JP2001013263A - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JP2001013263A
JP2001013263A JP11186006A JP18600699A JP2001013263A JP 2001013263 A JP2001013263 A JP 2001013263A JP 11186006 A JP11186006 A JP 11186006A JP 18600699 A JP18600699 A JP 18600699A JP 2001013263 A JP2001013263 A JP 2001013263A
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JP
Japan
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output
circuit
signal
chattering
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP11186006A
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English (en)
Inventor
Toshio Fujimura
俊夫 藤村
Shinji Sakamoto
慎司 坂本
Mitsuteru Hataya
光輝 畑谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャタリングノイズ等の影響を受けることな
く誤った出力を行うことのない赤外線検出装置を提供す
る。 【解決手段】 焦電素子1からの出力と予め定めた閾値
とを比較判別して検知信号を出力する出力回路4を備え
た赤外線検出装置において、前記出力回路4は、前記検
知信号の出力を所定時間にわたって遅延させる遅延回路
100を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体から輻射され
る赤外線エネルギーを検出し、人体の存在や移動の検知
を行う赤外線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の赤外線検出装置では、赤
外線エネルギー量の変化により焦電素子から出力される
焦電電流を電流電圧変換回路によって電圧信号に変換
し、所定の周波数帯域(人体の移動検知を目的とする場
合には1Hzを中心とした周波数帯域)の電圧信号のみ
を電圧増幅回路にて増幅するとともに、電圧増幅回路で
増幅された電圧信号を予め設定されたしきい値と比較判
別して検知信号を出力する構成となっている。このよう
な従来の赤外線検出装置の一例を図4に示す。
【0003】上述した赤外線検出装置は、焦電素子1の
焦電電流を電圧信号に変換する電流電圧変換回路2と、
変換された電圧信号のうちで所定の周波数帯域のものの
みを増幅する電圧増幅回路30と、電圧増幅回路30で
増幅された電圧信号を高低2つのしきい値と比較判別す
る出力回路4とを備えている。また、電源回路50を備
え、外部電源から得た電力を電流電圧変換回路2や電圧
増幅回路30、出力回路4に供給している。
【0004】ここで、出力回路4は、オペアンプOP9
、OP10から成る比較器に高低2つのしきい値と電
圧増幅回路30によって増幅された電圧信号とを各々入
力し、電圧信号が2つのしきい値の何れかを越えた場合
(高い方のしきい値を上回るか又は低い方のしきい値を
下回る場合)に検知信号を出力するウィンドコンパレー
タ41を備えてなる。また、ウィンドコンパレータ41
から出力された信号は、レベルシフト回路43により信
号レベルが電源回路50から出力される信号レベルと同
等になるように遷移され、このレベルシフトされた信号
を受けてオープンドレインのPチャネル型MOSFET
45によりスイッチングされ焦電素子1の出力に応じた
検出信号が出力されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の赤外線検出装置にあっては、ウィンドコンパレ
ータ41やレベルシフト回路43で信号処理を行う際の
チャタリングや外部から入力されるパルス的なノイズの
影響を受けて誤った出力がなされることがあるという問
題点を有していた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、チャタリングノ
イズ等の影響を受けることなく誤った出力を行うことの
ない赤外線検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
焦電素子からの出力と予め定めた閾値とを比較判別して
検知信号を出力する出力回路を備えた赤外線検出装置に
おいて、前記出力回路は、前記検知信号の出力を所定時
間にわたって遅延させる遅延回路を備えるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の赤
外線検出装置において、前記遅延回路は、抵抗及びコン
デンサから構成されるローパスフィルタと、前記ローパ
スフィルタの出力が印加されるインバータとからなるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の赤
外線検出装置において、前記遅延回路は、Pチャネル型
MOSFET、Nチャネル型MOSFET及び定電流源
から構成される定電流切り替え回路と、前記定電流切り
替え回路の出力が印加されるインバータと、前記定電流
切り替え回路と前記インバータとの接続点に接続され他
端が接地されるコンデンサとからなるようにしたことを
特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の赤外線検出装置において、前記インバータは
ヒステリシス特性を備えるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る赤外線検出装置について図1乃至図3に基づき詳
細に説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来
例と共通するので、共通する部分については同一の符号
を付して説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係る赤外
線検出装置の回路図である。すなわち、本実施の形態に
あっては、レベルシフト回路43から出力される信号が
遅延回路100を介してPチャネル型MOSFET45
に入力されるようになっている。この時、遅延回路10
0により信号の遅延時間は、チャタリングが発生する時
間よりも長く設定されているため、この遅延時間中にチ
ャタリングが生じたとしても出力回路100から出力さ
れる信号にはチャタリングをなくした信号を出力するこ
とができる。
【0013】なお、図2に示すように、抵抗R及びコン
デンサCから構成されるローパスフィルタ及びインバー
タ101を用いて遅延回路を構成し、これによりチャタ
リングを除去するようにしてもよい。この時、ローパス
フィルタにおいて設定される時定数とインバータ101
において設定される反転電圧とにより遅延時間を自由に
設定することが可能になる。図2に示す、遅延回路10
0にあっては、部品点数も少なく、簡潔な構成をなすこ
とが可能になる。
【0014】また、図3に示すような遅延回路100を
用いるようにしてもよい。この遅延回路100は、イン
バータ101と、PチャネルMOSFET102及びN
チャネルMOSFET103とからなる定電流切り替え
回路と、コンデンサCとを有している。PチャネルMO
SFET102の電流路の一端には定電流源104が接
続されており、NチャネルMOSFET103の電流路
は定電流源105を介して接地されている。
【0015】PチャネルMOSFET102及びNチャ
ネルMOSFET103とからなる定電流切り替え回路
の出力端はコンデンサCの電流路の一端とインバータ回
路101の入力端に接続されている。また、コンデンサ
Cの他端は接地されている。なお、上記のPチャネルM
OSFET102のオン抵抗は大きく、またコンデンサ
Cの容量も大きく設定されており、リセットパルス幅が
十分大きくなるように構成されている。
【0016】上述した構成により、定電流切り替え回路
とコンデンサCとにより設定される時定数とインバータ
101において設定される反転電圧とにより遅延時間を
自由に設定することが可能になる。図3に示す遅延回路
100にあっては、定電流源104、105を用いてコ
ンデンサCの充電を行うことが可能になるため、遅延時
間を設定する際の設計を容易に行うことが可能になると
ともにそのばらつきを抑えることが可能になる。
【0017】なお、上述した遅延回路100を構成する
インバータ101にヒステリシス特性を持たせて、これ
によりノイズを吸収するようにしてもよい。すなわち、
インバータ100の入力までに長い遅延時間を設定する
と、インバータ101においてチャタリングを起こすこ
とがあり得るが、これによる誤動作をヒステリシス特性
を有するインバータ101にて抑制することが可能にな
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、上記構成によれば、出力
回路に供給されるパルス信号に含まれるチャタリング波
形が除去されるので、チャタリングノイズ等の影響を受
けることなく誤った出力を行うことのない赤外線検出装
置を提供することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の赤外線検出装置の
概略ブロック図である。
【図2】本発明に係る他の実施の形態の赤外線検出装置
の概略ブロック図である。
【図3】本発明に係る他の実施の形態の赤外線検出装置
の概略ブロック図である。
【図4】従来の赤外線検出装置の概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 焦電素子 4 出力回路 100 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑谷 光輝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G065 AA04 AB02 BA13 BA14 BC14 BC40 CA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電素子からの出力と予め定めた閾値と
    を比較判別して検知信号を出力する出力回路を備えた赤
    外線検出装置において、前記出力回路は、前記検知信号
    の出力を所定時間にわたって遅延させる遅延回路を備え
    るようにしたことを特徴とする赤外線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延回路は、抵抗及びコンデンサか
    ら構成されるローパスフィルタと、前記ローパスフィル
    タの出力が印加されるインバータとからなるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線検出装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延回路は、Pチャネル型MOSF
    ET、Nチャネル型MOSFET及び定電流源から構成
    される定電流切り替え回路と、前記定電流切り替え回路
    の出力が印加されるインバータと、前記定電流切り替え
    回路と前記インバータとの接続点に接続され他端が接地
    されるコンデンサとからなるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の赤外線検出装置。
  4. 【請求項4】 前記インバータは、ヒステリシス特性を
    備えるようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項
    3記載の赤外線検出装置。
JP11186006A 1999-06-30 1999-06-30 赤外線検出装置 Pending JP2001013263A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005134118A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線検出装置
JP2010204114A (ja) * 2010-05-06 2010-09-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 赤外線検知装置
JP2010213987A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005134118A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線検出装置
JP2010213987A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
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