JP2001028530A - 弾性表面波フィルタおよび通信機器 - Google Patents

弾性表面波フィルタおよび通信機器

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JP2001028530A
JP2001028530A JP11199617A JP19961799A JP2001028530A JP 2001028530 A JP2001028530 A JP 2001028530A JP 11199617 A JP11199617 A JP 11199617A JP 19961799 A JP19961799 A JP 19961799A JP 2001028530 A JP2001028530 A JP 2001028530A
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acoustic wave
surface acoustic
wave filter
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JP11199617A
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Kenji Kadoma
健志 門間
Toru Yamada
徹 山田
Kazunori Nishimura
和紀 西村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性表面波フィルタをインピーダンス整合さ
せるための素子数の削減および群遅延特性の劣化を抑制
する。 【解決手段】 単結晶圧電基板101の上にIDT電極
102a、102b、106a、106bと反射器10
3a〜104b、107a〜108bを配置してなるS
AW多重モード共振器105、109、およびコンデン
サ111から構成したSAW多重モードフィルタ112
を備えた弾性表面波フィルタを用いて、コンデンサ11
1の容量成分および内部の抵抗成分により、SAW多重
モードフィルタの入出力インピーダンスを変化させて、
外部回路とのインピーダンス整合のための素子数を削減
するとともに、また整合回路によるインピーダンス変化
を小さくして群遅延偏差の劣化を抑えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機器にお
ける高周波回路に使用される、SAW多重モードフィル
タを多段接続して構成された弾性表面波フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、弾性表面波フィルタは通信機器の
送受信回路内のRF,IF段のフィルタとしてさかんに
用いられている。以下に図面を参照しながら、従来の弾
性表面波フィルタの一例について説明する。
【0003】従来より一般に知られているSAW多重モ
ード共振器を多段接続構成にした弾性表面波フィルタの
構成を図6に示す。図6において、601は単結晶圧電
基板であり、この上に電極パターンを形成することによ
り弾性表面波が励起する。602aはインターデジタル
トランスジューサ(IDT)電極であり、その両側に反
射器603a、604aを配置することによりエネルギ
ー閉じ込め型弾性表面波(SAW)共振器を形成してい
る。また、IDT電極602bと反射器603b、60
4bにより上記と同様のSAW共振器が構成され、上記
2つの共振器が近接配置されその間に音響結合が生じる
ことにより、第1段のSAW多重モード共振器605が
構成される。
【0004】さらに、上記第1段のSAW多重モード共
振器605と同様にして、第2段のSAW多重モード共
振器609が、IDT電極606a、606b、および
反射器607a、608a、607b、608bにより
構成される。
【0005】SAW多重モード共振器605とSAW多
重モード共振器609は、段間電極パターン610によ
り電気的に接続されて、SAW多重モードフィルタ61
3を構成している。整合回路611はIDT電極602
aに接続され、弾性表面波フィルタの入力側を、図示し
ない前段のIC回路と整合させる。整合回路612はI
DT電極606bに接続され、弾性表面波フィルタの出
力側を、図示しない後段のIC回路と整合させる。な
お、前段および後段のIC回路は、本来は高インピーダ
ンス系であるが、リアクタンス素子を付加することでイ
ンピーダンスを調整し50Ω系にしてある。
【0006】図7は、以上のように構成された弾性表面
波フィルタの入出力インピーダンスを示したスミス・チ
ャートである。ここでは50Ω系で規格化した場合のイ
ンピーダンスを示している。図7中の太い実線は、コン
ダクタンスG=1の円を示している。点701は図6の
従来の技術によるSAW多重モードフィルタ613のイ
ンピーダンスを示しており、容量性かつコンダクタンス
G>1の値をもつものである。
【0007】このとき、弾性表面波フィルタの入出力イ
ンピーダンスは、整合回路611、612の容量成分と
誘導成分により、それぞれ図7の矢印704、705の
ように変化して点702を経て703で示す値となり、
前段および後段のIC回路と50Ωでインピーダンス整
合する。ここで、この従来の技術による弾性表面波フィ
ルタの群遅延特性を図8に示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、前後段のIC回路を50Ω系に調整するため
の素子が別途必要であり、しかもIC回路と弾性表面波
フィルタのインピーダンス整合のために、多くの素子数
が必要となる。
【0009】また、インピーダンス整合時にインピーダ
ンスがスミス・チャート上を動く距離が長く、付加した
整合回路のQ値がSAW共振器のQ値と比べて格段に低
いため、フィルタの損失が増大し、郡遅延特性の劣化を
引き起こすという課題を有していた。
【0010】本発明は、従来の弾性表面波フィルタにお
ける上記問題を解消するためになされたものであって、
インピーダンス整合の素子数を削減し、また群遅延特性
の劣化を抑えた弾性表面波フィルタを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明(請求項1に対応)は、圧電基板と、前記圧
電基板上に形成されたインターデジタルトランスジュー
サ(IDT)電極と、前記IDT電極の両端近傍に配置
された反射器とを具備した弾性表面波(SAW)共振器
を有するSAW多重モード共振器が、少なくとも2つ接
続されているSAW多重モードフィルタとを備え、前記
SAW多重モードフィルタの入力および/または出力イ
ンピーダンスは、前記SAW多重モードフィルタが接続
されている素子のインピーダンスより低いものであるこ
とを特徴とする弾性表面波フィルタである。
【0012】上記の構成により、前段、後段のIC回路
のインピーダンスを50Ωに調整する必要をなくすこと
で、少ない素子数でのインピーダンス整合を可能とし、
また整合回路によるQの劣化を抑制して、群遅延特性の
劣化を抑えることとなる。
【0013】また、第2の本発明は、第1の本発明の弾
性表面波フィルタを搭載したことを特徴とする通信機器
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。 (実施の形態1)図1に本発明の実施の形態1の弾性表
面波フィルタの構成を示す。図1において、101は単
結晶圧電基板であり、この上に電極パターンを形成する
ことにより弾性表面波が励起する。102aはIDT電
極であり、その両側に反射器103a、104aを配置
することにより、エネルギー閉じ込め型SAW共振器を
形成している。また、IDT電極102bと反射器10
3b、104bにより同様のSAW共振器が構成され、
上記2つの共振器が近接配置され、それらの間に音響結
合が生じることにより第1段のSAW多重モード共振器
105が構成される。
【0015】さらに、上記第1段のSAW多重モード共
振器105と同様にして、第2段のSAW多重モード共
振器109が、IDT電極106a、106bと反射器
107a、108a、107b、108bにより構成さ
れる。
【0016】SAW多重モード共振器105とSAW多
重モード共振器109は、段間電極パターン110によ
り電気的に接続され、さらにIDT電極102aには、
コンデンサ111が接続されて、第1段のSAW多重モ
ード共振器105、第1段のSAW多重モード共振器1
09およびコンデンサ111により、SAW多重モード
フィルタ112を構成している。
【0017】コンデンサ111は、その一端がIDT電
極102aに接続され、他端は接地されている。コンデ
ンサ111は、その内部に抵抗成分を持つことから、容
量成分113と抵抗成分114の直列回路で構成するこ
とができる。
【0018】また、入力側の整合回路115は、IDT
電極102aに接続され、弾性表面波フィルタの入力側
にて、図示しない前段のIC回路とインピーダンスを整
合させる。出力側の整合回路116は、IDT電極10
6bに接続され、弾性表面波フィルタの出力側にて、図
示しない後段のIC回路とインピーダンスを整合させ
る。なお、整合回路115、116においては、ともに
SAW多重モードフィルタ112接続側に直列にコンデ
ンサが接続され、IC回路接続側はコイルを介して接地
されている。
【0019】以上のように構成された、本発明の実施の
形態1による弾性表面波フィルタについて、以下その動
作を説明する。
【0020】図2は、本実施の形態における弾性表面波
フィルタの入出力インピーダンスを示したスミス・チャ
ートである。ここでは弾性表面波フィルタを接続するI
C回路のインピーダンス系で規格化された場合のインピ
ーダンスを示している。図2中の太い実線は、コンダク
タンスG=1の円を示している。点201は、図7に示
した従来の技術によるSAW多重モードフィルタのイン
ピーダンスを示しており、容量性かつコンダクタンスG
>1の値をもつものである。
【0021】本実施の形態によれば、整合回路115と
第1段のSAW多重モード共振器105との間に適当な
コンデンサ111を接続することにより、SAW多重モ
ードフィルタの入出力インピーダンスは、容量成分11
3により、矢印206のように変化し(入出力インピー
ダンスは点202へ)、また抵抗成分114により、矢
印207のように変化する。このようなコンデンサ11
1の作用により、SAW多重モードフィルタの入出力イ
ンピーダンスは、点203で示すコンダクタンスG≦1
の値に変化する。
【0022】このとき、弾性表面波フィルタの入出力イ
ンピーダンスは、整合回路115、116の容量成分と
誘導成分により、それぞれ図2の矢印208、209の
ように変化し、点204を経て点205で示す値とな
り、前段、後段のIC回路とインピーダンス整合する。
【0023】この結果、本実施の形態による弾性表面波
フィルタは、従来の技術によるものと比べて、前段、後
段のIC回路のインピーダンスを50Ωに調整する必要
がなく、インピーダンス整合のための素子数を削減する
ことができる。また、整合回路によりインピーダンスが
スミス・チャート上を動く距離を短くとる、即ち弾性表
面波フィルタと前段、後段のIC回路との整合の際の整
合回路の寄与度を減らすことができる。したがって、整
合回路に起因するQの劣化を抑制して、群遅延偏差の劣
化を抑えることができる。
【0024】ここで、本実施の形態における弾性表面波
フィルタの群遅延特性を図3に示す。図8に示した従来
の技術による弾性表面波フィルタの群遅延特性と比較し
て、約0.3μ秒改善されている。
【0025】なお、本実施の形態において、コンデンサ
111は単独の容量として構成したものとして説明を行
ったが、これは圧電基板101上にインターデジタル状
の電極にて構成してもかまわない。
【0026】また、本実施の形態においては、多段接続
SAW多重モードフィルタの段数を2段として説明を行
ったが、本発明が3段以上の多段接続SAW多重モード
フィルタにも適応できることは勿論である。
【0027】また、本実施の形態において、コンデンサ
111は、容量成分113と抵抗成分114の直列回路
で構成したが、容量成分113と抵抗成分114の並列
回路で構成することもできる。
【0028】(実施の形態2)図4に本発明の実施の形
態2の弾性表面波フィルタの構成を示す。図4におい
て、401は単結晶圧電基板であり、この上に電極パタ
ーンを形成することにより弾性表面波が励起する。40
2aはIDT電極であり、その両側に反射器403a、
404aを配置することにより、エネルギー閉じ込め型
SAW共振器を形成している。またIDT電極402b
と反射器403b、404bにより同様のSAW共振器
が構成され、上記2つの共振器が近接配置され、それら
の間に音響結合が生じることにより第1のSAW多重モ
ード共振器405が構成される。
【0029】さらに、上記第1のSAW多重モード共振
器405とと同様にして、第2のSAW多重モード共振
器409がIDT電極406a、406bと反射器40
7a、408a、407b、408bにより構成され、
さらに同様に第3のSAW多重モード共振器413がI
DT電極410a、410bと反射器411a、412
a、411b、412bにより構成される。
【0030】ここで第1のSAW多重モード共振器40
5と、第2のSAW多重モード共振器409とは並列に
接続されており、これら並列接続されたSAW多重モー
ド共振器405および409に対し、第3のSAW多重
モード共振器413が直列に接続されて、SAW多重モ
ードフィルタ414が構成される。
【0031】また、入力側の整合回路415は、IDT
電極402a、406aに接続され、弾性表面波フィル
タの入力側にて、図示しない前段のIC回路とインピー
ダンスを整合させる。出力側の整合回路416は、ID
T電極410bに接続され、弾性表面波フィルタの出力
側にて、図示しない後段のIC回路とインピーダンスを
整合させる。なお、整合回路415、416において
は、実施の形態1と同様、ともにSAW多重モードフィ
ルタ414接続側に直列にコンデンサが接続され、IC
回路接続側はコイルを介して接地されている。
【0032】以上のように構成された、本発明の実施の
形態2による弾性表面波フィルタについて、以下その動
作を説明する。
【0033】図2は、本実施の形態における弾性表面波
フィルタの入出力インピーダンスを示したスミス・チャ
ートである。ここでは弾性表面波フィルタを接続するI
C回路のインピーダンス系で規格化された場合のインピ
ーダンスを示している。図2中の太い実線は、コンダク
タンスG=1の円を示している。点201は、図7に示
した従来の技術によるSAW多重モードフィルタのイン
ピーダンスを示しており容量性かつコンダクタンスG>
1の値をもつものである。
【0034】本実施の形態によれば、第1のSAW多重
モード共振器405と第2のSAW多重モード共振器4
09とは互いに並列に接続されているため、その入力イ
ンピーダンスは、実施の形態1の、コンデンサ111を
接続した構成を有する弾性表面波フィルタの場合と同様
に変化し、SAW多重モードフィルタ414の入出力イ
ンピーダンスは、点203で示すコンダクタンスG≦1
の値に変化する。
【0035】このとき、弾性表面波フィルタの入出力イ
ンピーダンスは、整合回路415、416の容量成分と
誘導成分により、それぞれ図2の矢印213、214の
ように変化し、点204を経て点205で示す値とな
り、前段、後段のIC回路とインピーダンス整合する。
【0036】この結果、本実施の形態による弾性表面波
フィルタは、実施の形態1と同様、従来の技術によるも
のと比べて、前段、後段のIC回路のインピーダンスを
50Ωに調整する必要がなく、インピーダンス整合のた
めの素子数を削減することができる。また整合回路によ
りインピーダンスがスミス・チャート上を動く距離を短
くとる、即ち弾性表面波フィルタと前段、後段のIC回
路との整合の際の整合回路の寄与度を減らすことができ
る。したがって、整合回路に起因するQの劣化を抑制す
ることができ、実施の形態1と同様に、群遅延偏差の劣
化を抑えることができる。
【0037】さらに、本実施の形態によれば、すべての
電極が同一圧電基板上に形成できることから、実施の形
態1より回路規模が小さくでき、より小型化した弾性表
面波フィルタが得られる。
【0038】なお、本実施の形態における並列接続され
たSAW多重モード共振器は、本発明のサブSAW多重
モード共振器に相当するものである。
【0039】また、本実施の形態による弾性表面波フィ
ルタの第2の構成例としては、図5に示すように、ID
T電極402bとIDT電極406bのうちのIDT電
極410aと接続される側の電極を間引いたものとして
もよい。特にこの場合、IDT電極402bと406b
のうち、IDT電極410aと接続される側の電極の対
数の合計を、これらと縦続接合するIDT電極410a
のうちのIDT電極402b、406bと接続される側
の電極の対数とほぼ一致させることができ、さらに良好
な段間の整合が可能となる。
【0040】また、本実施の形態においては、SAW多
重モードフィルタの段数を2段として説明を行ったが、
本発明が3段以上の多段接続SAW多重モードフィルタ
にも適応できることは勿論である。
【0041】なお、本発明において用いる圧電基板とし
ては、温度特性に優れるSTカット水晶が好ましいが、
LiTaO3、LiNbO3、Li247、La3Ga5
SiO14等の基板を使用することもできる。
【0042】また、本発明の弾性表面波フィルタは、携
帯電話等の携帯端末に搭載して用いてもよい。この場
合、より通信品質にすぐれるとともに、小型化した形態
通信端末を得られるという効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、SAW多重モードフィルタに並列に容量成分と抵抗
成分を持った素子を接続して、インピーダンス調整の一
部をSAW多重モードフィルタ自身で行うことにより、
整合回路の素子数を削減することができるとともに、整
合回路によりインピーダンスがスミス・チャート上を動
く距離を短くして、弾性表面波フィルタと前段、後段の
IC回路との整合の際の整合回路の寄与度を減らすこと
ができる。したがって、整合回路によるQの劣化を抑制
することができ、群遅延偏差の劣化を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による弾性表面波フィル
タの構成を示す図
【図2】本発明の弾性表面波フィルタの入出力インピー
ダンスの一例を示すスミスチャート
【図3】本発明の弾性表面波フィルタの群遅延特性の一
例を示す図
【図4】本発明の実施の形態2による弾性表面波フィル
タの構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態2による弾性表面波フィル
タの、別の構成例を示す図
【図6】従来の技術による弾性表面波フィルタの構成を
示す図
【図7】従来の技術による弾性表面波フィルタの入出力
インピーダンスの一例を示すスミスチャート
【図8】従来の技術による弾性表面波フィルタの群遅延
特性の一例を示す図
【符号の説明】
101、401、601 単結晶圧電基板 102a、102b、106a、106b、402a、
402b、406a、406b、410a、410b、
602a、602b、606a、606b IDT電極 103a、103b、104a、104b、107a、
107b、108a、108b、403a、403b、
404a、404b、407a、407b、408a、
408b、411a、411b、412a、412b、
603a、603b、604a、604b、607a、
607b、608a、608b 反射器 105、109、405、409、413、605、6
09 SAW多重モード共振器 110、610 段間電極パターン 111 コンデンサ 112、414、613 SAW多重モードフィルタ 113 容量成分 114 抵抗成分 115、116、415、416、611、612 整
合回路 201、202、203、204、205、701、7
02、703 入出力インピーダンスを示す点 206、207、208、209、704、705 入
出力インピーダンスの変化を示す矢印
フロントページの続き (72)発明者 西村 和紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J097 AA09 AA12 BB14 CC03 CC05 CC14 DD21 KK02 KK03 LL07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板と、 前記圧電基板上に形成されたインターデジタルトランス
    ジューサ(IDT)電極と、前記IDT電極の両端近傍
    に配置された反射器とを具備した弾性表面波(SAW)
    共振器を有するSAW多重モード共振器が、少なくとも
    2つ接続されているSAW多重モードフィルタとを備
    え、 前記SAW多重モードフィルタの入力および/または出
    力インピーダンスは、前記SAW多重モードフィルタが
    接続されている素子のインピーダンスより低いものであ
    ることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記SAW多重モードフィルタの入力お
    よび/または出力端子に、並列にインピーダンス調整部
    を接続したことを特徴とする請求項1に記載の弾性表面
    波フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス調整部は、 容量成分と抵抗成分との直列回路で構成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の弾性表面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス調整部は、 容量成分と抵抗成分との並列回路で構成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の弾性表面波フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記インピーダンス調整部の一部または
    全部が、前記SAW多重モードフィルタが形成されてい
    るのと同一の圧電基板上に形成されていることを特徴と
    する請求項2に記載の弾性表面波フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記SAW多重モード共振器中の、少な
    くとも1つのSAW多重モード共振器は、 互いに並列接続された、少なくとも2つのサブSAW多
    重モード共振器であることを特徴とする請求項1に記載
    の弾性表面波フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも2つのサブSAW多重モ
    ード共振器の電極のうち、前記SAW多重サブモード共
    振器と接続しているものの本数は、それぞれの前記サブ
    SAW多重モード共振器について、前記SAW多重サブ
    モード共振器の電極の本数よりも少ないことを特徴とす
    る請求項6に記載の弾性表面波フィルタ。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも2つのサブSAW多重モ
    ード共振器と、これと接続している前記SAW多重モー
    ド共振器との間では、 そのIDT電極のうちの、接続に用いられる側の電極の
    合計数は、前記少なくとも2つのサブSAW多重モード
    共振器側と、前記SAW多重モード共振器側とで実質同
    一であることを特徴とする請求項7に記載の弾性表面波
    フィルタ。
  9. 【請求項9】 前記SAW多重モードフィルタの入力お
    よび/または出力インピーダンスを、前記SAW多重モ
    ードフィルタが接続される素子のインピーダンスで規格
    化してコンダクタンスG≦1の値としたことを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の弾性表面波フィ
    ルタ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    弾性表面波フィルタを搭載したことを特徴とする通信機
    器。
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JP11199617A Pending JP2001028530A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 弾性表面波フィルタおよび通信機器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030053113A (ko) * 2001-12-22 2003-06-28 엘지이노텍 주식회사 밸런스형 표면탄성파 필터
KR100503957B1 (ko) * 2001-08-14 2005-07-26 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 탄성 표면파 장치
US6967427B2 (en) 2002-03-18 2005-11-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic wave device and communication apparatus incorporating the same

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