JP2001018713A - 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造 - Google Patents

自動車用窓ガラスの警告灯取付構造

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JP2001018713A
JP2001018713A JP19069799A JP19069799A JP2001018713A JP 2001018713 A JP2001018713 A JP 2001018713A JP 19069799 A JP19069799 A JP 19069799A JP 19069799 A JP19069799 A JP 19069799A JP 2001018713 A JP2001018713 A JP 2001018713A
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JP
Japan
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glass plate
warning light
vehicle
warning lamp
lugs
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JP19069799A
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Masao Goto
雅雄 後藤
Kazuya Oba
和哉 大庭
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の車外側面に警告灯を安定的に取り
付けできる自動車用窓ガラスの警告灯取付構造を提供す
る。 【解決手段】 警告灯付自動車用窓ガラス10は、自動車
の後部に設けられるガラス板11と、ガラス板11に固定ボ
ルト38により取り付けられる警告灯12とを備え、取付面
44に弾性を有する突部15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用窓ガラスの
警告灯取付構造に係り、詳しくは自動車の後部に設けら
れたガラス板の車外側面に警告灯が取り付けられた自動
車用窓ガラスの警告灯取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す自動車30は、後続車に減速あ
るいは停止を表示して注意を喚起させるために、後部に
警告灯31が設置されている。この警告灯31は、後部に設
けられたガラス板32の車内側面における天井側辺部中央
(図中上辺中央)に設けられていることが多いが、地表
側辺部中央(図中下辺中央)に設けられる場合もある。
また、警告灯31は、ガラス板32の中央に設けられる形態
以外にも、車幅方向に沿って同じ高さで一対設けられる
場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、車内
のプライバシーを重視して、可視光透過率が40%程度の
ガラス板を採用した自動車が増えつつある。このような
自動車においては、警告灯31をガラス板32の車内側に設
置すると警告灯31の点灯あるいは点滅を後続車が確認し
難い。点灯あるいは点滅を確認できるようにするために
は、警告灯31の輝度を大きくしなければならない。そこ
で、警告灯31をガラス板32の車外側に取り付けることが
考えられる。
【0004】図4に、ガラス板32の車外側面32Aに警告
灯31が取り付けられた警告灯付自動車用窓ガラス40の要
部断面を示す。ガラス板32は、その周縁部にガスケッ
ト、モール、モールディング等の名前で呼ばれている枠
体33が設けられていて、接着剤34を介してボディパネル
35の凹状開口部36に嵌め込むように固定される。ガラス
板32の車内側面32B(図4中左方面)における縁部に
は、車外から接着剤34が見えないように、セラミック塗
装等による暗色被覆層37が略帯状に設けられている。な
お、ガラス板32は、車体のデザインに対応して車外側面
32Aが二次元方向あるいは三次元方向に湾曲した凸面で
あることが多い。
【0005】一方、警告灯31は、箱状の本体41と、本体
41に収容される電球42と、電球42を本体41内に密閉可能
なレンズ43とを有している。この警告灯31は、ガラス板
32を車内から貫通する一対の固定ボルト38を本体41に螺
合することにより、ガラス板32の車外側面32Aに対して
本体41の取付面44が面当接するように固定されている。
取付面44は、ガラス板32における外側面32Aに対応して
二次元方向あるいは三次元方向に湾曲した凹面とされて
いる。このような警告灯31は、ガラス板32の車外側面32
Aに対して取付面44が面密着することにより、安定的に
取り付けられる。
【0006】しかしながら、このような警告灯31は、取
付面44の曲率半径と、ガラス板32における外側面32Aの
曲率半径とのうちの一方あるいは双方に成形誤差等が生
じている場合、ガラス板32と本体41との間にがたが生
じ、所望の取付強度が得られないという問題がある。一
般に、自動車用窓ガラスは、平板状のガラス板を所定の
金型上に載置してから加熱し、軟化したガラス板を金型
に沿った所望の湾曲形状に成形して得られるため、表面
の曲率半径にばらつきが生じることがある。本発明は、
前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
はガラス板の車外側面に警告灯を安定的に取り付けでき
る自動車用窓ガラスの警告灯取付構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、自動車の後部に設けられるガラス板
と、前記ガラス板の周縁領域に取り付けられた自動車の
後方に向かって警告を表示するための警告灯とを有する
自動車用窓ガラスの警告灯取付構造であって、前記警告
灯は、前記ガラス板を厚み方向に貫通するとともに前記
警告灯の取付面に接続された固定部材により、前記ガラ
ス板の車外側面に取り付けられており、前記取付面に
は、弾性を有する3以上の突部が前記ガラス板の前記車
外側面に対向するように設けられ、該3以上の突部は、
前記取付面に沿った角形の頂点位置に配置されているこ
とを特徴としている。
【0008】ここで、突部としては、適宜な弾力性,防
水性,撥水性,耐候性,耐食性等を備えた適宜な合成樹
脂により、断面任意形状の柱形状,略錐状等に形成して
おけばよい。これらの突部は、取付面に沿う仮想的な3
以上角形の頂点位置に配置されていればよく、必ずしも
取付面の角部に配置されている必要はない。また、角部
よりも若干内周側に突部が配置されていてもよい。
【0009】このように構成された自動車用窓ガラスの
警告灯取付構造においては、警告灯の本体における取付
面が各突部を介してガラス板に接触するため、ガラス板
における外側面の曲率半径と取付面とのうちの一方ある
いは双方に成形誤差等が生じていても、ガラス板と本体
との間にがたが生じるという問題を解消でき、これによ
り警告灯を所望の強度でガラス板に取り付けできること
になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実
施形態において、既に図3ないし図4において説明した
部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を
付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0011】図1(A)および図1(B)に示すよう
に、本発明に係る実施形態の自動車用窓ガラスの警告灯
取付構造10は、自動車の後部に設けられるガラス板11
と、ガラス板11の車外側面11Aに取り付けられる警告灯
12とを含んで構成されている。ガラス板11は、その周縁
部に枠体33が設けられていて、接着剤34を介してボディ
パネル35の凹状開口部36に嵌め込み固定されている。ガ
ラス板11の車内側面11Bの縁部には、略帯状の暗色被覆
層37が設けられていて、暗色被覆層37により車外側から
接着剤34が見えないようになっている。一方、警告灯12
は、箱状の本体41に収容される電球(図示せず)がレン
ズ43により密閉されていて、ガラス板11を車内から貫通
する一対の固定ボルト38,38により、ガラス板11の車外
側面11Aに本体41の取付面44が対面するように固定され
ている。
【0012】そして、この実施形態において、警告灯12
は、取付面44に設けられた複数の突部15を介してガラス
板11の車外側面11Aに接触している。突部15は、適宜な
弾力性,防水性,撥水性,耐候性,耐食性等を備えた適
宜な合成樹脂により略截頭円錐状に形成されていて、小
径面がガラス板11の車外側面11Aに対面するように、大
径面が取付面44に接着されている。図2にも示すよう
に、これらの突部15は、略横長方形の取付面44において
仮想的に配置された長方形Cの頂点位置に設けられてい
る。これらの突部15は、長方形Cが取付面44と同一縮小
形状とされているため、取付面44の辺部から若干中央部
寄りに配置されている。
【0013】このような自動車用窓ガラスの警告灯取付
構造10によれば、取付面44に4個所に突部15が設けられ
ているため、固定ボルト38,38を締め付けると、各突部
15がガラス板11の車外側面11Aに対して弾性変形しなが
ら強圧され、これにより警告灯12をガラス板11に対して
安定的に固定できる。
【0014】また、このような自動車用窓ガラスの警告
灯取付構造10によれば、ガラス板11における車外側面11
Aが二次元方向,三次元方向に湾曲した凸面あるいは凹
面であっても、警告灯12を安定して固定できるため、あ
らかじめ取付面44をガラス板11の車外側面11Aに対応す
る曲面に形成しておく必要がないとともに、車外側面11
Aの曲率半径が異なるガラス板11に対する汎用性が得ら
れる。
【0015】本発明の警告灯付自動車用窓ガラスは、可
視光透過率の小さいガラス板が用いられる場合に対し、
有益である。すわなち、本発明におけるガラス板には、
無色透明、有色透明の種々のガラス板を用いることがで
きる。一方で、可視光透過率の小さいガラス板を用いた
自動車では、従来、警告灯を車内側に設けることが困難
であるという課題を有していた。
【0016】この課題に対して、本発明の警告灯付自動
車用窓ガラスは、警告灯をガラス板の車外側面に取り付
けつつ車外側面に取り付ける際に発生する不具合を解消
する。従って、本発明の警告灯付自動車用窓ガラスは、
可視光透過率の小さいガラス板に対し特に有益である。
可視光透過率の小さいガラス板は、可視光透過率が55%
以下のガラス板を指し、可視光透過率が15%〜50%のガ
ラス板が、特に可視光透過率が20%〜40%のガラス板が
実用性に富む。
【0017】本発明における警告灯の本体は、内部に電
球、LED等の発光手段を収容できる箱状のものであ
る。箱状の本体からは、発光手段に通電させるためのハ
ーネスを延出させる。本発明における警告灯は、ガラス
板の周縁領域に取り付けられる。周縁領域とは、自動車
の運転者等の自動車後方視界を遮らない、ガラス板の縁
部や縁部よりガラス板面方向内周側の領域である。ま
た、周縁領域は、自動車への取り付け状態におけるガラ
ス板の上辺近傍、下辺近傍、側辺近傍のうちのいずれの
位置でもよい。警告灯の配置バランスの点から、周縁領
域は、ガラス板の上辺近傍または下辺近傍が好ましい。
【0018】本発明におけるガラス板のうちの取付面に
対応する部分に、暗色被覆層を延存させることは好まし
い。すわなち、ガラス板の社内側面における縁部に設け
られている暗色被覆層を、警告灯が取り付けられる部分
に突出するように設ける。こうして、警告灯の取付面が
車内側から見えないようにすることができる。
【0019】その他、本発明は、前述した実施形態に限
定されるものでなく、例えば前述した実施形態において
例示したガラス板,警告灯,固定部材,取付面,突部等
の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所,色,曲率半
径等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限
定されない。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、警告灯が各突部を介してガラス板に接触するため、
ガラス板における外側面の曲率半径と取付面とのうちの
一方あるいは双方に成形誤差等が生じていても、ガラス
板と本体との間にがたが生じる虞れが少なく、これによ
り警告灯を所望の強度でガラス板に取り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す全体図および破断
斜視図である。
【図2】自動車用窓ガラスの警告灯取付構造を示す要部
断面図である。
【図3】本発明に係る実施形態を示す警告灯の底面図で
ある。
【図4】警告灯付自動車用窓ガラスを示す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
10 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造 11 ガラス板 11A 車外側面 11B 車内側面 12 警告灯 15 突部 44 取付面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部に設けられるガラス板と、
    前記ガラス板の周縁領域に取り付けられた自動車の後方
    に向かって警告を表示するための警告灯とを有する自動
    車用窓ガラスの警告灯取付構造であって、 前記警告灯は、前記ガラス板を厚み方向に貫通するとと
    もに前記警告灯の取付面に接続された固定部材により、
    前記ガラス板の車外側面に取り付けられており、 前記取付面には、弾性を有する3以上の突部が前記ガラ
    ス板の前記車外側面に対向するように設けられ、該3以
    上の突部は、前記取付面に沿った角形の頂点位置に配置
    されていることを特徴とする自動車用窓ガラスの警告灯
    取付構造。
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