JP2001016110A - ハフマン符号復号化装置 - Google Patents

ハフマン符号復号化装置

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JP2001016110A JP18328699A JP18328699A JP2001016110A JP 2001016110 A JP2001016110 A JP 2001016110A JP 18328699 A JP18328699 A JP 18328699A JP 18328699 A JP18328699 A JP 18328699A JP 2001016110 A JP2001016110 A JP 2001016110A
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    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/40Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
    • H03M7/42Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模が小さく高速化にも対応するハフマ
ン符号復号化装置を提供する。 【解決手段】 ハフマン符号復号化装置は、復号アドレ
スを計算するアドレス計算回路1と、夫々が初期データ
を予め記憶する初期比較データ記憶回路3及び初期計算
データ記憶回路4と、圧縮データに含まれるハフマン符
号を出力する圧縮データ出力回路5と、復号データを予
め記憶する復号データ記憶回路6と、ハフマン符号長に
対応するデータを選択するプライオリティエンコーダ8
及び9とで構成される。ハフマン符号復号化装置は、M
を最大ハフマン符号長、Nを1からMの自然数として、
ハフマン符号長がNビット以上のハフマン符号に対応す
る各個別回路を全てNビット構成にして、必要とするN
ビット部分だけを対象にして復号化処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハフマン符号復号
化装置に係り、より詳細には、カラー静止画像符号化方
式に関するISO/IEC10198−1国際規格であ
るJPEG(Joint Photographic Experts Group)やカ
ラー動画像符号化方式に関するISO/IEC1117
2−2国際規格であるMPEG1(Motion Picture Ima
ge CodingExperts Group)、ISO/IEC13818
−2国際規格であるMPEG2、IEC61834−2
国際規格であるDV(Digital Video)に基づいて符号化
された圧縮データを復号化する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像データは、一般に情報量がきわめて
大きいので、処理を容易にするために、データ圧縮技術
が利用されている。JPEGやMPEG1,MPEG
2,DVは、ハフマン符号を用いた画像データ圧縮技術
であり、国際標準の1つとして採用されている。
【0003】ハフマン符号から復号データに変換するハ
フマン符号復号化装置には、回路規模を小さくする技術
がいくつか提案されている。図3は、特開平6−276
104号公報に記載のハフマン符号復号化装置のブロッ
ク図である。ハフマン符号復号化装置は、夫々が符号フ
ィルタ回路301、ハフマン符号レジスタ302、及
び、一致検出回路303で構成され、対応するハフマン
符号にのみ応答して復号アドレスを出力する複数の個別
回路311から31nを有する。ハフマン符号復号化装
置は、圧縮データが入力されると、圧縮データに含まれ
るハフマン符号を各個別回路311から31nに入力
し、応答した特定の個別回路が出力する復号アドレスに
基づいてハフマンテーブル320から復号データを取り
出す。
【0004】図4は、特開平6−276394号公報に
記載のハフマン符号復号化装置のブロック図である。ハ
フマン符号復号化装置は、ハフマン符号長を検出する符
号長検出部431、及び、予め記憶した復号データと符
号長検出部431で検出された符号長とに基づいて復号
データを出力する復号データ検出部432で構成され
る。符号長検出部431では、8ビット比較器411、
9ビット比較器412、・・・、15ビット比較器41
8、16ビット比較器419が圧縮データに含まれるハ
フマン符号とハフマン符号の最大符号値M8からM16
とを比較し、プライオリティエンコーダ410がその比
較結果からハフマン符号長を検出する。復号データ検出
部432では、256ワードRAM421から429に
ハフマン符号値を復号アドレスとして入力し中間データ
を出力して、データセレクタ420がハフマン符号長に
従ってこの中間データの何れかを選択することで復号デ
ータを出力する。
【0005】図5は、特開平7−303045号公報に
記載のハフマン符号復号化装置のブロック図である。図
5のハフマン符号復号化装置は、中間データを出力する
アドレス計算部554、ハフマン符号長を出力する符号
長検出回路553、復号アドレスを出力するアドレスセ
レクタ552、及び、復号データを予め記憶するメモリ
回路551で構成される。アドレス計算部554は、入
力する各ビット数のハフマン符号に対応する初期データ
記憶手段521から536、及び、1ビット加算器50
1から16ビット加算器516で構成され、夫々が所定
の計算を行い中間データを出力する。図5のハフマン符
号復号化装置では、アドレスセレクタ552が中間デー
タをハフマン符号長に基づいて選択し該当する復号アド
レスを出力し、メモリ回路551が復号アドレスに基づ
いて復号データを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のハフマン符
号復号化装置には、下記のような問題があった。図3の
ハフマン符号復号化装置では、個別回路311から31
nが全てのハフマン符号に対応するために全ハフマン符
号数の個別回路が必要となるので、全体の回路規模が大
きくなる。
【0007】図4のハフマン符号復号化装置では、復号
データを予め記憶する夫々のメモリに未使用領域がある
ので、メモリの使用効率が低いことによる回路規模の増
大がある。符号長検出部431は、8ビット比較器41
1から16ビット比較器419が符号長検出をするの
で、1ビットから16ビット全てのハフマン符号の符号
長検出には処理を2回に分割し、最初に1ビットから7
ビットの符号長検出を、次に、8ビットから16ビット
の符号長検出を行う必要がある。このため、検出のため
の処理時間が長くなる。
【0008】図5のハフマン符号復号化装置では、アド
レス計算部554に加算器を、符号長検出回路553に
比較器を、夫々に1ビットから16ビットまでのものを
全て備えている。加算器及び比較器は、対応するビット
長に比例してその回路規模が増加するので、全体の回路
規模が大きくなる。
【0009】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、回路
規模が小さく高速化にも対応できるハフマン符号復号化
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のハフマン符号復号化装置は、ハフマン符号
長の最大ビット長をMビット、Nを1からMまでの自然
数として、全てのハフマン符号を小さな符号値から順に
並べた2のN乗個以内の復号データを記憶する復号デー
タ記憶手段と、前記ハフマン符号が持つ各ビット長にお
ける最大符号値を比較データとして予め記憶する初期比
較データ記憶手段と、前記ハフマン符号が持つ各ビット
長における最小符号値から該最小符号値の復号データに
対応する前記復号アドレスを減算した減算値を計算デー
タとして予め記憶する初期計算データ記憶手段と、ハフ
マン符号の各ビット長毎に配設されて、入力ハフマン符
号と前記比較データとを夫々比較する符号長比較器を有
し、該符号長比較器の出力に基づいて入力ハフマン符号
のハフマン符号長を検出する符号長検出手段と、前記ハ
フマン符号長検出手段で検出されたハフマン符号長を持
つ前記計算データを選択して減算データを出力する第1
の選択手段と、入力ハフマン符号の各ビットの内で特定
のビットを選択して被減算データを出力する第2の選択
手段と、前記被減算データと前記減算データとから前記
復号アドレスを計算するアドレス計算手段とを備え、ハ
フマン符号を含む圧縮データから該ハフマン符号に対す
る復号データを予め記憶する復号アドレスから求めるハ
フマン符号復号化装置において、前記符号長検出手段で
は、ハフマン符号の1からN−1ビット長に対応する符
号長比較器は、対応する符号長のビット数の比較器で構
成され、ハフマン符号のNからMビット長に対応する符
号長比較器は、何れもNビットの比較器で構成されると
共に、nをNからM迄の自然数として、nビット長に対
応する符号長比較器は、入力ハフマン符号の第(n−N
+1)ビットから第nビットまでのNビットと前記比較
データとを比較し、前記第2の選択手段は、入力ハフマ
ン符号がN−1ビット以下であれば入力ハフマン符号を
そのまま選択し、入力ハフマン符号がNビット以上であ
れば、第(n−N+1)ビットから第nビットまでのN
ビット長部分を選択することを特徴とする。
【0011】本発明のハフマン符号復号化装置は、Nビ
ット以上の入力ハフマン符号に対して、復号化処理に有
効なNビット長部分のみを処理対象とするので、全体の
回路規模を小さくすることができる。
【0012】本発明のハフマン符号復号化装置では、初
期比較データ記憶手段及び初期計算データ記憶手段は、
N−1ビット以下のハフマン符号長に対応するデータは
対応する符号長のビット数のメモリで記憶し、Nビット
以上のハフマン符号長に対応するデータはNビットのメ
モリで記憶することも好ましい。
【0013】本発明のハフマン符号復号化装置は、初期
比較データ記憶手段及び初期計算データ記憶手段に未使
用領域がなく、最低限必要な構成にすることができるの
で、回路規模をより小さくすることができる。
【0014】また、本発明のハフマン符号復号化装置
は、アドレス計算手段がNビットの減算器で回路が構成
されることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態例のハ
フマン符号復号化装置について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施形態例のハフマン符号復号
化装置のブロック図である。本実施形態例のハフマン符
号復号化装置は、最大符号値を予め記憶する初期比較デ
ータ記憶回路3、計算データを予め記憶する初期計算デ
ータ記憶回路4、ハフマン符号と比較データとを夫々比
較しハフマン符号のハフマン符号長を検出する符号長検
出回路2、ハフマン符号長に基づいて計算データを選択
し減算データを出力するプライオリティエンコーダ8、
ハフマン符号長に基づいてハフマン符号を所定のビット
数部分に選択して被減算データを出力するプライオリテ
ィエンコーダ9、被減算データと減算データとから復号
アドレスを計算するアドレス計算回路1、圧縮データに
含まれるハフマン符号を出力する圧縮データ出力回路
5、及び、復号データを予め夫々記憶する復号データ記
憶回路6で構成される。
【0016】初期比較データ記憶回路3は、各ハフマン
符号長における最大符号値の下位8ビット長部分を予め
記憶する。初期比較データ記憶回路3は、1ビットのハ
フマン符号長の最大符号値M1を記憶する1ビットメモ
リの比較データメモリ121、・・・、7ビットのハフ
マン符号長の最大符号値M7を記憶する7ビットメモリ
の比較データメモリ127、8ビットのハフマン符号長
の最大符号値M8を記憶する8ビットメモリの比較デー
タメモリ128、9ビットのハフマン符号長の最大符号
値M9の下位8ビット長部分を記憶する8ビットメモリ
の比較データメモリ129、・・・、15ビットのハフ
マン符号長の最大符号値M15の下位8ビット長部分を
記憶する8ビットメモリの比較データメモリ135、及
び、16ビットのハフマン符号長の最大符号値M16の
下位8ビット長部分を記憶する8ビットメモリの比較デ
ータメモリ136で構成される。初期比較データ記憶回
路3は、比較データメモリ121から136からのメモ
リ出力を、総数100本のデータ線で符号長検出回路2
の夫々の第1データ入力に入力する。
【0017】圧縮データ出力回路5は、圧縮データに含
まれるハフマン符号の第1ビットD0から第16ビット
D15を総数16本のデータ線で符号長検出回路2の夫
々の第2データ入力、及び、プライオリティエンコーダ
9の夫々のデータ入力に入力する。
【0018】初期計算データ記憶回路4は、nビットの
ハフマン符号長の最小符号値からこの最小符号値に対す
る復号アドレスの値を減算した計算データを予め記憶す
る。初期計算データ記憶回路4は、1ビットのハフマン
符号長に対する計算データを記憶する1ビットメモリの
計算データメモリ161、・・・、7ビットのハフマン
符号長に対する計算データを記憶する7ビットメモリの
計算データメモリ167、8ビットのハフマン符号長に
対する計算データを記憶する8ビットメモリの計算デー
タメモリ168、・・・、15ビットのハフマン符号長
に対する計算データを記憶する8ビットメモリの計算デ
ータメモリ175、及び、16ビットのハフマン符号長
に対する計算データを記憶する8ビットメモリの計算デ
ータメモリ176で構成される。初期計算データ記憶回
路4は、ハフマン符号長が1ビットから16ビットの計
算データのメモリ出力を、総数100本のデータ線でプ
ライオリティエンコーダ8の夫々のデータ入力に入力す
る。
【0019】符号長検出回路2は、1ビット比較器であ
る1ビットハフマン符号長比較器141、・・・、7ビ
ット比較器である7ビットハフマン符号長比較器14
7、8ビット比較器である8ビットハフマン符号長比較
器148、・・・、8ビット比較器である15ビットハ
フマン符号長比較器155、及び、8ビット比較器であ
る16ビットハフマン符号長比較器156、で構成され
る。符号長検出回路2は、1ビットハフマン符号長比較
器141が第1データ入力に計算データメモリ161か
らのメモリ出力を第2データ入力に入力した入力ハフマ
ン符号の第1ビットD0を、2ビットハフマン符号長比
較器142が第1データ入力に計算データメモリ162
からのメモリ出力を第2データ入力に入力した入力ハフ
マン符号の第1ビットD0から第2ビットD1を、・・
・、7ビットハフマン符号長比較器147が第1データ
入力に計算データメモリ167からのメモリ出力を第2
データ入力に入力した入力ハフマン符号の第1ビットD
0から第7ビットD6を、8ビットハフマン符号長比較
器148が第1データ入力に計算データメモリ168か
らのメモリ出力を第2データ入力に入力した入力ハフマ
ン符号の第1ビットD0から第8ビットD7を、9ビッ
トハフマン符号長比較器149が第1データ入力に計算
データメモリ169からのメモリ出力を第2データ入力
に入力した入力ハフマン符号の第2ビットD1から第9
ビットD8を、・・・、15ビットハフマン符号長比較
器155が第1データ入力に計算データメモリ176か
らのメモリ出力を第2データ入力に入力した入力ハフマ
ン符号の第8ビットD7から第15ビットD14を、及
び、16ビットハフマン符号長比較器156が第1デー
タ入力に計算データメモリ176からのメモリ出力を第
2データ入力に入力した入力ハフマン符号の第9ビット
D8から第16ビットD15を、夫々入力する。
【0020】符号長検出回路2は、1ビットハフマン符
号長比較器141から16ビットハフマン符号長比較器
156比較器が、比較データメモリ161から176か
らの比較データと圧縮データ出力回路5からの入力ハフ
マン符号の対象とするビット長部分とを比較することで
符号長検出を行い、ハフマン符号長を示す選択信号を総
数16本のデータ線でプライオリティエンコーダ8及び
9の選択信号入力に入力する。
【0021】ここで、符号長検出回路2が行う符号長検
出について、一例を上げて説明する。圧縮データ出力回
路5は、ハフマン符号長が9ビットである入力ハフマン
符号の符号値の第1ビットD0から第9ビットD8“1
11110110”を符号長検出回路2の夫々の第2デ
ータ入力に入力する。8ビットハフマン符号長比較器1
48は、第1データ入力が8ビットのハフマン符号長の
最大符号値M8“11111010”であり、第2デー
タ入力が入力ハフマン符号の符号値の第1ビットD0か
ら第8ビットD7“11111011”であるので、そ
の比較出力がHレベルになる。9ビットハフマン符号長
比較器149は、第1データ入力が9ビットのハフマン
符号長の最大符号値M9“11111101”であり、
第2データ入力が入力ハフマン符号の符号値の第2ビッ
トD1から第9ビットD8“11110110”である
ので、その比較出力がLレベルになる。
【0022】符号長検出回路2は、各ハフマン符号長の
最大符号値と入力ハフマン符号の符号値とを夫々に比較
するので、1ビットハフマン符号長比較器141から8
ビットハフマン符号長比較器148の比較出力は全てH
レベルになり、9ビットハフマン符号長比較器149か
ら16ビットハフマン符号長比較器156の比較出力は
全てLレベルになる。プライオリティエンコーダ8及び
9は、1ビットハフマン符号長比較器141の比較出力
から順に参照し、HレベルからLレベルに変わる境界の
比較出力であることを認識すれば、ハフマン符号長が9
ビットであると決定する。
【0023】プライオリティエンコーダ8は、符号長検
出回路2からの比較出力に基づいてハフマン符号長を決
定して、初期計算データ記憶回路4から該当する計算デ
ータを総数8本のデータ線でアドレス計算回路1の減数
入力に入力する。プライオリティエンコーダ9は、符号
長検出回路2からの比較出力に基づいてハフマン符号長
を決定し、入力ハフマン符号の対象とする8ビット部分
を総数8本のデータ線でアドレス計算回路1の被減数入
力に入力する。
【0024】アドレス計算回路1は、8ビット減算器1
01から構成され、入力ハフマン符号の対象とする8ビ
ット部分から該当する計算データを減算し、その減算値
を復号アドレスとして総数8本のデータ線で復号データ
記憶回路6のアドレス入力に入力する。復号データ記憶
回路6は、復号アドレスが示す番地にハフマン符号を復
号した復号データを予め記憶しているので、復号アドレ
スが入力されると復号データを出力する。
【0025】ここで、本実施形態例のハフマン符号復号
化装置で採用されている復号化処理のアルゴリズムにつ
いて説明する。この復号化処理では、任意のハフマン符
号長(1ビットから16ビット)からなるJ個のハフマ
ン符号を値の小さい順にソートした並べ替えハフマン符
号群として配置する。初期設定としては、並べ替えハフ
マン符号群のハフマン符号長Iのハフマン符号の中か
ら、配列変数MINCODE(I)に最小符号値を、配
列変数MAXCODE(I)に最大符号値M1からM1
6を夫々記憶する。配列変数MAXCODE(I)は、
ハフマン符号長Iが8ビット以上の最大符号値M8から
M16に対して、下位の8ビット部分を記憶する。配列
変数VALPTR(I)には、配列変数MINCODE
(I)の記憶値が並べ替えハフマン符号群に配置する番
地を記憶する。配列変数HUFVAL(J)は、並べ替
えハフマン符号群のアドレス順に対応する復号データを
全て記憶する。
【0026】図2は、復号化処理を示すフローチャート
である。図2の復号化処理では、上記した配列変数とは
他に、ハフマン符号長I、復号アドレスJ、及び、入力
ハフマン符号CODEと配列変数MINVAL(I)を
使用し、ハフマン符号長Iの初期値に0を設定して実行
が開始される。まず、ハフマン符号長Iの記憶値をイン
クリメントし(ステップS11)、圧縮データに含まれ
るハフマン符号から、ハフマン符号長Iが7以下であれ
ば第1ビットから第Iビットまでを取り出し、ハフマン
符号長Iが8以上であれば第(I−8)ビットから第I
ビットまでを取り出して入力ハフマン符号CODEにハ
フマン符号の8ビット分を設定する(ステップS1
2)。
【0027】入力ハフマン符号CODEが配列変数MA
XCODE(I)より小さいか否かを判定し(ステップ
S13)、“NO”であればステップS11に処理を戻
し、“YES”であれば配列変数MINCODE(I)
から配列変数VALPTR(I)を減算して配列変数M
INVAL(I)に設定する(ステップS14)。入力
ハフマン符号CODEから配列変数MINVAL(I)
を減算し復号アドレスJを計算して(ステップS1
5)、予め復号データが記憶されている配列変数HUF
VAL(J)から復号データを求める(ステップS1
6)。
【0028】上記復号化処理を採用することにより、本
実施形態例のハフマン符号復号化装置では、ステップS
11からステップS13までの処理をハフマン符号長1
ビットから16ビットのハフマン符号に対応する夫々の
回路が同時実行した後にハフマン符号長Iを決定するこ
とができ、復号化処理を高速化している。配列変数MI
NCODE(I)及び配列変数VALPTR(I)の値
は全て既知であるので、両者の差を予め計算して配列変
数MINVAL(I)の値を全てメモリに記憶してステ
ップS14の減算処理を省略している。また、JPEG
国際規格のベースライン方式では、Iビットのハフマン
符号長に対する配列変数MAXCODE(I)と配列変
数MINCODE(I)との差であるハフマン符号の種
類が最大で162個あり、8ビットのアドレスで表現で
きるので、ハフマン符号長が8ビット以上のハフマン符
号に対応する回路構成を全て8ビット構成にしている。
【0029】上記実施形態例によれば、8ビット以上の
ハフマン符号長に対応する各回路を全て8ビット回路と
して構成するので、回路規模が小さくなる。
【0030】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のハフマン符号復号化装置
は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したハフマン符号復号化装置も、本発明の範囲に含まれ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハフマン
符号復号化装置では、回路規模が小さく高速化に対応で
きるので、デジタルスチルカメラ等の携帯機器に搭載す
ることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のハフマン符号復号化装
置のブロック図である。
【図2】復号化処理を示すフローチャートである。
【図3】特開平6−276104号公報に記載のハフマ
ン符号復号化装置のブロック図である。
【図4】特開平6−276394号公報に記載のハフマ
ン符号復号化装置のブロック図である。
【図5】特開平7−303045号公報に記載のハフマ
ン符号復号化装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 アドレス計算回路 2 符号長検出回路 3 初期比較データ記憶回路 4 初期計算データ記憶回路 5 圧縮データ出力回路 6 復号データ記憶回路 8,9,410 プライオリティエンコーダ 101 8ビット減算器 121〜136 比較データメモリ 141〜156 1ビットハフマン符号長比較器〜16
ビットハフマン符号長比較器 161〜176 計算データメモリ 301 フィルタ回路 302 ハフマン符号レジスタ 303 一致検出回路 311〜31n 個別回路 320 ハフマンテーブル 411〜419 8ビット比較器〜16ビット比較器 420 データセレクタ 421〜429 256ワードRAM 431 符号長検出部 432 復号データ検出部 501〜516 1ビット加算器〜16ビット加算器 521〜536 初期データ記憶手段 551 メモリ回路 552 アドレスセレクタ 553 符号長検出回路 554 アドレス計算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハフマン符号長の最大ビット長をMビッ
    ト、Nを1からMまでの自然数として、全てのハフマン
    符号を小さな符号値から順に並べた2のN乗個以内の復
    号データを記憶する復号データ記憶手段と、前記ハフマ
    ン符号が持つ各ビット長における最大符号値を比較デー
    タとして予め記憶する初期比較データ記憶手段と、前記
    ハフマン符号が持つ各ビット長における最小符号値から
    該最小符号値の復号データに対応する前記復号アドレス
    を減算した減算値を計算データとして予め記憶する初期
    計算データ記憶手段と、ハフマン符号の各ビット長毎に
    配設されて、入力ハフマン符号と前記比較データとを夫
    々比較する符号長比較器を有し、該符号長比較器の出力
    に基づいて入力ハフマン符号のハフマン符号長を検出す
    る符号長検出手段と、前記ハフマン符号長検出手段で検
    出されたハフマン符号長を持つ前記計算データを選択し
    て減算データを出力する第1の選択手段と、入力ハフマ
    ン符号の各ビットの内で特定のビットを選択して被減算
    データを出力する第2の選択手段と、前記被減算データ
    と前記減算データとから前記復号アドレスを計算するア
    ドレス計算手段とを備え、ハフマン符号を含む圧縮デー
    タから該ハフマン符号に対する復号データを予め記憶す
    る復号アドレスから求めるハフマン符号復号化装置にお
    いて、 前記符号長検出手段では、ハフマン符号の1からN−1
    ビット長に対応する符号長比較器は、対応する符号長の
    ビット数の比較器で構成され、ハフマン符号のNからM
    ビット長に対応する符号長比較器は、何れもNビットの
    比較器で構成されると共に、nをNからM迄の自然数と
    して、nビット長に対応する符号長比較器は、入力ハフ
    マン符号の第(n−N+1)ビットから第nビットまで
    のNビットと前記比較データとを比較し、 前記第2の選択手段は、入力ハフマン符号がN−1ビッ
    ト以下であれば入力ハフマン符号をそのまま選択し、入
    力ハフマン符号がNビット以上であれば、第(n−N+
    1)ビットから第nビットまでのNビット長部分を選択
    することを特徴とするハフマン符号復号化装置。
  2. 【請求項2】 前記初期比較データ記憶手段及び前記初
    期計算データ記憶手段は、N−1ビット以下のハフマン
    符号長に対応するデータは対応する符号長のビット数の
    メモリで記憶し、Nビット以上のハフマン符号長に対応
    するデータはNビットのメモリで記憶する、請求項1に
    記載のハフマン符号復号化装置。
  3. 【請求項3】 アドレス計算手段がNビットの減算器で
    構成される、請求項1又は2に記載のハフマン符号復号
    化装置。
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