JP2001016021A - Icタグ構造及びその製造方法 - Google Patents

Icタグ構造及びその製造方法

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JP2001016021A
JP2001016021A JP18312699A JP18312699A JP2001016021A JP 2001016021 A JP2001016021 A JP 2001016021A JP 18312699 A JP18312699 A JP 18312699A JP 18312699 A JP18312699 A JP 18312699A JP 2001016021 A JP2001016021 A JP 2001016021A
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JP
Japan
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antenna
circuit
substrate
tag
pattern
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Application number
JP18312699A
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English (en)
Inventor
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Hiroshi Miyazawa
博 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyota KK
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Miyota KK
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】安価なICタグを提供する。 【解決手段】渦巻状パターンのアンテナ部3とICを搭
載した回路部とで構成されるICタグ構造において、ア
ンテナ部3のアンテナはアンテナ用基板に固定され、回
路部は回路基板6に搭載され、アンテナ部3と回路部は
導電部材で接続されているICタグ構造。及び、多数の
回路基板用小基板が形成された基板にICを搭載後、小
基板に分割した回路部と、アンテナ用基板にアンテナを
形成した、アンテナ部を電気的に接続するICタグ製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品等に付与されて
いるタグ情報を自動識別するためのシステム等におい
て、タグ情報を記憶して物品等に取付けられるICタグ
の構造及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品等に付与されているタグ情報を自動
的に読み取って識別するためのシステムとしてバーコー
ドが使用されていたが、より大量の情報を扱え、耐環境
性に優れ、しかも遠隔読み出しが可能なデータキャリア
システムと呼ばれる電子タグ識別システムが使用され始
めている。
【0003】電子タグ識別システムは、物品等に取付け
られている電子タグと呼ばれる応答器と、ホスト側に接
続される質問器とで構成され、応答器と質問器との間で
磁気、誘電電磁界、マイクロ波等の伝送媒体を介して非
接触で交信を行なうことを特徴としている。
【0004】電子タグ識別システムの情報伝送方式には
いろいろあるが、本発明はマイクロ波方式に関するもの
であり、質問器からの伝送信号のエネルギーを応答器の
駆動電力として用いることができる。このため、電池を
駆動源とする場合のように、電池の寿命が近づいてきた
ことによる応答能力の劣化や使用限界に至る心配がない
という利点を有している。
【0005】電子タグ式識別システムにおける応答器
は、質問器との間で信号を送受信するためのアンテナ部
と回路部から構成される。回路部に1チップで構成され
たICを使用し、アンテナ部は渦巻状パターンにより形
成することにより構成部品の少ない電子タグ、すなわち
ICタグが実現されている。
【0006】図9は従来技術によるICタグの上面図で
あり、図11は基板シート状のICタグの上面図であ
る。基板11には、貼付した金属薄膜をエッチングで加
工するかスクリーン印刷等で形成された渦巻状パターン
のアンテナ12とIC13が搭載されている。1枚の基
板シート14で4つのICタグが製造されている。IC
実装の済んだ基板シート14より、カッティングまたは
プレス抜き等の手法によって一つの基板11とし、保護
樹脂等にて表面を覆って完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ICタグは、機能的に
は一般にバーコードラベルが比較製品とされ、価格面に
おいても同様である。ICを使用するICタグは機能的
にはバーコードラベルより数段優れているが、構成部品
が多く製造工程も複雑で、価格も高いため、安価なIC
タグの供給が望まれている。
【0008】従来技術によるICタグ構造では、1つの
基板上にアンテナとICを搭載しているために、基板の
外形が大きく、ICの実装効率が低下していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】少なくとも、渦巻状パタ
ーンのアンテナ部とICを搭載した回路部とで構成され
るICタグ構造において、アンテナ部のアンテナはアン
テナ用基板に固定され、回路部は回路基板に搭載され、
アンテナ部と回路部は導電部材で接続されているICタ
グ構造とする。
【0010】少なくとも、多数の回路基板用小基板が形
成された基板にICを搭載する工程と、IC搭載後小基
板に分割して回路部を形成する工程と、アンテナ用基板
にアンテナを形成してアンテナ部を形成する工程と、回
路部とアンテナ部を電気的に接続する工程よりなるIC
タグ製造方法とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
ICタグの上面図であり、図2は図1のX−X断面図、
図3は図1のICタグを透視した裏面図である。図4は
本発明で利用されるアンテナ部で、図5は図4のアンテ
ナ部を透視した裏面図である。
【0012】アンテナ部3はアンテナ用基板1とアンテ
ナである渦巻パターン2、2’で構成されている。上面
のアンテナ2の外周端末部2aと下面のアンテナ2’の
外周端末部2’aはスルーホール4aで接続され、上面
のパターン2cと下面のアンテナの内周端末部2’bは
スルーホール4bで接続されている。
【0013】図6は本発明に係わる回路基板の上面図で
あり、図7は図6の回路基板を透視した裏面図である。
【0014】回路部を構成する回路基板6の上面には2
つのパターン7a、7bが形成され、下面には2つのパ
ターン7c、7dが形成されている。上面のパターン7
aと下面のパターン7d、上面のパターン7bと下面の
パターン7Cはそれぞれスルーホール4d、4cで接続
されている。回路基板6の上面にはIC5が搭載され、
ワイヤーによりパターン7a、7bと接続されている。
【0015】回路部は、アンテナ用基板1の上面に形成
されたアンテナ2の内周端末部2bとパターン2cとに
回路基板の下面パターン7d、7cを合わせて半田や
導電接着剤等の導電部材8b、8aで導通をとるととも
に固定されるICタグ構造である。
【0016】図8は本発明の他の実施形態を示すICタ
グの上面図である。本実施形態ではアンテナ部3’はア
ンテナ用基板1とアンテナである渦巻パターン2で構成
されている。アンテナ用基板1’は片面基板である。回
路基板6’の左部がパターン7’bと共に延在してお
り、スルーホール4’cにより接続された下面パターン
7’cとアンテナ2の外周端末部が接続されているIC
タグ構造である。
【0017】次に、ICタグの製造方法について説明す
る。 図10は回路基板の製造を説明するための図であ
る。回路部を構成する回路基板6を、1枚の基板10に
多数個(図では66個)形成する。パターンの形成され
た各回路基板6にICを搭載し、ICと回路基板6に形
成されたパターンをワイヤーボンディングやフェースダ
ウンボンディング等の接続手段により接続して回路部が
完成する。その後、カッティングまたはプレス抜き等の
手法により個々の回路基板6に分離する。基板10上の
回路基板6の配置は、前記手法により適した配置が選定
される。
【0018】アンテナ部3はアンテナ用基板1にアンテ
ナである渦巻パターン2、2’及び上面のアンテナ2の
外周端末部2aと下面のアンテナ2’の外周端末部2a
を接続するスルーホール4a、上面のパターン2cと下
面のアンテナの内周端末部2’bを接続するスルーホー
ル4bを形成して完成する。
【0019】回路部を、アンテナ用基板1の上面に形成
されたアンテナ2の内周端末部2bとパターン2cとに
回路基板6の下面パターン7d、7cを合わせて半田
や導電接着剤等の導電部材8b、8aで導通をとると共
に固定する。
【0020】
【発明の効果】アンテナ部と回路部を別基板とし、回路
部は小さな基板で多数個取りとしたので、ICの実装時
の基板の交換が少なく稼働率の向上と工数の削減ができ
た。
【0021】アンテナ部と回路部を別基板としたので、
アンテナ部の製造と回路部の製造を並行してできるので
製造手番を短くすることができた。
【0022】IC実装後に回路部のみで良否の判定がで
き、回路部不良によりアンテナを含む大きな基板を不良
にすることを防止できた。
【0023】前述のように、実装工数の低減、製造手番
の短縮、歩留まりの向上等により、ICタグを安価に提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すICタグの上面図
【図2】は図1のX−X断面図
【図3】図1のICタグを透視した裏面図
【図4】本発明で利用されるアンテナ部
【図5】図4のアンテナ部を透視した裏面図
【図6】本発明に係わる回路基板の上面図
【図7】図6の回路基板を透視した裏面図
【図8】本発明の他の実施形態を示すICタグの上面図
【図9】従来技術によるICタグの上面図
【図10】回路基板の製造を説明するための図
【図11】基板シート状のICタグの上面図
【符号の説明】
1 アンテナ用基板 1’ アンテナ用基板 2 アンテナ 2’ アンテナ 2a 外周端末部 2’a 外周端末部 2b 内周端末部 2’b 内周端末部 2c パターン 3 アンテナ部 3’ アンテナ部 4a スルーホール 4b スルーホール 4c スルーホール 4’c スルーホール 4d スルーホール 5 IC 6 回路基板 6’ 回路基板 7a パターン 7b パターン 7’b パターン 7c パターン 7’c パターン 7d パターン 8a 導電部材 8b 導電部材 10 基板 11 基板 12 アンテナ 13 IC 14 基板シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 23/00 G06K 19/00 K H05K 1/14 H Fターム(参考) 2C005 MA18 MB10 NA08 NB03 NB22 5B035 AA04 BA05 BB09 CA23 5E344 AA01 AA22 BB06 CC03 CD02 CD09 DD02 DD06 DD19 EE21 5J021 AA01 AB04 CA03 CA06 JA00 5J046 AA19 AB11 PA01 PA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、渦巻状パターンのアンテナ
    部とICを搭載した回路部とで構成されるICタグ構造
    において、アンテナ部のアンテナはアンテナ用基板に固
    定され、回路部は回路基板に搭載され、アンテナ部と回
    路部は導電部材で接続されていることを特徴とするIC
    タグ構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも、多数の回路基板用小基板が
    形成された基板にICを搭載する工程と、IC搭載後小
    基板に分割して回路部を形成する工程と、アンテナ用基
    板にアンテナを形成してアンテナ部を形成する工程と、
    回路部とアンテナ部を電気的に接続する工程よりなるI
    Cタグ製造方法。
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