JP2001014255A - データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

Info

Publication number
JP2001014255A
JP2001014255A JP2000119167A JP2000119167A JP2001014255A JP 2001014255 A JP2001014255 A JP 2001014255A JP 2000119167 A JP2000119167 A JP 2000119167A JP 2000119167 A JP2000119167 A JP 2000119167A JP 2001014255 A JP2001014255 A JP 2001014255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
information
data processing
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000119167A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Machida
晴生 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000119167A priority Critical patent/JP2001014255A/ja
Publication of JP2001014255A publication Critical patent/JP2001014255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク全体の機器の使用状況から各機
能処理実行毎に使用状況を含めて詳細な検証を容易に行
うことである。 【解決手段】 CPU2が他のPC上で設定される機能
設定に基づく各機器に対する動作実行時に、他のPCか
ら通知される各機器に対する機能別のログ情報を順次取
得し、該取得された各機能別のログ情報をハードディス
ク10等に順次記憶して管理しておき、前記他のPCか
らの機能別ログ要求に基づいて記憶管理される対応する
機能別のログ情報をネットワークを介して通知する構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体上
に接続された各種の機器とデータ通信可能なデータ処理
装置およびデータ処理方法および記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、PCおよびプリンタ、スキャナ、
デジタル複写機、デジタルカメラなどの機器の普及と共
に、LANなどのネットワークも普及してきており、ネ
ットワーク上でプリンタ、モデム、画像読取装置を共有
するニーズも増えてきた。プリンタ、スキャナなどの機
器装置をネットワークで共有することによって、ネット
ワーク上のあらゆる装置を使用できる環境になってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スキャナ装置
とプリンタ装置を組み合わせてあるいはデジタル複写装
置と他のスキャナ装置とを組み合わせてコピー機能を実
現する等の、それらの各機器を組み合わせて機能させる
方法がなかったり、またあったとしても特別な機器が必
要であったり、または特定の機器のみが可能であったり
して、汎用的に行えるものがなかった。
【0004】また、システム全体の構成を表示する手段
としては、単なるリスト表示程度で視覚的にシステム構
成を一目で容易に認識できるような表示がなされていな
いので、システム構成を配置される環境を意識して任意
のユーザを起点としてネットワークシステム形態を表示
することもできないばかりか、ネットワーク全体のシス
テム資源であっても、同一機能を実行する資源、例えば
プリンタについては同じアイコンで画一的に簡易表示さ
れているため、それぞれの機能が異なるプリンタをアイ
コン表示のみで識別することはできないし、システム構
成をその動作状態と関連づけて表示することもできなか
った。
【0005】さらに、従来ネットワークに接続された、
例えばプリンタやスキャナ等の機器に対するログ情報
は、単にプリンタの使用回数あるいはスキャナの使用回
数等の情報等のように機器毎に管理されているに過ぎな
いものであり、ユーザに選択された各機器による動作
後、ネットワーク管理者あるいは個々のユーザが各機器
を動作させた際にこの機能別のログ情報が管理されてお
らず、このような管理方法は考えられていなかった。
【0006】従って、ユーザが所望の機能処理実行開始
時あるいは他のログ検証要求時に、必要な機能ログを適
時に検証することができず、ネットワーク上の機器の使
用状況を詳細に検証することができないという問題点が
あった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、ネットワーク上のい
ずれかのデータ処理装置で設定された機能処理条件に伴
う各種の機能処理実行時に、当該機能処理を実行するた
めにデータ処理装置から通知される各機器へログ情報を
機能処理別に順次記憶管理するとともに、管理サーバ機
能を備えるデータ処理装置から他のデータ処理装置から
のログ照会要求に対して機能別のログ情報を通知して所
望の表示形式でログ情報を機能別に表示させるので、シ
ステムを構成する各機器を利用した各種の機能処理実行
に伴う詳細なログ情報を検証したいというユーザからの
ニーズに柔軟に応えることができるネットワークシステ
ムを自在に構築することができるデータ処理装置および
データ処理方法および記憶媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図1に示すLAN100,12
0,130等)上に接続された各種の機器とデータ通信
可能なデータ処理装置であって、他のデータ処理装置上
で設定される機能設定に基づく各機器に対する動作実行
時に、他のデータ処理装置から通知される各機器に対す
る機能別のログ情報を順次取得する取得手段(図2に示
すCPU2が記憶される制御プログラムを実行して通信
処理により取得処理する)と、前記取得手段により取得
された各機能別のログ情報(例えば図20〜図25に示
すログ情報)を順次記憶して管理する管理手段(図2に
示すCPU2が記憶される制御プログラムを実行して、
例えばハードディスク10,PMEM3のメモリを介し
て管理処理する)と、前記他のデータ処理装置からの機
能別ログ要求に基づいて前記管理手段に記憶管理される
対応する機能別のログ情報を通知する通知手段(図2に
示すCPU2が記憶される制御プログラムを実行して、
例えばハードディスク10,PMEM3のメモリを介し
て所定のプロトコルに基づいて通知処理する)とを有す
るものである。本発明に係る第2の発明は、所定の通信
媒体上に接続された各種の機器とデータ通信可能なデー
タ処理装置であって、各機器に対する動作実行時に、ロ
グインする各機器とその実行する機能処理を特定するロ
グ情報を管理サーバ機能を有する他のデータ処理装置に
通知する通知手段(図2に示すCPU2が記憶される制
御プログラムを実行して、例えばハードディスク10,
PMEM3のメモリを介して所定のプロトコルに基づい
て通知処理する)と、前記他のデータ処理装置に管理さ
れる機能別のログ情報を取得する取得手段(図2に示す
CPU2が記憶される制御プログラムを実行して通信処
理により取得処理する)と、前記取得手段により取得さ
れた前記機能別のログ情報を解析して表示部に表示すべ
きネットワーク管理情報(例えばバインド情報ランキン
グ,使用頻度等を含む)を生成する生成手段(図2に示
すCPU2が記憶される制御プログラムを実行して生成
処理する)と、前記生成手段により生成されたネットワ
ーク管理情報を前記表示部(図2に示すCRT16)に
表示する制御手段(図2に示すCPU2が記憶される制
御プログラムを実行して表示処理する)とを有するもの
である。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記表示部に
表示すべき前記ネットワーク管理情報の表示形式を指示
する指示手段(図示しないログ要求画面としてのユーザ
インタフェースを介して、例えばリスト表示,グラフ表
示等が指示される)を有し、前記制御手段は、前記指示
手段により指示された表示形式に基づいて前記表示部に
前記ネットワーク管理情報を機能処理別に表示させるも
のである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記ネットワ
ーク管理情報は、ネットワークのトラフィック量,バイ
ンド情報ランキング,使用頻度を含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記ログ情報
は、プリントログ情報,ファクシミリ通信ログ情報,ス
キャナログ情報を含むものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記機器は、
プリンタ装置,ファクシミリ装置,デジタル複写装置,
スキャナ装置,デジタルカメラ装置,モデム装置を含む
ものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体(図1に示すLAN100,120,130等)上に
接続された各種の機器とデータ通信可能なデータ処理装
置におけるデータ処理方法であって、他のデータ処理装
置上で設定される機能設定に基づく各機器に対する動作
実行時に、他のデータ処理装置から通知される各機器に
対する機能別のログ情報を順次取得する取得工程(図示
しない)と、前記取得工程により取得された各機能別の
ログ情報を順次記憶して管理する管理工程(図示しな
い)と、前記他のデータ処理装置からの機能別ログ要求
に基づいて前記管理工程に記憶管理される対応する機能
別のログ情報を通知する通知工程(図示しない)とを有
するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体(図1に示すLAN100,120等)上に接続され
た各種の機器とデータ通信可能なデータ処理装置におけ
るデータ処理方法であって、各機器に対する動作実行時
に、ログインする各機器とその実行する機能処理を特定
するログ情報を管理サーバ機能を有する他のデータ処理
装置に通知する通知工程(図示しない)と、前記他のデ
ータ処理装置に管理される機能別のログ情報を取得する
取得工程(図40に示すステップS704,図41に示
すステップS804,S807))と、前記取得工程に
より取得された前記機能別のログ情報を解析して表示部
に表示すべきネットワーク管理情報を生成する生成工程
(図41に示すステップS808,S811)と、前記
生成工程により生成されたネットワーク管理情報を前記
表示部に表示する表示工程(図41に示すステップS8
08,S811)とを有するものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記表示部に
表示すべき前記ネットワーク管理情報の表示形式を指示
する指示工程(図41に示すステップS803,S80
6,S809)を有し、前記表示工程は、前記指示工程
により指示された表示形式に基づいて前記表示部に前記
ネットワーク管理情報を機能処理別に表示させるもので
ある。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記ネット
ワーク管理情報は、ネットワークのトラフィック量,バ
インド情報ランキング,使用頻度を含むものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記ログ情
報は、プリントログ情報,ファクシミリ通信ログ情報,
スキャナログ情報を含むものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、所定の通信
媒体(図1に示すLAN100,120等)上に接続さ
れた各種の機器とデータ通信可能なデータ処理装置に、
他のデータ処理装置上で設定される機能設定に基づく各
機器に対する動作実行時に、他のデータ処理装置から通
知される各機器に対する機能別のログ情報を順次取得す
る取得工程(図示しない)と、前記取得工程により取得
された各機能別のログ情報を順次記憶して管理する管理
工程(図示しない)と、前記他のデータ処理装置からの
機能別ログ要求に基づいて前記管理工程に記憶管理され
る対応する機能別のログ情報を通知する通知工程(図示
しない)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体に
コンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、所定の通信
媒体(図1に示すLAN100,120等)上に接続さ
れた各種の機器とデータ通信可能なデータ処理装置に、
各機器に対する動作実行時に、ログインする各機器とそ
の実行する機能処理を特定するログ情報を管理サーバ機
能を有する他のデータ処理装置に通知する通知工程(図
示しない)と、前記他のデータ処理装置に管理される機
能別のログ情報を取得する取得工程(図40に示すステ
ップS704,図41に示すステップS804,S80
7))と、前記取得工程により取得された前記機能別の
ログ情報を解析して表示部に表示すべきネットワーク管
理情報を生成する生成工程(図41に示すステップS8
08,S811)と、前記生成工程により生成されたネ
ットワーク管理情報を前記表示部に表示する表示工程
(図41に示すステップS808,S811)とを実行
させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読
み取り可能に記憶させたものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、前記表示部
に表示すべき前記ネットワーク管理情報の表示形式を指
示する指示工程(図41に示すステップS803,S8
06,S809)を有し、前記表示工程は、前記指示工
程により指示された表示形式に基づいて前記表示部に前
記ネットワーク管理情報を機能処理別に表示させるため
のプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能
に記憶させたものである。
【0021】本発明に係る第15の発明は、前記ネット
ワーク管理情報は、ネットワークのトラフィック量,バ
インド情報ランキング,使用頻度を含むものである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、前記ログ情
報は、プリントログ情報,ファクシミリ通信ログ情報,
スキャナログ情報を含むものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、データ通信
路(図1に示すLAN100,120等)に接続可能な
各種の機器からの情報を取得可能なデータ処理装置であ
って、互いに独立した機能を実行可能な複数の機器を、
前記データ通信路を介して互いに協働させることによ
り、前記機能とは異なる第1の機能を実行制御する第1
の機能制御手段(図2に示すCPU2が記憶される制御
プログラムを実行して第1の機能を実行制御する)と、
互いに協働すべき複数の機器により前記第1の機能が実
行されることに応じて出力される管理情報を、前記デー
タ通信路を介して取得する取得手段(図2に示すCPU
2が記憶される制御プログラムを実行して通信処理によ
り取得処理する)と、前記取得手段により取得される前
記管理情報に基づいたデータ(図48に示すCOPY機
能 機器使用頻度表示ウィンドウ4801,FAX機能
機器使用頻度表示ウィンドウ4802)を出力する出
力制御手段(図2に示すCPU2が記憶される制御プロ
グラムを実行して出力処理する)とを有するものであ
る。
【0024】本発明に係る第18の発明は、前記出力制
御手段は、前記取得手段により取得される前記管理情報
に基づいたデータ(図48に示すCOPY機能 機器使
用頻度表示ウィンドウ4801,FAX機能 機器使用
頻度表示ウィンドウ4802)を表示装置(図2に示す
CRT16)に出力し前記表示装置への表示を制御する
表示制御手段(図2に示すCPU2が記憶される制御プ
ログラムを実行して表示制御処理する)を含むものであ
る。
【0025】本発明に係る第19の発明は、前記表示制
御手段は、前記データ通信路上に接続された各種の機器
のうちの、前記第1の機能を実行すべく互いに協働した
機器を識別可能にするデータ(図48に示すCOPY機
能 機器使用頻度表示ウィンドウ4801内のスキャナ
名とプリンタ名の組み合わせの表示,FAX機能 機器
使用頻度表示ウィンドウ4802内のスキャナ名とFA
Xボード名の組み合わせの表示)を前記表示装置に表示
させるものである。
【0026】本発明に係る第20の発明は、前記表示制
御手段は、前記第1の機能を実行可能であり、且つ、互
いに協働可能な機器の組み合わせの候補が前記データ通
信路上に複数存在する場合、前記組み合わせの候補毎
に、前記第1の機能を実行すべく互いに協働した機器を
識別可能にするデータを前記表示装置に表示させる(図
48に示すCOPY機能 機器使用頻度表示ウィンドウ
4801内のスキャナ名とプリンタ名の組み合わせ毎の
表示,FAX機能 機器使用頻度表示ウィンドウ480
2内のスキャナ名とFAXボード名の組み合わせ毎の表
示)ものである。
【0027】本発明に係る第21の発明は、前記表示制
御手段は、前記組み合わせの候補の使用回数情報(図4
8に示すCOPY機能 機器使用頻度表示ウィンドウ4
801内のスキャナ名とプリンタ名の組み合わせ毎の使
用回数表示,FAX機能 機器使用頻度表示ウィンドウ
4802内のスキャナ名とFAXボード名の組み合わせ
毎の使用回数表示)を、各組み合わせの候補毎に表示さ
せるものである。
【0028】本発明に係る第22の発明は、前記表示制
御手段は、前記使用回数情報に応じた順序で前記複数の
組み合わせの候補に関する情報を表示させる(図48に
示すCOPY機能 機器使用頻度表示ウィンドウ480
1内のスキャナ名とプリンタ名の組み合わせ毎の表示,
FAX機能 機器使用頻度表示ウィンドウ4802内の
スキャナ名とFAXボード名の組み合わせ毎の表示)も
のである。
【0029】本発明に係る第23の発明は、前記表示制
御手段は、ユーザからの指示に応じて前記表示装置に表
示されるデータの表示形態を異ならせる(図49に示す
COPY機能 機器使用頻度表示ウィンドウのグラフ表
示4803)ものである。
【0030】本発明に係る第24の発明は、前記出力制
御手段は、遠隔して設置された他の装置からの要求に応
答すべく、前記データ通信路を介して前記他の装置に前
記管理情報を転送するものである。
【0031】本発明に係る第25の発明は、データ通信
路に接続可能な各種の機器からの情報を取得可能なデー
タ処理方法であって、互いに独立した機能を実行可能な
複数の機器を、前記データ通信路を介して互いに協働さ
せることにより、前記機能とは異なる第1の機能を実行
させる第1の機能実行工程(図32のステップS30
8)と、互いに協働すべき複数の機器により前記第1の
機能が実行されることに応じて出力される管理情報を、
前記データ通信路を介して取得する取得工程(図41の
ステップS807)と、該取得される前記管理情報に基
づいたデータを出力する出力工程(図41のステップS
808)とを有するものである。
【0032】本発明に係る第26の発明は、データ通信
路に接続可能な各種の機器からの情報を取得可能なデー
タ処理装置に、互いに独立した機能を実行可能な複数の
機器を、前記データ通信路を介して互いに協働させるこ
とにより、前記機能とは異なる第1の機能を実行させる
第1の機能実行工程(図32のステップS308)と、
互いに協働すべき複数の機器により前記第1の機能が実
行されることに応じて出力される管理情報を、前記デー
タ通信路を介して取得する取得工程(図41のステップ
S807)と、該取得される前記管理情報に基づいたデ
ータを出力する出力工程(図41のステップS808)
とを実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュ
ータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 <装置の説明>図1は、本発明に係るデータ処理装置を
含むネットワーク機器のシステム構成を説明する図であ
る。
【0034】図において、プリンタ102は開放型アー
キテクチャを持つプリンタで、ネットワークボード(N
B)101を介してネットワークに接続されている。N
B101は、同軸コネクタをもつEthernetイン
タフェース10Base−2や、RJ−45をもつ10
Base−Tなどのローカルエリアネットワークインタ
フェースを介して、ローカルエリアネットワーク(LA
N)100,120,130に接続される。
【0035】PC103、PC104、PC111、P
Cl12などの複数のパーソナルコンピュータ(PC)
もLAN100,130に接続されており、これらのP
Cは、ネットワークオペレーティングシステムの制御の
下、NB101と通信することができる。
【0036】従って、PCの1つ、例えばPC103を
ネットワークデバイス管理用のPCとして使用すること
ができる。また、PC104にプリンタ105をローカ
ルプリンタとしてローカル接続してもよい。
【0037】また、ファイルサーバとして機能するPC
106がLAN100に接続されており、大容量(例え
ば、100億バイト)のネットワークディスク107に
記憶されたファイルへのアクセスを管理する。
【0038】プリントサーバとして機能するPC104
は、ローカルに接続されたプリンタ105、または遠隔
地にあるプリンタ102などのプリンタへの印刷を管理
する。
【0039】同様に、プリンタサーバとして機能するP
C115は、ローカル接続されたプリンタ116、また
は遠隔地にあるプリンタ102などのプリンタへの印刷
を管理する。
【0040】さらに、PC115をスキャナサーバとし
て機能させ、ローカル接続されたスキャナ117、また
は遠隔地にあるスキャナ110などのスキャナを管理す
ることも可能である。スキャナ110は、ネットワーク
ボード等を介してLAN100に接続されている。ま
た、デジタル複写機118は、イメージプロセッシング
ユニット119の管理制御の下に、プリンタやスキャナ
としての機能を提供している。
【0041】図1に示すネットワークでは、様々なネッ
トワークメンバ間で効率よく通信を行うために、Nov
ellやUNIXなどのネットワークソフトウエアを使
用することができる。例えば、Novell社のNet
Ware(Novell社の登録商標。以下、省略)等
のソフトウエアを使用することができる。このソフトウ
エアパッケージに関する詳細説明は、NetWareパ
ッケージに同梱されているオンラインドキュメンテーシ
ョン(Novell社からNetWareパッケージに
同梱される)に記載されているので説明は省略する。
【0042】PC103およびPC104はそれぞれ、
データファイルの生成、生成したデータファイルのLA
N100への送信、また、LAN100からのファイル
の受信、さらに、それらのファイルの表示および/また
は処理を行うことができる一般的なPCである。
【0043】図1では、パーソナルコンピュータ機器
(PC)が示されているが、ネットワークソフトウエア
を実行するのに適した他のコンピュータ機器であっても
よい。例えば、UNIXのソフトウエアを使用している
場合にはUNIXワークステーションをネットワークに
接続してもよく、これらのワークステーションは図示さ
れているPCと共に使用される。
【0044】通常、LAN100は、比較的ローカルな
ユーザグループに、例えば、1つの建物内の1つの階ま
たは連続した複数の階のユーザグループ等にサービスを
提供する。
【0045】一方、ユーザが異なる建物や異なる県に居
るなど、ユーザ同士が離れるに従って、ワイドエリアネ
ットワーク(WAN)を構築してもよい。基本的には、
WANは、いくつかのLANがサービス総合デジタルネ
ットワーク(ISDN)などの高速度デジタル線で接続
されることにより形成されるLANの集合体である。例
えば、図1に示すように、LAN100とLAN120
とが、バックボーン140によって接続されることによ
り、WANが形成される。LAN100,LAN12
0,LAN130にそれぞれ接続されている機器は、W
AN接続を介して他のLANに接続されている機器の機
能にアクセスすることができる。
【0046】図2は、本発明の第1実施形態を示すデー
タ処理装置としてのクライアント構成を説明する為のブ
ロック図であり、図示しない通信媒体、例えばイーサネ
ット(登録商標)等のLANを介して所定の周辺機器
(プリンタ,スキャナ,モデム,複合画像処理装置等を
含む)がローカル接続された他のデータ処理装置と所定
のプロトコルにより通信可能に構成されているものとす
る。
【0047】図において、1はシステムバスであり、こ
れから説明する各部はこのシステムバス1に接続されて
いる。2はCPU(Central Processi
ngUnit)である。
【0048】3はプログラムメモリ(PMEMと称す)
で、本処理のためのプログラムを適宜ハードディスク1
0から選択/読込みし、CPU2にて実行する。又、キ
ーボード12から入力されたデータはテキストメモリで
もあるPMEM3にコード情報として格納される。
【0049】4は通信制御部であり、通信ポート5に於
ける入出力データの制御を行う。通信ポート5から出力
された信号は、通信回線6を経由して、ネットワーク上
の他の装置7の通信ポートに伝えられる。
【0050】ネットワーク上で共有されているプリンタ
や、画像読み取り装置(スキャナ)とのやり取りは、こ
の通信制御部4を介して行われる。なお、本実施形態で
はLANなどのネットワークに関して記述するが、この
通信制御部4に接続される通信ポート及び通信回線が一
般の公衆回線であっても本発明が適応されることは言う
までもない。
【0051】8は外部記憶装置制御部で、データファイ
ル用のディスク、例えばフロッピーディスク(FDと称
す)9や、ハードディスク(HDと称す)10とのアク
セスを制御する。
【0052】11は入力制御部であり、キーボード1
2、マウス13等の入力装置が接続される。操作者はこ
のキーボード12を操作することによりシステムの動作
指令等を行う。16はCRT装置(CRT)で、CRT
16上で画像情報を加工指示するためにはポインティン
グデバイス(PDと称す)が使用され、本実施形態では
マウス13を使用している。
【0053】これによりCRT16上のカーソルをX,
Y方向に任意に移動してコマンドメニュー上のコマンド
アイコンを選択して処理の指示を行なうほか編集対象の
指示、描画位置の指示等も行う。
【0054】14はビデオイメージメモリ(VRAMと
称す)で、CRT16に表示すべき描画データ(ビット
マップデータ)が展開され、表示出力制御部15を介し
て適宜読み出されてCRT16にその内容が表示され
る。17はプリンタ制御部であり、接続されているプリ
ンタ18に対するデータの出力制御を行う。
【0055】1Aは画像読み取り機器制御部であり、接
続されている画像読み取り機器1Bの画像読み取り制御
を行う。なお、外部機器制御部19は、プリンタ制御部
17または画像読み取り機器制御部1Aを介して外部機
器の動作を制御する。
【0056】なお、本発明に於ける画像読み取りサーバ
装置には、上記画像読み取り機器制御部1Aと画像読み
取り機器1Bの構成要素が必須となるが、クライアント
側装置では、前述のように、通信制御部4、及び通信ポ
ート5を介してサーバ側の共有されている同構成要素を
使用することができる。
【0057】更に、図2の構成は、画像読み取り機器と
画像読み取り装置が物理的に別々のコンポーネントであ
っても、画像読み取り装置が、画像読み取り機器を含む
1つのコンポーネントと同様な機能を有することとす
る。
【0058】なお、本実施形態でROMに記憶している
プログラムは、装置に直接接続されているハードディス
ク(HD)10やフロッピー(登録商標)ディスク(F
D)9などの記憶媒体にも記憶されていてもよい。さら
に、ネットワークで接続されている他の装置上に記憶さ
れていてもよい。また、本発明のプログラムは、ハード
ディスク(HD)10やフロッピーディスク(FD)9
などの記憶媒体やネットワークを介してシステムや装置
に供給できる。
【0059】図3は、図1に示したデジタル複写機11
8の構成を説明する断面図である。
【0060】図において、2080はオプション装置と
しての自動原稿送り装置(ADF)で、原稿給送台に載
置された原稿束から原稿を1枚ずつ複写機118の原稿
台(プラテンガラス)2001に給送する。2002は
スキャナで、原稿照明ランプ2003や走査ミラー20
04等で構成される。このスキャナ2002は、不図示
のモータにより所定方向に往復駆動されて原稿を走査
し、走査ミラー2004〜2006を介し、レンズ20
07を透過して原稿からの反射光をイージセンサ部20
08内のCCDイメージセンサ(CCD)に結像する。
【0061】イメージセンサ部2008は、原稿からの
反射光を電気信号に変換したものに所定の画像処理を施
して画像信号を生成する。2009は露光制御部で、レ
ーザ発生部やポリゴンスキャナ等で構成され、イメージ
センサ部2008で生成された画像信号に基づいて変調
されたレーザ光2019を生成し感光体ドラム2011
に照射する。
【0062】2010は画像形成部で、感光体ドラム2
011と、感光体ドラム2011の回りに配置される1
次帯電器2012,現像器2013,転写帯電器201
6,分離帯電器2017,前露光ランプ2014,クリ
ーナ装置2015等から構成される。
【0063】画像形成部2010において、感光体ドラ
ム2011は、不図示のモータにより駆動され、図中矢
印Aに示す方向に回転する。1次帯電器2012は、感
光体ドラム2011を所定の電位に帯電する。一次帯電
器2012により帯電された感光体ドラム2011上に
は露光制御部2009で生成されたレーザ光2019が
照射され、静電潜像が形成される。現像器2013は、
感光体ドラム2011上に形成された静電潜像を現像
し、感光体ドラム2011上の静電潜像をトナー像とし
て可視化する。
【0064】2021は第1カセット,2022は第2
カセット,2023は第3カセット,2024は第4カ
セットで、記録媒体としての転写紙を収納する。第1カ
セット2021,第2カセット2022,第3カセット
2023あるいは第4カセット2024に収納される転
写紙は、ビックアップローラ2025,2026,20
27,2028により拾い上げられ、給紙ローラ202
9,2030,2031,2032によりデジタル複写
機118内部に送られ、レジストローラ2033により
画像形成部2010に搬送される。
【0065】転写帯電器2016は、感光体ドラム20
11上の可視化されたトナー像を搬送されてきた転写紙
に転写する。クリーナ装置2015は、転写紙にトナー
像を転写した後の感光体ドラム2011上の残留トナー
を清掃する。前露光ランプ2014は、クリーナ装置2
015による残留トナー清掃後の感光体ドラム2011
上の残留電荷を消去する。
【0066】分離帯電器2017は、トナー像が転写さ
れた後の転写紙を感光体ドラム2011から分離する。
2034は搬送ベルトで、分離帯電器2017により分
離された転写紙を定着器2035に搬送する。定着器2
035は、転写紙を加圧及び加熱することによりトナー
像を転写紙に定着する。2036は排出ローラで、定着
器2035によりトナー像が定着された転写紙を複写機
(本体)118の外に排出する。
【0067】2037は排紙フラッパで、搬送パス20
38側と排出パス2043側のいずれかに転写紙の転送
経路を切り替える。2040は下搬送パスで、排紙ロー
ラ2036,反転ローラ2045により搬送され、反転
パス2039を介して裏返された転写紙を再給紙パス2
041に導く。
【0068】2042は再給紙ローラで、再給紙パス2
041に導かれた転写紙を画像形成部2010に再給紙
する。2044は排出ローラで、排紙フラッパ2037
の近傍に配置され、この排紙フラッパ2037により排
出パス2043側に切り替えられた際に搬送される転写
紙を機外に排出する。
【0069】なお、この複写機118において、両面記
録(両面複写)を行なうときには、排紙フラッパ203
7を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス203
8,反転パス2039,下搬送パス2040を介して再
給紙パス2041に導く。このとき、反転ローラ204
5によって転写紙の後端が搬送パス2038から全て抜
け出し、かつ反転ローラ2045に転写紙が噛んだ状態
の位置まで転写紙を反転パス2039に引き込み、それ
から反転ローラ2045を逆転させることによって下搬
送パス2040に送り出す。
【0070】また、デジタル複写機(本体)118から
転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ203
7を上方へ上げ、反転ローラ2045によって転写紙の
後端が搬送パス2038に残った状態の位置まで反転パ
ス2039に引き込み、反転ローラ2045を逆転させ
ることによって、転写紙を裏返して排出ローラ2044
側に送り出す。
【0071】2090はオプション装置としての排紙処
理装置(ソータ)で、デジタル複写機118から排出さ
れた転写紙をそろえて閉じる(ステイプルを行う)もの
であり、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ209
4で積載してそろえ、一部(一束)分の画像形成の排出
が終了したら、転写紙束を処理トレイ2094内の不図
示のステイプラでステイプルして排紙トレイ2092、
又は排紙トレイ2093に束で排出する。排紙トレイ2
093,2094は不図示のモータで上下に移動制御さ
れ、画像処理動作開始前に処理トレイ2094の位置に
なるように移動する。
【0072】2091は用紙トレイで、排出された転写
紙の間に挿入する区切り紙を積載する。2095はオプ
ション装置としてのZ折り機で、排出された転写紙をZ
折りにする装置である。また、2096はオプション装
置としての製本機で、排出された転写紙の一部(一冊)
分をまとめてセンタ折りしスティプルを行なうことによ
って製本を行ない、製本された紙束は排出トレイ209
7に排出される。
【0073】なお、デジタル複写機(本体)118に
は、例えば4000枚の転写紙を収納し得るオプション
装置としてのペーパデッキ2050が装備されている。
ペーパデッキ2050のリフタ2051は、ピックアッ
プローラ2052に転写紙が常に当接するように転写紙
の量に応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ2053によ
って本体に送られる。また、100枚の転写紙を収容し
得るマルチ手差し2054が装備されている。
【0074】また、現像器2013は、トナーカセット
を交換することによりトナー補充を行うものであって
も、現像器2013内に直接トナーを補充可能なもので
あってもよい。さらに、現像器2013は、現像器20
13内のトナー残量を検出可能である。
【0075】また、ここでは、本発明の画像出力装置の
一例としてモノクロ複写機の構成を説明したが、カラー
複写機であってもよい。
【0076】この場合、現像器2013は、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(B
k)の4つの現像部により構成されることになる。ま
た、現像器2013は、イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(Bk)各種トナー残
量を個別に検出可能である。
【0077】さらに、複写機118は、第1〜第4カセ
ットおよびペーパデッキ2050に、それぞれ収納され
る転写紙の残量を検出可能である。また、排紙処理装置
(ソータ)2090は、転写紙束を処理トレイ2094
内に収納されるステイプル針の残量を検出可能である。
さらに、排紙処理装置(ソータ)2090,Z折り機2
095,ペーパデッキ2050はオプション装置で複写
機(本体)118に着脱可能に装着されている。
【0078】図4は、図3に示した複写機118の制御
構成を説明するブロック図である。
【0079】図において、3002は操作部で、デジタ
ル複写機(本体)118の各種設定および各種動作の指
示を行うために使用する。3003はリーダ部で、図3
に示した2001〜2008の各部で構成され、原稿画
像を読み取り原稿画像に応じた画像データをプリンタ部
3004及び制御部3009へ出力する。プリンタ部3
004は、図3に示した2009〜2045の各部で構
成され、リーダ部3003及び制御部3009からの画
像データに応じた画像を記録媒体上に出力する。
【0080】制御部3009は、リーダ部3003,フ
ァクシミリ部3006,ネットワークインタフェース部
3007,ハードディスク部3008に接続されてお
り、複写機118全体を統括制御する。
【0081】ファクシミリ部3006は、電話回線を介
して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画
像データを制御部3009へ転送し、また、制御部30
09から転送された画像データを圧縮して、電話回線を
介して圧縮された圧縮画像データを送信する。なお、フ
ァクシミリ部3006により受信した圧縮画像データ
は、ハードディスク部3008に一時的に保存すること
ができる。
【0082】ネットワークインタフェース部3007
は、LAN130と制御部3009の間のインターフェ
イスであり、LAN130を介して転送された画像を表
すコードデータ(PDL(Page Descript
ion Language,ページ記述言語)データ)
をプリンタ部3004で記録できる画像データに展開し
て制御部3009に渡す。
【0083】制御部3009は、CPU3011,RO
M3012,RAM3013等により構成され、ROM
3012上に保存されているデータや、他の部分から受
けとったデータをもとに、リーダ部3003,ファクシ
ミリ部3006,ネットワークインタフェース部300
7,ハードディスク部3008のそれぞれの間のデータ
の流れを制御するものである。
【0084】ハードディスク部3008は、不図示のハ
ードディスク(HD),ページメモリ等を含み、複数の
画像データを格納することができる。また、ハードディ
スク部3008に格納された複数の画像データは、デジ
タル複写機(本体)118の操作部3002で指定され
た編集モードに応じた順序で出力することができる。
【0085】なお、制御部3009は、トナー残量,サ
イズ毎の転写紙の残量,ステイプル針の残量,並びに複
写機の状態(ドアが空いている,紙詰まり等)、および
各種オプション装置(図3に示した排紙処理装置(ソー
タ)2090,Z折り機2095,ペーパデッキ205
0等)装着の有無等をネットワークインタフェース部3
007を介してLAN120、または図1に示したLA
N130,LAN100,LAN120により構成され
るWANに接続される各機器に通知可能である。
【0086】図5は、図2に示したデータ処理装置とし
ての例えばPCのCRT16上に表示される画面であ
り、第1のネットワーク接続構成を説明する図である。
【0087】図において、301はメインウインドウ
で、メニュー、ツールバー、そしてPC(自装置,他の
装置含む)および周辺機器(スキャナ,プリンタ,ファ
クシミリ等)を表わすアイコン、PCおよび周辺機器を
操作して行う各機能のアイコン301a〜301fがツ
ールバー上に表示される。
【0088】例えば、アイコン301aは選択されたス
キャナから画像データの読み込み、そしてその画像デー
タを選択されたプリンタに出力するコピー機能を実行す
るためのアイコンである。アイコン301bはFAX機
能を実行するためのアイコンである。
【0089】アイコン301cは画像データ読み込み機
能を実行するためのアイコンである。アイコン301d
は画像データを読み込み、OCR処理を行う機能を実行
するためのアイコンである。
【0090】アイコン301eはPC情報を表示する機
能を実行するためのアイコンである。アイコン301f
は個人トレイデータを表示する機能をそれぞれ実行する
ためのアイコンである。302はシステム表示ウインド
ウである。
【0091】システム表示ウインドウ302において、
302a〜302zはアイコンで、図1に示したネット
ワーク上で共有されているPCおよび周辺機器を示すア
イコンである。これらのアイコンはPC、プリンタ、ス
キャナ、FAXモデムなどのデバイス種類、あるいは
「処理中」、「エラー発生」などのステータスによって
アイコンが変更されて表示される。
【0092】302aはルートアイコン、302bは自
機がログオンしているドメイン、302cは自機を表わ
すアイコンである。自機は特別な機器であるために他の
PCとは区別して表示される。
【0093】なお、アイコン302m、302pのよう
にネットワーク上では共有されているが、ドライバがイ
ンストールされていないPCおよび周辺機器はアイコン
の表示形状がグレー表示される。
【0094】アイコン302dはこのスキャナが現在ス
キャンニング中であることを示し、アイコン302nに
は、このプリンタに3つのジョブがスプールされている
ことを示す数値、例えば「」が表示される。
【0095】アイコン302zはドライバがインストー
ルされているが何らかの理由(装置が故障,トナー切
れ,紙なし等)で使用不可状態であることを示す。この
ようにこの画面でネットワーク上の全てのPCおよび周
辺機器の接続状態およびステータスをグラフィカルに確
認することができる。この例では、画面の都合上、全て
のアイコンが表示されていないが、画面横に配置されて
いるスクロールバーSBを使って全てのPCおよび周辺
機器の接続状態を確認することができる。
【0096】図6は、図2に示されたデータ処理装置に
記憶される組み合わせ判定データ構造体の一例を示す図
であり、例えばハードディスク10上に記憶される。
【0097】図において、601、602はヘッダ部
で、ヘッダ部601は登録されている組み合せ機能の
数、ヘッダ部602はコメントである。
【0098】603a〜603dはそれぞれ一つの機能
のデータを表し、603aは第1機器データ、603b
は第2機器データである。上述の例では、スキャナが第
1機器データ、プリンタは第2機器データである。ま
た、この組み合わせは逆でも有効である。機能データ6
03cは上記複数の機器(ここでは、スキャナとプリン
タ)を仮想的に組み合わせることにより実行可能な(こ
こでは、コピー機能)機能を示し、データ603dはコ
メントである。なお、本実施形態では、データ部は、登
録機能数N分記憶可能に構成されており、データ部60
4a〜604dがN番目に対応する。
【0099】図7は、図2に示したデータ処理装置のC
RT16に表示されるコピー機能設定画面の一例を示す
図であり、図5に示したスキャナイコンをプリンタアイ
コン上へドラッグ&ドロップ操作した際に、その組み合
わせ機能が有効と判定された場合に、CRT16に表示
される。
【0100】以下、このような設定画面を表示する理由
に関して述べる。
【0101】図5の画面にてドラッグ&ドロップされる
アイコンに対応する機器、ここでは、スキャナとプリン
タの関係は、物理的には互いに遠隔した場所に設置さ
れ、データ通信可能となるよう通信経路を介して電気的
には接続されている。
【0102】そして、スキャナは実行可能な機能として
少なくとも画像入力処理が可能であり、プリンタは実行
可能な機能として少なくとも画像の出力処理が可能であ
る。つまり、これらの機器は、物理的には互いに遠隔し
た場所に設置されているものの、これらの機器の機能を
組み合わせたとすると、機能的にはコピー機能が実行可
能である。
【0103】従って、データ処理装置のオペレータに
は、これら2つの周辺機器をあたかも1つの機器として
取り扱えるように図7のような画像を表示して、ユーザ
に意識させること無く2つの周辺機器を1つの機器とし
て利用可能にさせる。
【0104】なお、ドラッグ&ドロップされることによ
り指定される機器の組み合わせが異なれば、図7の設定
画面も表示内容が異なる。
【0105】図において、401,402は倍率設定ボ
タン(ボタン)で、通常等倍出力時にはボタン401を
押下指示し、縮小/拡大出力時にはボタン402を押下
指示して、所望の倍率を指定できる。
【0106】403,404はボタンで、それぞれ入出
力用紙設定用のボタンとして機能し、ボタン403,4
04の押下指示に連動して用紙サイズ、用紙の向きなど
を設定するダイアログが表示されて用紙サイズ、用紙の
向きを設定可能に構成されている。405はボタンで、
入力画像のカラーモード設定用のボタンとして機能し、
カラー/モノクロ/グレースケールなどの設定が可能に
構成されている。
【0107】406は設定内容確認表示部で、アイコン
の組み合わせで決定された機能に基づく設定内容、この
例ではコピー機能であるため、倍率等倍「100%」,
入力縦向き用紙「A4」、縦向き出力用紙「A4」、カ
ラーコピー等が表示される場合に対応する。
【0108】407はテンキーボタンで、出力部数を設
定する。408はレイアウト調整設定ボタン(ボタン)
であり、このボタン408を押下指示すると、用紙の出
力位置設定、2in1出力設定などを行えるダイアログ
が表示され、それぞれに必要な設定実行可能に構成され
ている。
【0109】409はスライダで、濃度設定をマウス1
3の操作指示により所望の濃度を設定可能に構成されて
いる。410はスライダで、画像品位設定をマウス13
の操作指示により所望の品位を設定可能に構成されてい
る。
【0110】411はプレビュー領域で、入力サイズ、
出力サイズおよび出力可能領域を表示する。412は入
出力機器を変更するためのボタンで、このボタン412
によりアイコン設定による入出力機器とは異なる入出力
機器を設定するダイアログが表示され、ユーザが意図す
る入出力機器を選択することができる。413はボタン
で、このボタン413を押下指示すると現在のコピー機
能設定がリセットされ予め決められた標準のコピー機能
設定になる。414はストップボタン、415はコピー
実行ボタンである。
【0111】図8は、図2に示したCRT16上に表示
されるエラーメッセージの一例を示す図であり、図5に
示した表示画面上で、ユーザのマウス操作により組み合
わされたアイコンが有効な組み合わせでないとCPU2
が記憶された判定情報に基づいて判定された場合に表示
される。
【0112】図において、501はエラーメッセージダ
イアログであり、組み合わせが有効でない場合に表示さ
れる。
【0113】なお、本実施形態では、ドラッグ&ドロッ
プ操作をした時点を基準として組み合わせが有効である
かどうか判定してエラーメッセージを表示しているが、
ドラッグ操作をした際に組み合わせを判定してドロップ
操作できなくするように制御してもよい。
【0114】図9は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、システム構成表示処理に伴う組み合わせ機能処
理手順に対応する。なお、S201〜S208は各ステ
ップを示す。
【0115】まず、ステップS201で、ネットワーク
上の全ての共有されている図1に示したPCおよび周辺
機器の接続情報とそれらの機器の使用状況およびステー
タス情報を取得する。そして、それらの情報を図2に示
したPMEM3上に記憶する。次に、ステップS202
で自機にインストールされているデバイスのドライバ情
報をチェック(取得)する。そして、ステップS203
でそれらの取得した情報に基づいて図5に示したシステ
ム構成およびシステム状態を同時に表示するための画面
を自装置のCRT16上に表示する。
【0116】次に、ステップS204で、各機能の実行
指示された時に有効な指示であるかどうか判定する。操
作方法としては例えば、図5に示す画面上でスキャナの
アイコン302dをマウス操作でプリンタのアイコン3
02nにドラッグ&ドロップする方法がある。この場合
には、コピー機能が実行される。
【0117】ここで、有効な組み合わせでないと判断さ
れた場合は、ステップS205に進み、図8に示すよう
にエラーメッセージがCRT16上に表示される。
【0118】一方、ステップS204で、有効な組み合
わせであると判定された場合は、ステップS206に進
み、対応する機能のウインドウが表示される。上述の例
では、図7に示したコピー機能の設定画面がCRT16
上に表示される。
【0119】次に、ステップS207でコピーを実行す
るかどうかを判定し、図7に示す仮想操作パネルのボタ
ン414の押下によるコピー中止指示があった場合は処
理を終了する。
【0120】ボタン415によるコピー実行指示があっ
たと判定した場合は、ステップS208に進み、設定に
したがってコピーを実行して(つまり、ここでは、図5
の画面でドラッグしたアイコンに対応する実在のスキャ
ナにセットされた原稿画像を入力し、ドロップしたアイ
コンに対応する実在のプリンタに対して当該画像をネッ
トワークを介して転送し、当該プリンタでは、図7の画
面で入力された設定に基づいた処理を実行してシート上
に画像形成することになる。)、処理を終了する。
【0121】〔第2実施形態〕上記実施形態では、ネッ
トワーク上の各PCが電源オン時等にネットワーク機器
との通信によりデバイスドライバ情報をネットワーク機
器から取得して、各機器毎に統一されたアイコンでその
接続情報および各機器の動作状態を形態の異なるアイコ
ンでグラフィカルに仮想表示する場合について説明した
が、ネットワークに接続される機器は、上記実施形態に
示されるような、プリンタ,スキャナばかりでなくプリ
ンタ機能とスキャナ機能あるいはこれらの機能と他の機
能(ファクシミリ,データベース機能等を含む)との機
能を含むマルチファンクションの機器も接続されていて
も本発明を適用可能である。以下、その実施形態につい
て説明する。
【0122】図10は、本発明の第2実施形態を示すデ
ータ処理装置で管理されるデバイスドライバ情報の一例
を示す図であり、例えばPCの電源投入時等の初期化処
理時あるいは後述するアイコン押下指示時に、ネットワ
ーク上に接続された複合機器、例えば図1に示す各機器
で管理されるデジタル複写機118のデバイスドライバ
情報をネットワーク上のPCから取得して、PMEM3
あるいはハードディスク10上で管理されるものとす
る。なお、デバイスドライバ情報を管理する管理サーバ
がネットワーク上に接続されている場合には、その管理
サーバから取得してよい。
【0123】図において、800は取得情報で、801
はヘッダ部で、ドライバ名,バージョン情報,コメント
が設定されている。
【0124】802はページ設定情報で、ページ設定に
関する情報(原稿サイズ,出力用紙のサイズ、印刷の向
き、ページレイアウト,倍率,スタンプ)から構成され
る。ここで、原稿サイズおよび出力用紙サイズは、例え
ばA4,A3,B4等であり、印刷の向きは、例えば
縦,横等であり、ページレイアウトは、例えば1ページ
/枚、2in1等であり、倍率は、例えば100%,1
41%等であり、スタンプは、例えば「社外秘」,「C
onfidential」等である。
【0125】803は仕上げ情報で、印刷方法,とじ方
向,排紙方法から構成される。ここで、印刷方法は、例
えば通常印刷,製本印刷,両面印刷,OHP印刷等であ
り、とじ方向は、例えば縦,横等であり、排紙方法は、
例えばソート,グループ,回転ソート等である。
【0126】804は給紙情報で、各種の給紙設定情報
(給紙方法,OHP印刷詳細設定)から構成される。こ
こで、給紙方法は、例えばカセット1,手差し等であ
り、OHP印刷詳細設定は、OHP印刷設定時の給紙
口,中差し用紙指定,用紙タイプ等である。
【0127】805はデバイスの設定情報で、給紙また
は排紙のオプション情報(給紙オプション,排紙オプシ
ョン)から構成されている。ここで、給紙オプション
は、給紙用のオプション機器設定であり、排紙オプショ
ンは、排紙用のオプション機器設定である。
【0128】なお、アイコンは、第1実施形態では、同
機種であれば同一アイコンであったが、本実施形態で
は、メーカ毎にその製品の概観に近いアイコン情報を記
憶しておき、それを表示するものとする。これにより、
他のメーカの同等機種のアイコンを視覚的に認識するこ
とができる。なお、図11に示すように、アイコンの近
傍に、その機器のメーカ名や機種名を表示してもよい。
【0129】その際、機器がカラー対応のものである場
合には、カラー対応を示すカラーマークCM(詳細は図
11に示す)が付加されるものとする。
【0130】なお、アイコンの表示は、ハードディスク
10又はPMEM3上に管理されているデバイスドライ
バ情報に基づいて制御される。
【0131】また、このデバイスドライバ情報は、デバ
イスドライバがサポートしているデバイスモードに関す
る情報を使用しているため、メーカにより新たな周辺機
器(オプション機器を含む)が提供された場合でも、そ
の周辺機器のデバイスドライバをインストールするだけ
で、その機器に即座に対応することができる。
【0132】図11は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示されるシステム構成状態画面であ
り、第2のネットワーク接続構成を説明する図である。
なお、図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0133】図において、301g〜301jはアイコ
ンで、アイコン301gをカーソル等で指示してマウス
13をクリックすると、図示しないお気に入り表示(シ
ステム表示ウインドウを分割して、システム全体と自機
のユーザが頻繁に使用するものとしてお気に入り登録し
たシステム構成中の各機器のアイコンを表示する)に画
面表示が切り替わる。
【0134】アイコン301hは、システム表示ウイン
ドウ302からお気に入りウインドウへのアイコン登録
を行う編集画面を表示する際に指示される。アイコン3
01iはシステム表示ウインドウ302の内容を最新の
状態に更新表示させる際に指示される。アイコン301
jは、システム表示ウインドウを表示させるプログラム
を中止させる際に指示される。
【0135】302g〜302uはアイコンで、ネット
ワーク上に接続された他のPCに対応する。302fは
アイコンで、複合機器、例えば図1に示したデジタル複
写機118に対応し、現在ジョブが3個スプールされて
いる状態を図に示すの表示により示している。なお、
当該アイコン302fは、ネットワーク機器に接続され
る入出力デバイスと異なる固有のアイコンとデバイス名
称とが表示される。
【0136】303a〜303mはアイコンで、ネット
ワーク機器に接続される入出力デバイスに対応し、それ
ぞれデバイス名称に特定される固有のアイコン(接続さ
れる本体の実際の外形に極めて近いアイコン)で、その
接続状態および動作状態が表示される。なお、現在アイ
コン303mに対応するデバイスは、何らかの障害によ
り選択できない状態の「不可マーク」がアイコン303
m上に重ね表示されている場合に対応する。また、接続
されているがドライバがインストールされていない機器
に対応するアイコン(ここでは、303a,303f)
は、グレー表示されるものとする。
【0137】図12〜図14は、図2に示したデータ処
理装置のCRT16上に表示される仮想操作パネルの一
例を示す図であり、図11に示したアイコン302fが
有効表示された状態でドラッグされたスキャナイコン
(例えば、302d,303c等)がアイコン302f
にドロップされた際に、アイコン302fに対応するデ
ジタル複写機118から取得してハードディスク10あ
るいはPMEM3上に管理されるデバイスドライバ情報
を参照してCRT16にデジタル複写機118およびこ
れに接続されるオプション機器を確認できるようなイメ
ージとして表示される。即ち、ドラッグ&ドロップされ
るアイコンの種類に応じて表示される仮想操作パネルは
変化する。なお、図7と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0138】図において、B1〜B8はボタンで、ボタ
ンB1〜B6は、デジタル複写機118に固有の操作ボ
タンであり、デジタル複写機118の操作パネル表示と
ほぼ同等のボタンであり、ボタンB1はページレイアウ
ト(例えば2in1を含む各種のNin1あるいは1つ
の画像を複数毎の用紙に出力する等のレイアウトを含
む)を設定する際に、カーソル操作により指示される。
なお、デフォルトの状態では、用紙サイズが「A4」
で、横書き出力に対応する出力イメージが表示される。
【0139】ボタンB2は両面印刷を指定する際に押下
されるボタンであり、ボタンB3は製本処理を行う際に
押下されるボタンであり、ボタンB4はOHP印刷を指
定する際に押下されるボタンであり、ボタンB5はデジ
タル複写機118の排紙オフションとしてのステイプル
を指定する際に押下されるボタンである。ボタンB6
は、出力するイメージ情報中に付加するスタンプ情報、
例えば「秘」等のイメージを出力イメージと重ねて出力
するスタンプ出力時に押下される。
【0140】なお、これらのボタンB1〜B6で設定す
る機能は、デジタル複写機118が有する機能である。
【0141】また、ボタンB7は、デジタル複写機11
8が有する機能ではなく、PC側で設定可能な機能、本
実施形態では、おもしろ設定と称して、画像エフェクト
設定およびスタンプ設定の2種類のおもしろ設定があら
かじめ用意されている。さらに、ボタンB8は、複写モ
ード設定を標準モードにリセットするときに押下され
る。
【0142】PV1,PV2はプレビュー領域で、後述
するPC側のおもしろ設定に伴い選択されたエフェクト
イメージ、本実施形態では「モザイク」が選択され、ス
タンプとしては、「マル秘」が選択された場合に対応す
る。
【0143】なお、スライダ410に表示される解像度
は、ネットワーク上でやり取りされる画像データのトラ
フィックを考慮して、選択された出力デバイス側の最高
解像度の1/2に自動設定し、さらに、該自動設定され
た解像度と同じ解像度あるいはそれに近い解像度を入力
デバイス側の解像度として自動設定するものとする。
【0144】従って、図12に示す表示画面では、スキ
ャナ側の解像度の設定は、カラー対応の複写機の最高解
像度が「600」dpiであったものを、カラー対応の
スキャナから入力する場合に、プリンタ解像度の1/2
程度の解像度、すなわち、「300」dpiとしてスキ
ャナ側の入力解像度を設定表示した場合に対応する。
【0145】また、同様にネットワーク上でやり取りさ
れる画像データのトラフィックを考慮して、ドラッグし
たスキャナイコンに対応するスキャナに設定された読み
取り解像度の、例えば1/2程度の解像度が自動設定さ
れるものとする。ただし、ユーザの要求に応じて、解像
度を上げることも下げることも可能である。
【0146】また、MFIはシステムイメージで、図1
1に示したアイコン302fが有効表示された状態でド
ラッグされたスキャナイコンをアイコン302fにドロ
ップされた際に、対応するデジタル複写機118から取
得してハードディスク10あるいはPMEM3上に管理
されるデバイスドライバ情報を参照してCRT16にデ
ジタル複写機118に接続されるオプション機器をも確
認できるようなイメージMFIとして表示される。な
お、イメージMFIの給紙部中で、自動選択された給紙
部が他の給紙部と識別可能に表示されるものとする。
【0147】なお、アイコン403a,404aは、そ
れぞれ入出力用紙設定用のボタンとして機能し、アイコ
ン403a,404aの押下指示に連動して用紙サイ
ズ、用紙の向きなどを設定するダイアログ(例えば、後
述する図17)が表示されて用紙サイズ、用紙の向き、
カラー/モノクロモード等を含む各種詳細設定を可能に
構成されている。
【0148】図15は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示される仮想操作パネル上のおもしろ
設定時に表示される第1のウインドウの一例を示す図で
あり、特に、図14等に示すボタンB7を押下した際
に、図示しないメニューで「エフェクト」が選択された
場合に表示される。
【0149】図において、811はオリジナルイメージ
で、スキャナから入力されたオリジナル画像例に対応す
る。811−1〜811−8はエフェクトイメージ例
で、エフェクトイメージ811−1は色反転処理された
イメージ例に対応し、エフェクトイメージ811−2は
エンボス処理されたイメージ例に対応し、エフェクトイ
メージ811−3はモザイク処理されたイメージ例に対
応し、エフェクトイメージ811−4はポスタライズ処
理されたイメージ例に対応し、エフェクトイメージ81
1−5はソフトフォーカス処理されたイメージ例に対応
し、エフェクトイメージ811−6はシャープネス処理
されたイメージ例に対応し、エフェクトイメージ811
−7は油絵処理されたイメージ例に対応し、エフェクト
イメージ811−8はノイズ追加処理されたイメージ例
に対応する。なお、現在エフェクトイメージ811−3
が選択されている状態に対応し、図13の仮想操作パネ
ルのプレビュー領域PV1にモザイク処理が表示され
る。ここで、ボタン811−9,811−10を押下指
示して、選択したエフェクトを確定したり、エフェクト
を取り消すことができる。
【0150】なお、当該エフェクト処理は、PC側のイ
メージソフトアプリケーションによりスキャナイメージ
データに対して所定の画像処理演算を施すことにより実
行されるものである。
【0151】図16は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示される仮想操作パネル上のおもしろ
設定時に表示される第2のウインドウの一例を示す図で
あり、特に、図14等に示すボタンB7を押下した際
に、図示しないメニューで「スタンプ」が選択された場
合に表示される。
【0152】図において、821,822はボタンであ
り、スタンプ一覧824で選択されたスタンプ(反転表
示される)を選択または取り消す場合に、ボタン82
1,822が指示される。ボタン823は、当該スタン
プ処理に関するヘルプ画面を表示させる際に指示され
る。
【0153】826X,826Yはスライダで、スタン
プを出力用紙内に割り付ける位置をX方向,Y方向それ
ぞれ独立して設定可能に構成され、現在出力イメージの
中心に選択されたスタンプ情報825に設定した状態に
対応する。
【0154】なお、スタンプ一覧に登録されたスタンプ
情報は、新規追加または削除が行えるように構成されて
いる。すなわち、ユーザが意図するスタンプ情報をアプ
リケーション等で作成して印刷したもの、あるいはスキ
ャナから入力された画像データあるいはこれらの組み合
わせにより画像編集したものがハードディスク10等に
記憶されて管理されている。これらのスタンプは、複写
機の機能ではなく、PCの機能により実行される。
【0155】図17は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示される仮想操作パネル上に表示され
るアイコン指示に応じて表示されるプロパティ画面の一
例を示す図であり、特に、図14等に示すアイコン40
3aが指示された際に、入力デバイスと出力デバイスを
ドラッグ&ドロップした際に取得されているデバイスド
ライバ情報に基づいて表示されるものである。
【0156】図において、830はプロパティ画面で、
例えばスキャナに対して種々の画像入力条件を自在に設
定することができ、用紙サイズ831は、現在例えばA
4が設定され、モード832は現在例えば白黒が設定さ
れ、解像度834は現在例えばFAX200dpiが設
定されている場合に対応する。833,835,836
はスライダで、スライダ833は階調のしきい値を設定
する際に指示され、スライダ835はコントラストを設
定する際に指示され、スライダ833はブライトネスを
設定する際に指示される。837,838はボタンで、
設定した内容を確定する際にはボタン837を、また、
設定内容を取り消す場合には、ボタン838が指示され
る。
【0157】図18は、本発明の第2実施形態を示すデ
ータ処理装置で管理されるデバイスドライバのリソース
ファイルの一例を示す図であり、例えばPCの電源投入
時等の初期化処理時あるいは後述するアイコン押下指示
時に、ネットワーク上に接続された図示しない管理サー
バで一元管理されている各機器毎のリソースファイルに
対応し、管理サーバから取得される。
【0158】図において、800は取得情報で、801
はヘッダ部で、ドライバ名,バージョン情報,コメント
が設定されている。
【0159】802はページ設定情報で、リソースオフ
セット情報と、ページ設定に関する情報(原稿サイズ,
出力用紙サイズ、印刷の向き、ページレイアウト,倍
率,スタンプ)とから構成される。ここで、原稿サイズ
および出力用紙サイズは、例えばA4,A3,B4等で
あり、印刷の向きは、例えば縦,横等であり、ページレ
イアウトは、例えば1ページ/枚、2in1等であり、
倍率は、例えば100%,141%等であり、スタンプ
は、例えば「社外秘」,「Confidential」
等である。
【0160】803は仕上げ情報で、リソースオフセッ
ト情報と、印刷方法,とじ方向,排紙方法とから構成さ
れる。ここで、印刷方法は、例えば通常印刷,製本印
刷,両面印刷,OHP印刷等であり、とじ方向は、例え
ば縦,横等であり、排紙方法は、例えばソート,グルー
プ,回転ソート等である。
【0161】804は給紙情報で、リソースオフセット
情報と、各種の給紙設定情報(給紙方法,OHP印刷詳
細設定)とから構成される。ここで、給紙方法は、例え
ばカセット1,手差し等であり、OHP印刷詳細設定
は、OHP印刷設定時の給紙口,中差し用紙指定,用紙
タイプ等である。
【0162】805はデバイスの設定情報で、リソース
オフセット情報と、給紙または排紙のオプション情報
(給紙オプション,排紙オプション)とから構成されて
いる。ここで、給紙オプションは、給紙用のオプション
機器設定であり、排紙オプションは、排紙用のオプショ
ン機器設定である。
【0163】806はリソースデータ部で、各機器毎の
システム構成を表示させるための各種のアイコンイメー
ジデータを含む固有のイメージ情報(イメージ部品)が
記憶される。このリソースデータ部806に記憶される
更新可能なリソースデータは、図5、図11や後述する
図33等に示すシステム構成状態画面や図12〜図14
の画面等をCRT16に表示する際に利用される。
【0164】これにより、例えば、ネットワーク上の複
合機にオプションユニットが接続されて当該機器の機能
が拡張される場合でも、サーバより最新のリソースファ
イルを取得することで自在に対応して、機能拡張された
仮想パネルあるいはボタン表示が可能となる(図12〜
図14等の画面を参照)。
【0165】図19は、図12〜図14に示した仮想操
作パネル上に表示されるボタンの編集画面の一例を示す
図である。
【0166】図において、850は編集ウインドウで、
機能一覧エリア851に表示された機能ボタン群より、
表示させたいボタンをセレクトして移動ボタン853,
854を操作することにより、表示する機能エリア85
2に移動あるいは表示する機能エリア852から機能一
覧エリア851に移動させて、表示させるボタンの編集
を行える。
【0167】855はボタンレイアウト表示エリアで、
図12等に示されたボタンB1〜B6に対応して表示す
べきボタンがユーザ選択順位(マウス等で順序入れ換え
が可能である)で配列される。なお、当該編集画面は、
仮想操作パネル上に表示される図示しない編集ボタンが
押下指示された際にハードディスク10から編集プログ
ラムが読み出されて起動されるものとする。
【0168】このようにして表示させたいボタンを編集
させた後、ボタン856,857により表示すべきボタ
ンが取消あるいは設定される。
【0169】以下、データ処理手順について説明する。
なお、このデータ処理は、図2に示したCPU2がハー
ドディスク10等に格納されたプログラムに基づいて実
行するものとする。
【0170】まず、編集ウインドウ850上の移動ボタ
ン853,854により表示/非表示の指定が行われた
場合は、選択されたボタンを、機能一覧エリア851か
ら表示する機能エリア852に移動あるいは表示する機
能エリア852から機能一覧エリア851に移動させて
表示させる。
【0171】次に、編集ウインドウ850上のボタンレ
イアウト表示エリア855で、ボタンレイアウトの変更
指示が行われた場合は、ボタンレイアウト表示エリア8
55のボタンのレイアウトを指示に従って変更表示す
る。
【0172】次に、編集ウインドウ850上のボタン8
57により設定指示が行われた場合は、編集ウインドウ
850上の設定を取得して設定機能ボタンレイアウト情
報として、図2に示したハードディスク10等に保存
し、編集ウインドウ850を閉じる。
【0173】また、編集ウインドウ850上のボタン8
56によりキャンセル指示が行われた場合は、編集ウイ
ンドウ850上の設定をキャンセルし、編集ウインドウ
850を閉じる。
【0174】以上の処理により、図19に示した編集ウ
インドウ850により仮想操作パネル上の機能ボタン
(図12〜図14のB1〜B8)の編集(配列順序,表
示の有無の設定)を行うことができるので、機能設定の
操作性のさらなる向上が可能となる。
【0175】〔第3実施形態〕上記実施形態では、仮想
表示されるスキャナとプリンタあるいはスキャナと複合
機器等のアイコンをドラッグ&ドロップ操作により、所
望の機能処理を実行する処理について説明したが、その
ような組み合わせ機能あるいはデバイス毎にログを管理
して、各プリンタの資源残量をネットワーク上の管理サ
ーバが逐次情報を管理して、ネットワーク上のPCから
のログ要求あるいは機能実行時にログ情報を取得して、
設定された機能実行が可能かどうかを表示したり、各デ
バイス毎のログ情報を有効に活用できるように構成して
もよい。以下、その実施形態について説明する。
【0176】図20は、本発明の第3実施形態を示すデ
ータ処理装置において管理されるログ情報の一例を示す
図であり、図1に示したネットワークのいずれかのPC
を管理サーバとして登録し、該管理サーバが管理する機
能ログ情報に対応する。
【0177】図において、860は機能ログ情報で、ヘ
ッダ部861と機能ログ情報部862−1〜862−N
から構成されている。
【0178】ヘッダ部861には、当該管理サーバによ
り管理しているネットワーク環境下において、互いに協
働可能な複数の機器の組み合わせにより実行可能な組み
合わせ機能が、種類別(機能別)に、現在、何個あるの
か(何個登録されているか)、その総数を管理してい
る。
【0179】図の例では、当該ネットワーク環境下にお
いて、今現在、M個の組み合わせ機能が当該管理サーバ
に登録されており、スキャナ機器とプリンタ機器との組
み合わせにより実行可能なコピー機能が、M個ある組み
合わせ機能のうちの1つとして登録されている。
【0180】そして、例えば、当該ネットワーク上の何
れかのPCにおいて、機器の組み合わせが指定され、そ
の組み合わせにより実行可能な組み合わせ機能が、仮
に、当該管理サーバにて今現在登録されている組み合わ
せ機能以外の、新たな組み合わせ機能である場合は、そ
の情報が上記PCから管理サーバに通知され、当該管理
サーバは、登録機能数を、M+1と更新する。
【0181】機能ログ情報部862は、M個ある組み合
わせ機能の、各組み合わせ機能毎(862−1,……,
862−N)の詳細な情報を管理している。
【0182】863はネットワーク機器を利用できる機
能で、例えばコピー機能の場合に対応し、その識別情報
が設定される。864は登録バインド数で、該バインド
数Nは、その機能実行毎にカウントされる値である。8
65はスキャナIDで、ネットワーク上でドラッグ&ド
ロップされたアイコン(スキャナ)に対応するデバイス
IDが設定される。866はプリンタIDで、ネットワ
ーク上でドラッグ&ドロップされたアイコン(プリン
タ)に対応するデバイスIDが設定される。
【0183】867は使用回数で、同一の組み合わせに
よるコピー回数が累積カウントされている。868はコ
メントである。
【0184】以上の862−1内に管理されている情報
が、M個登録されている組み合わせ機能のうちの1つの
組み合わせ機能に関する詳細な情報である。このよう
に、図の例では、M個登録されている組み合わせ機能の
うちの1つとして、コピー機能が登録されている。
【0185】そして、当該コピー機能を実行可能な機器
の組み合わせの候補が、N個登録されており(即ち、コ
ピー機能を実行可能な機器の組み合わせパターンが、現
在、N通り存在する)、N個の組み合わせの候補のうち
の1つの候補として、865に対応するスキャナと86
6に対応するプリンタとの組み合わせパターンがある
(尚、これらのスキャナ、プリンタは、当該管理サーパ
が管理しているネットワーク環境下に存在する)。
【0186】そして、当該管理サーパが管理しているシ
ステム下において、今までに何回、当該組み合わせ(8
65のスキャナと866のプリンタとの組み合わせ)が
使用されたか、この組み合わせの使用頻度を管理すべ
く、当該組み合わせの使用回数(累積)を867に記憶
している。
【0187】勿論、この例のように、コピー機能を実行
可能な組み合わせの候補が多数存在する場合は(この例
では、N個)、コピー機能を実行可能な組み合わせの各
候補毎に使用回数を夫々管理している。
【0188】なお、当該機能ログ情報は、ネットワーク
上のPCを操作するユーザのドラッグ&ドロップされた
アイコンによる機能実行が開始される際に、管理サーバ
に通知されて、管理サーバ内のハードディスク上にスタ
ックされて行くものとする。
【0189】図20の例を用いて説明すれば、当該ネッ
トワーク環境下に含まれる複数のPCの何れかのPCに
おいて、865に対応するスキャナと866に対応する
プリンタとの組み合わせ)が指定され、当該組み合わせ
によるコピー機能が実行される度に、その都度、当該組
み合わせを指定したPCからその旨が当該管理サーバに
通知され、これを受けた管理サーバは、当該組み合わせ
に対応する867に記憶している使用回数を1つカウン
トアップする。
【0190】そして、上述したような管理方法と同様な
管理方法で、M個存在する組み合わせ機能につても、各
機能別に、夫々管理している。
【0191】また、本実施形態では、管理サーバに管理
されている機能ログ情報(図20及び後述する図21〜
図25等の管理情報等も含む)は、ネットワーク上のユ
ーザ(PC)からの当該管理情報の取得要求に応じて、
読み出して、要求元のPCに転送することが可能であ
る。
【0192】そして、要求元のPC上でそのままあるい
はデータ処理されてリスト形式あるいはビジュアル形式
で、当該要求元のPCのCRTに表示される(これにつ
いては図48,図49等を参照しながら後述する)。
【0193】なお、管理サーパに管理されている上記管
理情報を、自装置が有する表示ユニット(例えば、CR
T16)に出力し、表示させることも当然可能である。
【0194】図21は、本発明の第3実施形態を示すデ
ータ処理装置において管理されるログ情報の一例を示す
図であり、図1に示したネットワークのいずれかのPC
を管理サーバとして登録し、該管理サーバが管理するデ
バイスログ情報に対応する。
【0195】図において、870はプリンタログ管理情
報で、ヘッダ部871とプリンタログ情報部872−1
〜872−Mより構成されている。なお、Mはネットワ
ーク上の識別可能なプリンタの台数に対応する。
【0196】873はプリンタ名で、デバイスドライバ
で決定されているプリンタ名が自動設定される。874
はログ数で、当該プリンタでログインされたログ数が累
積カウントされている値N1が設定される。875はコ
メント、876−1〜876−Nはログ詳細情報で、入
力情報(アプリケーション名等),トータル印刷ページ
数,定型用紙サイズ,不定形用紙の縦サイズ,横サイ
ズ,カラー印刷/白黒印刷,片面/両面,トナー使用量
等が設定される。なお、トナー使用量は、当該プリンタ
におけるプリントジョブ終了毎に、プリンタから通知さ
れるトナー使用量情報が設定される。また、各ログ情報
は、管理サーバのハードディスク内で随時更新されて管
理されるものとする。
【0197】これにより、ネットワーク上の各プリンタ
がジョブを実行する毎に、最新のログ情報が更新され、
ネットワーク上のPC上で、プリンタ機能あるいはコピ
ー機能が実行される際に、設定されたジョブを現在のト
ナー量で実行することができるかどうかの判定情報とし
て利用される場合がある。従って、管理サーバは、ネッ
トワーク上のPCからのプリンタ・ログ管理情報を要求
するコマンドを受信した際(例えばユーザがコピー機能
を実行するために、スキャナアイコンをプリンタアイコ
ンにドラッグ&ドロップする操作をキーとして管理サー
バに発行される際)には、当該指定されたアイコンのI
D(プリンタ名)に基づいて管理されているプリンタ・
ログ管理情報が要求元のPCに通知されるものとする。
【0198】図22〜図25は、本発明の第3実施形態
を示すデータ処理装置において管理されるログ情報の一
例を示す図であり、図1に示したネットワークのいずれ
かのPCを管理サーバとして登録し、該管理サーバがジ
ョブ毎に管理するログ情報に対応する。
【0199】なお、図22は、ファクシミリ機能ジョブ
実行時に管理されるジョブ情報で、受信フォルダにおけ
るログ項目情報に対応し、送信元,FAX番号,日時,
受信結果,受信時間,受信ページ,エラー情報,解像
度,圧縮方式等がログ情報として管理サーバで管理され
る。
【0200】また、図23は、ファクシミリ機能ジョブ
実行時に管理されるジョブ情報で、送信済みフォルダに
おけるログ項目情報に対応し、送信先,FAX番号,日
時,送信結果,送信時間,試行回数,ドキュメント名,
同報送信数,送信ページ,エラー情報,送信先所属,コ
メント,解像度,圧縮方式,サーバ受付時間,送信元,
送信元PC等がログ情報として管理サーバで管理され
る。
【0201】また、図24は、図1に示したネットワー
ク上のスキャナのログ情報であり、ユーザ名,スキャン
開始時刻,スキャン終了時刻,トータルスキャンページ
数,マシン名,TWAINドライバ名,用紙サイズ,用
紙の高さ(たて),用紙の幅(よこ),カラー/白黒等
の項目を含むログ情報がスキャナを使用するジョブ実行
時に管理サーバに通知されて、管理サーバのハードディ
スク上で管理され、ネットワーク上のPCのユーザから
のログ情報要求に応じてハードディスクから読み出され
て要求元のPCあるいは管理サーバ上の表示装置上で表
示される。
【0202】図25は、図1に示したネットワーク上の
プリンタのログ情報であり、ユーザ名,印刷開始時刻,
印刷終了時刻,トータル印刷ページ数,マシン名,プリ
ンタドライバ名,アプリケーション名,部数指定数,定
形の用紙サイズ,不定形の用紙の縦サイズ,横サイズ,
カラー/白黒,片面/両面,トナー使用量の項目を含む
ログ情報がプリンタを使用するジョブ実行時に管理サー
バに通知されて、管理サーバのハードディスク上で管理
され、ネットワーク上のPCのユーザからのログ情報要
求に応じてハードディスクから読み出されて要求元のP
Cあるいは管理サーバ上の表示装置上で表示される。
【0203】なお、トナー使用量は、プリンタ側で検出
あるいは算定された使用量データが設定されるものとす
る。
【0204】<データ処理手順の説明>以下、第4〜第
10実施形態により、本発明に係るデータ処理装置にお
けるデータ処理手順について説明する。なお、以下、に
示す第4〜第7実施形態で示す処理は、図2に示したハ
ードディスク10または図示しない記憶媒体に格納され
たプログラムに基づいてCPU2が実行するものであ
る。
【0205】〔第4実施形態〕図26は、本発明のデー
タ処理装置における管理サーバとして登録されたデータ
処理装置とクライアント装置との関係を示す図である。
【0206】図において、1501,1510,151
3はクライアント装置で、サーバデバイス情報150
2,1511,1514(後述する図30)とクライア
ントデバイス情報1503,1512,1515(後述
する図31)が図2に示したハードディスク10内に格
納される。
【0207】サーバデバイス情報1502,1511,
1514は、ネットワーク上で共有されたデバイスの情
報(1.Shared Device,2.Infor
mation)とネットワーク上で共有されていないデ
バイスの情報(3.Non−Shared Devic
e,4.Information)で構成され、自機に
インストールされているデバイスドライバに応じて獲得
され、クライアント装置1501,1510,1513
内のクライアントプログラムにより管理される。
【0208】1504は管理サーバで、管理サーバデバ
イス情報1505(後述する図27)を管理サーバ15
04が図2に示したハードディスク10内で記憶管理し
ている。1506,1508は非クライアント装置で、
サーバプログラム並びにクライアントプログラム、およ
び後述するフローチャートに示すプログラム等がインス
トールされていないデータ処理装置であり、デバイス情
報1507,1509をそれぞれ格納する。
【0209】なお、上述のクライアントデバイス情報1
503,1512,1515は、サーバデバイス情報、
並びにネットワーク上で有効なクライアント装置のデバ
イス情報、および非クライアント装置のデバイス情報を
合せたものとなっており、管理サーバおよび各非クライ
アント装置より獲得され、クライアント装置1501,
1510,1513内のクライアントプログラムにより
管理される。
【0210】図27は、図26に示した管理サーバデバ
イス情報1505を説明する図である。
【0211】図に示すように、管理サーバデバイス情報
1505は、ヘッダ情報(Header inform
ation)1601,インデックステーブル(Ind
extable)1602,ネットワーク内の有効なク
ライアント装置のデバイス情報(Client PC
device information data)1
603−1〜1603−Nにより構成される。
【0212】なお、インデックステーブル1602内の
各要素(element
〔0〕〜〔N−1〕)は、da
ta offset,data size,flagで
構成され、各要素(element
〔0〕〜〔N−
1〕)は、デバイス情報1603−1〜1603−Nに
それぞれ対応する。
【0213】また、クライアント装置のデバイス情報
(Client PC deviceinformat
ion data)1603−1〜1603−Nは、P
C情報(PC information)1604(後
述する図28),プリンタ情報(Printer in
formation)1605(後述する図28),ス
キャナ情報(Scanner informatio
n)1606(後述する図29),ファクシミリボード
情報(FAX boad information)1
607(後述する図29)により構成される。
【0214】さらに、クライアント装置のデバイス情報
1603−1〜1603−Nは、図26に示したサーバ
デバイス情報1502,1511,1514から取得し
たネットワーク上で共有されたデバイスの情報(1.S
hared Device,2.informatio
n)に相当する。
【0215】図28の(a),(b)は、図27に示し
たPC情報(PC information)160
4,プリンタ情報(Printer informat
ion)1605を詳細に説明する図である。
【0216】PC情報(PC informatio
n)1604は、情報,内容から構成され、それぞれ図
に示すようになっている。
【0217】プリンタ情報(Printer info
rmation)1605は、情報,内容,獲得方法か
ら構成され、それぞれ図に示すようになっている。
【0218】図29の(a),(b)は、図27に示し
たスキャナ情報(Scannerinformatio
n)1606,ファクシミリボード情報(FAX bo
ad information)1607を詳細に説明
する図である。
【0219】スキャナ情報(Scanner info
rmation)1606は、情報,内容,獲得方法か
ら構成され、それぞれ図に示すようになっている。
【0220】ファクシミリボード情報(FAX boa
d information)1607は、情報,内
容,獲得方法から構成され、それぞれ図に示すようにな
っている。
【0221】図30は、図26に示したサーバデバイス
情報1502,1511,1514を説明する図であ
り、図27と同一のものには同一の符号を付してある。
【0222】図において、1701はローカルデバイス
情報(Local deviceinformatio
n data)で、自機にローカル接続されたデバイス
の情報であり、図27に示したクライアント装置のデバ
イス情報1603−1〜1603−Nと同一の構成とな
っている。
【0223】図に示すように、サーバデバイス情報15
02は、ヘッダ情報(Headerinformati
on)1601,インデックステーブル(Index
table)1602,ローカルデバイス情報(Loc
al device information dat
a)1701により構成される。
【0224】図31は、図26に示したクライアントデ
バイス情報1503,1512,1515を説明する図
であり、図27と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0225】図に示すように、クライアントデバイス情
報1503は、ヘッダ情報(Header infor
mation)1601,インデックステーブル(In
dex table)1602,ローカルデバイス情報
1701,ネットワーク上の有効な他のクライアント装
置のデバイス情報(Client PC device
information data)1603−1〜
1603−N−1,非クライアント装置1506,15
08のデバイス情報1507,1509により構成さ
れ、それぞれ図に示すようになっている。
【0226】なお、非クライアント装置1506,15
08のデバイス情報1507,1509内のPrint
er informationの構造は、図28に示し
たプリンタ情報(Printer informati
on)1605の構造と同一であるものとするが、設定
されるのは、共有名称(Shared name),サ
ーバ名称(Server name)のみとする。
【0227】図32は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、システム構成表示処理に伴う組み合わせ機能
処理手順に対応する。なお、S301〜S310は各ス
テップを示す。
【0228】まず、ステップS301で、自機の所属す
るドメイン情報を取得し、管理サーバ(図1に示したネ
ットワークのいずれかのPCが管理サーバとして登録さ
れている)のアドレスを取得して、ネットワーク上の全
ての共有されている図1に示したPCおよび周辺機器の
接続情報とそれらの機器の使用状況およびステータス情
報を当該管理サーバから取得する。この時、他のPCに
インストールされている(管理サーバで管理されてい
る)デバイス情報(図26に示した管理サーバデバイス
情報1505)も取得する。そして、それらの情報を図
2に示したPMEM3上で記憶管理する。次に、ステッ
プS302で自機にインストール(管理)されているデ
バイスの情報(図30に示したサーバデバイス情報,図
10に示した情報等)をチェック(取得)する。
【0229】なお、この際に、上記管理サーバから取得
したデバイス情報と自機にインストールされているデバ
イス情報とを比較参照することで、自機にインストール
されていない機器を特定する。
【0230】また、管理サーバは、ネットワーク上の全
ての共有されている図1に示したPCおよび周辺機器と
の接続状態並びにそれらの機器の使用状況およびステー
タスを常に監視しており、ネットワーク上のPCおよび
周辺機器の状態に変化があった場合には、最新のシステ
ム情報(ネットワーク上の各機器の接続状態,使用状
況,ステータス)をLAN100,120等を介して各
クライアントに通知するように構成されている。
【0231】そして、ステップS303でそれらの取得
した情報に基づいてPCおよび周辺機器を図11に示し
たシステム構成およびシステム状態を同時に表示するた
めのシステム構成状態画面を図31に示したクライアン
トデバイス情報に基づいて表示する。この時、各周辺機
器は、取得した情報およびハードディスク10に記憶さ
れている図18に示したリソースデータ部806のリソ
ースデータに基づいて、デバイス名称およびデバイス名
称に特定される固有のアイコン(接続される本体の実際
の外形に極めて近いアイコン(モノクロ/カラー情報を
含む機能を示すアイコン))で表現され、当該アイコン
がCRT16上に、その接続状態および動作状態(現在
スプールされているジョブ数,使用不可等のビジュアル
又は数値情報を含む)と共に表示される。
【0232】なお、自機にインストールされていない機
器に対応するアイコンのグレー表示も、この際に行われ
る。
【0233】次に、ステップS304で、各機能の実行
指示された時に有効な指示であるかどうか判定する。操
作方法としては例えば、図11に示した画面でスキャナ
のアイコン303cをマウス操作でデジタル複写機のア
イコン302fにドラッグ&ドロップする方法がある。
この場合には、コピー機能が実行される。
【0234】ここで、有効な組み合わせでないと判断さ
れた場合(例えば、スキャナとスキャナ、プリンタとプ
リンタ等)は、ステップS305に進み、図8に示すよ
うにエラーメッセージが表示される。
【0235】一方、ステップS304で、有効な組み合
わせであると判定された場合(例えば、スキャナとプリ
ンタ、スキャナと複写機、スキャナとPC、スキャナと
ファクシミリ、PCとプリンタ、PCとPC、ファクシ
ミリとファクシミリ等)は、ステップS306に進み、
各機器にて実行可能な機能と共に、機器を組み合わせた
ことにより実行可能な機能を設定可能にするべく、対応
する機能のウインドウが表示される。上述の例では、図
12〜図14に示した仮想操作パネルが表示される。
【0236】次に、ステップS307でコピーを実行す
るかどうかを判定し、コピー中止指示があった場合は処
理を終了し、図12〜図14に示した仮想操作パネル上
のボタン415を指示してコピー実行指示があったと判
定した場合は、ステップS308に進み、設定にしたが
ってコピーを実行する。なお、処理実行時に機能のウイ
ンドウは閉じられ、図11に示したシステム構成および
システム状態を同時に表示するためのシステム構成状態
画面の表示に戻る。
【0237】次に、ステップS309で、処理中(上述
の例ではコピー処理中)であることを図11に示したシ
ステム構成およびシステム状態を同時に表示するための
画面にイメージ表示(処理終了まで継続表示(ステップ
S310))し(後述の図33参照)、処理を終了す
る。
【0238】図33は、本発明の第4実施形態を示すデ
ータ処理装置におけるコピー機能実行画面の一例を示す
図であり、図11と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0239】図において、900は機能実行中表示で、
アイコン303cが示すスキャナから読み取られた画像
がアイコン302fで示すプリンタでプリントされてい
ることをアイコン303cとアイコン302fの表示を
他のアイコン表示と変更することと図中太破線矢印でネ
ットワーク経路をイメージ表示することで示すものであ
り、スキャナのアイコン303cをマウス操作でデジタ
ル複写機のアイコン302fにドラッグ&ドロップし、
図12〜図14の操作画面でコピー機能を指示した場
合、コピー処理が終了するまで表示される。
【0240】以上の処理により、ネットワーク上の機器
が、本体の外形に極めて近いアイコン、並びにモノクロ
/カラー情報等を含む機能、および現在スプールされて
いるジョブ数とともに表示されるので、ネットワーク上
の最適な機器を容易に選択することができるとともに、
選択した機器に対応する処理実行指示後も、選択された
入出力機器間のデータ転送状態を把握できるように処理
中であることをイメージ表示するので、使用している入
出力機器および処理終了のタイミングを視覚的に認識す
ることができる。
【0241】このように、本実施形態では、図1に示す
LAN100,120等のデータ通信経路上に接続され
たPCを含む各種の周辺機器(プリンタ装置,ファクシ
ミリ装置,デジタル複写装置,スキヤナ装置,デジタル
カメラ装置,モデム装置等)とデータ通信可能なデータ
処理装置において、例えば図10に示すデバイスドライ
バ情報や図26に示すデバイス情報や、各周辺機器のス
テータス情報や接続情報、使用状況や、図18のリソー
スデータ等を、管理サーバを介して、或いは各種の周辺
機器との通信により各種の周辺機器から直接取得して、
取得したこれらの情報や自機で管理している情報等に基
づいて、どのような機能を有す機器がシステム上に存在
するかその機器の種類と、製造元が異なる場合はそれが
どこのメーカのもので、上記通信経路上にどのように接
続、配置されているかを、データ処理装置のCRT16
上に表示される1つの画面(例えば、図5、図11や図
33等に示す画面)により、ユーザが視覚的なイメージ
として識別可能になるよう、上記データ通信経路を示す
画像と共に、実際に上記経路に接続されている機器の機
能別のアイコンをCRT16の上記画面上に表示し、上
記アイコンを表す視覚的イメージの形状が、その機器の
外観を表現するものとし、各機器と上記データ通信経路
との接続状態を、当該画面上において視覚的に確認可能
にすべく、実際の接続状態に対応して、当該画面上にお
ける当該通信経路を示す画像と各アイコンとの配置位置
を決定して、決定した位置に夫々配置して表示する。
【0242】なお、通信経路を示す画像とアイコンとの
配置状態は実際のシステムになるべく近いものとなるよ
うにする(例えば,実際のシステムにおいて、あるプリ
ンタがスキヤナ、PCを介すことで通信経路上に接続さ
れている場合、CRT16の画面上では、通信経路の像
とプリンタのアイコンの間にスキャナのアイコンとPC
のアイコンを介在させた状態で表示し、また例えば、実
際のシステムにおいてあるプリンタがPC等の機器を介
さずに直接通信経路上に接続されている場合、CRT1
6の画面上では、通信経路の像とプリンタのアイコンの
間には別の機器のアイコンを介在させることなく直接的
に両者を接続した状態で表示する(図11等に示す画面
を参照))。
【0243】このように、どのような機能を有す(どの
ようなタイプの)機器が通信経路上に接続されているの
か、またそれが、別の機器を介在させることで通信経路
上に接続されているのか否か、また別の機器を介すこと
で通信経路と接続されている場合は、介在している機器
は何であるか等、を図11等に示す画面上において,ユ
ーザが視党的なイメージとして識別可能になる。
【0244】そして、上記機能別のアイコンは、機能毎
に表示形態を異ならせることは勿論、同一の機能を有す
機器同士でも、メーカ毎に、及び、機種毎に、その表示
形態を異ならせる。又、上記画面上において、現在ジョ
ブが3個スプールされている等の動作状況をアイコンの
近傍に表示したり、その機器がカラー対応のものならば
該当するアイコンにカラーマーク等を付与した状態で表
示すると共に、通信経路に接続されシステム上に存在
し、ネットワーク上で共有されてはいるが、自機にてド
ライバがインストールされていない機器が存在する場合
は、他の機器のアイコンと表示形態を異ならせるべく、
該当する機器のアイコンのグレー表示も当該画面上にて
行う(尚、当該画面を表示する前に、ネットワーク上で
共有されているこれら複数の機器に関し、当該データ処
理装置においてドライバがインストールされているか否
か各機器毎に判定しておき、そして、自機にてドライバ
がインストールされていない機器が存在する場合は該当
する機器を特定しておく)。
【0245】また、ドライバのインストールも実行され
ているが何らかの障害(紙無し,トナー切れ、故障等)
が原因で選択(使用)不可能な機器が存在するなら該当
する機器のアイコン上に不可マーク等を付与した状態で
表示させる(図11等参照)。
【0246】そして、前記CRT16に表示される図5
や図11のシステム構成状態画面において、ユーザが、
カーソル等を用いてアイコンのドラッグ&ドロップ操作
を行うことにより、機能別のアイコンの任意の組み合わ
せが指示され、データ処理装置は、ドラッグされたアイ
コンの機器とドロップされたアイコンの機器との組み合
わせが適正か否か(即ち、有効か無効か)を判定する。
【0247】そして、無効と判定した場合は、その旨を
ユーザに通知し、再度の指定操作を要求し、有効と判定
した場合は、図5や図11に示す画面から、各機器にお
いて実行可能な機能(拡張機能も含む)及びこれらの機
器を組み合わせたことにより実行可能な機能を選択可能
にする為のボタンを少なくとも表示した操作画面(図1
2〜図14等に示す画面)に移行し、ユーザにより当該
画面にて出力指示(コピー開始ボタン415の押下)が
なされたら、例えば、ドラッグされたアイコンに対応す
るスキヤナから画像の入力を行い、当該画像をドロップ
されたアイコンに対応するプリンタに送信し、上記設定
画面にて設定されたモードに基づいた画像形成を行なう
ようにする。
【0248】そして、このような組み合わせ機能による
出力指示に基づいて、これらのアイコンに対応する機器
を用いて実際に処理を行なっている最中は、CRTl6
上に図33に示すような画面を表示し、指示されたアイ
コンに特定の強調パターン(例えば明滅するフラッシュ
パターン)を付加して強調表示して、指示された各機能
別のアイコンの表示形態を他のアイコンの表示形態と一
時的に異ならせると共に、当該画面に表示されるネット
ワーク路の指示された各機能別のアイコンとを最短で連
結する経路を他の経路と異ならせるよう表示する(図3
3参照)。
【0249】以上説明したように、システム構成をその
使用状況とともに機能別に識別可能な特定のアイコンで
識別化表示し(図5,図11に示す画面等)該識別化表
示されたアイコン中からユーザが意図する複合機能処理
のために1つのアイコンが他のアイコンに重ね合わせ指
示された機器の動作状態を他のアイコンの表示形態を変
更することにより(図33に示す画面)、システムを構
成する機器の接続状態を仮想されるネットワーク路に接
続されるアイコンとして表示することができる為、稼働
するネットワーク構成および接続される周辺機器を実在
するネットワーク構成と対比して違和感無く視覚的に確
認できるとともに、該仮想表示されるシステム上でユー
ザが選択した入出力機器が正常に動作しているかどうか
を他の非選択状態のアイコンと容易に識別でき、ネット
ワーク上に接続される各周辺機器を選択して意図する入
出力指示する際の操作性を格段に向上できる。
【0250】従って、組み合わせ機能の構成を仮想され
るネットワーク路に接続されるアイコンでシステム全体
を視覚的に確認しながら、簡単なアイコン指示操作で、
ネットワーク上の各周辺機器が組み合わされる機能設定
を行える。
【0251】また、ネットワーク上に接続されたPCを
シャットダウンする際、PCから管理サーバにその旨を
通知し、管理サーバは、そのPCに接続された機器を選
択しているユーザが他にいるかいなかを判定し、そのP
Cに接続された機器を選択した(単に選択した、または
既にその機器による処理を開始している)ユーザがいる
場合には、そのPCに対して、「このコンピュータに接
続された機器を選択(使用)しているユーザがいます。
シャットダウンすると、その機器の選択(使用)は強制
的に解除(終了)されます。シャットダウンしますか
?」というメッセージを送信する。これにより、シャッ
トダウンを要求してきたPCに対してシャットダウンを
行うことを一時保留させる。
【0252】これにより、他のPCに接続された機器を
選択(単に選択した、または既にその機器により処理を
開始している)場合に、そのPCがシャットダウンされ
てしまい、その機器の選択が解除(またはその機器での
処理が強制終了)されてしまうことを防止することがで
きる。
【0253】例えば、上述の例を用いて述べると、アイ
コン303cに対応するスキャナに接続されたアイコン
302jに対応するPCがネットワークを介して当該管
理サーバにシャットダウンする旨を通知してきたとして
も、少なくとも当該ジョブが終了するまで、シャットダ
ウンすることを待ってもらう(一時的に保留させる)べ
く、当該管理サーバは、上述のメッセージをアイコン3
02jに対応するPCに対して返信する。
【0254】〔第5実施形態〕図34は、本発明に係る
データ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を
示すフローチャートであり、図12〜図14に示した仮
想操作パネルの表示処理手順に対応し、例えば、スキャ
ナのアイコン303cをデジタル複写機のアイコン30
2fにドラッグ&ドロップしてコピー機能が実行された
場合に、図32のステップS306で実行される。な
お、S401〜S408は各ステップを示す。
【0255】まず、ステップS401で自機で記憶管理
(例えば、図2に示したハードディスク10で記憶管
理)しているデバイスのドライバ情報(例えば図10に
示したデバイスドライバ情報)および図18に示したリ
ソースファイル等より、選択された入出力機器の情報を
取得する。
【0256】詳細には、図10に示したデバイスドライ
バ情報および図18に示したリソースファイル等とに基
づいて、選択された入出力機器に対応する固有のアイコ
ン(接続される本体の外形に極めて近いアイコン(モノ
クロ/カラー情報を含む機能を示すアイコン)のリソー
スデータ(図12〜図14の入出力機器を示すアイコン
403a,404aに相当)および選択された出力機器
に対応するシステムイメージMFI(各オプション機器
イメージを含む)のリソースデータ(図12〜図14の
システムイメージMFIに相当)を取得する。
【0257】次に、ステップS402で、図12〜図1
4に示した仮想操作パネルをCRT16上に表示し、ス
テップS403で、表示された仮想操作パネル上に選択
された入出力機器に対応する入出力機器を示すアイコン
403a,404aを表示し、さらにステップS404
で、出力機器に対応するシステムイメージMFIを表示
する。このシステムイメージMFIは、出力機器の設定
可能な拡張機能を含む構成イメージ、即ち出力機器にオ
プション装着されたオプション機器(フィニッシャ,ソ
ータ,ペーパデッキ等)を含む出力機器の構成イメージ
である。なお、ここで出力機器のみならず入力機器の設
定可能な拡張機能を含む構成イメージ、即ち入力機器に
オプション装着されたオプション機器(例えばスキャナ
にオプション装着された自動原稿給送装置ADF)を含
む入力機器の構成イメージを表示するように構成しても
よい。
【0258】次に、ステップS405で、予め図19に
示した編集ウインドウ850により設定され、図2に示
したハードディスク10等に保存されている設定機能ボ
タンレイアウト情報を取得する。ステップS406で、
この設定機能ボタンレイアウト情報に基づいて、選択可
能な機能ボタン(図12〜図14のB1〜B8)を仮想
操作パネル上に表示する。
【0259】次に、ステップS407で、入力機器の性
能と出力機器の性能に基づいて、最適な入出力設定(モ
ノクロ/カラー,濃度,画像品位(解像度),用紙サイ
ズ)を決定する。
【0260】例えば、モノクロ/カラーは、入出力機器
の両方がカラーであればカラーとし、いずれかがモノク
ロであればモノクロと決定する。解像度は、出力機器の
解像度の半分の解像度と決定する。
【0261】用紙サイズは、例えば画像サイズ、及び選
択されたスキャナ、及びプリンタにて取り扱い可能な用
紙サイズに基づいて、決定する(ここでは、入力、出力
ともA4)。
【0262】次に、ステップS408で、最適な入出力
設定をデフォルト値として仮想操作パネル上に表示し
(図12〜図14の濃度設定を行うスライダ409、画
像品位設定を行うスライダ410,入力画像のカラーモ
ード及び用紙サイズを406に設定表示)、処理を終了
する。なお、ここでは表示しないが(入出力機器を示す
アイコン403a,404aの指示に応じて表示され
る)、ステップS408では、図17に示したプロパテ
ィ画面にも決定した最適な入出力設定をセットする。
【0263】以上の処理により、選択された入出力機器
の本体の外形に極めて近いアイコン、並びにモノクロ/
カラー情報等を含む機能を仮想操作パネル上に表示する
ので、選択した入出力機器の種類および機能を視覚的に
認識することができる。
【0264】また、選択された入出力機器の最適な入出
力設定をデフォルト値として設定表示するので、入出力
設定(モノクロ/カラー,濃度,画像品位(解像度),
用紙サイズ)に不慣れなユーザであっても、入力機器と
出力機器の性能にあった高品位な画像を容易に出力する
ことができる。
【0265】さらに、入出力機器を示すアイコン403
a,404aの指示に応じて表示される詳細設定画面、
例えば図17に示したプロパティ画面により、入出力設
定を詳細に行うことができる。
【0266】また、選択された出力機器のオプション機
器装着状態を含むシステムイメージを仮想操作パネル上
に表示するので、選択した入出力機器のオプション装着
状態を視覚的に認識し、選択した出力機器のオプション
機器装着状態を知らないユーザであっても、オプション
設定を容易に行うことができる。
【0267】さらに、予め図19に示した編集ウインド
ウ850により機能ボタン(図12〜図14のB1〜B
8)の編集(配列順序,表示の有無の設定)を行うこと
ができるので、さらに機能設定の操作性が向上する。
【0268】なお、図18に示したリソースファイルお
よび各機器のアイコンのリソースデータは、更新される
毎に管理サーバから各機器へネットワーク路を介して送
信されるので、常に最新のオプション機能のリソースを
提供することができる。メーカにより新たな機器(オプ
ション機器を含む)が追加された場合でも、このリソー
スファイルを管理サーバにインストールするだけで、ネ
ットワーク上の全てのクライアントマシン(PC)にイ
ンストールするという煩雑な作業を行うことなく、ネッ
トワーク上の全てのクライアントマシン(PC)で、こ
の新たな機器(オプション機器を含む)に対応するアイ
コン(システムイメージ)の表示を行うことができる。
【0269】〔第6実施形態〕図35は、本発明に係る
データ処理装置における第4のデータ処理手順の一例を
示すフローチャートであり、例えば、スキャナのアイコ
ン303cをアイコン302fにドラッグ&ドロップし
てコピー機能が実行された場合に、図32のステップS
308で実行される処理に対応する。なお、S501〜
S505は各ステップを示す。
【0270】まず、ステップS501で、図12〜図1
4に示した仮想操作パネルの設定に従って、入力機器よ
り画像入力を行う。この例では、アイコン303cに対
応するスキャナから実際に画像を入力する。
【0271】次に、ステップS502で、図12〜図1
4に示したボタンB7,図15,図16に示す設定画面
により設定されるPC側の画像処理(本実施形態では、
おもしろ設定と称して、エフェクト処理およびスタンプ
処理の2種類の画像処理)、が設定されているか否かを
判定し、PC側の画像処理が設定されていると判定され
た場合は、ステップS503に進み、図15,図16の
設定に基づいて、ステップS501で入力された画像に
対してPC上での画像処理(エフェクト処理やスタンプ
処理等)を行い、ステップS504に進む。
【0272】一方、ステップS502で図12〜図14
に示したボタンB7,図15,図16に示す設定画面に
より設定されるPC側の画像処理が設定されていないと
判定された場合は、そのままステップS504に進む。
【0273】次に、ステップS504で、仮想操作パネ
ルで設定された入出力設定に基づく出力形式(出力機器
に依存する処理ページレイアウト,両面印刷,ステイプ
ル等を含む)の出力ジョブを作成し、ステップS505
で出力機器(ここでは、アイコン302fに対応するデ
ジタル複写機)に当該ジョブデータ(出力機器側で実行
すべき処理(ページレイアウト、両面印刷、ステイプル
等)を指示する為のコマンドを含む)を入力画像(又
は、PC側で画像処理された場合は、PC側にて処理済
みの画像)と共に、送信し処理を終了する。なお、ステ
ップS502〜S505は、出力1ページ分のデータが
入力される毎に行われる。
【0274】以上により、入力機器を使用して入力した
画像をユーザがPC上のアプリケーションにより画像処
理した後、出力機器に備えられた機能により出力すると
いう従来の煩雑な処理を行うことなく、ドラッグ&ドロ
ップにより入出力機器を選択した後、PC側の処理と出
力機器側の処理を仮想操作パネル上で設定するという簡
単な操作により、出力機器に設けられた画像処理に加え
て出力機器に依存しないPC側の処理を施した画像を選
択した出力機器から出力することができる。
【0275】〔第7実施形態〕上記実施形態では、図1
2〜図14に示した仮想操作パネル上の設定に基づいて
出力機器によるプリント処理を実行する場合について説
明したが、プリント実行時に出力機器の資源情報(用
紙,トナー,ステイプル針の残量)等を取得して該プリ
ント処理の実行の有無を判定し、ユーザに通知するよう
に構成してもよい。以下、その実施形態について説明す
る。
【0276】図36は、図2に示したCRT16上に表
示される警告メッセージの一例を示す図であり、例えば
図12〜図14に示した仮想操作パネル上でボタン41
5を指示してコピー実行指示を行った場合に、ユーザの
指定したプリント処理で必要な用紙枚数に対して、出力
機器に収納された用紙の枚数が不足している場合に、プ
リント処理の実行前に表示される。
【0277】図において、901は警告メッセージで、
例えば図12〜図14に示した仮想操作パネル上でボタ
ン415を指示してコピー実行指示を行った場合に、ユ
ーザの指定したプリント処理で必要な用紙枚数に対し
て、出力機器に収納された用紙の枚数が不足していると
予想される場合に、プリント処理の実行前にCRT16
に表示される。
【0278】902はボタンで、このボタンを押下する
ことにより、選択された出力形式でのプリント処理を中
止する。出力可能な他の出力形式の選択画面(後述する
図37に示す出力形式選択ウインドウ)が表示される。
【0279】903はキャンセルボタンで、このボタン
を押下することにより、プリント処理を中止し、設定画
面、例えば図12〜図14に示した仮想操作パネルに戻
る。
【0280】904はそのまま続行ボタンで、このボタ
ンを押下することにより、プリント処理を続行(強制的
に実行)する。
【0281】図37は、図2に示したCRT16上に表
示される出力形式選択ウインドウの一例を示す図であ
る。
【0282】図において、1001は出力形式選択ウイ
ンドウで、図36に示したボタン902を押下した場合
に表示され、出力機器に収納された用紙の枚数で出力可
能な他の出力形式、例えば2in1印刷,両面印刷等が
選択可能に一覧表示される。
【0283】1002は実行ボタンで、このボタンが押
下されると、選択された他の出力形式によりプリント処
理を実行する。1003は処理中止ボタンで、このボタ
ンが押下されると、プリント処理を中止し、設定画面、
例えば図12〜図14に示した仮想操作パネルに戻る。
【0284】図38は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、出力機器(プリンタ)によりプリント処理を
行う機能(コピー機能,プリント機能等)が実行された
場合に実行される。なお、S601〜S609は各ステ
ップを示す。
【0285】プリント処理が実行されたと判定された場
合は、まず、ステップS601で、指定されたプリンタ
から用紙枚数情報を取得する。
【0286】次に、ステップS602で、取得した用紙
枚数情報から指定された(例えば図12〜図14に示し
た仮想操作パネル上で指定された)プリント処理を実行
できる枚数がプリンタに収納されているか(処理条件を
満たしているか)否かを判定し、条件を満たしていると
判定された場合は、ステップS603で、プリント処理
を実行する。
【0287】一方、ステップS602で、指定された
(例えば図12〜図14に示した仮想操作パネル上で指
定された)プリント処理を実行できる枚数がプリンタに
収納されていない(処理条件を満たしていない)と判定
された場合は、ステップS604で図36に示した警告
メッセージ901を表示する。
【0288】次に、ステップS605で、ユーザが図3
6に示したボタン902を押下した(処理可能な他の出
力形式の表示を指示した)か、またはキャンセルボタン
903(プリント処理中止を指示した),またはそのま
ま続行ボタン904を押下した(プリント処理の続行を
指示した)かを判定する。
【0289】プリント処理中止を指示したと判定された
場合は、プリント処理を終了する。
【0290】また、ステップS605で、プリント処理
の続行を指示したと判定された場合は、S603に進
み、プリント処理を実行する。
【0291】さらに、ステップS605で、処理可能な
他の出力形式の表示を指示したと判定された場合は、S
606で、仮想操作パネル等で指示されたプリント処理
を実行可能な他の出力形式を予めプリンタドライバから
取得しているプリンタ情報およびステップS601によ
り取得した用紙の枚数情報等に基づいて求め、ステップ
S607で、指示されたプリント処理を実行可能な他の
出力形式を表示した図37に示した出力形式選択ウイン
ドウ1001を表示する。
【0292】次に、ステップS608で、ユーザが図3
7に示した実行ボタン1002を押下した(出力形式の
変更を指示した)か、または処理中止ボタン1003を
押下した(プリント処理中止を指示した)かを判定す
る。
【0293】プリント処理中止を指示したと判定された
場合は、プリント処理を終了する。
【0294】一方、ステップS608で、出力形式の変
更を指示したと判定された場合は、ステップS609
で、指示された出力形式、即ち図37に示した出力形式
選択ウインドウ1001で選択された出力形式でプリン
ト処理を実行し、処理を終了する。
【0295】以上の処理により、プリント処理の途中で
用紙不足となると予想される場合には、警告メッセージ
を表示するので、プリント処理の途中で用紙不足となっ
てしまうことを事前に防止することができ、ユーザは処
理の実行前に出力機器に対して用紙の補給を行うことが
できる。
【0296】なお、本実施形態では(特に図38のステ
ップS601,S602)、指定されたプリンタから用
紙枚数情報を取得し、取得した用紙枚数情報から指定さ
れたプリント処理を実行できる枚数がプリンタに収納さ
れているか否かを判定する場合について説明したが、図
38のステップS601で、指定されたプリンタから用
紙枚数情報およびスプールされているジョブで使用され
る用紙情報を取得し、ステップS602で、取得した用
紙枚数情報から指定されたプリント処理を実行できる枚
数がプリンタに収納されているか否かをスプールされて
いるジョブで使用される用紙情報を考慮して判定するよ
うに構成してもよい。この場合、「この用紙はプリント
用に予約されています」という表示を追加するようにし
てもよい。
【0297】これにより、スプールされているジョブを
考慮してプリント処理の途中で用紙不足となってしまう
ことを正確に予測することができる。
【0298】また、ユーザにより指定されているプリン
ト処理を実行可能な他の出力形式(例えば両面印刷,2
in1等)をユーザに通知し、さらに設定画面に戻るこ
となくその通知画面で選択可能であり、いちいち設定画
面に戻るという煩雑な操作が必要もなくなるので、操作
に不慣れなユーザであっても、他の出力形式へ容易に変
更することができるとともに、プリンタに用紙の補給を
行うことなく、指定したプリント処理を実行することが
できる(代替プリントできる)。
【0299】なお、本実施形態では、プリント実行時に
出力機器の用紙残量を取得して該プリント処理の実行の
有無を判定する場合について説明したが、指定されたプ
リント処理にステイプル処理が設定されている場合に
は、出力機器のステイプル針残量情報を取得して該プリ
ント処理の実行の有無を判定し、図36に示した警告メ
ッセージ901のような警告メッセージによりユーザに
通知するように構成してもよい。
【0300】この場合も、ユーザは出力形式の変更を指
示することができ、図37に示した出力形式選択ウイン
ドウ1001のような出力形式選択ウインドウにより、
指示されたプリント処理を実行可能な他の出力形式、例
えばステイプル箇所を減らすためのステイプル1個打
ち、ステイプル無しのソート処理を選択して、出力形式
を変更してプリント処理を行うことができるものとす
る。
【0301】これにより、処理の途中でステイプル不足
となると予想される場合には、警告メッセージを表示す
るので、処理の途中でステイプル不足となってしまうこ
とを事前に防止することができ、ユーザは処理の実行前
に出力機器に対してステイプルの補給を行うことができ
る。
【0302】また、ステイプル付きプリント処理を実行
可能な他の出力形式(例えばステイプル使用量の少ない
ステイプル1個打ち、両面印刷、2in1、ステイプル
なしのソート処理(その後手動でステイプルする場合に
ステイプルしやすくする)等)をユーザに通知し、さら
に設定画面に戻ることなくその通知画面で選択可能であ
り、いちいち設定画面に戻るという煩雑な操作が必要も
なくなるので、操作に不慣れなユーザであっても、他の
出力形式へ容易に変更することができるとともに、プリ
ンタにステイプル針の補給を行うことなくプリント処理
を実行することができる(代替処理できる)。
【0303】なお、指定されたプリンタからステイプル
針の情報およびスプールされているジョブで使用される
ステイプル針の情報を取得し、取得したステイプル針の
情報から指定されたプリント処理を実行できる数のステ
イプル針がプリンタに収納されているか否かをスプール
されているジョブで使用されるステイプル針を考慮して
判定するように構成してもよい。
【0304】これにより、スプールされているジョブを
考慮してプリント処理の途中でステイプル針不足となっ
てしまうことを正確に予測することができる。
【0305】〔第8実施形態〕上記第7実施形態では、
プリント実行時に出力機器の資源情報(用紙,ステイプ
ル針の残量)等を取得して該プリント処理の実行の有無
を判定し、ユーザに通知する場合について説明したが、
プリント実行時に出力機器の資源情報(トナー残量情
報)等を取得して該プリント処理の実行の可否を判定
し、ユーザに通知するように構成してもよい。以下、そ
の実施形態について説明する。
【0306】図39は、図2に示したCRT16上に表
示される警告メッセージの一例を示す図であり、例えば
図12〜図14に示した仮想操作パネル上でボタン41
5を指示してコピー実行指示を行った場合に、ユーザの
指定したプリント処理で必要なトナー量に対して、出力
機器に収納されたトナーの残量が不足している場合に、
プリント処理の実行前に表示される。
【0307】図において、1101は警告メッセージ
で、例えば図12〜図14に示した仮想操作パネル上で
ボタン415を指示してコピー実行指示を行った場合
に、ユーザの指定したプリント処理で必要なトナー量に
対して、出力機器に収納されたトナー残量が不足してい
ると予想される場合に、プリント処理の実行前に表示さ
れる。
【0308】なお、警告メッセージ1101では、不足
していると予想される全ての色のトナーを表示する。例
えば、ブラックトナーとシアントナーが不足すると予想
される場合には、「ブラックトナーとシアントナーが不
足する可能性があります。ブラックトナーとシアントナ
ー量を確認(補充)して再度、処理を実行してくださ
い。」というメッセージを表示する。
【0309】1102はOKボタンで、このボタンを押
下することにより、プリント処理を中止し、設定画面、
例えば図12〜図14に示した仮想操作パネルに戻る。
【0310】1103はそのまま続行ボタンで、このボ
タンを押下することにより、プリント処理を続行(強制
的に実行)する。
【0311】図40は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第6のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、S701〜S711は各ステップを示
す。
【0312】まず、ステップS701で、自機の所属す
るドメイン情報を取得し、ステップS702で、管理サ
ーバ(図1に示したネットワークのいずれかのPCが管
理サーバとして登録されている)のアドレスを取得す
る。
【0313】次にステップS703で、プリンタにアク
セスする処理(例えば、コピー処理,プリント処理等)
がされたか否かを判定し、プリンタにアクセスする処理
がされていないと判定された場合は、そのまま処理を終
了する。
【0314】一方、ステップS703で、プリンタにア
クセスする処理がされたと判定された場合は、ステップ
S704で、指示されたプリンタ・ログ(図21に示し
たプリンタ・ログ管理情報のプリンタログ情報部872
−1〜872−Mのいずれか)を管理サーバから取得す
る。詳細には、どのプリンタに対してアクセスしたか
(指定されているプリンタ)を管理サーバに通知して、
管理サーバが、図21に示したプリンタ・ログ管理情報
のプリンタログ情報部872−1〜872−Mのうち、
対応するプリンタのプリンタログ情報部(ログ情報)を
クライアント(PC)に返送する。
【0315】次に、ステップS705で、指定されてい
るプリンタからトナー情報(トナー残量)等を取得す
る。
【0316】次に、ステップS706で、ステップS7
04で取得したログ情報とステップS705で取得した
プリンタのトナー情報から、指定された処理が必要な条
件を満たしているか否かを判定する。詳細には、管理サ
ーバから獲得したログ情報を解析して、現在指定されて
いる処理と同様の処理(アプリケーションの種類または
スキャナの種類(高速/低速,カラー,モノクロ),ト
ータル印刷ページ数,用紙サイズ,カラー/モノクロ,
片面/両面等から同様と判断される処理)を行った場合
のトナー使用量を算出(予想)し、該予想されたトナー
使用量とプリンタから獲得したトナー残量とを比較する
ことにより、指定された処理が必要な条件を満たしてい
る(処理実行可能)か否かを判定する。
【0317】ステップS706で、ログ情報とプリンタ
のトナー情報から、指定された処理が必要な条件を満た
していると判定された場合は、ステップS710で、指
示された処理を実行し、プリンタからトナー情報等を取
得し、該取得したトナー情報に基づいてログ情報(プリ
ンタ名,入力情報,トータル印刷ページ数,用紙サイ
ズ,カラー/モノクロ,片面/両面,トナー使用量(色
別)等)を生成する。
【0318】次に、ステップS711で、生成されたロ
グ情報(プリンタ名,入力情報,トータル印刷ページ
数,用紙サイズ,カラー/モノクロ,片面/両面,トナ
ー使用量(色別)等)を管理サーバに登録し、処理を終
了する。
【0319】一方、ステップS706で、ログ情報とプ
リンタのトナー情報から、指定された処理が必要な条件
を満たしていないと判定された場合は、ステップS70
7で、図39に示した警告メッセージを表示し、ステッ
プS708で、処理をそのまま続行すると指示されたか
否か(そのまま続行ボタン1103が押下されたか否
か)を判定する。
【0320】ステップS708で処理をそのまま続行す
ると指示されたと判定された場合は、S709で処理を
続行し、プリンタからトナー情報等を取得し、該取得し
たトナー情報に基づいてログ情報(プリンタ名,入力情
報,トータル印刷ページ数,用紙サイズ,カラー/モノ
クロ,片面/両面,トナー使用量(色別)等)を生成
し、ステップS711に進む。
【0321】一方、ステップS708で処理を続行しな
いと指示された(OKボタン1102が押下された)と
判定された場合は、処理を終了する。
【0322】以上の処理により、プリント処理の途中で
トナー不足となると予想される場合には、警告メッセー
ジを表示するので、プリント処理の途中でトナー不足と
なってしまうことを事前に防止することができ、ユーザ
は処理の実行前に出力機器に対してトナーの補給を行う
ことができる。
【0323】また、ユーザにより指定されているプリン
ト処理を実行可能な他の出力形式(例えば、トナー使用
量の少ないエコノミーモードによるプリント,モノクロ
に切換えてのプリント,2in1等)を図37に示した
出力形式選択ウインドウ1001と同様の選択ウインド
ウによりユーザに通知し、さらに設定画面に戻ることな
くその通知画面で選択可能であり、いちいち設定画面に
戻るという煩雑な操作が必要もなくなるので、操作に不
慣れなユーザであっても、他の出力形式へ容易に変更す
ることができるとともに、プリンタにトナーの補給を行
うことなく、指定したプリント処理を実行することがで
きる(代替プリントできる)。
【0324】さらに、指定された処理が必要な条件を満
たしていないと判定された場合は、ユーザにより指定さ
れているプリント処理を実行可能な他のプリンタを図3
7に示した出力形式選択ウインドウ1001と同様の選
択ウインドウによりユーザに通知し、さらに設定画面に
戻ることなくその通知画面で選択可能であり、いちいち
設定画面に戻るという煩雑な操作が必要もなくなるの
で、操作に不慣れなユーザであっても、他のプリンタへ
容易に変更することができるとともに、プリンタにトナ
ーの補給を行うことなく、指定したプリント処理を実行
することができる。
【0325】また、プリンタアクセス時にプリンタから
プリンタにスプールされているジョブの終了予想時間を
取得して、実行可能であるがスプールされている他のジ
ョブのため実行までかなりの時間待たされてしまう場合
などにも警告のメッセージを通知するように構成しても
よい。
【0326】本実施形態では、プリント実行時に出力機
器のトナー残量等を取得して該プリント処理の実行の可
否を判定し、ユーザに通知する場合について説明した
が、トナーに限られるものであはなく、インク,インク
リボン等であってもよい。
【0327】また、本実施形態では、プリント処理を行
う場合に、ネットワークを介して管理サーバから該プリ
ンタのプリンタ・ログおよび該プリンタから該プリンタ
の資源情報(トナー残量)等を取得して、該プリント処
理の実行の可否を判定する場合について説明したが、ス
タンドアローンのPCが、そのPCに接続されたプリン
タに対するプリント処理の完了時にプリンタ・ログを自
機のハードディスク等に記憶し、プリンタ処理を行う場
合は、自機のハードディスクに記憶したプリンタ・ログ
および該プリンタから該プリンタの資源情報(トナー残
量)等を取得して、該プリント処理の実行の可否を判定
するように構成してもよい。
【0328】これにより、スタンドアローンのPCに接
続されたプリンタにおいても、プリント処理の途中でト
ナー不足となってしまうことを事前に防止することがで
き、ユーザは処理の実行前に出力機器に対してトナーの
補給を行うことができる。
【0329】〔第9実施形態〕上記第8実施形態では、
プリント処理を行う場合に、管理サーバから該プリンタ
のプリンタ・ログを取得し、また該プリンタから該プリ
ンタの資源情報(トナー残量)等を取得して、該プリン
ト処理の実行の可否を判定し、ユーザに通知する場合に
ついて説明したが、ネットワーク上のPC側において、
当該PCのユーザの指示により、管理サーバが管理して
いる各処理(プリント処理,ファクシミリ送/受信処
理,画像読取り処理等)に対してのログ情報を取得し表
示可能に構成してもよい。以下、その実施形態について
説明する。
【0330】図41は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第7のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、S801〜S811は各ステップを示
す。
【0331】まず、ステップS801で、自機の所属す
るドメイン情報を取得し、ステップS802で、管理サ
ーバ(図1に示したネットワークのいずれかのPCが管
理サーバとして登録されている)のアドレスを取得す
る。
【0332】次に、ステップS803で、ログ情報表示
指示(例えばプリント機能,ファクシミリ送/受信機
能,画像読取り機能毎に指示可能)がされたか否かを判
定し、ログ情報表示指示がされていないと判定された場
合は、ステップS806に進む―方、ステップS803
で、ログ情報表示指示がされたと判定された場合は、ス
テップS804で、指示された機能のログ情報(図21
〜図25)を管理サーバから取得し、ステップS805
で、当該PCの画面上にユーザの所望の形態(リスト表
示,グラフ表示等)で表示する。なお、この表示形態
は、ログ表示指定時に指示するものとする。
【0333】例えば、後述する図47は、当該PCに表
示される、ログ情報表示指示を設定する為の画面(不図
示)において、画像読み取り機能毎の表示を行なうモー
ドがユーザにより選択指示されていた場合に表示する画
面の一例を示す。この画面は、スキャナ使用ログデータ
に関する情報として、各ジョブ毎に、ユーザ名、ドライ
バ名、ジョブ開始時刻及び終了時刻、枚数、サイズ等を
表示している。
【0334】なお、図47に示すような例と同様に、プ
リントログ情報や、ファクシミリ通信ログ情報等に関し
ても、ログ情報表示指示を設定する為の画面(不図示)
におけるユーザからの指示に応じて適宜表示可能であ
る。
【0335】また、本実施形態では、ログ情報表示指示
を設定する為の画面(不図示)において、例えば、ユー
ザ毎のリスト表示、ドライバ名毎のリスト表示等、表示
形態の詳細を更に設定可能であり、これにより、図47
に示す画面を、ユーザ毎にソートした状態で表示させる
等、ある1つの機能に関する情報を表示させる際にも表
示形態を色々異ならせることが出来る。
【0336】次に、ステップS806で、バインド情報
表示指示(例えば組み合わせ機能として、コピー機能,
ファクシミリ送/受信機能毎に指示可能)がされたか否
かを判定し、バインド情報表示指示がされていないと判
定された場合は、ステップS809に進む。
【0337】―方、ステップS806で、バインド情報
表示指示がされたと判定された場合は、ステップS80
7で、指示された機能のバインド情報(図20)を管理
サーバから取得し、ステップS808で、ユーザの所望
の形態(リスト表示,グラフ表示等)で表示する(図4
8,図49にその一例を示す)。なお、この表示形態
は、バインド情報表示指定時に指示するものとする。
【0338】図48,図49に、不図示の画面において
ユーザによりバインド情報表示指定モードが選択されて
いる場合の、当該PCに表示される画面の一例を示す。
【0339】例えば、図48は、組み合わせ機能として
の、ファクシミリ機能に関する情報と、コピー機能に関
する情報が、エリア4802、4801に夫々表示され
ている。そして、当該画面には、ネットワーク上のどの
機器と、どの機器を協働させることにより、組み合わせ
機能を実行したか識別可能にするよう、図5や図11の
画面等において、ドラッグ&ドロップされたアイコンに
対応する2つの機器を1つの組(組み合わせ候補)とし
てグループ化し、各組み合わせ候補毎のリスト表示を行
う(図の画面の例に示すように、各機器はメーカ名及び
その機種名を識別可能に表示される)。尚且つ、使用回
数が多い組み合わせの候補から順に(上から下に向かっ
て)リスト表示している(組み合わせ機能別ランキング
リスト表示モード)。
【0340】例えば、図48の画面のエリア4801に
表示されている内容を確認してみると、コピー機能を実
行する為に使用した機器の組み合わせの候補が使用頻度
が高い方から順に6つ表示されている。そして、「メー
カAのスキャナxx620x」という名のスキャナと
「メーカAのプリンタxx−2160」という名のプリ
ンタとを協働させることによりコピー機能を実行させる
ケースが当該システム下において一番多く、その組み合
わせの使用回数が148回であることが分かる。
【0341】そして、2番目に使用頻度の高い組み合わ
せの候補が「メーカAのスキャナxx620x」という
名のスキャナと「メーカAのプリンタxx−850」と
いう名のプリンタとの組み合わせで、その使用回数が8
0回で、続いて、3番目が、「メーカAのスキャナxx
320x」という名のスキャナと「メーカAのプリンタ
xxx−2160」という名のプリンタとの組み合わせ
で74回、4番目が「メーカAのスキャナxx620
x」という名のスキャナと「メーカAのプリンタxx8
00」という名のプリンタとの組み合わせで62回、5
番目が「メーカAのスキャナxx320x」という名の
スキャナと「メーカAのプリンタxxx‐850」とい
う名のプリンタとの組み合わせで30回、6番目が「メ
ーカAのスキャナxx320x」という名のスキャナと
「メーカAのプリンタxxx800」という名のプリン
タとの組み合わせで16回であること等が確認すること
ができる。
【0342】そして、例えば、自分の所望するデータを
早く出力したいような場合、ユーザは、この情報をもと
に、例えば、図5や図11に示す画面上において、一番
利用率の低い6番目の組み合わせの候補に相当する、
「メーカAのスキャナxx320x」に対応するアイコ
ンをドラッグし、「メーカAのプリンタxxx−80
0」に対応するアイコンにドロップして、コピー機能を
実行させたりすることができる。
【0343】また、当該システムを管理するネットワー
ク管理者が、この情報をもとに、例えば、一番使用頻度
の高い、「メーカAのスキャナxx620x」という名
のスキャナと「メーカAのプリンタxxx−2160」
という名のプリンタの、各機器の設置場所を.互いに近
接するように、これらの機器の設置場所を変更したり、
又、ネットワーク上のトラフィックの軽減、業務の効率
化を目的として、これらの機器の機能を包含するような
デジタル複写機をオフィスに増設する等、これらの情報
を用いることにより、ネットワークの管理、運用を容易
にでき、最適なネットワーク環境を構築することができ
る。
【0344】なお、バインド情報表示指定モードにおい
ても、ユーザは、所望の表示形態でバインド情報を表示
させることができる。例えば、図48の表示エリア48
01が有効表示されている際に、当該データのグラフ表
示モードがユーザにより指定された場合は、図49に示
すような画面になり、表示エリア4801にリスト表示
されているデータのグラフ表示(組み合わせ機能別ラン
キンググラフ表示モード)を行う(図49の画面のエリ
ア4803参照)。
【0345】このように、本実施形態では、管理サーバ
が管理しているネットワーク環境下において、複数の機
器を協働させることにより、組み合わせ機能が実行可能
な場合(スキャナ装置とプリンタ装置を協働させること
によりコピー機能を実行する等)に、当該管理サーパが
管理している情報(例えば、図20〜図25等の管理情
報)に基づいて、当該組み合わせ機能に関する情報(例
えば、図20の管理情報)を出力し、各ユーザのPC
(自装置、他装置含む)の画面上で表示させることがで
きる。
【0346】そして、更に、組み合わせ機能が複数ある
場合(後述する図48,図49の例では、ファクシミリ
機能とコピー機能を少なくとも含む)は、各組み合わせ
機能毎に、詳細な情報を、当該ユーザの所望の形態(図
48,図49の例では、コピー機能のランキングリスト
表示、グラフ表示等)で表示させることが出来る(図4
8,図49参照)。
【0347】次に、ステップS809で、ネットワーク
トラフィック量表示指示がされたか否かを判定し、ネッ
トワークトラフィック量表示指示がされていないと判定
された場合は、そのまま処理を終了する。
【0348】一方、ステップS809で、ネットワーク
トラフィック量表示指示がされたと判定された場合は、
ステップS810で、ネットワークトラフィック量情報
(不図示)を管理サーバから取得し、ステップS811
で、ユーザの所望の形態(リスト表示,グラフ表示等)
で表示する。なお、この表示形態は、ネットワークトラ
フィック量表示指定時に指示するものとする。
【0349】ネットワークトラフイック量表示モードが
不図示の画面で指示され、ネットワークトラフィック量
に関するデータを表示する際の、表示形態の一例として
は、例えば、データ出力元及びデータ出力先を1つの組
としてグループ化し、それらの機器を接続する経路の単
位時間あたりのデータ転送量を、多い方から順番にリス
ト表示やグラフ表示を行なったり、図5、図11に示す
画面上において、データ転送量が最も多い経路(または
少ない経路)に該当する個所をその他の経路の表示形態
と異ならせるべく、強調表示を行なったりする等があ
る。
【0350】ユーザはこの情報をもとに、所望の処理を
実行する為の最適な機器、データ通信経路を適宜選択し
たり、ある時間帯を避けて、所望のデータを出力させた
りする等が出来る。
【0351】以上の処理により、各機能における機器組
み合わせ,使用頻度,使用時間、例えばコピー機能の場
合のスキャナとプリンタの組み合わせ等を容易に把握す
ることができる。
【0352】なお、各ログ情報は、クライアントにより
各機能処理の実行毎に該処理の情報を管理サーバに通知
するものとする。当該情報を受け取った管理サーバは、
図20〜図25等に示す管理情報を適宜更新する。そし
て、ネットワーク上の何れかのクライアント(PC)か
ら当該管理情報の取得要求がなされた場合は、それに応
答するべく、必要な情報を、読み出して要求元のPCに
送信する。
【0353】また、ネットワークトラフイック量は、管
理サーバが常に監視しているものとする。
【0354】〔第10実施形態〕上記第1〜第9実施形
態では、仮想表示されるスキャナとプリンタあるいはス
キャナと複合機等のアイコンをドラッグ&ドロップ操作
により、1つのスキャナから入力された1つの文書の画
像をプリンタ,複合機等で印刷する機能処理を実行する
場合について説明したが、スキャナから入力された1つ
の文書の画像と自機ならびにネットワーク上の他のPC
等に格納されているデータファイルの文書とを組み合わ
せて出力するように構成してもよいし、2台のスキャナ
から入力される複数の文書の画像データを組み合わせて
(結合して)出力するように構成してもよい。以下、そ
の実施形態について説明する。
【0355】図42は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示される仮想操作パネルの一例を示す
図であり、図11に示したアイコン302fが有効表示
された状態でドラッグされたスキャナアイコンをアイコ
ン302fにドロップされた際に、アイコン302fに
対応するデジタル複写機118から取得してハードディ
スク10あるいはPMEM3上に管理されるデバイスド
ライバ情報を参照してCRT16にデジタル複写機11
8及びこれに接続されるオプション機器を確認できるよ
うなイメージとして表示される。なお、図12と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0356】図において、1201は結合文書ファイル
指定エリアで、アイコン403aに対応する入力機器か
ら入力される1つの文書の画像と結合する文書ファイル
(自機または通信可能な他のPC内に共有ファイルとし
て格納された文書ファイル,画像ファイル等)を指定す
る。指定されていない場合は、結合文書ファイル指定エ
リア1201に「なし」と表示され、アイコン403a
に対応する入力機器から入力される画像とファイルとの
結合は行われない。また、1201aはボタンで、この
ボタンを押下することにより、後述する図43に示す結
合文書ファイル選択ウィンドウが表示される。
【0357】1202は結合画像データ指定エリアで、
アイコン403aに対応する入力機器から入力された画
像と結合する画像データを入力するための他の入力機器
を指定する。指定されていない場合は、結合画像データ
指定エリア1202に「なし」と表示され、アイコン4
03aに対応する入力機器から入力された画像とファイ
ルとの結合は行われない。また、1202aはボタン
で、このボタンを押下することにより、後述する図44
に示す結合画像データ選択ウィンドウが表示される。
【0358】1203は出力順序表示エリアで、結合文
書ファイル指定エリア1201で指定されたファイルを
示すアイコン(結合文書1203a)並びに、アイコン
403aに対応する入力機器から入力される画像を示す
アイコン(画像1203b)、および結合画像データ指
定エリア1202で指定された入力機器から入力された
画像を示すアイコン(結合画像1203c)が表示さ
れ、表示された順序で(左から順に)出力される。即ち
ここでは、結合文書ファイル指定エリア1201で指定
されるファイルの画像にアイコン403aに対応する入
力機器から入力される画像が結合され、さらに結合画像
データ指定エリア1202で指定された入力機器から入
力される画像が順次結合されて出力される(即ち、3つ
の文書が1つの文書としてまとめて出力される)場合の
例を示している。
【0359】なお、出力順序表示エリア1203の結合
文書1203a,画像1203b,結合画像1203c
の結合の順序は図2に示したマウス13でドラッグする
などで変更可能である。
【0360】また、結合文書1203a,結合画像12
03cは、結合文書ファイル1201,結合画像データ
指定エリア1202が指定されていない場合は表示され
ない。
【0361】例えば、図11に示したアイコン302f
が有効表示された状態でドラッグされたスキャナアイコ
ンをアイコン302fにドロップされると、図42に示
すような仮想操作パネルが表示される。この時、出力順
序表示エリア1203には、画像1203bのアイコン
(即ち、ドラッグされたスキャナアイコンに対応するス
キャナからの画像を示すアイコン)のみが表示されてお
り、結合文書ファイル指定エリア1201でファイルが
指定されると、結合文書1203aのアイコンが画像1
203bのアイコンの右に表示され、続いて結合画像デ
ータ指定エリア1202で入力機器が指定されると、結
合画像1203cのアイコンが結合文書1203aのア
イコンの右に表示される。
【0362】そして、コピー開始ボタン415が押下さ
れると、エリア1203に表示されたアイコンに対応す
る文書が、エリア1203に表示された順序で(この場
合、1203b,1203a,1203cの順で)1つ
の文書として順番に画像形成される。
【0363】図43は、図2に示したデータ処理装置の
CRT16上に表示される仮想操作パネル上に表示され
るボタン1201aに対するアイコン指示に応じて表示
される結合文書選択ウィンドウの一例を示す図である。
【0364】図において、1300は結合文書選択ウィ
ンドウで、予め結合文書ディレクトリとして設定されて
いるディレクトリ内のファイル(文書1,文書2,画像
1)を表示する。ここで、文書1および文書2は文書フ
ァイルを示し、画像1は画像ファイルを示し、ユーザが
マウス13などにより、文書1,文書2,画像1のいず
れかを選択すると、結合文書選択ウィンドウ1300は
閉じ、選択されたファイルが図42の結合画像データ指
定エリア1201にフルパス表示される。
【0365】また、ファイル1301をマウス13など
の指示により表示される不図示のメニュー内の「結合文
書ディレクトリ変更」を選択することで、結合文書ディ
レクトリを変更することが可能である。さらに、ファイ
ル1301をマウス13などの指示により表示される不
図示のメニュー内の「ネットワーク参照」を選択するこ
とで、図11に示したシステム構成状態画面を表示し、
他のPC上の共有ファイルを選択することも可能であ
る。
【0366】図44は、図42に示す仮想操作パネル上
に表示されるボタン1202aの押下に応じて表示され
る結合画像データ選択ウィンドウの一例を示す図であ
る。
【0367】図において、1400は結合画像データ選
択ウィンドウで、ネットワーク内で共有されている入力
機器名を選択表示エリア1401に表示する。1402
は選択ボタンで、選択表示エリア1401に表示される
入力機器のいずれかをマウス13などで指示した後、こ
のボタンを押下することにより、結合画像データ選択ウ
ィンドウ1400は閉じ、選択された入力機器名が図4
2の結合画像データ指定エリア1202に表示される。
1403はキャンセルボタンで、選択表示エリア140
1の選択をキャンセルした後、結合画像データ選択ウィ
ンドウ1400を閉じる。
【0368】また、1404は参照メニューで、このメ
ニューをマウス13などで指示すると、図11に示した
システム構成状態画面を表示し、この画面より入力機器
を選択することも可能である。
【0369】なお、この際、図11に示したシステム構
成状態画面が表示された状態で、図2に示したキーボー
ド12の所定のキー、例えば「Ctrl」および「Al
t」キーを同時に押下すると、既に選択されている入力
機器(図42のアイコン403aに対応する入力機器)
と同等の機能を有する入力機器のアイコンを形態を変え
て表示、例えば点滅表示するようにしてもよい。
【0370】また、図11に示したシステム構成状態画
面上では、既に選択されている入力機器(図42のアイ
コン403aに対応する入力機器)が重複して選択され
るのことを防止するために、既に選択されている入力機
器のアイコンを選択不可能な状態、例えばグレイ表示す
るようにしてもよい。
【0371】図45は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第8のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、例えば、スキャナのアイコン303cをアイ
コン302fにドラッグ&ドロップしてコピー機能が実
行された場合に、図32のステップS308で実行され
る処理に対応する。なお、S901〜S915は各ステ
ップを示す。
【0372】まず、ステップS901で、仮想操作パネ
ル上の結合文書ファイル指定エリア1201で結合文書
ファイルの指定が行われたか否かを判定し、結合文書の
指定が行われていないと判定された場合は、そのままス
テップS903に進み、一方、結合文書の指定が行われ
たと判定された場合は、ステップS902で、出力順序
表示エリア1203に結合文書1203aのアイコンを
表示(左詰め表示)する。
【0373】次に、ステップS903で、仮想操作パネ
ル上の結合画像データ指定エリア1202で結合画像の
指定が行われたか否かを判定し、結合画像の指定が行わ
れていないと判定された場合は、そのままステップS9
05に進み、一方、結合画像の指定が行われたと判定さ
れた場合は、ステップS904で、出力順序表示エリア
1203に結合画像1203cのアイコンを表示(左詰
め表示)する。
【0374】次に、ステップS905で、仮想操作パネ
ル上の出力順序表示エリア1203で、出力順序の入れ
換えの指示が行われたか否かを判定し、出力順序の入れ
換えの指示が行われていないと判定された場合は、その
ままステップS907に進み、一方、出力順序の入れ換
えの指示が行われたと判定された場合は、ステップS9
06で、出力順序表示エリア1203のアイコン(画像
1203b,結合文書1203a,結合画像1203
c)の表示順序を出力順序の入れ換え指示に従って入れ
換えて表示する。
【0375】次に、ステップS907で、仮想操作パネ
ル上のコピー開始ボタン415によりコピー開始の実行
指示が行われたか否かを判定し、実行指示が行われてい
ないと判定された場合は、ステップS901に戻り、一
方、コピー開始の実行指示が行われたと判定された場合
は、ステップS908で、仮想操作パネル上の設定を取
得し、ステップS909で、取得した設定に従って、出
力順序表示エリア1203で1番目に指定されている入
力(左から1番目に表示されているアイコンに対応する
入力)を実行する。
【0376】次に、ステップS910で、出力順序表示
エリア1203で2番目の入力を指定しているか(左か
ら2番目に表示されているアイコンがあるか)否かを判
定し、2番目の入力の指定がないと判定された場合は、
ステップS914に進み、一方、2番目の入力の指定が
あると判定された場合は、ステップS911で、出力順
序表示エリア1203で、2番目に指定されている入力
(左から2番目に表示されているアイコンに対応する入
力)を実行する。
【0377】次に、ステップS912で、出力順序表示
エリア1203で3番目の入力を指定しているか(左か
ら3番目に表示されているアイコンがあるか)否かを判
定し、3番目の入力の指定がないと判定された場合は、
ステップS914に進み、一方、3番目の入力の指定が
あると判定された場合は、ステップS913で、出力順
序表示エリア1203で、3番目に指定されている入力
(左から3番目に表示されているアイコンに対応する入
力)を実行する。
【0378】次に、ステップS914で、1番目〜3番
目の入力を順次結合し、仮想操作パネルで設定された入
出力設定に基づく出力形式(出力機器に依存する処理ペ
ージレイアウト,両面印刷,ステイプル等を含む)の出
力ジョブを作成し、当該ジョブデータと共に、指定され
た複数の文書の画像を、指定された順番で、ステップS
915で出力機器(ここでは、302fのデジタル複写
機)に送信し処理を終了する。なお、ステップS914
のジョブ作成およびステップS915のジョブ送信は、
出力1ページ分のデータが入力される毎に行われるが、
複数ページ分のデータをメモリに保持した後に出力して
もよい。
【0379】以上の処理により、複数の入力元およびそ
の出力順序を1つの操作画面上にて指定して出力するこ
とにより、ユーザの所望とする複数の入力元から入力さ
れる情報をユーザの所望とする順序で組み合わせて選択
した出力機器により出力することができるので、例えば
自機または通信可能な他のPC内に共有ファイルとして
格納された文書ファイル,画像ファイル等とスキャナか
ら読み込んだ画像とを組み合わせた画像を所望の出力形
式、例えば両面,2in1等で選択した出力機器から出
力することができる。
【0380】また、機能の異なる2台のスキャナ、例え
ばカラースキャナとモノクロ高速スキャナにより読み込
んだ画像とを組み合わせた画像を所望の出力形式、例え
ば両面,2in1等で選択した出力機器から出力するこ
とができる。
【0381】さらに、同等機能を有する2台のスキャナ
により読み込んだ画像を組み合わせた画像を所望の出力
形式、例えば両面,2in1等で選択した出力機器から
出力することにより、例えば2枚の原稿を読み込ませる
場合、自動原稿給送装置(ADF)等を有するスキャナ
が利用できない場合であっても、複数のスキャナ(本実
施形態では2台のスキャナ装置だが3台以上であっても
よい)から1枚ずつ原稿を読み込ませることで、原稿の
差し替えを行うことなく2枚の原稿の読み込みを行うこ
とができる。
【0382】また、複数の入力元(本実施形態では3つ
の入力元だが4つ以上であってもよい)から入力された
情報を指定順序で結合して出力する際に、入力元に関係
なく、通しでページ番号などを画像形成されるシートに
付加して所望の出力形式、例えば両面,2in1等で選
択した出力機器から出力することができる。
【0383】例えば,図42に示す画面を例にとり、エ
リア1203に左側から順に表示された1番目のアイコ
ン1203aに対応する文書が、当該データ処理装置
(PC)のアプリケーションソフトにより作成され、メ
モリに記憶された5ページからなる文書で、2番目のア
イコン1203bに対応する文書がアイコン403aに
対応するスキャナから入力すべき2ページからなる文書
で、3番目のアイコン1203cがアイコン403aに
対応するスキヤナとは異なるネットワーク上のその他の
スキャナ(図の例ではスキヤナ300)から入力される
2ページからなる文書で、このようなエリア1203に
おける表示状態において、ボタン415がユーザにより
押下されたことに応じて、当該データ処理装置のメモリ
から読み出されたアイコン1203aに対応する5ペー
ジ分の画像からなる文書と、403aに対応するスキャ
ナから読み込ませた3ページ分の画像からなる文書と、
スキャナ300から読み込ませた2ページ分の画像から
なる文書の、3つの文書を、302fのデジタル複写機
に送信し、これら3つの文書を受信した上記デジタル複
写機は、1つの文書としてまとめて画像形成する。
【0384】そして、この際に、例えば、アイコン12
03aに対応する文書の画像を形成すべきシート(5
枚)に1ページ目から5ページ目としてページ番号を画
像と共に夫々形成し、ついで、アイコン1203bに対
応する文書の画像を形成すべきシート(2枚)に6ペー
ジ目、7ページ目としてページ番号を画像と共に夫々形
成し、そして、1203cに対応する文書の画像を形成
すべきシート(3枚)に8,9,10ページ目としてペ
ージ番号を画像と共に夫々形成する。
【0385】そして、例えば、図42の画面上のボタン
B5によりステイプルが設定されていた場合は、これら
10ページからなる1つのシート束に対してステイプル
等を施す。
【0386】又、例えば、ボタン415が押下される前
に、ユーザが、データ処理装置のマウス13により、1
203cのアイコンをドラッグし、1203aのアイコ
ンと1203bのアイコンの間にドロップしたことによ
り、出力順序が1203a、1203c、1203bの
順に変更され、その後、ボタン415が押下されたとす
ると、これら3つの文書を受信した302fのデジタル
複写機は、アイコン1203aに対応する文書の画像を
形成すべきシート(5枚)に1ページ目から5ページ目
としてページ番号を画像と共に夫々形成し、ついで、ア
イコン1203cに対応する文書の画像を形成すべきシ
ート(3枚)に6ページ目、7ページ目、8ページ目と
してページ番号を画像と共に夫々形成し、そして、12
03bに対応する文書の画像を形成すべきシート(2
枚)に9,10ページ目としてページ番号を画像と共に
夫々形成する。
【0387】このように、エリア1203に表示される
アイコンを操作することにより、複数の画像発生元から
の複数の文書を1つの文書としてまとめて出力させる場
合の複数の文書の出力順序を簡単に入れ替えることが出
来る。
【0388】さらに、本実施形態では、複数の入力元か
ら入力された情報を指定順序で結合して出力する場合に
ついて説明したが、自機で起動される画像処理等に関す
るアプリケーションプログラムを指定して、複数の入力
元から入力された情報を指定順序で結合して自機で起動
されるアプリケーションプログラムに取り込むように構
成してもよい。
【0389】これにより、個別に入力した後に、各入力
情報を結合するという従来の煩雑な入力作業を行うこと
なしに、入力元と結合順序を指定するのみで、複数の入
力元から入力された情報を指定順序で自在に結合した結
合情報をアプリケーションプログラムに取り込むことが
できる。
【0390】なお、上記各実施形態で示したプリンタ
は、電子写真方式でも、インクジェット、昇華式でもそ
の他の方式でもよく、スキャナは、フラットヘッドのス
キャナであっても、その他の方式であってもよい。
【0391】さらに、ネットワーク上の周辺機器は、プ
リンタ,スキャナ,デジタル複写機に限定されるもので
はなく、デジタルカメラ,モデム等のその他の周辺機器
であってもよく、デジタルカメラ,モデム等のその他の
周辺機器をプリンタ,スキャナ,デジタル複写機等と同
様に、図11に示したシステム構成画面にその製品の概
観に近いアイコンで表示することができるとともに、デ
ジタルカメラ,モデム等のその他の周辺機器をプリン
タ,スキャナ,デジタル複写機等と同様に、入出力機器
として指定して上述した各種複合機能を実行することが
できる。
【0392】以下、図46に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0393】図46は、本発明に係るデータ処理装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0394】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0395】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0396】本実施形態における図9,図32,図3
4,図35,図38,図40,図41,図45に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をデータ処
理装置に供給される場合でも本発明は適用されるもので
ある。
【0397】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0398】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0399】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0400】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0401】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0402】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0403】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0404】図47は、データ処理装置のCRT上に表
示される画面(機器使用LOG情報画面)の一例を示す
図であり、スキャナ使用LOGデータ画面に対応する。
【0405】図48は、データ処理装置のCRT上に表
示される画面(組み合わせ機能の機器使用頻度表示画
面)の一例を示す図である。
【0406】図において、4081はコピー機能に関す
る情報(COPY機能 機器使用頻度)表示ウィンドウ
(エリア)で、4802はファクシミリ機能に関する情
報(FAX機能 機器使用頻度)表示ウィンドウ(エリ
ア)で、夫々組み合わせ機能別ランキングリスト表示モ
ードで表示する場合に対応する。
【0407】図49は、データ処理装置のCRT上に表
示される画面(組み合わせ機能の機器使用頻度表示画
面)の一例を示す図である。
【0408】図に示すように、4803はコピー機能に
関する情報(COPY機能 機器使用頻度(横棒グラ
フ))表示ウィンドウ(エリア)で、表示エリア480
1が有効表示されている際に、当該データのグラフ表示
モードがユーザにより指定された場合の組み合わせ機能
別ランキンググラフ表示モードでの表示に対応する。
【0409】以上説明したように、本実施形態では、図
1に示すLAN100,120等上に各種の機器とデー
タ通信可能なデータ処理装置において、他のデータ処理
上で設定される機能設定に基づく各機器に対する動作実
行時に、通知される各機器に対する機能別の情報を順次
取得して、取得された各機能別の情報(例えば図20〜
図25に示す情報)を当該装置が有する管理サーバにお
いて順次記憶して管理し、他のデータ処理装置からの機
能別の管理情報の要求に基づいて、前記管理サーバに記
憶される対応する機能別の管理情報を相手先の装置に通
知する(図20〜図25等の管理情報のうちの相手先の
装置が必要としている情報以外の情報も一緒に通知して
も良い)。
【0410】そして、当該管理情報を受信したデータ処
理装置側では、当該情報を解析し、当該データ処理装置
のユーザから指定されたとおりの表示形態となるよう表
示データを生成し(管理サーバ側で予め生成してもよ
い)、ユーザの所望とする表示形態で、当該データを表
示部に表示する(例えば、図47や図48,図49等参
照)。
【0411】これにより、システムを構成する各機器を
利用した各種の機能処理実行に伴う詳細なログ情報を検
証したいというユーザからのニーズに柔軟に応えること
ができ、各種の様々な機器が接続されたネットワーク全
体の状況を、各ユーザは、各々、自装置の表示部におい
て、種々の観点から多面的に且つ詳細に、自分の所望と
する表示形態で、適宜確認、検証でき、柔軟なシステム
管理、運用を行なえると共に、自在にネットワークシス
テムを構築することができる。
【0412】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第26の発明によれば、ネットワーク上のいずれかの
データ処理装置で設定された機能処理条件に伴う各種の
機能処理実行時に、当該機能処理を実行するためにデー
タ処理装置から通知される各周辺機器へログ情報を機能
処理別に順次記憶管理するとともに、管理サーバ機能を
備えるデータ処理装置から他のデータ処理装置からのロ
グ照会要求に対して機能別のログ情報を通知して所望の
表示形式でログ情報を機能別に表示させるので、システ
ムを構成する各周辺機器を利用した各種の機能処理実行
に伴う詳細なログ情報を検証したいというユーザからの
ニーズに柔軟に応えることができる。
【0413】従って、ネットワーク全体の周辺機器の使
用状況から各機能処理実行毎に使用状況を含めて詳細な
検証を容易に行うことができるネットワークシステムを
自在に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置を含むネットワー
ク機器のシステム構成を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置と
してのクライアント構成を説明する為のブロック図であ
る。
【図3】図1に示したデジタル複写機の構成を説明する
断面図である。
【図4】図3に示した複写機の制御構成を説明するブロ
ック図である。
【図5】図2に示したデータ処理装置としての例えばP
CのCRT上に表示される画面を示す図である。
【図6】図2に示したデータ処理装置に記憶される組み
合わせ判定データ構造体の一例を示す図である。
【図7】図2に示したデータ処理装置のCRTに表示さ
れるコピー機能設定画面の一例を示す図である。
【図8】図2に示したCRT上に表示されるエラーメッ
セージの一例を示す図である。
【図9】本発明に係るデータ処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置
で管理されるデバイスドライバ情報の一例を示す図であ
る。
【図11】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示されるシステム構成状態画面であり、第2のネットワ
ーク接続構成を説明する図である。
【図12】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネルの一例を示す図である。
【図13】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネルの一例を示す図である。
【図14】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネルの一例を示す図である。
【図15】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネル上のおもしろ設定時に表示され
る第1のウインドウの一例を示す図である。
【図16】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネル上のおもしろ設定時に表示され
る第2のウインドウの一例を示す図である。
【図17】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネル上に表示されるアイコン指示に
応じて表示されるプロパティ画面の一例を示す図であ
る。
【図18】本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置
で管理されるデバイスドライバのリソースファイルの一
例を示す図である。
【図19】図12〜図14に示した仮想操作パネル上に
表示されるボタンの編集画面の一例を示す図である。
【図20】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図21】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図22】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図23】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図24】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図25】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置
において管理されるログ情報の一例を示す図である。
【図26】本発明のデータ処理装置における管理サーバ
として登録されたデータ処理装置とクライアント装置と
の関係を示す図である。
【図27】図26に示した管理サーバデバイス情報を説
明する図である。
【図28】図27に示したPC情報(PC infor
mation),プリンタ情報(Printer in
formation)を詳細に説明する図である。
【図29】図27に示したスキャナ情報(Scanne
r information),ファクシミリボード情
報(FAX boad information)を詳
細に説明する図である。
【図30】図26に示したサーバデバイス情報を説明す
る図である。
【図31】図26に示したクライアントデバイス情報を
説明する図である。
【図32】本発明に係るデータ処理装置における第2の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図33】本発明の第4実施形態を示すデータ処理装置
におけるコピー機能実行画面の一例を示す図である。
【図34】本発明に係るデータ処理装置における第3の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図35】本発明に係るデータ処理装置における第4の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図36】図2に示したCRT上に表示される警告メッ
セージの一例を示す図である。
【図37】図2に示したCRT上に表示される出力形式
選択ウインドウの一例を示す図である。
【図38】本発明に係るデータ処理装置における第5の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図39】図2に示したCRT上に表示される警告メッ
セージの一例を示す図である。
【図40】本発明に係るデータ処理装置における第6の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図41】本発明に係るデータ処理装置における第7の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図42】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネルの一例を示す図である。
【図43】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネル上に表示されるボタンに対する
アイコン指示に応じて表示される結合文書選択ウィンド
ウの一例を示す図である。
【図44】図2に示したデータ処理装置のCRT上に表
示される仮想操作パネル上に表示されるボタンに対する
アイコン指示に応じて表示される結合画像データ選択ウ
ィンドウの一例を示す図である。
【図45】本発明に係るデータ処理装置における第8の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図46】本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【図47】データ処理装置のCRT上に表示される画面
(機器使用LOG情報画面)の一例を示す図である。
【図48】データ処理装置のCRT上に表示される画面
(組み合わせ機能の機器使用頻度表示画面)の一例を示
す図である。
【図49】データ処理装置のCRT上に表示される画面
(組み合わせ機能の機器使用頻度表示画面)の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2 CPU 3 プログラムメモリ 4 通信制御部 5 通信ポート 6 通信回線 7 ネットワーク上の他の装置 8 外部記憶装置制御部 9,10 データファイル用のディスク 12 キーボード 13 マウス 14 ビデオイメージメモリ 15 表示出力制御部 16 CRT 17 プリンタ制御部 18 プリンタ 19 外部機器制御部 1A 画像読み取り機器制御部 1B 画像読み取り機器

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体上に接続された各種の機
    器とデータ通信可能なデータ処理装置であって、 他のデータ処理装置上で設定される機能設定に基づく各
    機器に対する動作実行時に、他のデータ処理装置から通
    知される各機器に対する機能別のログ情報を順次取得す
    る取得手段と、 前記取得手段により取得された各機能別のログ情報を順
    次記憶して管理する管理手段と、 前記他のデータ処理装置からの機能別ログ要求に基づい
    て前記管理手段に記憶管理される対応する機能別のログ
    情報を通知する通知手段と、を有することを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体上に接続された各種の機
    器とデータ通信可能なデータ処理装置であって、 各機器に対する動作実行時に、ログインする各機器とそ
    の実行する機能処理を特定するログ情報を管理サーバ機
    能を有する他のデータ処理装置に通知する通知手段と、 前記他のデータ処理装置に管理される機能別のログ情報
    を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記機能別のログ情報を
    解析して表示部に表示すべきネットワーク管理情報を生
    成する生成手段と、 前記生成手段により生成されたネットワーク管理情報を
    前記表示部に表示する制御手段と、を有することを特徴
    とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部に表示すべき前記ネットワー
    ク管理情報の表示形式を指示する指示手段を有し、 前記制御手段は、前記指示手段により指示された表示形
    式に基づいて前記表示部に前記ネットワーク管理情報を
    機能処理別に表示させることを特徴とする請求項2記載
    のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク管理情報は、ネットワ
    ークのトラフィック量,バインド情報ランキング,使用
    頻度を含むことを特徴とする請求項2記載のデータ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ログ情報は、プリントログ情報,フ
    ァクシミリ通信ログ情報,スキャナログ情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記機器は、プリンタ装置,ファクシミ
    リ装置,デジタル複写装置,スキャナ装置,デジタルカ
    メラ装置,モデム装置を含むことを特徴とする請求項1
    記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体上に接続された各種の機
    器とデータ通信可能なデータ処理装置におけるデータ処
    理方法であって、 他のデータ処理装置上で設定される機能設定に基づく各
    機器に対する動作実行時に、他のデータ処理装置から通
    知される各機器に対する機能別のログ情報を順次取得す
    る取得工程と、 前記取得工程により取得された各機能別のログ情報を順
    次記憶して管理する管理工程と、 前記他のデータ処理装置からの機能別ログ要求に基づい
    て前記管理工程に記憶管理される対応する機能別のログ
    情報を通知する通知工程と、を有することを特徴とする
    データ処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体上に接続された各種の機
    器とデータ通信可能なデータ処理装置におけるデータ処
    理方法であって、 各機器に対する動作実行時に、ログインする各機器とそ
    の実行する機能処理を特定するログ情報を管理サーバ機
    能を有する他のデータ処理装置に通知する通知工程と、 前記他のデータ処理装置に管理される機能別のログ情報
    を取得する取得工程と、 前記取得工程により取得された前記機能別のログ情報を
    解析して表示部に表示すべきネットワーク管理情報を生
    成する生成工程と、 前記生成工程により生成されたネットワーク管理情報を
    前記表示部に表示する表示工程と、を有することを特徴
    とするデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記表示部に表示すべき前記ネットワー
    ク管理情報の表示形式を指示する指示工程を有し、 前記表示工程は、前記指示工程により指示された表示形
    式に基づいて前記表示部に前記ネットワーク管理情報を
    機能処理別に表示させることを特徴とする請求項8記載
    のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記ネットワーク管理情報は、ネット
    ワークのトラフィック量,バインド情報ランキング,使
    用頻度を含むことを特徴とする請求項8記載のデータ処
    理方法。
  11. 【請求項11】 前記ログ情報は、プリントログ情報,
    ファクシミリ通信ログ情報,スキャナログ情報を含むこ
    とを特徴とする請求項8記載のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体上に接続された各種の
    機器とデータ通信可能なデータ処理装置に、 他のデータ処理装置上で設定される機能設定に基づく各
    機器に対する動作実行時に、他のデータ処理装置から通
    知される各機器に対する機能別のログ情報を順次取得す
    る取得工程と、 前記取得工程により取得された各機能別のログ情報を順
    次記憶して管理する管理工程と、 前記他のデータ処理装置からの機能別ログ要求に基づい
    て前記管理工程に記憶管理される対応する機能別のログ
    情報を通知する通知工程と、を実行させるためのプログ
    ラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 所定の通信媒体上に接続された各種の
    機器とデータ通信可能なデータ処理装置に、 各機器に対する動作実行時に、ログインする各機器とそ
    の実行する機能処理を特定するログ情報を管理サーバ機
    能を有する他のデータ処理装置に通知する通知工程と、 前記他のデータ処理装置に管理される機能別のログ情報
    を取得する取得工程と、 前記取得工程により取得された前記機能別のログ情報を
    解析して表示部に表示すべきネットワーク管理情報を生
    成する生成工程と、 前記生成工程により生成されたネットワーク管理情報を
    前記表示部に表示する表示工程と、を実行させるための
    プログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記
    憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記表示部に表示すべき前記ネットワ
    ーク管理情報の表示形式を指示する指示工程を有し、 前記表示工程は、前記指示工程により指示された表示形
    式に基づいて前記表示部に前記ネットワーク管理情報を
    機能処理別に表示させることを特徴とする請求項13記
    載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記ネットワーク管理情報は、ネット
    ワークのトラフィック量,バインド情報ランキング,使
    用頻度を含むことを特徴とする請求項13記載の記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記ログ情報は、プリントログ情報,
    ファクシミリ通信ログ情報,スキャナログ情報を含むこ
    とを特徴とする請求項13記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 データ通信路に接続可能な各種の機器
    からの情報を取得可能なデータ処理装置であって、 互いに独立した機能を実行可能な複数の機器を、前記デ
    ータ通信路を介して互いに協働させることにより、前記
    機能とは異なる第1の機能を実行制御する第1の機能制
    御手段と、 互いに協働すべき複数の機器により前記第1の機能が実
    行されることに応じて出力される管理情報を、前記デー
    タ通信路を介して取得する取得手段と、 前記取得手段により取得される前記管理情報に基づいた
    データを出力する出力制御手段と、を有することを特徴
    とするデータ処理装置。
  18. 【請求項18】 前記出力制御手段は、前記取得手段に
    より取得される前記管理情報に基づいたデータを表示装
    置に出力し前記表示装置への表示を制御する表示制御手
    段を含むことを特徴とする請求項17記載のデータ処理
    装置。
  19. 【請求項19】 前記表示制御手段は、前記データ通信
    路上に接続された各種の機器のうちの、前記第1の機能
    を実行すべく互いに協働した機器を識別可能にするデー
    タを前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項
    18記載のデータ処理装置。
  20. 【請求項20】 前記表示制御手段は、前記第1の機能
    を実行可能であり、且つ、互いに協働可能な機器の組み
    合わせの候補が前記データ通信路上に複数存在する場
    合、前記組み合わせの候補毎に、前記第1の機能を実行
    すべく互いに協働した機器を識別可能にするデータを前
    記表示装置に表示させることを特徴とする請求項19記
    載のデータ処理装置。
  21. 【請求項21】 前記表示制御手段は、前記組み合わせ
    の候補の使用回数情報を、各組み合わせの候補毎に表示
    させることを特徴とする請求項20記載のデータ処理装
    置。
  22. 【請求項22】 前記表示制御手段は、前記使用回数情
    報に応じた順序で前記複数の組み合わせの候補に関する
    情報を表示させることを特徴とする請求項21記載のデ
    ータ処理装置。
  23. 【請求項23】 前記表示制御手段は、ユーザからの指
    示に応じて前記表示装置に表示されるデータの表示形態
    を異ならせることを特徴とする請求項20記載のデータ
    処理装置。
  24. 【請求項24】 前記出力制御手段は、遠隔して設置さ
    れた他の装置からの要求に応答すべく、前記データ通信
    路を介して前記他の装置に前記管理情報を転送すること
    を特徴とする請求項17記載のデータ処理装置。
  25. 【請求項25】 データ通信路に接続可能な各種の機器
    からの情報を取得可能なデータ処理方法であって、 互いに独立した機能を実行可能な複数の機器を、前記デ
    ータ通信路を介して互いに協働させることにより、前記
    機能とは異なる第1の機能を実行させる第1の機能実行
    工程と、 互いに協働すべき複数の機器により前記第1の機能が実
    行されることに応じて出力される管理情報を、前記デー
    タ通信路を介して取得する取得工程と、 該取得される前記管理情報に基づいたデータを出力する
    出力工程と、を有することを特徴とするデータ処理方
    法。
  26. 【請求項26】 データ通信路に接続可能な各種の機器
    からの情報を取得可能なデータ処理装置に、 互いに独立した機能を実行可能な複数の機器を、前記デ
    ータ通信路を介して互いに協働させることにより、前記
    機能とは異なる第1の機能を実行させる第1の機能実行
    工程と、 互いに協働すべき複数の機器により前記第1の機能が実
    行されることに応じて出力される管理情報を、前記デー
    タ通信路を介して取得する取得工程と、 該取得される前記管理情報に基づいたデータを出力する
    出力工程と、を実行させるためのプログラムをコンピュ
    ータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
JP2000119167A 1999-04-30 2000-04-20 データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体 Pending JP2001014255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119167A JP2001014255A (ja) 1999-04-30 2000-04-20 データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-124828 1999-04-30
JP12482899 1999-04-30
JP2000119167A JP2001014255A (ja) 1999-04-30 2000-04-20 データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001014255A true JP2001014255A (ja) 2001-01-19

Family

ID=26461413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119167A Pending JP2001014255A (ja) 1999-04-30 2000-04-20 データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001014255A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029943A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Canon Inc 印刷システム及びその管理方法、プログラム、記憶媒体
JP2005302031A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Ricoh Co Ltd プリンタドライバの自動カスタマイズ
JP2005332403A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Sharp Corp 複数の装置による画像仕上げ機能の選択を単一の位置において組み合わせるシステムおよび方法
JP2006099745A (ja) * 2004-08-30 2006-04-13 Ricoh Co Ltd ログ収集装置,ログ収集プログラムおよび画像形成装置
JP2006195847A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 画像出力システム、実行制御装置、実行制御方法、実行制御プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2006279636A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Hitachi Ltd クライアント間通信ログの整合性保証管理システム
JP2007048026A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Konica Minolta Business Technologies Inc プリント制御装置及びプログラム
EP1372072A3 (en) * 2002-04-11 2007-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, data processing method, and program
JP2008198107A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Brother Ind Ltd 周辺装置及びユーザインタフェイスプログラム
US7586639B2 (en) 2004-07-30 2009-09-08 Canon Kabuhsiki Kaisha Information processing apparatus, print processing method, and computer program
JP2009239973A (ja) * 1999-07-26 2009-10-15 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法
JP2010004531A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sharp Corp 複合機及びプリントコンテナを変更する方法
US7778495B2 (en) 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
US7787143B2 (en) 2002-11-27 2010-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Job information management method and apparatus
US7859695B2 (en) 2003-12-18 2010-12-28 Panasonic Corporation Remote copying method and computer program
US8806375B2 (en) 2010-03-16 2014-08-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, display control method therefor, and recording medium
JP2015060395A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび端末装置
JP2016177431A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社リコー 画像処理システム、及び画像処理プログラム
JP2017045098A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 日本電気株式会社 サービス連携管理システム、装置、方法及びプログラム
WO2019181593A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239973A (ja) * 1999-07-26 2009-10-15 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法
JP2003029943A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Canon Inc 印刷システム及びその管理方法、プログラム、記憶媒体
EP1372072A3 (en) * 2002-04-11 2007-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, data processing method, and program
US7518747B2 (en) 2002-04-11 2009-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Informing a user of the status of a job that corresponds to obtained job identification information
US7307746B2 (en) 2002-04-11 2007-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, data processing method, and program
US7787143B2 (en) 2002-11-27 2010-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Job information management method and apparatus
US7859695B2 (en) 2003-12-18 2010-12-28 Panasonic Corporation Remote copying method and computer program
JP2005302031A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Ricoh Co Ltd プリンタドライバの自動カスタマイズ
US8237949B2 (en) 2004-05-18 2012-08-07 Sharp Laboratories Of America, Inc. System and method for combining at a single location selection of image finishing operations of multiple devices
JP2005332403A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Sharp Corp 複数の装置による画像仕上げ機能の選択を単一の位置において組み合わせるシステムおよび方法
US7586639B2 (en) 2004-07-30 2009-09-08 Canon Kabuhsiki Kaisha Information processing apparatus, print processing method, and computer program
JP4606273B2 (ja) * 2004-08-30 2011-01-05 株式会社リコー ログ収集装置,ログ収集プログラム
JP2006099745A (ja) * 2004-08-30 2006-04-13 Ricoh Co Ltd ログ収集装置,ログ収集プログラムおよび画像形成装置
US7778495B2 (en) 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
JP2006195847A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 画像出力システム、実行制御装置、実行制御方法、実行制御プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP4700971B2 (ja) * 2005-01-14 2011-06-15 株式会社リコー 画像出力システム、サーバ装置、クライアント装置、実行制御方法、実行制御プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2006279636A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Hitachi Ltd クライアント間通信ログの整合性保証管理システム
JP2007048026A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Konica Minolta Business Technologies Inc プリント制御装置及びプログラム
JP4622732B2 (ja) * 2005-08-10 2011-02-02 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 プリント制御装置及びプログラム
JP2008198107A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Brother Ind Ltd 周辺装置及びユーザインタフェイスプログラム
JP2010004531A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sharp Corp 複合機及びプリントコンテナを変更する方法
US8806375B2 (en) 2010-03-16 2014-08-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, display control method therefor, and recording medium
JP2015060395A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび端末装置
JP2016177431A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社リコー 画像処理システム、及び画像処理プログラム
US9904495B2 (en) 2015-03-19 2018-02-27 Ricoh Company, Ltd. Image processing system, image processing method, and information terminal
US10331388B2 (en) 2015-03-19 2019-06-25 Ricoh Company, Ltd. Image processing system, image processing method, and non-transitory storage medium storing image processing program
JP2017045098A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 日本電気株式会社 サービス連携管理システム、装置、方法及びプログラム
WO2019181593A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置
CN111886850A (zh) * 2018-03-23 2020-11-03 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置
JPWO2019181593A1 (ja) * 2018-03-23 2021-03-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置
EP3771193A4 (en) * 2018-03-23 2021-08-11 KYOCERA Document Solutions Inc. IMAGE READER
US11388296B2 (en) 2018-03-23 2022-07-12 Kyocera Document Solutions, Inc. Image scanning apparatus
CN111886850B (zh) * 2018-03-23 2022-09-09 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4428755B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4497580B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
US6718378B1 (en) Device management information processing apparatus method and storage medium
US7593983B2 (en) Data processing apparatus, data processing method, and storage medium storing computer-readable program
US7002702B1 (en) Data processing apparatus and data processing method for controlling plural peripheral devices to provide function
JP5372209B2 (ja) 印刷システム、印刷装置及び印刷方法
JP4566679B2 (ja) 画像形成装置および制御方法およびプログラム
US6898389B2 (en) Image forming apparatus having display unit for displaying an executable program and control method thereof
JP2001014255A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体
EP3564810B1 (en) Print processing apparatus, print processing apparatus control method, and storage medium
JP2007213566A (ja) 印刷システム、印刷装置及び印刷方法
JP5322464B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、記憶媒体並びにプログラム
US8094326B2 (en) Image processing apparatus, job processing method, storing medium, and program
JP3984753B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5295402B2 (ja) 制御方法、データ処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2014238887A (ja) 印刷処理装置、印刷処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP4072288B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4956679B2 (ja) 制御方法、データ処理装置、及び、プログラム
JP4956632B2 (ja) コンピュータおよびコンピュータの制御方法および記憶媒体
JP2007095085A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体
JP2000315129A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2000315146A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2000315143A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2004320621A (ja) マルチファンクションシステム
JP2006033524A (ja) 画像形成装置