JP2001020492A - 溝付化粧板及びその製造方法 - Google Patents

溝付化粧板及びその製造方法

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JP2001020492A
JP2001020492A JP11190198A JP19019899A JP2001020492A JP 2001020492 A JP2001020492 A JP 2001020492A JP 11190198 A JP11190198 A JP 11190198A JP 19019899 A JP19019899 A JP 19019899A JP 2001020492 A JP2001020492 A JP 2001020492A
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JP11190198A
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Yoshito Fujino
義人 藤野
Takeshi Yonezu
猛 米津
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比重の異なる層が積層され
た板材に溝を切削した際に、切削面を綺麗に仕上げるこ
とができかつこの切削面を含む面に化粧シートを貼った
際にも密着性良く美しい仕上げとなる溝付化粧板及びそ
の製造方法を提供するにある。 【構成】 比重の異なる層が積層され
かつ表裏及び中間部の各層(21)(23)(23)にこれらの層の
うちの比重の大きい層が配置された積層板(2)の表層(2
1)側から、予め所望の大きさよりも小さな溝を一次切削
した後、シーラを含浸して上記溝の近傍(24a1)を硬化さ
せ、次いで溝底部(24b)が中間部の比重の大きい層(23)
に達しかつ所望の大きさとなるように上記溝を二次切削
して所望の溝(24)を形成し、この溝(24)を含む積層板
(2)の表面を化粧することにより溝付化粧板(A)を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の装飾性に優れ
た壁材、天井材等に用いられる溝付化粧板及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より壁材や天井材等に装飾性を付与
するために、表面にルータやカッタで化粧溝を切削し、
その上から化粧シートを貼着した化粧板が使用されてい
る。そしてこのような化粧板の板材としては、合板等の
木質材や防火性を必要とする部位にはケイカル板、石膏
スラグ板等が用いられている。
【0003】一方、このような化粧板に対して軽量化が
望まれているが、板材の比重を小さくして軽量化を図る
とこれに伴って強度が弱くなるので、表裏各層に比重を
大きくした層を積層一体化して三層構成とすることで実
用強度を保持しながら軽量化を図ることが一般的に行わ
れている。
【0004】上記三層構成の板材に溝を切削する際に
は、概ね板材の中央付近に溝底が位置するので、比重が
小さく強度が弱い層に溝を設けることとなるため切削面
が綺麗に仕上がらない。特に、溝の底面部は集塵し難く
切削ダストによって弱い面が傷つき易く、従って化粧シ
ートを貼る際に密着性が悪くなり、化粧シートが浮き上
がったり皺ができたりする。溝部底面は特に目立つので
装飾性を重視した化粧板としては問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、比重の異なる層が積層された板材に溝を切削し
た際に、切削面を綺麗に仕上げることができかつこの切
削面を含む面に化粧シートを貼った際にも密着性良く美
しい仕上げとなる溝付化粧板及びその製造方法を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』に係る発明によれば、『比重の異なる層が積層され
かつ表裏及び中間部の各層(21)(22)(23)にこれらの層の
うちの比重の大きい層が配置された積層板(2)の表層(2
1)側から溝(24)が切削されかつ表面が化粧された溝付化
粧板であって、表層(21)側より切削した溝(24)の底部(2
4b)が上記中間部の比重の大きい層(23)に達するように
設けたことを特徴とする溝付化粧板(A)』が提供され
る。
【0007】本発明はまた、本願『請求項2』に示すよ
うに、『比重の異なる層が積層されかつ表裏及び中間部
の各層(21)(22)(23)にこれらの層のうちの比重の大きい
層が配置された積層板(2)の表層(21)側から、予め所望
の大きさよりも小さな溝(24a)を一次切削した後、シー
ラを含浸して上記溝(24a)の近傍(24a1)を硬化させ、次
いで溝底部(24b)が上記中間部の比重の大きい層(23)に
達しかつ所望の大きさとなるように上記溝(24a)を二次
切削し、次いで上記切削された溝(24)を含む積層板(2)
の表面を化粧することを特徴とする溝付化粧板の製造方
法』をも提供するものである。
【0008】さらに本発明は、本願『請求項3』に示す
ように、『比重の異なる層が積層されかつ表裏及び中間
部の各層(21)(22)(23)にこれらの層のうちの比重の大き
い層が配置された積層板(2)の表層(21)側から、予め所
望の大きさよりも小さな溝(24a)を一次切削した後、シ
ーラを含浸して上記溝の近傍(24a1)を硬化させ、次いで
溝底部(24b)が上記中間部の比重の大きい層(23)に達し
かつ所望の大きさとなるように上記溝(24a)を二次切削
し、次いで上記切削された溝(24)を含む積層板(2)表面
側に接着剤(3)を塗布すると共に該接着剤塗布面に化粧
シート(4)を載置し、積層材(2)裏面側から吸引しかつ表
面側を圧締する真空プレスにて上記化粧シート(4)を貼
着することを特徴とする溝付化粧板の製造方法』を提供
することもできる。
【0009】本願『請求項1』に係る発明によれば、表
層(21)側より切削した溝(24)は、その底部(24b)が比重
の大きい層(23)すなわち硬い層に達するように設けられ
ているので切削時に傷が付き難く、切削面は綺麗に仕上
がり、化粧シート(4)を貼着した際に密着性が良く、化
粧シート(4)の浮き上がりや皺ができず、装飾性に優れ
た溝付化粧板(A)が得られることとなる。
【0010】また本願『請求項2』に係る発明によれ
ば、予め所望の溝(24)よりも少し小さな溝(24a)を一次
切削するので、比重の小さい層に傷がついても特に問題
は無い。また、この溝(24a)内面の比重の小さい層にシ
ーラを塗布するのでシーラは含浸し易く、従って溝(24
a)表面だけを被覆するのではなく溝内面近傍(24a1)を硬
化させることができる。これにより比重が小さく弱い層
に形成した溝内面を強化することができ、この後に所望
の大きさまで二次切削するので比重の小さい層部分でも
傷がつき難く、傷の原因となる切削ダストの発生量も減
り、従って表面平滑性・装飾性に優れた溝が得られるこ
ととなる。
【0011】さらに、本願『請求項3』に係る発明によ
れば、請求項2に示したように表面平滑性・装飾性に優
れた溝が形成された積層板(2)において、比重の小さい
層は通気性が良いので、上記溝(24)を含む積層板(2)表
面側に接着剤(3)を塗布しかつ該接着剤塗布面に化粧シ
ート(4)を載置した状態で積層材(2)裏面側から吸引する
と共に表面側を圧締することにより、溝の無い表面は勿
論のこと、化粧シート(4)は溝(24)部の内面形状に沿っ
て吸引され密着されることとなる。従って、化粧シート
(4)の浮き上がりや皺ができず、装飾性に優れた溝付化
粧板(A)が得られることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、溝付化粧板(A)
の基材として用いられる積層板(2)は、比重の異なる層
が積層されておりかつ表裏及び中間部の各層(21)(22)(2
3)に上記比重の大きい層が配置された構成を有するもの
である。
【0013】上記比重の大きい層としては、強度を発現
する層となるもので、例えばロックウール、スラグウー
ル、グラスウール等の鉱物質繊維からなる層が好適なも
のとして挙げられるが、これに限定されない。
【0014】上記比重の小さい層としては、軽量化に寄
与するもので、例えばパーライト、シラス発泡体、ガラ
ス発泡体等の無機発泡体により構成される層が好ましい
ものとして挙げられるが、これに限定されない。
【0015】上記鉱物質繊維層及び無機発泡体層からな
る積層板(2)として、例えば無機質板である火山性ガラ
ス複層板(製品名:ダイライト)(1)〔(1a)(1b)〕を積
層したものが好適なものとして挙げられる。
【0016】なお、上記火山性ガラス複層板 (1)〔(1a)
(1b)〕は、軽量で実用強度を有し、溝加工も行い易い材
料として本発明の溝付化粧板(A)の基板としては最適の
材料であるが、その他にも芯層部の比重より表裏各層の
比重が大きい構成を有する、MDF等の繊維板やパーテ
ィクルボード、ストランドボード等の木削片板等を単板
又は複合したもの等も好適に用いられる。
【0017】次に、上記火山性ガラス複層板(1)〔(1a)
(1b)〕の具体的な組成及び製造方法について説明する。
この火山性ガラス複合板は、通常、比重の大きい上下各
層(11)(12)とその間の比重の小さい芯層(13)との三層か
ら構成される。
【0018】まず、上下各層(11)(12)を構成する前記鉱
物質繊維は、20〜80重量%の範囲で用いられる。ま
たここに表面硬度や平滑性を高めるために無機粉状体が
適宜用いられてよい。この無機粉状体としては水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、珪砂等が挙げられる。こ
の無機粉状体は10〜65重量%の範囲で添加される。
【0019】上記鉱物質繊維及び上記無機粉状体は結合
剤により結合一体化される。この結合剤としては、澱
粉、ポリビニルアルコール等が挙げられる。またこの他
に耐水性を付与するためにフェノール樹脂、アクリル樹
脂等の耐水性結合剤を添加することが好ましい。上記結
合剤の添加量は合わせて5〜30重量%である。さら
に、強度を高めるためにパルプやポリプロピレン等の有
機繊維を3〜15重量%添加できる。
【0020】上記鉱物質繊維及び上記無機粉状体並びに
上記結合剤を水中に投入攪拌して得た2%程度のスラリ
ーを長網式抄造機で抄造することにより、上下各層(11)
(12)となる比重の大きいウェットマットが得られる。
【0021】一方、比重の小さい芯層(13)を構成する上
記無機発泡体は、40〜80重量%の範囲で用いられ
る。
【0022】上記無機発泡体を結合するための結合剤に
ついては、上記上下各層(11)(12)の場合と同様のものを
用いる事ができ、添加量は5〜30重量%である。この
場合も強度を高めるためパルプやポリプロピレン等の有
機繊維を5〜30重量%添加できる。また、必要に応じ
て上記無機粉状体を添加しても良い。
【0023】上記無機発泡体、結合剤及び必要に応じて
添加される無機粉状体を水の噴霧下で混合し、下層(12)
となる上記ウエットマット上に散布堆積し、その上に上
層(11)となる上記ウエットマットを配し、連続プレスで
加熱圧締した後ドライヤで乾燥し、上下各層(11)(12)の
比重が0.8〜1.2、芯層(13)の比重が0.4〜0.7で、全体比
重が0.6〜0.9の、芯層(13)の比重より上下各層(11)(12)
の比重が大きい三層構成からなる火山性ガラス複合板
(1)〔(1a)(1b)〕が得られる。
【0024】上記のようにして得られた火山性ガラス複
合板(1)〔(1a)(1b)〕は、芯層(13)部が無機発泡体から
なり比重が軽く通気性が良いので、特に後述する真空プ
レスによる化粧シート(4)の貼着に最適の材料と言え
る。
【0025】上記火山性ガラス複層板(1)〔(1a)(1b)〕
を本発明の溝付化粧板(A)の構成基材として用いる場
合、2枚若しくはそれ以上を接着剤(接着剤は酢酸ビニ
ル等の木質製品に用いている一般的なものを使用する事
ができる)等を用いて貼り合わせたものが、より好適に
用いられる。詳しくは後述する実施例の記載が参照され
る。
【0026】本発明において、一次切削後に溝内面近傍
に含浸させてこれを硬化させるために用いられるシーラ
としては、例えばウレタン系のものが挙げられる。
【0027】本発明において、積層板(2)の表面に化粧
シート(4)を貼着する接着剤(3)としては、真空プレス用
のウレタン・アクリル樹脂が好適なものとして挙げられ
る。
【0028】実施例 まず、本発明の溝付化粧板の基材の構成材料となる火山
性ガラス複層板(商品名:ダイライト)を以下の組成に
より製造した。すなわち、鉱物質繊維(ロックウール)
65重量%、無機粉状体(水酸化アルミニウム)20重
量%、補強繊維(パルプ)5重量%、結合剤(粉末フェ
ノールと澱粉)10重量%を清水中に投入攪拌して得た
2%のスラリーを長網式抄造機で抄造することにより、
後述する火山性ガラス複層板(1)の上層部(11)及び下層
部(12)を構成するウエットマットを得た。
【0029】一方、無機発泡体(パーライト)65重量
%、無機粉状体(水酸化アルミニウム)20重量%、補
強繊維(パルプ)5重量%、結合剤(粉末フェノールと
澱粉)10重量%を、清水の噴霧下で混合して得られた
混合物を、前記下層部(12)となるウエットマット上に散
布堆積して芯層部(13)を形成し、その上面に上層部(11)
となる前記ウエットマットを積層した後、熱圧、乾燥す
ることにより、上下各層部(11)(12)の比重が1.0,芯層
部(13)の比重が0.5、全体の比重が0.7の三層構造の無機
質板からなる火山性ガラス複合体(1)を得た(図1参
照)。
【0030】上記火山性ガラス複合板(1)を、厚さ(t1)
が6mmのもの(1a)と厚さ(t2)が9.5mmのもの(1b)との2
枚を用意し、厚さ6mmのもの(1a)を下側に、厚さ9.5mm
のもの(1b)を上側にそれぞれ配し、これらを酢酸ビニル
樹脂接着剤を100g/m2の割合で塗布して貼り合わせ、図
1に示す全体の厚さ(t)15.5mmの積層板(2)を得た。この
積層板(2)では、比重の大きい層が、表裏各層(21)(22)
と中間部の層(すなわち、貼り合わせ部)(23)のところ
との3箇所に形成された。
【0031】上記積層板(2)を構成する火山性ガラス複
層板(1a)(1b)は、強度の弱い無機発泡体からなる芯層部
(13)を含むので、刃物で切削した際に切削抵抗が少なく
容易に切削できるが、切削ダストが多量に発生し、切削
時に強度の弱いこの芯層部(13)に傷を付け易く、化粧シ
ートを貼着する際の問題になるので、本発明では以下の
方法を用いることとした。
【0032】すなわち、上記得られた積層板(2)の上側
から、ルータで深さ8mmまで一次切削して仮溝(24a)を
形成し、この仮溝(24a)の内面全体にウレタン系溶剤シ
ーラを塗布・含浸して仮溝(24a)の内面近傍(24a1)を硬
化させた後(図2(a)参照)、再度ルータで、この仮溝
(24a)の上から深さ9mmまで二次切削して所望の溝(24)
を形成した(図2(b)参照)。なおこの深さは積層板(2)
における中間部の比重の大きい層(23)(貼り合わせ部)
に当たる。これにより、溝底部(24b)は硬い層になるの
で切削ダストが刃物との間に介在しても傷がつき難くな
っている。
【0033】次に、図3に模式的に示すように、溝加工
を施した上記積層板(2)の表面に、溝(24)部も含めて接
着剤(ウレタン・アクリル樹脂:真空プレス用)(3)を
5〜10g/m2塗布し、約2時間放置した後、化粧シート
(塩化ビニル、オレフィン等)(4)を上記積層材(2)に載
せて予熱プレスで60℃、20〜30秒、1kg/cm2で圧
締して該化粧シート(4)を軟化させ、接着剤(3)、積層板
(2)及び化粧シート(4)の馴染みを良くして仮接着した。
【0034】次に、図4に模式的に示すような吸引可能
に構成されたプレス下板(5)を有する真空プレス機で、
上記プレス下板(5)から約760mmHgで吸引し、80℃、2
〜3分、2kg/cm2で圧締した。なお、耐熱ゴム製のクッ
ション材(7)をプレス上板(6)と積層板(2)との間に介在
させ、化粧シート(4)を保護した。以上のようにして本
発明の溝付化粧板(A)を製造した。
【0035】上記積層板(2)を構成する火山性ガラス複
層板(1a)(1b)は、芯層部(13)が無機発泡体からなり比重
が軽く通気性が良いので、特に真空プレスには最適の材
料と言える。なお、通気性のある化粧紙は真空プレス成
形には適さないので、通常のプレスによるラミネートの
方法が用いられる。
【0036】
【発明の効果】本願『請求項1』にかかる発明によれ
ば、溝切削時に溝内面に傷が付き難く、切削面が綺麗に
仕上がるので、この溝に対して化粧シートが密着性が良
く浮き上がりや皺ができずに貼着でき、装飾性に優れた
溝付化粧板を提供することができる。
【0037】また本願『請求項2』に係る発明によれ
ば、予め所望の溝よりも少し小さな溝を一次切削し、そ
して、この溝内面へのシーラの塗布・含浸により溝内面
近傍を硬化させかつ強化させた上で所望の大きさまで二
次切削するので、溝の内面に傷がつき難く、また傷の原
因となる切削ダストの発生量も減り、従って表面平滑性
・装飾性に優れた溝付化粧板を製造することができる。
【0038】さらに、本願『請求項3』に係る発明によ
れば、請求項2により奏される効果に加えて、内面が綺
麗に仕上がった溝を含む積層板表面側に接着剤を塗布し
かつ該接着剤塗布面に化粧シートを載置した状態で積層
材裏面側から吸引すると共に表面側を圧締するので、溝
の無い表面は勿論のこと、化粧シートを溝部の内面形状
に沿って吸引して密着させることができ、化粧シートの
浮き上がりや皺ができず、装飾性に優れた溝付化粧板を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝付化粧板の一例の要部断面概略図
【図2】本発明の製造方法の一工程を説明する要部断面
概略図
【図3】本発明の製造方法における化粧シートの貼着工
程を説明する構成説明図
【図4】化粧シートの貼着工程に用いられるプレス下板
の一例の斜視図
【符号の説明】
(A)…溝付化粧板 (1)(1a)(1b)…火山性ガラス複合板 (2)…積層板 (3)…接着剤 (4)…化粧シート (5)…プレス下板 (6)…プレス上板 (7)…クッション材 (11)…火山性ガラス複合板の上層部 (12)…火山性ガラス複合板の下層部 (13)…火山性ガラス複合板の芯層部 (21)…積層板の表層 (22)…積層板の裏層 (23)…積層板の中間部の層(貼り合わせ部) (24)…二次切削後の所望の溝 (24a)…一次切削後の仮溝 (24a1)…仮溝の内面近傍 (24b)…溝底部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 33/00 B32B 33/00 E04F 19/02 E04F 19/02 L Fターム(参考) 2E110 AA46 AA47 AA57 AB03 AB04 AB23 BA03 BA12 GA33W GA33X GA42W GB12W GB12X GB32W GB33X 4F100 AA19 AC10 AG00 AJ04 AK01C AK03 AK15 AR00A AR00B AR00C AT00C BA03 BA07 BA26 CB00 CC00A DD05A DD05B DG01 DG15 DJ01 EJ081 EJ202 EJ212 EJ242 EJ26A EJ261 EJ422 EJ461 EJ82A EJ821 GB08 HB00A JA13A JA13B JA13C JK06 JL01 JL04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比重の異なる層が積層されかつ
    表裏及び中間部の各層にこれらの層のうちの比重の大き
    い層が配置された積層板の表層側から溝が切削されかつ
    表面が化粧された溝付化粧板であって、表層側より切削
    した溝の底部が、上記中間部の比重の大きい層に達する
    ように設けたことを特徴とする溝付化粧板。
  2. 【請求項2】 比重の異なる層が積層されかつ
    表裏及び中間部の各層にこれらの層のうちの比重の大き
    い層が配置された積層板の表層側から、予め所望の大き
    さよりも小さな溝を一次切削した後、シーラを含浸して
    上記溝の近傍を硬化させ、次いで溝底部が上記中間部の
    比重の大きい層に達しかつ所望の大きさとなるように上
    記溝を二次切削し、次いで上記切削された溝を含む積層
    板の表面を化粧することを特徴とする溝付化粧板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 比重の異なる層が積層されかつ
    表裏及び中間部の各層にこれらの層のうちの比重の大き
    い層が配置された積層板の表層側から、予め所望の大き
    さよりも小さな溝を一次切削した後、シーラを含浸して
    上記溝の近傍を硬化させ、次いで溝底部が上記中間部の
    比重の大きい層に達しかつ所望の大きさとなるように上
    記溝を二次切削し、次いで上記切削された溝を含む積層
    板表面側に接着剤を塗布すると共に該接着剤塗布面に化
    粧シートを載置し、積層材裏面側から吸引しかつ表面側
    を圧締する真空プレスにて上記化粧シートを貼着するこ
    とを特徴とする溝付化粧板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047870A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Komatsu Seiren Co Ltd 手袋の製造装置および製造方法

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JP2010047870A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Komatsu Seiren Co Ltd 手袋の製造装置および製造方法

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