JP2001024641A - クロスバー型スイッチのアービタにおける接続許可システム及び方法 - Google Patents

クロスバー型スイッチのアービタにおける接続許可システム及び方法

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JP2001024641A
JP2001024641A JP19110199A JP19110199A JP2001024641A JP 2001024641 A JP2001024641 A JP 2001024641A JP 19110199 A JP19110199 A JP 19110199A JP 19110199 A JP19110199 A JP 19110199A JP 2001024641 A JP2001024641 A JP 2001024641A
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arbiter
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fifos
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Masashi Yanoda
政司 八野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アービタから選択手段に送られる接続許可信
号の応答を回線する。 【解決手段】 複数の入力回線の各々から入力したセル
を分配し格納する複数のFIFOからなる入力回線バッ
ファに接続されるクロスバースイッチのアービタにおけ
る接続許可システムに、入力回線バッファ内の複数のF
IFOに対してFIFOアドレスを保持し、FIFOア
ドレスの入力により、対応するFIFOを択一的に選択
する選択手段106、114と、入力回線バッファの複
数のFIFOとクロスバー型スイッチとの間のアービタ
の調停に基づいてFIFOアドレスを含む接続許可信号
を生成して、選択手段に出力し選択手段により選択され
たFIFOとクロスバー型スイッチを接続させるための
接続許可手段112とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM(Asyncro
nous Transfer Mode;非同期転送モ
ード)交換機に関する。特に、本発明は、クロスバー型
スイッチのアービタにおける接続許可システム及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ATM交換機に関連して特開平9−
321768号公報に記載されるものがある。この公報
に開示されているATM交換機においてセルのブロッキ
ングの発生を回避し、高トラフィック下におけるスルー
プットの向上とセルの廃棄率の低減を図る構成として、
各入力回線毎に出力回線数(N)分のFIFO(Fir
st In First Out)が設けられている。
そして、アービタによってどのFIFOからセルを送出
するべきかが決定される。この決定によりアービタから
各入力回線のセレクタに、以下のような接続許可信号が
送られ、各入力回線毎に許可された1つのFIFOがク
ロスバー型スイッチに接続される。
【0003】図6は各入力回線毎にアービタからセレク
タに送られる従来の接続許可信号を説明する図である。
本図(a)に示すように、接続許可信号には、許可の有無
を示す許可ビット501と、出力回線数のNのとき、す
なわち、入力回線毎のFIFOの数がN個であれば、N
個分の許可ビットGNT(1)502−1〜許可ビット
GNT(N)502−Nとが設けられる。各入力回線に
おける出力回線数分のFIFOについて1つのFIFO
に許可を与える場合に、許可が与えられたFIFOに対
応する許可ビットに「1」が立てられる。
【0004】例えば、本図(b)に示すように、入力回線
数が4で、出力回線数が4の場合に、接続許可信号の許
可ビットGNTは4ビットで構成される。そして、入力
回線(1)、(2)、(3)、(4)に対して出力回線
(2)、(3)、(4)、(1)宛セルが格納されてい
るFIFOにそれぞれ許可を与えるとする。出力回線
(2)宛セルが格納されているFIFO許可の場合に
は、接続許可信号の許可ビット501が「1」であり、
許可ビットGNT(2)502−2が「1」であり、許
可ビットGNT(1)502−1、許可ビットGNT
(3)502−3、許可ビットGNT(4)502−4
がそれぞれ「0」である。
【0005】出力回線(3)宛のセルが格納されている
FIFO許可の場合には、接続許可信号の許可ビット5
01は「1」であり、許可ビットGNT(3)502−
3が「1」であり、許可ビットGNT(1)502−
1、許可ビットGNT(2)502−2、許可ビットG
NT(4)502−4がそれぞれ「0」である。出力回
線(4)宛のセルが格納されているFIFO許可の場合
には、接続許可信号の許可ビット501は「1」であ
り、許可ビットGNT(4)502−4が「1」であ
り、許可ビットGNT(1)502−1、許可ビットG
NT(2)502−2、許可ビットGNT(3)502
−3がそれぞれ「0」である。
【0006】出力回線(1)宛のセルが格納されている
FIFO許可の場合には、接続許可信号の許可ビット5
01は「1」であり、許可ビットGNT(1)502−
1が「1」であり、許可ビットGNT(2)502−
2、許可ビットGNT(3)502−3、許可ビットG
NT(4)502−4がそれぞれ「0」である。本図
(c)に示すように、入力回線数が4で、出力回線数が8
の場合に、接続許可信号の許可ビットGNTは8ビット
で構成されるそして、入力回線(1)、(2)、
(3)、(4)に対して出力回線(2)、(8)、
(4)、(6)のFIFOにそれぞれ許可を与えるとす
る。
【0007】前述と同様に、接続許可信号の許可ビット
501は共通に「1」であり、出力回線(2)宛のセル
が格納されているFIFO許可の場合には、許可ビット
GNT(2)502−2が「1」で、他は「0」であ
る。出力回線(8)宛のセルが格納されているFIFO
許可の場合には、許可ビットGNT(8)502−8が
「1」で、他は「0」である。出力回線(4)宛のセル
が格納されているFIFO許可の場合には、許可ビット
GNT(4)502−4が「1」で、他は「0」であ
る。出力回線(6)宛のセルが格納されているFIFO
許可の場合には、許可ビットGNT(6)502−6が
「1」で、他は「0」である。このように、FIFOの
個数分のビット列で許可ビットGNTが形成される。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、各入力
回線毎の出力回線数が増加するにしたがって、接続許可
信号の許可ビットGNTのビット列が長くなるという問
題がある。このため、アービタからセレクタに送られる
接続許可信号の応答が劣化する。したがって、本発明は
上記問題点に鑑みて、各入力回線毎の出力回線数が増加
しても、接続許可信号の許可ビットGNTのビット列が
長くなるのを抑制できるクロスバー型スイッチのアービ
タにおける接続許可システム及び方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、複数の入力回線の各々から入力したセル
を分配し格納する複数のFIFOからなる入力回線バッ
ファに接続されるクロスバースイッチのアービタにおけ
る接続許可システムにおいて、前記入力回線バッファ内
の前記複数のFIFOに対してFIFOアドレスを保持
し、前記FIFOアドレスの入力により、対応するFI
FOを択一的に選択する選択手段と、前記入力回線バッ
ファの前記複数のFIFOと前記クロスバー型スイッチ
との間の前記アービタの調停に基づいてFIFOアドレ
スを含む接続許可信号を生成して、前記選択手段に出力
し前記選択手段により選択されたFIFOと前記クロス
バー型スイッチを接続させるための接続許可手段とを備
えることを特徴とするクロスバー型スイッチのアービタ
における接続許可システムを提供する。
【0010】好ましくは、前記セルはATMセル又はS
TMセルである。この手段により、FIFOの接続許可
信号をFIFOアドレスにしたので、各入力回線毎の出
力回線数が増加しても、従来と比較して、接続許可信号
のビット列が長くなるのを抑制できる。このためアービ
タから選択手段に送られる接続許可信号の応答が改善さ
れる。好ましくは、前記アービタが入力回線毎に前記F
IFOの優先順位から1つの候補のFIFOを選択し、
各入力回線毎に候補のFIFOを比較し、同じ候補が複
数存在する場合には競合調停を行い、負けた候補のFI
FOに関して候補の選択、競合調停を繰り返し行って、
どの候補のFIFOに接続許可すべきかを決定した時
に、前記接続許可手段は接続許可が決定された前記候補
のFIFOに対するFIFOアドレスを接続許可信号に
含める。
【0011】好ましくは、1つの候補のFIFOを選択
するための前記優先順位は、セルの損失優先表示から求
められる。この手段により、ATMセルのセル損失優先
表示を前記優先順位に用いて、セルのブロッキングの発
生を回避し、高トラフィック下におけるスループットの
向上とセルの廃棄率の低減を図りつつ、各入力回線毎の
出力回線数が増加しても、従来と比較して、接続許可信
号のビット列が長くなるのを抑制できる。
【0012】さらに、本発明は、複数の入力回線から複
数の出力回線にセルを交換するクロスバースイッチのア
ービタにおける接続許可システムにおいて、各入力回線
から入力したセルを出力回線宛のセルに分配する分配器
と、前記分配器により分配されたセルを格納する複数の
FIFOと、前記複数のFIFOを択一的に選択し、選
択されたFIFOを前記クロスバー型スイッチに接続す
るためのセレクタと、前記複数のFIFOの各々に接続
され前記アービタに接続要求を行う接続要求部と、前記
FIFOのアドレスを保持して前記セレクタの選択制御
を行うセレクタ制御部と、前記接続要求部の接続要求に
基づいてFIFOの調停を行い、FIFOアドレスを含
む接続許可信号を生成して、前記セレクタ制御部に出力
するアービタの接続許可信号生成部とを備えることを特
徴とするクロスバー型スイッチのアービタにおける接続
許可システムを提供する。
【0013】この手段により、上記発明と同様に、各入
力回線毎の出力回線数が増加しても、従来と比較して、
接続許可信号のビット列が長くなるのを抑制できる。こ
のためアービタからセレクタに送られる接続許可信号の
応答が改善される。さらに、本発明は、複数の入力回線
の各々から入力したセルを分配し格納する複数のFIF
Oからなる入力回線バッファに接続されるクロスバース
イッチのアービタにおける接続許可方法において、前記
入力回線バッファ内の前記複数のFIFOに対してFI
FOアドレスを保持し、前記FIFOアドレスの入力に
より、対応するFIFOを択一的に選択する工程と、前
記入力回線バッファの前記複数のFIFOと前記クロス
バー型スイッチとの間の前記アービタの調停に基づいて
FIFOアドレスを含む接続許可信号を生成して、択一
的に選択された前記FIFOと前記クロスバー型スイッ
チを接続させる工程とを備えることを特徴とするクロス
バー型スイッチのアービタにおける接続許可方法を提供
する。
【0014】この手段により、上記発明と同様に、各入
力回線毎の出力回線数が増加しても、従来と比較して、
接続許可信号のビット列が長くなるのを抑制できる。こ
のためアービタから入力バッファに送られる接続許可信
号の応答が改善される。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係るATM交換機のクロス
バー型スイッチのアービタにおける接続許可システムを
説明する全体構成ブロック図である。本図に示すよう
に、ATM交換機はM×Nのクロスバー型スイッチ11
0が採用され、クロスバー型スイッチ110は、ATM
セルを複数(M)の入力回線103から複数(N)の出
力回線111に交換する。ATM交換機には内部ブロッ
キングを回避するために複数の入力バッファ102が設
けられ、入力回線バッファ102各々には入力回線10
3が接続される。
【0016】入力回線103は複数の入力回線(1)、
(2)〜(M)からなり、入力回線バッファ102の各
々には入力回線103の各々からATMのセルが入力さ
れる。入力回線103の各々には分配器104が設けら
れ、分配器104は入力回線103から入力されるセル
を、そのヘッダ情報から得られる出力回線111の番号
に対応した出力回線(1)、(2)〜(N)宛セルに分
ける。分配器104には複数のFIFO105が接続さ
れ、FIFO105は、分配器104により出力回線1
11の番号に対応して分配された出力回線(1)、
(2)〜(N)宛セルを一時的に格納する。
【0017】FIFO105は入力回線毎にクロスバー
型スイッチ110の出力回線(1)、(2)〜(N)の
数だけ設けられる。FIFO105の各々の出力にはセ
レクタ106が接続され、セレクタ106は読み出すべ
きFIFO105の接続を択一的に選択して、選択され
た入力回線103の信号はスイッチ入力ライン108を
経由してクロスバー型スイッチ110に出力される。セ
レクタ106にはセレクタ制御部114が接続され、セ
レクタ制御部114はセレクタ106がFIFO105
を択一的に選択する制御を行う。
【0018】さらに、FIFO105の各々の出力には
接続要求部113が接続され、接続要求部113ではF
IFO105の各々の出力から出力回線(1)、(2)
〜(N)宛セルのヘッダに含むCLP(Cell Lo
ss Priority;セル損失優先表示)ビットが
求められる。接続要求部113はCLPビットに基づい
て、FIFO105の各々の出力にセルの優先順位を付
けた接続要求信号107を形成する。接続要求部113
に接続されるアービタ101は接続要求信号107に基
づいて複数の接続許可信号112を形成する。ATM交
換機にはアービタ101が設けられ、アービタ101は
接続要求部113に接続され、接続要求部113の接続
要求信号107に基づいて、接続許可信号112を形成
する。アービタ101は接続許可信号112をセレクタ
制御部114に出力し、セレクタ制御部114は接続許
可信号に基づいて、セレクタによるFIFOの択一的な
選択を制御する。
【0019】図2は図1の接続要求部113が形成する
接続要求信号107を説明する図である。本図に示すよ
うに、接続要求部113により形成される接続要求信号
は、各入力回線103の接続要求の有無を示す要求ビッ
ト401と、FIFO105の数に対応してセルが格納
されている場合に「1」が立つビット、セルの優先順位
を示すビット等のビット列を含む要求データREQ
(1)402−1、要求データREQ(2)402−
2、…、要求データREQ(N)402−Nからなる。
【0020】図3は図1のアービタ101の構成例を示
す図である。本図に示すように、アービタ101は、各
入力バッファ102の接続要求部113から接続要求信
号107を入力する候補選択処理ブロック302−1、
302−2、…、302−Mを有する。候補選択処理ブ
ロック302−1、302−2、…、302−Mの各々
は接続要求信号の複数の要求データREQ(1)402
−1、要求データREQ(2)402−2、…、要求デ
ータREQ(N)402−Nから、セルの格納の有無、
セルの優先順位に基づいて各入力回線103毎に1つの
候補を選び出す。
【0021】候補選択処理ブロック302−1、302
−2、…、302−Mには競合調停部303が接続さ
れ、競合調停部303は候補選択処理ブロック302−
1、302−2、…、302−Mが選択した各入力回線
103毎の候補を比較し、同じ出力回線111の候補が
複数存在する場合に競合調停を行い、どの入力回線10
3に競合した候補を許可すべきかを決定する。この競合
に負けた入力回線103に関しては、再度、候補選択処
理ブロック302−1、302−2、…、302−Mに
て候補選択が行われ、競合調停部303に候補が通知さ
れる。この一連の候補選択の動作が複数回繰り返され
て、入力回線103と出力回線111の接続が決定され
る。
【0022】競合調停部303には交換テーブル304
が接続され、交換テーブル304には決定された入力回
線103と出力回線111の接続関係が保持される。交
換テーブル304の出力信号は、クロスバー型スイッチ
110に関するクロスバー交点のON/OFF制御信号
109として使用される。さらに、交換テーブル304
には接続許可信号生成部305に接続され、接続許可信
号生成部305は、クロスバー交点のON/OFF制御
信号109を分岐して接続許可信号112を形成する。
接続許可信号112は、以下に説明するように、アービ
タ101での調停の結果から入力バッファ102のセレ
クタ制御部114にどのFIFO105からセルを送出
するべきかを通知する許可信号であ。
【0023】図4は接続許可信号112のフォーマット
を説明する図である。本図(a)に示すように、接続許
可信号112には、先頭に入力回線103の接続が許可
されたか否かを示す1ビットの接続許可ビット201が
設けられ、接続許可ビット201に「1」が立っていれ
ば接続が許可されたことになる。接続許可信号112に
は、次に、複数あるFIFO105の中でどのFIFO
105に接続許可を出したかを示すFIFOアドレスビ
ット202が設けられている。
【0024】本図(b)に示すように、1例として、入
力回線103の数を4、出力回線111を4とした場合
に、アービタ101の交換テーブル304は入力回線
(1)、(2)、(3)、(4)に対して、出力回線
(2)、(3)、(4)、(1)が接続する関係にある
とする。この関係により、入力回線(1)、(2)、
(3)、(4)に対して出力回線(2)、(3)、
(4)、(1)宛のセルが格納されているFIFO10
5にそれぞれ許可を与える。この場合、接続許可信号1
12では接続許可すべきFIFO105のアドレスビッ
ト202は2ビットで構成される。出力回線(2)宛の
セルが格納されているFIFO許可の場合には、接続許
可ビット201が「1」であり、アドレスビット202
が「01」である。
【0025】出力回線(3)宛のセルが格納されている
FIFO許可の場合には、接続許可ビット201が
「1」であり、アドレスビット202が「10」であ
る。出力回線4の場合には、接続許可ビット201が
「1」であり、アドレスビット202が「11」であ
る。出力回線(1)宛のセルが格納されているFIFO
許可の場合には、接続許可ビット201が「1」であ
り、アドレスビット202が「00」である。本図
(c)に示すように、別の例として、入力回線103の
数を4、出力回線111を8とした場合に、アービタ1
01の交換テーブル304は入力回線(1)、(2)、
(3)、(4)に対して、出力回線(2)、(8)、
(4)、(6)が接続する関係にあるとする。
【0026】この関係により、入力回線(1)、
(2)、(3)、(4)に対して出力回線(2)、
(8)、(4)、(6)宛のセルが格納されるFIFO
105にそれぞれ接続許可が与える。この場合、接続許
可信号112では接続許可すべきFIFO105のアド
レスビット202は4ビットで構成される。出力回線
(2)宛のセルが格納されているFIFO許可の場合に
は、接続許可ビット201が「1」であり、アドレスビ
ット202が「001」である。出力回線(8)宛のセ
ルが格納されているFIFO許可の場合には、接続許可
ビット201が「1」であり、アドレスビット202が
「111」である。出力回線(4)宛のセルが格納され
ているFIFO許可の場合には、接続許可ビット201
が「1」であり、アドレスビット202が「011」で
ある。出力回線(6)宛のセルが格納されているFIF
O許可の場合には、接続許可ビット201が「1」であ
り、アドレスビット202が「101」である。
【0027】図5は出力回線111の数が8の場合にセ
レクタ制御部114が有するFIFOアドレステーブル
例を説明する図である。本図に示すように、例えば、出
力回線111の数が8の場合に、FIFOアドレステー
ブルにはFIFOアドレスが「000」から「111」
が保持される。「000」とアドレス指定されたFIF
O105には出力回線(1)宛のセルが格納される。
「001」とアドレス指定されたFIFO105には出
力回線(2)宛のセルが格納される。「010」とアド
レス指定されたFIFO105には出力回線(3)宛の
セルが格納される。「011」とアドレス指定されたF
IFO105には出力回線(4)宛のセルが格納され
る。
【0028】「100」とアドレス指定されたFIFO
105には出力回線(5)宛のセルが格納される。「1
01」とアドレス指定されたFIFO105には出力回
線(6)宛のセルが格納される。「110」とアドレス
指定されたFIFO105には出力回線(7)宛のセル
が格納される。「111」とアドレス指定されたFIF
O105には出力回線(8)宛のセルが格納される。こ
のように、接続許可信号112に対してセレクタ制御部
114ではFIFOアドレステーブルが参照されセレク
タ106により接続許可されるFIFO105の選択が
可能になる。
【0029】したがって、アドレスにより許可すべきF
IFO105の選択を行うようにしたので、出力回線数
の増加に対して、従来と比較して、接続許可信号112
のビットの増加抑制が可能になる。例えば、図6の従来
例に示すように、出力回線数が4から8に増加すると、
接続許可信号のビット数が4から8に倍に増加するが、
本発明では、接続許可信号のビット数が2から3に1ビ
ット増加するだけである。以上の説明ではATMセルの
交換について行ったが、STM(Syncronous
Transfer Mode;同期転送モード)の交
換についても同様に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各入力回線バッファが持っている出力回線分の複数のF
IFOに予めアドレスを付与しておき、アービタから入
力回線バッファに通知する接続許可信号で接続許可され
た出力回線に対応するFIFOのアドレスを通知するこ
とにより、従来、FIFOの個数分のビット列で示した
場合よりもビット数を短縮することが可能になり、接続
許可信号の対応が改善される。これは回線数が増加した
場合に効果が顕著になってくる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るATM交換機のクロスバー型スイ
ッチのアービタにおける接続許可システムを説明する全
体構成ブロック図である。
【図2】図1の接続要求部113が形成する接続要求信
号107を説明する図である。
【図3】図1のアービタ101の構成例を示す図であ
る。
【図4】接続許可信号112のフォーマットを説明する
図である。
【図5】出力回線111の数が8の場合にセレクタ制御
部114が有するセレクタアドレステーブル例を説明す
る図である。
【図6】各入力回線毎にアービタからセレクタに送られ
る従来の接続許可信号を説明する図である。
【符号の説明】
101…アービタ 102…入力バッファ 103…入力回線 104…分配器 105…FIFO 106…セレクタ 107…接続要求信号 108…スイッチ入力ライン 109…クロスバー交点ON/OFF制御信号 110…クロスバー型スイッチ 111…出力回線 112…接続許可信号 113…接続要求部 114…セレクタ制御部 302−1、302−2、…、302−M…候補選択処
理ブロック 303…競合調停部 304…交換テーブル 305…接続許可信号生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力回線の各々から入力したセル
    を分配し格納する複数のFIFOからなる入力回線バッ
    ファに接続されるクロスバースイッチのアービタにおけ
    る接続許可システムにおいて、 前記入力回線バッファ内の前記複数のFIFOに対して
    FIFOアドレスを保持し、前記FIFOアドレスの入
    力により、対応するFIFOを択一的に選択する選択手
    段と、 前記入力回線バッファの前記複数のFIFOと前記クロ
    スバー型スイッチとの間の前記アービタの調停に基づい
    てFIFOアドレスを含む接続許可信号を生成して、前
    記選択手段に出力し前記選択手段により選択されたFI
    FOと前記クロスバー型スイッチを接続させるための接
    続許可手段とを備えることを特徴とするクロスバー型ス
    イッチのアービタにおける接続許可システム。
  2. 【請求項2】 前記セルはATMセル又はSTMセルで
    あることを特徴とする、請求項1に記載のクロスバー型
    スイッチのアービタにおける接続許可システム。
  3. 【請求項3】前記アービタが入力回線毎に前記FIFO
    の優先順位から1つの候補のFIFOを選択し、各入力
    回線毎に候補のFIFOを比較し、同じ候補が複数存在
    する場合には競合調停を行い、負けた候補のFIFOに
    関して候補の選択、競合調停を繰り返し行って、どの候
    補のFIFOに接続許可すべきかを決定した時に、前記
    接続許可手段は接続許可が決定された前記候補のFIF
    Oに対するFIFOアドレスを接続許可信号に含めるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のクロスバー型スイッ
    チのアービタにおける接続許可システム。
  4. 【請求項4】 1つの候補のFIFOを選択するための
    前記優先順位は、セルの損失優先表示から求められるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載のクロスバー型スイッ
    チのアービタにおける接続許可システム。
  5. 【請求項5】 複数の入力回線から複数の出力回線にセ
    ルを交換するクロスバースイッチのアービタにおける接
    続許可システムにおいて、 各入力回線から入力したセルを出力回線宛のセルに分配
    する分配器と、 前記分配器により分配されたセルを格納する複数のFI
    FOと、 前記複数のFIFOを択一的に選択し、選択されたFI
    FOを前記クロスバー型スイッチに接続するためのセレ
    クタと、 前記複数のFIFOの各々に接続され前記アービタに接
    続要求を行う接続要求部と、 前記FIFOのアドレスを保持して前記セレクタの選択
    制御を行うセレクタ制御部と、 前記接続要求部の接続要求に基づいてFIFOの調停を
    行い、FIFOアドレスを含む接続許可信号を生成し
    て、前記セレクタ制御部に出力するアービタの接続許可
    信号生成部とを備えることを特徴とするクロスバー型ス
    イッチのアービタにおける接続許可システム。
  6. 【請求項6】 複数の入力回線の各々から入力したセル
    を分配し格納する複数のFIFOからなる入力回線バッ
    ファに接続されるクロスバースイッチのアービタにおけ
    る接続許可方法において、 前記入力回線バッファ内の前記複数のFIFOに対して
    FIFOアドレスを保持し、前記FIFOアドレスの入
    力により、対応するFIFOを択一的に選択する工程
    と、 前記入力回線バッファの前記複数のFIFOと前記クロ
    スバー型スイッチとの間の前記アービタの調停に基づい
    てFIFOアドレスを含む接続許可信号を生成して、択
    一的に選択された前記FIFOと前記クロスバー型スイ
    ッチを接続させる工程とを備えることを特徴とするクロ
    スバー型スイッチのアービタにおける接続許可方法。
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