JP2001021908A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001021908A
JP2001021908A JP11190650A JP19065099A JP2001021908A JP 2001021908 A JP2001021908 A JP 2001021908A JP 11190650 A JP11190650 A JP 11190650A JP 19065099 A JP19065099 A JP 19065099A JP 2001021908 A JP2001021908 A JP 2001021908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化、大画面化等の条件下でも十分高い耐
振動性および耐衝撃性を備えた液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 矩形板状の液晶パネル24と、矩形板状
のバックライト25と、信号処理基板5と、TCP6
と、少なくとも液晶パネル、バックライト、信号処理基
板と当接するモールドフレーム8と、集合体の周縁部の
少なくとも1辺を挟持する、少なくとも1辺において面
外方向の剛性を高める部分13を一体成形加工によって
枠状に形成されたフロントフレーム10とを備えた構造
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に衝撃等が加えられた場合にもその機能が安定に
維持されるための構造を有する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を応用した表示装置は、この数年間
急激な勢いで市場を拡大しており、その用途はOA用、
民生用、産業用と広がりの一途をたどると同時に、液晶
応用製品について一層の、軽量化、薄型化、大画面化、
およびコスト低廉化等の要求が高まっている。液晶製品
は、これまでの表示装置の主力であるCRTに比較して
軽量化できるので、特に携帯機器や移動機器に数多く応
用されている。携帯機器等に応用した場合、移動等に伴
って必然的に生じる振動荷重、および衝突、落下等にお
いて受ける衝撃荷重は高く、これら機器は高価なものだ
けに振動や衝撃にも耐えられるような構造とすることが
強く要求されている。
【0003】このような要求に応えて、耐振動性および
耐衝撃性を向上させるために、多くの取り組みがなされ
ている。その一つは、クッション構造を採用するもので
あり、ゴム、両面テープ、空気クッション等を付加した
液晶表示装置の特許が数多く公表されている(例えば、
特開平9−96800号公報)。その他のものは、補強
板材、棒材、ブロック等を用い、液晶パネルや導光板等
の重い大きな部材を支持補強する構造を採用する(特開
平10−133179号公報など)。これらの構造の採
用により、従来の液晶表示装置における耐振動性および
耐衝撃性の向上は、一定範囲内では実現された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いずれの手段を用いても、部品点数の増加、表示不良、
生産効率低下、歩留り低下等を生じ、コスト上昇をもた
らす。さらに、最近市場での要求の強い液晶表示装置の
薄型化および大画面化は、従来の手段において採用され
ていた強度確保のための支持部材のスペースを大部分無
くすことになった。このため、液晶表示装置はますます
薄く、軽く、かつ大画面になってゆくとともに、外的振
動や衝撃による損傷等の不具合が大きな問題となってき
た。液晶パネル、導光板、プリント基板等の重要部品に
は、板状の形態をしたものが多く、これらの重要部品
は、通常モールドフレームと呼ばれるプラスチック製フ
レームにより互いに一定の間隔を保って配置される。さ
らに、これらを1つの構造としてまとめるために、外枠
であるフロントフレームがこれらの集合体をその周縁部
において挟持する。フロントフレームは、通常ステンレ
スの薄板で構成される。
【0005】図6は、従来の液晶表示装置を示す概略図
である。図6において、同装置は表示画面を形成する液
晶パネル104と、導光板121と光源122とリフレ
クタ123とを有するバックライトと、液晶パネルへの
信号を処理する液晶信号処理プリント基板105と、液
晶信号処理プリント基板から液晶へと信号を伝達するT
CP(Tape Carrier Package)106と、これら部品の端
部をその凹部に当接させることによりこれら部品の相対
的間隔を保持するモールドフレーム108と、これらの
集合体の周縁部を挟持して保持するフロントフレーム1
10とを備える。フロントフレーム110は、前面部1
11と、側面部112と、引き掛け構造120において
押し出されたリブ114とを備え、上記集合体の4周を
前面部111とリブ114との間に挟持してはめ合い結
合を形成する。
【0006】図7は、押し出されて形成された引き掛け
構造部におけるリブを示す図である。図7(a)はフロン
トフレームにおいて引き掛け構造120が設けられる位
置を示す。図7(a)において、引き掛け構造120は、
通常、長辺側に設けられ、また、短辺側にねじ孔129
が設けられる。図7(b)は引き掛け構造120およびリ
ブ114の1つの例を示す斜視図であり、図7(c)は引
き掛け構造部の平面図である。また、図7(d)は引き掛
け構造とリブの他の例を示す斜視図であり、図7(e)は
その平面図である。図7(b)〜図7(e)を参照して、上
記の部品の集合体の周縁部はフロントフレームの前面部
111と引き掛け構造部から押し出されたリブ114と
の間において挟持される。したがって、上記の周縁部が
接するリブはリブの板厚断面であり、このようなリブの
配置とすることによりリブの強度は高いものとなる。
【0007】上記の液晶表示装置を実装する手順の概要
を図8に示す。まず、導光板105の端部に棒状光源
(図示せず)を含むリフレクタ123を取り付ける。次
いで、液晶パネル104、TCPと接続された液晶信号
処理プリント基板105(図8において液晶パネル10
4の右側)、およびTCP136と接続されたプリント
基板135(液晶パネル104の下側)が一体化された
ものを準備する。TCP106に接続された液晶信号処
理プリント基板105はTCP106の部分で180°
曲げられて、液晶パネルの面内に折り畳まれる。プリン
ト基板135も同様に180°折り曲げられて、液晶パ
ネルの面内に折り畳まれる。液晶信号処理プリント基板
105およびプリント基板135が折り畳まれた状態
で、液晶パネル104はバックライトとと合わされてモ
ールドフレーム内に押し込まれ、部品集合体とされる。
折り畳まれた状態のプリント基板135はモールドフレ
ームの横枠138と外枠との間に収納される。最後に、
フロントフレーム110の前面側を液晶パネル側に合わ
せて、上記の部品集合体の周縁部がフロントフレームの
前面部とリブ(いずれも図示せず)との間にはめ合わされ
る。なお、プリント基板135とTCP136とが折り
曲げられない状態でモールドフレーム内に収納され、部
品集合体とされる場合もある。
【0008】次に、上記の従来のフロントフレームにお
ける問題点を説明する。図9はフロントフレームの1辺
が振動荷重を受けた場合の等価モデルを示す図である。
図9(a)において、B部には図7に示したような引き掛
け構造が形成されて、その側面欠落部に応力集中が生じ
ている。フロントフレームの1辺(長辺)について見る
と、4点曲げの振動荷重が負荷されている。図9(b)は
図9(a)のA部における等価断面であり、また図9(c)
はB部における等価断面である。B部の引き掛け構造に
おいては側面欠落部の存在のために等価断面はA部のそ
れに比較して、半分近くに小さくなっている。
【0009】図10はフロントフレームの1辺にかかる
曲げモーメントMおよび応力の分布を示す図である。曲
げモーメントおよび応力ともに最大値を1として規格化
してある。図10において、B部の側面欠落部に、異常
に高い応力が集中的に生じていることが分かる。実測に
よっても、B部において高い応力が発生しており、B部
に発生する亀裂破損が液晶表示装置の強度を低いものに
限定している。また、側面欠落部を有するフロントフレ
ームの剛性は低くなり、共振が生じる場合にはTCP(T
ape Carrier Package)に異常に大きい変位量が生じ、T
CP断線の恐れが生じる。これらの耐振動性および耐衝
撃性における脆弱化の傾向は、液晶表示装置の薄型化、
大画面化に伴って一層顕著になり、損傷等の不具合発生
の頻度は高くなっている。
【0010】そこで、本発明の目的は、薄型化、大画面
化等がなされた条件下においても十分高い耐振動性およ
び耐衝撃性を備えた液晶表示装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、前面に表示面を向けて配置された矩形板状の液晶パ
ネルと、液晶パネルの背後に配置されて液晶パネルを照
明する、導光板、棒状光源およびリフレクタを有した矩
形板状のバックライトと、液晶パネルによる表示および
照明を制御する信号を処理する液晶信号処理プリント基
板と、液晶信号処理プリント基板に連結され、信号を前
記液晶パネルへと送り込むためのTCP(Tape Carrier
Package)と、少なくとも液晶パネル、バックライトおよ
び液晶信号処理プリント基板と当接して、液晶パネル、
バックライトおよび液晶信号処理プリント基板を保持す
る矩形枠状のモールドフレームと、液晶パネル、バック
ライト、液晶信号処理プリント基板、TCPおよびモー
ルドフレームを含む集合体の矩形の周縁部に沿って配置
され、当該矩形集合体の周縁部の少なくとも1辺を挟持
する、少なくとも1辺において面外方向の剛性を高める
部分を一体成形加工によって枠状に形成されているフロ
ントフレームとを備える。
【0012】液晶表示装置に含まれる部品を解析する
と、フロントフレーム、液晶パネル(ガラス板)、導光
板(アクリル板)およびモールドフレームのなかで、フ
ロントフレームは面外剛性が高い部類に入る。上記のよ
うに、さらにフロントフレームの面外剛性を高めること
は、液晶表示装置全体の剛性を高め、直ちに液晶表示装
置の部品の振動および衝撃における変形量が小さくな
り、電気部品としての故障を減少させることができる。
すなわち、耐振動性および耐衝撃性を高くすることが可
能となる。その上、この剛性の向上は両面テープや粘着
剤を用いずに一体成形加工によってなされるので、補修
容易性を確保しながら安価かつ簡便に実現される。な
お、上記において部品の集合体の周縁部を挟持するの
は、平坦な爪状リブでなくてもよく、引き掛け構造にお
ける押し出し部等を用いても良い。
【0013】上記の液晶表示装置においては、フロント
フレームは、矩形の液晶パネル周縁部を覆う前面部およ
びそれと連続して交差する側面部を有し、当該側面部
は、矩形の4辺のうち少なくとも1辺に2重折り曲げ部
を有していることが望ましい。
【0014】上記の構成により、付加部品をとくに設け
ないので、液晶表示装置において重要視される薄型化、
軽量化、および大画面化という性能を害さずに、耐振動
性および耐衝撃性に耐えられる液晶表示装置を安価に提
供することが可能となる。また、2重折り曲げ構造は、
両面テープや粘着剤を用いることがないので、補修性に
優れ、補修後の再使用が容易である。なお、上記におい
て部品の集合体の周縁部を挟持するのは、平坦な爪状リ
ブでなくてもよく、引き掛け構造における押し出し部等
を用いても良い。
【0015】上記の液晶表示装置においては、2重折り
曲げ部の矩形の辺に沿う一部分において、当該2重折り
曲げ部から突き出すように前面部に平行に爪状に設けら
れたリブを備え、集合体の周縁部が前面部と当該リブと
の間に挟持されることが望ましい。
【0016】上記のリブの配置により、液晶表示装置の
各部品の実装を容易に行うことができ、かつリブは衝撃
緩和効果を有し、同じく衝撃緩和効果を有する2重折り
曲げ部の辺に限って設けられるので、耐衝撃性が大幅に
向上する。上記の折り曲げリブは衝撃緩和に最適なばね
構造を実現することができ、さらにプラスチック等の高
分子材料製のモールドフレームを介してガラスやプリン
ト基板に力が配られるので、局部支持に起因する過大応
力の発生を防止することが可能となる。また、面外方向
のリブの剛性は、2重折り曲げ構造によって補強されて
いるので、十分強い力で部品の集合体の端部を挟持する
ことができ、振動等によって各部品が面外に大きく振動
することがなくなり、耐振動能力を大幅に向上すること
ができる。
【0017】上記の液晶表示装置においては、フロント
フレームは金属板が曲げ加工されて形成されたものであ
り、側面部は、外側面部および当該外側面部の後方端に
おいて内側に曲げ戻された内側面部を有し、当該曲げ戻
された内側面部の金属板の一部の先が連続して爪状に突
き出して、前面部に平行に折り曲げられてリブとされる
ことが望ましい。
【0018】上記構造は金属板の薄板からなるフロント
フレームについて実現される。したがって、従来品のコ
ストと同じ程度のコストとすることができる。また、付
加部品がないため、薄型化および大画面化に即応するこ
とができる。
【0019】上記の液晶表示装置においては、2重折り
曲げ部は、フロントフレームの矩形の長辺の側面部に設
けられていることが望ましい。
【0020】上記のようにフロントフレームの長辺に2
重折り曲げ部を設けることにより、より大きくフロント
フレームの剛性を向上させることができ、各部品の面外
変形の量を小さくすることができる。
【0021】上記の液晶表示装置においては、2重折り
曲げ部は、リフレクタが配置されているフロントフレー
ムの長辺側と対向するもう一方の長辺側の側面部に設け
られていることが望ましい。
【0022】リフレクタは通常アルミやステンレスで作
製されるので、それ自体高い強度と剛性を有する。この
ため、リフレクタを強度部材として活用し、リフレクタ
が配置される長辺と対向する側の長辺に上記の2重折り
曲げ構造を設けることにより、高剛性の部材を本装置の
中で偏らせずに有効に配置することができる。その結
果、低いコストで液晶表示装置の剛性を高められ、かつ
全部品の特性を無駄なく活用するので、薄型化、軽量化
および大画面化にも対処することが可能となる。
【0023】上記の液晶表示装置においては、フロント
フレームは前面部と平行な側面部の後部と連続する部分
を有し、その連続する部分はねじ孔を有し、集合体はそ
のねじ孔に螺合されるねじによってフロントフレームに
固定されることが望ましい。
【0024】ねじによる固定ははめ合い結合より高い強
度を有するので、確実に各部品をフロントフレームに結
合することができる。また、補修後の再使用という点か
らもねじによる結合は再現性が高く、有利である。な
お、ねじによる固定は特定の辺にのみ行い、他の辺はは
め合いによって挟持してもよく、むしろ望ましい。さら
に、ねじを用いる場合またはねじを用いないではめ合い
のみで挟持する場合の両方の場合において、テープを液
晶表示装置の外周縁部の底面から側面にわたって貼付し
て挟持力を補強してもよい。テープは液晶表示装置の外
周縁部の底面から側面にかけて粘着されるので、表示面
に接触することはない。このため、補修性に影響を及ぼ
すことはない。
【0025】上記の液晶表示装置においては、前面部と
平行な側面部の後部と連続する部分が、リブであること
が望ましい。
【0026】上記の構成により、ねじ孔のあいたリブに
よってはめ合いによる挟持を行っても、またねじによる
固定を行ってもよく、液晶表示装置の型等に応じて最適
な固定を行うことができる。
【0027】上記の液晶表示装置は、枠状フロントフレ
ームが、平坦面からなる少なくとも1種類のコの形状の
断面部分、平坦面からなる少なくとも1種類のLの形状
の断面部分、ならびに前記いずれの種類のコの形状の断
面部分および前記いずれの種類のLの形状の断面部分よ
りも大きい断面2次モーメントを有する形状の断面部分
を備えることが望ましい。
【0028】上記の構成においては、L形状の断面部分
で部品集合体を前面位置を規制しながら収容し、コ形状
断面部分で部品集合体の周縁部を挟持する。この断面形
状のみで、必要な剛性を確保しようとすると、フロント
フレームを形成する平板の厚さを厚くする必要があり、
軽量化に反する。このため、例えば、フロントフレーム
の側面部や前面部に、薄型化に反しない許容範囲内で、
断面2次モーメントを高める余分な部分を設ける。この
結果、大画面化および薄型化の条件下においても、耐振
動性および耐衝撃性の向上が確保される。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は実施の形態1におけ
る液晶表示装置を示す図である。図1において、同装置
は、液晶パネル24と、導光板21と棒状光源22とリ
フレクタ23とを備えるバックライト25と、液晶信号
処理プリント基板5と、液晶信号処理プリント基板から
の信号を液晶パネル24に伝達するTCP6と、モール
ドフレーム8と、フロントフレーム10とを備える。モ
ールドフレーム8は、上記の部品の端部をその凹部に当
接させることにより、上記の部品間の間隔を一定に保
ち、部品の集合体を形成している。これらの構成は従来
のものと同じである。フロントフレーム10は、矩形板
状の液晶パネル24および同じく4角枠状のモールドフ
レーム8の4周にわたって設けられ、前面部11と側面
部12とを備える。側面部12は2重折り曲げ部13を
備え、その2重折り曲げ部の先には前面部11に平行な
リブ14が設けられる。図1において、2重折り曲げ部
は隙間が誇張して描かれているが、通常隙間は2mm以
下、例えば0.2mm程度であり、極端な場合は密着し
ていてもよい。
【0031】図2(a)はフロントフレーム全体の斜視図
であり、また図2(b)は2重折り曲げ部13およびリブ
14が設けられたフロントフレームの1辺(長辺)のみ
を取り出して示した斜視図である。2重折り曲げ部とリ
ブとはお互いに連結しており、この両者が設けられる辺
は4辺全てであってもよいし、また2辺の長辺であって
もよいし、1辺の長辺のみであってもよい。また、図1
においては、リフレクタ23の配置されている長辺側に
2重折り曲げ部とリブとが配置された構造を示す。しか
し、リフレクタ23は金属製なので強度部材としても機
能するので、2重折り曲げ部とリブとは、リフレクタ側
の長辺に設けずにリフレクタ側の長辺と対向する長辺側
にのみ設けてもよく、むしろ軽量化等の観点からは好ま
しい。
【0032】図3(a)は、図1のフロントフレームに
おけるリブと2重折り曲げ部とを通る断面形状を示し、
また、図3(b)はその等価断面を示す。以後、従来のフ
ロントフレームの構造と比較しながら本実施の形態につ
いて説明する。
【0033】振動荷重を受ける液晶表示装置は、表示面
に垂直方向(Z方向)に振動荷重を受けるとき最も弱いこ
とが実験によって示されている。図7において、A部お
よびB部における断面2次モーメントIA およびI
Bは、式(1)および(2)のようになる。
【0034】 IA=(bhA 3)/12=(0.4×7.33)/ 12=13.0(mm4) …………(1) IB=(bhB 3)/12=(0.4×3.773)/ 12=1.8(mm4) …………(2) また、フロントフレームにおける最大応力は式(3)によ
って決められる。
【0035】 σmax=(Mh)/2I ………………………………………… (3) 実際に、引き掛け構造の側面脱落部の角における応力集
中係数は、通常3以上なので、角の部分の荷重は他の部
分の10倍以上と考えられる。側面脱落部にき裂が集中
的に発生する原因は、上記の簡単な解析によって容易に
分かる。従来品の各部寸法(図7に示すl1、l2
3)およびステンレス鋼の弾性率(ヤング率)のデータ
の1例を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】図7に示す4点曲げの負荷形式において、
荷重Fを0.5kgfとしたときのフロントフレームの
変形量δ(mm)は表2に示すとおりである。
【0038】
【表2】
【0039】液晶表示装置の部品のなかで比較的高い剛
性を有するものは、ガラスパネルおよび導光板である。
これらの比較的高い剛性を有する部品の面外方向(Z方
向)に対する剛性は、有効弾性ばね定数によって解析す
ることができる。表2に上記の部品の有効弾性ばね定数
を示す。表2に示す結果によれば、フロントフレームは
液晶表示装置のなかで最大の剛性を有していることが分
かる。
【0040】図3(b)に示す本実施の形態におけるフロ
ントフレームの等価断面図によれば、図1に示す2重折
り曲げ部付フロントフレームは、全長にわたって同じ剛
性を有し、断面2次モーメントIは約66mm4とな
る。この値は従来品の5倍程度である。液晶表示装置全
体の剛性については、フロントフレーム、液晶パネル
板、および導光板をパラレルに並べたモデルに基づい
て、これらの有効弾性ばね常数の和をとることによって
表すことができる。このモデルによれば、従来の液晶表
示装置全体の全体ばね常数Kは次のようになる。
【0041】 K=2×0.26 + 0.46 + 0.23≒ 1.2 (Kgf/mm) ………………… (4) これに対して、本実施の形態における2重折り曲げ部付
フロントフレームを備える液晶表示装置の全体ばね常数
Kは次のようになる。
【0042】 K=0.255 + 1.25 + 0.46 + 0.23≒ 2.2 (Kgf/mm)…………………(5) 式(4)と式(5)とを比較すれば、本発明の液晶表示装置
は従来品に比較して2倍弱程度高い全体ばね常数Kとな
っている。したがって、同じ振動荷重を受けた場合に
は、面外変形は従来の1/2程度になるので、従来品の
正弦振動に対する耐力1.3Gは、2.5Gに増加す
る。また、応力に関しては、式(3)に従えば、最大応力
は従来の液晶表示装置の5%程度に抑えることができ
る。
【0043】次に、本実施の形態におけるフロントフレ
ームのリブによる衝撃緩和効果について説明する。図4
は、リブを緩衝ばねとして利用する液晶表示装置を説明
する図である。図4(a)は同装置の模式的断面図であ
り、図4(b)はその緩衝ばねの等価モデルを示す図であ
る。図4(a)を参照して、同装置は、支持対象である液
晶パネル24とバックライト25との複合体と、各部材
の端部とその凹部において当接して相対的な位置決めを
するモールドフレーム8と、フロントフレーム10にお
いて板曲げ加工により形成されたリブ14とを備える。
モールドフレーム8は高分子材で作製されているので、
液晶パネルのガラスの表面保護の機能を有する。図4
(b)の等価モデルにおいて示すように、片持ち梁の曲げ
と同じ考え方により、その幅および長さを設定すること
により所望の弾性常数を有するばねとすることができ
る。
【0044】次に、本実施の形態のフロントフレームの
設計方法について説明する。液晶パネルおよび導光板な
どリブで支持される部品の総重量wを550gと設定す
る。この条件下で、面外方向(Z方向)に受ける衝撃最大
加速度はほぼ220Gと想定される。このときリブによ
る0.2mmの緩和距離が、電気機能面から要求され
る。フロントフレームは厚み0.4mmのステンレス鋼
板で作製する。上記の部品集合体の周縁部のはめ合いを
スムースに行うという要求からリブの長さを2mmと限
定すれば、板曲げ解析からリブの幅は6mmとなり、4
辺各2箇所に設置すればよい。矩形の1辺にのみリブを
設ける場合には、その辺の荷重割合を用いて同じ方法に
より設計することができる。
【0045】次に、従来品と対照させて、本実施の形態
のフロントフレームの2重折り曲げ部の衝撃緩和効果に
ついて説明する。図7に示す引き掛け構造によれば、側
面脱落部の高さを2mmとすれば、上記の220Gの衝
撃荷重を受けた場合、平板曲げ解析から支持点の変形量
は0.07mm程度であることが分かる。平均接触時間
は、2重折り曲げ部の先に設けたリブにおいては、引き
掛け構造のリブのそれの約1.69倍であり、同じ運動
量変化に対して支持力は60%弱に減少する。したがっ
て、2重折り曲げ部の先に設けたリブは、ばねとして機
能して衝撃緩和効果を有することが明らかとなった。
【0046】上記のように、フロントフレームの前面部
とリブと間に液晶パネルやバックライト等の集合体の周
縁部を挟持してはめ合せる構造を採用すれば、必要とさ
れる剛性に応じて複数の辺で2重折り曲げ部を形成する
ことができる。この2重折り曲げ部は組立ての際、プレ
ス加工を行うだけで済むし、取扱いが面倒な粘着材やゴ
ムテープを使用しないで済む。また、微小な寸法の部品
等を必要としないので、補修性にも優れている。
【0047】(実施の形態2)図5は実施の形態2にお
ける液晶表示装置の構成断面図である。図4において、
フロントフレームの側面部には、実施の形態1と同様に
2重折り曲げ部を備える。本実施の形態においては、は
め合い結合の代わりにフロントフレームのリブとモール
ドフレームとの間をねじ15により結合する。この構造
の実装の際、液晶パネル24、モールドフレーム8およ
びバックライト25等をあらかじめ組み立てておき、フ
ロントフレーム10のリブスペースに斜め方向に挿入し
て、ねじ15によって固定する。リブ14とねじ15と
による固定方法はフロントフレーム4辺のうちの1辺の
みで採用してもよいし、それ以上の辺で採用してもよ
い。ねじ15が螺合される辺とは異なる他の辺には、別
の固定方法を採用する必要がある。ねじによる固定はは
め合い結合よりも高い強度を有し、かつ衝撃緩和や補修
容易性という特徴も兼ね備える。衝撃緩和の原理は、前
記した実施の形態1と同じであるため、詳細な説明を省
略する。
【0048】上記において、本発明の実施の形態につい
て説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形
態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発
明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許
請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範
囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含
む。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、高剛性と衝撃緩和効果
とを兼ね備えることができるので、耐振動性および耐衝
撃性が高い液晶表示装置を提供することができる。ま
た、本発明によれば、付加的な部品点数を最小限に抑え
るため、薄型化および大画面化にともなって生じる支持
部材スペースの狭隘化という問題を解消することができ
る。さらに、軽量化、コスト削減、および生産性向上に
も効果がある。また、本発明によれば、両面テープ等を
光学部品に使用していないので、補修性に優れるという
長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における液晶表示装置の断面図
である。
【図2】 図1における液晶表示装置のフロントフレー
ムを示す斜視図である。 (a)はフロントフレーム全体
の斜視図であり、(b)は2重折り曲げ構造とリブとが設
けられた辺を模式的に示す図である。
【図3】 (a)は図1における液晶表示装置のフロン
トフレームを示す断面図である。(b)は等価断面図であ
る。
【図4】 リブによる衝撃緩和効果を説明する図であ
る。(a)はリブと2重折り曲げ構造とを有する液晶表示
装置の模式的断面図である。(b)はその等価断面図であ
る片持ちばねを示す。
【図5】 実施の形態2における液晶表示装置の断面図
である。
【図6】 従来の液晶表示装置の断面図である。
【図7】 従来のフロントフレームの断面図である。
(a)はフロントフレームの斜視図であり、(b)は従来に
おける引き掛け構造の例を示す図であり、(c)は(b)の
引き掛け構造の平面図である。(d)は従来における引き
掛け構造の他の例を示す斜視図である。(e)は(d)の引
き掛け構造の平面図である。
【図8】 液晶表示装置の実装手順を示す図である。
【図9】 従来の液晶表示装置のフロントフレームに曲
げ振動荷重が負荷された状態を示す図である。(a)はフ
ロントフレームの1辺の側面図であり、(b)は(a)のA
部の等価断面であり、(c)はB部の等価断面である。
【図10】 従来のフロントフレームに生じる曲げモー
メントおよび応力の分布を示す図である。
【符号の説明】
5 液晶信号処理プリント基板、6 TCP、8 モー
ルドフレーム、10フロントフレーム、11 フロント
フレーム前面部、12 フロントフレーム側面部(外側
面部)、13 2重折り曲げ構造、14 リブ、15
ねじ、16内側面部、21 導光板、22 光源、23
リフレクタ、24 液晶パネル、25 バックライ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 志郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田尻 智久 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 Fターム(参考) 2H092 GA48 GA49 GA50 GA51 JB79 NA15 NA16 NA25 NA27 NA29 PA05 PA13 QA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に表示面を向けて配置された矩形板
    状の液晶パネルと、 前記液晶パネルの背後に配置されて前記液晶パネルを照
    明する、導光板、棒状光源およびリフレクタを有した矩
    形板状のバックライトと、 前記液晶パネルによる表示および照明を制御する信号を
    処理する液晶信号処理プリント基板と、 前記液晶信号処理プリント基板に連結され、前記信号を
    前記液晶パネルへと送り込むためのTCP(Tape Carrie
    r Package)と、 少なくとも前記液晶パネル、前記バックライトおよび前
    記液晶信号処理プリント基板と当接して、前記液晶パネ
    ル、前記バックライトおよび前記液晶信号処理プリント
    基板を保持する矩形枠状のモールドフレームと、 前記液晶パネル、前記バックライト、前記液晶信号処理
    プリント基板、前記TCPおよび前記モールドフレーム
    を含む集合体の矩形の周縁部に沿って配置され、該集合
    体の周縁部の少なくとも1辺を挟持する、少なくとも1
    辺において面外方向の剛性を高める部分を一体成形加工
    によって枠状に形成されている枠状フロントフレーム
    と、を備えた、液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記フロントフレームは、前記矩形の液
    晶パネル周縁部を覆う前面部およびそれと連続して交差
    する側面部を有し、当該側面部は、前記矩形の4辺のう
    ち少なくとも1辺に2重折り曲げ部を有している、請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記2重折り曲げ部の前記矩形の辺に沿
    う一部分において、当該2重折り曲げ部から突き出すよ
    うに前記前面部に平行に爪状に設けられたリブを備え、
    前記集合体の周縁部が前記前面部と当該リブとの間に挟
    持される、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記フロントフレームは金属板が一体成
    形加工されて形成されたものであり、前記側面部は、外
    側面部および当該外側面部の後方端において内側に曲げ
    戻された内側面部を有し、当該曲げ戻された内側面部の
    金属板の一部の先が連続して爪状に突き出して、前記前
    面部に平行に折り曲げられてリブとされた、請求項3に
    記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記2重折り曲げ部は、フロントフレー
    ムの矩形の長辺の側面部に設けられている、請求項3ま
    たは4に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記2重折り曲げ部は、前記リフレクタ
    が配置されている前記フロントフレームの長辺側と対向
    するもう一方の長辺側の側面部に設けられている請求項
    5に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記フロントフレームは前記前面部と平
    行な前記側面部の後部と連続する部分を有し、当該連続
    する部分にねじ孔を有し、前記集合体は前記ねじ孔に螺
    合されるねじによって前記フロントフレームに固定され
    る、請求項1〜6のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記前面部と平行な前記側面部の後部と
    連続する部分が、前記リブである、請求項7に記載の液
    晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記フロントフレームが、平坦面からな
    る少なくとも1種類のコの形状の断面部分、平坦面から
    なる少なくとも1種類のLの形状の断面部分、ならびに
    前記いずれの種類のコの形状の断面部分および前記いず
    れの種類のLの形状の断面部分よりも大きい断面2次モ
    ーメントを有する形状の断面部分を備えた、請求項1に
    記載の液晶表示装置。
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