JP2001016498A - カメラ本体部、カメラアクセサリおよびカメラシステム - Google Patents

カメラ本体部、カメラアクセサリおよびカメラシステム

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JP2001016498A
JP2001016498A JP11181907A JP18190799A JP2001016498A JP 2001016498 A JP2001016498 A JP 2001016498A JP 11181907 A JP11181907 A JP 11181907A JP 18190799 A JP18190799 A JP 18190799A JP 2001016498 A JP2001016498 A JP 2001016498A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ本体部とカメラアクセサリとが不正な
組み合わせで使用される場合に、撮影機能を制限するこ
と。 【解決手段】 カメラ本体部2とレンズ部3とは着脱自
在であり、コネクタ9a,9bが接続されてデジタルカ
メラシステムを構成する。レンズ部3にはメモリ37が
設けられており、カメラ本体部2のCPU20によって
書き込み、読み出し等の制御が行われる。CPU20は
ユーザが入力する識別情報をメモリ37に書き込む。レ
ンズ部3が他のレンズ部3と交換された際に、CPU2
0はメモリ37にアクセスして識別情報が設定されてい
るか否かを調べ、設定されている場合にはユーザに参照
情報の入力を要求する。そして、CPU20はメモリ3
7から取得した識別情報と、ユーザが入力した参照情報
とが一致しない限り、カメラ本体部2とレンズ部3との
組み合わせにおける撮影機能を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、着脱自在なカメ
ラ本体部およびカメラアクセサリ、並びに、カメラ本体
部と任意のカメラアクセサリを組み合わせたカメラシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ本体部とレンズ部やフラッ
シュ部等のカメラアクセサリとが分離可能であり、カメ
ラ本体部に対して任意のカメラアクセサリを組み合わせ
ることが可能なカメラシステムがある。例えば、銀塩カ
メラにおける一眼レフカメラ等がこれに該当する。
【0003】また、近年におけるデジタルカメラの普及
に伴い、デジタルカメラシステムにおいてもカメラアク
セサリを着脱自在とし、撮影者(ユーザ)の望むレンズ
部やフラッシュ部等に交換して撮影することのできるも
のが市販されている。
【0004】このようなカメラシステムにおいては、撮
影条件に応じてカメラ本体部とカメラアクセサリとの最
適な組み合わせを選択することができるため、撮影の自
由度が広がり、ユーザにとって非常に便利なシステム構
成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のカメラシステム(デジタルカメラシステムを
含む。)では、カメラアクセサリをカメラ本体部に装着
するだけで撮影可能となるため、盗難等によって不正に
入手されたカメラアクセサリであっても別にカメラ本体
部のみを用意しておけば撮影が可能になるという問題が
あった。
【0006】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、カメラ本体部とカメラアクセサリとが不正
な組み合わせで使用される場合に、撮影機能を制限する
ことの可能なカメラ本体部、カメラアクセサリおよびカ
メラシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、カメラアクセサリを着脱
自在なカメラ本体部であって、装着されたカメラアクセ
サリから所定の情報を読み出して、前記カメラアクセサ
リが正規のカメラアクセサリであるか否かを認識する認
識手段と、前記カメラアクセサリが正規のカメラアクセ
サリでない場合に、被写体を撮影する際の撮影機能を制
限する機能制限手段とを備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のカメラ本体部において、前記認識手段は、装着された
前記カメラアクセサリに対して前記所定の情報としての
識別情報が設定されているか否かを判定し、前記カメラ
アクセサリに対して前記識別情報が設定されている場合
に、前記識別情報が所定の参照情報と一致するか否かに
よって前記カメラアクセサリが正規のカメラアクセサリ
であるか否かを認識することを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のカメラ本体部において、前記認識手段は、所定の操作
入力手段から入力される情報を前記参照情報とすること
を特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のカメラ本体部において、前記操作入力手段から入力さ
れる情報に基づいて、前記カメラアクセサリに対して前
記識別情報を設定付与することを特徴としている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
請求項4のいずれかに記載のカメラ本体部において、前
記参照情報を予め記憶しておく記憶手段をさらに備えて
いる。
【0012】請求項6に記載の発明は、カメラ本体部に
着脱自在なカメラアクセサリであって、識別情報を記憶
する記憶手段を備え、前記カメラ本体部に装着された際
に、前記カメラ本体部から前記記憶手段に記憶されてい
る前記識別情報の読み出しが行われることを特徴として
いる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のカメラアクセサリにおいて、前記識別情報は、前記カ
メラ本体部によって前記記憶手段に書き込まれることを
特徴としている。
【0014】請求項8に記載の発明は、カメラ本体部に
対してカメラアクセサリが交換可能なカメラシステムで
あって、前記カメラ本体部に任意のカメラアクセサリが
装着された際に、当該カメラアクセサリから所定の情報
を読み出すことによって、当該カメラアクセサリが正規
のカメラアクセサリであるか否かを認識し、当該カメラ
アクセサリが正規のカメラアクセサリでない場合に、前
記カメラ本体部が当該カメラアクセサリとの組み合わせ
における撮影機能を制限することを特徴としている。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のカメラシステムにおいて、前記カメラ本体部は、装着
された前記カメラアクセサリに対して前記所定の情報と
しての識別情報が設定されているか否かを判定し、前記
カメラアクセサリに対して前記識別情報が設定されてい
る場合に、前記識別情報が所定の参照情報と一致するか
否かによって前記カメラアクセサリが正規のカメラアク
セサリであるか否かを認識することを特徴としている。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のカメラシステムにおいて、前記カメラ本体部は、操
作入力手段を備え、前記操作入力手段から入力される情
報を前記参照情報とすることを特徴としている。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項9また
は請求項10に記載のカメラシステムにおいて、前記カ
メラ本体部は、前記参照情報を予め記憶しておく記憶手
段を備え、前記カメラアクセサリが装着された際に前記
記憶手段から前記参照情報を読み出し、自動的に前記カ
メラアクセサリが正規のカメラアクセサリであるか否か
を認識することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において
は、デジタルカメラシステムを一例に挙げることにす
る。
【0019】<1.第1の実施の形態>図1は、この発
明の一実施形態を示すデジタルカメラシステム1の外観
図である。図1において(a)は正面側(被写体側)か
ら見た図であり、(b)は背面側から見た図である。
【0020】図1に示すように、デジタルカメラシステ
ム1はカメラ本体部2とカメラアクセサリの一種である
レンズ部3とを備えて構成される。
【0021】カメラ本体部2の正面側には、被写体に向
けてフラッシュ光を照射するためのフラッシュ発光部2
01が設けられており、その上面側には被写体画像の撮
影を行うためのシャッタボタン202が設けられてい
る。また、背面側には、撮影対象となる被写体画像や撮
影して得られた撮影画像をユーザが容易に視認すること
ができるための液晶ディスプレイ等で形成される表示部
203と、ユーザが撮影条件を設定するための操作や撮
影画像に対する画像処理についての操作等を行うために
複数のプッシュスイッチが配列された操作入力部204
とが配置されている。また、この操作入力部204は後
述する識別情報や参照情報をユーザが操作入力する際の
操作入力手段としても機能するものであり、その際、表
示部203と操作入力部204とはユーザが簡単に識別
情報等を入力することができるようなユーザインタフェ
ースとなる。
【0022】一方、レンズ部3の正面側には、被写体画
像を取り込むための撮像レンズ301とオートフォーカ
ス用の測距窓302とファインダ対物窓303とが設け
られており、背面側にはファインダ接眼窓304が設け
られている。
【0023】カメラ本体部2とレンズ部3とは、カメラ
本体部2の側面部に設けられたコネクタ9aとレンズ部
3の側面部に設けられたコネクタ9bとを接合すること
によって連結される。また、コネクタ9a,9bを互い
に取り外せば、カメラ本体部2からレンズ部3が離脱す
る。つまり、このデジタルカメラシステム1は、コネク
タ9aと9bとを互いに接合したり、離間させること
で、カメラ本体部2とレンズ部3とが着脱自在となるよ
うに構成されている。
【0024】図2は、カメラ本体部2からレンズ部3を
離脱させた状態を示す図である。図2に示すように、カ
メラ本体部2とレンズ部3とを離脱させることができる
ため、撮像レンズ301としてズームレンズや広角レン
ズ等が装備されたレンズ部や画素数の異なるCCD撮像
センサが設けられたレンズ部を任意にカメラ本体部2に
装着することが可能になる。また、操作仕様やアプリケ
ーションの異なるカメラ本体部2を取り替えて同一のレ
ンズ部3を使用することも可能になる。つまり、カメラ
本体部2に対するカメラアクセサリの組み合わせを変更
することで、ユーザは撮影条件に応じた多様な撮影形態
を選択することが可能になるのである。
【0025】図3は、第1の実施の形態におけるデジタ
ルカメラシステム1の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0026】図3に示すように、このデジタルカメラシ
ステム1におけるカメラ本体部2は、CPU20とプロ
グラムメモリ22と画像メモリ23とメモリカードドラ
イバ24とPCインタフェース25と表示部203と操
作入力部204とコネクタ9aとを備えて構成され、こ
れらは互いにバスライン21を介して接続されている。
【0027】プログラムメモリ22はフラッシュROM
等で構成され、CPU20が実行する各種制御プログラ
ムを格納保存している。画像メモリ23はDRAM等で
構成され、レンズ部3から得られる撮影画像に関する画
像データを一時的に格納するためのものである。メモリ
カードドライバ24は取り外し可能なメモリカード24
aに対して撮影画像に関する画像データの書き込み、読
み出し、消去を行うためのものである。また、PCイン
タフェース25は卓上型コンピュータ(いわゆるパソコ
ン)等の外部器機に対して画像データを送信するための
インタフェースとなる。CPU20はこれら各部を制御
するとともに、表示部203での表示内容を制御し、ま
た、操作入力部204を介してユーザによる操作を検知
する。さらに、CPU20はコネクタ9a,9bを介し
てカメラ本体部2に装着されるレンズ部3の内部機構を
も制御する。
【0028】レンズ部3は、タイミングジェネレータ3
1とCCD駆動部32とCCD撮像センサ33とシャッ
タ34と撮像レンズ301とアナログ信号処理部35と
A/D変換器36とメモリ37とコネクタ9bとを備え
て構成される。
【0029】タイミングジェネレータ31はカメラ本体
部2から与えられる露光時間に基づいてタイミングパル
スを発生させ、CCD駆動部32はそのタイミングパル
スに応じてCCD撮像センサ33の露光および読み出し
を制御する。CCD撮像センサ33は、所定画素数で形
成される受光面にて、被写体からの光8を撮像レンズ3
01およびシャッタ34を介して受光し、光電変換を行
って撮影画像に関する電気信号をアナログ信号処理部3
5に与える。アナログ信号処理部35は撮影画像に関す
る電気信号に対して増幅等の信号処理を施してA/D変
換器36に与える。そして、A/D変換器36によって
撮影画像に関する画像データがデジタルデータとして生
成されるのである。そして生成された画像データはカメ
ラ本体部2に与えられ、画像メモリ23内に一時格納さ
れる。
【0030】メモリ37はカメラ本体部2から設定され
る識別情報(識別ID)を記憶するための記憶手段であ
る。識別情報は、装着されたレンズ部3が正規のカメラ
アクセサリであるか否かを、カメラ本体部2のCPU2
0が認識するための情報である。カメラ本体部2とレン
ズ部3とのデータの送受信はコネクタ9a,9bを介し
て行われ、メモリ37に対する識別情報の書き込み、読
み出し、消去、変更等はカメラ本体部2におけるCPU
20の制御のみに基づいて行われる。
【0031】カメラ本体部2に設けられたCPU20
は、このようなデジタルカメラシステム1における動作
全体を統括的に制御する。CPU20は、デジタルカメ
ラシステム1の電源が入れられると起動し、プログラム
メモリ22に格納されている制御プログラムを読み込ん
でそれを実行することで各種の機能を実現する。実現さ
れる機能には、撮影時の制御動作に関する撮影機能、撮
影画像を表示部203に表示する再生機能、卓上型コン
ピュータ等の接続通信機能等の一般のカメラ機能の他
に、装着されたレンズ部3に対して識別情報を設定する
機能と、装着されたレンズ部3が正規のカメラアクセサ
リであるか否かを認識するアクセサリ認識機能とが含ま
れる。
【0032】識別情報を設定する機能は、ユーザの操作
によって実現されるものであり、ユーザが例えば4桁の
任意の番号を入力し、CPU20はその入力された番号
を識別情報としてレンズ部3のメモリ37に格納するの
である。
【0033】アクセサリ認識機能においては、CPU2
0がカメラアクセサリの交換時、または、電源投入時に
メモリ37に識別情報が設定格納されているか否かを判
定し、識別情報が設定されている場合には、ユーザに対
してその識別情報に対応する参照情報を入力するように
要求する。参照情報とは、カメラアクセサリに識別情報
が設定されている場合にそのカメラアクセサリを正常に
使用可能とするための情報である。
【0034】そしてCPU20は、入力された参照情報
と、メモリ37に格納されている識別情報とが一致する
か否かを判断し、一致したときには一般のカメラ機能を
実現してデジタルカメラシステム1を使用可能とする。
また、メモリ37に識別情報が設定格納されていない場
合にも、CPU20は一般のカメラ機能を実現してデジ
タルカメラシステム1を使用可能とする。
【0035】一方、入力された参照情報と、メモリ37
に格納されている識別情報とが一致しなかったときに
は、CPU20はカメラ機能の一部若しくは全部を実現
せず、そのカメラアクセサリを装着した状態でのカメラ
機能の一部若しくは全部を制限する。
【0036】ここで、カメラアクセサリに対して識別情
報を設定方法について簡単に説明する。図4はカメラ本
体部2の背面側に設けられた操作入力部204の拡大図
であり、図5は表示部203に表示される画面内容を示
す図である。
【0037】まず、ユーザが識別情報の設定対象となる
レンズ部3をカメラ本体部2に装着してデジタルカメラ
システム1の電源をオンにする。そして、ユーザは操作
入力部204に設けられたプッシュスイッチ51〜56
のうちの「ID」と表示されているプッシュスイッチ5
3を押す。プッシュスイッチ53が操作されたことをC
PU20が検知すると、表示部203に対して図5に示
すような画面を表示させる。
【0038】図5に示すように表示部203の上部側に
は、0〜9の数字入力用、クリア用、および、OK(確
定)用の仮想ボタン61が表示される。クリア用の仮想
ボタンは識別情報の入力の中途段階で、それまで入力し
た識別情報をクリアするためのボタン表示であり、OK
用の仮想ボタンは入力された識別情報を確定させるため
のボタン表示である。そして、仮想ボタン61のうちの
一つは、反転表示されて選択状態にあることを示してい
る。図5では、「1」の仮想ボタンが選択状態となって
いる。
【0039】また、表示部203の下部側には、確認領
域62が表示され、この領域内に入力された識別情報が
表示される。
【0040】そして、プッシュスイッチ54,55は、
仮想ボタン61のうちの選択状態にあるボタンを他のボ
タンに移動させる際のスイッチとして機能し、例えばプ
ッシュスイッチ54を押せば選択状態にあるボタンは右
方向に移動し、プッシュスイッチ55を押せば左方向に
移動する。そして、プッシュスイッチ56は選択状態に
ある仮想ボタンを決定するスイッチとして機能する。図
5に示すように「1」の仮想ボタンが選択状態となって
いるときに、プッシュスイッチ56が押されると、識別
情報として入力される任意の桁の数字が「1」として確
定され、確認領域62における該当する桁に「1」が表
示されることになる。
【0041】このようにしてユーザは表示部203の表
示内容を確認しつつ識別情報を入力することができるの
である。そしてユーザは、確認領域62に表示される識
別情報をレンズ部3に設定する場合には、OK用の仮想
ボタンを選択して決定する操作を行う。また、確認領域
62に表示される識別情報を変更する場合には、クリア
用の仮想ボタンを選択決定して識別情報の再入力を行
う。
【0042】そしてCPU20は、OK用の仮想ボタン
が選択決定されたことを検知すると、入力された識別情
報をレンズ部3のメモリ37に書き込む。
【0043】以上で、レンズ部3に対して識別情報の設
定が完了し、メモリ37への書き込み後、その設定され
た識別情報がレンズ部3において有効なものとなる。
【0044】上記の表示部203における表示内容は、
撮影者が操作入力部204の操作を行いつつ、その操作
による入力内容を確認できる表示となっているため、識
別情報を入力する際の操作が非常に簡単なものになって
いる。特に、デジタルカメラシステム1の場合には、撮
影画像を表示するための表示部203を備える構成が一
般的であるため、その表示部203を識別情報の入力の
際にユーザインタフェースとして使用することが可能で
ある。このため、デジタルカメラシステム1では別に表
示部を設ける必要がないので、識別情報の入力形態とし
て最も好ましい形態であるといえる。
【0045】なお、識別情報は、数字以外の文字や記号
を含んでもよく、また、その桁数は任意であることは勿
論である。また、1つのカメラアクセサリに対して設定
される識別情報は1つでよい。
【0046】次に、アクセサリ認識機能を実現するため
の動作手順について説明する。図6は、アクセサリ認識
機能に関するフローチャートである。
【0047】デジタルカメラシステム1の電源がオンに
なると、CPU20はカメラ本体部2にレンズ部3が装
着されているかどうかの判断を行う(ステップS1
0)。レンズ部3が装着されていない状態で電源がオン
となった場合には、レンズ部3が装着されるまで待機状
態となる。一方、レンズ部3が装着されている場合には
ステップS11に進み、レンズ部3に対する識別情報の
確認のための処理を開始する。なお、レンズ部3が他の
カメラアクセサリと交換装着されたときにも、ステップ
S11以降の処理が行われる。
【0048】ステップS12では、CPU20はレンズ
部3に識別情報が設定されているか否かの判定を行う。
具体的には、CPU20はレンズ部3のメモリ37にア
クセスし、そのメモリ37内に識別情報が格納されてい
るかどうかを調べることで判定を行う。そして、レンズ
部3に識別情報が設定されていないと判定した場合に
は、一般のカメラ機能を実現するためにアクセサリ認識
機能としての処理が終了する。
【0049】一方、レンズ部3に識別情報が設定されて
いると判定した場合には、メモリ37に格納されている
識別情報を読み出し、その識別情報の確認を行うために
ステップS13に進む。ステップS13においてCPU
20は、ユーザからの参照情報の入力の受付状態とな
る。このとき、CPU20は、表示部203に「レンズ
にIDが設定されています。IDを入力して下さい。」
と表示させることでユーザに対して参照情報の入力が必
要であることを示した後に、上記のユーザインタフェー
スの画面内容を表示する。つまり、この参照情報の入力
の際にも、上述した識別情報設定の際と同様の入力形態
が適用されるのである。このため、ユーザは簡単な操作
で参照情報の入力を行うことが可能になり、識別情報の
設定時と同様の手順で、参照情報の入力を行う。
【0050】そしてステップS14においてCPU20
は、ユーザによって入力された参照情報と、メモリ37
から読み出した識別情報とが一致するか否かを判断す
る。
【0051】参照情報と識別情報とが一致したときに
は、レンズ部3が不正入手等によるものでなく、ユーザ
に対する正規のカメラアクセサリであると判断すること
ができるので、確認のための処理が終了する。そして、
当該レンズ部3とカメラ本体部2との組み合わせにおけ
る一般のカメラ機能を実現してデジタルカメラシステム
1が使用可能になる。
【0052】これに対し、参照情報と識別情報とが一致
しなかったときには、ステップS13に戻り、ユーザに
対して再度参照情報の入力を要求する。つまり、ユーザ
が識別情報と一致する参照情報を入力しない限りは、ス
テップS13,S14の処理が無制限に繰り返され、一
般のカメラ機能を実現するための処理には進まないので
ある。
【0053】換言すれば、レンズ部3に設定される識別
情報はそのレンズ部3を使用可能にするためのいわば暗
証番号となっており、ユーザがその暗証番号に一致する
参照情報を入力しない限り、デジタルカメラシステム1
はデジタルカメラとして機能し得ないのである。
【0054】この実施の形態において、レンズ部3に対
する識別情報を入力するのはユーザであるとともに、参
照情報を入力するのもユーザである。このことから、識
別情報を入力したユーザがその識別情報に一致する参照
情報を入力するができることは当然であり、逆に、識別
情報を入力したユーザと参照情報を入力するユーザとが
異なる場合には、識別情報に一致する参照情報を入力す
ることは困難である。したがって、レンズ部3が不正入
手等によるものである場合には、上記のステップS1
3,S14の繰り返し処理から抜け出すことができず、
当該レンズ部3とカメラ本体部2との組み合わせでのデ
ジタルカメラシステム1を使用することができなくなる
のである。
【0055】ところで、識別情報と参照情報とが一致し
なかった場合に、参照情報の再入力の要求を無制限に繰
り返して行うということは、一般のカメラ機能実現のた
めの処理には至らないため、全ての撮影機能を制限する
ことに該当する。つまり、このとき、CPU20は全て
の撮影機能を制限する機能制限手段として機能している
のである。しかしながら、例えば、シャッタボタン20
2を押しても撮影を行わないようにする、または、オー
トフォーカス機能を停止するというような、デジタルカ
メラシステム1としての撮影機能の一部を制限するよう
に構成してもよいことは勿論である。この場合には、ス
テップS14で「NO」と判断された場合に、そのよう
な一部の機能制限処理に処理が進むことになり、その処
理においてCPU20が機能制限手段として機能するこ
とになる。
【0056】また、上記ステップS11〜S14の処理
において識別情報の確認を行うということは、すなわ
ち、装着されたカメラアクセサリが正規のカメラアクセ
サリであるか否かを認識することである。したがって、
これらの処理を行うときに、CPU20は装着されたカ
メラアクセサリが正規のカメラアクセサリであるか否か
を認識する認識手段として機能しているのである。
【0057】なお、レンズ部3に設定された識別情報
は、ユーザによって変更または消去が可能であるが、そ
れら変更または消去を行うためには、一般のカメラ機能
が実現される状態になけらばならないため、機能制限状
態にある場合にはユーザによる識別情報の変更または消
去は不可能になる。つまり、上記の識別番号の確認のた
めの処理は、電源オン時またはカメラアクセサリ交換時
にCPU20によって自動的に実行されるため、予め設
定されている識別情報とユーザが入力する参照情報とは
一致しない限り、識別情報の変更または消去ができない
のである。したがって、レンズ部3が不正入手等による
ものであっても場合には、不正ユーザによって不当に識
別情報が変更または消去されることは回避されている。
また、具体的に、識別番号の変更を行う手順は設定時に
おける手順と同様の手順を行えばよく、消去を行う手順
は消去する識別番号を入力してクリア用の仮想ボタンを
選択決定すればよい。
【0058】以上のように、カメラ本体部2に装着され
たレンズ部3が正規のカメラアクセサリであるか否かを
認識し、そのレンズ部3が正規のカメラアクセサリでな
い場合に、被写体を撮影する際の撮影機能を制限するよ
うに構成されているので、カメラ本体部2とレンズ部3
とが不正な組み合わせで使用される場合に、撮影機能を
制限することが可能であり、第3者にデジタルカメラシ
ステム1を不正使用されることを回避することができ
る。この結果、盗難等の未然防止をもたらす効果も期待
される。
【0059】また、レンズ部3のメモリ37に対する識
別情報の書き込み、読み出し、変更および消去は、カメ
ラ本体部2からの制御によって行われるように構成され
ているので、レンズ部3において識別情報等を入力する
ためのユーザインタフェース等を設ける必要がない。ま
た、そのように構成されることで、第3者がレンズ部3
単体では識別情報の設定されているか否かを判別するこ
とができないように実現されている。
【0060】また、参照情報をユーザが操作入力部20
4を介して入力するように構成することにより、ユーザ
との関係においてレンズ部3が正規のカメラアクセサリ
であるかどうかを認識することができるのである。
【0061】なお、レンズ部3に識別情報が設定されて
いない場合には、撮影機能が制限されることなくデジタ
ルカメラシステム1を使用することが可能になるが、識
別情報を設定するか否かはユーザの意志に基づいて行わ
れるように構成することで、例えば、識別情報の設定操
作や参照情報の入力操作等を煩わしいと感じるようなユ
ーザにとっては、従来と同様の使用方法でデジタルカメ
ラシステム1を正常に使用できるように構成されている
のである。
【0062】また、レンズ部3に設けられるメモリ37
に対してレンズ部3の製造時に予め識別情報を設定して
おいてもよい。そして、レンズ部3の販売時等にユーザ
に対して予め設定されている識別情報を伝えることで、
正規のユーザのみがそのレンズ部3に対して設定されて
いる識別情報を知ることできるので、そのユーザは適切
にレンズ部3を使用して画像撮影を行うことが可能であ
る。しかしながら、この場合、参照情報の入力操作等を
煩わしいと感じるようなユーザに対しても参照情報の入
力操作等を要求することになる。このため、識別情報の
設定は上述したようにユーザの意志に基づいて行われる
ように構成することが、より好ましい構成であると言え
る。
【0063】<2.第2の実施の形態>次に、この発明
の第2の実施の形態について説明する。
【0064】図7は、第2の実施の形態におけるデジタ
ルカメラシステム1の内部構成を示すブロック図であ
る。なお、図7の各構成部において、図3に示した構成
部と同一の機能を有するものには同一符号を付してお
り、その説明を省略する。
【0065】図7に示すデジタルカメラシステム1は、
第1の実施の形態におけるデジタルカメラシステムとほ
ぼ同様の構成であるが、カメラ本体部2に参照情報を格
納しておくための記憶手段としてメモリ26が設けられ
ている点が異なる。また、CPU20において実現され
る各機能も第1の実施の形態で説明したものと同様であ
るが、この実施の形態ではメモリ26が設けられている
ことから、アクセサリ認識機能においてユーザによる参
照情報の入力を必要としない自動認識が可能となってい
る。つまり、この実施の形態では、ユーザがレンズ部3
に対して識別情報を設定する際に、カメラ本体部2に対
して参照情報を設定入力し、CPU20が入力された参
照情報を予めメモリ26内に格納しておくのである。そ
して、電源オン時やカメラアクセサリ交換時に、装着さ
れたレンズ部3が正規のカメラアクセサリであるかどう
かの判断をカメラ本体部2が自動的に行うのである。
【0066】まず、識別情報および参照情報の設定につ
いて説明する。図8は、識別情報および参照情報の設定
の際に表示部203に表示される画面内容を示す図であ
る。図8の画面内容と図4に示した操作入力部204と
は、識別情報および参照情報の設定の際のユーザインタ
フェースとなる。
【0067】この実施の形態において、識別情報および
参照情報の設定の際にユーザが入力設定を行うのは、識
別情報と参照情報の他に、確認モードの決定である。確
認モードには、電源オン時やカメラアクセサリ交換時に
カメラ本体部2がメモリ26に格納された参照情報を利
用して自動的に識別情報の確認を行う自動モードと、電
源オン時やカメラアクセサリ交換時に毎回ユーザが手動
で参照情報の入力を行ってカメラ本体部2が入力された
参照情報に基づいて識別情報の確認を行う手動モードと
があり、ユーザはこれらいずれのモードで識別情報の確
認を行うのかを予め設定しておくのである。
【0068】ユーザが識別情報と参照情報の設定、およ
び、確認モードを決定するためには、デジタルカメラシ
ステム1の電源をオンにして起動させた後、操作入力部
204のプッシュスイッチ53を押す(図4参照)。プ
ッシュスイッチ53が操作されたことをCPU20が検
知すると、表示部203に対して図8に示すような画面
を表示させる。
【0069】図8に示すように表示部203の上部側に
は、0〜9の数字入力用、クリア用、OK(確定)用、
および、設定対象を確認モードとカメラ本体部とレンズ
部とをのいずれにするかを選択するための設定対象移動
用の仮想ボタン61が表示される。仮想ボタン61のう
ちの一つは、反転表示されて選択状態にあることを示し
ている。図8では、「1」の仮想ボタンが選択状態とな
っている。
【0070】また、表示部203の下部側には、確認領
域62が表示され、この領域内に確認モード、入力され
た識別情報、および、入力された参照情報が表示され
る。また、確認領域62において設定対象は反転表示さ
れ、現在の設定対象であることを示している。図8で
は、「本体」が反転表示され、カメラ本体部2が設定対
象となっている。
【0071】例えば、確認モードの決定の際に、ユーザ
は設定対象移動用の仮想ボタン61を選択決定し、確認
領域62における設定対象を確認モード表示位置62a
に移動させる。そして、ユーザは操作入力部204に対
して所定の操作を行うことにより、確認モードを自動モ
ードまたは手動モードに設定するのである。この結果、
CPU20は自動モードと手動モードのうちのいずれが
設定されたかを認識することができる。
【0072】また、レンズ部3に対する識別情報の設定
の際に、ユーザは設定対象移動用の仮想ボタン61を選
択決定し、確認領域62における設定対象をレンズ部に
移動させる。この結果、仮想ボタン61はレンズ部3に
対する識別情報設定のための仮想ボタンとなる。そし
て、第1の実施の形態と同様に、ユーザがプッシュスイ
ッチ54,55を操作することによって、確認領域62
における表示内容を視認しつつ、レンズ部3に対する識
別情報の設定を行う。そして、CPU20はユーザによ
って入力された識別情報をレンズ部3内のメモリ37に
書き込む。
【0073】さらに、カメラ本体部2に対する識別情報
の設定の際に、ユーザは設定対象移動用の仮想ボタン6
1を選択決定し、確認領域62における設定対象をカメ
ラ本体部に移動させる。この結果、仮想ボタン61はカ
メラ本体部2に対する参照情報設定のための仮想ボタン
となる。そして、第1の実施の形態と同様に、ユーザが
プッシュスイッチ54,55を操作することによって、
確認領域62における表示内容を視認しつつ、カメラ本
体部2に対して参照情報の設定を行う。そして、CPU
20はユーザによって入力された参照情報をカメラ本体
部2内のメモリ26に書き込む。
【0074】なお、一のレンズ部3に対して設定可能な
識別情報の数は一つである。これに対し、一のカメラ本
体部2に対しては複数の参照情報を設定することが可能
である。つまり、カメラ本体部2のメモリ26は複数の
参照情報を格納することが可能なように構成されてお
り、ユーザは、カメラ本体部2に対して装着する必要の
あるカメラアクセサリの数に応じて参照情報を設定して
おくことができるのである。
【0075】図9は、確認モードが自動モードとして設
定されている場合の動作例を示す図である。図9におい
ては、それぞれ異なるレンズ部3a,3b,3c,3d
をカメラ本体部2が自動モードで識別番号の確認を行う
例を示している。カメラ本体部2には、2つの参照情報
(「1234」,「5678」)が設定されており、メ
モリ26にこれらの参照情報が格納されている。また、
レンズ部3aには識別情報「1234」が設定されてお
り、レンズ部3bには識別情報が未設定であり、レンズ
部3cには識別情報「5678」が設定されており、レ
ンズ部3dには識別情報「5963」が設定されてい
る。
【0076】まず、カメラ本体部2に対してレンズ部3
aが装着された場合、レンズ部3aには識別情報の設定
が行われているため、カメラ本体部2のCPU20は、
メモリ26から2つの参照情報を読み出すとともに、レ
ンズ部3aにアクセスしてメモリ37から識別情報を読
み出す。そして、CPU20が参照情報と識別情報とが
一致するか否かを判定すると、2つの参照情報のうちの
1つ(「1234」)がレンズ部3aから取得した識別
情報「1234」と一致する。この結果、CPU20
は、カメラ本体部2とレンズ部3aとの組み合わせにお
けるデジタルカメラシステム1を使用可能とする。
【0077】次に、カメラ本体部2に対してレンズ部3
bが装着された場合、レンズ部3bには識別情報の設定
が行われていないので、カメラ本体部2のCPU20
は、カメラ本体部2とレンズ部3aとの組み合わせにお
けるデジタルカメラシステム1を使用可能とする。
【0078】次に、カメラ本体部2に対してレンズ部3
cが装着された場合、レンズ部3cには識別情報の設定
が行われているため、カメラ本体部2のCPU20は、
メモリ26から2つの参照情報を読み出すとともに、レ
ンズ部3cにアクセスしてメモリ37から識別情報を読
み出す。そして、CPU20が参照情報と識別情報とが
一致するか否かを判定すると、2つの参照情報のうちの
1つ(「5678」)がレンズ部3cから取得した識別
情報「5678」と一致する。この結果、CPU20
は、カメラ本体部2とレンズ部3cとの組み合わせにお
けるデジタルカメラシステム1を使用可能とする。
【0079】最後に、カメラ本体部2に対してレンズ部
3dが装着された場合、レンズ部3dには識別情報の設
定が行われているため、カメラ本体部2のCPU20
は、メモリ26から2つの参照情報を読み出すととも
に、レンズ部3cにアクセスしてメモリ37から識別情
報を読み出す。そして、CPU20が参照情報と識別情
報とが一致するか否かを判定すると、2つの参照情報の
いずれもがレンズ部3dから取得した識別情報「596
3」と一致しない。この結果、CPU20は、カメラ本
体部2とレンズ部3cとの組み合わせは、不正な組み合
わせであると認識し、当該組み合わせでのデジタルカメ
ラシステム1の撮影機能を制限する。
【0080】したがって、後述するような自動モードで
の識別情報の確認が行えなかった場合に手動による参照
情報の入力受付を考慮しないとすると、図9に示す例で
はカメラ本体部2とレンズ部3a,3b,3cとの組み
合わせでのデジタルカメラシステム1は正常に使用可能
となり、カメラ本体部2とレンズ部3dとの組み合わせ
でのデジタルカメラシステム1は撮影機能が制限される
ことになるのである。
【0081】次に、この実施の形態でのアクセサリ認識
機能を実現するための動作手順について説明する。図1
0は、アクセサリ認識機能に関するフローチャートであ
る。
【0082】デジタルカメラシステム1の電源がオンに
なると、CPU20はカメラ本体部2にレンズ部3が装
着されているかどうかの判断を行う(ステップS2
0)。レンズ部3が装着されていない状態で電源がオン
となった場合には、レンズ部3が装着されるまで待機状
態となる。一方、レンズ部3が装着されている場合には
ステップS21に進み、レンズ部3に対する識別情報の
確認のための処理を開始する。なお、レンズ部3が他の
カメラアクセサリと交換装着されたときにも、ステップ
S21以降の処理が行われる。
【0083】ステップS22では、CPU20はレンズ
部3に識別情報が設定されているか否かの判定を行う。
具体的には、CPU20はレンズ部3のメモリ37にア
クセスし、そのメモリ37内に識別情報が格納されてい
るかどうかを調べることで判定を行う。そして、レンズ
部3に識別情報が設定されていないと判定した場合に
は、一般のカメラ機能を実現するためにアクセサリ認識
機能としての処理が終了する。
【0084】一方、レンズ部3に識別情報が設定されて
いると判定した場合には、ステップS23に進み、確認
モードが自動モードと手動モードとのいずれに設定され
ているかを判断し、自動モードに設定されていればステ
ップS24に進み、手動モードに設定されていればステ
ップS35に進む。
【0085】自動モードに設定されていた場合には、C
PU20はカメラ本体部2内のメモリ26に格納されて
いる参照情報の全てを読み出すとともに、レンズ部3の
メモリ37に格納されている識別情報も読み出し、識別
情報と参照情報のいずれかとが一致するか否かを判断す
る(ステップS24)。
【0086】ここで、メモリ26に格納されている参照
情報のいずれかと、レンズ部3から取得した識別情報と
が一致したときには、レンズ部3が不正入手等によるも
のでなく、ユーザに対する正規のカメラアクセサリであ
ると判断することができるので、確認のための処理が終
了する。そして、当該レンズ部3とカメラ本体部2との
組み合わせにおける一般のカメラ機能を実現してデジタ
ルカメラシステム1が使用可能になる。
【0087】これに対し、メモリ26に格納されている
参照情報とレンズ部3から取得した識別情報とが一致し
なかったときには、ステップS25に進み、手動モード
と同様に、ユーザに対して参照情報の入力を要求する。
【0088】なお、カメラ本体部2のメモリ26に参照
情報が設定されていない場合にもステップS24におけ
る判断結果は「NO」となり、ユーザに対して参照情報
の入力を要求することになる。
【0089】ステップS25においてCPU20は、ユ
ーザからの参照情報の入力の受付状態となる。このと
き、CPU20は、表示部203においてユーザに対し
て参照情報の入力が必要である旨の表示を行った後に、
上記のユーザインタフェースの画面内容を表示させる。
このため、ユーザは簡単な操作で参照情報の入力を行う
ことが可能になり、識別情報等の設定時と同様の手順
で、参照情報の入力を行う。
【0090】そしてステップS26においてCPU20
は、ユーザによって入力された参照情報と、メモリ37
から読み出した識別情報とが一致するか否かを判断す
る。
【0091】参照情報と識別情報とが一致したときに
は、レンズ部3が不正入手等によるものでなく、ユーザ
に対する正規のカメラアクセサリであると判断すること
ができるので、確認のための処理が終了する。そして、
当該レンズ部3とカメラ本体部2との組み合わせにおけ
る一般のカメラ機能を実現してデジタルカメラシステム
1が使用可能になる。
【0092】これに対し、参照情報と識別情報とが一致
しなかったときには、ステップS25に戻り、ユーザに
対して再度参照情報の入力を要求する。つまり、ユーザ
が識別情報と一致する参照情報を入力しない限りは、ス
テップS25,S26の処理が無制限に繰り返され、一
般のカメラ機能を実現するための処理には進まないので
ある。
【0093】この実施の形態においても、レンズ部3に
対する識別情報を入力するのはユーザであるとともに、
参照情報を入力するのもユーザである。そして、ユーザ
の使用する可能性のあるカメラアクセサリに対して識別
情報を設定する際に、カメラ本体部2に対して参照情報
を予め設定しておくとともに、確認モードを自動モード
に設定しておけば、電源オン時またはカメラアクセサリ
の交換装着時に毎回ユーザが参照情報を入力する必要が
なくなる。すなわち、カメラ本体部2のCPU20が予
め設定された参照情報に基づいてカメラアクセサリが正
規のものであるかどうかを自動認識することができるの
で、デジタルカメラシステム1を使用する際の操作を簡
単にすることができるのである。
【0094】ところが、自動モードで識別情報の確認が
できなかった場合には、手動モードに移行し、ユーザに
対して参照情報の手動入力を要求し、ユーザが適切な参
照情報を入力しない限りは、当該レンズ部3とカメラ本
体部2との組み合わせでのデジタルカメラシステム1を
使用することができなくなるのである。
【0095】なお、この実施の形態においても、CPU
20が実現する機能制限手段は、デジタルカメラシステ
ムとしての全ての撮影機能を制限するだけでなく、撮影
機能の一部を制限するように構成してもよいことは勿論
である。
【0096】以上のように、この実施の形態において
は、カメラ本体部2が参照情報を予め記憶しておくため
のメモリ26を備えているため、カメラ本体部2に装着
されたレンズ部3が正規のカメラアクセサリであるか否
かを自動で認識することができるとともに、そのレンズ
部3が正規のカメラアクセサリでない場合に、被写体を
撮影する際の撮影機能を制限することができるように構
成されているのである。したがって、カメラアクセサリ
の交換装着時における操作手順を低減することが可能で
あるとともに、カメラ本体部2とレンズ部3とが不正な
組み合わせで使用される場合に、撮影機能を制限するこ
とが可能であり、第3者にデジタルカメラシステム1を
不正使用されることを回避することができる。この結
果、盗難等の未然防止をもたらす効果も期待される。
【0097】なお、この実施の形態において、カメラ本
体部2とレンズ部3とがセット販売等されるような場合
には、製造時等に、カメラ本体部2のメモリ26と、レ
ンズ部3のメモリ37とのそれぞれに対して参照情報と
識別情報とを同一内容で予め設定してくようにしてもよ
いことは言うまでもない。
【0098】また、確認モードに手動モードを設けるこ
とで、レンズ部3には識別情報を設定するが、カメラ本
体部2には参照情報を予め設定しないというような使用
方法にも対応することができる。このため、例えば、カ
メラ本体部2とレンズ部3とが一体として盗難された場
合にも、不正使用を防ぐことが可能である。
【0099】<3.変形例>以上、この発明の実施の形
態について説明したが、この発明は上記各実施形態の内
容に限定されるものではない。
【0100】例えば、上記説明においてはデジタルカメ
ラシステムを例に挙げたが、これに限定されるものでは
なく、銀塩カメラ等のカメラシステムにも適用すること
ができることは勿論である。
【0101】また、上記説明においてはレンズ部をカメ
ラアクセサリの主たる例として記載したが、この発明は
フラッシュ部等の他のカメラアクセサリにも適用するこ
とが可能であるは言うまでもない。そして、カメラ本体
部に対して複数のカメラアクセサリが装着される場合も
ある。例えば、カメラ本体部に対してレンズ部とフラッ
シュ部とを装着してカメラシステムを構成する場合がこ
れに該当する。そして、この場合、カメラ本体部は装着
された各カメラアクセサリに対して識別情報が設定され
ているかの否かを判定し、少なくとも1つのカメラアク
セサリに対して識別情報が設定されており、そのカメラ
アクセサリが正規のカメラアクセサリでないと認識され
るときには、そのカメラシステムは、撮影機能が制限さ
れるのである。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、装着されたカメラアクセサリから所定の
情報を読み出して、カメラアクセサリが正規のカメラア
クセサリであるか否かを認識する認識手段と、カメラア
クセサリが正規のカメラアクセサリでない場合に、被写
体を撮影する際の撮影機能を制限する機能制限手段とを
備えるため、不正なカメラアクセサリが装着された場合
に、その組み合わせでの撮影機能を制限することが可能
になる。この結果、第3者による不正使用等を防止する
ことができる。
【0103】請求項2に記載の発明によれば、装着され
たカメラアクセサリに対して識別情報が設定されている
か否かを判定し、カメラアクセサリに対して識別情報が
設定されている場合に、識別情報が所定の参照情報と一
致するか否かによってカメラアクセサリが正規のカメラ
アクセサリであるか否かを認識するため、識別情報が所
定の参照情報と一致しない限り撮影機能が制限されるの
で、不正な組み合わせでの撮影機能を制限することが可
能になる。
【0104】請求項3に記載の発明によれば、所定の操
作入力手段から入力される情報を参照情報とするため、
参照情報を入力する者との関係において正規のカメラア
クセサリであるか否かを判断することが可能になる。
【0105】請求項4に記載の発明によれば、操作入力
手段から入力される情報に基づいて、カメラアクセサリ
に対して識別情報を設定付与するため、任意の識別情報
を設定することが可能になる。
【0106】請求項5に記載の発明によれば、参照情報
を予め記憶しておくことができるため、装着されたカメ
ラアクセサリが正規のカメラアクセサリであるか否かを
自動的に認識することが可能になる。
【0107】請求項6に記載の発明によれば、識別情報
を記憶する記憶手段を備え、カメラ本体部に装着された
際に、カメラ本体部から記憶手段に記憶されている識別
情報の読み出しが行われるため、カメラ本体部に対して
識別情報を与えることができるので、カメラ本体部にお
いて正規のカメラアクセサリであるか否かの判断を行わ
せることが可能になる。
【0108】請求項7に記載の発明によれば、識別情報
は、カメラ本体部によって記憶手段に書き込まれるた
め、任意の識別情報を記憶することができるとともに、
識別情報を入力するためのユーザインタフェースを設け
る必要がない。
【0109】請求項8に記載の発明によれば、カメラ本
体部に任意のカメラアクセサリが装着された際に、当該
カメラアクセサリから所定の情報を読み出すことによっ
て、当該カメラアクセサリが正規のカメラアクセサリで
あるか否かを認識し、当該カメラアクセサリが正規のカ
メラアクセサリでない場合に、カメラ本体部が当該カメ
ラアクセサリとの組み合わせにおける撮影機能を制限す
るため、不正なカメラアクセサリが装着された場合に、
その組み合わせでの撮影機能を制限することが可能にな
る。この結果、第3者による不正使用等を防止すること
ができる。
【0110】請求項9に記載の発明によれば、カメラ本
体部は、装着されたカメラアクセサリに対して識別情報
が設定されているか否かを判定し、カメラアクセサリに
対して識別情報が設定されている場合に、識別情報が所
定の参照情報と一致するか否かによってカメラアクセサ
リが正規のカメラアクセサリであるか否かを認識するた
め、識別情報が所定の参照情報と一致しない限り撮影機
能が制限されるので、不正な組み合わせでの撮影機能を
制限することが可能になる。
【0111】請求項10に記載の発明によれば、カメラ
本体部は、操作入力手段を備え、操作入力手段から入力
される情報を参照情報とするため、参照情報を入力する
者との関係において正規のカメラアクセサリであるか否
かを判断することが可能になる。
【0112】請求項11に記載の発明によれば、カメラ
本体部は、参照情報を予め記憶しておく記憶手段を備
え、カメラアクセサリが装着された際に記憶手段から参
照情報を読み出し、自動的にカメラアクセサリが正規の
カメラアクセサリであるか否かを認識するため、カメラ
アクセサリ装着時における操作を低減することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すデジタルカメラシ
ステムの外観図である。
【図2】カメラ本体部からレンズ部を離脱させた状態を
示す図である。
【図3】第1の実施の形態におけるデジタルカメラシス
テムの内部構成を示すブロック図である。
【図4】カメラ本体部の背面側に設けられた操作入力部
の拡大図である。
【図5】第1の実施の形態において表示部に表示される
画面内容を示す図である。
【図6】第1の実施の形態におけるアクセサリ認識機能
に関するフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態におけるデジタルカメラシス
テムの内部構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態において表示部に表示される
画面内容を示す図である。
【図9】第2の実施の形態における自動モードの場合の
動作例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態におけるアクセサリ認識機
能に関するフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラシステム(カメラシステム) 2 カメラ本体部 3 レンズ部(カメラアクセサリ) 20 CPU 26,37 メモリ(記憶手段) 203 表示部 204 操作入力部(操作入力手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 BB01 BB05 FB21 FB40 HA13 2H100 EE00 FF01 FF02 FF07 2H105 EE21 5C022 AA11 AA13 AB15 AC07 AC54 AC69 AC78 AC80 CA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラアクセサリを着脱自在なカメラ本
    体部であって、 装着されたカメラアクセサリから所定の情報を読み出し
    て、前記カメラアクセサリが正規のカメラアクセサリで
    あるか否かを認識する認識手段と、 前記カメラアクセサリが正規のカメラアクセサリでない
    場合に、被写体を撮影する際の撮影機能を制限する機能
    制限手段と、を備えることを特徴とするカメラ本体部。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラ本体部におい
    て、 前記認識手段は、装着された前記カメラアクセサリに対
    して前記所定の情報としての識別情報が設定されている
    か否かを判定し、前記カメラアクセサリに対して前記識
    別情報が設定されている場合に、前記識別情報が所定の
    参照情報と一致するか否かによって前記カメラアクセサ
    リが正規のカメラアクセサリであるか否かを認識するこ
    とを特徴とするカメラ本体部。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカメラ本体部におい
    て、 前記認識手段は、所定の操作入力手段から入力される情
    報を前記参照情報とすることを特徴とするカメラ本体
    部。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカメラ本体部におい
    て、 前記操作入力手段から入力される情報に基づいて、前記
    カメラアクセサリに対して前記識別情報を設定付与する
    ことを特徴とするカメラ本体部。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載のカメラ本体部において、 前記参照情報を予め記憶しておく記憶手段、をさらに備
    えることを特徴とするカメラ本体部。
  6. 【請求項6】 カメラ本体部に着脱自在なカメラアクセ
    サリであって、 識別情報を記憶する記憶手段、を備え、 前記カメラ本体部に装着された際に、前記カメラ本体部
    から前記記憶手段に記憶されている前記識別情報の読み
    出しが行われることを特徴とするカメラアクセサリ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカメラアクセサリにお
    いて、 前記識別情報は、前記カメラ本体部によって前記記憶手
    段に書き込まれることを特徴とするカメラアクセサリ。
  8. 【請求項8】 カメラ本体部に対してカメラアクセサリ
    が交換可能なカメラシステムであって、 前記カメラ本体部に任意のカメラアクセサリが装着され
    た際に、当該カメラアクセサリから所定の情報を読み出
    すことによって、当該カメラアクセサリが正規のカメラ
    アクセサリであるか否かを認識し、当該カメラアクセサ
    リが正規のカメラアクセサリでない場合に、前記カメラ
    本体部が当該カメラアクセサリとの組み合わせにおける
    撮影機能を制限することを特徴とするカメラシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記カメラ本体部は、装着された前記カメラアクセサリ
    に対して前記所定の情報としての識別情報が設定されて
    いるか否かを判定し、前記カメラアクセサリに対して前
    記識別情報が設定されている場合に、前記識別情報が所
    定の参照情報と一致するか否かによって前記カメラアク
    セサリが正規のカメラアクセサリであるか否かを認識す
    ることを特徴とするカメラシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカメラシステムにお
    いて、 前記カメラ本体部は、操作入力手段を備え、前記操作入
    力手段から入力される情報を前記参照情報とすることを
    特徴とするカメラシステム。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載のカ
    メラシステムにおいて、 前記カメラ本体部は、前記参照情報を予め記憶しておく
    記憶手段を備え、前記カメラアクセサリが装着された際
    に前記記憶手段から前記参照情報を読み出し、自動的に
    前記カメラアクセサリが正規のカメラアクセサリである
    か否かを認識することを特徴とするカメラシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004117952A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ用アクセサリ
KR100437031B1 (ko) * 2001-12-27 2004-06-23 엘지전자 주식회사 플라즈마 진공자외선을 이용한 형광체 검사장치 및 방법
EP1635556A2 (en) 2004-09-09 2006-03-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera system, camera body, and camera head
JP2007194840A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Toshiba Corp リモートコントロール装置、および受像システム
US7496292B2 (en) 2005-01-20 2009-02-24 Fujifilm Corporation Camera system

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