JP2001014703A - コードリーダ - Google Patents

コードリーダ

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JP2001014703A
JP2001014703A JP11185438A JP18543899A JP2001014703A JP 2001014703 A JP2001014703 A JP 2001014703A JP 11185438 A JP11185438 A JP 11185438A JP 18543899 A JP18543899 A JP 18543899A JP 2001014703 A JP2001014703 A JP 2001014703A
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Fuminori Ueno
史典 上野
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学的に読み取り可能なコードイメージの手動
による読み取り走査にあたって、コードリーダの少なく
とも走査方向への傾きを防止すると共に、そのコードイ
メージを確実に読み取ることができるようにすること。 【解決手段】コードリーダ筐体の記録媒体に接触する側
の面を底面となし、この底面に、コードイメージを光学
的に読み取るための読取開口部108と、上記コードイ
メージ読取時におけるコードリーダの少なくとも走査方
向への傾きを防止するための傾き防止部114とを上記
走査方向に沿ってそれぞれ配設して、上記コードリーダ
筐体の長手方向が上記走査方向と略一致するように構成
し、更に、上記コードリーダ筐体の上記走査方向に沿っ
た面の上記読取開口部108に対応する位置に第1及び
第2の指標110,112を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声等のデータが
光学的に読み取り可能なコードイメージとして印刷記録
されているシート状の記録媒体から当該コードイメージ
を光学的に読み取るべく、上記シート状の記録媒体に接
触しながら当該コードイメージを手動走査して読み取る
ように構成されたコードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声、画像、テキスト等のデータ
が光学的に読み取り可能なコードイメージとして印刷記
録されている紙等のシート状の記録媒体から、該コード
イメージを手動走査して光学的に読み取り、当該音声等
を出力できるように構成されたコードリーダは、例え
ば、本出願人により提案された特開平6−231466
号公報等において知られている。
【0003】図5には、そのコードイメージの一例であ
るドットコード1の物理フォーマット構成を示す。
【0004】即ち、複数個の矩形状のブロック2が2次
元に隣接配列されてドットコード1を構成している。そ
して、その各ブロック2は、音声等に係るデータの各ブ
ロック毎に分割されたデータがその値である「0」又は
「1」に対応した白ドット又は黒ドットのドットイメー
ジとして所定の配列形態にて存在するデータドットパタ
ーン部3と、そのデータドットパターン部3の各ドット
を検出するための基準点を見つけるために使用される各
ブロック2の四隅に配置された一定の黒の連続数を有す
るマーカ4と、上記複数の異なるブロック2を読み取り
時に識別できるようにマーカ4間に配置されたエラー検
出又はエラー訂正符号を含むブロックアドレスパターン
部5と、から構成されている。
【0005】図4の(C)は、このドットコード1を手
動走査して光学的に読み取るためのコードリーダの電気
的な機能ブロック構成を示した図である。
【0006】即ち、このコードリーダは、上記ドットコ
ード1を照明するためのLED等よりなる照明部、その
ドットコード1の反射光を結像する光学系、及びこの光
学系による結像光を撮像するCCD等のエリアセンサを
含む撮像部6と、この撮像部6より出力された撮像信号
を所定の2値化閾値で2値化処理する2値化処理部7
と、この2値化処理部7で2値化された2値化画像デー
タを記憶する2値化画像メモリ8と、この2値化画像メ
モリ8に記憶された2値化画像データを読み出して上記
ドットを検出し、当該検出された各ドット毎に「0」又
は「1」の値を割り当てて、そのデータを出力する復元
部9と、この復元部9で出力されたデータを復調する復
調部10と、エラー訂正処理やデータの伸張処理等を行
なって元の音声等の情報を再生する再生部11と、から
少なくとも構成されている。
【0007】而して、このコードリーダは、図5に示す
ように、ドットコード1全体の大きさが上記撮像部6の
撮像視野6Aより大きくても、上記撮像部6がドットコ
ード1上を図示矢印方向に移動してそのドットコード1
を領域分割しながら順次撮像することにより、その読み
取りが可能となる。
【0008】換言すれば、当該ドットコード1をワンシ
ョットにて撮像することができなくても、上記ブロック
2の単位毎にそのデータドットパターン部3とブロック
アドレスパターン部5を読み取れれば、その読み取った
アドレスによって各ブロック2のデータを集めて元のデ
ータを再構築することが可能となるので、従来の1次元
や2次元のバーコード等では実現し得なかった量の情報
を紙面等に高密度で保持させることが可能となり、紙を
媒体とした音声等の伝達が手軽にできて、様々な用途に
期待が広がっている。
【0009】ここで、上記復元部9は、2値化画像メモ
リ8に記憶された2値化画像データを読み出して上記各
ドットを検出する際、先ず、その2値化画像データ中か
らマーカ4を見つけ出し、次いでその見つけ出されたマ
ーカ4の重心位置に基づいて、ドットの読み取り基準位
置を求め、そして、この求められたドットの読み取り基
準位置から、上記データドットパターン部3内の各ドッ
トを読み取るためのドット読取点を検出し、その検出さ
れた各ドット読取点が白か黒かを判定して「0」又は
「1」の値を割り当ててデータを出力するように構成さ
れている。
【0010】従って、高密度に印刷記録されたドットコ
ードの印刷品質、例えば、幾何学的歪みが多少あったと
しても、その読み取りは適応的に行われる結果、読み取
りの安定性は高い。
【0011】また、上記復調部10は、ドットコード1
の印刷記録時に、記録対象として入力された音声等の情
報に係るデータに予め変調処理を施しているため、これ
を変調前の元のデータに戻すための処理を行なう部分で
ある。
【0012】即ち、かかる変調処理は、上記復元部9に
おいて、先ず最初にマーカ4を見つけ出し易くするため
に予め施してある処理であって、上記データドットパタ
ーン部3内の各ドットと、上記マーカ4とを区別すべ
く、データドットパターン部3内の黒ドットの連続数
が、結果として、マーカ4を構成する黒ドットの連続数
よりも少なくなるように、上記入力された音声等の情報
に係るデータに対して施されているものである。
【0013】例えば、マーカ4の最大径が、データドッ
トパターン部3内に印刷記録される黒ドットを所定方向
に5個隣接配置して構成した大きさに相当するものであ
るとき、変調処理後の変調データにおける黒ドットの連
続数は、この5個よりも少なくなるように、上記入力さ
れた音声等の情報に係るデータに変調処理を施してい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上で説明
した各機能ブロックを含むコードリーダにあっては、老
若男女を問わず、常に安定した読み取りが行われること
が必要不可欠となる。
【0015】しかしながら、この種の手動による読み取
り走査を前提としたコードリーダの場合、とりわけその
読み取り走査にあたっては、コードリーダの筐体がドッ
トコードの走査方向にどうしても傾き易くなるため、読
取開口部を有する底面が傾いて正確にドットコードを撮
像することができなくなり、読み取りエラーを惹起する
という不都合の生じる可能性があって、その傾き防止に
ついての対策が必要となっていた。
【0016】そこで、コードリーダの筐体の、記録媒体
に接触する側の底面に、読取開口部と、ドットコード読
取時におけるコードリーダの少なくとも走査方向への傾
きを防止するための傾き防止部とを上記走査方向に沿っ
てそれぞれ配設して記録媒体に接触する側の面を大面積
化するという構成が考えられる。
【0017】しかし、これによると、コードリーダ筐体
の長手方向が上記走査方向と略一致した構成となり、コ
ードリーダ筐体が上記走査方向に沿って比較的長く形成
されることになるため、ユーザにしてみれば、コードリ
ーダ筐体の底面のどの位置に読取開口部があるのかを予
め見定めて覚えておく必要が生じ、その結果、ドットコ
ードに対する当該コードリーダの読取開始位置もしくは
読取完了位置を正確に把握することが困難となって、例
えば、ドットコードの終端位置まできちんと走査するこ
とができなくなるという問題を有していた。
【0018】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、光学的に読み取り可能なコードイメージの手動
による読み取り走査にあたって、コードリーダの少なく
とも走査方向への傾きを防止すると共に、そのコードイ
メージを確実に読み取ることができるようにしたコード
リーダを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコードリーダは、データが光学的に
読み取り可能なコードイメージとして印刷記録されてい
るシート状の記録媒体から当該コードイメージを光学的
に読み取るべく、上記シート状の記録媒体に接触しなが
ら当該コードイメージを手動走査して読み取るように構
成されたコードリーダであって、上記コードリーダ筐体
の、上記記録媒体に接触する側の面を底面となし、該底
面に、上記コードイメージを光学的に読み取るための読
取開口部と、上記コードイメージ読取時におけるコード
リーダの少なくとも上記走査方向への傾きを防止するた
めの傾き防止部とを上記走査方向に沿ってそれぞれ配設
して、上記コードリーダ筐体の長手方向が上記走査方向
と略一致するように構成し、更に、上記コードリーダ筐
体の上記走査方向に沿った面の上記読取開口部に対応す
る位置に所定の指標を配設したことを特徴とする。
【0020】即ち、本発明のコードリーダによれば、ペ
ン形状のコードリーダと比較してその走査が安定してい
るので、傾きにくく、子供でも簡単に握れ、操作しやす
い。
【0021】特に、コードリーダ筐体の走査方向に沿っ
た面の読取開口部に対応する位置に指標を配設したの
で、コードイメージに対するコードリーダの読取開始位
置もしくは読取完了位置を把握し易くなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0023】図1の(A)は一実施の形態に係るコード
リーダの外観を示す正面図である。また、図1の(B)
はその底面図、(C)は上面図、(D)は右側面図であ
る。さらに、図2の(A)はその左側面図であり、
(B)は背面図である。
【0024】このコードリーダの筐体は、図1の(A)
の正面図に示すように、卵形形状に構成されている。そ
して、このコードリーダの正面側には、その向かって左
側にスピーカ穴100が穿たれている。ここで、本来の
スピーカ穴102は、図2の(B)の背面図に示すよう
に、コードリーダ背面に設けられているものであり、こ
の正面側に設けられたスピーカ穴100は、音がこもら
ないように、逆方向に音を抜くためのものである。
【0025】また、この正面側には、ユーザが該コード
リーダを右手で握ったときに親指で押下しやすい位置で
ある、そのほぼ中央位置に、走査スイッチ104が設け
られている。本実施の形態に係るコードリーダは、この
走査スイッチ104を押している間だけ、ドットコード
1の読み取りを行うよう構成されている(図3の(A)
参照)。
【0026】そして、この走査スイッチ104の右横
に、開閉自在な電池蓋106が配されている。この電池
蓋106を開けることによって、該コードリーダ筐体内
に収納された電池が見えるようになり、ユーザが電池を
交換することができるようになる。
【0027】一方、コードリーダの底面には、図1の
(B)に示すように、略矩形状の読取開口部108が設
けられている。これは、該コードリーダ内に配された照
明用LEDからの照明光をドットコードに対して射出す
ると共に、同じく該コードリーダ内に配されたセンサに
よりドットコードからの反射光を読み取るためのもので
ある。従って、この読取開口部108の該コードリーダ
の長手方向に直交する方向の幅は、該コードリーダの長
手方向にドットコードを走査した場合に確実にドットコ
ードを読み取れるような大きさに形成されている。ま
た、この読取開口部108の該コードリーダの長手方向
の幅も、該コードリーダの長手方向と直交する方向にド
ットコードを走査した場合に確実にドットコードを読み
取れるような大きさに形成されている。
【0028】また、この読取開口部108の左側には、
凹状の切り欠きにより形成された第1指標110が設け
られている。これは、上記読取開口部108に対応する
位置に配され、その幅は、上記読取開口部108の該コ
ードリーダの長手方向に直交する方向の幅とほぼ等しく
されている。即ち、この第1指標110は、該第1指標
110をドットコードの位置に合わせながら、該コード
リーダの長手方向にドットコードを手動走査することに
より、ドットコードが確実に読取開口部108の位置と
なることを保証する指標である。
【0029】さらに、上記読取開口部108の、図1の
(B)の底面図で見て上下(図2の(A)の左側面図に
おいては左右)の対応する位置に、凸状の第2指標11
2が設けられている。これは、上記読取開口部108に
対応する位置に配され、その幅は、上記読取開口部10
8の該コードリーダの長手方向の幅とほぼ等しくされて
いる。即ち、この第2指標112は、該第2指標112
をドットコードの位置に合わせながら、該コードリーダ
の長手方向と直交する方向にドットコードを走査するこ
とにより、ドットコードが確実に読取開口部108の位
置となることを保証する指標である。
【0030】また、このコードリーダ底面には、それぞ
れ該コードリーダの長手方向に延在する4個の傾き防止
部114が設けられている。これは、記録媒体に接触す
る側の面を大面積化することで、コードリーダを安定さ
せ、傾きを防止するものである。これら4個の傾き防止
部114は、同じ高さに形成されている。
【0031】また、該コードリーダの上面には、図1の
(C)に示すように、そのほぼ中央に、これをスライド
操作することで、該コードリーダの電源をON/OFF
できる電源ON/OFFスイッチ116が配されてい
る。
【0032】また、この電源ON/OFFスイッチ11
6の同図における右側に、ボリウムつまみ118が設け
られている。なお、このボリウムつまみ118の周り
は、該ボリウムつまみ118を操作しやすいように、外
装(後カバー120)面が所定のRをもってえぐってあ
る。また、このボリウムつまみ118は、ユーザが該コ
ードリーダを手で持ったときに、該ボリウムつまみ11
8が手に当たらないような凸量となるように配置されて
いる。
【0033】そして、上記電源ON/OFFスイッチ1
16及びこのボリウムつまみ118それぞれの近傍に、
視覚障害者用認識凸部122が設けられている。これに
より、電源ONする方向がどちらの方向か、ボリウムが
大きくなる方向がどちらの方向かを、視覚障害者に認識
させることが可能となる。
【0034】さらに、上記ボリウムつまみ118の右側
に、ストラップ用凹部124が設けてある。
【0035】一方、該コードリーダの右側面には、図1
の(D)に示すように、イヤホンジャック126が設け
られている。即ち、本実施の形態に係るコードリーダ
は、該イヤホンジャック126にイヤホンを差し込むこ
とによって、スピーカからの音ではなくイヤホンで音を
聞くことができるようになっている。
【0036】そして、該コードリーダの背面には、内蔵
スピーカの形状に合わせてスピーカ穴102が穿たれて
いる。
【0037】図3の(B)は、正面から見たときのこの
ようなコードリーダの内部構成を示す図である。また、
図3の(C)及び(D)はそれぞれこのようなコードリ
ーダの横及び縦断面図である。
【0038】図3の(B)に示すように、向かって左側
に、外装128に固定された鏡枠130が配されてお
り、この鏡枠130に、センサ132、レンズ134、
及び照明用LED136が一体に取り付けてある。この
鏡枠130は、図3の(D)に示すように、上記読取開
口部108に対応する位置に設けられている。従って、
照明用LED136からの照明光は、上記読取開口部1
08から該コードリーダ外装128の外に放出され、こ
の照明光で照明されたドットコードを、上記読取開口部
108及びレンズ134を通してセンサ132にて読み
取ることができる。即ち、この鏡枠130の部分は、図
4の(C)に示したコードリーダの電気的な機能ブロッ
ク構成図における撮像部6に相当するところである。
【0039】この鏡枠130の背面には、図3の(C)
及び(D)に示すように、スピーカ138が配されてい
る。
【0040】また、図3の(B)で見て鏡枠130の右
側には、2本の電池140が並列して配置されている。
この場合、2本の電池140を平行に配置しても良い
が、本実施の形態のように、一方が広いVの字に配置し
ても良い。本実施の形態では、このVの字の開いた空間
に、上記走査スイッチ104を設けてある。
【0041】そして、この電池140の背面には、図3
の(C)に示すように、基板142が配されている。こ
の基板142上には、図4の(C)に示したコードリー
ダの電気的な機能ブロック構成図における2値化処理部
7乃至再生部11の各機能を実現するための回路が構成
されている。また、この基板142には、上記走査スイ
ッチ104と関連された電気的なスイッチ(SW)14
4が実装されており、上記走査スイッチ104を押すこ
とで該SW144がONされて、読み取りが開始され
る。さらにこの基板142には、上記電源ON/OFF
スイッチ116とボリウムつまみ118、及びイヤホン
ジャック126が実装されている。
【0042】図2の(C)及び(D)並びに図3の
(A)は、実際にドットコード1を走査している様子を
示した図である。これらの図に示すように、コードリー
ダの底面側にドットコード1があり、該コードリーダの
長手方向が読取方向(走査方向)と一致している。この
場合、左から右、右から左の何れに走査しても良い。こ
のとき、図4の(A)に示すように、コードリーダの長
手方向と読取方向が一致(平行)しており、図3の
(A)に示す如く第1指標110に合わせてドットコー
ド1を走査することで、確実に読取開口部108に対し
てドットコード1が位置するようになり、ドットコード
を正しく読み取ることができる。
【0043】また、図4の(B)は、該コードリーダの
長手方向と直交する方向にドットコード1を走査してい
る様子を示している。この場合も、上から下、下から上
の何れに走査しても良い。このようにコードリーダの長
手方向と読取方向が直交している場合には、図4の
(A)に示すように、第2指標112に合わせてドット
コード1を走査することで、確実に読取開口部108に
対してドットコード1が位置するようになり、ドットコ
ードを正しく読み取ることができる。
【0044】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した一実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能である。
【0045】例えば、指標は、上記第1、第2指標の凹
凸を逆にしても良い。また、このような凹部や凸部に限
定されるものではなく、例えば、赤色などの視認性に優
れた色で線や点等のマークを配するものでも良い。さら
に、その配置する面も、側面に限らず上面等、他の面で
あってもかまわない。
【0046】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0047】(1) データが光学的に読み取り可能な
コードイメージとして印刷記録されているシート状の記
録媒体から当該コードイメージを光学的に読み取るべ
く、上記シート状の記録媒体に接触しながら当該コード
イメージを手動走査して読み取るように構成されたコー
ドリーダにおいて、上記コードリーダ筐体の、上記記録
媒体に接触する側の面を底面となし、該底面に、上記コ
ードイメージを光学的に読み取るための読取開口部と、
上記コードイメージ読取時におけるコードリーダの少な
くとも上記走査方向への傾きを防止するための傾き防止
部とを上記走査方向に沿ってそれぞれ配設して、上記コ
ードリーダ筐体の長手方向が上記走査方向と略一致する
ように構成し、更に、上記コードリーダ筐体の上記走査
方向に沿った面の上記読取開口部に対応する位置に所定
の指標を配設したことを特徴とするコードリーダ。
【0048】即ち、このような構成のコードリーダによ
れば、ペン形状のコードリーダと比較してその走査が安
定しているので、傾きにくく、子供でも簡単に握れ、操
作しやすい。
【0049】特に、コードリーダ筐体の走査方向に沿っ
た面の読取開口部に対応する位置に指標を配設したの
で、コードイメージに対するコードリーダの読取開始位
置もしくは読取完了位置を把握し易くなる。
【0050】(2) 上記コードリーダ筐体の側面に上
記指標を配設したことを特徴とする(1)に記載のコー
ドリーダ。
【0051】即ち、長手方向に走査すると底面に隠れて
どこまでコードをなぞれば良いかわからないが、指標に
より、視認し易くなり、余分な走査をしなくて済むよう
になる。
【0052】(3) 上記指標は、上記走査方向と直交
する方向に凸設された凸状部であることを特徴とする
(2)に記載のコードリーダ。
【0053】即ち、凸状であると、より視認し易い。ま
た、長手方向の指標が凹状に構成されているのて、区別
しやすく、間違いが無くなる。
【0054】(4) 上記コードリーダは、当該コード
リーダ筐体の長手方向を上記走査方向と略直交させた状
態においても上記コードイメージを光学的に読み取るこ
とが可能なように構成されたものであることを特徴とす
る(3)に記載のコードリーダ。
【0055】即ち、本や雑誌など、横方向で読み取りに
くい場合でも、直交方向で簡単に読めるようになり、使
い勝手が向上する。
【0056】(5) 上記コードリーダ筐体の側面に上
記コードイメージの読取開始を指示するための操作スイ
ッチを配設したことを特徴とする(1)に記載のコード
リーダ。
【0057】即ち、親指が自然に筐体の側面部にくるの
で、自然の形で押すことができ、操作しやすくなる。
【0058】(6) 上記コードリーダは、電源として
複数本の電池を並列して着脱自在に収納し得るように構
成され、上記操作スイッチを、上記電池間に位置するよ
うに上記コードリーダ筐体上に配設したことを特徴とす
る(5)に記載のコードリーダ。
【0059】即ち、長手方向も短くできるので、装置の
小型化を達成できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
光学的に読み取り可能なコードイメージの手動による読
み取り走査にあたって、コードリーダの少なくとも走査
方向への傾きを防止すると共に、そのコードイメージを
確実に読み取ることができるようにしたコードリーダを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)乃至(D)はそれぞれ本発明の一実施の
形態に係るコードリーダの外観を示す正面図、底面図、
上面図、及び右側面図である。
【図2】(A)及び(B)はそれぞれ一実施の形態に係
るコードリーダの外観を示す左側面図及び背面図であ
り、(C)及び(D)はそれぞれ実際にドットコードを
走査している様子を示すコードリーダの上面図及び正面
図である。
【図3】(A)は実際にドットコードを走査している様
子を示した斜視図、(B)は正面から見たときのコード
リーダの内部構成を示す図であり、(C)及び(D)は
それぞれコードリーダの横断面図及び縦断面図である。
【図4】(A)は実際にドットコードを走査している様
子を示したコードリーダの底面図、(B)はコードリー
ダの長手方向と直交する方向にドットコードを走査して
いる様子を示すコードリーダの上面図であり、(C)は
ドットコードを手動走査して光学的に読み取るためのコ
ードリーダの電気的な機能ブロック構成図である。
【図5】コードイメージの一例であるドットコードの物
理フォーマット構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ドットコード 100,102 スピーカ穴 104 走査スイッチ 106 電池蓋 108 読取開口部 110 第1指標 112 第2指標 114 傾き防止部 116 電源ON/OFFスイッチ 118 ボリウムつまみ 122 視覚障害者用認識凸部 126 イヤホンジャック 128 外装 130 鏡枠 132 センサ 134 レンズ 136 照明用LED 138 スピーカ 140 電池 142 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 BA03 BB04 BC16 BC20 5B072 BB00 CC21 DD02 JJ11 JJ13 JJ14 JJ17 JJ18 5D045 AA01 5D118 AA14 BA06 BB01 BD09 BF02 CD08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが光学的に読み取り可能なコード
    イメージとして印刷記録されているシート状の記録媒体
    から当該コードイメージを光学的に読み取るべく、前記
    シート状の記録媒体に接触しながら当該コードイメージ
    を手動走査して読み取るように構成されたコードリーダ
    において、 前記コードリーダ筐体の、前記記録媒体に接触する側の
    面を底面となし、 該底面に、前記コードイメージを光学的に読み取るため
    の読取開口部と、前記コードイメージ読取時におけるコ
    ードリーダの少なくとも前記走査方向への傾きを防止す
    るための傾き防止部とを前記走査方向に沿ってそれぞれ
    配設して、前記コードリーダ筐体の長手方向が前記走査
    方向と略一致するように構成し、更に、 前記コードリーダ筐体の前記走査方向に沿った面の前記
    読取開口部に対応する位置に所定の指標を配設したこと
    を特徴とするコードリーダ。
  2. 【請求項2】 前記コードリーダ筐体の側面に前記指標
    を配設したことを特徴とする請求項1に記載のコードリ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 前記指標は、前記走査方向と直交する方
    向に凸設された凸状部であることを特徴とする請求項2
    に記載のコードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記コードリーダは、当該コードリーダ
    筐体の長手方向を前記走査方向と略直交させた状態にお
    いても前記コードイメージを光学的に読み取ることが可
    能なように構成されたものであることを特徴とする請求
    項3に記載のコードリーダ。
  5. 【請求項5】 前記コードリーダ筐体の側面に前記コー
    ドイメージの読取開始を指示するための操作スイッチを
    配設したことを特徴とする請求項1に記載のコードリー
    ダ。
  6. 【請求項6】 前記コードリーダは、電源として複数本
    の電池を並列して着脱自在に収納し得るように構成さ
    れ、 前記操作スイッチを、前記電池間に位置するように前記
    コードリーダ筐体上に配設したことを特徴とする請求項
    5に記載のコードリーダ。
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