JP2001027239A - 磁気浮上型運動装置 - Google Patents

磁気浮上型運動装置

Info

Publication number
JP2001027239A
JP2001027239A JP11196947A JP19694799A JP2001027239A JP 2001027239 A JP2001027239 A JP 2001027239A JP 11196947 A JP11196947 A JP 11196947A JP 19694799 A JP19694799 A JP 19694799A JP 2001027239 A JP2001027239 A JP 2001027239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
shaft
driving
pole
shaft cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11196947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3226901B2 (ja
Inventor
Kokichi Okura
光吉 大蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HARU CORP KK
Original Assignee
HARU CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HARU CORP KK filed Critical HARU CORP KK
Priority to JP19694799A priority Critical patent/JP3226901B2/ja
Publication of JP2001027239A publication Critical patent/JP2001027239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226901B2 publication Critical patent/JP3226901B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/0408Passive magnetic bearings
    • F16C32/0423Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other
    • F16C32/0429Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for both radial and axial load, e.g. conical magnets
    • F16C32/0431Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for both radial and axial load, e.g. conical magnets with bearings for axial load combined with bearings for radial load
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ駆動用電源を必要せず、簡易な構成で
低コストに製造でき、接触摩耗による損傷を皆無にし、
メンテナンスフリーで長期間の使用に耐える磁気浮上型
運動装置を提供する。 【解決手段】 何れか一方極が上方に向くように透磁性
を有する軸筒体9の下端側にドーナツ状の固定側磁石8
を固設し、固定側磁石8の上向きの一方極と同極側を対
向して互いに反発作用状態となって自体が浮上できるよ
うに標識部14を備えたドーナツ状の従動側磁石13を
軸筒体9に遊挿する。軸筒体9の筒内には、回転軸体1
0を同軸挿入して自転可能とし、回転軸体10の軸側面
には片持状態で原動側磁石11を固設し、軸筒体9を通
じて従動側磁石13と互いに引力作用状態となるように
配置する。回転軸体10の上端側もしくは下端側に水平
放射状に複数の水平腕12Aを配置し、この水平腕12
A端に風圧を受けて回転軸体10を回転させる半球状カ
ップ12Bを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路標識等
の警告標識灯、田畑等の鳥脅し用標識、動物・人形・キ
ャラクタ等の玩具用標識等を無接触式に回転駆動させ
て、看者に対し注意や好奇心を促したり、鳥脅しとして
使用したりする等のための磁気浮上型運動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、看者に対し注意や好奇心を促した
り、鳥脅しとして使用したりする標識部を回転させるた
めの回転装置として、標識部を取り付けた回転軸の上下
両端を不動軸受体にベアリング部材を介して回転可能に
枢支させ、回転軸を例えばウオームギヤ機構を介してモ
ータの出力軸に連結させ、電源によりモータを回転駆動
させることにより標識部を回転させるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来提案の回転装置では、モータ駆動のための電源、
標識部を取り付けた回転軸を支持するためのベアリング
部材等を必要とし、機構自体が非常に複雑で且つ高価な
ものとなる。しかも、ベアリング部材を介しての回転軸
の支持機構は、回転装置の長期間の使用に伴う摩耗によ
る損傷が著しく、常にメンテナンスを要するものである
等の問題点を有していた。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、従来の標識部における回
転装置のようなモータ駆動用の電源を必要とせずに簡易
な構成で低コストに製造でき、しかも接触摩耗による回
転軸の損傷を皆無にさせてメンテナンスフリーとして長
期間の使用に耐えられる無接触式の磁気浮上型運動装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、N極もしくはS極の何れか一
方極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体9の下端
側に固設されたドーナツ状の固定側磁石8と、この固定
側磁石8の上向きの一方極と同極側を対向させて互いに
反発作用状態となって自体を浮上させるように軸筒体9
に中心開口部が遊挿されて、固定側磁石の上方に配置さ
れたドーナツ状の従動側磁石13と、軸筒体9の筒内に
同軸挿入されて自転可能とした回転軸体10の軸側面に
片持状態で固設され、軸筒体9を介して従動側磁石13
と互いに引力作用状態となって配置された原動側磁石1
1とを有し、回転軸体10の回転手段12による原動側
磁石11の旋回に伴い、軸筒体9周囲において従動側磁
石13を偏心回転可能としたものである。回転手段12
は、回転軸体10の上端側もしくは下端側に水平放射状
に配置された複数の水平腕12Aの端に取り付けられ、
風圧を受けて回転軸体10を回転させる複数の半球状カ
ップ12Bまたは羽根等により形成された風車機構によ
るものとできる。一方、N極もしくはS極の何れか一方
極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固
設され、軸筒体9と共に揺転するよう支持手段20によ
り下端側を支持させたドーナツ状の原動側磁石21と、
この原動側磁石21の上向きの一方極と同極側を対向さ
せて互いに反発作用状態となって自体を浮上させるよう
に軸筒体9に中心開口部13Aが遊挿されて、原動側磁
石21の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13
とを有し、支持手段20による原動側磁石21の揺転に
伴い、軸筒体9周囲において従動側磁石13を偏心回転
可能としたものである。支持手段20は、一端側に形成
した半球体部22Aを原動側磁石21側に係合させ、他
端側に形成した球体部22Bを、原動側磁石21下方側
に配した底板部3に回転可能に枢着させて成る支持軸2
2と、原動側磁石21,底板部3相互間に介設張架させ
ることで、支持軸22を介して連繋させた原動側磁石2
1、底板部3夫々を互いに離隔するように弾発付勢させ
る発条手段(23)とにより形成できる。また、従動側
磁石21の側面には標識部14を設け、この標識部14
は、光反射・光分散部材、蛍光・燐光等の自他発光型塗
料部材等の警告標識灯、または目模様や周辺磁場の変動
等による鳥脅し用標識、または動物・人形・キャラクタ
等の形態を有する玩具用標識等によるものとできる。
【0006】以上のように構成された本発明に係る磁気
浮上型運動装置にあって、回転手段12を介して回転軸
体10を回転させることにより、回転軸体10に対し片
持一体と成した原動側磁石11を旋回させる。一方、原
動側磁石11と従動側磁石13とは透磁性を有する軸筒
体9を介して相互に引力が作用しいることで、原動側磁
石11の旋回によって軸筒体9外周においてはドーナツ
状をした従動側磁石13の中心開口部内周面の一部が軸
筒体9外周面に摺接されながら、フラフープ回転状態と
なって従動側磁石13が偏心回転させられる。複数の半
球状カップ12Bまたは羽根等により形成された風車機
構による回転手段12は、半球状カップ12Bまたは羽
根等自体に直接風圧を受けることにより、回転軸体10
を回転させる。支持手段20によって下端側が支持され
たドーナツ状の原動側磁石21は、当該支持手段20に
より、前後・左右の任意方向で揺転される。一方、原動
側磁石21と一体である軸筒体9に中心開口部13Aが
遊挿された原動側磁石21は、ドーナツ状の従動側磁石
13との反発相互作用によって浮上させており、上記の
原動側磁石21においての外部からの風圧や振動等によ
って生じる揺転運動は、この原動側磁石21との間によ
る斥力相互作用を受けることで従動側磁石13に対して
偏心回転運動あるいは揺転運動を生じさせる。すなわ
ち、軸筒体9外周においてドーナツ状をした従動側磁石
13の中心開口部13A内周面の一部が軸筒体9外周面
に摺接されながら、フラフープ回転状態となることで従
動側磁石13が偏心回転させられ、あるいは揺転させら
れる。支持手段20は、発条手段(23)により、支持
軸22一端の半球体部22Aに係合された原動側磁石2
1を底板部3から離隔するように弾発付勢させ、原動側
磁石21の揺転運動を容易に行なわせる。従動側磁石1
3の側面に付設した標識部14は、光反射・光分散部
材、蛍光・燐光等の自他発光型塗料部材等の警告標識
灯、または目模様や周辺磁場の変動等による鳥脅し用標
識、または動物・人形・キャラクタ等の形態を有する玩
具用標識等によるものとして、看者に対し注意や好奇心
を促したり、鳥脅しとして使用したりする等の様々な用
途への対応を可能にさせる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明すると、図1、図2において示される第
1の実施の形態における符号1は、例えば警告標識灯、
鳥脅し用標識、玩具用標識等の標識部14を無接触式に
回転駆動させるものとした磁気浮上型運動装置であり、
この磁気浮上型運動装置1は、後述する風車機構を配す
るための略円筒状の基体5と、この基体5の上方を覆蓋
させるものとした有底円筒状の透明合成樹脂製の蓋体6
と、基体5の上板部2に配したドーナツ状の固定側磁石
8と、固定側磁石8の中心開口部8Aに起立配置させた
筒状の軸筒体9と、軸筒体9の筒内において回転可能に
配置され、原動側磁石11が片持状態に固設された回転
軸体10と、軸筒体9に遊挿されたドーナツ状の軽量な
従動側磁石13とから構成してある。
【0008】基体5は、中央に円孔2Aを有した円盤状
の上板部2、この上板部2とほぼ同径で中心に軸受部3
Aを有する円盤状の底板部3、上板部2および底板部3
夫々の円周間である周側面に縦方向に掛架連結させた複
数の支柱4夫々により複数の開口窓部4Aを形成してあ
る。そしてこの基体5の上面周縁部に形成した逆有底筒
状の円形状の周縁リブ5A内周に蓋体6の開口縁部6A
側を嵌挿させることで、蓋体6自体によって軸筒体9、
従動側磁石13等を収納するように基体5の上方を覆蓋
させるものとしてある。
【0009】基体5の上板部2における周縁リブ5Aの
内方側には、円形状の中間リブ7Aと、前記円孔2Aを
中央に有する円形凹状の底面部7Bとにより円形凹所7
を形成し、この円形凹所7内には、ドーナツ状の固定側
磁石8をこれのN極もしくはS極の何れか一方極である
例えばN極が上方に向くようにして嵌着させてある。
【0010】また、基体5の上板部2において円形凹所
7内に嵌着させた固定側磁石8の中心開口部8Aに、透
磁性を有する動摩擦係数の小さな硬質合成樹脂材料によ
り筒状に形成された軸筒体9を、この軸筒体3の筒中心
軸と前記円孔2Aの中心軸とが同軸位置するように嵌挿
起立させてある。
【0011】軸筒体9の筒内には、基体5の上板部2に
おける円孔2Aに貫挿した状態で回転軸体10が配置さ
れており、回転軸体10の下端部側を前記底板部3の底
板部側軸受部3Aに回転可能に支承させ、回転軸体10
の上端部側を蓋体6の天板中央部に形成した蓋体側軸受
部6Bに回転可能に支承させることで回転軸体10自体
を軸筒体9の筒内において自転可能となるようにしてあ
る。この回転軸体10の軸筒体9内に位置する軸側面箇
所には、軸筒体9を介して従動側磁石13と互いに引力
作用状態となって配置するよう円柱状の軽量な原動側磁
石11が片持状態で固設されている。
【0012】そして、回転軸体10の基体5内に位置す
る箇所には、当該回転軸体10の軸方向に対して直角と
なるように水平放射状の複数の水平腕12Aを配置さ
せ、この複数の水平腕12A夫々の端には、風圧を受け
て回転軸体10を回転させるための複数の半球状カップ
12B夫々を横向きにして取り付けて成る風車式の回転
手段12が形成されている。
【0013】軸筒体9には、ドーナツ状の軽量な従動側
磁石13が、軸筒体9自体の外径寸法よりも大きな内径
寸法に形成された中心開口部13Aによって遊挿されて
おり、前記固定側磁石8の上向きの一方極である例えば
N極と同極側であるN極側を対向させて互いに反発作用
状態となって従動側磁石13自体を無接触の状態で浮上
させるようにしてある。
【0014】従動側磁石13は、ドーナツ状の固定用枠
部材15に嵌着されており、固定用枠部材15側面にお
いて複数の円弧枠状に分割形成した円枠部分15A夫々
に標識部14を付設してある。この標識部14は、例え
ば光反射・分散部材、蛍光・燐光等の自他発光型塗料部
材等の警告標識灯、または目模様や周辺磁場の変動等に
よる鳥脅し用標識、または動物・人形・キャラクタ等の
形態を有する玩具用標識等の各種様々な標識によるもの
とすることができ、応用・利用範囲の広いものとしてあ
る。
【0015】尚、本実施の形態では、風車機構式の回転
手段12を半球状カップ12Bのものとしてあるが、こ
の半球状カップ12Bの替わりに風切板状の羽根等を採
用しても良いことは勿論である。また、本実施の形態に
おいては回転手段12を下方側の基体5内に配してある
が、これに限定されずに例えば蓋体6の天板中央に貫通
孔を設け、この貫通孔を経て蓋体6上外方まで回転軸体
10を延設し、この先端に風車機構式の回転手段12を
取り付けるようにしても良い。
【0016】このようにして風車式の回転手段12によ
り回転軸体10を風圧回転させることで、軸筒体9内で
原動側磁石11が旋回させられることとなり、標識部1
4と一体の従動側磁石13は軸筒体9を通して原動側磁
石11に吸引されながら軸筒体9周囲でフラフープ回転
状態の如き偏心回転することとなる。
【0017】尚、本実施の形態における磁気浮上型運動
装置1自体は、基体5、蓋体6、軸筒体9、回転軸体1
0、従動側磁石13夫々が何等の取付治具を使用するこ
となく簡単に組立・分解できるように構成してある。
【0018】次に以上のように構成された実施の形態に
ついての使用、動作の一例を説明するに、図1に示すよ
うに、回転手段12の半球状カップ12Bが風圧を受け
ることにより回転軸体10を回転させるものとなり、こ
れによって原動側磁石11が偏心回転される。すると図
2に示すように、透磁性を有する軸筒体9を通しての原
動側磁石11と従動側磁石13との引力相互作用によ
り、従動側磁石13の中心開口部13Aの内周面が軸筒
体9外周に摺接されながら当該従動側磁石13は標識部
14と一体となってフラフープ状に偏心回転される。こ
のようにして偏心回転される標識部14により、例えば
看者に対し注意や好奇心を促したり、鳥脅しとして機能
したりするのである。
【0019】また、図3、図4には第2の実施の形態が
示されており、第1の実施の形態を示した図1、図2と
同一の構成部分については同一の符号が付されることで
その詳細な説明は省略されている。この第2の実施の形
態にあっては第1の実施の形態においての回転軸体10
を回転させる風車機構式の回転手段12を設ける替わり
に、軸筒体9と共にドーナツ状の原動側磁石21を前後
・左右方向の任意方向で揺動もしくは正逆回転方向に揺
転するよう原動側磁石21の下端側に支持手段20を設
けてある。
【0020】この第2の実施の形態を具体的に説明する
と、基体5の上板部2における周縁リブ5Aの内方側に
は、円枠状の中間リブ7Aと、断面略半球凹状に形成し
た円孔軸受24を中央に有する円形状の底面部7Bとに
より円形凹所7を形成し、この円形凹所7内に、ドーナ
ツ状の原動側磁石21をこれのN極もしくはS極の何れ
か一方極である例えばN極が上方に向くようにして嵌着
させてある。また、基体5の上板部2において円形凹所
7内に嵌着させた原動側磁石21の中心開口部21A
に、透磁性を有する動摩擦係数の小さな硬質合成樹脂材
料により筒状に形成された軸筒体9を、この軸筒体9の
筒中心軸と前記円孔軸受24中心とが同軸位置するよう
に嵌挿起立させてある。
【0021】軸筒体9には、ドーナツ状の望ましくは軽
量な従動側磁石13が、軸筒体9自体の外径寸法よりも
大きな内径寸法に形成された中心開口部13Aにより遊
挿されており、前記原動側磁石21の上向きの一方極で
ある例えばN極と同極側であるN極側を対向させて互い
に反発作用状態となって自体を無接触の状態で浮上させ
るようにしてある。従動側磁石13は、ドーナツ状の固
定用枠部材15に嵌着されており、固定用枠部材15側
面において複数の円弧枠状に分割形成した円枠部分15
A夫々に標識部14を付設してある。基体5の上面周縁
部に形成した円形状の周縁リブ5A内周に、逆有底円筒
状に形成されている透明合成樹脂製の蓋体6の開口縁部
6A側を嵌挿させることで基体5上の軸筒体9、従動側
磁石13夫々を収納させた状態て覆蓋させるものとして
ある。
【0022】支持手段20は、図3に示すように、基体
5において上下で対峙状に配した上板部2、下板部3相
互を互いに揺動自在となるように上下部で球対偶構造に
よって支持軸22で支承連結すると共に、上板部2、下
板部3相互を弾発的に離反するように伸展傾向に弾発付
勢されているスプリングコイル部材23を上板部2、下
板部3相互間に連繋配装して成るものである。こうする
ことで、適当な載置面上に下板部3にて載置しておくこ
とによって外部からの風圧、振動等でスプリングコイル
部材23の弾発作用が発揮されて上板部2更には軸筒体
9、蓋体6が前後・左右の任意な方向で揺動するものと
してある。
【0023】すなわち、支持手段20は、基体5の上板
部2における周囲を円弧状に彎曲させてある円孔軸受2
4に、支持軸22一端側に形成した略大径半球形状の半
球体部22Aを摺動自在に係合させ、底板部3の中央に
形成した円弧状に彎曲させてある球体軸受25に、支持
軸22他端側に形成した略大径球形状の球体部22Bを
摺動自在に且つ回転可能に枢着させることにより構成し
てある。そして、上板部2と底板部3との間には、発条
手段として例えばスプリングコイル部材23を介設張架
させることで、支持軸22を介して連繋させた上板部
2、底板部3夫々が互いに離隔するように弾発付勢さ
せ、底板部3上にて上板部2が前後・左右方向の任意方
向に揺動できるようにしてある。
【0024】このようにして、図4に示すように、原動
側磁石21と一体である軸筒体9に中心開口部13Aが
遊挿され且つ原動側磁石21との反発相互作用により浮
上させられるようにしたドーナツ状の従動側磁石13
は、原動側磁石21による斥力相互作用を受けながら外
部からの風圧や振動等による原動側磁石21自体の左右
前後方向の揺動に追従した偏心回転運動あるいは揺転運
動を生じさせる。すなわち、軸筒体9外周においてドー
ナツ状をした従動側磁石13の中心開口部13A内周面
の一部が軸筒体9外周面に摺接されながらフラフープ回
転状態となって、標識部14と一体の従動側磁石13が
偏心回転させられ、あるいは揺転されるのであり、この
ようにして偏心回転、揺転される標識部14により、例
えば看者に対し注意や好奇心を促したり、鳥脅しとして
機能したりするのである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、従来における標識部の回転装置のようなモータ駆
動用の電源を必要とせず、簡易な構成で低コストに製造
でき、しかも接触摩耗による回転軸の損傷を皆無にさ
せ、メンテナンスフリーとして長期間の使用に耐えられ
る無接触式の磁気浮上型運動装置を提供できる。
【0026】すなわちこれは本発明において、N極もし
くはS極の何れか一方極が上方に向くように透磁性を有
する軸筒体9の下端側に固設されたドーナツ状の固定側
磁石8と、この固定側磁石8の上向きの一方極と同極側
を対向させて互いに反発作用状態となって自体を浮上さ
せるように軸筒体9に中心開口部が遊挿されて、固定側
磁石の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13
と、軸筒体9の筒内に同軸挿入されて自転可能とした回
転軸体10の軸側面に片持状態で固設され、軸筒体9を
介して従動側磁石13と互いに引力作用状態となって配
置された原動側磁石11とから成るものとしたからであ
り、これによって回転軸体10の回転手段12による原
動側磁石11の旋回に伴い、固定側磁石8に対して反発
作用状態となって浮上させられている従動側磁石13を
軸筒体9周囲において偏心回転可能とし、モータ駆動用
の電源を必要とせず、しかも接触摩耗による損傷を皆無
にさせ、メンテナンスフリーとして長期間の使用に耐え
られるのである。
【0027】このとき回転手段12は、回転軸体10の
上端側もしくは下端側に水平放射状に配置された複数の
水平腕12Aの端に取り付けられ、風圧を受けて回転軸
体10を回転させる複数の半球状カップ12Bまたは羽
根等により形成された風車機構によるものとしたので、
回転軸体10に対し片持一体と成した原動側磁石11の
旋回駆動をモータ駆動用の電源を必要とせずに容易に行
なうことができる。
【0028】一方、N極もしくはS極の何れか一方極が
上方に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固設さ
れ、軸筒体9と共に揺転するよう支持手段20により下
端側を支持させたドーナツ状の原動側磁石21と、この
原動側磁石21の上向きの一方極と同極側を対向させて
互いに反発作用状態となって自体を浮上させるように軸
筒体9に中心開口部13Aが遊挿されて、原動側磁石2
1の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13とか
ら成るものとしたので、モータ駆動用の電源を必要とせ
ずに支持手段20を介しての原動側磁石21の揺転に伴
い、軸筒体9周囲において従動側磁石13を容易に偏心
回転可能とすることができ、しかも接触摩耗による損傷
を皆無にさせることができる。
【0029】このとき支持手段20は、一端側に形成し
た半球体部22Aを原動側磁石21側に係合させ、他端
側に形成した球体部22Bを、原動側磁石21下方側に
配した底板部3に回転可能に枢着させて成る支持軸22
と、原動側磁石21、底板部3相互間に介設張架させる
ことで、支持軸22を介して連繋させた原動側磁石2
1、底板部3夫々を互いに離隔するように弾発付勢させ
るものとした発条手段(23)とにより形成したので、
モータ駆動用の電源を必要とせずに外部からの風圧や振
動等によって蓋体6、軸筒体9等と共に原動側磁石21
の前後左右方向への揺動を容易に行なわせることがで
き、これにより軸筒体9周囲において従動側磁石13を
容易に偏心回転させることができる。
【0030】また、従動側磁石13の側面には標識部1
4を設けてあり、この標識部14は、例えば光反射・光
分散部材、蛍光・燐光等の自他発光型塗料部材等の警告
標識灯、または目模様や周辺磁場の変動等による鳥脅し
用標識、または動物・人形・キャラクタ等の形態を有す
る玩具用標識等によるものとしたので、看者に対し注意
や好奇心を促したり、鳥脅しとして使用できたりする等
の様々な用途への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における一部断面斜
視図である。
【図2】同じくその動作を説明する概略平断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態における一部断面斜
視図である。
【図4】同じくその動作を説明する概略平断面図であ
る。
【符号の説明】
1…磁気浮上型運動装置 2…上板部 2A…円孔 3…底板部 3A…底板部側軸受部 4…支柱 4A…開口窓部 5…基体 5A…周縁リブ 6…蓋体 6A…開口縁部 6B…蓋体側軸
受部 7…円形凹所 7A…中間リブ 7B…底面部 8…固定側磁石 8A…中心開口部 9…軸筒体 10…回転軸体 11…原動側磁
石 12…回転手段 12A…水平腕 12B…半球状カップ 13…従動側磁
石 13A…中心開口部 14…標識部 15…固定用枠部材 15A…円枠部
分 20…支持手段 21…原動側磁
石 21A…中心開口部 22…支持軸 22A…半球体部 22B…球体部 23…スプリングコイル部材 24…円孔軸受 25…球体軸受
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月8日(2000.5.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、N極もしくはS極の何れか一
方極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体9の下端
側に固設されたドーナツ状の固定側磁石8と、この固定
側磁石8の上向きの一方極と同極側を対向させて互いに
反発作用状態となって自体を浮上させるように軸筒体9
に中心開口部が遊挿されて、固定側磁石の上方に配置さ
れたドーナツ状の従動側磁石13と、軸筒体9の筒内に
同軸挿入されて自転可能とした回転軸体10の軸側面に
片持状態で固設され、軸筒体9を介して従動側磁石13
と互いに引力作用状態となって配置された原動側磁石1
1とを有し、回転軸体10の回転手段12による原動側
磁石11の旋回に伴い、軸筒体9周囲において従動側磁
石13を偏心回転可能としたものである。回転手段12
は、回転軸体10の上端側もしくは下端側に水平放射状
に配置された複数の水平腕12Aの端に取り付けられ、
風圧を受けて回転軸体10を回転させる複数の半球状カ
ップ12Bまたは羽根等により形成された風車機構によ
るものとできる。一方、N極もしくはS極の何れか一方
極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固
設され、軸筒体9と共に揺転するよう支持手段20によ
り下端側を支持させたドーナツ状の原動側磁石21と、
この原動側磁石21の上向きの一方極と同極側を対向さ
せて互いに反発作用状態となって自体を浮上させるよう
に軸筒体9に中心開口部13Aが遊挿されて、原動側磁
石21の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13
とを有し、支持手段20による原動側磁石21の揺転に
伴い、軸筒体9周囲において従動側磁石13を前後、左
右に揺転可能としたものである。支持手段20は、一端
側に形成した半球体部22Aを原動側磁石21側に係合
させ、他端側に形成した球体部22Bを、原動側磁石2
1下方側に配した底板部3に回転可能に枢着させて成る
支持軸22と、原動側磁石21,底板部3相互間に介設
張架させることで、支持軸22を介して連繋させた原動
側磁石21、底板部3夫々を互いに離隔するように弾発
付勢させる発条手段(23)とにより形成できる。ま
た、従動側磁石21の側面には標識部14を設け、この
標識部14は、光反射・光分散部材、蛍光・燐光等の自
他発光型塗料部材等の警告標識灯、または目模様や周辺
磁場の変動等による鳥脅し用標識、または動物・人形・
キャラクタ等の形態を有する玩具用標識等によるものと
できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】以上のように構成された本発明に係る磁気
浮上型運動装置にあって、回転手段12を介して回転軸
体10を回転させることにより、回転軸体10に対し片
持一体と成した原動側磁石11を旋回させる。一方、原
動側磁石11と従動側磁石13とは透磁性を有する軸筒
体9を介して相互に引力が作用していることで、原動側
磁石11の旋回によって軸筒体9外周においてはドーナ
ツ状をした従動側磁石13の中心開口部内周面の一部が
軸筒体9外周面に摺接されながら、フラフープ回転状態
となって従動側磁石13が偏心回転させられる。複数の
半球状カップ12Bまたは羽根等により形成された風車
機構による回転手段12は、半球状カップ12Bまたは
羽根等自体に直接風圧を受けることにより、回転軸体1
0を回転させる。支持手段20によって下端側が支持さ
れたドーナツ状の原動側磁石21は、当該支持手段20
により、前後・左右の任意方向で揺転される。一方、原
動側磁石21と一体である軸筒体9に中心開口部13A
が遊挿された原動側磁石21は、ドーナツ状の従動側磁
石13との反発相互作用によって浮上させられており、
上記の原動側磁石21においての外部からの風圧や振動
等によって生じる揺転運動は、この原動側磁石21との
間による斥力相互作用を受けることで従動側磁石13に
対して揺転運動あるいはこれに惹起された偏心回転運動
を生じさせる。すなわち、軸筒体9外周においてドーナ
ツ状をした従動側磁石13の中心開口部13A内周面の
一部が軸筒体9外周面に摺接されながら、従動側磁石1
3自体が前後、左右に揺転させられ、あるいはこの揺転
に惹起されてフラフープ回転状態となることで偏心回転
させられる。支持手段20は、発条手段(23)によ
り、支持軸22一端の半球体部22Aに係合された原動
側磁石21を底板部3から離隔するように弾発付勢さ
せ、原動側磁石21の揺転運動を容易に行なわせる。従
動側磁石13の側面に付設した標識部14は、光反射・
光分散部材、蛍光・燐光等の自他発光型塗料部材等の警
告標識灯、または目模様や周辺磁場の変動等による鳥脅
し用標識、または動物・人形・キャラクタ等の形態を有
する玩具用標識等によるものとして、看者に対し注意や
好奇心を促したり、鳥脅しとして使用したりする等の様
々な用途への対応を可能にさせる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】このようにして、図4に示すように、原動
側磁石21と一体である軸筒体9に中心開口部13Aが
遊挿され且つ原動側磁石21との反発相互作用により浮
上させられるようにしたドーナツ状の従動側磁石13
は、原動側磁石21による斥力相互作用を受けながら外
部からの風圧や振動等による原動側磁石21自体の左右
前後方向の揺動に追従した揺転運動あるいはこれに惹起
された偏心回転運動を生じさせる。すなわち、軸筒体9
外周においてドーナツ状をした従動側磁石13の中心開
口部13A内周面の一部が軸筒体9外周面に摺接されな
がら前後、左右に揺転し、場合によってはこの揺転作用
に惹起されてフラフープ回転状態となって、標識部14
と一体の従動側磁石13が偏心回転させられるのであ
り、このようにして揺転、偏心回転される標識部14に
より、例えば看者に対し注意や好奇心を促したり、鳥脅
しとして機能したりするのである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】一方、N極もしくはS極の何れか一方極が
上方に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固設さ
れ、軸筒体9と共に揺転するよう支持手段20により下
端側を支持させたドーナツ状の原動側磁石21と、この
原動側磁石21の上向きの一方極と同極側を対向させて
互いに反発作用状態となって自体を浮上させるように軸
筒体9に中心開口部13Aが遊挿されて、原動側磁石2
1の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13とか
ら成るものとしたので、モータ駆動用の電源を必要とせ
ずに支持手段20を介しての原動側磁石21の揺転に伴
い、軸筒体9周囲において従動側磁石13を前後左右に
揺転させ、この揺転に惹起されて場合によっては偏心回
転可能とさせることができ、しかも接触摩耗による損傷
を皆無にさせることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このとき支持手段20は、一端側に形成し
た半球体部22Aを原動側磁石21側に係合させ、他端
側に形成した球体部22Bを、原動側磁石21下方側に
配した底板部3に回転可能に枢着させて成る支持軸22
と、原動側磁石21、底板部3相互間に介設張架させる
ことで、支持軸22を介して連繋させた原動側磁石2
1、底板部3夫々を互いに離隔するように弾発付勢させ
るものとした発条手段(23)とにより形成したので、
モータ駆動用の電源を必要とせずに外部からの風圧や振
動等によって蓋体6、軸筒体9等と共に原動側磁石21
の前後左右方向への揺動を容易に行なわせることがで
き、これにより軸筒体9周囲において従動側磁石13を
容易に前後、左右に揺転させることができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月5日(2000.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、N極もしくはS極の何れか一
方極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体9の下端
側に固設されたドーナツ状の固定側磁石8と、この固定
側磁石8の上向きの一方極と同極側を対向させて互いに
反発作用状態となって自体を浮上させるように軸筒体9
に中心開口部が遊挿されて、固定側磁石の上方に配置さ
れたドーナツ状の従動側磁石13と、軸筒体9の筒内に
同軸挿入されて自転可能とした回転軸体10の軸側面に
片持状態で固設され、軸筒体9を介して従動側磁石13
と互いに引力作用状態となって配置された原動側磁石1
1とを有し、回転軸体10の回転手段12による原動側
磁石11の旋回に伴い、軸筒体9周囲において従動側磁
石13を偏心回転可能としたものである。回転手段12
は、回転軸体10の上端側もしくは下端側に水平放射状
に配置された複数の水平腕12Aの端に取り付けられ、
風圧を受けて回転軸体10を回転させる複数の半球状カ
ップ12Bまたは羽根等により形成された風車機構によ
るものとできる。一方、N極もしくはS極の何れか一方
極が上方に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固
設され、軸筒体9と共に揺転するよう支持手段20によ
り下端側を支持させたドーナツ状の原動側磁石21と、
この原動側磁石21の上向きの一方極と同極側を対向さ
せて互いに反発作用状態となって自体を浮上させるよう
に軸筒体9に中心開口部13Aが遊挿されて、原動側磁
石21の上方に配置されたドーナツ状の従動側磁石13
とを有し、支持手段20による原動側磁石21の揺転に
伴い、軸筒体9周囲において従動側磁石13を前後、左
右に揺転可能としたものである。支持手段20は、一端
側に形成した半球体部22Aを原動側磁石21側に係合
させ、他端側に形成した球体部22Bを、原動側磁石2
1下方側に配した底板部3に回転可能に枢着させて成る
支持軸22と、原動側磁石21,底板部3相互間に介設
張架させることで、支持軸22を介して連繋させた原動
側磁石21、底板部3夫々を互いに離隔するように弾発
付勢させる発条手段(23)とにより形成できる。ま
た、従動側磁石21の側面には標識部14を設け、この
標識部14は、光反射・光分散部材、蛍光・燐光等の自
他発光型塗料部材等の警告標識灯、または目模様や周辺
磁場の変動等による鳥脅し用標識、または動物・人形・
キャラクタ等の形態を有する玩具用標識によるものとで
きる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N極もしくはS極の何れか一方極が上方
    に向くように透磁性を有する軸筒体の下端側に固設され
    たドーナツ状の固定側磁石と、この固定側磁石の上向き
    の一方極と同極側を対向させて互いに反発作用状態とな
    って自体を浮上させるように軸筒体に中心開口部が遊挿
    されて、固定側磁石の上方に配置されたドーナツ状の従
    動側磁石と、軸筒体の筒内に同軸挿入されて自転可能と
    した回転軸体の軸側面に片持状態で固設され、軸筒体を
    介して従動側磁石と互いに引力作用状態となって配置さ
    れた原動側磁石とを有し、回転軸体の回転手段による原
    動側磁石の旋回に伴い、軸筒体周囲において従動側磁石
    を偏心回転可能としたことを特徴とする磁気浮上型運動
    装置。
  2. 【請求項2】 回転手段は、回転軸体の上端側もしくは
    下端側に水平放射状に配置された複数の水平腕の端に取
    り付けられ、風圧を受けて回転軸体を回転させる複数の
    半球状カップまたは羽根等により形成された風車機構に
    よるものとした請求項1記載の磁気浮上型運動装置。
  3. 【請求項3】 N極もしくはS極の何れか一方極が上方
    に向くように透磁性を有する軸筒体の一端に固設され、
    軸筒体と共に揺転するよう支持手段により下端側を支持
    させたドーナツ状の原動側磁石と、この原動側磁石の上
    向きの一方極と同極側を対向させて互いに反発作用状態
    となって自体を浮上させるように軸筒体に中心開口部が
    遊挿されて、原動側磁石の上方に配置されたドーナツ状
    の従動側磁石とを有し、支持手段による原動側磁石の揺
    転に伴い、軸筒体周囲において従動側磁石を偏心回転可
    能としたことを特徴とする磁気浮上型運動装置。
  4. 【請求項4】 支持手段は、一端側に形成した半球体部
    を原動側磁石側に係合させ、他端側に形成した球体部
    を、原動側磁石下方側に配した底板部に回転可能に枢着
    させて成る支持軸と、原動側磁石、底板部相互間に介設
    張架させることで、支持軸を介して連繋させた原動側磁
    石、底板部夫々を互いに離隔するように弾発付勢させる
    発条手段とにより形成されている請求項3記載の磁気浮
    上型運動装置。
  5. 【請求項5】 従動側磁石の側面には標識部を設け、こ
    の標識部は、光反射・光分散部材、蛍光・燐光等の自他
    発光型塗料部材等の警告標識灯、または目模様や周辺磁
    場の変動等による鳥脅し用標識、または動物・人形・キ
    ャラクタ等の形態を有する玩具用標識等によるものであ
    る請求項1乃至4のいずれか記載の磁気浮上型運動装
    置。
JP19694799A 1999-07-12 1999-07-12 磁気浮上型運動装置 Expired - Fee Related JP3226901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19694799A JP3226901B2 (ja) 1999-07-12 1999-07-12 磁気浮上型運動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19694799A JP3226901B2 (ja) 1999-07-12 1999-07-12 磁気浮上型運動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001027239A true JP2001027239A (ja) 2001-01-30
JP3226901B2 JP3226901B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=16366315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19694799A Expired - Fee Related JP3226901B2 (ja) 1999-07-12 1999-07-12 磁気浮上型運動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3226901B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7234659B2 (en) 2001-02-07 2007-06-26 Okada Aiyon Pulverizer
WO2008022528A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-28 Xiaobing Wang Objet tournant automatiquement
CN102524239A (zh) * 2012-02-14 2012-07-04 海宁市供电局 一种具有磁悬浮功能的驱鸟器
CN106577629A (zh) * 2016-11-16 2017-04-26 国家电网公司 风动式旋转驱鸟器
CN113788152A (zh) * 2021-08-30 2021-12-14 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种无人机坠落时主动牵引防冲击系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210043505A (ko) * 2021-02-24 2021-04-21 천영달 일회용 베개커버

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7234659B2 (en) 2001-02-07 2007-06-26 Okada Aiyon Pulverizer
WO2008022528A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-28 Xiaobing Wang Objet tournant automatiquement
CN102524239A (zh) * 2012-02-14 2012-07-04 海宁市供电局 一种具有磁悬浮功能的驱鸟器
CN106577629A (zh) * 2016-11-16 2017-04-26 国家电网公司 风动式旋转驱鸟器
CN113788152A (zh) * 2021-08-30 2021-12-14 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种无人机坠落时主动牵引防冲击系统
CN113788152B (zh) * 2021-08-30 2023-08-04 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种无人机坠落时主动牵引防冲击系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3226901B2 (ja) 2001-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6781270B2 (en) Magnetically coupled dangling apparatus
USRE45824E1 (en) Frictionless self-powered moving display
US2323837A (en) Magnetic apparatus
EP1224653B1 (en) Frictionless self-powered moving display
US20080213104A1 (en) Motor
KR950701428A (ko) 회전 운동 측정 장치(device for measuring rotary movements)
JP3226901B2 (ja) 磁気浮上型運動装置
JP2003514251A5 (ja)
US20020089856A1 (en) Illuminated animated ornament
US4861053A (en) Spherical support apparatus movable over plane surfaces
US20070090706A1 (en) Frictionless suspension structure
US5483764A (en) Structure of bottle for decoration and viewing
EP0684497A1 (en) Magnetic thrust bearing for polygon mirror scanner
US5848029A (en) Motion liquid display toy
JP5394222B2 (ja) はばたき式推進器及びはばたき式推進器を備える飛行玩具
US7316356B2 (en) Optical scanner having a balanced mirrored spinner
US3747319A (en) Rotatable display clock
GB2417616A (en) A motor without bearing
JP2009056191A (ja) 搖動人形玩具
US2214411A (en) Display sign
US20030159320A1 (en) Carousel frame with selective display
JPH07244457A (ja) 球体ディスプレイ装置
CN109751267B (zh) 一种天花板磁悬浮扇叶风扇
EP1762879A1 (en) Apparatus for rotating a mirrored spinner
RU15808U1 (ru) Демонстрационное устройство

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees