JP2001022512A - 足用ポインティングデバイス - Google Patents

足用ポインティングデバイス

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JP2001022512A
JP2001022512A JP19849599A JP19849599A JP2001022512A JP 2001022512 A JP2001022512 A JP 2001022512A JP 19849599 A JP19849599 A JP 19849599A JP 19849599 A JP19849599 A JP 19849599A JP 2001022512 A JP2001022512 A JP 2001022512A
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footrest
foot
moving
moving part
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JP19849599A
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Isamu Kato
勇 加藤
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EJIKUN GIKEN KK
Original Assignee
EJIKUN GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた操作性を有するとともに、配線、電子
部品、機構部品が外から見えなくなっているため故障や
不具合が生じず、小型化を図れる足用ポインティングデ
バイスを得ること。 【解決手段】 第2の移動部30及び足置き部32の間
に、足の力に対抗して足置き部32を初期位置に戻す弾
性体36、38を備え、弾性体36、38は、足置き部
32を回転させようとする足の力が一定の大きさ以上に
なるまで、足置き部32を初期位置に保持し、足置き部
32が初期位置から2度以上回転したときに、スイッチ
46、48の接点が切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの画
面上に表示される矢印、カーソル等のポインタを介し
て、コンピュータを足によって操作する際に使用される
足用ポインティングデバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タにおいて、コンピュータの画面上のポインタを動かす
ためには、いわゆるマウス等のポインティングデバイス
が用いられている。このポインティングデバイスとして
各種のものが実用化されているが、いずれも手で動かす
のを前提としている。
【0003】一方、足で操作するポインティングデバイ
スは、例えば特開平10−97374号公報等に記載さ
れている。図6は、特開平10−97374号公報に記
載された足用ポインティングデバイスを横方向から見た
ときの外観構成を模式的に示す側面図である。このポイ
ンティングデバイスは、基本的には4個の要素、すなわ
ち床面6の方から順に、ベース12、前後移動部14、
左右移動部16、足置き部18から構成されている。ベ
ース12は床面6の上に置かれ、床面6に対して動かな
い。足置き部18には、この足用ポインティングデバイ
スを操作する人の足20が置かれる。足置き部18の上
面は、平坦な形状になっており、足20の底面との間で
適当な摩擦が存在するように構成されている。
【0004】前後移動部14は、前後方向(図6の矢印
A1の方向)に移動可能となるように、リニア型のころ
がりガイドやすべりガイド等(図示せず)によって、ベ
ース12に取り付けられている。左右移動部16は、左
右方向(図6の紙面に垂直な方向、すなわち矢印A2の
方向)に移動可能となるように、リニア型のころがりガ
イドやすべりガイド等(図示せず)によって、前後移動
部14に取り付けられている。足置き部18を前後方向
及び左右方向に動かすと、コンピュータ画面上のポイン
タは、上下方向及び左右方向に移動する。
【0005】足置き部18は、ほぼ中央に設けられた回
転軸19を中心として、左右移動部16に対して矢印A
3及び矢印A4の両方の向きに回転するようになってお
り、足20のつま先またはかかとを踏み込むことにより
初期位置(図6の位置)から傾く。
【0006】左右移動部16と足置き部18との間には
非線形特性のばね(図示せず)が取り付けられており、
足置き部18を踏み込んだときに足20に対して反力及
びクリック感が伝えられるようになっている。つま先を
踏み込んだとき及び解放したときにスイッチ26の接点
が切り替わり、かかとを踏み込んだとき及び解放したと
きにスイッチ28の接点が切り替わる。スイッチ26ま
たは28の接点が切り替わると、マウスのボタンを押し
たときあるいは離したときと同様の信号が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−9737
4号公報に記載された前述の足用ポインティングデバイ
スにおいては、足置き部18が初期位置にあるときにス
イッチ26、28と足置き部18がほとんど接触してし
まっているため、足置き部18をわずかに(図6の場合
では約0.5度)傾けるとスイッチ26、28の接点が
切り替わってしまう。足の感覚は手に比べて鈍いため、
この程度の傾きでは、足置き部18が初期位置にあるの
か、足置き部18が傾いてスイッチ26、28が押され
た状態にあるのか、判別できない。従って、単にポイン
タを移動させている状態(通常のマウスでいうと、ボタ
ンを押さずにマウスを動かしている状態)なのか、ドラ
ッグをしている状態(通常のマウスでいうと、ボタンを
押しながらマウスを動かしている状態)なのか、判別で
きないという問題点がある。そのため、単にポインタを
動かしたいのにドラッグになってしまうとか、ドラッグ
の途中の意図しない場所でアイコンをドロップしてしま
うということになり、操作性が劣るという問題点もあ
る。
【0008】そこで、本発明の目的は、単にポインタを
移動させている状態とドラッグをしている状態が区別可
能などの優れた操作性を有するとともに、配線、電子部
品、機構部品が外から見えなくなっているため故障や不
具合が生じず、小型化を図れる足用ポインティングデバ
イスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、床面に置かれるベースと、
床面とほぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、ベー
スに取り付けられた第1の移動部と、床面とほぼ平行で
かつ第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能な状
態で、第1の移動部に取り付けられた第2の移動部と、
第2の移動部に対して、第1及び第2の方向の一方にほ
ぼ平行に設けられた回転軸を中心として回転可能な状態
で取り付けられ、足が置かれる足置き部と、ベースに対
する、第1の移動部の移動量を検出する第1の検出手段
と、第1の移動部に対する、第2の移動部の移動量を検
出する第2の検出手段と、第2の移動部に対して足置き
部が回転したときに、足置き部に当たることにより接点
が切り替わるスイッチと、第1及び第2の検出手段によ
って検出された第1及び第2の移動部の移動量に応じ
て、コンピュータの画面上のポインタを介してコンピュ
ータを制御するための信号を発生する信号発生手段とを
備えた、ポインタを介してコンピュータを足によって操
作する際に使用される足用ポインティングデバイスに関
するものであり、第2の移動部及び足置き部の間に、足
の力に対抗して足置き部を初期位置に戻す弾性体を備
え、弾性体は、足置き部を回転させようとする足の力が
一定の大きさ以上になるまで、足置き部を初期位置に保
持し、足置き部が初期位置から2度以上回転したとき
に、スイッチの接点が切り替わることを特徴とする。
【0010】請求項1に係る足用ポインティングデバイ
スにおいては、第2の移動部及び足置き部の間に備えら
れた弾性体は、足置き部を回転させようとする足の力が
一定の大きさ以上になるまで、足置き部を初期位置に保
持する。従って、意識して足の力を大きくしない限り、
足置き部は初期位置に保持される。また、足置き部が初
期位置から2度以上回転したときに、スイッチの接点が
切り替わる。従って、足置き部を初期位置から2度以上
回転させない限り、スイッチの接点は切り替わらない。
そのため、足置き部が初期位置にあるのか、足置き部が
傾いてスイッチの接点が切り替わった状態にあるのか容
易に判別でき、単にポインタを移動させている状態と、
ドラッグをしている状態を容易に判別できる。
【0011】請求項2に係る発明は、床面に置かれるベ
ースと、床面とほぼ平行な第1の方向に移動可能な状態
で、ベースに取り付けられた第1の移動部と、床面とほ
ぼ平行でかつ第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動
可能な状態で、第1の移動部に取り付けられた第2の移
動部と、第2の移動部に対して、第1及び第2の方向の
一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心として回転可
能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き部と、ベ
ースに対する、第1の移動部の移動量を検出する第1の
検出手段と、第1の移動部に対する、第2の移動部の移
動量を検出する第2の検出手段と、第2の移動部に対し
て足置き部が回転したときに、足置き部に当たることに
より接点が切り替わるスイッチと、第1及び第2の検出
手段によって検出された第1及び第2の移動部の移動量
に応じて、コンピュータの画面上のポインタを介してコ
ンピュータを制御するための信号を発生する信号発生手
段とを備えた、ポインタを介してコンピュータを足によ
って操作する際に使用される足用ポインティングデバイ
スに関するものであり、第1及び第2の検出手段は、検
出手段本体、及び検出手段本体に対してスライドするス
ライダーを備え、第1及び第2の検出手段の端子は、す
べて検出手段本体に取り付けられ、第1及び第2の検出
手段の検出手段本体は、ともに第1の移動部に取り付け
られ、信号発生手段は、第1の移動部に取り付けられて
いることを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、第2の移動部が、
足置き部の長手方向に移動し、第1及び第2の検出手
段、並びに信号発生手段が、第2の移動部によってカバ
ーされることを特徴とする。
【0013】請求項4に係る発明は、床面に置かれるベ
ースと、床面とほぼ平行な第1の方向に移動可能な状態
で、ベースに取り付けられた第1の移動部と、床面とほ
ぼ平行でかつ第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動
可能な状態で、第1の移動部に取り付けられた第2の移
動部と、第2の移動部に対して、第1及び第2の方向の
一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心として回転可
能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き部と、ベ
ースに対する、第1の移動部の移動量を検出する第1の
検出手段と、第1の移動部に対する、第2の移動部の移
動量を検出する第2の検出手段と、第2の移動部に対し
て足置き部が回転したときに、足置き部に当たることに
より接点が切り替わるスイッチと、第1及び第2の検出
手段によって検出された第1及び第2の移動部の移動量
に応じて、コンピュータの画面上のポインタを介してコ
ンピュータを制御するための信号を発生する信号発生手
段とを備えた、ポインタを介してコンピュータを足によ
って操作する際に使用される足用ポインティングデバイ
スに関するものであり、第1の移動部は、足置き部の短
手方向に移動し、コンピュータへのケーブルは、ベース
の側面のうち、足置き部の長手方向に位置する面に取り
付けられ、ケーブルからベース側面の内側に出てくる配
線は、第1の移動部によってカバーされることを特徴と
する。
【0014】請求項5に係る発明は、床面に置かれるベ
ースと、床面とほぼ平行な第1の方向に移動可能な状態
で、ベースに取り付けられた第1の移動部と、床面とほ
ぼ平行でかつ第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動
可能な状態で、第1の移動部に取り付けられた第2の移
動部と、第2の移動部に対して、第1及び第2の方向の
一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心として回転可
能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き部と、ベ
ースに対する、第1の移動部の移動量を検出する第1の
検出手段と、第1の移動部に対する、第2の移動部の移
動量を検出する第2の検出手段と、第2の移動部に対し
て足置き部が回転したときに、足置き部に当たることに
より接点が切り替わるスイッチと、第1及び第2の検出
手段によって検出された第1及び第2の移動部の移動量
に応じて、コンピュータの画面上のポインタを介してコ
ンピュータを制御するための信号を発生する信号発生手
段とを備えた、ポインタを介してコンピュータを足によ
って操作する際に使用される足用ポインティングデバイ
スに関するものであり、第1及び第2の移動部の少なく
とも一方の移動部は、車輪によって支持され、車輪に当
たることにより、移動部が分離することを防止する分離
防止手段を備え、分離防止手段は、車輪のカバーを兼ね
ることを特徴とする。
【0015】請求項6に係る発明は、床面に置かれるベ
ースと、床面とほぼ平行な第1の方向に移動可能な状態
で、ベースに取り付けられた第1の移動部と、床面とほ
ぼ平行でかつ第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動
可能な状態で、第1の移動部に取り付けられた第2の移
動部と、第2の移動部に対して、第1及び第2の方向の
一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心として回転可
能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き部と、ベ
ースに対する、第1の移動部の移動量を検出する第1の
検出手段と、第1の移動部に対する、第2の移動部の移
動量を検出する第2の検出手段と、第2の移動部に対し
て足置き部が回転したときに、足置き部に当たることに
より接点が切り替わるスイッチと、第1及び第2の検出
手段によって検出された第1及び第2の移動部の移動量
に応じて、コンピュータの画面上のポインタを介してコ
ンピュータを制御するための信号を発生する信号発生手
段とを備えた、ポインタを介してコンピュータを足によ
って操作する際に使用される足用ポインティングデバイ
スに関するものであり、足置き部が足によって押されて
回転しスイッチの接点が切り替わり、次に足の力をゆる
めて足置き部が逆向きに回転しスイッチの接点が元に戻
った後の一定時間、信号発生手段はポインタを移動させ
ないことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に沿って本発明の
実施の形態について説明する。なお、図面において同一
又は相当部分には同一符号を用いるものとする。
【0017】近年、パーソナルコンピュータいわゆるパ
ソコンが、オフィスや家庭に急速に広まっている。この
パソコンを含むコンピュータにおいては、GUI(グラ
フィカル・ユーザー・インターフェース)が一般的にな
っており、コンピュータの出力装置であるブラウン管や
液晶表示装置等の画面上に表示される矢印、カーソル、
アイコン等のポインタを介してコンピュータを操作する
ために、マウス等のポインティングデバイスが用いられ
ている。このポインティングデバイスとして各種のもの
が実用化されているが、いずれも手で動かすのを前提と
している。
【0018】ところで、コンピュータの急速な普及に伴
って、手の不自由な人がコンピュータを操作する状況も
急速に増えると考えられる。このような人にとって、手
で動かすのを前提としている現状のポインティングデバ
イスは、非常に使いにくいもの、あるいは使用不可能な
ものである。一方、手が不自由でない人であっても、キ
ーボードを打つ等の他の作業のために手がふさがってい
る場合には、現状のポインティングデバイスを使用する
のは容易でない。また、机の上が書類等でいっぱいにな
っている場合には、スペースがないためマウスを動かす
ことができない。
【0019】本発明は、このような状況を鑑みて、手の
不自由な人がコンピュータを操作する際には不可欠であ
り、手が不自由でない人にとっても有益である、足で操
作するポインティングデバイスを提供するものであり、
特に、操作性の向上、故障や不具合の防止、小型化など
を図ることができる、足で操作するポインティングデバ
イスを提供するものである。
【0020】なお、本明細書において、「ほぼ平行」と
は、2つの方向あるいは直線のなす角度が、20度以
下、好ましくは10度以下、さらに好ましくは5度以下
であることをいう。この角度が10度以下になると良好
な操作感が得られるという効果があり、5度以下になる
とさらに良好な操作感が得られるという効果がある。ま
た、「ほぼ垂直」とは、2つの方向あるいは直線のなす
角度が、70度以上110度以下、好ましくは80度以
上100度以下、さらに好ましくは85度以上95度以
下であることをいう。この角度が80度以上100度以
下になると良好な操作感が得られるという効果があり、
85度以上95度以下になるとさらに良好な操作感が得
られるという効果がある。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る足用ポインティングデバイスの正面図
(左側の図)及び側面図(右側の図)であり、一部は破
断されている。図1では、ベース、第1の移動部の図示
は省略されている。足置き部32は、回転軸34によっ
て、第2の移動部30に対して回転可能な状態で取り付
けられている。第2の移動部30及び足置き部32の間
には、足の力に対抗して足置き部32を押し上げる金属
製のばね36、38が設けられている。第2の移動部3
0に中空部を有するパイプ40が固定されている。その
中空部にシャフト42が通されており、シャフト42は
パイプ40に対して上下にスライドする。ばね36が伸
びると、シャフト42を上に押し上げ、足置き部32が
時計回りに回転するが、シャフト42の下部に取り付け
られたストッパー44がパイプ40に当たるため、シャ
フト42が図1の位置よりも高くなることはない。図1
の状態でばね36は伸びようとしているため、足置き部
32に力を加えて反時計回りに回転させようとしても、
その力が一定の大きさになるまで、足置き部32は動き
出さない。ばね38についても同様の機構になってい
る。従って、足置き部を回転させようとする足の力が一
定の大きさ以上になるまで、足置き部32は図1の位置
(以下、「初期位置」という)に保持されることにな
る。ばね36、38、パイプ40、シャフト42、スト
ッパー44は弾性体を構成する。なお、弾性体はゴム、
プラスチックなど、他の材料から構成されていてもよ
い。
【0022】第2の移動部30には、スイッチ46、4
8が取り付けられている。例えばつま先側に力を加え、
足置き部32が図1の右側の図で反時計回りに回転する
とスイッチ46の接点が切り替わり、かかと側に力を加
え、足置き部32が時計回りに回転するとスイッチ48
の接点が切り替わる。「接点が切り替わる」というの
は、接点が開いていた場合は接点が閉じることであり、
接点が閉じていた場合は接点が開くことである。足置き
部32とスイッチ46の間には少し距離があるため、足
置き部32がある程度回転した後、スイッチ46の接点
が切り替わる。スイッチ46にはばね機構が内蔵されて
いるため、接点を切り換える前に、ある程度の大きさの
力を加える必要があり、接点が切り替わる瞬間に反力が
急に弱くなり、カチッという感じを操作する人に与え
る。
【0023】この実施形態に係る足用ポインティングデ
バイスを使用する人は、足置き部32を初期位置から動
かし始めるのにある程度の力をつま先側に加えなければ
ならず、さらにその状態で足置き部32をある程度回転
させた後、初めてスイッチ46の接点が切り替わること
になる。従って、その人は、スイッチ46が押されてい
る状態(接点が切り替わった後、そのまま保持されてい
る状態)なのか、スイッチが押されていない状態なの
か、明確に区別することができる。なお、初期位置から
スイッチ46、48に当たる位置までに、足置き部32
の回転する角度が4度以上あれば、スイッチが押されて
いる状態とスイッチが押されていない状態を非常に容易
に区別することができる。また、この角度が2度以上あ
れば、スイッチが押されている状態とスイッチが押され
ていない状態を容易に区別することができる。なお、ス
イッチ48は無くてもよい。この場合、ばね38及びそ
の周辺の機構の代わりに、足置き部32を初期位置に保
持するためのストッパーが配置される。このストッパー
は第2の移動部30に固定された剛体である。
【0024】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。図2は、本実施形態に係る足用ポイ
ンティングデバイスにおいて使用される検出手段を示す
平面図(上の図)及び側面図(下の図)であり、一部は
破断されている。この検出手段は、リニア型(スライド
型)の可変抵抗器である。ボリューム、ポテンショメー
タと呼ばれることもある。検出手段は、検出手段本体5
0、検出手段本体50の内部をスライドするスライダー
52を備えている。スライダー52にはレバー54が取
り付けられ、検出手段本体50には、レバー54が通る
ための細長い長方形の開口部56が形成されている。検
出手段本体50の内部の底面には、電気抵抗を有する材
料からなるパターン58と、電気抵抗を無視できる導体
からなるパターン60が形成されている。スライダー5
2には、りん青銅などの弾性を有する材料から製作され
た二股の接点62が取り付けられており、一方の接点は
パターン58に接触し、他方の接点はパターン60に接
触している。抵抗を有するパターン58には、その両端
に、端子64、66が取り付けられ、導体のパターンに
は、端子68が取り付けられている。例えば、端子64
を接地し、端子66に+5Vを加えると、端子68から
は、スライダー52の位置に応じた電圧が取り出され
る。従って、この電圧の値からスライダー52の位置を
検出することができる。検出手段から出る電気用の端子
は、64、66、68の3つであるが、いずれも検出手
段本体50に取り付けられており、スライダー52には
端子は取り付けられていない。
【0025】図3は、第2の実施形態に係る足用ポイン
ティングデバイスの平面図であり、一部は破断され、足
置き部の図示は省略されている。図1に示した、ばね3
6、38やその周辺の機構の図示も省略されている。ベ
ース70の上に第1の移動部72が配置され、第1の移
動部72の上に第2の移動部30が配置されている。第
1の移動部72は、4つの車輪76によって、ベース7
0に対して図3の上下方向に移動可能な状態で支持され
ている。第1の移動部72には別の4つの車輪78が取
り付けられ、これらの車輪78がベース70の内壁に沿
って転がるため、第1の移動部72がベース70に対し
て回転することはない。また、第2の移動部30は、4
つの車輪80によって、第1の移動部72に対して図3
の左右方向に移動可能な状態で支持されている。第2の
移動部30には別の4つの車輪82が取り付けられ、こ
れらの車輪82が第1の移動部72の内壁に沿って転が
るため、第2の移動部30が第1の移動部72に対して
回転することはない。車輪76、78、80、82とし
て、ベアリングを用い、その外輪が接地するような構成
にしてもよい。
【0026】本発明に係る足用ポインティングデバイス
は、ベースに対して第1の移動部が移動し、さらに第1
の移動部に対して第2の移動部が移動する構成になって
いるため、第1及び第2の移動部の移動量を検出する検
出手段の取り付けをうまく行わないと、配線のとりまわ
しが困難になる。図3に示すように、第2の実施形態に
係る足用ポインティングデバイスにおいては、第1の移
動部72に対するベース70の移動量を検出する検出手
段84の検出手段本体は、第1の移動部72に取り付け
られ、第1の移動部72に対する第2の移動部30の移
動量を検出する検出手段86の検出手段本体も、第1の
移動部72に取り付けられている。なお、ベース70に
対する第1の移動部72の移動量は、第1の移動部72
に対するベース70の移動量の符号を逆にすれば得られ
る。検出手段84のレバーは下向きに出ており、そのレ
バーはベース70の底面に固定されている。検出手段8
6のレバー88は第2の移動部30に固定されており、
その検出手段本体を第1の移動部72に取り付けるため
の金具の図示は省略されている。検出手段84、86の
信号を処理する信号発生手段が搭載された基板90も、
第1の移動部72に取り付けられている。図2を用いて
説明したように、検出手段84、86から出る電気用の
端子は、いずれも検出手段本体に取り付けられているた
め、検出手段84、86と基板90を接続する配線は相
対的に動かないものどうしを接続することになる。従っ
て、この配線をフレキシブルなものにする必要がなく、
容易かつ確実で低コストの配線が可能になる。
【0027】ところで、足用ポインティングデバイスは
コンパクトな方がよいため、その接地面積は小さい方が
好ましく、一方、上から見た場合に足置き部が動き得る
範囲よりも、ベースの大きさを小さくする必要はない。
従って、上から見た場合に足置き部が動き得る範囲と、
ベースの接地部分の大きさ、形状を一致させるのが好ま
しい。また、上から見た場合に第2の移動部が動き得る
範囲は、ベースの範囲からはみ出ることは許されない。
電子部品などを下に配置することを考慮すると、上から
見た場合の第2の移動部の大きさは大きい方が好まし
い。以上より、上から見た場合の第2の移動部の大き
さ、形状は、足置き部の大きさ、形状にほぼ一致する。
また、第2の移動部の長手方向は、足置き部の長手方向
に一致する。足置き部には足が置かれるため、足置き部
の上面の形状は、長手方向の長さが短手方向の長さの2
〜3倍あるものになっている。上から見た場合の第2の
移動部の大きさ、形状も同様になる。
【0028】図3に示すように、検出手段84、86
や、信号発生手段が搭載された基板90は、第1の移動
部72の上に取り付けられている。検出手段84、86
や基板90は、足などにぶつかると故障しやすいため外
から見えないのが好ましく、第2の移動部30の下に配
置され、カバーされるのが好ましい。図3に示すよう
に、第2の移動部30は、第1の移動部72に対して、
第2の移動部30の長手方向すなわち足置き部の長手方
向に移動する。上から見た場合の第2の移動部30の形
状は長手方向の長さが短手方向の長さの2〜3倍あるた
め、検出手段84、86や基板90を配置し得る領域
は、縦、横の比が1に近い長方形になり、それらの配置
が容易になる。もし、第2の移動部30が、第1の移動
部72に対して、足置き部の短手方向に移動すると、検
出手段84、86や基板90を配置し得る領域は、縦、
横の比が5程度の細長い長方形になり、それらの配置は
困難になってしまう。
【0029】第2の移動部30を、図3の位置から左向
きまたは右向きに移動させると、ばね機構92または9
4が第2の移動部30の内壁に接触する。また、第1の
移動部72を、図3の位置から上向きに移動させると、
ばね機構96がL字形の金具98に接触する。金具98
はベース70に固定されている。同様に、第1の移動部
72を、図3の位置から下向きに移動させると、ばね機
構100がL字形の金具102に接触する。ばね機構9
2、94、96、100は、図1のばね36、38の周
辺の機構と同様の機構である。これらのばね機構92、
94、96、100があるため、足置き部を前後左右に
自由に移動させ得る範囲の外側に、ばね機構92、9
4、96、100の反力を受けながらでないと足置き部
を動かせない範囲が存在する。後者の範囲では、足の力
を大きくするほど足置き部の移動量が大きくなる。この
移動量は検出手段84、86によって検出され、信号発
生手段は、その移動量が大きいほどコンピュータ画面上
のポインタの移動速度を大きくする。つまり、ばね機構
92、94、96、100の反力を受ける範囲では、足
の力を大きくするほど、ポインタは速く移動する。ばね
機構92、94、96、100は、第2の移動部30に
よってカバーされており、これらに足などがぶつかって
故障するのが防止されている。
【0030】次に、足用ポインティングデバイスをコン
ピュータに接続するためのケーブルのとりまわしについ
て説明する。このようなケーブルは、操作する人から見
て遠いところに取り付けるのが適当である。足用ポイン
ティングデバイスの場合、前方に取り付けることにな
る。また、ケーブルは動かない部分に取り付けるのが好
ましいため、ベースに取り付けるのが適当である。以上
より、図3に示すように、ケーブル104はベース70
の前方の側面106に取り付けられている。前述のこと
より、側面106は足置き部の長手方向に位置する面で
ある。前述のように、第2の移動部30は足置き部の長
手方向に移動するのが好ましい。従って、図3に示すよ
うに、第1の移動部72は足置き部の短手方向に移動す
ることになる。この場合、ケーブル104から側面10
6の内側に出てくる配線108が、第1の移動部72に
よってカバーされるため、非常に好ましい。配線108
が外に出ていると、断線などのおそれがあるからであ
る。後述するように、車輪76の上に分離防止手段を配
置すれば、配線108は外からはほとんど見えなくな
り、さらに好ましい。
【0031】基板90にはフレキシブルケーブル110
の一端が取り付けられている。フレキシブルケーブル1
10の他端は、ベース70に取り付けられ、配線108
が接続されている。また、基板90には別のフレキシブ
ルケーブル112の一端が取り付けられている。フレキ
シブルケーブル112の他端は、第2の移動部30に取
り付けられ、スイッチ46、48に接続されている。フ
レキシブルケーブル112の他端を第2の移動部30に
取り付けている金具の図示は省略されている。フレキシ
ブルケーブル110、112や、これらに接続される配
線は、第2の移動部30によってカバーされており、断
線などが防止されている。
【0032】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
について説明する。図4は、本実施形態に係る足用ポイ
ンティングデバイスの平面図(上の図)及び側面図(下
の図)であり、一部は破断され、第2の移動部、足置き
部、コンピュータへのケーブルの図示は省略されてい
る。前述のように、第1の移動部72は車輪76、78
によって、ベース70に対して、図4の上の図で上下方
向にしか移動しないようにされている。しかし、足用ポ
インティングデバイスを持ち運ぶ際、第1の移動部72
を持ち上げると、第1の移動部72はベース70から分
離してしまう。第1の移動部72とベース70の間に
は、フレキシブルケーブル110などが取り付けられて
いるため、これらの分離を防止しなければならない。そ
のため、車輪76の上に分離防止手段114が配置され
ている。分離防止手段114はベース70に取り付けら
れている。第1の移動部72を持ち上げようとすると、
車輪76が分離防止手段114に当たり、ベース70も
一緒に持ちあがる。従って、第1の移動部72とベース
70の分離が防止できる。この分離防止手段114を、
図4に示したように、ベース70の内壁116から内壁
118まで延ばせば、車輪76、78をカバーできるよ
うになり、ごみなどが車輪76、78に付着したり入り
こむのを防止できる。なお、分離防止手段114の断面
形状はL字形になっているが、他の断面形状であっても
よい。
【0033】図3において、第1の移動部72と第2の
移動部30の間にも同様の分離防止手段を設ければ、こ
れらの間も分離しないようにすることができる。従っ
て、第2の移動部30あるいは足置き部を持ち上げても
どの部分も分離せず、足置き部などをつかんで足用ポイ
ンティングデバイスを持ち運ぶことができる。第1の移
動部72と第2の移動部30の間の分離防止手段によっ
て車輪80、82がカバーでき、ごみなどが車輪80、
82に付着したり入りこむのを防止できる。
【0034】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
について説明する。図5は、本実施形態に係る足用ポイ
ンティングデバイスで用いられている信号発生手段など
を示す回路図であり、電源などの図示は省略されてい
る。信号発生手段は、周辺回路を内蔵するワンチップの
マイコン120によって構成されている。検出手段8
4、86の電圧信号はマイコン120内のA/Dコンバ
ータによってA/D変換され、スイッチ46、48から
の信号とともに、マイコン120で処理される。マイコ
ン120内のプログラムは、検出手段84、86やスイ
ッチ46、48の信号を元に、足用ポインティングデバ
イスを使っている人を意思を読み取り、コンピュータに
信号を出力し、コンピュータ画面上のポインタを介して
コンピュータを制御する。
【0035】ところで、ダブルクリック(通常のマウス
でいうと、ボタンを押して離す操作をすばやく2回行う
こと)を行う場合、スイッチ46、48を押して離した
後にポインタがある程度以上移動してしまうと、その
後、スイッチ46、48を押して離す操作の2回目を行
っても、コンピュータがダブルクリックと認識してくれ
ない。そのため、通常のマウスの場合は、マウス本体を
しっかり固定したままボタンを2回押さなければならな
い。足用ポインティングデバイスの場合は、足を前後左
右に動かないようにしたまま、つま先またはかかとを踏
み込んでスイッチ操作を2回行う必要があるが、これは
なかなか困難である。
【0036】この問題は、スイッチ46、48を押して
離す操作を行った後の一定時間(例えば、0.1〜1秒
程度、好ましくは0.5秒程度)は、コンピュータ画面
上のポインタが移動しないようにすれば解決できる。す
なわち、足置き部が足によって押されて回転しスイッチ
46、48の接点が切り替わり、その後、足の力をゆる
めて足置き部が逆向きに回転しスイッチ46、48の接
点が元に戻った後の一定時間は、マイコン120内のプ
ログラムがポインタを移動させないようにすればよい。
【0037】なお、上記の各実施形態に係る足用ポイン
ティングデバイスが接続されるコンピュータには、パー
ソナルコンピュータ(パソコン)、ワークステーショ
ン、オフコン、大型計算機、電子手帳等の携帯用装置、
ワープロ専用機、インターネット専用端末等が含まれ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の足用ポインティ
ングデバイスは、第2の移動部及び足置き部の間に、足
の力に対抗して足置き部を初期位置に戻す弾性体を備
え、弾性体は、足置き部を回転させようとする足の力が
一定の大きさ以上になるまで、足置き部を初期位置に保
持し、足置き部が初期位置から2度以上回転したとき
に、スイッチの接点が切り替わる、などの構成を有する
ので、単にポインタを移動させている状態とドラッグを
している状態が区別可能などの優れた操作性を有すると
ともに、配線、電子部品、機構部品が外から見えなくな
っているため故障や不具合が生じず、小型化を図れる足
用ポインティングデバイスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る足用ポインティ
ングデバイスの正面図及び側面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る足用ポインティ
ングデバイスにおいて使用される検出手段を示す平面図
及び側面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る足用ポインティ
ングデバイスの平面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る足用ポインティ
ングデバイスの平面図及び側面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る足用ポインティ
ングデバイスで用いられている信号発生手段などを示す
回路図である。
【図6】従来の技術に係る足用ポインティングデバイス
を横方向から見たときの外観構成を模式的に示す側面図
である。
【符号の説明】
30…第2の移動部、32…足置き部、34…回転軸、
36、38…ばね、40…パイプ、42…シャフト、4
4…ストッパー、46、48…スイッチ、50…検出手
段本体、52…スライダー、54、88…レバー、56
…開口部、58、60…パターン、62…接点、64、
66、68…端子、70…ベース、72…第1の移動
部、76、78、80、82…車輪、84、86…検出
手段、90…基板、92、94、96、100…ばね機
構、98、102…金具、104…ケーブル、106…
側壁、108…配線、110、112…フレキシブルケ
ーブル、114…分離防止手段、116、118…内
壁、120…マイコン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に置かれるベースと、前記床面とほ
    ぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、前記ベースに
    取り付けられた第1の移動部と、前記床面とほぼ平行で
    かつ前記第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能
    な状態で、前記第1の移動部に取り付けられた第2の移
    動部と、前記第2の移動部に対して、前記第1及び第2
    の方向の一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心とし
    て回転可能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き
    部と、前記ベースに対する、前記第1の移動部の移動量
    を検出する第1の検出手段と、前記第1の移動部に対す
    る、前記第2の移動部の移動量を検出する第2の検出手
    段と、前記第2の移動部に対して前記足置き部が回転し
    たときに、前記足置き部に当たることにより接点が切り
    替わるスイッチと、前記第1及び第2の検出手段によっ
    て検出された前記第1及び第2の移動部の移動量に応じ
    て、コンピュータの画面上のポインタを介して前記コン
    ピュータを制御するための信号を発生する信号発生手段
    とを備えた、前記ポインタを介して前記コンピュータを
    足によって操作する際に使用される足用ポインティング
    デバイスにおいて、前記第2の移動部及び前記足置き部
    の間に、足の力に対抗して前記足置き部を初期位置に戻
    す弾性体を備え、前記弾性体は、前記足置き部を回転さ
    せようとする足の力が一定の大きさ以上になるまで、前
    記足置き部を前記初期位置に保持し、前記足置き部が前
    記初期位置から2度以上回転したときに、前記スイッチ
    の接点が切り替わることを特徴とする足用ポインティン
    グデバイス。
  2. 【請求項2】 床面に置かれるベースと、前記床面とほ
    ぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、前記ベースに
    取り付けられた第1の移動部と、前記床面とほぼ平行で
    かつ前記第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能
    な状態で、前記第1の移動部に取り付けられた第2の移
    動部と、前記第2の移動部に対して、前記第1及び第2
    の方向の一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心とし
    て回転可能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き
    部と、前記ベースに対する、前記第1の移動部の移動量
    を検出する第1の検出手段と、前記第1の移動部に対す
    る、前記第2の移動部の移動量を検出する第2の検出手
    段と、前記第2の移動部に対して前記足置き部が回転し
    たときに、前記足置き部に当たることにより接点が切り
    替わるスイッチと、前記第1及び第2の検出手段によっ
    て検出された前記第1及び第2の移動部の移動量に応じ
    て、コンピュータの画面上のポインタを介して前記コン
    ピュータを制御するための信号を発生する信号発生手段
    とを備えた、前記ポインタを介して前記コンピュータを
    足によって操作する際に使用される足用ポインティング
    デバイスにおいて、前記第1及び第2の検出手段は、検
    出手段本体、及び前記検出手段本体に対してスライドす
    るスライダーを備え、前記第1及び第2の検出手段の端
    子は、すべて前記検出手段本体に取り付けられ、前記第
    1及び第2の検出手段の前記検出手段本体は、ともに前
    記第1の移動部に取り付けられ、前記信号発生手段は、
    前記第1の移動部に取り付けられていることを特徴とす
    る足用ポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 前記第2の移動部は、前記足置き部の長
    手方向に移動し、前記第1及び第2の検出手段、並びに
    前記信号発生手段は、前記第2の移動部によってカバー
    されることを特徴とする請求項2に記載の足用ポインテ
    ィングデバイス。
  4. 【請求項4】 床面に置かれるベースと、前記床面とほ
    ぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、前記ベースに
    取り付けられた第1の移動部と、前記床面とほぼ平行で
    かつ前記第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能
    な状態で、前記第1の移動部に取り付けられた第2の移
    動部と、前記第2の移動部に対して、前記第1及び第2
    の方向の一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心とし
    て回転可能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き
    部と、前記ベースに対する、前記第1の移動部の移動量
    を検出する第1の検出手段と、前記第1の移動部に対す
    る、前記第2の移動部の移動量を検出する第2の検出手
    段と、前記第2の移動部に対して前記足置き部が回転し
    たときに、前記足置き部に当たることにより接点が切り
    替わるスイッチと、前記第1及び第2の検出手段によっ
    て検出された前記第1及び第2の移動部の移動量に応じ
    て、コンピュータの画面上のポインタを介して前記コン
    ピュータを制御するための信号を発生する信号発生手段
    とを備えた、前記ポインタを介して前記コンピュータを
    足によって操作する際に使用される足用ポインティング
    デバイスにおいて、前記第1の移動部は、前記足置き部
    の短手方向に移動し、前記コンピュータへのケーブル
    は、前記ベースの側面のうち、前記足置き部の長手方向
    に位置する面に取り付けられ、前記ケーブルから前記ベ
    ース側面の内側に出てくる配線は、前記第1の移動部に
    よってカバーされることを特徴とする足用ポインティン
    グデバイス。
  5. 【請求項5】 床面に置かれるベースと、前記床面とほ
    ぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、前記ベースに
    取り付けられた第1の移動部と、前記床面とほぼ平行で
    かつ前記第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能
    な状態で、前記第1の移動部に取り付けられた第2の移
    動部と、前記第2の移動部に対して、前記第1及び第2
    の方向の一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心とし
    て回転可能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き
    部と、前記ベースに対する、前記第1の移動部の移動量
    を検出する第1の検出手段と、前記第1の移動部に対す
    る、前記第2の移動部の移動量を検出する第2の検出手
    段と、前記第2の移動部に対して前記足置き部が回転し
    たときに、前記足置き部に当たることにより接点が切り
    替わるスイッチと、前記第1及び第2の検出手段によっ
    て検出された前記第1及び第2の移動部の移動量に応じ
    て、コンピュータの画面上のポインタを介して前記コン
    ピュータを制御するための信号を発生する信号発生手段
    とを備えた、前記ポインタを介して前記コンピュータを
    足によって操作する際に使用される足用ポインティング
    デバイスにおいて、前記第1及び第2の移動部の少なく
    とも一方の移動部は、車輪によって支持され、前記車輪
    に当たることにより、前記移動部が分離することを防止
    する分離防止手段を備え、前記分離防止手段は、前記車
    輪のカバーを兼ねることを特徴とする足用ポインティン
    グデバイス。
  6. 【請求項6】 床面に置かれるベースと、前記床面とほ
    ぼ平行な第1の方向に移動可能な状態で、前記ベースに
    取り付けられた第1の移動部と、前記床面とほぼ平行で
    かつ前記第1の方向にほぼ垂直な第2の方向に移動可能
    な状態で、前記第1の移動部に取り付けられた第2の移
    動部と、前記第2の移動部に対して、前記第1及び第2
    の方向の一方にほぼ平行に設けられた回転軸を中心とし
    て回転可能な状態で取り付けられ、足が置かれる足置き
    部と、前記ベースに対する、前記第1の移動部の移動量
    を検出する第1の検出手段と、前記第1の移動部に対す
    る、前記第2の移動部の移動量を検出する第2の検出手
    段と、前記第2の移動部に対して前記足置き部が回転し
    たときに、前記足置き部に当たることにより接点が切り
    替わるスイッチと、前記第1及び第2の検出手段によっ
    て検出された前記第1及び第2の移動部の移動量に応じ
    て、コンピュータの画面上のポインタを介して前記コン
    ピュータを制御するための信号を発生する信号発生手段
    とを備えた、前記ポインタを介して前記コンピュータを
    足によって操作する際に使用される足用ポインティング
    デバイスにおいて、前記足置き部が足によって押されて
    回転し前記スイッチの接点が切り替わり、次に足の力を
    ゆるめて前記足置き部が逆向きに回転し前記スイッチの
    接点が元に戻った後の一定時間、前記信号発生手段は前
    記ポインタを移動させないことを特徴とする足用ポイン
    ティングデバイス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170083112A1 (en) * 2015-09-17 2017-03-23 Edikun Technology Inc. Foot-operated pointing device
JP2021122002A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 調光卓用アタッチメント

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