JP2001013088A - 紙質検出装置、紙質検出方法および画像形成装置および画像形成制御方法 - Google Patents

紙質検出装置、紙質検出方法および画像形成装置および画像形成制御方法

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JP2001013088A
JP2001013088A JP11187354A JP18735499A JP2001013088A JP 2001013088 A JP2001013088 A JP 2001013088A JP 11187354 A JP11187354 A JP 11187354A JP 18735499 A JP18735499 A JP 18735499A JP 2001013088 A JP2001013088 A JP 2001013088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙質を非接触でかつ簡単に検出することがで
きる紙質検出装置を提供する。 【解決手段】 周波数f1の光を発生する光源1と、周
波数f2の光を発生する光源2とが設けられ、光の周波
数f1とf2の差分の周波数f3は1THzから10THz
の範囲になるように設定されている。各光源1,2から
の光はヘテロダイン結晶3を経て用紙4に照射され、上
記周波数f3のみの光信号が用紙4を透過する。この透
過した光信号は受光素子ユニット5で受光されて電気信
号に変換される。CPUユニット6は上記電気信号を取
り込んでデジタル情報に変換するとともに、環境センサ
11により測定された温度情報および湿度情報を取り込
み、デジタル情報、温度情報および湿度情報と予め保持
されているマップとの照合により用紙4の紙質の判別を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙質を検出するた
めの紙質検出装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機などにおいては、透過型セ
ンサなどを用いてOHP用紙と普通用紙とを識別し、こ
の識別結果を画像形成プロセスなどに利用する場合があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置に
おいては、用紙の紙質を非接触でかつ簡単に検出するこ
とができない。また、複写機などにおいては、用紙の紙
質を非接触でかつ簡単に検出することができないことに
より、紙質に合せた画像形成プロセスを実現することが
できず、紙質の違いによる用紙上に形成される画質の低
下、用紙の詰りを回避することが非常に難しい状況にあ
る。
【0004】本発明の目的は、紙質を非接触でかつ簡単
に検出することができる紙質検出装置および紙質検出方
法を提供することにある。
【0005】また、本発明の目的は、紙質に合せた画像
形成プロセス制御を実現することができ、紙質の違いに
よる用紙上に形成される画質の低下、用紙の詰りを回避
することができる画像形成装置および画像形成制御方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
紙質を検出するための紙質検出装置において、電磁波源
から少なくとも1THzから10THzの範囲にある波長を
含む電磁波を紙に照射する照射手段と、前記照射された
電磁波の内の前記紙を透過した透過電磁波を検出する検
出手段と、前記検出された透過電磁波に基づき前記紙の
紙質を推定する推定手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の紙
質検出装置において、前記検出手段は、前記透過電磁波
を電気的に検出するアンテナ手段からなることを特徴と
する。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の紙
質検出装置において、前記紙の周囲環境における湿度を
測定する湿度測定手段を備え、前記推定手段は、前記検
出された透過電磁波および前記測定された湿度に基づき
前記紙質の推定を行うことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の紙
質検出装置において、前記紙の周囲環境における温度を
測定する温度測定手段を備え、前記推定手段は、前記検
出された透過電磁波、前記測定された湿度および前記測
定された温度に基づき前記紙質の推定を行うことを特徴
とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の紙
質検出装置において、前記推定される紙質には、前記紙
の厚さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに
関する情報が含まれることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1記載の紙
質検出装置において、前記電磁波源は、前記少なくとも
1THzから10THzの範囲にある波長を含む電磁波を発
生する、アンテナを用いた電磁波発生素子からなること
を特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、紙質を検出するた
めの紙質検出方法において、電磁波から少なくとも1T
Hzから10THzの範囲にある波長を含む電磁波を紙に照
射する工程と、前記照射された電磁波の内の前記紙を透
過した透過電磁波を検出する工程と、前記検出された透
過電磁波に基づき前記紙の紙質を推定する工程とを備え
ることを特徴とする。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の紙
質検出方法において、アンテナ手段により前記透過電磁
波を電気的に検出することを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項7記載の紙
質検出方法において、前記紙の周囲環境における湿度を
測定する工程を有し、前記検出された透過電磁波および
前記測定された湿度に基づき前記紙質の推定を行うこと
を特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
紙質検出方法において、前記紙の周囲環境における温度
を測定する工程を有し、前記検出された透過電磁波、前
記測定された湿度および前記測定された温度に基づき前
記紙質の推定を行うことを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の紙質検出方法において、前記推定される紙質には、前
記紙の厚さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞ
れに関する情報が含まれることを特徴とする。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項7記載の
紙質検出方法において、アンテナを用いた電磁波発生素
子により、前記少なくとも1THzから10THzの範囲に
ある波長を含む電磁波を発生することを特徴とする。
【0018】請求項13記載の発明は、用紙を給紙し、
該給紙された用紙上に画像を形成する画像形成装置にお
いて、前記用紙の紙質を検出する紙質検出手段と、前記
検出された紙質に応じて、前記用紙上に画像を形成する
画像形成プロセスに関する制御パラメータを設定する制
御パラメータ設定手段と、前記設定された制御パラメー
タに基づき前記画像形成プロセスを制御する制御手段と
を備え、前記紙質検出手段は、電磁波源から少なくとも
1THzから10THzの範囲にある波長を含む電磁波を紙
に照射する照射手段と、前記照射された電磁波の内の前
記紙を透過した透過電磁波を検出する透過電磁波検出手
段と、前記検出された透過電磁波に基づき前記紙の紙質
を推定する推定手段とを有することを特徴とする。
【0019】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の画像形成装置において、前記透過電磁波検出手段は、
前記透過電磁波を電気的に検出するアンテナ手段からな
ることを特徴とする。
【0020】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の画像形成装置において、前記紙質検出手段は、前記紙
の周囲環境における湿度を測定する湿度測定手段を有
し、前記推定手段は、前記検出された透過電磁波および
前記測定された湿度に基づき前記紙質の推定を行うこと
を特徴とする。
【0021】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の画像形成装置において、前記紙質検出手段は、前記紙
の周囲環境における温度を測定する温度測定手段を有
し、前記推定手段は、前記検出された透過電磁波、前記
測定された湿度および前記測定された温度に基づき前記
紙質の推定を行うことを特徴とする。
【0022】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の画像形成装置において、前記推定される紙質には、前
記紙の厚さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞ
れに関する情報が含まれることを特徴とする。
【0023】請求項18記載の発明は、請求項13記載
の画像形成装置において、前記電磁波源は、前記少なく
とも1THzから10THzの範囲にある波長を含む電磁波
を発生する、アンテナを用いた電磁波発生素子からなる
ことを特徴とする。
【0024】請求項19記載の発明は、用紙を給紙し、
該給紙された用紙上に画像を形成する画像形成装置の画
像形成制御方法において、前記用紙の紙質を検出する工
程と、前記検出された紙質に応じて、前記用紙上に画像
を形成する画像形成プロセスに関する制御パラメータを
設定する工程と、前記設定された制御パラメータに基づ
き前記画像形成プロセスを制御する工程とを有し、前記
紙質の検出工程は、電磁波源から少なくとも1THzから
10THzの範囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する
処理と、前記照射された電磁波の内の前記紙を透過した
透過電磁波を検出する処理と、前記検出された透過電磁
波に基づき前記紙の紙質を推定する処理とを行うことを
特徴とする。
【0025】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の画像形成制御方法において、アンテナ手段により前記
透過電磁波を電気的に検出することを特徴とする。
【0026】請求項21記載の発明は、請求項19記載
の画像形成制御方法において、前記紙質の検出工程は、
前記紙の周囲環境における湿度を測定する処理を有し、
前記検出された透過電磁波および前記測定された湿度に
基づき前記紙質の推定を行うことを特徴とする。
【0027】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像形成制御方法において、前記紙質の検出工程は、
前記紙の周囲環境における温度を測定する工程を有し、
前記検出された透過電磁波、前記測定された湿度および
前記測定された温度に基づき前記紙質の推定を行うこと
を特徴とする。
【0028】請求項23記載の発明は、請求項22記載
の画像形成制御方法において、前記推定される紙質に
は、前記紙の厚さ、その素材、それに含まれる水分量の
それぞれに関する情報が含まれることを特徴とする。
【0029】請求項24記載の発明は、請求項19記載
の画像形成制御方法において、アンテナを用いた電磁波
発生素子により、前記少なくとも1THzから10THzの
範囲にある波長を含む電磁波を発生することを特徴とす
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0031】(実施の第1形態)図1は本発明の紙質検
出装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0032】紙質検出装置は、図1に示すように、周波
数f1の光(電磁波)を発生する光源1と、周波数f2
の光(電磁波)を発生する光源2とを備え、各光源1,
2の光の周波数f1とf2の差分の周波数f3は1THz
から10THzの範囲になるように設定されている。各光
源1,2で発生された光はヘテロダイン結晶3に入射
し、ヘテロダイン変調されて上記差分の周波数f3を含
む光信号として出力される。このヘテロダイン結晶3か
ら出力された光信号は用紙4に照射され、その光信号の
内の上記差分の周波数f3(1THzから10THz)のみ
の光信号が用紙4を透過する。この透過した光信号は受
光素子ユニット5で受光される。受光素子ユニット5は
受光した光信号を電気信号に変換し、この電気信号は信
号線7を介してCPUユニット6に入力される。
【0033】CPUユニット6は入力された電気信号を
A/D変換によりデジタル情報に変換する。またCPU
ユニット6には、用紙4の周囲環境における温度および
湿度を測定する環境センサ11が接続され、環境センサ
11により測定された温度情報および湿度情報はCPU
ユニット6に入力される。CPUユニット6は、上記デ
ジタル情報、温度情報および湿度情報を用いた所定の演
算処理によりまたはこれらの情報と予め保持されている
マップとの照合により用紙4の紙質の判別を行う。
【0034】次に、本装置における紙質の推定方法につ
いて図2を参照しながら説明する。図2は電磁波の水分
に対する減衰率を含む減衰特性を示す図である。
【0035】図2から、100GHz以上の周波数では、
水分(雨)に対する減衰率が10GHz以下の周波数に対
して100倍以上の減衰係数(減衰率)になることが分
かる。同時に10THz以上の周波数になると、光として
紙による減衰が大きくなり、透過性がなくなっている。
このため、紙の水分検知に用いる電磁波としては、10
0GHzから10THzの範囲の周波数を有することが好ま
しいことが分かる。また、1THzから10THzまでの範
囲の周波数帯域は、様々な物質の共振周波数帯域に相当
し、紙においてもその構成材料によって減衰係数(減衰
率)が変わり得る領域である。このことから、1THzか
ら10THzの電磁波領域では、紙に含まれる水分量およ
びその紙材によって、その電磁波の透過率が変化する。
よって、本装置では、この現象を利用して用紙4の紙質
を推定する。
【0036】次に、受光素子ユニット5の構成について
図3を参照しながら説明する。図3は図1の紙質検出装
置の受光素子ユニットの構成およびその等価回路を示す
図である。
【0037】受光素子ユニット5は、図3(a),
(b)に示すように、波長λの整数倍のロングワイヤア
ンテナ31を有する。ロングワイヤアンテナ31は、図
3(b)に示すように、SiO2基板の一方の面にバイア
ス印加電極32とともに蒸着により形成され、ロングワ
イヤアンテナ31およびバイアス印加電極32は同一の
素材(例えばAl,タングステンなど)からなり、互い
に接続されている。SiO2基板の他方の面には、p-Si基板
36が設けられ、ロングワイヤアンテナ31の先端はス
ルーホール(コンタクトホール)を介してp-Si基板36
のSiと点33でポイントコンタクトのショットキーダイ
オードを形成する。p-Si基板36の基板端子は、その裏
面に蒸着されたAl電極39を介して抵抗35の一端お
よび微少容量のコンデンサ37の一端と、CPUユニッ
ト6のGND端子にそれぞれ接続される。
【0038】抵抗35の他端はコンデンサ37の他端と
オペアンプ38の+側入力端子に接続され、オペアンプ
38の−側入力端子はGND端子に接続される。オペア
ンプ38の出力端子は、端子T7に接続されるとともに
−側入力端子に接続され、バッファアンプとして動作す
るように構成されている。端子T7は上記信号線7を介
してCPUユニット6のad端子に接続され、GND端
子はCPUユニット6のgnd端子に接続される。
【0039】オペアンプ38の+側入力端子は、バイア
ス電源34の+側に接続され、その−側はロングワイヤ
アンテナ31のバイアス印加電極32に接続される。
【0040】次に、この受光素子ユニット5およびCP
Uユニット6の動作について図7を参照しながら説明す
る。図7は図1の紙質検出装置の紙質推定に用いられる
テーブルを示す図である。
【0041】この受光素子ユニット5では、ロングワイ
ヤアンテナ31に用紙4を透過した上記範囲(1THzか
ら10THz)にある周波数の光信号が照射されると、ロ
ングワイヤアンテナ31にその周波数の高周波電流電圧
が誘起される。この誘起された電圧は、バイアス電源3
4によって最適にバイアスされたポイントコンタクトシ
ョットキーダイオード33により検波され、抵抗35間
に上記光信号に誘起された直流信号として出現する。こ
の直流信号はコンデンサ37により平滑化されてオペア
ンプ38によりバッファされ、同電圧がオペアンプ38
の出力端子に出力される。
【0042】このオペアンプ38からその出力端子を介
して出力された電圧は、必要であれば、さらにアンプで
増幅しその結果を、信号線7を介してCPUユニット6
に入力され、CPUユニット6は入力された電圧をA/
D変換によりデジタル情報に変換して内部のメモリに読
み込む。また、CPUユニット6は環境センサ11によ
り測定された温度および湿度情報を取り込む。CPUユ
ニット6においては、このメモリに読み込んだデジタル
情報が示す値(電圧値)および取り込んだ温度および湿
度情報と、予め実験などに基づき作成されたテーブルと
を比較し、この比較により紙質を判別する。ここで、予
め実験により作成されたテーブルとしては、例えば図7
に示すように、温度を基準にして作成されたテーブルが
用いられ、このテーブルには、ある温度における(本例
では温度T=Tα)出力電圧(縦軸)と湿度(横軸)と
の関係付けが表されている。
【0043】この図7には、2つのタイプすなわち紙タ
イプ1、2における出力電圧と湿度との関係が表されて
おり、紙タイプ1の特性に関しては、その厚さが薄いと
きには曲線51で表され、厚さが厚いときには曲線52
で表される。紙タイプ2は、大きな吸水性を有し、同じ
湿度においてもその水分量に大きなばらつきがある。よ
って、紙タイプ2に関してはその特性が曲線53と曲線
54間にある。よって、出力電圧と湿度に対応する曲線
を抽出することによって各紙タイプを区別することがで
きる。すなわち各紙タイプの紙質を区別することができ
る。また、これらの紙タイプの曲線をROMマップ化す
ることにより、このマップから紙質の推定を容易に行こ
とができる。
【0044】よって、このテーブルから、出力電圧およ
び湿度に対応する紙質を非接触で勝つ簡単に検出するこ
とができるとともに、その用紙に含まれる水分量を推定
することも可能である。
【0045】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図4ないし図6を参照しながら説明す
る。図4は本発明の紙質検出装置の実施の第2形態の構
成を示すブロック図、図5は図4の紙質検出装置の光源
の構成を示す図、図6は図5の光源の等価回路を示す図
である。
【0046】上述の実施の第1形態が2つの光源からの
光をヘテロダイン変調することによって1〜10THzの
周波数帯域の光を生成していることに対し、本実施の形
態は、1つの光源(電磁波源)を用いて1〜10THzの
周波数帯域の光を生成している点で異なる。
【0047】具体的には、図4に示すように、1つの光
源(電磁波源)40から用紙4に光を照射する。この光
源40は、図5に示すように、アンテナ構造を有する素
子からなり、該素子は、低ライフタイムの高抵抗GaAs基
板41を有する。基板41の一方の面には互いに対向し
て配置されたコプラナーライン(平行トランスミッショ
ン)43,44が形成され、コプラナーライン44はD
Cバイアス電源42の+端子に、コプラナーライン43
はDCバイアス電源42の−端子にそれぞれ接続され
る。コプラナーライン43,44のそれぞれの中央部に
は、NiGeAu合金のアンテナエレメント(微少ダイポール
アンテナ)45,46が形成され、アンテナエレメント
45,46間には微少ギャップ47が設けられている。
【0048】この基板41の一方の面に対してレーザパ
ルス(例えばチタンサファイアレーザ;80fsのパル
ス)を加えると、微少ギャップ47が負性抵抗となり、
その他方の面(裏面)から1〜10THzの周波数を含む
広帯域の光(電磁波)が出力する。この光源40の等価
回路を図6に示す。
【0049】光源40から用紙4を透過した光信号は受
光素子ユニット5により受光され、その受光した光は電
圧信号に変換されてCPUユニット6に入力される。こ
の際、CPUユニット6は、光源40におけるレーザパ
ルスの照射タイミングに同期させて受光素子ユニット5
からの出力電圧(図3に示すオペアンプ38からの出力
電圧)を入力し、この入力した電圧をA/D変換により
デジタル情報に変換する。
【0050】本実施の形態では、光源40から広帯域の
光(電磁波)が出力されるから、低湿度における紙質の
推定をさらに高い精度で行うことができる。例えば、図
7に示すように、低湿度の領域においては紙タイプ1、
紙タイプ2それぞれの紙質を表す出力電圧(曲線51〜
54)が同じような値をとるから、この出力電圧からは
紙タイプ1と紙タイプ2とを正確に識別することは難し
い。しかし、本実施の形態では、広帯域の光(電磁波)
を用いているから、低湿度における紙タイプ2の出力電
圧の特性(曲線53,54)が実施の第1形態の場合に
比して図中の点線55で示すように変化し、低湿度領域
における紙タイプ1、紙タイプ2それぞれの紙質の区別
を明確に行うことができる。
【0051】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図8を参照しながら説明する。図8は
図4の紙質検出装置を搭載した複写機の構成を示す図で
ある。
【0052】本実施の形態は、用紙を給紙し、該給紙さ
れた用紙上に画像を形成する複写機からなり、この複写
機には、上述の実施の第2形態で示した紙質検出装置を
搭載している。ここで、図中、図4に示す機能ブロック
または部材と同一の機能ブロックまたは部材には同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0053】具体的には、複写機60は、図8に示すよ
うに、装置全体の制御を行うコントローラ62を備え
る。コントローラ62は、紙質検出装置により検出され
た用紙4の紙質に応じてプロセススピードコントローラ
63の制御パラメータおよび電源制御コントローラ64
の制御パラメータを変更、設定する。ここで、プロセス
スピードコントローラ63は、コントローラ62により
設定された制御パラメータに基づき画像形成プロセスに
おける処理速度などを制御するコントローラである。電
源制御コントローラ64は、コントローラ62により設
定されたパラメータに基づき現像バイアス電圧などを制
御するコントローラである。
【0054】このように、紙質検出装置により検出され
た用紙4の紙質に応じて制御パラメータを変更、設定す
るから、用紙4の紙質に応じた最適な画像形成プロセス
制御を実現することができ、紙質の違いによる用紙4上
に形成される画質の低下、用紙4の詰りを非常に簡単に
回避することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の紙質検出
装置によれば、電磁波源から少なくとも1THzから10
THzの範囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する照射
手段と、照射された電磁波の内の紙を透過した透過電磁
波を検出する検出手段と、検出された透過電磁波に基づ
き紙の紙質を推定する推定手段とを備えるから、紙質を
非接触でかつ簡単に検出することができる。
【0056】また、検出手段を、透過電磁波を電気的に
検出するアンテナ手段から構成することによって、簡単
かつ低コストで透過電磁波の検知を行うことができる。
【0057】さらに、紙の周囲環境における湿度を測定
する湿度測定手段を備え、推定手段により検出された透
過電磁波および測定された湿度に基づき紙質の推定を行
うことによって、より正確な紙質を検出することができ
る。
【0058】さらに、紙の周囲環境における温度を測定
する温度測定手段を備え、推定手段により、検出された
透過電磁波、測定された湿度および測定された温度に基
づき紙質の推定を行うことによって、より正確な紙質を
検出することができる。
【0059】さらに、推定される紙質として、紙の厚
さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
る情報が含まれることによって、検出された紙質を用い
て最適な制御を行うことが可能になる。
【0060】さらに、電磁波源を、少なくとも1THzか
ら10THzの範囲にある波長を含む電磁波を発生する、
アンテナを用いた電磁波発生素子から構成することによ
って、より正確な紙質の検出を行うことが可能になる。
【0061】本発明の紙質検出方法によれば、電磁波か
ら少なくとも1THzから10THzの範囲にある波長を含
む電磁波を紙に照射する工程と、照射された電磁波の内
の前記紙を透過した透過電磁波を検出する工程と、検出
された透過電磁波に基づき紙の紙質を推定する工程とを
備えるから、紙質を非接触でかつ簡単に検出することが
できる。
【0062】また、アンテナ手段により透過電磁波を電
気的に検出することによって、簡単かつ低コストで透過
電磁波の検知を行うことができる。
【0063】さらに、紙の周囲環境における湿度を測定
する工程を有し、検出された透過電磁波および測定され
た湿度に基づき紙質の推定を行うことによって、より正
確な紙質の検出を行うことが可能になる。
【0064】さらに、紙の周囲環境における温度を測定
する工程を有し、検出された透過電磁波、測定された湿
度および測定された温度に基づき紙質の推定を行うこと
によって、より正確な紙質の検出を行うことが可能にな
る。
【0065】さらに、推定される紙質として、紙の厚
さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
る情報が含まれることによって、検出された紙質を用い
て最適な制御を行うことが可能になる。
【0066】さらに、アンテナを用いた電磁波発生素子
により、少なくとも1THzから10THzの範囲にある波
長を含む電磁波を発生することによって、より正確な紙
質の検出を行うことが可能になる。
【0067】本発明の画像形成装置によれば、用紙の紙
質を検出する紙質検出手段と、検出された紙質に応じ
て、用紙上に画像を形成する画像形成プロセスに関する
制御パラメータを設定する制御パラメータ設定手段と、
設定された制御パラメータに基づき画像形成プロセスを
制御する制御手段とを備え、紙質検出手段は、電磁波源
から少なくとも1THzから10THzの範囲にある波長を
含む電磁波を紙に照射する照射手段と、照射された電磁
波の内の紙を透過した透過電磁波を検出する透過電磁波
検出手段と、検出された透過電磁波に基づき紙の紙質を
推定する推定手段とを有するから、紙質に合せた画像形
成プロセス制御を実現することができ、紙質の違いによ
る用紙上に形成される画質の低下、用紙の詰りを回避す
ることができる。
【0068】また、検出手段を、透過電磁波を電気的に
検出するアンテナ手段から構成することによって、簡単
かつ低コストで透過電磁波の検知を行うことができる。
【0069】さらに、紙の周囲環境における湿度を測定
する湿度測定手段を備え、推定手段により検出された透
過電磁波および測定された湿度に基づき紙質の推定を行
うことによって、より正確な紙質を検出することができ
る。
【0070】さらに、紙の周囲環境における温度を測定
する温度測定手段を備え、推定手段により、検出された
透過電磁波、測定された湿度および測定された温度に基
づき紙質の推定を行うことによって、より正確な紙質を
検出することができる。
【0071】さらに、推定される紙質として、紙の厚
さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
る情報が含まれることによって、検出された紙質を用い
て最適な制御を行うことが可能になる。
【0072】さらに、電磁波源を、少なくとも1THzか
ら10THzの範囲にある波長を含む電磁波を発生する、
アンテナを用いた電磁波発生素子から構成することによ
って、より正確な紙質の検出を行うことが可能になる。
【0073】本発明の画像形成制御方法によれば、用紙
の紙質を検出する工程と、検出された紙質に応じて、用
紙上に画像を形成する画像形成プロセスに関する制御パ
ラメータを設定する工程と、設定された制御パラメータ
に基づき画像形成プロセスを制御する工程とを有し、紙
質の検出工程は、電磁波源から少なくとも1THzから1
0THzの範囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する処
理と、照射された電磁波の内の紙を透過した透過電磁波
を検出する処理と、検出された透過電磁波に基づき紙の
紙質を推定する処理とを行うから、紙質に合せた画像形
成プロセス制御を実現することができ、紙質の違いによ
る用紙上に形成される画質の低下、用紙の詰りを回避す
ることができる。
【0074】また、アンテナ手段により透過電磁波を電
気的に検出することによって、簡単かつ低コストで透過
電磁波の検知を行うことができる。
【0075】さらに、紙の周囲環境における湿度を測定
し、検出された透過電磁波および測定された湿度に基づ
き紙質の推定を行うことによって、より正確な紙質の検
出を行うことが可能になる。
【0076】さらに、紙の周囲環境における温度を測定
し、検出された透過電磁波、測定された湿度および測定
された温度に基づき紙質の推定を行うことによって、よ
り正確な紙質の検出を行うことが可能になる。
【0077】さらに、推定される紙質として、紙の厚
さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
る情報が含まれることによって、検出された紙質を用い
て最適な制御を行うことが可能になる。
【0078】さらに、アンテナを用いた電磁波発生素子
により、少なくとも1THzから10THzの範囲にある波
長を含む電磁波を発生することによって、より正確な紙
質の検出を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙質検出装置の実施の第1形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】電磁波の水分に対する減衰率を含む減衰特性を
示す図である。
【図3】図1の紙質検出装置の受光素子ユニットの構成
およびその等価回路を示す図である。
【図4】本発明の紙質検出装置の実施の第2形態の構成
を示すブロック図である。
【図5】図4の紙質検出装置の光源の構成を示す図であ
る。
【図6】図5の光源の等価回路を示す図である。
【図7】図1の紙質検出装置の紙質推定に用いられるテ
ーブルを示す図である。
【図8】図4の紙質検出装置を搭載した複写機の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1,2,40 光源 3 ヘテロダイン結晶 4 用紙 5 受光素子ユニット 6 CPUユニット 11 環境センサ 31 ロングワイヤアンテナ 33 ポイントコンタクトショットキーダイオード 34 バイアス電源 35 抵抗 37 コンデンサ 38 オペアンプ 41 高抵抗GaAs基板 43,44 コプラナーライン(平行トランスミッショ
ン) 45,46 アンテナエレメント(微少ダイポールアン
テナ) 47 微少ギャップ
フロントページの続き Fターム(参考) 2F067 AA00 AA27 CC08 FF04 FF06 HH02 KK06 LL00 RR12 RR35 UU31 UU34 2H027 DA11 DA14 DC02 DE04 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 DD07 EE05 HH03 HH09 JJ35 KK16 KK37 KK42 LL02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙質を検出するための紙質検出装置にお
    いて、電磁波源から少なくとも1THzから10THzの範
    囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する照射手段と、
    前記照射された電磁波の内の前記紙を透過した透過電磁
    波を検出する検出手段と、前記検出された透過電磁波に
    基づき前記紙の紙質を推定する推定手段とを備えること
    を特徴とする紙質検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記透過電磁波を電気
    的に検出するアンテナ手段からなることを特徴とする請
    求項1記載の紙質検出装置。
  3. 【請求項3】 前記紙の周囲環境における湿度を測定す
    る湿度測定手段を備え、前記推定手段は、前記検出され
    た透過電磁波および前記測定された湿度に基づき前記紙
    質の推定を行うことを特徴とする請求項1記載の紙質検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記紙の周囲環境における温度を測定す
    る温度測定手段を備え、前記推定手段は、前記検出され
    た透過電磁波、前記測定された湿度および前記測定され
    た温度に基づき前記紙質の推定を行うことを特徴とする
    請求項3記載の紙質検出装置。
  5. 【請求項5】 前記推定される紙質には、前記紙の厚
    さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
    る情報が含まれることを特徴とする請求項4記載の紙質
    検出装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁波源は、少なくとも1THzから
    10THzの範囲にある波長を含む電磁波を発生する、ア
    ンテナを用いた電磁波発生素子からなることを特徴とす
    る請求項1記載の紙質検出装置。
  7. 【請求項7】 紙質を検出するための紙質検出方法にお
    いて、電磁波源から少なくとも1THzから10THzの範
    囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する工程と、前記
    照射された電磁波の内の前記紙を透過した透過電磁波を
    検出する工程と、前記検出された透過電磁波に基づき前
    記紙の紙質を推定する工程とを備えることを特徴とする
    紙質検出方法。
  8. 【請求項8】 アンテナ手段により前記透過電磁波を電
    気的に検出することを特徴とする請求項7記載の紙質検
    出方法。
  9. 【請求項9】 前記紙の周囲環境における湿度を測定す
    る工程を有し、前記検出された透過電磁波および前記測
    定された湿度に基づき前記紙質の推定を行うことを特徴
    とする請求項7記載の紙質検出方法。
  10. 【請求項10】 前記紙の周囲環境における温度を測定
    する工程を有し、前記検出された透過電磁波、前記測定
    された湿度および前記測定された温度に基づき前記紙質
    の推定を行うことを特徴とする請求項10記載の紙質検
    出方法。
  11. 【請求項11】 前記推定される紙質には、前記紙の厚
    さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
    る情報が含まれることを特徴とする請求項10記載の紙
    質検出方法。
  12. 【請求項12】 アンテナを用いた電磁波発生素子によ
    り、前記少なくとも1THzから10THzの範囲にある波
    長を含む電磁波を発生することを特徴とする請求項7記
    載の紙質検出方法。
  13. 【請求項13】 用紙を給紙し、該給紙された用紙上に
    画像を形成する画像形成装置において、前記用紙の紙質
    を検出する紙質検出手段と、前記検出された紙質に応じ
    て、前記用紙上に画像を形成する画像形成プロセスに関
    する制御パラメータを設定する制御パラメータ設定手段
    と、前記設定された制御パラメータに基づき前記画像形
    成プロセスを制御する制御手段とを備え、前記紙質検出
    手段は、電磁波源から少なくとも1THzから10THzの
    範囲にある波長を含む電磁波を紙に照射する照射手段
    と、前記照射された電磁波の内の前記紙を透過した透過
    電磁波を検出する透過電磁波検出手段と、前記検出され
    た透過電磁波に基づき前記紙の紙質を推定する推定手段
    とを有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記透過電磁波検出手段は、前記透過
    電磁波を電気的に検出するアンテナ手段からなることを
    特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記紙質検出手段は、前記紙の周囲環
    境における湿度を測定する湿度測定手段を有し、前記推
    定手段は、前記検出された透過電磁波および前記測定さ
    れた湿度に基づき前記紙質の推定を行うことを特徴とす
    る請求項13記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記紙質検出手段は、前記紙の周囲環
    境における温度を測定する温度測定手段を有し、前記推
    定手段は、前記検出された透過電磁波、前記測定された
    湿度および前記測定された温度に基づき前記紙質の推定
    を行うことを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 前記推定される紙質には、前記紙の厚
    さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
    る情報が含まれることを特徴とする請求項16記載の画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記照射手段は、少なくとも1THzか
    ら10THzの範囲にある波長を含む電磁波を、アンテナ
    を用いた電磁波発生素子により発生することを特徴とす
    る請求項13記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 用紙を給紙し、該給紙された用紙上に
    画像を形成する画像形成装置の画像形成制御方法におい
    て、前記用紙の紙質を検出する工程と、前記検出された
    紙質に応じて、前記用紙上に画像を形成する画像形成プ
    ロセスに関する制御パラメータを設定する工程と、前記
    設定された制御パラメータに基づき前記画像形成プロセ
    スを制御する工程とを有し、前記紙質の検出工程は、電
    磁波源から少なくとも1THzから10THzの範囲にある
    波長を含む電磁波を紙に照射する処理と、前記照射され
    た電磁波の内の前記紙を透過した透過電磁波を検出する
    処理と、前記検出された透過電磁波に基づき前記紙の紙
    質を推定する処理とを行うことを特徴とする画像形成制
    御方法。
  20. 【請求項20】 アンテナ手段により前記透過電磁波を
    電気的に検出することを特徴とする請求項19記載の画
    像形成制御方法。
  21. 【請求項21】 前記紙質の検出工程は、前記紙の周囲
    環境における湿度を測定する処理を有し、前記検出され
    た透過電磁波および前記測定された湿度に基づき前記紙
    質の推定を行うことを特徴とする請求項19記載の画像
    形成制御方法。
  22. 【請求項22】 前記紙質の検出工程は、前記紙の周囲
    環境における温度を測定する工程を有し、前記検出され
    た透過電磁波、前記測定された湿度および前記測定され
    た温度に基づき前記紙質の推定を行うことを特徴とする
    請求項21記載の画像形成制御方法。
  23. 【請求項23】 前記推定される紙質には、前記紙の厚
    さ、その素材、それに含まれる水分量のそれぞれに関す
    る情報が含まれることを特徴とする請求項22記載の画
    像形成制御方法。
  24. 【請求項24】 アンテナを用いた電磁波発生素子によ
    り、前記少なくとも1THzから10THzの範囲にある波
    長を含む電磁波を発生することを特徴とする請求項19
    記載の画像形成制御方法。
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