JP2001013528A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JP2001013528A
JP2001013528A JP11187143A JP18714399A JP2001013528A JP 2001013528 A JP2001013528 A JP 2001013528A JP 11187143 A JP11187143 A JP 11187143A JP 18714399 A JP18714399 A JP 18714399A JP 2001013528 A JP2001013528 A JP 2001013528A
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film
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crystal display
light
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Kengo Hashimoto
健吾 橋本
Takashi Ueki
俊 植木
Seiichi Mitsui
精一 三ツ井
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高コントラストな反射型液晶表示装置を提供
する。 【解決手段】 一対の基板12、12'間に、二色性色
素14を含む液晶層13を挟持し、透光性を具備した基
板12の液晶層13側表面12aには透明電極15と配
向膜16とが形成され、他方の基板12'の液晶層13
側表面12'aには、吸収膜17、反射偏光膜18、異方
性散乱膜19、透明電極15'、および配向膜16'がこ
の順に形成され、これらの透過軸が一致してした反射型
液晶表示装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置に関し、特に、反射偏光膜を用いたゲストホスト(G
H)モードの反射型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、第1の従来例であり、1/4
波長板を用いたゲストホスト(GH)モードの反射型液
晶表示装置131の構成を示す断面図である。反射型液
晶表示装置131は、透光性基板12、12'と、液晶
層132と、透明電極15、15'と、配向膜16、1
6'と、1/4波長板133と、反射板134とを含ん
で構成される。たとえば、ガラスから成る透光性基板1
2、12'間に介在する液晶層132は、二色性色素1
4を含み、液晶の誘電率異方性は正であるとする。
【0003】前記透光性基板12の液晶層132側表面
12aには、帯状の透明電極15が形成され、該透明電
極15、15'が直交するように前記透光性基板12、
12'が配置される。透光性基板12に形成された透明
電極15上には、配向膜16が形成される。他方、前記
透光性基板12'の液晶層132側表面12'aには反射
板134、1/4波長板133、透明電極15'、配向
膜16'がこの順に形成される。
【0004】配向膜16、16'の表面は、液晶層13
2の液晶分子13aが基板に対して平行に配向するよう
に、たとえばラビング処理などの配向処理が施される。
また、配向膜の配向処理方向は互いに平行となるように
前記透光性基板12、12'が配置される。このとき、
1/4波長板133の光学軸は、液晶分子132のラビ
ング処理配向方向とほぼ45°の角度をなすように配置
される。
【0005】GHモードの表示は、液晶層に添加した二
色性色素の吸収係数の異方性を利用して行う。たとえ
ば、棒状構造を有する二色性色素を用いると、色素分子
は液晶分子に平行に配向する性質を有するので、電界を
印加/無印加して、液晶分子の配向状態を変化させるこ
とによって、色素分子の配向状態も変化させることが可
能となる。
【0006】例えば、p型色素は、分子の長軸にほぼ平
行な吸収軸、すなわち遷移双極子モーメントを有するの
で、長軸に平行な偏光成分を強く吸収し、垂直な偏光成
分をほとんど吸収しない。このように、二色性色素は、
その分子軸方向によって光の吸収係数が異なるので、白
黒表示を実現することが可能となる。
【0007】ここで、図14を用いて、前記反射型液晶
表示装置131の動作原理を説明する。ここでは、二色
性色素14としてp型色素を用い、ノーマリーブラック
型の白黒表示を行う場合について説明する。図14
(a)は電圧印加状態を示し、図14(b)は電圧無印
加状態を示す。
【0008】電圧印加状態において、液晶分子132は
電界方向に沿って配向する。したがって、二色性色素1
4も電界方向に沿って配向する。入射した光71は、二
色性色素14によって吸収されずに液晶層132を通過
し、1/4波長板133を透過しても偏光状態は変化せ
ずに、反射板134で反射し、再び1/4波長板133
を通過して液晶層132に入射する。このとき、光71
は二色性色素14によって吸収されないので、入射した
光71はそのまま出射する。このため、反射型液晶表示
装置131は白色表示を行うことができる。
【0009】一方、電圧無印加状態において、液晶分子
13aは配向膜16、16'の配向処理方向に沿って配向
する。したがって、二色性色素14も配向膜16、1
6'の配向処理方向に沿って配向する。透光性基板12
側から入射した光71のうち二色性色素14の分子の長
軸方向に対して平行方向に振動面を持つ光71aは、二
色性色素14によって吸収される。
【0010】また、二色性色素14の分子の長軸方向に
対して垂直方向に振動面を持つ光71bは、液晶層13
2を通過する。この光71bは、1/4波長板133を
通過することによって円偏光に変換され、反射板134
で反射されることによって逆回りの円偏光となる。続い
て、再び1/4波長板133を通過することによって、
二色性色素14の分子の長軸方向に対して平行方向に振
動面を持つ光71aとなり、二色性色素14によって吸
収される。このため、反射型液晶表示装置131は黒色
表示を行うことができる。
【0011】上述の反射型液晶表示装置は、例えば特開
昭52−129450号公報に開示されている。また、
特開昭54−26756号公報には、上述した反射型液
晶表示装置131の構成において、配向膜が傾斜垂直配
向であり、かつゲストホスト液晶の誘電率異方性が負で
あるホスト液晶に色素を混合し、電圧無印加時に明状態
となり、電圧印加時に暗表示とする技術も開示されてい
る。
【0012】一方、反射型液晶表示装置を構成する上で
重要な要素である反射偏光膜は、特表平9−50683
7号公報に開示されている。これは、複屈折性の誘電体
多層フィルムであり、延伸方向に振動面を持つ直線偏光
を反射し、それと直交する直線偏光を透過する特性を有
する。これを用いたデバイスは、住友スリーエム株式会
社(3M)のカタログ OPP-049-A(049803)TYあるいは、
電子ディスプレイフォーラム98 4-16に開示されてい
る。
【0013】また、図15は、第2の従来例であり、反
射型液晶表示装置151の構成を示す断面図である。本
実施形態の表示装置では、ゲストホスト(GH)素子に
高分子を分散させ、素子に異方性散乱機能を組み込ん
で、電圧の印加により散乱(明状態)と吸収(暗状態)
とを変調することができる。
【0014】反射型液晶表示装置151は、基板12、
12'、液晶/高分子複合層152、液晶13a、二色性
色素14、高分子153、透明電極15、15'、配向
膜16、16'、吸収膜17、反射偏光膜18等を含ん
で構成される。基板12、12'は、たとえばガラス、
石英、プラスチックなどの絶縁性を有するもので構成さ
れ、また少なくとも基板12は透光性を有するもので構
成される。基板12、12'間に介在する液晶/高分子
複合層152は、誘電率異方性が正であるネマティック
液晶13a及び分子の長軸にほぼ平行な遷移双極子モー
メントを有する、いわゆるp型二色性色素14および異
方性分子骨格を持つ重合性分子の重合体(いわゆる高分
子)153から成る。透明電極15の上には、さらに、
例えばポリイミド樹脂からなる配向膜16を形成し、該
配向膜16の表面には、液晶分子13aを基板12に対
して一方向に水平配向させるために、たとえばラビング
処理による配向処理を施す。一方、前記基板12'の液
晶層152側表面12'aには、基板12'と接して、吸
収膜17と、例えば、複屈折性の誘電体多層膜で形成さ
れる反射偏光膜18とがこの順に形成される。反射偏光
膜18を形成する際、二色性色素14が混合された液晶
/高分子複合層152の透過軸と反射偏光膜18の透過
軸が揃うように配置する。このように、透過軸を揃える
ことによって、液晶層の電界制御による明状態、暗状態
の明確な区別が実現できる。
【0015】反射偏光膜18の表面には透明電極15'
と配向膜16'とがこの順に形成される。配向膜16'は
前記配向膜16と同様に、たとえばポリイミド樹脂で構
成され、その表面にはラビング処理などの配向処理が施
される。
【0016】ここで、反射型液晶表示装置151を用い
て白黒表示を行う場合の動作について図16を用いて説
明する。周囲光71から発せられた光が、一方の方向の
直線偏光71aと、これに直交する他の方向の直線偏光
71bとで表されるとする。電圧無印加状態の図16
(b)では、液晶分子13aは配向膜16、16'の配
向処理方向に沿って、すなわち基板12、12'に対し
て平行方向に配向し、二色性色素14も同様に配向す
る。基板11側から入射した光が液晶層152に入射す
ると、該光のうち二色性色素14の分子の長軸方向に対
して平行方向に振動面を持つ直線偏光71aは二色性色
素14によって吸収される。また、二色性色素14の分
子の長軸方向に対して垂直方向に振動面を持つ直線偏光
71bは液晶層13、反射偏光膜18を通過し、その背
後の吸収層17で吸収される。従って、表示装置に入射
した光はその殆どが吸収され、暗状態を示す。
【0017】一方、電圧印加時の図16(a)には、液
晶分子13aと二色性色素14は電界方向に沿って立上
がり、基板12、12'に対して垂直方向に配向する
が、高分子は互いが化学的に結合しているため向きを変
えることが出来ない。その結果、液晶分子の立上がった
ドメインと分子が寝たままの高分子ドメインとの間に屈
折率差が生まれ、光散乱状態となり、明状態を示す。上
述の反射型液晶表示装置151は、例えば特開平11−
38452号公報に開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のゲストホスト
(GH)素子を用いた構造では、液晶層中に光を吸収す
る二色性色素と、光を散乱させる高分子層が混在してお
り、暗状態での液晶層が吸収、散乱の効果を同時に作用
するため、二色性色素による吸収が完全ではなく、完全
な暗状態が得られない、高コントラストが得られないな
どの問題が生じていた。
【0019】そこで、本発明は、かかる問題点を解決す
るためになされたものであり、高精細で、かつ明るく高
コントラストな反射型液晶表示装置を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による反射型液晶表示装置では、少なくとも
一方基板が透光性を有する一対の絶縁性基板と、該基板
間に挟持される二色性色素と液晶よりなる液晶層と、前
記一対の絶縁性基板のうち透光性を有する第1基板の液
晶層側表面に形成される透明電極と配向膜と、前記一対
の絶縁性基板の第2基板の液晶層側表面に形成される配
向膜と、第2の基板に近接して配置される反射偏光膜と
吸収膜と、散乱膜を備えた反射型液晶表示装置におい
て、二色性色素を含む液晶層と、特定方向の偏光のみを
散乱する異方性散乱膜と、反射偏光膜との透過軸方向を
一致させたことを特徴とする。
【0021】更に、好ましくは上記構成のうち、特定方
向の偏光のみを散乱する異方性散乱膜と、反射偏光膜
と、吸収膜とが、一対の絶縁性基板のうち第2基板の液
晶層側表面から順に、異方性散乱膜、反射偏光膜、吸収
膜の順序で配置されたことを特徴とする。
【0022】また、本願は前記異方性散乱膜が、配向し
た液晶と高分子との複合体、液晶と高分子の複合体を延
伸したもの、液晶性高分子と微粒子との複合体、高分子
と微粒子との複合体を延伸したもののうち、いずれか1
つにより形成されることも特徴とする。
【0023】さらに、前記反射偏光膜が複屈折性の誘電
体多層フィルムからなることを特徴とし、前記反射偏光
膜にカラーフィルターの機能をも持たせるために、少な
くとも2以上の波長領域に分割され、それぞれが特定の
可視波長領域の光を反射するカラー反射偏光膜であるこ
とを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態であ
る異方性散乱膜を用いたゲストホスト(GH)モードの
反射型液晶表示装置11の構成を示す断面図である。反
射型液晶表示装置11は、基板12、12'、液晶層1
3、二色性色素14、透明電極15、15'、配向膜1
6、16'、吸収膜17、反射偏光膜18、異方性散乱
膜19を含んで構成される。基板12、12'は、たと
えばガラス、石英、プラスチックなどの絶縁性を有する
もので構成され、また少なくとも基板12は透光性を有
するもので構成される。
【0025】基板12、12'間に介在する液晶層13
は、誘電率異方性が正であるネマティック液晶13a及
び分子の長軸にほぼ平行な遷移双極子モーメントを有す
る、いわゆるp型二色性色素14から成る。前記基板1
2の液晶13側表面12aには、例えばZnOを用いた
バリスタや、Ta25を用いたMIM(Metal−I
nsulator−Metal)素子などの二端子素子
で実現されるスイッチング素子を有する透明電極ITO
(IndiumTinOxide)15で構成される。
透明電極15の上には、さらに、例えばポリイミド樹脂
からなる配向膜16を形成し、該配向膜16の表面に
は、液晶分子13aを基板12に対して一方向に水平配
向させるために、たとえばラビング処理による配向処理
を施す。
【0026】一方、前記基板12'の液晶層13側表面
12'aには、基板12'と接して、例えば酸化クロムで
実現される吸収膜17と、例えば、複屈折性の誘電体多
層膜で形成される反射偏光膜18とがこの順に形成され
る。また、反射偏光膜18の表面には異方性散乱膜19
が形成され、異方性散乱膜19の上に透明電極15'と
配向膜16'とがこの順に形成される。配向膜16'は前
記配向膜16と同様に、たとえばポリイミド樹脂で構成
され、その表面にはラビング処理などの配向処理が施さ
れる。
【0027】図2に、反射型液晶表示装置11を作製す
る工程を示す。以下、工程に従って説明する。工程1で
は、基板12'の表面12'a上に吸収膜17が形成され
る。吸収膜17は、酸化クロムをスパッタリング法を用
いて成膜することによって形成される。
【0028】工程2では、前記吸収膜17上に反射偏光
膜18が形成される。該反射偏光膜18は、アクリル系
液晶高分子の溶液をスピンナーで塗布して0.62μm
の厚さに形成した。
【0029】工程3では、前記反射偏光膜18上に異方
性散乱膜19が形成される。本実施形態の異方性散乱膜
19は、配向処理された液晶と高分子の複合体より形成
する。すなわち、吸収膜17上の反射偏光膜18の上に
配向膜18aを形成し、ラビングを行う。その上に液晶
と光反応性高分子を溶媒に分散させた複合膜を塗布し、
紫外線を照射し、相分離を行い、異方性散乱膜19を作
製する。相分離の際、異方性散乱膜を構成するもののう
ち、液晶は配向膜の配向方向に整列し、紫外線重合によ
って生じる高分子は配列しない。
【0030】工程4ではこの異方性散乱膜19上に透明
電極15'が形成される。ITOで実現される透明電極
15'は、該ITOをスパッタリング法によって全面に
成膜した後、フォトリソグラフィ法によって、パターン
形成される。
【0031】工程5では、前記透明電極15'上に配向
膜16'が形成される。ポリイミド樹脂による配向膜1
6'は、該ポリイミド樹脂を全面に成膜した後、その表
面にラビング処理を施すことによって形成される。
【0032】工程6では、基板12の表面12aにスイ
ッチング素子が形成される。工程7ではスイッチング素
子を形成した基板12の表面12a上に透明電極15が
形成される。工程8では、前記透明電極15上に配向膜
16が形成される。配向膜16は、前記工程5と同様に
して形成される。
【0033】工程9では、基板12と基板12'とが貼
合わせられる。基板12、12'の表面12a、12'a
が対向するように配置されるとともに、配向膜16、1
6'の配向処理方向が平行となるように配置される。ま
た、両者間には、たとえば直径が8μmのプラスチック
スペーサが介在される。このため、基板12、12'の
間隔が一定に保持される。
【0034】工程10では、前記基板12、12'の間
に二色性色素14を含む液晶が注入され、液晶層13が
形成される。工程11では、前記工程8で液晶を注入し
た注入口が封止される。
【0035】次に、上記工程3により形成された異方性
散乱膜の特性について説明する。本実施形態1での異方
性散乱膜は、図3(a)および図3(b)の2種類の光
学測定系を用いて評価した。まず、図3(a)に示すよ
うに、入射側に偏光板31を1枚用いて、直線偏光32
を異方性散乱膜33に入射し、垂直方向から30度方向
の光の散乱強度をフォトメーターで測定した。なお、異
方性散乱膜33サンプルは基板の上に作製し、サンプル
自体を面内方向ψに360度回転させた。次に、図3
(b)に示すように、異方性散乱膜33の出射側に偏光
板34をもう一枚挿入し、クロスニコル条件とし、散乱
光の偏光度を同様にサンプルを回転させて測定した。
【0036】前記測定系による測定結果を図4に示す。
図4に示すように、図3(a)の光学系を用いた場合、
ψ=0°と180°にのみ散乱光が測定されるので、異
方性散乱膜はラビング配向方向に平行に偏光入射した場
合に散乱し、ラビング配向方向に垂直に偏光入射した場
合はほとんど散乱せずに、そのまま通過する特性をもつ
ことが判る。また、図3(b)の評価光学系の結果よ
り、ψ=0°と180°の散乱光強度はほとんど見られ
ず、偏光板で吸収されている。このことより、異方性散
乱膜で散乱された偏光は、偏波面を保持しながら散乱し
ていることが判る。
【0037】ここで、前記結果による、その散乱の模式
図を図5に示す。即ち、この異方性散乱膜19は配向方
向に対し、平行な直線偏光51aの方が散乱し、垂直な
直線偏光51bの方が散乱しない。さらに、異方性散乱
膜19は前方散乱が優先であり、入射光はほとんどロス
なく前方に散乱されることを確認している。
【0038】図1におけるGH液晶層、異方性散乱膜、
反射偏光膜の配置は図6のように設定する。すなわち、
それぞれの透過軸が揃うように配置する。このように、
透過軸を揃えることによって、二色性色素の長軸方向に
垂直な偏波面を持つ直線偏光が、偏波面を保ちながら液
晶層、異方性散乱膜、反射偏光板を透過し、吸収膜にた
どり着くことが出来ることなどから、液晶層の電界制御
による明状態、暗状態の明確な区別が実現できる。
【0039】続いて、反射型液晶表示装置11を用いて
白黒表示を行う場合の動作について図7を用いて説明す
る。周囲光71から発せられた光が、一方の方向の直線
偏光71aと、これに直交する他の方向の直線偏光71
bとで表されるとする。電圧無印加状態の図7(b)で
は、液晶分子13aは配向膜16、16'の配向処理方
向に沿って、すなわち基板12、12'に対して平行方
向に配向し、二色性色素14も同様に配向する。基板1
1側から入射した光が液晶層13に入射すると、該光の
うち、二色性色素14の分子の長軸方向に対して直交す
る方向に振動面を持つ直線偏光71bはGH液晶層を透過
し、異方性散乱膜19に入射する。異方性散乱膜19は
入射する直線偏光の方向に対して異なった挙動を示す。
【0040】すなわち、異方性散乱膜19の延伸方向に
振動面を持つ直線偏光71aは偏光面を保持したまま前
方に散乱されるが、それと直交する直線偏光71bは透
過する。異方性散乱膜19の配置は二色性色素14が混
合されたGH液晶層13と異方性散乱膜19の透過軸が一
致するように設定してあるので、異方性散乱膜19を通
過した直線偏光71bは散乱の無い直線偏光成分のみと
なる。この直線偏光はさらにその下の反射偏光膜18に
入射するが、反射偏光膜18の透過軸もこの直線偏光7
1bの振動面と一致するので、反射偏光膜18も通過
し、その下の吸収層17で吸収される。
【0041】一方、二色性色素14の分子の長軸方向に
対して平行方向に振動面を持つ直線偏光71aは二色性
色素14によって吸収される。二色性色素14に吸収さ
れきれず、わずかに透過した光が異方性反射膜19に入
射して偏光を保持したまま散乱されるが、それもその下
の反射偏光膜18で反射され、再度GH液晶層13を通過
するので、そのほとんどは出射せずに吸収される。従っ
て、電圧無印加時にこの反射型液晶表示装置に入射した
光は両偏波面とも吸収され、良好な暗状態が達成され
る。
【0042】一方、電圧印加時には、図7(a)に示す
ように、液晶分子13aは電界方向に沿って、すなわち
基板12、12'に対して垂直方向に配向し、二色性色
素14も同様に配向する。基板12側から入射した光7
1a、71bは共に、二色性色素14によって吸収され
ずに液晶層13を通過し、異方性散乱膜19に入射す
る。ここで、二色性色素14の分子の長軸方向に対して
直交する方向に振動面を持つ直線偏光71bは、電圧無
印加時と同様の原理により吸収層で吸収されるが、、異
方性散乱膜19の延伸方向に振動面を持つ直線偏光71
aは、異方性散乱膜19によって散乱光となる。そし
て、反射偏光膜18に入射して反射され、再度GH液晶層
13を通過して出射してくる。異方性散乱膜19の散乱
軸で散乱された直線偏光は偏光面を保持したまま散乱さ
れ、これがそのまま反射偏光膜の反射軸に入射するの
で、効率良く光が散乱され、良好な明状態が達成され
る。
【0043】本実施形態において作製した液晶表示装置
を、実際に拡散照明下で明るさ、コントラストの測定を
行ったところ、明状態で40%、暗状態で5%(明るさは
共に標準白色板比)であり、コントラスト8の表示を得
ることが出来た。
【0044】次に、図8には、実施形態1の反射型液晶
表示素子11の特性との比較例として、図15に示すよ
うな従来の(本発明者らが特開平6−27481号公報
に開示の)凹凸拡散反射板を使用した反射型液晶素子の
特性を併記する。
【0045】これは、図9に示す光学系を用いて、標準
拡散板の反射率を100%とし、30度入射の正面受光
の条件で明るさとコントラストを測定したものである。
明るさ、コントラストとも本発明による実施形態の方が
高いことがわかった。
【0046】このように、第1の実施形態の反射型液晶
表示装置11に入射した光は、散乱の無い暗表示と散乱
状態の明表示を実現できるので、表示品位が格段に向上
することになる。本実施形態では液晶層13を駆動する
基板12の電極として透明電極16を用いたが、反射板
134の反射膜を電極として適用することも可能であ
る。この場合、製造プロセスが簡略化できるメリットが
ある。
【0047】次に、第2の実施形態である反射型液晶表
示装置の構成について説明する。第2の実施形態である
反射型液晶表示装置は、第1の実施形態とほぼ同じよう
に構成されるが、異方性散乱膜19が液晶性高分子と微
粒子の複合体から成り、図10に示したような押出方法
によって形成されることを特徴とする。図1における基
板12'の液晶層13側表面12'aには、反射偏光膜1
8が形成され、さらにその表面には液晶性高分子と微粒
子から成る異方性散乱膜19が形成される。
【0048】本実施形態で用いた液晶性高分子は、例え
ば、ポリエステル系樹脂などの溶融状態で液晶相を示
し、常温でガラス相を示す材料、またはガラス転移温度
が室温以上の材料、すなわちサーモトロピック液晶性高
分子で実現される。本実施形態に用いた液晶高分子の異
常光屈折率は、1.65、常光屈折率は1.52であ
る。
【0049】また、一方微粒子は1例として数μmの円
形のプラスティックビーズを用いる。本実施形態に用い
た微粒子には屈折率が1.57であるミクロパールを用
いた。この2つを均一に分散させ異方性散乱膜は、後述
する押出方法によって形成される。上記屈折率差により
異方性の散乱を示す。また、異方性散乱膜19は、第2
の実施形態と同様基板12の光入射側12bに形成して
も、同様の効果が得られることを確認した。
【0050】図10は、異方性散乱膜19の押出方法を
説明するための斜視図である。基板12'は、加熱およ
び冷却機能を備えた保持部材101上に真空吸着法で固
定される。また、液晶高分子111と微粒子112を混
合し、高温槽102内で加熱されて溶融状態、すなわち
液晶相とされる。溶融状態とされた液晶高分子111と
微粒子112の混合物は、高温槽102に形成されたス
リット103から適当な押出速度で押出されて、基板1
2'a上の反射偏光膜18上に付着される。異方性散乱
膜の膜厚は、成膜時の温度、押出速度、冷却速度などに
よって調整される。
【0051】尚、散乱性の制御は添加する微粒子の屈折
率と割合によって制御可能である。このようにして形成
された異方性散乱膜の構造を図11に示す。このように
して作製された異方性散乱膜は実施形態1の図4に示す
ような同等な異方性散乱特性を示すことを確認してい
る。本実施形態による反射型液晶表示装置は、第1の実
施形態と同様に反射型液晶表示装置の表示品位が向上す
る。
【0052】第3の実施形態である反射型液晶表示装置
は、第1の実施形態あるいは第2の実施形態とほぼ同じ
ように構成されるが、本実施形態の異方性散乱体19
は、液晶と高分子の複合体であり、この複合体を延伸し
て形成している。すなわち、液晶材料13aとしてBD
H社製E7を用いた。高分子皮膜121で液晶粒を覆っ
たカプセル型の液晶複合体を作製するために、ポリビニ
ルアルコール(PVA)を高分子皮膜とするエマルジョ
ン法を用いた。作製したPVA皮膜付液晶粒の大きさは
1〜6μmであった。作製した液晶粒エマルジョンをガ
ラス基板上に塗布し、乾燥した後フィルムとして取り出
した。取り出したフィルムを約2〜3倍に一方向に延伸
し、所定の厚みとして約20μmとした。このようにし
て作製された異方性散乱膜は実施形態1の図4に示すよ
うな同等な異方性散乱特性を示すことを確認している。
さらに、異方性散乱体19を、前記反射偏光膜18上に
接着剤にて固定した。このようにして作製された異方性
散乱膜19の構造を図12に示す。
【0053】本実施形態による反射型液晶表示装置も、
第1、第2の実施形態と同様に反射型液晶表示装置の表
示品位が向上する。なお、上記の実施形態は、本発明に
よる反射型液晶表示装置を限定するものではなく、例え
ば、配向膜や液晶はあくまでも一例であり、発明の範囲
内で種々に変更可能である。つまり、配向膜が傾斜垂直
配向であり、かつゲストホスト液晶の誘電率異方性が負
であるホスト液晶に色素を混合し、電圧無印加時に明状
態となり、電圧印加時に暗表示とすることも可能であ
る。ここで、傾斜配向はポリイミド系の垂直配向膜を一
方向にラビング処理を行うことにより得ており、実施形
態1と同様に、良好な表示が可能となる。
【0054】なお、前述の実施形態で用いた偏光反射膜
は延伸方向の屈折率に高低を有する2種類のフィルムを
交互に多層に積層した構造となっており、積層している
フィルムの膜厚に分布を持たせているため、広範な可視
光波長を反射するものであり、反射光は白色であった
が、フィルムに用いるポリマー材料の(屈折率の)選択
と膜厚の均一化によりある特定の波長領域だけを反射す
るように制御してカラー偏光反射膜を作ることが可能で
ある。このカラー偏光反射膜はフィルムの延伸方向に振
動面を持つ特定波長領域の直線偏光を反射し、それと直
交する直線偏光と特定波長領域以外の光を透過する。こ
のカラー偏光反射膜をR、G、B毎に作製し、それぞれを
吸収体の上にパターニングして並置すれば、反射型偏光
カラーフィルターを作製することが出来る。
【0055】そこで、発明者らは、延伸により複屈折を
生じるポリマーAと複屈折を生じにくいポリマーBを交互
に積層して多層化し、これを押し出し延伸により膜厚0.
4μmとしてカラー偏光反射膜をR、G、B毎に作製し、そ
れを吸収体(膜厚:800 nm)上に「印刷、ドライエッチ
ング」の繰り返しにより、さらにその上に形成する駆動
素子の画素に合わせてストライプ状に形成した反射型偏
光カラーフィルターを作製した。この反射型偏光カラー
フィルターを実施形態1で用いた偏光反射膜の代わりに
用いたところカラー表示を行うことができた。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コントラ
ストが大きく向上するため、反射型液晶表示装置の表示
品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である反射型液晶表示
装置11の構成を示す断面図である。
【図2】反射型液晶表示装置11を作成する手順を示す
工程図である。
【図3】異方性散乱膜19を評価する光学系を示す図で
ある。
【図4】異方性散乱膜19の光学特性を示す図である。
【図5】異方性散乱膜19の特性概略図である。
【図6】反射型液晶表示装置11の構成を表す斜視図で
ある。
【図7】反射型液晶表示装置11の動作原理を説明する
ための図である。
【図8】反射型液晶表示装置11の表示特性を示す図で
ある。
【図9】反射型液晶表示装置11の測定方法を示す図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施形態における液晶高分子
131の押出方法を説明するための斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態による異方性散乱膜
19の構造図である。
【図12】本発明の第3の実施形態による異方性散乱膜
19の構造図である。
【図13】従来例1の反射型液晶表示装置151の構成
を示す断面図である。
【図14】従来例1の反射型液晶表示装置151の動作
原理を説明するための図である。
【図15】従来例2の反射型液晶表示装置101の構成
を示す断面図である。
【図16】従来例2の反射型液晶表示装置101の動作
原理を表す図である。
【符号の説明】
11 第1実施形態の反射型液晶表示装置 12、12' 基板 12a、12'a基板内側表面 12b基板の光入射側表面 13液晶層 13a 液晶分子 14 二色性色素 15、15' 透明電極 16、16' 配向膜 17 吸収膜 18 反射偏光板 18a 反射偏光膜18上の配向膜 19 異方性散乱膜 31、34 偏光板 32 直線偏光 33 配向液晶高分子複合膜(異方性散乱膜) 51a、51b 直線偏光 71 入射光 71a 配向膜の配向方向に平行な振動面を持つ直線偏光 71b 配向膜の配向方向に垂直な振動面を持つ直線偏光 101 加熱および冷却機能を備えた保持部材 102 高温槽 103 高温槽122に形成されたスリット 111 高分子液晶 112 微粒子 121 高分子 131 従来の1/4波長板を用いたゲストホスト(G
H)モードの反射型液晶表示装置 132 GH液晶 133 1/4波長板 134 凹凸散乱反射電極(反射板) 151 従来のの反射型液晶表示装置 152 液晶/高分子複合層 153 高分子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ツ井 精一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA02 HA14 HA19 HA21 JA06 MA02 MA03 2H091 FA07X FA08X FA16X FA32X FA34X FD23 HA08 LA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方基板が透光性を有する一
    対の絶縁性基板と、該基板間に挟持される二色性色素と
    液晶よりなる液晶層と、前記一対の絶縁性基板のうち透
    光性を有する第1基板の液晶層側表面に形成される透明
    電極と配向膜と、前記一対の絶縁性基板の第2基板の液
    晶層側表面に形成される配向膜と、第2の基板に近接し
    て配置される反射偏光膜と吸収膜と、散乱膜を備えた反
    射型液晶表示装置において、二色性色素を含む液晶層
    と、特定方向の偏光のみを散乱する異方性散乱膜と、反
    射偏光膜との透過軸方向を一致させたことを特徴とする
    反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の特定方向の偏光のみを散
    乱する異方性散乱膜と、反射偏光膜と、吸収膜とが、一
    対の絶縁性基板のうち第2基板の液晶層側表面から順
    に、異方性散乱膜、反射偏光膜、吸収膜の順序で配置さ
    れたことを特徴とする反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記異方性散乱膜が、配向した液晶と高
    分子との複合体、液晶と高分子の複合体を延伸したも
    の、液晶性高分子と微粒子との複合体、高分子と微粒子
    との複合体を延伸したもののうち、いずれか1つにより
    形成されることを特徴とする請求項1〜2記載の反射型
    液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記反射偏光膜が複屈折性の誘電体多層
    フィルムからなることを特徴とする請求項1〜3記載の
    反射型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記反射偏光膜が少なくとも2以上の波
    長領域に分割され、それぞれが特定の可視波長領域の光
    を反射するカラー反射偏光膜であることを特長とする請
    求項1〜4記載の反射型液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248528A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 反射調光体およびその製造方法
KR100976984B1 (ko) 2003-11-05 2010-08-19 삼성전자주식회사 액정표시장치
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