JP2001014708A - レンズ付きスライダ及びその製造方法 - Google Patents

レンズ付きスライダ及びその製造方法

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JP2001014708A
JP2001014708A JP11179960A JP17996099A JP2001014708A JP 2001014708 A JP2001014708 A JP 2001014708A JP 11179960 A JP11179960 A JP 11179960A JP 17996099 A JP17996099 A JP 17996099A JP 2001014708 A JP2001014708 A JP 2001014708A
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lens
slider
recording medium
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polishing
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JP11179960A
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Kenjiro Watanabe
健次郎 渡辺
Naoto Kojima
直人 小島
Shigeru Hayashi
茂 林
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Hoya Corp
Sony Corp
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Hoya Corp
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生時に記録媒体に対向するように支持
されるスライダと、記録媒体の記録再生に使用する光を
集光するレンズとを備えたレンズ付きスライダとして、
スライダにレンズを精度良く取り付けることが容易であ
り、製造が簡単なレンズ付きスライダを提供する。 【解決手段】 スライダ2に、記録媒体対向面側が狭く
且つその反対側が広く形成された開口部を形成してお
き、この開口部内にレンズ4を取り付ける。このレンズ
4は、レンズ媒質を球状に形成した状態でスライダ2の
開口部内に取り付け、その後、スライダ2と共に研磨す
ることにより所定の形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクシステ
ムや光磁気ディスクシステム等の光学ヘッド用として好
適なレンズ付きスライダ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光磁気ディスク等のような
記録媒体の高記録密度化を進めるには、記録再生に使用
する光のスポット径を小さくする必要があり、そのため
には、対物レンズの開口数を大きくすることが有効であ
る。
【0003】そこで、対物レンズの開口数を大きくする
という観点から、いわゆるソリッドイマージョンレンズ
(SIL:Solid Immersion Lens)を対物レンズとして
使用する手法が考案されている。ソリッドイマージョン
レンズは、複数のレンズから構成され、入射光束が物体
側レンズの端面にて結像し、その大部分が当該レンズ端
面で全反射するように構成される。このとき、レンズ端
面と記録媒体との間隔を十分に狭めておけば、エバネッ
セント光の一部が記録媒体と結合してレンズ外に取り出
され、1以上の開口数での記録再生が可能となる。
【0004】このようにエバネッセント光を利用して記
録再生を行う際は、上述したように、レンズ端面と記録
媒体との間隙を十分に狭める必要があり、そのために、
ソリッドイマージョンレンズは、記録再生時に記録媒体
に対向するように支持されるスライダに搭載される。換
言すれば、エバネッセント光を利用して記録再生を行う
際は、レンズがスライダに搭載されてなるレンズ付きス
ライダが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ソリッドイマージョン
レンズを実用化するには、ソリッドイマージョンレンズ
を構成する各レンズをスライダに搭載するにあたり、そ
れらのレンズの間隔、平行度及び光軸等を精度良く合わ
せることが要求される。また、ソリッドイマージョンレ
ンズをスライダに搭載する際には、スライダの記録媒体
対向面と、物体側レンズのレンズ端面とにより、いわゆ
るABS(Air Bearing Surface)面が形成されるの
で、スライダの記録媒体対向面とレンズ端面とが同一面
になるようにすることが要求される。
【0006】以上のように、ソリッドイマージョンレン
ズを実用化するためには、当該ソリッドイマージョンレ
ンズをスライダに搭載するにあたり、非常に高いアライ
メント精度が要求される。そのため、レンズ付きスライ
ダは組み立てが難しく大量生産が困難であるという問題
があった。しかも、記録媒体の高記録密度化に伴い、ス
ライダやレンズの大きさは、ますます小型化する傾向に
ある。そして、小型化が進むと、スライダへのレンズの
取り付けは、ますます難しいものとなってしまう。
【0007】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、スライダにレンズを精度良く
取り付けることが容易であり、製造が簡単なレンズ付き
スライダ及びその製造方法を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレンズ付き
スライダは、記録媒体の記録及び/又は再生時に記録媒
体に対向するように支持されるスライダと、記録媒体の
記録及び/又は再生に使用する光を集光するレンズとを
備える。そして、スライダは、記録媒体対向面側が狭く
且つその反対側が広く形成された開口部を有し、レンズ
は、スライダの開口部内に取り付けられてなる。また、
レンズは、スライダの開口部内に取り付けられた後、ス
ライダと共に研磨されることにより所定の形状に形成さ
れてなる。
【0009】このレンズ付きスライダでは、スライダの
開口部内にレンズを取り付けた後、スライダと共に研磨
することで、レンズを所定の形状に形成するようにして
いる。したがって、スライダにレンズを精度良く取り付
けることが容易にでき、しかも、スライダの記録媒体対
向面とレンズ端面とを同一面とすることができる。
【0010】また、本発明に係るレンズ付きスライダの
製造方法は、記録媒体の記録及び/又は再生時に記録媒
体に対向するように支持されるスライダと、スライダに
取り付けられたレンズとを備えたレンズ付きスライダの
製造方法である。そして、凹部を有するスライダ部材を
作製するスライダ部材作製工程と、レンズ媒質を球状に
形成したレンズ部材を、スライダ部材の凹部内に取り付
けるレンズ部材取付工程と、レンズ部材が取り付けられ
たスライダ部材の記録媒体対向面となる側の面を、レン
ズ部材が所定のレンズ形状となるまで、レンズ部材と共
に研磨する研磨工程とを備える。
【0011】このレンズ付きスライダの製造方法では、
球状に形成されたレンズ部材をスライダ部材に形成され
た凹部内に落とし込んで取り付けるだけで、スライダに
対するレンズの位置が定まることとなる。したがって、
この製造方法によれば、スライダにレンズを精度良く取
り付けることが、非常に容易にできる。しかも、この製
造方法では、スライダ部材の記録媒体対向面となる側の
面を、レンズ部材が所定のレンズ形状となるまで、レン
ズ部材と共に研磨するようにしているので、スライダの
記録媒体対向面とレンズ端面が自ずと同一面となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の
説明では、光磁気ディスクの記録再生に使用される光学
ヘッドに搭載されるレンズ付きスライダを例に挙げる
が、本発明は以下の例に限定されるものではなく、スラ
イダにレンズが取り付けられてなるレンズ付きスライダ
に対して広く適用可能であることは言うまでもない。
【0013】本発明を適用したレンズ付きスライダの一
例を図1乃至図3に示す。なお、図1はレンズ付きスラ
イダ1の斜視図であり、図2はレンズ付きスライダ1を
上面から見た平面図であり、図3は図2のX1−X2線
における断面図である。なお、ここでは、レンズ付きス
ライダ1の記録媒体対向面1aの側の面を下面と称し、
記録媒体対向面1aの反対側の面を上面と称する。
【0014】このレンズ付きスライダ1は、光磁気ディ
スクの記録再生に使用される光学ヘッドに搭載されるレ
ンズ付きスライダであり、記録再生時に光磁気ディスク
に対向するように支持されるスライダ2と、光磁気ディ
スクの記録再生に使用する光を集光する第1及び第2の
レンズ3,4と、記録時に光磁気ディスクに対して磁界
を印加するための磁気コイル5とを備える。
【0015】スライダ2は、全体として略直方体状に形
成されてなる。本発明においてスライダ2の大きさは特
に限定されるものではないが、具体的には例えば、厚さ
t1を0.6mm程度、長さt2を2.8mm程度、幅
t3を2.2mm程度とする。
【0016】このスライダ2は、その前端中央部が切り
欠かれ、矩形状の凹部10が形成されている。そして、
この凹部10の中に、下面に至る開口部11が形成され
ている。この開口部11は、四角錐状に形成されてな
り、上面側が広く、下面側が狭くなっている。
【0017】そして、このスライダ2の上面に第1のレ
ンズ3が取り付けられており、開口部11の内部に第2
のレンズ4が取り付けられている。
【0018】第1のレンズ3は、球面レンズ又は非球面
レンズであり、一方の面12が平面とされ、その反対側
の面13が凸状に形成されてなる。また、凸状に形成さ
れることでレンズとして作用する部分の周囲には、この
第1のレンズ3を支持するレンズ支持部14が一体成形
されている。
【0019】そして、第1のレンズ3は、平面とされた
側の面12が、スライダ2の上面に接着されることで、
スライダ2に取り付けられている。ここで、第1のレン
ズ3は、当該第1のレンズ3の光軸が、スライダ2に形
成された開口部11の中心に一致するように、スライダ
2に形成された凹部10の上に配される。したがって、
第1のレンズ3のレンズとして作用する部分は凹部10
の上に位置しており、レンズ支持部14の部分がスライ
ダ2に接着されている。
【0020】一方、第2のレンズ4は、いわゆる半球レ
ンズであり、半球状に形成された側が上面側となり、平
面上に形成された側が下面側となるように、スライダ2
に形成された開口部11の内部に接着剤15により取り
付けられている。
【0021】この第2のレンズ4は、球状の光学ガラス
を、スライダ2に形成された開口部11の内部に落とし
込んで接着し、その後、この光学ガラスをスライダ2と
共に研磨することにより、半球レンズとされている。
【0022】一般に、微細な半球レンズを精度良く作製
することも、その半球レンズを精度良く取り付けること
も、非常に困難である。したがって、半球状の第2のレ
ンズ4を予め作製し、その半球状の第2のレンズ4をス
ライダ2に取り付けるようにしたので、レンズ付きスラ
イダ1を精度良く作製することは困難である。
【0023】一方、このレンズ付きスライダ1では、ス
ライダ2の開口部11の内部に球状の光学レンズを落と
し込んで接着した後、下面をスライダ2と共に研磨する
だけで、半球状の第2のレンズ4がスライダ2に取り付
けられた状態となる。したがって、このレンズ付きスラ
イダ1は、非常に容易に精度良く作製することができ
る。
【0024】なお、このレンズ付きスライダ1におい
て、第1のレンズ3及び第2のレンズ4は、ソリッドイ
マージョンレンズを構成している。すなわち、光磁気デ
ィスクの記録再生時に、記録再生に使用するレーザ光
は、先ず第1のレンズ3に入射し、当該第1のレンズ3
によって集光されて第2のレンズ4に入射し、第2のレ
ンズ4の下面側のレンズ端面上に焦点を結ぶ。
【0025】ここで、例えば、第1のレンズ3の開口数
NA=0.6、第2のレンズ4の媒質の屈折率n=2の
とき、全体としては開口数NA=0.6×2=1.2が
達成される。このように、第1のレンズ3と第2のレン
ズ4を組み合わせたソリッドイマージョンレンズでは、
1以上の開口数を実現することができ、記録再生に使用
する光のスポット径を非常に小さくすることができる。
したがって、更なる高記録密度化を進めることができ
る。
【0026】また、上述したように、光磁気ディスクの
記録再生時に入射レーザ光は第2のレンズ4のレンズ端
面上に焦点を結ぶが、レンズ付きスライダ1には、この
焦点位置を中心として、薄膜プロセスにより形成された
磁気コイル5が埋設されている。
【0027】この磁気コイル5は、光磁気ディスクにデ
ータを記録するときに、光磁気ディスクに対して磁界を
印加するためのものである。すなわち、光磁気ディスク
にデータを記録するときには、上述したように入射レー
ザ光を第2のレンズ4のレンズ端面上に焦点を結ばせる
とともに、磁気コイル5に電流を流して磁界を発生させ
る。
【0028】つぎに、以上のようなレンズ付きスライダ
1の製造方法について説明する。
【0029】上記レンズ付きスライダ1を製造する際
は、先ず、スライダ部材作製工程として、金型を用いて
モールド成形によりガラスを成形して、図4に示すよう
なスライダ部材20を作製する。
【0030】なお、図4並びに後掲する図5乃至図11
では、一つのレンズ付きスライダ1に対応する部分だけ
を拡大した断面図を示すが、実際には、多数のレンズ付
きスライダ1を同時に作製する。すなわち、例えば4m
m角程度の大きさのガラス板に、図4に示すようなパタ
ーンをマトリクス状に作製して、最終的に個別に切り出
すことにより、多数のレンズ付きスライダ1を同時に作
製する。
【0031】スライダ部材作製工程では、図4に示すよ
うに、スライダ部材20に矩形状の凹部21を形成して
おくとともに、その凹部21の中に更に、四角錐状の凹
部22を形成しておく。ここで、矩形状の凹部21は、
最終的には、スライダ2の前端中央部に形成される矩形
状の凹部10となるものである。また、四角錐状の凹部
22は、最終的には、スライダ2の下面に至る開口部1
1となる。
【0032】また、スライダ部材20の下面(すなわ
ち、記録媒体対向面1aとなる側の面)に、複数の段差
23を設けておく。これらの段差23は、後述する第1
の研磨工程における研磨完了位置の前段から始まり、少
なくとも研磨完了位置に至るまで形成しておく。そし
て、第1の研磨工程では、これらの段差23を基準とし
て研磨量を制御する。なお、これらの段差は、例えば、
それぞれを0.5μm程度の段差として、5段程度設け
ておく。
【0033】また、スライダ部材20の上面(すなわ
ち、記録媒体対向面1aとなる側の反対側の面)にも、
複数の段差24を設けておく。これらの段差24は、後
述する第2の研磨工程における研磨完了位置の前段から
始まり、少なくとも研磨完了位置に至るまで形成してお
く。そして、第2の研磨工程では、これらの段差24を
基準として研磨量を制御する。なお、これらの段差24
は、例えば、それぞれを0.5μm程度の段差として、
5段程度設けておく。
【0034】また、スライダ部材20には、上面(すな
わち、記録媒体対向面1aとなる側の反対側の面)に、
第1のレンズ3の取付位置を示す位置合わせ用凹部25
を形成しておく。後述するレンズ取付工程では、この位
置合わせ用凹部25を基準として、第1のレンズ3の取
付位置を制御する。
【0035】次に、レンズ部材取付工程として、図5に
示すように、レンズ媒質を球状に形成したレンズ部材3
0を、スライダ部材20の凹部21に落とし込み、次い
で、図6に示すように、このレンズ部材30を凹部21
の内部に接着剤31により取り付ける。ここで、レンズ
部材30の直径は、例えば300μm程度とする。この
レンズ部材30は、後述する第1の研磨工程で研磨さ
れ、最終的には、半球レンズからなる第2のレンズ4と
なる。
【0036】なお、ソリッドイマージョンレンズを採用
することにより記録媒体の高記録密度化を図る場合、レ
ンズ付きスライダ1に搭載される第2のレンズ4の半径
誤差は、少なくとも0.5μm程度以下にすることが要
求される。したがって、最終的に第2のレンズ4となる
レンズ部材30は、半径誤差が少なくとも0.5μm以
下であり、且つ十分に真円度が高いことが望まれる。
【0037】次に、スライダ部材20の段差23,24
を形成した部分(上面側、下面側の両方)に、Al等か
らなる金属薄膜を蒸着等により形成する。これらの金属
薄膜は、後述する第1及び第2の研磨工程において、ス
ライダ部材20に形成された段差23,24をレーザ光
を利用して検出できるようにするためのものである。
【0038】次に、第1の研磨工程として、図7に示す
ように、スライダ部材20の下面に形成された段差23
の部分にレーザ光L1を照射し、その反射光を検出しな
がら、レンズ部材30が取り付けられたスライダ部材2
0の下面を研磨する。この第1の研磨工程では、図8に
示すように、レンズ部材30が所定のレンズ形状となる
まで(すなわち、レンズ部材30が半球状となるま
で)、スライダ部材20の下面をレンズ部材30と共に
研磨する。
【0039】この第1の研磨工程では、スライダ部材2
0の下面側に形成しておいた複数の段差23を基準とし
て研磨量を制御する。すなわち、スライダ部材20の下
面側を研磨する際に、スライダ部材20の下面側に形成
しておいた複数の段差23のうち、どの段差部分まで研
磨が進んだかを監視して、研磨完了位置に対応する段差
部分まで研磨が進んだら、そこで研磨を終了する。
【0040】ここで、段差23が形成された部分には、
金属薄膜を形成してある。したがって、研磨が進み、金
属薄膜が研磨されると、その部分の反射率が大きく変化
する。そこで、どの段差まで研磨が進んだかを監視する
際は、図7に示したように、段差23が形成された部分
にレーザ光L1を照射し、その反射光を検出する。そし
て、段差部分での反射率の変化を検出することで、どの
段差まで研磨が進んだかを検出する。
【0041】以上のように、予め形成しておいた段差2
3を基準として研磨することにより、研磨量を非常に精
度良く制御することができる。したがって、レンズ部材
30を研磨することにより半球状に形成される第2のレ
ンズ4を、非常に精度良く形成することができる。
【0042】しかも、スライダ部材20とレンズ部材3
0をまとめて研磨するので、スライダ部材20からレン
ズ部材30にわたって一様な平面が得られる。したがっ
て、このようにして形成されたレンズ付きスライダ1で
は、第2のレンズ4のレンズ端面と、スライダ2の下面
との間に段差が生じたりすることなく、それらは同一面
となる。
【0043】次に、第2の研磨工程として、図9に示す
ように、スライダ部材20の上面に形成された段差24
の部分にレーザ光L2を照射し、その反射光を検出しな
がら、レンズ部材30が取り付けられたスライダ部材2
0の上面を研磨する。この第2の研磨工程では、図10
に示すように、レンズ部材30が取り付けられたスライ
ダ部材20が所定の厚みとなるまで、スライダ部材20
の上面を研磨する。
【0044】この第2の研磨工程では、スライダ部材2
0の上面側に形成しておいた複数の段差24を基準とし
て研磨量を制御する。すなわち、スライダ部材20の上
面側を研磨する際に、スライダ部材20の上面側に形成
しておいた複数の段差24のうち、どの段差部分まで研
磨が進んだかを監視して、研磨完了位置に対応する段差
部分まで研磨が進んだら、そこで研磨を終了する。
【0045】ここで、段差24が形成された部分には、
金属薄膜を形成してある。したがって、研磨が進み、金
属薄膜が研磨されると、その部分の反射率が大きく変化
する。そこで、どの段差まで研磨が進んだかを監視する
際は、図9に示したように、段差24が形成された部分
にレーザ光L2を照射し、その反射光を検出する。そし
て、段差部分での反射率の変化を検出することで、どの
段差まで研磨が進んだかを検出する。
【0046】なお、この第2の研磨工程で研磨された面
には、後述するレンズ取付工程において、第1のレンズ
3が取り付けられる。したがって、第1のレンズ3と第
2のレンズ4の間隔は、この第2の研磨工程での研磨量
によって決定される。したがって、第1のレンズ3と第
2のレンズ4の間隔の精度を高めるには、第2の研磨工
程での研磨量を精度良く制御する必要がある。そして、
第2の研磨工程では、上述のように、予め形成しておい
た段差24を基準として研磨することにより、研磨量を
非常に精度良く制御することができる。したがって、こ
の製造方法によれば、第1のレンズ3と第2のレンズ4
の間隔誤差を非常に少なくすることができる。
【0047】次に、磁気コイル形成工程として、図11
及び図12に示すように、スライダ部材20及びレンズ
部材30の下面部分に埋設するように、薄膜プロセスに
より磁気コイル5を形成する。この磁気コイル5を形成
する際は、先ず、レンズ部材30の中心を取り巻くよう
に、スライダ部材20及びレンズ部材30の下面部分に
円環状の凹部を形成し、その凹部内に磁性薄膜40を形
成する。次に、その磁性薄膜40の上に非磁性薄膜を介
して、導電体薄膜からなる磁気コイル5を形成する。そ
の後、磁気コイル5を覆うように、非磁性材41を埋め
込み、スライダ部材20及びレンズ部材30の下面部分
を平面に戻す。なお、磁気コイル5の下層に形成した磁
性薄膜40は、磁気コイル5に電流を流したときに発生
する磁界が、より効率良く光磁気ディスクに印加される
ようにするためのものであり、必ずしも必要というわけ
ではない。
【0048】次に、スライダ部材20の下面をエッチン
グして、所定の凹凸パターンを形成する。なお、スライ
ダ部材20の下面は、最終的に、レンズ付きスライダ1
のABS面となる。したがって、ここでは、レンズ付き
スライダ1のABS面に形成する凹凸パターンを、スラ
イダ部材20の下面をエッチングすることにより形成す
る。
【0049】次に、スライダ部材20を個別に切り出す
とともに、不要部分を削除する。これにより、図13に
示すように、スライダ2の形状に加工されたスライダ部
材20に、第2のレンズ4となるように半球状に加工さ
れたレンズ部材30が取り付けられた状態となる。
【0050】次に、レンズ取付工程として、図14に示
すように、第2の研磨工程で研磨された面に、第1のレ
ンズ3を接着して取り付ける。このレンズ取付工程で
は、スライダ部材20の上面側に形成しておいた位置合
わせ用凹部25を基準として、第1のレンズ3の取付位
置を制御する。
【0051】このように、スライダ部材20に位置合わ
せ用凹部25を予め形成しておき、当該位置合わせ用凹
部25を基準として、第1のレンズ3を取り付けるよう
にすることで、第1のレンズ3を非常に精度良く取り付
けることができる。その結果、第1のレンズ3と第2の
レンズ4の光軸を非常に精度良く一致させることができ
る。
【0052】以上の工程で、図1乃至図3に示したよう
なレンズ付きスライダ1が完成する。
【0053】なお、ソリッドイマージョンレンズを採用
することにより記録媒体の高記録密度化を図る場合、レ
ンズ付きスライダ1に搭載される第1のレンズ3と第2
のレンズ4の間隔誤差は、少なくとも2μm程度以下に
することが要求される。
【0054】上記製造方法において、第1のレンズ3と
第2のレンズ4の間隔は、上述したように第2の研磨工
程での研磨量によって決定されるが、第2の研磨工程で
の研磨量は、スライダ部材20に予め段差24を形成し
ておくことで、非常に精度良く制御することができる。
したがって、上記製造方法では、第1のレンズ3と第2
のレンズ4の間隔誤差を非常に少なくすることができ、
当該間隔誤差を2μm以下にすることも容易に実現でき
る。
【0055】また、ソリッドイマージョンレンズを採用
することにより記録媒体の高記録密度化を図る場合、レ
ンズ付きスライダ1に搭載される第1のレンズ3の光軸
と第2のレンズ4の光軸とのずれ量を、少なくとも5μ
m程度以下にすることが要求される。
【0056】上記製造方法では、上述したように、スラ
イダ部材20に位置合わせ用凹部25を予め形成してお
き、当該位置合わせ用凹部25を基準として、第1のレ
ンズ3を取り付けるようにしている。したがって、第1
のレンズ3の光軸と第2のレンズ4の光軸とを非常に精
度良く一致させることができ、そのずれ量を5μm以下
にすることも容易に実現できる。
【0057】なお、以上のようにレンズ付きスライダ1
を作製する際は、スライダ部材20とレンズ部材30と
を、同一の材料により形成することが好ましい。スライ
ダ部材20とレンズ部材30とを、同一の材料により形
成した場合には、第1の研磨工程で下面を研磨する際
に、スライダ部材20の研磨レートと、レンズ部材30
の研磨レートとが同じになり、より平滑な平面を容易に
得ることが可能となる。
【0058】また、上記製造方法では、レンズ部材30
を落とし込む凹部22として、四角錐状の凹部22をス
ライダ部材20に形成するようにしたが、この凹部22
は、例えば、円錐状であっても良いし、或いは、四角錐
以外の多角錐状であってもよい。更には、この凹部22
をV字状の溝として、その溝の中にレンズ部材30を落
とし込んで接着するようにしても良い。
【0059】なお、スライダ部材20に形成する凹部2
2を円錐状や角錐状とした場合には、最終的に得られる
レンズ付きスライダ1において、凹部や開口部の部分が
少なくて済むので、レンズ付きスライダ1の強度を高く
保てるという利点がある。一方、スライダ部材20に形
成する凹部22をV字状の溝とした場合には、スライダ
部材20を作製するための金型の作製が容易であるとい
う利点がある。
【0060】また、上記レンズ付きスライダ1では、ソ
リッドイマージョンレンズを構成する第1のレンズ3が
球面レンズ又は非球面レンズからなるものとしたが、こ
の第1のレンズ3には、フレネルレンズ、グレーティン
グレンズ又はホログラムレンズ等を用いることも可能で
ある。これらのレンズを用いた場合には、レンズ付きス
ライダを薄型化することが可能であるという利点があ
る。
【0061】また、上記レンズ付きスライダ1は、光磁
気ディスク用であったが、本発明において対象となる記
録媒体は、光磁気ディスクに限定されるものではなく、
例えば、記録層の相変化により情報を記録する相変化型
光ディスクや、予めエンボスピットにより情報が書き込
まれた再生専用光ディスクなどであってもよい。ただ
し、相変化型光ディスクや再生専用光ディスクのよう
に、記録再生に磁界を必要としない記録媒体が対象の場
合には、レンズ付きスライダに磁気コイルを搭載する必
要はない。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るレンズ付きスライダは、スライダにレンズを精度良く
取り付けることが容易であり、簡単に製造できる。した
がって、本発明に係るレンズ付きスライダを採用するこ
とにより、精度良く製造されたレンズ付きスライダを安
価にて提供することが可能となる。その結果、レンズ付
きスライダを実用化して、記録媒体の更なる高記録密度
化を進めることが可能となる。
【0063】また、本発明に係る製造方法では、スライ
ダにレンズを精度良く取り付けることが容易であり、精
度良く作製されたレンズ付きスライダを簡単に製造でき
る。したがって、本発明に係る製造方法を採用すること
により、精度良く製造されたレンズ付きスライダを安価
にて提供することが可能となる。その結果、レンズ付き
スライダを実用化して、記録媒体の更なる高記録密度化
を進めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレンズ付きスライダの一例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示したレンズ付きスライダを上面から見
た平面図である。
【図3】図2に示したレンズ付きスライダのX1−X2
線における断面図である。
【図4】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、ガラスをモールド成形することにより作製
したスライダ部材を示す断面図である。
【図5】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、スライダ部材の凹部にレンズ部材を落とし
込んだ状態を示す断面図である。
【図6】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、スライダ部材の凹部にレンズ部材を接着し
た状態を示す断面図である。
【図7】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、スライダ部材の下面に形成された段差にレ
ーザ光を照射している状態を示す断面図である。
【図8】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、スライダ部材の下面を研磨した状態を示す
断面図である。
【図9】レンズ付きスライダの製造方法を説明するため
の図であり、スライダ部材の上面に形成された段差にレ
ーザ光を照射している状態を示す図である。
【図10】レンズ付きスライダの製造方法を説明するた
めの図であり、スライダ部材の上面を研磨した状態を示
す断面図である。
【図11】レンズ付きスライダの製造方法を説明するた
めの図であり、スライダ部材及びレンズ部材の下面部分
に磁気コイルを形成した状態を示す断面図である。
【図12】レンズ付きスライダの製造方法を説明するた
めの図であり、スライダ部材及びレンズ部材の下面部分
に磁気コイルを形成した状態について、磁気コイル近傍
を拡大して示す断面図である。
【図13】レンズ付きスライダの製造方法を説明するた
めの図であり、スライダ部材を所定のスライダ形状に切
り出した状態を示す断面図である。
【図14】レンズ付きスライダの製造方法を説明するた
めの図であり、所定のスライダ形状に切り出されたスラ
イダ部材に第1のレンズを取り付けた状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 レンズ付きスライダ、 2 スライダ、 3 第1
のレンズ、 4 第2のレンズ、 5 磁気コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 直人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 林 茂 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 Fターム(参考) 2H087 KA13 LA01 LA21 PA01 PA02 PA17 PB01 PB02 QA01 QA07 QA13 QA21 QA33 QA41 RA03 RA46 RA47 5D119 AA11 AA22 AA38 BA01 CA06 JA44 JB02 MA06 NA05 9A001 JZ48 KK16 KZ54

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の記録及び/又は再生時に記録
    媒体に対向するように支持されるとともに、記録媒体対
    向面側が狭く且つその反対側が広く形成された開口部を
    有するスライダと、 上記スライダの開口部内に取り付けられ、記録媒体の記
    録及び/又は再生に使用する光を集光するレンズとを備
    え、 上記レンズは、スライダの開口部内に取り付けられた
    後、スライダと共に研磨されることにより所定の形状に
    形成されてなることを特徴とするレンズ付きスライダ
  2. 【請求項2】 上記スライダと上記レンズは、同一の材
    料からなることを特徴とする請求項1記載のレンズ付き
    スライダ。
  3. 【請求項3】 上記開口部は、円錐状又は角錐状に形成
    されてなることを特徴とする請求項1記載のレンズ付き
    スライダ。
  4. 【請求項4】 上記スライダの記録媒体対向面の反対側
    の面上に取り付けられた第2のレンズを備えることを特
    徴とする請求項1記載のレンズ付きスライダ。
  5. 【請求項5】 記録媒体の記録及び/又は再生に使用す
    る光を上記レンズにより集光したときの焦点位置を略中
    心として形成された磁気コイルを備えることを特徴とす
    る請求項1記載のレンズ付きスライダ。
  6. 【請求項6】 記録媒体の記録及び/又は再生時に記録
    媒体に対向するように支持されるスライダと、スライダ
    に取り付けられたレンズとを備えたレンズ付きスライダ
    の製造方法において、 凹部を有するスライダ部材を作製するスライダ部材作製
    工程と、 レンズ媒質を球状に形成したレンズ部材を、スライダ部
    材の凹部内に取り付けるレンズ部材取付工程と、 レンズ部材が取り付けられたスライダ部材の記録媒体対
    向面となる側の面を、レンズ部材が所定のレンズ形状と
    なるまで、レンズ部材と共に研磨する研磨工程と、 を備えることを特徴とするレンズ付きスライダの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 上記スライダ部材と上記レンズ部材と
    を、同一の材料により形成することを特徴とする請求項
    6記載のレンズ付きスライダの製造方法。
  8. 【請求項8】 上記スライダ部材作製工程では、略平板
    状のスライダ部材に上記凹部を円錐状又は角錐状に形成
    することを特徴とする請求項6記載のレンズ付きスライ
    ダの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記スライダ部材作製工程では、略平板
    状のスライダ部材に上記凹部を溝状に形成することを特
    徴とする請求項6記載のレンズ付きスライダの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 上記スライダ部材作製工程では、スラ
    イダ部材の記録媒体対向面となる側の面に、複数の段差
    を設けておき、 上記研磨工程では、上記段差を基準として研磨量を制御
    することを特徴とする請求項6記載のレンズ付きスライ
    ダの製造方法。
  11. 【請求項11】 レンズ部材が取り付けられたスライダ
    部材の記録媒体対向面となる側の反対側の面を研磨する
    第2の研磨工程と、 上記第2の研磨工程で研磨された面に、第2のレンズを
    取り付けるレンズ取付工程とを備えることを特徴とする
    請求項6記載のレンズ付きスライダの製造方法。
  12. 【請求項12】 上記スライダ部材作製工程では、スラ
    イダ部材の記録媒体対向面となる側の反対側の面に、複
    数の段差を設けておき、 上記第2の研磨工程では、上記段差を基準として研磨量
    を制御することを特徴とする請求項11記載のレンズ付
    きスライダの製造方法。
  13. 【請求項13】 上記スライダ部材作製工程では、スラ
    イダ部材の記録媒体対向面となる側の反対側の面に、第
    2のレンズの取付位置を示す位置合わせ用凹部を形成し
    ておき、 上記レンズ取付工程では、上記位置合わせ用凹部を基準
    として、第2のレンズの取付位置を制御することを特徴
    とする請求項11記載のレンズ付きスライダの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 上記研磨工程の後、スライダ部材の記
    録媒体対向面となる側に、磁気コイルを形成することを
    特徴とする請求項6記載のレンズ付きスライダの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459401B1 (ko) * 2002-02-20 2004-12-03 엘지전자 주식회사 고밀도 광기록재생장치의 광헤드모듈, 그 제조방법

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