JP2001014251A - 情報処理方法、情報端末支援サーバ、コラボレーション・システム、情報処理プログラムを格納する記憶媒体 - Google Patents

情報処理方法、情報端末支援サーバ、コラボレーション・システム、情報処理プログラムを格納する記憶媒体

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JP2001014251A
JP2001014251A JP11170197A JP17019799A JP2001014251A JP 2001014251 A JP2001014251 A JP 2001014251A JP 11170197 A JP11170197 A JP 11170197A JP 17019799 A JP17019799 A JP 17019799A JP 2001014251 A JP2001014251 A JP 2001014251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上でコラボレーションを行う
に際し、コンテキストに応じてコラボレーション・クラ
イアントの振る舞いを変える。 【解決手段】 顧客側ブラウザからのＨＴＴＰリクエス
トは、情報端末支援サーバ１１０を介してウエブ・サー
バ１４０に送られる。ウエブ・サーバ１４０は、リクエ
ストに応じたコンテキストを情報端末支援サーバ１１０
を介して顧客側ウエブ・ブラウザ１３１に送信する。こ
のとき、情報端末支援サーバ１１０は、コンテキストの
内容をチェックし、所定の条件に一致すると判断した場
合には、コンテキストにコマンドを挿入し、顧客側ウエ
ブ・ブラウザ１３１にはコマンドを挿入していないコン
テキストを、エージェント側ウエブ・ブラウザ１３１に
はコマンドを挿入したコンテキストを送信する。エージ
ェント側情報端末１３０のクライアント・プログラム１
３５は、埋め込まれたコマンドをウエブ・ブラウザが持
つＡＰＩを通して、読み取りそのコマンドに内容に従
い、サブミット・フォームの変更の禁止、特定のフォー
ム・フィールドの非表示のための処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理方法に関
し、詳しくは、クライアントからの要求に応答してサー
バから送信されたコンテンツの内容を管理者の意図によ
り編集してクライアント側に送信する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明の出願時において、特開平１０−
１２４４６１号公報のように、複数のユーザが同時にＨ
ＴＭＬページの共同作業（閲覧、移動、または変更）を
行うことができるようにするコラボレーション技術が提
案されている。図５は、このＨＴＭＬページの共同作業
をインターネット・バンキング・システムに応用した例
を示す図である。かかる技術を使用することにより、銀
行のエージェントやインターネット顧客相談センターの
エージェント等は、顧客と同一のページを参照し、これ
を操作することができる。
【０００３】しかし、例えば商品の発注を行う画面や、
送金の振込み先を指定する画面等、ある特定のＨＴＭＬ
において、エージェントがＨＴＭＬのフォームをサブミ
ットできてはならないとか、エージェントがＨＴＭＬの
フォームに入力されたデータを変更できてはならないな
どの状況も発生する。元来コラボレーション・サーバ
は、同じＨＴＭＬコンテントをコラボレーション中のウ
ェブブラウザーに配布するのが目的であったため、コラ
ボレーションクライアントはいつその振る舞いをどのよ
うに変えるかは知る手段がなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、インターネット上でコラボレーションを行うに際
し、コンテキストに応じてコラボレーション・クライア
ントの振る舞いを変えることのできるコラボレーション
・システムを提供することにある。
【０００５】本発明の他の一つの目的は、クライアント
の要求したコンテンツの内容を管理者が意図的に変更す
ることのできるシステムを提供することにある。
【０００６】本発明の他の一つの目的は、情報端末の支
援を行うに際し、必要となる資源の削減された低コスト
のコラボレーション・システムを提供することにある。
【０００７】本発明の他の一つの目的は、情報端末の支
援を行うに際し、一元的にその制御が可能になるコラボ
レーション・システムを提供することにある。
【０００８】本発明の他の一つの目的は、操作する情報
端末のプラットフォームに依存することのないコラボレ
ーション・システムを提供することにある。
【０００９】本発明の他の一つの目的は、情報端末から
のリクエストに応答するサーバに変更を加えず、該情報
端末へ提供されるサービスの内容を制御することのでき
るコラボレーション・システムを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様におい
て、顧客側ブラウザからのＨＴＴＰリクエストが、情報
端末支援サーバを介してウエブ・サーバに送られる。ウ
エブ・サーバは、リクエストに応じたコンテキストを情
報端末支援サーバを介して顧客側ウエブ・ブラウザに送
信する。このとき、情報端末支援サーバは、コンテキス
トの内容をチェックし、所定の条件に一致すると判断し
た場合には、コンテキストにコマンドを挿入し、顧客側
ウエブ・ブラウザにはコマンドを挿入していないコンテ
キストを、エージェント側ウエブ・ブラウザにはコマン
ドを挿入したコンテキストを送信する。エージェント側
情報端末のクライアント・プログラムは、埋め込まれた
コマンドをウエブ・ブラウザが持つＡＰＩを通して、読
み取りそのコマンドに内容に従い、サブミット・フォー
ムの変更の禁止、特定のフォーム・フィールドの非表示
のための処理を行う。
【００１１】本発明の他の一態様においては、顧客側情
報端末に搭載されたブラウザとエージェント側情報端末
に搭載されたブラウザのコラボレーションをサポートす
る情報端末支援サーバを含むシステム内で実行される情
報処理方法であって、（ａ）前記情報端末支援サーバに
おいて、顧客側ブラウザの要求に応答して送信されたＨ
ＴＴＰメッセージを受信する段階と、（ｂ）前記ＨＴＴ
Ｐメッセージが所定の条件に一致するか否かを判定する
段階と、（ｃ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に
一致する場合には、前記ＨＴＴＰメッセージの内容を編
集する段階と、（ｄ）前記顧客側ブラウザには、編集前
のＨＴＴＰメッセージを送信する段階と、（ｅ）前記エ
ージェント側ブラウザには、編集後のＨＴＴＰメッセー
ジを送信する段階と、を含む情報処理方法が提供され
る。なお、 本願明細書の特許請求の範囲において、
「情報端末支援サーバ」とは、コラボレーション・サー
バや、プロキシ・サーバを含む概念である。
【００１２】本発明の他の一態様においては、前記段階
（ｃ）が、前記エージェント側情報端末に搭載されてい
るクライアント・プログラムに対するコマンドを挿入す
る編集が行われることを特徴とする情報処理方法が提供
される。本願明細書の特許請求の範囲において、この
「コマンド」は、ブラウザ固有のＡＰＩが可能とする処
理を指示するコマンドを含む概念である。
【００１３】本発明の他の一態様においては、前記コマ
ンドが、「サブミットの禁止」、「フォーム変更の禁
止」、「特定のフォームの非表示」、「特定のフィール
ドの非表示」の何れかであることを特徴とする情報処理
方法が提供される。
【００１４】本発明の他の一態様においては、コンテン
ツ・サーバと通信可能に接続され、クライアント・プロ
グラムを搭載する情報端末をサポートする情報端末支援
サーバを含むシステム内で実行される情報処理方法であ
って、（ａ）前記情報端末支援サーバにおいて、前記情
報端末からの要求に応答してコンテンツ・サーバから送
信されたメッセージを受信する段階と、（ｂ）前記メッ
セージが所定の条件に一致するか否かを判定する段階
と、（ｃ）前記メッセージが所定の条件に一致する場合
には、前記メッセージを編集することにより、前記クラ
イアント・プログラムに命令を与えるコマンドを挿入す
る段階と、（ｄ）前記情報端末に、編集したメッセージ
を送信する段階と、を含む情報処理方法が提供される。
【００１５】本願明細書の特許請求の範囲において、
「コンテンツ・サーバ」は、ウエブ・サーバ等、クライ
アントからの要求に応答して、コンテンツをクライアン
ト側に送信するサーバをいう。
【００１６】本発明の他の一態様においては、顧客側情
報端末に搭載されたブラウザとエージェント側情報端末
に搭載されたブラウザのコラボレーションをサポートす
る情報端末支援サーバであって、（ａ）条件設定部とコ
マンド設定部を含むルール定義部と、（ｂ）前記情報端
末支援サーバにおいて、顧客側ブラウザの要求に応答し
て送信されたＨＴＴＰメッセージを監視するルール制御
管理部と、（ｃ）前記ＨＴＴＰメッセージが前記ルール
定義部の条件設定部の条件に一致するか否かを判定する
ＨＴＴＰチェック部と、（ｄ）前記ＨＴＴＰメッセージ
が所定の条件に一致する場合に、前記ＨＴＴＰメッセー
ジの内容を前記ルール定義部のコマンド設定部の内容に
応じて編集するＨＴＴＰ編集部と、（ｅ）前記顧客側ブ
ラウザに送信する編集前のＨＴＴＰメッセージを格納す
る顧客用キャッシュと、（ｆ）前記エージェント側ブラ
ウザに送信する編集後のＨＴＴＰメッセージを格納する
エージェント用キャッシュと、を含む情報端末支援サー
バが提供される。
【００１７】本発明の他の一態様においては、前記ＨＴ
ＴＰ編集部が、前記エージェント側情報端末に搭載され
ているクライアント・プログラムに対するコマンドを挿
入する編集を行うことを特徴とする情報端末支援サーバ
が提供される。
【００１８】本発明の他の一態様においては、前記コマ
ンドが、「サブミットの禁止」、「フォーム変更の禁
止」、「特定のフォームの非表示」、「特定のフィール
ドの非表示」の何れかであることを特徴とする情報端末
支援サーバが提供される。
【００１９】本発明の他の一態様においては、コンテン
ツ・サーバと通信可能に接続され、クライアント・プロ
グラムを搭載する情報端末をサポートする情報端末支援
サーバであって、（ａ）前記情報端末からの要求に応答
してコンテンツ・サーバから送信されたメッセージが所
定の条件に一致するか否かを判定するメッセージ・チェ
ック部と、（ｂ）前記メッセージが所定の条件に一致す
る場合に、前記メッセージを編集することにより、前記
クライアント・プログラムに命令を与えるコマンドを挿
入するメッセージ編集と、を含む情報端末支援サーバが
提供される。
【００２０】本発明の他の一態様においては、顧客側情
報端末に搭載されたブラウザとエージェント側情報端末
に搭載されたブラウザのコラボレーションをサポートす
るコラボレーション・システムであって、（ａ）前記顧
客側情報端末とコラボレーションを行うエージェント側
情報端末と、（ｂ１）条件設定部とコマンド設定部を含
むルール定義部と、（ｂ２）前記顧客側ブラウザの要求
に応答して送信されたＨＴＴＰメッセージを監視するル
ール制御管理部と、（ｂ３）前記ＨＴＴＰメッセージが
前記ルール定義部の条件設定部の条件に一致するか否か
を判定するＨＴＴＰチェック部と、（ｂ４）前記ＨＴＴ
Ｐメッセージが所定の条件に一致する場合に、前記ＨＴ
ＴＰメッセージの内容を前記ルール定義部のコマンド設
定部の内容に応じて編集するＨＴＴＰ編集部と、（ｂ
５）前記顧客側ブラウザに送信する編集前のＨＴＴＰメ
ッセージを格納する顧客用キャッシュと、（ｂ６）前記
エージェント側ブラウザに送信する編集後のＨＴＴＰメ
ッセージを格納するエージェント用キャッシュとを含む
情報端末支援サーバと、を含むコラボレーション・シス
テムが提供される。
【００２１】本発明の他の一態様においては、顧客側情
報端末に搭載されたブラウザとエージェント側情報端末
に搭載されたブラウザのコラボレーションをサポートす
る情報端末支援サーバを含むシステム内で実行される情
報処理プログラムを格納した記録媒体であって、該プロ
グラムは、（ａ）前記顧客側ブラウザの要求に応答して
送信されたＨＴＴＰメッセージを受信することを前記情
報端末支援サーバに指示するためのプログラムコード
と、（ｂ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致
するか否かを判定することを前記情報端末支援サーバに
指示するためのプログラムコードと、（ｃ）前記ＨＴＴ
Ｐメッセージが所定の条件に一致する場合には、前記Ｈ
ＴＴＰメッセージの内容を編集することを前記情報端末
支援サーバに指示するためのプログラムコードと、
（ｄ）前記顧客側ブラウザには、編集前のＨＴＴＰメッ
セージを送信することを前記情報端末支援サーバに指示
するためのプログラムコードと、（ｅ）前記エージェン
ト側ブラウザには、編集後のＨＴＴＰメッセージを送信
することを前記情報端末支援サーバに指示するためのプ
ログラムコードと、を含む記憶媒体が提供される。
【００２２】本発明の他の一態様においては、前記エー
ジェント側情報端末に搭載されているクライアント・プ
ログラムに対するコマンドを挿入する編集が行われるこ
とを特徴とする記憶媒体が提供される。
【００２３】本発明の他の一態様においては、前記コマ
ンドが、「サブミットの禁止」、「フォーム変更の禁
止」、「特定のフォームの非表示」、「特定のフィール
ドの非表示」の何れかであることを特徴とする記憶媒体
が提供される。
【００２４】本発明の他の一態様においては、コンテン
ツ・サーバと通信可能に接続され、クライアント・プロ
グラムを搭載する情報端末をサポートする情報端末支援
サーバを含むシステム内で実行される情報処理プログラ
ムを格納した記録媒体であって、該プログラムは、
（ａ）前記情報端末からの要求に応答してコンテンツ・
サーバから送信されたメッセージを受信することを前記
情報端末支援サーバに指示するためのプログラムコード
と、（ｂ）前記メッセージが所定の条件に一致するか否
かを判定することを前記情報端末支援サーバに指示する
ためのプログラムコードと、（ｃ）前記メッセージが所
定の条件に一致する場合には、前記メッセージを編集す
ることにより、前記クライアント・プログラムに命令を
与えるコマンドを挿入することを前記情報端末支援サー
バに指示するためのプログラムコードと、（ｄ）前記情
報端末に、編集したメッセージを送信することを前記情
報端末支援サーバに指示するためのプログラムコード
と、を含む記憶媒体が提供される。
【実施例】
【００２５】Ａ．ハードウエア構成 図１を参照すると、本発明において使用される情報端末
支援サーバ１１０のハードウェア構成の一実施例を示す
概観図が示されている。情報端末支援サーバ１１０は、
中央処理装置（ＣＰＵ）１とメモリ４とを含んでいる。
ＣＰＵ１とメモリ４は、バス２を介して、補助記憶装置
としてのハードディスク装置１３とを接続してある。フ
ロッピーディスク装置（またはＭＯ、ＣＤ−ＲＯＭ等の
記録媒体駆動装置２６、２８、２９）２０はフロッピー
ディスクコントローラ１９（またはＩＤＥコントローラ
２５、ＳＣＳＩコントローラ２７等）を介してバス２へ
接続されている。
【００２６】フロッピーディスク装置（またはＭＯ、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ等の記録媒体駆動装置）２０には、フロッピ
ーディスク（またはＭＯ、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体）
が挿入され、このフロッピーディスク等やハードディス
ク装置１３、ＲＯＭ１４には、オペレーティングシステ
ムと協働してＣＰＵ等に命令を与え、本発明を実施する
ためのコンピュータ・プログラムのコードを記録するこ
とができ、メモリ４にロードされることによって実行さ
れる。このコンピュータ・プログラムのコードは圧縮
し、または、複数に分割して、複数の媒体に記録するこ
ともできる。
【００２７】情報端末支援サーバ１１０は更に、ユーザ
・インターフェース・ハードウェアを備え、入力をする
ためのポインティング・デバイス（マウス、ジョイステ
ィック等）７またはキーボード６や、視覚データをユー
ザに提示するためのディスプレイ１２を有することがで
きる。タッチ・パネルを入力手段とすることもできる。
また、パラレルポート１６を介してプリンタを接続する
ことや、シリアルポート１５を介してモデムを接続する
ことが可能である。この情報端末支援サーバ１１０は、
シリアルポート１５およびモデムまたは通信アダプタ１
８（イーサネットやトークンリング・カード）等を介し
てネットワークに接続し、他のコンピュータ等と通信を
行うことが可能である。
【００２８】スピーカ２３は、オーディオ・コントロー
ラ２１によってＤ／Ａ（デジタル／アナログ変換）変換
された音声信号を、アンプ２２を介して受領し、音声と
して出力する。また、オーディオ・コントローラ２１
は、マイクロフォン２４から受領した音声情報をＡ／Ｄ
（アナログ／デジタル）変換し、システム外部の音声情
報をシステムにとり込むことを可能にしている。
【００２９】このように、本発明の情報端末支援サーバ
１１０は、通常のパーソナルコンピュータ（ＰＣ）やワ
ークステーション、ノートブックＰＣ、パームトップＰ
Ｃ、ネットワークコンピュータ等を含む通信機能有する
情報端末、または、これらの組合せによって実施可能で
あることを容易に理解できるであろう。ただし、これら
の構成要素は例示であり、その全ての構成要素が本発明
の必須の構成要素となるわけではない。
【００３０】特に、ここで説明したハードウエア構成
は、情報端末の支援に必須でないものもあるため、音声
の処理に必要なオーディオ・コントローラ２１、アンプ
２２、スピーカ２３、マイクロフォン２４やオペレータ
からの直接的な入力を可能にするキーボード６、マウス
７、キーボード／マウスコントローラ５、視覚データを
ユーザに提示するためのＣＲＴ１２、表示装置１１、Ｖ
ＲＡＭ９，ＶＧＡ８、各種記録媒体処理装置１９、２
５、２７等はなくてもよい。
【００３１】この情報端末支援サーバ１１０の各構成要
素は、複数のマシンを組合せ、それらに機能を配分し実
施する等の種々の変更は当業者によって容易に想定され
るものであって、それらの変更は、本発明の思想に包含
される概念である。
【００３２】本発明に使用される情報端末１３０も情報
端末支援サーバ１１０と同様に図１に示すハードウェア
構成によって実施することができる。すなわち情報端末
１３０も、情報入手要求を入力し、それを発信・受信す
る機能とがあればよいので、通常のパーソナルコンピュ
ータ（ＰＣ）やワークステーション、ノートブックＰ
Ｃ、パームトップＰＣ、コンピュータを内蔵したテレビ
等の各種家電製品、通信機能を有するゲーム機、電話、
ＦＡＸ、携帯電話、ＰＨＳ、電子手帳、等を含む通信機
能有する情報端末、または、これらの組合せによっても
実施可能であることを容易に理解できるであろう。ただ
し、これらの構成要素は例示であり、その全ての構成成
要素が本発明の必須の構成要素となるわけではない。
【００３３】情報端末支援サーバ１１０側のオペレーテ
ィング・システムとしては、ＷｉｎｄｏｗｓＮＴ（マイ
クロソフトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ９ｘ（マイクロソ
フトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ３．ｘ（マイクロソフト
の商標）、ＯＳ／２（ＩＢＭの商標）、ＭａｃＯＳ（Ａ
ｐｐｌｅ社の商標）、Ｌｉｎｕｘ（Ｌｉｎｕｓ Ｔｏｒ
ｖｌｄｓの商標）、ＡＩＸ（ＩＢＭの商標）上のＸ−Ｗ
ＩＮＤＯＷシステム（ＭＩＴの商標）などの、標準でＧ
ＵＩマルチウインドウ環境をサポートするものや、ＰＣ
−ＤＯＳ（ＩＢＭの商標）、ＭＳ−ＤＯＳ（マイクロソ
フトの商標）などのキャラクタ・ベース環境のもの、さ
らにはＯＳ／Ｏｐｅｎ（ＩＢＭの商標）、ＶｘＷｏｒｋ
ｓ（Ｗｉｎｄ Ｒｉｖｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ， Ｉｎ
ｃ．の商標）等のリアルタイムＯＳ、ＪａｖａＯＳ等の
ネットワークコンピュータに組み込まれたＯＳでも実現
可能であり、特定のオペレーティング・システム環境に
限定されるものではない。
【００３４】情報端末１３０側のオペレーティング・シ
ステムも、ＷｉｎｄｏｗｓＮＴ（マイクロソフトの商
標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ９ｘ（マイクロソフトの商標）、
Ｗｉｎｄｏｗｓ３．ｘ（マイクロソフトの商標）、ＯＳ
／２（ＩＢＭの商標）、ＭａｃＯＳ（Ａｐｐｌｅ社の商
標）、Ｌｉｎｕｘ（Ｌｉｎｕｓ Ｔｏｒｖｌｄｓの商
標）、ＡＩＸ（ＩＢＭの商標）上のＸ−ＷＩＮＤＯＷシ
ステム（ＭＩＴの商標）などの、標準でＧＵＩマルチウ
インドウ環境をサポートするものや、ＰＣ−ＤＯＳ（Ｉ
ＢＭの商標）、ＭＳ−ＤＯＳ（マイクロソフトの商標）
などのキャラクタ・ベース環境のもの、さらにはＯＳ／
Ｏｐｅｎ（ＩＢＭの商標）、ＶｘＷｏｒｋｓ（Ｗｉｎｄ
Ｒｉｖｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ， Ｉｎｃ．の商標）等
のリアルタイムＯＳ、ＪａｖａＯＳ等のネットワークコ
ンピュータに組み込まれたＯＳでも実現可能であり、特
定のオペレーティング・システム環境に限定されるもの
ではない。
【００３５】Ｂ．システム構成 図２は、本発明の好適な実施例における情報端末支援サ
ーバ（コラボレーション・サーバまたはプロキシ・サー
バ）１１０を含むコラボレーション・システム１００の
システム構成を示す機能ブロック図である。
【００３６】本発明の好適な実施例におけるコラボレー
ション・システム１００は、情報端末１３０、１３２、
コラボレーション・サーバ１１０、ウエブ・サーバ１４
０を含んでいる。
【００３７】本発明の好適な実施例において、情報端末
１３０、１３２にはウエブ・ブラウザ１３１が搭載され
ている。ウエブ・ブラウザ１３１は、ＵＲＬを指定し、
所定のウエブサーバへ向けリクエストを送信する。ま
た、ウエブ・サーバ１４０から送信されたレスポンスを
受領し、表示画面上にそれを表示する。エージェント用
情報端末１３０にはさらに、クライアントプログラム１
３５が搭載されている。クライアントプログラム１３５
は、ウエブ・ブラウザ１３１にロードされたＨＴＭＬコ
ンテンツをウエブ・ブラウザＡＰＩ１３３を通して読み
取り、プロキシ・サーバ上にあるキャッシュ管理機能に
よって足されたコマンドをウエブ・ブラウザＡＰＩ１３
３やＯＳのＡＰＩを通して実行する。
【００３８】本発明の好適な実施例における情報端末支
援サーバ１１０は、ウエブ・サーバ／プロキシ・サーバ
１１３、ウエブ・サーバ／プロキシ・サーバＡＰＩ１１
５、キャッシュ管理機構１２０を備えている。
【００３９】キャッシュ管理機構１２０は、 各ウェブ
・ブラウザ１３０、１３２が送信したＨＴＴＰのリクエ
ストに対するＨＴＭＬのコンテンツ（ＨＴＴＰのレスポ
ンス）をキャッシュする。また、２つのウェブブラウザ
ーが共有中には、基本的に双方によって送信されたＨＴ
ＴＰのリクエストに対して、おなじＨＴＭＬのコンテン
ツを返すための制御を行う。本発明の好適な実施例にお
いて、このキャッシュ管理機構１２０は、プロキシ・サ
ーバもしくはウエブ・サーバのＡＰＩ１１５を用いて書
かれており、プロキシ・サーバおよびウエブ・サーバ１
１３を通るすべてのＨＴＴＰメッセージを監視すること
が出来る。また、ルール制御管理部１２９を管理し、監
視しているＨＴＴＰメッセージをルール制御管理部１２
９に渡し、そのＨＴＴＰメッセージに対する処理を委ね
る。
【００４０】ルール制御管理部１２９は、プロキシ・サ
ーバ／ウエブ・サーバ１１３から渡されたＨＴＴＰメッ
セージを、構成ファイル１２８に指定されたルール制御
部１２６、１２７に渡し、そのＨＴＴＰメッセージに対
する処理を委ねる。ルール制御管理部１２９自身は、複
数構成ファイル１２８に指定することができ、ルール制
御管理１２９は、指定された順番でルール制御部１２
６、１２７を呼び出す。
【００４１】ルール制御部１２６、１２７は、ＨＴＴＰ
メッセージ・チェック部１２５とＨＴＴＰメッセージ編
集１２３からなる。ＨＴＴＰメッセージ・チェック部１
２５は、ルール定義１２１を参照しそのＨＴＴＰメッセ
ージを編集するかどうかを判定し、編集すると判定した
場合、そのＨＴＴＰメッセージをＨＴＴＰメッセージ編
集部１２３に渡す。ＨＴＴＰメッセージ編集１２３は、
ルール定義部１２１の内容に従い、ＨＴＴＰメッセージ
を編集し、エージェント用キャッシュ１６３に格納す
る。編集した結果は、ルール制御管理部１２９に戻す。
編集しないと判定した場合は、そのＨＴＴＰメッセージ
をそのままルール制御管理部１２９に戻す。ルール定義
部１２１は、条件設定部とコマンド設定部からなり、ど
のような条件に適合するＨＴＴＰメッセージをどのよう
にして編集するかを定義している。
【００４２】以上図２に示す各機能ブロックを説明した
が、これらの機能ブロックは、論理的機能ブロックであ
り、各々１つのまとまりを持ったハードウエアやソフト
ウエアによって実現されることを意味するのではなく、
複合し、または共通したハードウエアやソフトウエアに
よって実現可能である。また、この図２に示す全ての機
能ブロックが本発明に必須の構成要素という訳ではな
い。
【００４３】Ｃ．動作手順 図３は本発明の好適な実施例における情報処理端末支援
システム１００の動作を示すフローチャートである。本
手順は、ステップ４００より開始される。この時点にお
いて、エージェント側情報端末１３０と、クライアント
側情報端末１３２のウエブ・ブラウザ１３１は、コラボ
レーション・サーバ１１０に接続されている。
【００４４】本発明の好適な実施例において、顧客側の
情報端末１３２のウェブブラウザ１３１から、コラボレ
ーション・サーバ上のウェブサーバに対してある特定の
ＵＲＬをリクエストすると、コラボレーション・サーバ
１１０上で、その顧客固有のＵＡＩ（顧客識別情報）が
生成され、これをＨＴＴＰレスポンス・ヘッダにＣｏｏ
ｋｉｅとして設定して顧客側のウエブブラウザに送信し
ている。
【００４５】また、エージェント側では、コラボレーシ
ョン・ソフトウエアを立ち上げ、ユーザＩＤ、パスワー
ドを登録することにより、コラボレーション・サーバ
は、エージェント固有のＩＤを持つウエブ・ブラウザ１
３１から接続されていることを認識することができる。
そして、これ以降に発生するＨＴＴＰリクエスト・ヘッ
ダには、Ｃｏｏｋｉｅコマンドが含まれており、これに
より顧客側ブラウザを一意に識別できるＵＡＩの情報や
エージェントであることを識別することができる。さら
に、顧客とそれに対応するエージェントのセットをエー
ジェント管理テーブルとして管理し、顧客とエージェン
トの対応付けを行っている。かかる技術は、公知である
ため、詳細な説明は省略する。
【００４６】この初期状態において、顧客側情報端末１
３２のウエブ・ブラウザ１３１は、ユーザによって指定
されたＵＲＬをＨＴＴＰメッセージにしてコラボレーシ
ョン・サーバ若しくはプロキシ・サーバ１１０に送信す
る（ステップ４０１）。プロキシ・サーバ１１０は、こ
のＨＴＴＰメッセージを受信し（ステップ４０３）、Ｈ
ＴＴＰメッセージに指定されたウエブ・サーバ１４０に
そのＨＴＴＰメッセージを転送する。コラボレーション
・サーバの場合には、その構成ファイルに指定されたウ
エブ・サーバにＨＴＴＰメッセージを転送する。
【００４７】ウエブ・サーバ１４０は、受信したＨＴＴ
Ｐメッセージに対する処理を行い（ステップ４０５）、
処理した結果からＨＴＴＰメッセージを作成してコラボ
レーション・サーバ若しくはプロキシ・サーバ１１０に
返す（ステップ４０７）。
【００４８】コラボレーション・サーバ若しくはプロキ
シ・サーバ１１０は、ウエブ・サーバ１４０から受信し
たＨＴＴＰメッセージを顧客用キャッシュ１６１に格納
するとともに、ルール制御管理部１２９に渡し、そのＨ
ＴＴＰメッセージに対する処理を委ねる（ステップ４０
９）。ルール制御管理部１２９は、その構成ファイル１
２８に指定されているルール制御１２６、１２７を指定
されている順番で呼び出し、渡されたＨＴＴＰメッセー
ジに対する処理を委ねる（ステップ４１１）。ルール制
御を管理する構成ファイルには、図４に示すようなフォ
ーマットでルール制御を複数指定することが出来る。
【００４９】ルール制御部１２６、１２７自身はShared
Object(in Unix)もしくはDynamicLink Library(in Win
dows)の形で作成される。また、そのプログラミングイ
ンターフェースは、本発明の好適な実施例において以下
のように定められている。
【００５０】
【表１】 int CscPluginCInit( const char *pszConf ) This function is called when CacheManager is started via CscPlhdrInit(). argument const char : path of HTML plugin configulation file return value 0 : OK 4900-4999 : error int CscPluginCConv( const CsmConvParam param, const char *pIn, const int isize, char **ppOut, int *osize ) This function is called to convert a HTML content via CscPlhdrConv(). argument const CsmConvParam : information for conversion const char *pIn : input content const int isize : size of input content char **ppOut : output content int *osize : size of output content return value 0 : OK 4900-4999 : error void CsmPluginCFree( char *p ) This function is called to free ppOut of CscPluginCConv() via CscPlhdrFr ee(). argument char * : ppOut of CscPluginCConv() return value None int CscPluginCTerminate() This function is called when CacheManager is stopped vai CscPlhdrdrTermi nate(). argument None return value 0 : OK 4900-4999 : error
【００５１】ルール制御部１２６、１２７は、ＨＴＴＰ
メッセージチェック部１２５とＨＴＴＰメッセージ編集
部１２３からなり、ＨＴＴＰメッセージをルール制御管
理部１２９から渡されたときＨＴＴＰメッセージチェッ
クを呼び出し、そのＨＴＴＰメッセージを編集するか否
かをルール定義１２１に応じて判定させる（ステップ４
１３）。
【００５２】ルール定義部は、以下に示すようなフォー
マットで指定することが出来る。この例において、ルー
ル定義部は、条件設定部とコマンド設定部により構成さ
れている。ルール定義部は、URL=<url name>と設定して
おり、ＨＴＴＰチェック部１２５が、ＨＴＴＰメッセー
ジがこの条件と一致しているか否かを判断する。この例
では、所定のＵＲＬに対し、所定の動作を禁止するコマ
ンドを指定しているが、ＨＴＴＰメッセージの中にを解
析して、所定の条件（例えば、送信ボタンが存在する、
入力フィールドが存在する、所定の暴力的または猥褻な
文字・画像が存在する等）に該当するか否かをＨＴＴＰ
チェック部１２５に判断させる条件を設定することもで
きる。
【００５３】 URL=<url name>;AgentActionProhibited=<command>[<command>...] <command>=<submit | alterform | notshown:[formname=<formname>, fieldname=<fieldname>[,<fieldname>...] >;
【００５４】この例では、サブミット、フォームの変
更、特定のフォーム・フィールドの非表示の指示を行
う。ＨＴＴＰメッセージチェック部１２５が編集すると
判定した場合、顧客キャッシュ１６１のデータをエージ
ェント用キャッシュ１６３にコピーするとともに、ＨＴ
ＴＰメッセージ編集部１２３を呼び出し、ルール定義部
１２１で指定されている情報に応じて編集させる（ステ
ップ４１５）。
【００５５】本発明の好適な実施例において、ＨＴＴＰ
メッセージ編集部１２３は、エージェント用キャッシュ
１６３のＨＴＴＰメッセージの中に以下のコマンドを埋
め込む。
【００５６】 <!-- #CP_WebC_AgentActionProhibited=<command>[<command>...] --> <command>=<submit | alterform | notshown:[formname=<formname>;] fieldname=<fieldname>[,<fieldname>...] >;
【００５７】プロキシ・サーバ１１０は、ＨＴＴＰメッ
セージをウエブ・ブラウザ１３１に返信する（ステップ
４１７）。このとき、顧客用キャッシュ１６１のＨＴＴ
Ｐメッセージは、顧客側情報端末１３２のウエブ・ブラ
ウザ１３１に、エージェント用キャッシュ１６３のＨＴ
ＴＰメッセージは、エージェント側情報端末１３１のウ
エブ・ブラウザ１３１に送信される。
【００５８】エージェント側情報端末１３０のウエブ・
ブラウザ１３１は、受信したＨＴＴＰメッセージを表示
し、クライアントプログラム１３５に表示し終わったこ
とを通知する（ステップ４１９）。具体的には、クライ
アント・プログラム１３５は、ウエブ・ブラウザ１３１
の描画終了のイベントを取得する。
【００５９】クライアントプログラム１３５は、埋め込
まれたコマンドをウエブ・ブラウザが持つＡＰＩを通し
て、読み取りそのコマンドを実行する（ステップ４２
１）。この例では、クライアントプログラム１３５は、
ウエブ・ブラウザが持つＡＰＩやＯＳの持つＡＰＩを通
して、サブミット・フォームの変更の禁止、特定のフォ
ーム・フィールドの非表示の指示を行う。なお、本発明
の好適な実施例において、コマンドがNOTSHOWN（所定情
報の非表示）の場合は、以下のような処理がクライアン
ト側で行われる。
【００６０】エージェント側で非表示にするフィールド
をFieldAとする。あるFieldにカストマーがデータを入
力すると、クライアントプログラムは入力されたデータ
はそのままエージェント側クライアントに転送するが、
FieldAにデータを入力した場合は入力したデータを転送
するのではなく、同じ文字数の"*"を転送し、エージェ
ント側のクライアントはFieldAに"*"をそのまま格納す
る。かかる処理により、セキュリティ性を非常に高い水
準に維持することができる。
【００６１】Ｄ．その他 以上、本発明をコラボレーション技術を応用した例を用
いて説明したが、本発明は、ウエブ・サーバ１４０から
送信されるＨＴＴＰメッセージを解析し、所定の条件に
一致した場合には、そのメッセージを編集し、クライア
ント側に送信するものであるため、インターネット・エ
デュケーションにおいて、正解フィールドを所定の条件
までマスクをかける等、コラボレーション以外の分野に
も応用可能な技術である。さらに、本発明の好適な実施
例においては、インターネット／イントラネットを例に
説明しているが、本発明は、インターネット・プロトコ
ルではない他のプロトコルを使用した通信システムにも
応用可能な技術である。また、本発明の好適な実施例に
おいては、エージェント側ウエブ・ブラウザにコマンド
を挿入したコンテキストを送信し、クライアント・プロ
グラムがそれを実行しているが、カスタマに所定の動作
を禁止する等の理由からカスタマ側ウエブ・ブラウザに
コマンドを挿入したコンテキストを送信し、クライアン
ト・プログラムがそれを実行するようにしたり、カスタ
マ・エージェント双方でコマンドを実行できるようにし
てもよい。
【００６２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネット上でコラボレーションを行うに際し、コ
ンテキストに応じてコラボレーション・クライアントの
振る舞いを変えることのできるコラボレーション・シス
テムを提供することができる。
【００６３】また、本発明の一態様においては、クライ
アントの要求したコンテンツの内容を管理者が意図的に
変更することのできるシステムを提供することができ
る。
【００６４】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の情報端末支援サーバまたは情報端末
のハードウェア構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図２】 本発明の好適な実施例における処理要素のブ
ロック図である。
【図３】 本発明の好適な実施例における情報端末支援
システムの動作手順を示すフローチャートである。
【図４】 本発明の好適な実施例における構成ファイル
の概念図である。
【図５】 従来のコラボレーション技術を説明するため
の図である。
【符号の説明】
１１０ 情報端末支援サーバ（コラボレーション・サー
バ／プロキシ・サーバ） １１１ ＴＣＰ／ＩＰネットワーク １１３ ウエブ・サーバ／プロキシ・サーバ １１５ ウエブ・サーバ／プロキシ・サーバＡＰＩ １２０ キャッシュ管理機構 １２１ ルール定義部 １２３ ＨＴＴＰ編集部 １２５ ＨＴＴＰチェック部 １２６、１２７ ルール制御部 １２８ 構成ファイル １２９ ルール制御管理部 １３０ エージェント側情報端末 １３２ 顧客側情報端末 １３１ エージェント側ウエブ・ブラウザ １３３ ウエブ・ブラウザＡＰＩ １３５ クライアント・プログラム １３７ ＴＣＰ／ＩＰネットワーク １４０ ウエブ・サーバ（ハードウエア） １４１ ウエブ・サーバ（ソフトウエア） １４３ ＴＣＰ／ＩＰネットワーク １６１ 顧客用キャッシュ １６３ エージェント用キャッシュ
フロントページの続き (72)発明者 大門 昭 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 川瀬 智 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Ｆターム(参考） 5B075 PP02 PP03 PQ04 PQ05 5B089 GA11 GA21 GB04 JA16 JA21 JB10 KA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】顧客側情報端末に搭載されたブラウザとエ
    ージェント側情報端末に搭載されたブラウザのコラボレ
    ーションをサポートする情報端末支援サーバを含むシス
    テム内で実行される情報処理方法であって、 （ａ）前記情報端末支援サーバにおいて、顧客側ブラウ
    ザの要求に応答して送信されたＨＴＴＰメッセージを受
    信する段階と、 （ｂ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致する
    か否かを判定する段階と、 （ｃ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致する
    場合には、前記ＨＴＴＰメッセージの内容を編集する段
    階と、 （ｄ）前記顧客側ブラウザには、編集前のＨＴＴＰメッ
    セージを送信する段階と、 （ｅ）前記エージェント側ブラウザには、編集後のＨＴ
    ＴＰメッセージを送信する段階と、 を含む情報処理方法。
  2. 【請求項２】前記段階（ｃ）が、前記エージェント側情
    報端末に搭載されているクライアント・プログラムに対
    するコマンドを挿入する編集が行われることを特徴とす
    る前記請求項１に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項３】前記コマンドが、「サブミットの禁止」、
    「フォーム変更の禁止」、「特定のフォームの非表
    示」、「特定のフィールドの非表示」の何れかであるこ
    とを特徴とする前記請求項２に記載の情報処理方法。
  4. 【請求項４】コンテンツ・サーバと通信可能に接続さ
    れ、クライアント・プログラムを搭載する情報端末をサ
    ポートする情報端末支援サーバを含むシステム内で実行
    される情報処理方法であって、 （ａ）前記情報端末支援サーバにおいて、前記情報端末
    からの要求に応答してコンテンツ・サーバから送信され
    たメッセージを受信する段階と、 （ｂ）前記メッセージが所定の条件に一致するか否かを
    判定する段階と、 （ｃ）前記メッセージが所定の条件に一致する場合に
    は、前記メッセージを編集することにより、前記クライ
    アント・プログラムに命令を与えるコマンドを挿入する
    段階と、 （ｄ）前記情報端末に、編集したメッセージを送信する
    段階と、 を含む情報処理方法。
  5. 【請求項５】顧客側情報端末に搭載されたブラウザとエ
    ージェント側情報端末に搭載されたブラウザのコラボレ
    ーションをサポートする情報端末支援サーバであって、 （ａ）条件設定部とコマンド設定部を含むルール定義部
    と、 （ｂ）前記情報端末支援サーバにおいて、顧客側ブラウ
    ザの要求に応答して送信されたＨＴＴＰメッセージを監
    視するルール制御管理部と、 （ｃ）前記ＨＴＴＰメッセージが前記ルール定義部の条
    件設定部の条件に一致するか否かを判定するＨＴＴＰチ
    ェック部と、 （ｄ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致する
    場合に、前記ＨＴＴＰメッセージの内容を前記ルール定
    義部のコマンド設定部の内容に応じて編集するＨＴＴＰ
    編集部と、 （ｅ）前記顧客側ブラウザに送信する編集前のＨＴＴＰ
    メッセージを格納する顧客用キャッシュと、 （ｆ）前記エージェント側ブラウザに送信する編集後の
    ＨＴＴＰメッセージを格納するエージェント用キャッシ
    ュと、 を含む情報端末支援サーバ。
  6. 【請求項６】前記ＨＴＴＰ編集部が、前記エージェント
    側情報端末に搭載されているクライアント・プログラム
    に対するコマンドを挿入する編集を行うことを特徴とす
    る前記請求項５に記載の情報端末支援サーバ。
  7. 【請求項７】前記コマンドが、「サブミットの禁止」、
    「フォーム変更の禁止」、「特定のフォームの非表
    示」、「特定のフィールドの非表示」の何れかであるこ
    とを特徴とする前記請求項６に記載の情報端末支援サー
    バ。
  8. 【請求項８】コンテンツ・サーバと通信可能に接続さ
    れ、クライアント・プログラムを搭載する情報端末をサ
    ポートする情報端末支援サーバであって、 （ａ）前記情報端末からの要求に応答してコンテンツ・
    サーバから送信されたメッセージが所定の条件に一致す
    るか否かを判定するメッセージ・チェック部と、 （ｂ）前記メッセージが所定の条件に一致する場合に、
    前記メッセージを編集することにより、前記クライアン
    ト・プログラムに命令を与えるコマンドを挿入するメッ
    セージ編集と、 を含む情報端末支援サーバ。
  9. 【請求項９】顧客側情報端末に搭載されたブラウザとエ
    ージェント側情報端末に搭載されたブラウザのコラボレ
    ーションをサポートするコラボレーション・システムで
    あって、 （ａ）前記顧客側情報端末とコラボレーションを行うエ
    ージェント側情報端末と、 （ｂ１）条件設定部とコマンド設定部を含むルール定義
    部と、 （ｂ２）顧客側ブラウザの要求に応答して送信されたＨ
    ＴＴＰメッセージを監視するルール制御管理部と、 （ｂ３）前記ＨＴＴＰメッセージが前記ルール定義部の
    条件設定部の条件に一致するか否かを判定するＨＴＴＰ
    チェック部と、 （ｂ４）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致す
    る場合に、前記ＨＴＴＰメッセージの内容を前記ルール
    定義部のコマンド設定部の内容に応じて編集するＨＴＴ
    Ｐ編集部と、 （ｂ５）前記顧客側ブラウザに送信する編集前のＨＴＴ
    Ｐメッセージを格納する顧客用キャッシュと、 （ｂ６）前記エージェント側ブラウザに送信する編集後
    のＨＴＴＰメッセージを格納するエージェント用キャッ
    シュとを含む情報端末支援サーバと、 を含むコラボレーション・システム。
  10. 【請求項１０】顧客側情報端末に搭載されたブラウザと
    エージェント側情報端末に搭載されたブラウザのコラボ
    レーションをサポートする情報端末支援サーバを含むシ
    ステム内で実行される情報処理プログラムを格納した記
    録媒体であって、 該プログラムは、 （ａ）前記顧客側ブラウザの要求に応答して送信された
    ＨＴＴＰメッセージを受信することを前記情報端末支援
    サーバに指示するためのプログラムコードと、 （ｂ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致する
    か否かを判定することを前記情報端末支援サーバに指示
    するためのプログラムコードと、 （ｃ）前記ＨＴＴＰメッセージが所定の条件に一致する
    場合には、前記ＨＴＴＰメッセージの内容を編集するこ
    とを前記情報端末支援サーバに指示するためのプログラ
    ムコードと、 （ｄ）前記顧客側ブラウザには、編集前のＨＴＴＰメッ
    セージを送信することを前記情報端末支援サーバに指示
    するためのプログラムコードと、 （ｅ）前記エージェント側ブラウザには、編集後のＨＴ
    ＴＰメッセージを送信することを前記情報端末支援サー
    バに指示するためのプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
  11. 【請求項１１】前記エージェント側情報端末に搭載され
    ているクライアント・プログラムに対するコマンドを挿
    入する編集が行われることを特徴とする前記請求項１０
    に記載の記憶媒体。
  12. 【請求項１２】前記コマンドが、「サブミットの禁
    止」、「フォーム変更の禁止」、「特定のフォームの非
    表示」、「特定のフィールドの非表示」の何れかである
    ことを特徴とする前記請求項１１に記載の記憶媒体。
  13. 【請求項１３】コンテンツ・サーバと通信可能に接続さ
    れ、クライアント・プログラムを搭載する情報端末をサ
    ポートする情報端末支援サーバを含むシステム内で実行
    される情報処理プログラムを格納した記録媒体であっ
    て、 該プログラムは、 （ａ）前記情報端末からの要求に応答してコンテンツ・
    サーバから送信されたメッセージを受信することを前記
    情報端末支援サーバに指示するためのプログラムコード
    と、 （ｂ）前記メッセージが所定の条件に一致するか否かを
    判定することを前記情報端末支援サーバに指示するため
    のプログラムコードと、 （ｃ）前記メッセージが所定の条件に一致する場合に
    は、前記メッセージを編集することにより、前記クライ
    アント・プログラムに命令を与えるコマンドを挿入する
    ことを前記情報端末支援サーバに指示するためのプログ
    ラムコードと、 （ｄ）前記情報端末に、編集したメッセージを送信する
    ことを前記情報端末支援サーバに指示するためのプログ
    ラムコードと、 を含む記憶媒体。
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