JP2001020139A - 人工芝糸および人工芝生 - Google Patents
人工芝糸および人工芝生Info
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Abstract
造設備をそのまま使用して、耐摩耗性および耐へたり性
の良好な人工芝糸を低コストで得る。 【解決手段】 人工芝生10を構成する人工芝糸12の
素材として、熱可塑性ポリマー100重量部に対して1
〜300重量部のゴムが配合された樹脂材を用いる。
Description
成要素としての人工芝糸に関し、さらに詳しく言えば、
芝面に対して良好な耐摩耗性や耐へたり性などを持たせ
ることができる人工芝糸に関するものである。
テナンスフリーで連続使用に耐えられることから、近年
急速に普及してきている。その間、数多くの改良がなさ
れ、様々な形態の人工芝生が数多く提案されている。
感が得られるように、芝目内に砂などの充填材を充填し
たいわゆる砂入り人工芝がある。また、人体に対する衝
撃を緩和して安全性を高めるため、下地と人工芝生との
間に弾性マットや弾性チップを配置したり、人工芝糸に
弾性繊維などを用いたりして、芝面に弾力性を付与する
ようにしたものもある。
高めるため、3次元立体構造のパイルを採用したり、素
材をポリプロピレン主体のものからナイロンやポリエチ
レンにしたり、その他の各種共重合系のパイル糸に変更
することも行なわれている。
の改良はまだ十分でなく、未だ解決すべき課題が残され
ている。その一つとして、いかにしたら人工芝生に良好
な弾力性を付与し得るかという課題がある。
1−93112号公報において、人工芝糸に例えばスパ
ンデックス(弾性繊維)などを用いて、人工芝糸自体に
弾力性を持たせることを提案したが、その後さらに検討
を進めていく過程で、本発明者らは人工芝糸にゴム的な
弾力性を付与することにより、人工芝の摩耗やへたりを
効果的に抑制できるとの知見を得た。
は、ゴム的な弾力性を有しながらも、従来と同じ工程
で、かつ、同程度のコストで製造することができる耐久
性および耐へたり性の優れた人工芝糸および同人工芝糸
によって構成された人工芝生を提供することにある。
材に植設されて人工芝生を構成する人工芝糸において、
その素材として、熱可塑性ポリマー100重量部に対し
て1〜300重量部のゴムが配合された樹脂材を用いる
ことにより達成される。この樹脂材において、配合され
たゴム材はその大部分が架橋されている。また、百分比
で言えば、熱可塑性ポリマー:ゴム=約99/1〜25
/75程度である。
フィン系樹脂であり、ゴムがジエン系のゴムであること
が好ましい。これによれば、化学的安定性がきわめて良
好であるとともに、物理的特性として弾力性、耐座屈疲
労性および回復性にも優れたものが得られる。また、樹
脂およびゴムともに汎用されているため低コストでもあ
る。
イロンであってもよい。これによれば、ナイロンが有す
る優れた弾力性(耐座屈性)および耐熱性が活かされ
る。
マー内に微分散されていることも、本発明の特徴の一つ
である。すなわち、熱可塑性ポリマーと未加硫ゴムを高
せん断下で混練りしながらゴムを加硫することにより、
熱可塑性ポリマー内にゴムを微分散することができる。
この動的加硫は、従来と同様の2軸押出機もしくは混練
機にて行なえる。
力性を有する人工芝糸をシート状基材に多数植設するこ
とにより、耐久性および耐へたり性の優れた人工芝生が
得られる。
るように、人工芝生10はシート状基材11に多数の人
工芝糸12をタフティング装置にて植設することにより
基本的に構成される。
状織物、ネット状など様々なものが使用可能であるが、
ポリプロピレンなどの平織り基布が好ましく採用され
る。また、シート状基材11の裏面には人工芝糸12を
シート状基材11に固定するためのバッキング材13が
塗布される。シート状基材11およびバッキング材13
に特に制限はない。また、必要に応じて、芝目内に砂や
弾性粒体などの充填材14が入れられてもよい。
性ポリマー内にゴムを微分散させた樹脂により形成され
る。その配合比は、熱可塑性ポリマー100重量部に対
してゴム1〜300重量部である。
レン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリ塩
化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、エチレン−エチルアクリレート(EEA)、エ
チレン酢酸ビニル(EVA)、ポリブチレンテレフタレ
ート(PBT)、ポリエステル、ナイロン6およびナイ
ロン66などの各種ナイロン系樹脂などの熱可塑性樹脂
の他に、熱可塑性エラストマーが含まれるが、本発明で
は、ポリマーとして単独で熱可塑性を示すものを熱可塑
性ポリマーとして扱う。
安定性が良好である点から、オレフィン系樹脂が好まし
く採用されるが、これには次の2相構造物、すなわち
(硬質相:PE(結晶)、軟質相:EVA,EEA,C
PE)、(硬質相:PE(結晶)、イオンクラスター…
イオノマー、軟質相:非晶PE)、(硬質相:synd
l,2−PB(結晶)、軟質相:非晶PB)が含まれ
る。
は動的架橋タイプ以外のものであって、例えばスチレン
系(硬質相:PS(ガラス)、軟質相:BR,IR,水
素添加BR(SEBS),水素添加IR(SEP
S))、エステル系(硬質相:ポリエステル(結晶)、
軟質相:ポリエーテル,ポリエステル)、ウレタン系
(硬質相:ポリウレタン(結晶、水素結合)、軟質相:
ポリエーテル,ポリエステル)、アミド系(硬質相:ポ
リアミド(結晶、水素結合)、軟質相:ポリエーテル,
ポリエステル)などが使用可能である。
チレン共重合体)に代表される硬質相が軟質連続相内に
分散したミクロ相分散構造のものも熱可塑性エラストマ
ーとして使用可能である。SBSは、直径数百オングス
トロームのスチレンドメイン(硬質相)がブタジエン連
続相(軟質相)中に分散したミクロ相分散構造を有し、
常温ではスチレンドメインが物理的に架橋点として作用
するためゴム弾性が発現する。
レン−スチレン)などの二重結合をもつ熱可塑性エラス
トマーは、人工芝糸を製造する際もしくはマスターバッ
チ(糸の材料ペレット)を製造する際に架橋剤で架橋す
ることができる。したがって、本発明では、架橋された
ものはゴム成分として扱う。
あらかじめ動的加硫されたマスターバッチとSBSとを
混合して押出成形することがあるが、この場合にはほと
んどSBS自体は架橋しない。このような場合には、熱
可塑性ポリマー成分として扱う。
ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンラバー(SB
R)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPD
M)など各種のものが挙げられる。特に、架橋性の面で
はジエン系ゴムが好ましい。また、ゴムにオイルを含ま
せることも可能であり、これによれば、加工性がよくな
るとともに、芝面にすべり性を付与することができる。
々のものが使用可能である。樹脂架橋が加工安定性、耐
候性の点で有利である。
りの方法によって製造される。第1の製造方法は動的加
硫法による。この製造方法においては、2軸押出機によ
る場合と、混練機による場合とがあるが、まず、図2に
より2軸押出機による場合について説明する。
(PP))と未加硫ゴム(例えばエチレン・プロピレン
・ジエン共重合体(EPDM))、それに酸化亜鉛など
の活性剤および加硫剤を所定の配合比でドライブレンド
し、ホッパー21から2軸押出機22に連続的に投入す
る。
高温に加熱されているため、PPとEPDMとが高せん
断下で溶融混練されながらEPDMが加硫されつつ、P
P内にEPDMが微分散され、ダイ24から人工芝糸1
2が糸状に押し出され、延伸された状態で巻き取りロー
ル25に巻き取られる。
は、PPとEPDMとを一定の割合で混練機に投入し
て、180〜250℃で溶融混練しながら、加硫剤(硫
黄、加硫促進剤、パーオキサイドなど)を添加して混練
を続け、混練トルクが最大になった後、さらに2〜3分
間混練を続けることにより、結晶性のPPマトリックス
内に、ほぼ完全に加硫された直径数μmのゴム粒子が分
散する。これを押し出して人工芝糸12を得る。
にしても、軟質相(EPDM)が硬質相(PP)内に分
散しているため、高温では熱可塑性プラスチックと同じ
く可塑化されて容易に成形可能であるが、その成形物す
なわち人工芝糸12は常温でゴム弾性を示す。
よって得られた樹脂/ゴム成形物をペレット化したマス
ターバッチを用いる方法である。すなわち、この第2の
製造方法においては、ピュアな熱可塑性ポリマーとマス
ターバッチとを所定の割合で混合し、必要に応じて、こ
れに顔料や耐老化剤などを加えて図示しない押出機に投
入して人工芝糸12を成形する。この場合、押出機中に
高せん断部は特に必要としない。
マーと加硫ゴム粉とを所定の割合でブレンドし、必要に
応じてこれに顔料や耐老化剤などを加えて、図示しない
押出機に投入して人工芝糸12を成形する方法である。
ルなどが適宜選択可能である。繊維種としては長繊維、
短繊維のいずれでもよく、さらに製法別で言えば、モノ
フィラメント、マルチフィラメント、テープ状糸などが
例示される。また、スプリット加工、もしくは捲縮加工
などの後加工を施したものなど、任意の選択することが
できる。
に使用されることがもっとも好ましいが、例えばテニス
コートのベースライン付近やサッカー場のゴールマウス
付近など使用が激しい部分にのみ使用することも可能で
ある。また、通常人工芝糸はその数本を一束としてシー
ト状基材11に植設されるが、その一束の一部に用いら
れてもよい。これらの事項は、すべて本発明に含まれ
る。
もその一部にナイロン(例えばナイロン6)を用いるこ
とにより、耐摩耗性および耐へたり性がよくなることが
認められた。しかしながら、ナイロン6とEPDMは相
溶性が余りよくないため、酸変性ポリプロピレンを少量
混ぜることが好ましい。
較例について説明する。実施例では、概ね次の手順で人
工芝糸および人工芝生を作製し、比較例もこれに準じ
た。
ポリマーとEPDM、活性剤としての酸化亜鉛、加硫剤
(フェノール樹脂)を2軸押出機に連続投入し、180
℃で溶融混練りした。 連続棒状にして押し出し、冷却後ペレット状に切断し
てマスターバッチとした。 マスターバッチと、ピュアな熱可塑性ポリマーペレッ
ト、顔料ペレット、劣化防止剤(耐熱材、酸化防止剤、
耐候性剤など)を糸製造用押出機に投入して、Tダイに
て押し出した後、延伸しながら人工芝糸を巻取りした。
すなわち、上記第2の製造方法により人工芝糸を得た。 この人工芝糸に「より」加工を施した。そして、パイ
ル長を20mmとしてポリプロピレンからなる平織り基
布に、5/16Ge(ゲージ)、4.5St(ステッ
チ)の条件でタフトした後、基布の裏面にバッキング材
を塗布し、乾燥させて人工芝生を形成した。 実験室において、この人工芝生をアスファルト基盤状
に敷設し、目砂をその芝目内に厚さ18mmまで充填し
て砂入り人工芝生とした。そして、図3に示されている
ような落重/スライド型の摩耗試験機30にて耐久性テ
ストを行ない、耐摩耗性および耐へたり性を評価した。
スト手順は概略次のとおり。この摩耗試験機30は、人
工芝生10上の所定高さ位置において、その芝面とほぼ
平行に配置されたガイドレール31を有し、同ガイドレ
ール31にはスライダ32が左右方向(図3矢印X方
向)に摺動可能に取り付けられている。スライダ32に
は、支軸33が上下方向(図3矢印Y方向)に摺動可能
に取り付けられ、支軸33の下端に摩耗板34が支持さ
れている。摩耗板34は幅50mm,長さ200mm
で、重さが約1kgの金属ブロックからなり、その下面
にはタイヤゴムのすべり片が取り付けられている。
を人工芝生10の右端側に寄せて、摩耗板34を芝面の
100mm高さ位置(上部原点位置)から落下させた。
そして、摩耗板34を落下させたままの状態で一旦左端
側まで移動させた後、再び右端側にまで戻し、摩耗板3
4を上部原点位置にまで引き上げる。これを1サイクル
として1000回繰り返した。
ものを◎、摩耗が少ないものを○、摩耗が中くらいで現
行品(PP製)なみのものを△、摩耗が大きなものを×
とした。耐へたり性については、へたりがほとんどない
ものを◎、へたりが少ないものを○、へたりが中くらい
で現行品なみのものを△、へたりが大きなものを×とし
た。
め、キセノンタイプの耐候性試験機に1000時間投入
した後の人工芝生の外観を調べた。全く変化がないもの
を◎、ほとんど変化がないものを○、変化があるものを
△、甚だしく変化があるものを×とした。
し易さについて評価した。非常に加工が容易なものを
◎、加工が容易なものを○、加工がしにくいものを△、
加工不可能なものを×とした。
って、ピュア(100%)なポリプロピレンと、ポリプ
ロピレン:EPDM=100:100(重量比、以下同
様)のマスターバッチとを混合して糸の押出機に投入し
て、主材料がポリプロピレン:EPDM=100:1で
ある人工芝糸を得た。 〔評価〕 耐摩耗性:ゴムを1重量部添加したことにより摩耗が少
なくなり、評価は○とした。 耐へたり性:若干のへたりが観察されたため現行品なみ
として、評価は△とした。 糸加工性:延伸性がよく、評価は◎とした。 耐候性:ほとんど変化が見られなかったので、評価は○
とした。 総合評価:○
って、ピュアなポリプロピレンと、ポリプロピレン:E
PDM=100:100のマスターバッチとを混合して
糸の押出機に投入して、主材料がポリプロピレン:EP
DM=100:11である人工芝糸を得た。 〔評価〕 耐摩耗性:ゴムを11重量部添加したことにより、実施
例1より耐摩耗性がさらに改善されたため、評価は◎と
した。 耐へたり性:人工芝糸にゴムの弾性が発現され、へたり
が実施例1より改善されたため、評価は1ランク上げて
○とした。 糸加工性:実施例1と同様延伸性がよく、評価は◎とし
た。 耐候性:実施例1と同様ほとんど変化が見られなかった
ので、評価は○とした。 総合評価:◎〜○
ち動的加硫法にしたがって製造したポリプロピレン:E
PDM=100:198のマスターバッチのみを糸の押
出機に投入して、主材料がポリプロピレン:EPDM=
100:198である人工芝糸を得た。 〔評価〕 耐摩耗性:上記のテストにおいて、摩耗板により擦られ
ても糸が倒れて(逃げて)横方向の力をまともに受けな
いため、摩耗はほとんど生じなかった。評価は最上ラン
クの◎とした。 耐へたり性:倒れてもゴムの弾力によって自立するた
め、へたりがほとんどなく、評価は最上ランクの◎とし
た。 糸加工性:EPDMの配合比が大きいため延伸性がやや
悪く、評価は1ランク下げて○とした。 耐候性:実施例1と同様ほとんど変化が見られなかった
ので、評価は○とした。 総合評価:◎〜○
第1の製造方法(動的加硫法)にしたがって製造したポ
リプロピレン:EPDM=100:295のマスターバ
ッチのみを糸の押出機に投入して、主材料がポリプロピ
レン:EPDM=100:295である人工芝糸を得
た。 〔評価〕 耐摩耗性:実施例3と同じく、きわめて良好であり、評
価は◎とした。 耐へたり性:実施例3と同じく、きわめて良好であり、
評価は◎とした。 糸加工性:EPDMの配合比が大きく糸状に加工しづら
くなったため、実施例3よりもしにくくなり、1ランク
下げて評価は△とした。 耐候性:実施例1と同様ほとんど変化が見られなかった
ので、評価は○とした。 総合評価:◎〜○
プロピレン製とした(テニスコート標準品)。 〔評価〕 耐摩耗性:摩耗が見られたため、評価は△とした。 耐へたり性:耐摩耗テスト後に起立しない人工芝糸が見
られたため、評価は△とした。 糸加工性:延伸性良好であり、評価は◎とした。 耐候性:実施例1と同様ほとんど変化が見られなかった
ので、評価は○とした。 総合評価:△
硫法)にしたがって製造したポリプロピレン:EPDM
=100:320のマスターバッチのみを糸の押出機に
投入しが、ゴム量が多すぎるため、熱可塑化が不十分で
糸加工できなかった。総合評価:×
1,2の人工芝糸仕様および評価を次表に示す。
同じ仕様の人工芝生上で実際にテニスプレーをして、そ
の実用性を評価したところ、各実施例1〜4と同様の傾
向が見られた。また、上記実施例1〜4とは異なる各種
の熱可塑性ポリマーと各種ゴムの組み合わせにおいて
も、上記実施例1〜4と同様に耐摩耗性、耐ヘタリ性が
良好となることが確認できた。
PDM)が耐久性や加工性に優れていることも分かっ
た。ゴムを架橋する際にフェノール樹脂などによる樹脂
架橋の方が安定した人工芝糸が製造でき、また、耐候性
も良好であった。
糸に滑り性を付与でき、耐摩耗性がさらに良好となるこ
とも確認できた。また、熱可塑性ポリマー成分の少なく
とも一部にナイロン(例えば、ナイロン6)を使用する
ことにより、摩耗性および耐へたり性がきわめてよくな
った。なお、ナイロンは他の熱可塑性ポリマーと相溶性
が良くないため、酸変性ポリマー、例えば酸変性ポリプ
ロピレンを少量混ぜるとよい。
人工芝糸の素材として、熱可塑性ポリマー100重量部
に対して1〜300重量部のゴムが配合された樹脂材を
用いたことにより、ゴム独特の弾力性を有する人工芝糸
が得られる。
ばスライディングなどにより横方向の力を受けても、人
工芝糸が容易に倒れて(逃げて)その力をまともに受け
ないため摩耗が小さい。また、荷重が除かれれば容易に
回復して自立するため、耐へたり性も良好である。
ばポリプロピレン、ポリエチレンもしくはナイロンなど
と同じ製造設備で人工芝糸の作製が可能であるため、特
に新たに製造設備を導入する必要がないため、低コスト
で実施可能である。
図。
式図。
落重/スライド型摩耗試験機を示した模式図。
Claims (5)
- 【請求項1】 シート状基材に植設されて人工芝生を構
成する人工芝糸において、その素材として、熱可塑性ポ
リマー100重量部に対して1〜300重量部のゴムが
配合された樹脂材を用いたことを特徴とする人工芝糸。 - 【請求項2】 上記熱可塑性ポリマーがオレフィン系樹
脂であり、上記ゴムがジエン系のゴムであることを特徴
とする請求項1に記載の人工芝糸。 - 【請求項3】 上記熱可塑性ポリマーの一部もしくは全
部がナイロンであり、上記ゴムがジエン系のゴムである
ことを特徴とする請求項1に記載の人工芝糸。 - 【請求項4】 上記ゴムが動的加硫により加硫され、上
記熱可塑性ポリマー内に微分散されていることを特徴と
する請求項1,2または3に記載の人工芝糸。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の人工芝糸をシート状基材に多数植設してなることを特
徴とする人工芝生。
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- 1999-07-01 JP JP18819299A patent/JP3634193B2/ja not_active Expired - Fee Related
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