JP2001012977A - 液体流量表示器 - Google Patents

液体流量表示器

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JP2001012977A
JP2001012977A JP11183542A JP18354299A JP2001012977A JP 2001012977 A JP2001012977 A JP 2001012977A JP 11183542 A JP11183542 A JP 11183542A JP 18354299 A JP18354299 A JP 18354299A JP 2001012977 A JP2001012977 A JP 2001012977A
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JP
Japan
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flow rate
peripheral surface
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rate indicator
inner peripheral
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Pending
Application number
JP11183542A
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English (en)
Inventor
Masamichi Otani
雅道 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO BENSEN KK
Original Assignee
TAIYO BENSEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体配管に介装する液体流量表示器のメンテ
ナンスの手間を軽減する。 【解決手段】 透明な円筒本体1の両端開口に流体配管
Pに介装するための継手3a,3bを取着し、前記円筒
本体1内には弾性部材21により常に上流側へ付勢され
かつ流量が増加すると弾性部材21の弾性力に抗し円筒
本体1の軸線に沿って往復動する流量表示体17を配設
し、該流量表示体17の外周端縁は、円筒本体1の内周
面と近接しかつ前記外周端縁に流量表示体17の往復動
作に伴い円筒本体1の内周面に摺接しその内周面を掃除
するための掃除部材20を周設した構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば室内の冷暖
房用配管や合成樹脂の射出成形型の冷却水配管などの管
路に介装される液体流量表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種液体流量表示器は例えば室
内の冷暖房用配管に介装され、この流体配管内の流体の
流量を外部から視認できるようにしており、図6に示さ
れる構成からなっている。すなわち、100は透明で下
流側に向って広がるテーパ筒本体であり、その両端に流
体配管Pに介装して接続するための継手101,101
が螺装されている。また、前記テーパ筒本体100の中
心軸線に沿って配設された支軸102にスプリング10
3によって常に上流側へ付勢される流量表示体104が
摺動可能に嵌装されている。
【0003】そして、流体が流れてないときは、スプリ
ング103の付勢により流量表示体104が上流側に位
置し、流量表示体104の外周面に周設された環状鍔片
105がテーパ筒本体100の内周面に接しており、流
体が流れることによって、スプリング103の付勢に抗
して流量表示体104が下流側へ摺動する。これによ
り、前記環状鍔片105とテーパ筒本体100の内周面
との間に環状の隙間Sが生じ、この隙間Sを介して流体
が下流側へ流れることとなり、外部からテーパ筒本体1
00を介して流量表示体104の位置を視認することに
よりその流量が解るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の液
体流量表示器Bは、筒本体をテーパ状とし、該テーパ筒
本体100の内周面と流量表示体104の環状鍔片10
5の外周面との間に生ずる隙間Sに流体を通させること
によって流量を調節し、その流量表示体104の位置を
視認して流量が解るようにしているために、前記隙間S
には該隙間Sの断面積に影響を与えたり、流体の流れを
阻害するような障害物を設けない方が良い。
【0005】ところが、液体流量表示器Bを長く使用し
ていると、前記テーパ筒本体100の内周面には鉄錆な
どの水垢や藻などが付着し、これによって流量表示体1
04が隠され、その位置が視認しにくくなり、正確な流
量が解りずらいといった課題が有った。このため、半年
に一度位の周期で流体配管Pから前記流量表示器Bを取
り外し掃除をしていたが、流体配管P内の水を一担抜き
取り、更には液体流量表示器Bを分解して掃除するな
ど、極めて面倒な作業を強いられ、メンテナンスに苦慮
しているのが現状であった。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、流量表示体の往復動作に伴い水垢や藻な
どを自動的に取り除くことができるようにし、メンテナ
ンスの回数を少なくして面倒な作業の軽減を図ることが
できるようにした液体流量表示器を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る液体流量表示器は、透明な円筒本体の
両端開口に流体配管に介装するための継手を取着し、前
記円筒本体内には弾性部材により常に上流側へ付勢され
かつ流量が増加すると弾性部材の弾性力に抗し円筒本体
の軸線に沿って往復動する流量表示体を配設し、該流量
表示体の外周端縁は円筒本体の内周面と近接し、かつ前
記外周端縁に流量表示体の往復動作に伴い円筒本体の内
周面に摺接しその内周面を掃除するための掃除部材を周
設した構成よりなる。掃除部材とは例えばブラシが有
る。
【0008】そこで、流体が流れると、その圧力により
流量表示体が弾性部材の弾発力に抗して摺動し、これに
伴い円筒本体の内周面が自動的に掃除されることとな
り、該円筒本体の内周面の水垢や藻などを取り除く。こ
れにより、メンテナンスの回数を少なくでき、面倒な作
業の軽減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る液体流量表示
器の実施の形態を図面と共に説明する。図1は液体流量
表示器の外観斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同側
面断面図である。図において、1は透明で均一径をなし
視認部として形成される合成樹脂製の円筒本体であり、
該円筒本体1の両端外周面には螺子溝2a,2bが刻設
されている。3a,3bは、円筒本体1の両端に螺着さ
れ、例えば後記する室内の冷暖房用の液体配管Pに介装
するための継手である。
【0010】上流側の継手3aは、隔壁4aを介して太
径管部5aと細径管部6aとが一体に設けられている。
太径管部5aの内周面に前記円筒本体1の一方の螺子溝
2aと螺合する螺子溝7aが刻設され、細径管部6aの
内周面に流体配管Pに接続するための螺子溝8aが刻設
されている。前記隔壁4aには円形の流入口9が開設さ
れ、該流入口9の太径管部5a側に大径の段差部10が
設けられている。11は、継手3aを円筒本体1に螺着
したとき円筒本体1の一方の端面を封止するゴムパッキ
ンである。
【0011】一方、下流側の継手3bも、隔壁4bを介
して太径管部5bと細径管部6bとが一体に設けられて
おり、太径管部5bの内周面に前記円筒本体1の他方の
螺子溝2bと螺合する螺子溝7bが刻設され、細径管部
6bの内周面に同じく流体配管Pに接続するための螺子
溝8bが刻設されている。また、隔壁4bの内面に前記
段差部10と対向位置して同径を有する円形の凹窪部1
2が設けられ、その外周面に図4に示すように弧状の流
出口13が開設されている。こちら側もゴムパッキン1
1が同様にして使用される。
【0012】14は流量検知部をなす金属製の支持筒体
であり、該支持筒体14は両端が開放され、前後両端を
前記段差部10と凹窪部12にそれぞれ嵌着して前記円
筒本体1内に同軸状に配設される。また、該支持筒体1
4には下流端から中心軸線と平行に所要の長さにわたり
切欠溝15が等間隔に複数条(図では3条)設けられて
いる。該支持筒体14の外周面には目盛り16が表示さ
れている。
【0013】17は、流量配管P内、すなわち円筒本体
1内を流れる流体の流量を視認するための流量表示体で
あり、前記支持筒体14に嵌挿される。すなわち、図5
に示すように該流量表示体17は、円筒本体1の内径よ
り少し小さい外径を有する環状外枠18aと、支持筒体
14内に配置され、その内径より僅かに小さい外径を有
して支持筒体14の断面をほぼ塞ぐ円板部18bと、環
状外枠18aと円板部18bとの間に架設され、前記切
欠溝15内に挿通される差渡部18cとからなる。ま
た、前記環状外枠18aと円板部18bとの間に差渡部
18cに区切られて流体が通過する複数の弧状の通孔1
9が同心円状に設けられている。
【0014】そして、前記環状外枠18aの外周面に、
先端が円筒本体1の内周面に接触するように無数に植え
られた毛からなる掃除部材としてのブラシ20が周設さ
れている。流量表示体17と前記凹窪部12との間に
は、支持筒体14に内装され常に流量表示体17を上流
側へ付勢する所定のバネ定数を有した弾性部材としての
コイルばね21が介在されており、これにより流量表示
体17は、図3実線に示すように流体が流れていない時
は、上流側であって各差渡部18cが各切欠溝15の奥
端部に当接して停止している。なお、掃除部材はブラシ
20に限らず、スポンジ層のようなものであっても良
い。
【0015】本発明に係る液体流量表示器Aは上記構成
よりなり、図3に示すように流体配管Pに介装される。
そして、上流側から流入口9を介して流入した流体(例
えば、水)は支持筒体14内に入る。このとき、流体は
円板部18bを押しコイルばね21の弾発力に抗して流
量表示体17を支持筒体14に沿って図3鎖線に示す位
置に摺動させる。同時に、支持筒体14内の流体は各切
欠溝15から支持筒体14の外側に出て各通孔19を介
して流量表示体17の裏側へ抜け、各流出口13を介し
て液体流量表示器Aから下流側の流体配管Pへ流出す
る。この際、ブラシ20が円筒本体1の内周面に摺接す
る。
【0016】また、流体配管P内の流体の流れが止まる
と、流体流量表示器Aはコイルばね21の弾性により上
流側へ押され、ブラシ20が円筒本体1の内周面を再び
摺接する。このように、流量表示体17の往復動作に伴
いブラシ20が繰り返し円筒本体1の内周面に摺接して
自動的に掃除するので、円筒本体1の内周面に付着する
水垢や藻が取り除かれ、流体流量表示器Aの位置を円筒
本体1の外部から常に正確に視認できる。
【0017】なお、流量表示体17における円板部18
bの外径寸法は、支持筒体14の内径より僅かに小さ
く、この隙間部分から流体の流出をできる限り少なくし
かつ流量表示体17が支持筒体14に沿って滑らかに摺
動できる寸法にしておくことが好ましい。また、前記上
流側の継手3aの流入口9の断面積H1、支持筒体14
の各切欠溝15の断面積の総和H2、流量表示体17の
各通孔19の断面積の総和H3及び下流側の継手3bの
各流出口13の断面積の総和H4は、H1<H2<H3
<H4なる条件を満たすように設定される。
【0018】このように本発明に係る液体流量表示器A
は、流量表示体17の移動量は液体流入量と支持筒体1
4の各切欠溝15の断面積によってのみ決定される。従
って、円筒本体1の内周面と流量表示体17の外周面と
の間にブラシ20などを介在させても上記した各部位に
おける断面積の関係が保たれる限り流量表示に何らの影
響が及ぶことはなく、液体の流量を正確に表示すること
ができる。そして、流量表示体17の外周面に設けたブ
ラシ20が流量表示体17の摺動に伴い円筒本体1の内
周面に摺接することによって円筒本体1の内周面を払拭
して水垢や藻類などを掃除するので、常に流量表示体1
7の位置を明瞭に視認することができる。
【0019】
【発明の効果】以上、述べたように本発明に係る液体流
量表示器は、流入した液体の流量に応じて往復動する流
量表示体と共に該流量表示体の外周面に設けたブラシが
円筒本体の内周面に摺接して該円筒本体の内周面を自動
的に掃除することになるので、円筒本体の内周面に水垢
や藻類などが付着することはなく、常に流量表示体の位
置を明瞭に視認することがでる。これにより、液体流量
表示器を液体配管から頻繁に取り外して清掃するといっ
た煩わしいメンテナンスの手間を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体流量表示器の斜視図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】同側面断面図。
【図4】図3のX−X線断面図。
【図5】図3のY−Y線断面図。
【図6】従来の液体流量表示器の側面断面図。
【符号の説明】
1 円筒本体 3a,3b 継手 17 流量表示体 20 掃除部材(ブラシ) 21 弾性部材(コイルばね) A 流体流量表示器 P 流体配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な円筒本体の両端開口に流体配管に
    介装するための継手を取着し、前記円筒本体内には弾性
    部材により常に上流側へ付勢されかつ流量が増加すると
    弾性部材の弾性力に抗し円筒本体の軸線に沿って往復動
    する流量表示体を配設し、該流量表示体の外周端縁は円
    筒本体の内周面と近接し、かつ前記外周端縁に、流量表
    示体の往復動作に伴い円筒本体の内周面に摺接しその内
    周面を掃除するための掃除部材を周設したことを特徴と
    する液体流量表示器。
JP11183542A 1999-06-29 1999-06-29 液体流量表示器 Pending JP2001012977A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106632A1 (ja) * 2005-04-04 2006-10-12 Koganei Corporation 流体の流れ方向表示装置
JP2011033133A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Toyo Keiki Co Ltd 流量調整器
JP2012078223A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Disco Abrasive Syst Ltd 流量検出ユニット

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