電圧を脈流電圧に整流するとともに、所
定電圧以上の尖頭値部分をカットし、このカット部分を
除去した交流電圧をトランスに出力する第2の整流器
と、 この第2の整流器からの上記脈流電圧に基づき電圧を出
力し、所定電圧以上になると電圧が一定になる脈流電圧
を出力するツェナーダイオードと、 このツェナーダイオードから出力された脈流電圧に従
い、上記第2の整流器より入力された脈流電圧のうち所
定電圧以上の尖頭値部分をカットし、このカット部分を
除去した脈流電圧を上記第2の整流器に出力するトラン
ジスタまたはFETとを備え、 上記第2の整流器は、上記トランジスタまたはFETか
ら入力された所定電圧以上の尖頭値部分が除去された脈
流電圧を受けると、上記所定電圧以上の尖頭値部分を除
去した交流電圧を上記トランスに出力することを特徴と
する請求項1記載の定電圧電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19843899A JP3300761B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 定電圧電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19843899A JP3300761B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 定電圧電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028878A true JP2001028878A (ja) | 2001-01-30 |
JP3300761B2 JP3300761B2 (ja) | 2002-07-08 |
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ID=16391094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19843899A Expired - Fee Related JP3300761B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 定電圧電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3300761B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7523804B2 (en) | 2002-03-26 | 2009-04-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Small swing type shovel |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP19843899A patent/JP3300761B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7523804B2 (en) | 2002-03-26 | 2009-04-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Small swing type shovel |
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Publication number | Publication date |
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JP3300761B2 (ja) | 2002-07-08 |
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