JP2001016980A - 刈り込み鋏 - Google Patents
刈り込み鋏Info
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- JP2001016980A JP2001016980A JP2000169274A JP2000169274A JP2001016980A JP 2001016980 A JP2001016980 A JP 2001016980A JP 2000169274 A JP2000169274 A JP 2000169274A JP 2000169274 A JP2000169274 A JP 2000169274A JP 2001016980 A JP2001016980 A JP 2001016980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- carrier plate
- plate
- grip
- cutter bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G3/00—Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
- A01G3/04—Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears
- A01G3/047—Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable
- A01G3/053—Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable motor-driven
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/006—Vibration damping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
- B25F5/025—Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools
- B25F5/026—Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools in the form of an auxiliary handle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】刈り込み鋏において、カッターバーの長さが長
い場合でも疲労のない操縦が可能であるように改良す
る。 【解決手段】カッターバー(3)は、担持板(10)と
該担持板に結合されるカバープレート(11)とを有す
る補助グリップ(9)を担持している。担持板(10)
はカッターバー(3)のガイドレール(4)に固定され
ている。
い場合でも疲労のない操縦が可能であるように改良す
る。 【解決手段】カッターバー(3)は、担持板(10)と
該担持板に結合されるカバープレート(11)とを有す
る補助グリップ(9)を担持している。担持板(10)
はカッターバー(3)のガイドレール(4)に固定され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動原動機を収容
しているケーシングと、グリップと、カッターバーとを
備え、カッターバーが、ケーシングから突出しているガ
イドレールと、ボルトによりガイドレールに保持され、
駆動原動機により往復動可能に駆動される少なくとも1
つのカッターとを有し、カッターがその運動方向に対し
横方向に突出している切断歯を有している刈り込み鋏に
関するものである。
しているケーシングと、グリップと、カッターバーとを
備え、カッターバーが、ケーシングから突出しているガ
イドレールと、ボルトによりガイドレールに保持され、
駆動原動機により往復動可能に駆動される少なくとも1
つのカッターとを有し、カッターがその運動方向に対し
横方向に突出している切断歯を有している刈り込み鋏に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許公開第19532
298号公報から、ケーシングと、該ケーシングのなか
に配置される駆動原動機とを備えた刈り込み鋏が知られ
ている。ケーシングは、刈り込み鋏を案内するため、長
手方向に指向した、操作者側の後部グリップと、カッタ
ーバーの長手方向に対し横方向に位置する前部グリップ
とを有している。カッターバーの長さがたとえば1m以
下であるような刈り込み鋏はこのグリップ構成により満
足に操縦することができるが、1m以上の長さのカッタ
ーバー、或いはたとえばカッターが逆方向に回転する構
成の重いカッターバーの場合は、荷重配分が好ましくな
くなるので、操作者の疲労が早くなる。
298号公報から、ケーシングと、該ケーシングのなか
に配置される駆動原動機とを備えた刈り込み鋏が知られ
ている。ケーシングは、刈り込み鋏を案内するため、長
手方向に指向した、操作者側の後部グリップと、カッタ
ーバーの長手方向に対し横方向に位置する前部グリップ
とを有している。カッターバーの長さがたとえば1m以
下であるような刈り込み鋏はこのグリップ構成により満
足に操縦することができるが、1m以上の長さのカッタ
ーバー、或いはたとえばカッターが逆方向に回転する構
成の重いカッターバーの場合は、荷重配分が好ましくな
くなるので、操作者の疲労が早くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の刈り込み鋏において、カッターバーの長
さが長い場合でも疲労のない操縦が可能であるように改
良することである。
で述べた種類の刈り込み鋏において、カッターバーの長
さが長い場合でも疲労のない操縦が可能であるように改
良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、カッターバーが、担持板と該担持板に結合
されるカバープレートとを有する補助グリップを担持
し、担持板がカッターバーのガイドレールに固定されて
いることを特徴とするものである。
決するため、カッターバーが、担持板と該担持板に結合
されるカバープレートとを有する補助グリップを担持
し、担持板がカッターバーのガイドレールに固定されて
いることを特徴とするものである。
【0005】本発明によれば、カッターバーの重量およ
び長さにほとんど関係なく、疲労を伴わずに操縦できる
刈り込み鋏が提供される。このため、カッターバーのガ
イドバーに直接固定される補助グリップを用いる。補助
グリップは、カバープレートから垂直に突出するグリッ
プ要素から形成されるのが有利である。カバープレート
は緩衝要素を用いて担持板に固定され、これら緩衝要素
を介して補助グリップを刈り込み鋏のガイドレールに固
定するのが有利である。
び長さにほとんど関係なく、疲労を伴わずに操縦できる
刈り込み鋏が提供される。このため、カッターバーのガ
イドバーに直接固定される補助グリップを用いる。補助
グリップは、カバープレートから垂直に突出するグリッ
プ要素から形成されるのが有利である。カバープレート
は緩衝要素を用いて担持板に固定され、これら緩衝要素
を介して補助グリップを刈り込み鋏のガイドレールに固
定するのが有利である。
【0006】担持板はガイドレールの既存のボルトに固
定するのが有利である。したがってボルトは、カッター
をガイドレールに保持させ案内するという本来の機能の
ほかに付加機能を有している。
定するのが有利である。したがってボルトは、カッター
をガイドレールに保持させ案内するという本来の機能の
ほかに付加機能を有している。
【0007】担持板とカバープレートとは、グリップ要
素の縦軸線の方向に見て半楕円形に成形され、横断面に
てU字状に形成されて、屈曲したエッジを備えている。
担持板のエッジとカバープレートのエッジとは、補助グ
リップを組み立てた状態で互いに重なって向かい合い、
有利は合同に、或いは互いに間隔を持ってオーバーハン
グ(ueberkragen)しているのがよい。担持板の直線状のエ
ッジ(楕円の短い半軸に相当している)はカッターバー
のガイドレール上にある。この場合、担持板の直線状の
エッジに設けられる2つのねじブシュは、ガイドレール
のボルトでねじ止めされているので、補助グリップをカ
ッターバーに固定するために付加的な結合要素を必要と
しない。したがって、カッターバーの長さ方向の種々の
位置において、担持板のねじブシュをボルトでカッター
バーにねじ止めすることができる。これにより、カッタ
ーバーにおける補助グリップの位置を種々実現可能であ
る。担持板のねじブシュを長穴で案内して、この長穴内
でねじブシュを移動させることにより、カッターバーの
長さ方向における個々のねじの異なった間隔を補償でき
るようにするのが有利である。
素の縦軸線の方向に見て半楕円形に成形され、横断面に
てU字状に形成されて、屈曲したエッジを備えている。
担持板のエッジとカバープレートのエッジとは、補助グ
リップを組み立てた状態で互いに重なって向かい合い、
有利は合同に、或いは互いに間隔を持ってオーバーハン
グ(ueberkragen)しているのがよい。担持板の直線状のエ
ッジ(楕円の短い半軸に相当している)はカッターバー
のガイドレール上にある。この場合、担持板の直線状の
エッジに設けられる2つのねじブシュは、ガイドレール
のボルトでねじ止めされているので、補助グリップをカ
ッターバーに固定するために付加的な結合要素を必要と
しない。したがって、カッターバーの長さ方向の種々の
位置において、担持板のねじブシュをボルトでカッター
バーにねじ止めすることができる。これにより、カッタ
ーバーにおける補助グリップの位置を種々実現可能であ
る。担持板のねじブシュを長穴で案内して、この長穴内
でねじブシュを移動させることにより、カッターバーの
長さ方向における個々のねじの異なった間隔を補償でき
るようにするのが有利である。
【0008】カッターバーに設けた補助グリップによ
り、操作者の手にたいする荷重分布を最適にすることが
でき、このように構成された刈り込み鋏により疲労のな
い作業が保証されている。
り、操作者の手にたいする荷重分布を最適にすることが
でき、このように構成された刈り込み鋏により疲労のな
い作業が保証されている。
【0009】グリップ要素をカバープレートに配置し、
カバープレートを緩衝要素により担持板と結合させる
と、原動機の振動およびカッターバーの振動が緩衝され
る。大きな振動が操作者の手に伝えられることはない。
カバープレートを緩衝要素により担持板と結合させる
と、原動機の振動およびカッターバーの振動が緩衝され
る。大きな振動が操作者の手に伝えられることはない。
【0010】グリップ要素を担持板から突出させてもよ
い。この場合カバープレートは開口部を備え、この開口
部によりカバープレートをグリップ要素の上にかぶせて
担持板と結合させることができる。
い。この場合カバープレートは開口部を備え、この開口
部によりカバープレートをグリップ要素の上にかぶせて
担持板と結合させることができる。
【0011】この場合、担持板とカバープレートの間に
設けた個々の緩衝要素は、グリップ要素の縦中心軸線の
方向に見て、半径方向においてはグリップ要素の縦中心
軸線が担持板とカバープレートを貫通する貫通点に対し
等間隔で配置され、周方向においては互いに対向するよ
うに配置されているのが有利である。これにより、グリ
ップ要素の縦中心軸線に対し交差するすべての方向にお
いて補助グリップの均一な剪断抵抗と案内精度とが保証
されている。
設けた個々の緩衝要素は、グリップ要素の縦中心軸線の
方向に見て、半径方向においてはグリップ要素の縦中心
軸線が担持板とカバープレートを貫通する貫通点に対し
等間隔で配置され、周方向においては互いに対向するよ
うに配置されているのが有利である。これにより、グリ
ップ要素の縦中心軸線に対し交差するすべての方向にお
いて補助グリップの均一な剪断抵抗と案内精度とが保証
されている。
【0012】有利な実施形態では、グリップ要素の縦中
心軸線の方向に見て4個の緩衝要素が担持板とカバープ
レートの間に台形状に配置されている。これらの緩衝要
素はそれらの端部によって担持板およびカバープレート
の受容凹部に係合している。
心軸線の方向に見て4個の緩衝要素が担持板とカバープ
レートの間に台形状に配置されている。これらの緩衝要
素はそれらの端部によって担持板およびカバープレート
の受容凹部に係合している。
【0013】個々の緩衝要素を同一に構成し、その際担
持板側の端部にねじピンを担持させ、これらのねじピン
により緩衝要素を担持板の受容凹部に固定できるように
するとともに、カバープレート側の端部に雌ねじを備え
た袋穴を備えさせ、カバープレートを貫通するように案
内されるねじを用いて緩衝要素をカバープレートに固定
できるようにするのが有利である。緩衝要素の構成で有
利なのは筒状のゴムである。これは、互いに対向する側
面に、固定用のフランジ面として用いる金属板を加硫処
理したゴム成形要素である。これらの防振ゴムは、その
縦軸線がグリップ要素の縦中心軸線に対しほぼ平行にな
るように担持板とカバープレートの間で方向づけられて
いる。防振ゴムの剪断抵抗は、その縦軸線に対し交差す
るすべての方向において、縦軸線の方向における剪断抵
抗よりも小さい。このような防振ゴムはカッターバーの
優れた振動緩衝を可能にし、よって刈り込み鋏の操作者
の手のひらに対し法線方向における振動の伝達を阻止す
る。防振ゴムの剪断抵抗がその縦軸線方向において大き
いことも、グリップ要素の縦中心軸線の方向における操
縦力および防振ゴムの縦軸線方向における操縦力のカッ
ターバーへの正確な伝達を保証している。これにより刈
り込み鋏の良好な操縦が保証されている。
持板側の端部にねじピンを担持させ、これらのねじピン
により緩衝要素を担持板の受容凹部に固定できるように
するとともに、カバープレート側の端部に雌ねじを備え
た袋穴を備えさせ、カバープレートを貫通するように案
内されるねじを用いて緩衝要素をカバープレートに固定
できるようにするのが有利である。緩衝要素の構成で有
利なのは筒状のゴムである。これは、互いに対向する側
面に、固定用のフランジ面として用いる金属板を加硫処
理したゴム成形要素である。これらの防振ゴムは、その
縦軸線がグリップ要素の縦中心軸線に対しほぼ平行にな
るように担持板とカバープレートの間で方向づけられて
いる。防振ゴムの剪断抵抗は、その縦軸線に対し交差す
るすべての方向において、縦軸線の方向における剪断抵
抗よりも小さい。このような防振ゴムはカッターバーの
優れた振動緩衝を可能にし、よって刈り込み鋏の操作者
の手のひらに対し法線方向における振動の伝達を阻止す
る。防振ゴムの剪断抵抗がその縦軸線方向において大き
いことも、グリップ要素の縦中心軸線の方向における操
縦力および防振ゴムの縦軸線方向における操縦力のカッ
ターバーへの正確な伝達を保証している。これにより刈
り込み鋏の良好な操縦が保証されている。
【0014】カバープレートと担持板の基本輪郭構成を
半楕円形とすることにより、カッターバーにおける操作
者の手の位置を確実にさせる。担持板とカバープレート
の互いに向き合っているエッジは合同になって隙間を形
成するか、互いにオーバーハングしているのが有利であ
る。
半楕円形とすることにより、カッターバーにおける操作
者の手の位置を確実にさせる。担持板とカバープレート
の互いに向き合っているエッジは合同になって隙間を形
成するか、互いにオーバーハングしているのが有利であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、補助グリップ9を備えた
刈り込み鋏の概略図である。刈り込み鋏のケーシング2
は駆動原動機1を有し、駆動原動機1はケーシング2か
ら該ケーシングの長手軸線方向に突出している、カッタ
ーバー3のカッター6を駆動する。カッター6はカッタ
ーバー3のガイドレール4で保持され、案内されてい
る。図3が示すように、カッターバー3は2分割のガイ
ドレール4からなっているのが有利であり、すなわち上
側レール32と、下側レール33とを備え、その間にカ
ッター6があるように構成されている。上側レール32
と下側レール33と2枚のカッター6とは、カッターバ
ー3の長さ方向に配分されている複数個のボルト5によ
り一緒に保持されている。
刈り込み鋏の概略図である。刈り込み鋏のケーシング2
は駆動原動機1を有し、駆動原動機1はケーシング2か
ら該ケーシングの長手軸線方向に突出している、カッタ
ーバー3のカッター6を駆動する。カッター6はカッタ
ーバー3のガイドレール4で保持され、案内されてい
る。図3が示すように、カッターバー3は2分割のガイ
ドレール4からなっているのが有利であり、すなわち上
側レール32と、下側レール33とを備え、その間にカ
ッター6があるように構成されている。上側レール32
と下側レール33と2枚のカッター6とは、カッターバ
ー3の長さ方向に配分されている複数個のボルト5によ
り一緒に保持されている。
【0016】図1には片側のカッターバー3が図示され
ており、すなわちカッター6の切断歯8はその全体が片
側においてカッター6の移動方向7に対し横方向にガイ
ドレール4から突出している。図示した実施形態では、
切断歯8は操作者から見てカッターバー3の左側へ突出
している。カッターバー3の、操作者側へ向いた上側レ
ール32には、補助グリップ9が固定されている。補助
グリップ9は、担持板10と、グリップ要素15を突出
させたカバープレート11と、担持板10とカバープレ
ート11とを防振結合させるための4個の緩衝要素14
とを有している。担持板10とカバープレート11は横
断面がU字状の薄壁の部材であり、ほぼ直角に折り曲げ
られたエッジ26,26’,27,29を有している。担持
板10は、2つのねじブシュ12により、図3に図示し
たボルト5を用いてカッターバー3にねじ止めされてい
る。担持板10の、ガイドレール4側の平らなエッジ2
6’は、ガイドレール4の上側レール32に載置されて
いる。エッジ26’はカッターバー3の切断歯8を張っ
ている面に対しほぼ垂直であり、且つカッター6の移動
方向7へ指向している。ドーム状の隆起部35は担持板
10の内面に突出しており、グリップ要素15の縦中心
軸線18が担持板10を貫通する貫通点17のまわりに
間隔を持って配置されている。ドーム状の隆起部35は
カバープレート11側の端面36に受容凹部20を備え
(図7参照)、この受容凹部に緩衝要素14の端部19
が遊びなしに嵌合する。ドーム状の隆起部35と担持板
10を貫通するように貫通穴37が案内されている。
ており、すなわちカッター6の切断歯8はその全体が片
側においてカッター6の移動方向7に対し横方向にガイ
ドレール4から突出している。図示した実施形態では、
切断歯8は操作者から見てカッターバー3の左側へ突出
している。カッターバー3の、操作者側へ向いた上側レ
ール32には、補助グリップ9が固定されている。補助
グリップ9は、担持板10と、グリップ要素15を突出
させたカバープレート11と、担持板10とカバープレ
ート11とを防振結合させるための4個の緩衝要素14
とを有している。担持板10とカバープレート11は横
断面がU字状の薄壁の部材であり、ほぼ直角に折り曲げ
られたエッジ26,26’,27,29を有している。担持
板10は、2つのねじブシュ12により、図3に図示し
たボルト5を用いてカッターバー3にねじ止めされてい
る。担持板10の、ガイドレール4側の平らなエッジ2
6’は、ガイドレール4の上側レール32に載置されて
いる。エッジ26’はカッターバー3の切断歯8を張っ
ている面に対しほぼ垂直であり、且つカッター6の移動
方向7へ指向している。ドーム状の隆起部35は担持板
10の内面に突出しており、グリップ要素15の縦中心
軸線18が担持板10を貫通する貫通点17のまわりに
間隔を持って配置されている。ドーム状の隆起部35は
カバープレート11側の端面36に受容凹部20を備え
(図7参照)、この受容凹部に緩衝要素14の端部19
が遊びなしに嵌合する。ドーム状の隆起部35と担持板
10を貫通するように貫通穴37が案内されている。
【0017】図1に図示した個々の緩衝要素14は構成
が同一の筒状のゴム、いわゆる防振ゴムであって、その
構成に関しては図7、図8、図9を用いて後で説明す
る。防振ゴムの担持板10側の端部19にはそれぞれ1
つのねじピン21が防振ゴム24の中に加硫処理されて
いる。それぞれのねじピン21は、防振ゴム24を取り
付けた状態で貫通穴37を貫通して担持板10のドーム
状の隆起部35のなかへ突出し、そこでそれぞれナット
により固定される。さらに防振ゴム24には、カバープ
レート11側の端部19’にねじブシュ38が加硫処理
されている。図7と図8が示すように、カバープレート
11の貫通穴39を貫通するようにねじ22が防振ゴム
24のねじブシュ38にねじ込まれている。防振ゴム2
4のこのねじ結合部により、カバープレート11は該カ
バープレートから突出しているグリップ要素15ととも
に担持板10に固定されている。
が同一の筒状のゴム、いわゆる防振ゴムであって、その
構成に関しては図7、図8、図9を用いて後で説明す
る。防振ゴムの担持板10側の端部19にはそれぞれ1
つのねじピン21が防振ゴム24の中に加硫処理されて
いる。それぞれのねじピン21は、防振ゴム24を取り
付けた状態で貫通穴37を貫通して担持板10のドーム
状の隆起部35のなかへ突出し、そこでそれぞれナット
により固定される。さらに防振ゴム24には、カバープ
レート11側の端部19’にねじブシュ38が加硫処理
されている。図7と図8が示すように、カバープレート
11の貫通穴39を貫通するようにねじ22が防振ゴム
24のねじブシュ38にねじ込まれている。防振ゴム2
4のこのねじ結合部により、カバープレート11は該カ
バープレートから突出しているグリップ要素15ととも
に担持板10に固定されている。
【0018】緩衝要素14または防振ゴム24は、担持
板によって張られる面内に、グリップ要素15の縦中心
軸線18がカバープレート11と担持板10とを貫通し
ている貫通点17のまわりに台形状に配置されている。
グリップ要素15の縦中心軸線に対して交差するすべて
の方向において防振ゴム装置の剪断抵抗kをほぼ同一に
させ、且つこれらの方向における案内特性が同一になる
ようにするため、個々の防振ゴム24はその縦軸線25
が周方向において互いに等間隔になるように配置されて
いるのが有利である。さらに個々の防振ゴムの縦軸線2
5はグリップ要素15の縦中心軸線18からほぼ等間隔
に位置している。この場合、3個またはそれ以上の緩衝
要素14または防振ゴム24を設けてよい。
板によって張られる面内に、グリップ要素15の縦中心
軸線18がカバープレート11と担持板10とを貫通し
ている貫通点17のまわりに台形状に配置されている。
グリップ要素15の縦中心軸線に対して交差するすべて
の方向において防振ゴム装置の剪断抵抗kをほぼ同一に
させ、且つこれらの方向における案内特性が同一になる
ようにするため、個々の防振ゴム24はその縦軸線25
が周方向において互いに等間隔になるように配置されて
いるのが有利である。さらに個々の防振ゴムの縦軸線2
5はグリップ要素15の縦中心軸線18からほぼ等間隔
に位置している。この場合、3個またはそれ以上の緩衝
要素14または防振ゴム24を設けてよい。
【0019】図2は刈り込み鋏のケーシング2側から見
た補助グリップ9の側面図である。担持板10のエッジ
26’は平らであり、担持板10によって張られる面に
対しほぼ直角に配置されている。エッジ26’上には、
カッターバー3のガイドレール4上に、特にカッターバ
ー3の上側レール32上に担持板10がある。カッター
バー3の下側レール33と両カッター6と上側レール3
2とを一緒に保持している2本のボルト5は、担持板1
0のエッジ26’を越えて突出している。エッジ26’
は、エッジ26’に対して直角に該エッジの長さ方向に
延びているストッパー34を担持している。ストッパー
34は、担持板10をカッターバー3に付加的に形状拘
束的に結合させるためのものである。
た補助グリップ9の側面図である。担持板10のエッジ
26’は平らであり、担持板10によって張られる面に
対しほぼ直角に配置されている。エッジ26’上には、
カッターバー3のガイドレール4上に、特にカッターバ
ー3の上側レール32上に担持板10がある。カッター
バー3の下側レール33と両カッター6と上側レール3
2とを一緒に保持している2本のボルト5は、担持板1
0のエッジ26’を越えて突出している。エッジ26’
は、エッジ26’に対して直角に該エッジの長さ方向に
延びているストッパー34を担持している。ストッパー
34は、担持板10をカッターバー3に付加的に形状拘
束的に結合させるためのものである。
【0020】担持板10は防振ゴム24を介してカバー
プレート11と結合されている。担持板10のエッジ2
6とカバープレート11のエッジ27は互いに対向して
おり、担持板10とカバープレート11の間に隙間Sを
形成している。担持板10とカバープレート11のエッ
ジが合同の輪郭を持っていれば、隙間Sによりカバープ
レート11に対する担持板10の相対運動が可能にな
る。カバープレート11のエッジ27が担持板10のエ
ッジ26と間隔を持ってオーバーハングしているのも合
目的である。グリップ要素15はほぼカバープレート1
1の中央に配置されており、カバープレート11からほ
ぼ直角に突出している。したがってグリップ要素15の
縦中心軸線18はカッター6の切断歯8とは逆の方向に
向いている。防振ゴム24の縦軸線25はグリップ要素
15の縦中心軸線18にほぼ平行に指向している。
プレート11と結合されている。担持板10のエッジ2
6とカバープレート11のエッジ27は互いに対向して
おり、担持板10とカバープレート11の間に隙間Sを
形成している。担持板10とカバープレート11のエッ
ジが合同の輪郭を持っていれば、隙間Sによりカバープ
レート11に対する担持板10の相対運動が可能にな
る。カバープレート11のエッジ27が担持板10のエ
ッジ26と間隔を持ってオーバーハングしているのも合
目的である。グリップ要素15はほぼカバープレート1
1の中央に配置されており、カバープレート11からほ
ぼ直角に突出している。したがってグリップ要素15の
縦中心軸線18はカッター6の切断歯8とは逆の方向に
向いている。防振ゴム24の縦軸線25はグリップ要素
15の縦中心軸線18にほぼ平行に指向している。
【0021】担持板10のエッジ29、すなわちエッジ
26’とは逆の側の、特にボルト5とは逆の側のエッジ
29は破断部31を備えている。破断部31は、担持板
10のエッジ29を通じて取り付け工具を係合させて、
ねじブシュ12をボルト5にねじ止めするために用い
る。
26’とは逆の側の、特にボルト5とは逆の側のエッジ
29は破断部31を備えている。破断部31は、担持板
10のエッジ29を通じて取り付け工具を係合させて、
ねじブシュ12をボルト5にねじ止めするために用い
る。
【0022】図3は、刈り込み鋏のカッターバー3の一
部分の側面図である。カッターバー3はその基本形状の
点では縦長で幅狭の部材であり、上側レール32と下側
レール33を有している。図示した実施形態では、カッ
ターバーは逆方向の2つのカッター6を備えている。カ
ッター6は互いに間隔を持って配置される長穴41を有
し、これらの長穴をボルト5が貫通している。ボルト5
は、上側レール32と下側レール33とその間を移動す
るカッター6からなる複合体を一緒に保持するために用
いる。上側レール32と下側レール33の間においてボ
ルト5を介して長穴41内で案内されているスペーサー
40は、上側レール32の下側レール33に対する間隔
を保持させるためのものであり、したがって両レール3
2と33の間でカッター6を締め付けなしに案内するた
めのものである。カッターバー3の端部42は刈り込み
鋏のケーシング2のほうへ向いている。個々のボルト5
はカッターバー3の端部42に対して別個の間隔で配置
されている。したがって、5個図示したボルト5によ
り、カッターバー3への補助グリップ9の取り付け位置
を変えることができる。補助グリップ9の取り付けのた
めには、ナット43をボルト5に取り付け、補助グリッ
プ9を担持板10のエッジ26’を備えた上側レール3
2の上に載置し、両ねじブシュ12を用いて、図1に示
したように、任意に選定されるボルト5に固定する。
部分の側面図である。カッターバー3はその基本形状の
点では縦長で幅狭の部材であり、上側レール32と下側
レール33を有している。図示した実施形態では、カッ
ターバーは逆方向の2つのカッター6を備えている。カ
ッター6は互いに間隔を持って配置される長穴41を有
し、これらの長穴をボルト5が貫通している。ボルト5
は、上側レール32と下側レール33とその間を移動す
るカッター6からなる複合体を一緒に保持するために用
いる。上側レール32と下側レール33の間においてボ
ルト5を介して長穴41内で案内されているスペーサー
40は、上側レール32の下側レール33に対する間隔
を保持させるためのものであり、したがって両レール3
2と33の間でカッター6を締め付けなしに案内するた
めのものである。カッターバー3の端部42は刈り込み
鋏のケーシング2のほうへ向いている。個々のボルト5
はカッターバー3の端部42に対して別個の間隔で配置
されている。したがって、5個図示したボルト5によ
り、カッターバー3への補助グリップ9の取り付け位置
を変えることができる。補助グリップ9の取り付けのた
めには、ナット43をボルト5に取り付け、補助グリッ
プ9を担持板10のエッジ26’を備えた上側レール3
2の上に載置し、両ねじブシュ12を用いて、図1に示
したように、任意に選定されるボルト5に固定する。
【0023】図4は、担持板10のエッジ26’に設け
たねじブシュ12も併せて示した補助グリップ9の図で
ある。ねじブシュ12は、グリップ要素15の縦中心軸
線18の方向に対し横方向に互いに間隔Lを持って位置
するように担持板10で案内されている。間隔Lは図3
のボルト5の間隔Lに対応している。
たねじブシュ12も併せて示した補助グリップ9の図で
ある。ねじブシュ12は、グリップ要素15の縦中心軸
線18の方向に対し横方向に互いに間隔Lを持って位置
するように担持板10で案内されている。間隔Lは図3
のボルト5の間隔Lに対応している。
【0024】図5は、図2の切断歯8の方向から担持板
10を見たときの補助グリップ9の側面図である。担持
板10の形状は、その短い半軸28により分割された楕
円形に相当している。ナット44は緩衝要素14のねじ
ピン21を担持板10に固定するために用いる。担持板
10のエッジ29には、取り付け工具を補助グリップに
係合させるための2つの破断部31のうち一方が認めら
れる。
10を見たときの補助グリップ9の側面図である。担持
板10の形状は、その短い半軸28により分割された楕
円形に相当している。ナット44は緩衝要素14のねじ
ピン21を担持板10に固定するために用いる。担持板
10のエッジ29には、取り付け工具を補助グリップに
係合させるための2つの破断部31のうち一方が認めら
れる。
【0025】図6は、グリップ要素15を上から見たと
きのカバープレート11の側面図である。このカバープ
レート11の側面図により、緩衝要素のねじブシュに係
合させるためのねじ22が図示されている。これらのね
じ22によりカバープレート11は緩衝要素または防振
ゴムで保持される。
きのカバープレート11の側面図である。このカバープ
レート11の側面図により、緩衝要素のねじブシュに係
合させるためのねじ22が図示されている。これらのね
じ22によりカバープレート11は緩衝要素または防振
ゴムで保持される。
【0026】図7は、図5の線A−Aによる補助グリップ
9の横断面図である。カバープレート11からは縦中心
軸線18を備えたグリップ要素15が突出している。グ
リップ要素15とカバープレート11とは一体に形成さ
れている。カバープレート11の内面には、ドーム状の
隆起部35がグリップ要素15とは逆の方向に向いて隆
起し、その端面36には防振ゴム24の端部19’の金
属製の端面板45が接している。ドーム状の隆起部35
は受容凹部20として防振ゴム24に終端を有してい
る。受容凹部20は端面36と端面板45が互いに合同
になるように構成されており、その結果防振ゴム24は
ドーム状の隆起部35において該隆起部の縦軸線25に
対し横方向に形状拘束的に保持されている。
9の横断面図である。カバープレート11からは縦中心
軸線18を備えたグリップ要素15が突出している。グ
リップ要素15とカバープレート11とは一体に形成さ
れている。カバープレート11の内面には、ドーム状の
隆起部35がグリップ要素15とは逆の方向に向いて隆
起し、その端面36には防振ゴム24の端部19’の金
属製の端面板45が接している。ドーム状の隆起部35
は受容凹部20として防振ゴム24に終端を有してい
る。受容凹部20は端面36と端面板45が互いに合同
になるように構成されており、その結果防振ゴム24は
ドーム状の隆起部35において該隆起部の縦軸線25に
対し横方向に形状拘束的に保持されている。
【0027】防振ゴム24はカバープレート11にねじ
22により保持されている。ねじ22は、それぞれの防
振ゴム24の端面板45から該防振ゴムの内部へ案内さ
れているねじブシュ38にねじ込まれている。担持板1
0の受容凹部20内に設けた防振ゴム24の金属製端面
板45’には、ねじピン21が突出するように配置され
ている。ねじピン21はドーム状の隆起部35の端面を
貫通して突出し、それぞれナット44により担持板10
に締め付けられている。担持板10には破断部30,31
が設けられ、これら破断部は取り付け工具を図面裏面か
ら表面のほうへ案内し、担持板10をカッターバーのボ
ルトと螺合させるための操作用に用いる。
22により保持されている。ねじ22は、それぞれの防
振ゴム24の端面板45から該防振ゴムの内部へ案内さ
れているねじブシュ38にねじ込まれている。担持板1
0の受容凹部20内に設けた防振ゴム24の金属製端面
板45’には、ねじピン21が突出するように配置され
ている。ねじピン21はドーム状の隆起部35の端面を
貫通して突出し、それぞれナット44により担持板10
に締め付けられている。担持板10には破断部30,31
が設けられ、これら破断部は取り付け工具を図面裏面か
ら表面のほうへ案内し、担持板10をカッターバーのボ
ルトと螺合させるための操作用に用いる。
【0028】図8は、図5の線B−Bによる補助グリップ
9の横断面図である。この図から、特に防振ゴム24の
剥離防止部23の配置構成がよくわかる。剥離防止部2
3は、防振ゴム24全体が機能しない場合に担持板10
をカバープレート11と形状拘束的に結合させる用をな
す。剥離防止部23はヨーク状の部材として形成され、
防振ゴム24とオーバーハングしている。剥離防止部2
3の一端はカバープレート11の端面36と防振ゴム2
4の端面板45の間に締め付けられている。剥離防止部
23の他端は、ドーム状の隆起部35との間に隙間Mを
形成して担持板10に保持されている。剥離防止部23
によってオーバーハングされている防振ゴム24が破断
した場合には、剥離防止部23の担持板10側の端部が
担持板のドーム状の隆起部35に当接し、且つ防振ゴム
24の金属製端面板45’に当接する。このように構成
された剥離防止部23により、防振ゴム24が機能しな
い場合に担持板10がカバープレート11と形状拘束的
に結合するのが保証されている。他方隙間Mは、防振ゴム
が作動しないときに、振動が剥離防止部23を介して担
持板10からカバープレート11へ伝動しないよう保証
している。
9の横断面図である。この図から、特に防振ゴム24の
剥離防止部23の配置構成がよくわかる。剥離防止部2
3は、防振ゴム24全体が機能しない場合に担持板10
をカバープレート11と形状拘束的に結合させる用をな
す。剥離防止部23はヨーク状の部材として形成され、
防振ゴム24とオーバーハングしている。剥離防止部2
3の一端はカバープレート11の端面36と防振ゴム2
4の端面板45の間に締め付けられている。剥離防止部
23の他端は、ドーム状の隆起部35との間に隙間Mを
形成して担持板10に保持されている。剥離防止部23
によってオーバーハングされている防振ゴム24が破断
した場合には、剥離防止部23の担持板10側の端部が
担持板のドーム状の隆起部35に当接し、且つ防振ゴム
24の金属製端面板45’に当接する。このように構成
された剥離防止部23により、防振ゴム24が機能しな
い場合に担持板10がカバープレート11と形状拘束的
に結合するのが保証されている。他方隙間Mは、防振ゴム
が作動しないときに、振動が剥離防止部23を介して担
持板10からカバープレート11へ伝動しないよう保証
している。
【0029】図9は、図4の線C−Cによる担持板10の
縦断面図である。ねじブシュ12は防振ゴム24のすぐ
近くに位置するように担持板10の下部エッジ26’で
保持されている。これにより振動と力が担持板10から
防振ゴム24へ好適に誘導される。
縦断面図である。ねじブシュ12は防振ゴム24のすぐ
近くに位置するように担持板10の下部エッジ26’で
保持されている。これにより振動と力が担持板10から
防振ゴム24へ好適に誘導される。
【0030】図10は、図1のX方向、Y方向、Z方向に
おける距離sに関する緩衝要素14の剪断抵抗kを示し
たグラフである。緩衝要素14のまたは防振ゴム24の
剪断抵抗kはX方向において、すなわちグリップ要素1
5の縦中心軸線18の方向において、よって防振ゴム2
4の縦軸線の方向において高い。これにより、刈り込み
鋏をそのカッターの移動方向7に対し横方向において非
常に良好に操作することができる。カッターバーを被切
断物の中に案内する操作力は、損失なしにカッターバー
3へ伝えられる。これに対してY方向およびZ方向にお
ける緩衝要素または防振ゴム24の剪断抵抗kはX方向
のそれに比べて小さい。このため、グリップ要素15の
縦中心軸線18に対して横方向の振動は、よって操作者
の手のひらに対し垂直方向の振動は緩衝要素により緩衝
される。
おける距離sに関する緩衝要素14の剪断抵抗kを示し
たグラフである。緩衝要素14のまたは防振ゴム24の
剪断抵抗kはX方向において、すなわちグリップ要素1
5の縦中心軸線18の方向において、よって防振ゴム2
4の縦軸線の方向において高い。これにより、刈り込み
鋏をそのカッターの移動方向7に対し横方向において非
常に良好に操作することができる。カッターバーを被切
断物の中に案内する操作力は、損失なしにカッターバー
3へ伝えられる。これに対してY方向およびZ方向にお
ける緩衝要素または防振ゴム24の剪断抵抗kはX方向
のそれに比べて小さい。このため、グリップ要素15の
縦中心軸線18に対して横方向の振動は、よって操作者
の手のひらに対し垂直方向の振動は緩衝要素により緩衝
される。
【0031】図11は補助グリップ9を示す図で、グリ
ップ要素15は担持板10から突出し、開口部16を通
ってカバープレート11から突出している。グリップ要
素15と担持板10は一体に形成されているので、グリ
ップ要素15の取り付けは緩衝されない。カバープレー
ト11の内面に設けた2つのドーム状の隆起部35は、
雌ねじを備えた袋穴47を有している。ねじ22は担持
板10の貫通穴39により案内され、雌ねじを備えた袋
穴47に固定されている。担持板10をグリップ要素1
5とともに刈り込み鋏のカッターバーにしっかりと、緩
衝させずに取り付ける方式の補助グリップ9を使用する
ことにより、緩衝要素がないにもかかわらず疲労のない
作業が可能である。これは好ましいレバー比で刈り込み
鋏の重量が作用するからである。
ップ要素15は担持板10から突出し、開口部16を通
ってカバープレート11から突出している。グリップ要
素15と担持板10は一体に形成されているので、グリ
ップ要素15の取り付けは緩衝されない。カバープレー
ト11の内面に設けた2つのドーム状の隆起部35は、
雌ねじを備えた袋穴47を有している。ねじ22は担持
板10の貫通穴39により案内され、雌ねじを備えた袋
穴47に固定されている。担持板10をグリップ要素1
5とともに刈り込み鋏のカッターバーにしっかりと、緩
衝させずに取り付ける方式の補助グリップ9を使用する
ことにより、緩衝要素がないにもかかわらず疲労のない
作業が可能である。これは好ましいレバー比で刈り込み
鋏の重量が作用するからである。
【0032】図12は補助グリップ9とグリップ要素1
5の縦断面図である。補助グリップ9のカバープレート
11のエッジ27は担持板10のエッジ26,26’を
遊びなしにオーバーハングしている。グリップ要素15
は中空体として管状に形成され、よって弾性グリップを
提供している。
5の縦断面図である。補助グリップ9のカバープレート
11のエッジ27は担持板10のエッジ26,26’を
遊びなしにオーバーハングしている。グリップ要素15
は中空体として管状に形成され、よって弾性グリップを
提供している。
【0033】図13は、グリップ要素15を担持板10
にしっかりと取り付ける方式の補助グリップ9の担持板
10およびカバープレート11の横断面図で、図11の
線D−Dによる横断面図である。担持板10とカバープ
レート11のドーム状の隆起部35は隙間なしに互いの
上に載っている。これにより、カバープレート11を担
持板10に取り付ける際にカバープレート11によって
曲げ応力が発生しないよう保証されている。
にしっかりと取り付ける方式の補助グリップ9の担持板
10およびカバープレート11の横断面図で、図11の
線D−Dによる横断面図である。担持板10とカバープ
レート11のドーム状の隆起部35は隙間なしに互いの
上に載っている。これにより、カバープレート11を担
持板10に取り付ける際にカバープレート11によって
曲げ応力が発生しないよう保証されている。
【図1】補助グリップを備えた本発明による刈り込み鋏
の概観図である。
の概観図である。
【図2】刈り込み鋏のケーシング側から見た補助グリッ
プの側面図である。
プの側面図である。
【図3】カッターバーの部分側面図である。
【図4】担持板のねじブシュをも併せて示した補助グリ
ップの概観図である。
ップの概観図である。
【図5】担持板の側面図である。
【図6】グリップ要素を上から見たときのカバープレー
トの側面図である。
トの側面図である。
【図7】図5の線A−Aによる補助グリップの横断面図
である。
である。
【図8】図5の線B−Bによる補助グリップの横断面図
である。
である。
【図9】図4の線C−Cによる担持板の縦断面図であ
る。
る。
【図10】緩衝要素の剪断抵抗kとX方向、Y方向、Z
方向における距離sとの関係を示すグラフである。
方向における距離sとの関係を示すグラフである。
【図11】グリップ要素が担持板から突出している補助
グリップの概観図である。
グリップの概観図である。
【図12】図11の補助グリップの縦断面図である。
【図13】図11の線D−Dによる担持板およびカバー
プレートの横断面図である。
プレートの横断面図である。
1 駆動原動機 2 ケーシング 3 カッターバー 4 ガイドレール 5 ボルト 6 カッター 7 カッターの運動方向 8 切断歯 9 補助グリップ 10 担持板 11 カバープレート 12 ねじブシュ 14 緩衝要素 15 グリップ要素 16 開口部 17 貫通点 20 受容凹部 21 ねじピン 22 ねじ 23 剥離防止部 26 担持板のエッジ 27 カバープレートのエッジ 30,31 破断部 k 剪断抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス シュナイダー ドイツ連邦共和国 デー・71384 ヴァイ ンシュタット エンダースバッハーシュト ラーセ 72 (72)発明者 トーマス シュタルク ドイツ連邦共和国 デー・71334 ヴァイ ブリンゲン ヴェンデルケーニッヒ 18
Claims (12)
- 【請求項1】駆動原動機(1)を収容しているケーシン
グ(2)と、グリップと、カッターバー(3)とを備
え、カッターバー(3)が、ケーシング(2)から突出
しているガイドレール(4)と、ボルト(5)によりガ
イドレール(4)に保持され、駆動原動機(1)により
往復動可能に駆動される少なくとも1つのカッター
(6)とを有し、カッター(6)がその運動方向(7)
に対し横方向に突出している切断歯(8)を有している
刈り込み鋏において、 カッターバー(3)が、担持板(10)と該担持板に結
合されるカバープレート(11)とを有する補助グリッ
プ(9)を担持し、担持板(10)がカッターバー
(3)のガイドレール(4)に固定されていることを特
徴とする刈り込み鋏。 - 【請求項2】補助グリップ(9)の担持板(10)がガ
イドレール(4)のボルト(5)に固定され、ボルト
(5)が有利には担持板(10)のねじブシュ(12)
に係合していることを特徴とする、請求項1に記載の刈
り込み鋏。 - 【請求項3】担持板(10)からグリップ要素(15)
が突出して、カバープレート(11)の開口部(16)
を貫通突出していることを特徴とする、請求項1または
2に記載の刈り込み鋏。 - 【請求項4】カバープレート(11)が、該カバープレ
ート(11)からほぼ垂直に突出するグリップ要素(1
5)を有し、担持板(10)が補助グリップ(9)のカ
バープレート(11)と少なくとも3個の緩衝要素(1
4)を介して結合されており、個々の緩衝要素(14)
は、グリップ要素(15)の縦中心軸線(18)が担持
板(10)およびカバープレート(11)を貫通する貫
通点(17)から有利にはほぼ等間隔で配置されている
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の刈り込み
鋏。 - 【請求項5】グリップ要素(15)の縦中心軸線(1
8)の方向に見て4個の緩衝要素(14)が担持板(1
0)とカバープレート(11)の間に台形状に配置され
ていることを特徴とする、請求項4に記載の刈り込み
鋏。 - 【請求項6】緩衝要素(14)の端部(19,19’)
が担持板(10)およびカバープレート(11)の受容
凹部(20)に係合していることを特徴とする、請求項
4または5に記載の刈り込み鋏。 - 【請求項7】緩衝要素(14)がその担持板(10)側
の端部(19)にねじピン(21)を有し、該ねじピン
(21)により緩衝要素(14)が担持板(10)に固
定され、カバープレート(11)が、緩衝要素(14)
のカバープレート側端部(19’)において、緩衝要素
(14)に係合するねじ(22)で保持されていること
を特徴とする、請求項4から6までのいずれか一つに記
載の刈り込み鋏。 - 【請求項8】カバープレート(11)と担持板(10)
の間に剥離防止部(23)が配置されていることを特徴
とする、請求項4から7までのいずれか一つに記載の刈
り込み鋏。 - 【請求項9】個々の緩衝要素(14)が同一に形成さ
れ、有利には緩衝要素(14)の縦軸線(25)がグリ
ップ要素(15)の縦中心軸線(18)にほぼ平行であ
り、その際有利には、グリップ要素(15)の縦中心軸
線(18)に対し横方向における緩衝要素(14)の剪
断抵抗(k)が前記縦中心軸線(18)の方向(X)に
おける剪断抵抗よりも小さく、緩衝要素(14)が特に
ほぼ筒状のゴムブロック(24)であり、その縦軸線が
グリップ要素(15)の縦中心軸線(18)に対しほぼ
平行であることを特徴とする、請求項4から8までのい
ずれか一つに記載の刈り込み鋏。 - 【請求項10】担持板(10)とカバープレート(1
1)が横断面にてU字状に形成され、その互いに対向し
ているエッジ(26,27)の間に隙間が形成されてい
ることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一
つに記載の刈り込み鋏。 - 【請求項11】担持板(10)とカバープレート(1
1)の形状が、グリップ要素(15)の縦中心軸線(1
8)の方向に見て、短い半軸(28)により分割される
楕円であることを特徴とする、請求項1から10までの
いずれか一つに記載の刈り込み鋏。 - 【請求項12】担持板のねじブシュ(12)に対向して
いるエッジ(29)が、取り付け工具を係合させるため
の破断部(30,31)を有していることを特徴とす
る、請求項1から11までのいずれか一つに記載の刈り
込み鋏。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29910049U DE29910049U1 (de) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | Heckenschere |
DE29910049:9 | 1999-06-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016980A true JP2001016980A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=8074556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000169274A Pending JP2001016980A (ja) | 1999-06-09 | 2000-06-06 | 刈り込み鋏 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001016980A (ja) |
DE (1) | DE29910049U1 (ja) |
FR (1) | FR2794610A1 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2008011793A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Makita Numazu Corp | 手持ち式動力作業機のハンドル支持構造 |
US11844317B2 (en) | 2019-10-07 | 2023-12-19 | Makita Corporation | Hedge trimmer |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19532298C2 (de) | 1995-09-01 | 1998-09-10 | Viking Umwelttechnik | Handgeführtes Arbeitsgerät mit anbringbarer Armstütze |
-
1999
- 1999-06-09 DE DE29910049U patent/DE29910049U1/de not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-06-06 JP JP2000169274A patent/JP2001016980A/ja active Pending
- 2000-06-07 FR FR0007281A patent/FR2794610A1/fr not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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