JP2001012814A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2001012814A
JP2001012814A JP11180961A JP18096199A JP2001012814A JP 2001012814 A JP2001012814 A JP 2001012814A JP 11180961 A JP11180961 A JP 11180961A JP 18096199 A JP18096199 A JP 18096199A JP 2001012814 A JP2001012814 A JP 2001012814A
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temperature
refrigerator
cooling device
liquid reservoir
refrigerant
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JP11180961A
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Hideo Mita
英夫 三田
Hideo Misawa
秀雄 三澤
Takashi Mitsumoto
隆 三ツ本
Toshiyuki Amano
俊之 天野
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Mitsubishi Electric Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 四季の大気温度の変動に拘わらず、冷媒容器
内の冷媒液温度を所定の温度幅内に収め、冷媒容器の圧
力の変動を抑制し、冷媒の補給を不要にすること。 【解決手段】 超電導磁石等の被冷却体107あるいは
該被冷却体を収納している容器112の周りを覆ってい
るシールド板103を冷却する冷却装置50において、
前記シールド板103を冷却する冷媒が収容され、冷凍
機51の低温部で構成される前記冷媒の凝縮器52が設
けられた液溜め53内のガスの状態に応じて前記冷凍機
51の回転数を制御する冷却装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導磁石等の被
冷却体あるいは該被冷却体を収納している容器の周りを
覆っているシールド板を冷却する冷却装置に関するもの
であって、この様な超電導磁石装置は、磁気浮上車両あ
るいは、MRI等に利用することが出来る。
【0002】
【従来の技術】超電導磁石等の被冷却体は、超電導状態
を維持するため、液体ヘリウムの入った容器に収納さ
れ、約4.5Kに冷却される。この容器は真空断熱され
ているが、幅射や伝導によって外部から熱が侵入する。
この侵入熱を小さくするために、この容器の周りを約8
0Kに冷却したシールド板で覆っている。
【0003】上述したシールド板を冷却する冷却装置と
して、クライオスタット輻射シールド板の冷却装置(特
開平3−17057)が開示されている。上記冷却装置
について、図5に基づき説明する。冷媒供給装置50の
冷媒容器53内の液体窒素等の冷媒液54は、ポンプ5
5によって昇圧され、導管58を通ってクライオスタッ
ト100内の導管101に流入すると、真空槽105か
らシールド板103に侵入する輻射熱と支持材106を
伝わって導入する伝導熱を吸熱し、自らは蒸発すること
によって、シールド板103の温度をほぼ冷凍液54の
温度近くに保つ。
【0004】この結果、液体ヘリウム等の冷媒104が
充填してある容器112には、直接、真空槽105から
熱が侵入しないようになる。導管102を通って凝縮器
52に流入した冷媒蒸気は、冷凍機51で冷却され液体
となって、冷媒容器53に再びもどる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷却装置
は、周囲の大気温度が高くなると真空槽105からシー
ルド板103に輻射熱および伝導熱として侵入する熱が
増大するので、真空槽105の温度はほぼ大気温に等し
く、輻射熱は真空槽の温度の4乗とシールド板の温度の
4乗の差に比例し、伝導熱は真空槽の温度とシールド板
の温度の差に比例するので、大気の温度が高くなるとシ
ールド板103に侵入する熱(輻射熱と伝導熱)が増大
するという問題があった。
【0006】一方、冷凍機の所定の温度における冷凍能
力は、カルノー効率からも明らかなように、冬場では大
きく、夏場では小さい。このため、シールド以下の所定
温度において、冬季、冷凍機51の冷凍能力とシールド
板103で蒸発した冷媒蒸気を再液化するために要する
冷却量とがバランスしていても、夏季になると冷凍機5
1の所定温度における冷凍能力は低下し、一方、冷媒蒸
気を再液化するのに要する冷却量は増大するので、シー
ルド板103で蒸発した冷媒蒸気を完全には再液化でき
なくなるという問題があった。
【0007】このため、冷媒容器53の圧力がどんどん
上昇し、冷媒容器53より冷媒蒸気を大気に放出しなけ
ればならなくなり、液体窒素等の冷媒液が減少し、冷媒
液の補給が必要になる。また、冷媒容器53の圧力が上
昇するため、冷媒の平衡温度が上昇し、シールド板10
3の温度も上昇するので、シールド板から支持材108
を通って超電導磁石107を収納している容器112に
侵入する伝導熱も増大するといった悪循環が生じる。
【0008】そこで本発明者は、超電導磁石等の被冷却
体あるいは該被冷却体を収納している容器の周りを覆っ
ているシールド板を冷却する冷却装置において、前記シ
ールド板を冷却する冷媒が収容され、冷凍機の低温部で
構成される前記冷媒の凝縮部が設けられた液溜め内のガ
スの状態に応じて冷凍機の回転数を制御するという本発
明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、
四季の大気温度の変動に拘わらず、冷媒容器内の冷媒液
温度を所定の温度幅内に収め、冷媒容器の圧力の変動を
抑制し、冷媒の補給を不要にするという目的を達成する
本発明に到達した。
【0009】すなわち本発明は、超電導磁石等の被冷却
体あるいは該被冷却体を収納している容器の周りを覆っ
ているシールド板を冷却する冷却装置で、液体窒素等の
冷媒を介してシールド板を冷凍機で冷却する際、四季の
大気温度の変動によるシールド板の熱負荷の変動に拘わ
らず、冷媒容器内の液体窒素等の冷媒液温度を所定の温
度幅内に収め、冷媒容器の圧力が異常に上昇、降下しな
いようにし、冷媒を補給しなくても良いようにすること
を技術課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の冷却装置は、超電導磁石等の被冷却体あ
るいは該被冷却体を収納している容器の周りを覆ってい
るシールド板を冷却する冷却装置において、前記シール
ド板を冷却する冷媒が収容され、冷凍機の低温部で構成
される前記冷媒の凝縮部が設けられた液溜め内のガスの
状態に応じて冷凍機の回転数を制御するものである。
【0011】本発明(請求項2に記載の第2発明)の冷
却装置は、前記第1発明において、前記液溜め内のガス
の圧力を検出する圧力センサーを備え、検出された前記
液溜め内のガスの圧力に応じて冷凍機の回転数を制御す
るものである。
【0012】本発明(請求項3に記載の第3発明)の冷
却装置は、前記第2発明において、前記液溜め内のガス
の温度を検出するガス温度センサーを備え、検出された
前記液溜め内のガスの温度に応じて冷凍機の回転数を制
御するものである。
【0013】本発明(請求項4に記載の第4発明)の冷
却装置は、前記第3発明において、前記シールド板の温
度を検出するシールド板温度センサーを備え、検出され
た前記シールド板の温度に応じて冷凍機の回転数を制御
するものである。
【0014】本発明(請求項5に記載の第5発明)の冷
却装置は、前記第4発明において、前記液溜め内の液温
度を検出する液温度センサーを備え、検出された前記液
溜め内の液温度に応じて冷凍機の回転数を制御するもの
である。
【0015】本発明(請求項6に記載の第6発明)の冷
却装置は、前記第5発明において、前記冷凍機の凝縮部
の温度を検出する凝縮部温度センサーを備え、検出され
た前記冷凍機の凝縮部の温度に応じて冷凍機の回転数を
制御するものである。
【0016】本発明(請求項7に記載の第7発明)の冷
却装置は、前記第6発明において、前記容器を収容する
真空槽の温度を検出する真空槽温度センサーを備え、検
出された前記真空槽の温度に応じて冷凍機の回転数を制
御するものである。
【0017】本発明(請求項8に記載の第8発明)の冷
却装置は、前記第7発明において、前記真空槽の周囲の
大気温度を検出する大気温度センサーを備え、検出され
た前記真空槽の周囲の大気温度に応じて冷凍機の回転数
を制御するものである。
【0018】本発明(請求項9に記載の第9発明)の冷
却装置は、被冷却体または被冷却体を収納した容器と、
該被冷却体または該容器を覆うシールド板と、該シール
ド板を冷却する冷媒が流れる配管と、該被冷却体または
該容器、該シールド板、該配管を収納する真空槽から構
成されるクライオスタットと、該冷媒が入っている液溜
めと、該液溜めより冷媒を送り出すためのポンプと、該
ポンプから送られる冷媒が流れる配管と、前記液溜め、
前記ポンプ、前記配管を収納する真空槽から構成される
シールド板冷却装置と、前記クライオスタットと前記シ
ールド板冷却装置を結ぶ配管からなる低温装置におい
て、前記液溜めに冷凍機の低温部で構成される該冷媒の
凝縮部を設け、前記液溜めの圧力、前記液溜めの液温
度、前記液溜めのガス温度、前記液溜めの壁温、前記配
管の温度、前記シールド板の温度、前記冷凍機の凝縮部
の温度、前記真空槽の温度、前記真空槽周囲の大気温度
の内、少なくとも一つのセンサ出力を検知し、検知され
たセンサ出力に応じて前記冷凍機の回転数を制御するも
のである。
【0019】本発明(請求項10に記載の第10発明)
の冷却装置は、前記第9発明において、前記液溜めと前
記冷凍機の凝縮部とを伸縮部材で結合したものである。
【0020】本発明(請求項11に記載の第11発明)
の冷却装置は、前記第9発明において、前記液溜めに前
記冷凍機の低温部で構成される前記冷媒の凝縮部を設
け、前記冷凍機の常温部と前記真空槽との間を伸縮部材
で結合したものである。
【0021】本発明(請求項12に記載の第12発明)
の冷却装置は、前記第9発明において、前記冷凍機を蓄
冷型冷凍機とし、前記冷凍機の蓄冷器の低温部と膨張部
の低温部の両方に凝縮部を設けたものである。
【0022】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
冷却装置は、前記シールド板を冷却する冷媒が収容さ
れ、冷凍機の低温部で構成される前記冷媒の凝縮部が設
けられた前記液溜め内のガスの状態に応じて冷凍機の回
転数を制御するので、四季の大気温度の変動に拘わら
ず、冷媒容器内の冷媒液温度を所定の温度幅内に収め、
冷媒容器の圧力の変動を抑制し、冷媒の補給を不要にす
るという効果を奏する。
【0023】上記構成より成る第2発明の冷却装置は、
前記第1発明において、前記圧力センサーによって検出
された前記液溜め内のガスの圧力に応じて冷凍機の回転
数を制御するので、前記液溜め内のガスの圧力に応じた
冷凍能力の制御を可能にするという効果を奏する。
【0024】上記構成より成る第3発明の冷却装置は、
前記第2発明において、前記ガス温度センサーによって
検出された前記液溜め内のガスの温度に応じて冷凍機の
回転数を制御するので、前記液溜め内のガスの温度に応
じた冷凍能力の制御を可能にするという効果を奏する。
【0025】上記構成より成る第4発明の冷却装置は、
前記第3発明において、前記シールド板温度センサーに
よって検出された前記シールド板の温度に応じて冷凍機
の回転数を制御するので、直接的に検出した前記シール
ド板への熱負荷に応じた冷凍能力の制御を可能にすると
いう効果を奏する。
【0026】上記構成より成る第5発明の冷却装置は、
前記第4発明において、前記液温度センサーによって検
出された前記液溜め内の液温度に応じて冷凍機の回転数
を制御するので、前記液溜め内の液温度に応じた冷凍能
力の制御を可能にするという効果を奏する。
【0027】上記構成より成る第6発明の冷却装置は、
前記第5発明において、前記凝縮部温度センサーによっ
て検出された前記冷凍機の凝縮部の温度に応じて冷凍機
の回転数を制御するので、前記冷凍機の凝縮部の温度に
応じた冷凍能力の制御を可能にするという効果を奏す
る。
【0028】上記構成より成る第7発明の冷却装置は、
前記第6発明において、前記真空槽温度センサーによっ
て検出された前記真空槽の温度に応じて冷凍機の回転数
を制御するので、前記真空槽の温度に応じた冷凍能力の
制御を可能にするという効果を奏する。
【0029】上記構成より成る第8発明の冷却装置は、
前記第7発明において、前記大気温度センサーによって
検出された前記真空槽の周囲の大気温度に応じて冷凍機
の回転数を制御するので、前記真空槽の周囲の大気温度
に応じた冷凍能力の制御を可能にするという効果を奏す
る。
【0030】上記構成より成る第9発明の冷却装置は、
前記冷凍機の低温部で構成される該冷媒の凝縮部が設け
られた前記液溜めの圧力、前記液溜めの液温度、前記液
溜めのガス温度、前記液溜めの壁温、前記配管の温度、
前記シールド板の温度、前記冷凍機の凝縮部の温度、前
記真空槽の温度、前記真空槽周囲の大気温度の内、少な
くとも一つのセンサ出力を検知し、検知されたセンサ出
力に応じて前記冷凍機の回転数を制御するので、前記シ
ールド板への熱負荷に応じた冷凍能力の制御を可能にす
るため、四季の大気温度の変動に拘わらず、冷媒容器内
の冷媒液温度を所定の温度幅内に収め、冷媒容器の圧力
の変動を抑制し、冷媒の補給を不要にするという効果を
奏する。
【0031】上記構成より成る第10発明の冷却装置
は、前記第9発明において、前記液溜めと前記冷凍機の
凝縮部とを伸縮部材で結合したので、冷凍機の凝縮部と
常温部の間で生じる熱収縮による破損を回避することが
でき、安定して運転を続けることができるという効果を
奏する。
【0032】上記構成より成る第11発明の冷却装置
は、前記第9発明において、前記液溜めに前記冷凍機の
低温部で構成される前記冷媒の凝縮部を設け、前記冷凍
機の常温部と前記真空槽との間を伸縮部材で結合したの
で、冷凍機の凝縮部と常温部の間で生じる熱収縮による
破損を回避することができ、安定して運転を続けること
ができるという効果を奏する。
【0033】上記構成より成る第12発明の冷却装置
は、前記第9発明において、前記冷凍機を蓄冷型冷凍機
とし、前記冷凍機の蓄冷器の低温部と膨張部の低温部の
両方に凝縮部を設けたので、凝縮部の熱交換面積を増大
することができるので、液体窒素等の冷媒液の温度を所
定の温度幅内に制御することがより容易になるという効
果を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0035】(第1実施形態)本第1実施形態の冷却装
置は、図1に示されるように超電導磁石等の被冷却体1
07あるいは該被冷却体を収納している容器112の周
りを覆っているシールド板103を冷却する冷却装置5
0において、前記シールド板103を冷却する冷媒が収
容され、冷凍機51の低温部で構成される前記冷媒の凝
縮器52が設けられた液溜め53内のガスの状態に応じ
て前記冷凍機51の回転数を制御するものである。
【0036】本第1実施形態の冷却装置を適用する低温
装置は、被冷却体107または被冷却体を収納した容器
112と、該被冷却体107または該容器112を覆う
シールド板103と、該シールド板103を冷却する冷
媒が流れる配管101と、該被冷却体107または該容
器112、前記シールド板103、前記配管101を収
納する真空槽105から構成されるクライオスタット1
00と、該冷媒が入っている液溜め53と、該液溜め5
3より冷媒を送り出すためのポンプ55と、該ポンプ5
5から送られる冷媒が流れる配管58と、前記液溜め5
3、前記ポンプ55、前記配管58を収納する真空槽5
9から構成されるシールド板冷却装置50と、前記クラ
イオスタット100と前記シールド板冷却装置50を結
ぶ配管58からなる。
【0037】前記シールド板冷却装置50は、液体窒素
等の冷媒液54を貯留する前記液溜め53と、前記冷凍
機51と、前記ポンプ55と、前記配管58と、これら
を収納する前記真空槽59からなる。
【0038】前記冷凍機51の低温部には前記凝縮器5
2が設けられ、該凝縮器52は前記液溜め53内に気密
を保って係合される。また前記冷凍機51の常温部は同
様に前記真空槽59に気密を保って係合される。
【0039】前記冷凍機51は、例えばスターリング冷
凍機であり、インバータ61と該インバータ61を制御
する制御装置62により駆動される。
【0040】前記クライオスタット100は、超電導磁
石等の被冷却体107を収納した前記液体ヘリウム容器
112と該液体ヘリウム容器112を取り囲むように覆
ったシールド板103と、該シールド板103と熱的に
接触した配管101と、これらを収納する真空槽105
からなり、前記シールド板冷却装置50とは配管58と
配管102で結ばれる。
【0041】本第1実施形態においては、前記液溜め5
3の圧力を測定する圧力センサ201、該液溜め53の
液温を測定する液温度センサ202と、前記液溜め53
のガス温を測定するガス温度センサ203と、前記液溜
め53の壁温を測定する壁温度センサ204と、前記配
管58と配管101と配管102の温度を測定する配管
温度センサ205と、前記シールド板103の温度を測
定するシールド板温度センサ206と、前記冷凍機51
の前記凝縮器52の温度を測定する凝縮器温度センサ2
07と、前記真空槽105または該真空槽59の壁温を
測定する真空槽温度センサ208と、前記真空槽の周囲
の大気温度を測定する大気温度センサ209の内、必要
な複数のセンサが設置され、その信号は制御装置62の
制御に使用される。
【0042】本第1実施形態においては、前記真空槽1
00,50の外気温度が変化すると、前記真空槽10
0,50の温度が変化し、前記シールド板103および
前記液溜め53の熱負荷が変化し、前記液溜め53およ
び冷凍機51内のガスの状態が変化する。
【0043】すなわち上記ガスの状態が変化すると、シ
ールド板103の出口温度変化(前記配管温度センサ2
05によって検出)および前記冷凍機51の凝縮部52
の温度変化(凝縮器温度センサ207によって検出)が
同時に変化するとともに、前記液溜め53内の圧力が上
昇(圧力センサ201によって検出)すると、前記液溜
め53内のガス温度が上昇(ガス温度センサ203によ
って検出)し、前記液溜め53内の液温度が上昇(液温
度センサ202によって検出)し、前記液溜め53の壁
温度が上昇(壁温度センサ204によって検出)する。
【0044】したがって図8の冷凍機の制御フローに示
されるようにステップ101において前記液溜め53内
のガスの状態を判定し、前記液溜め53内のガス温度が
上昇すると、ステップ102において、前記冷凍機51
の回転数を増加させる。
【0045】前記液溜め53内のガス温度が下降する
と、ステップ103において、前記冷凍機51の回転数
を減少させる。
【0046】前記液溜め53内のガス温度の変化が無い
時は、ステップ104において、前記冷凍機51の回転
を停止させる。
【0047】上記構成の第1実施形態の冷却装置におい
て、前記シールド板冷却装置50の前記液溜め53内の
液体窒素等の冷却液54は、前記ポンプ55によって昇
圧され、前記配管58を通って前記クライオスタット1
00内の前記配管101に流入すると、前記真空槽10
5から前記シールド板103に侵入する輻射熱と支持材
106を伝わって侵入する伝導熱を吸熱し、自らは蒸発
することによって、前記シールド板103の温度をほぼ
冷媒液54の温度近くに保つ。
【0048】この結果、液体ヘリウム等の冷媒104が
充填してある容器112には、直接、前記真空槽105
から熱が侵入しないようになる。前記配管102を通っ
て前記凝縮器52に流入した冷媒蒸気は、前記冷凍機5
1で冷却され液体となって、該液溜め53に再びもど
る。
【0049】さて、外気温が高くなると、前記シールド
板103へ熱侵入量が増大し、液体窒素等の冷媒54の
蒸発量が増える。一方、冷凍機の特性として、凝縮部の
温度が高くなると冷凍能力が増えるので、蒸発量に見合
う冷凍能力を発揮するために自動的に凝縮温度が上昇す
る。これに伴い前記液溜め53内の平衡圧力も上昇し、
前記液溜めに溜まっている冷媒53の温度、更にシール
ド板103の温度も上昇する。
【0050】すなわち、外気温の上昇によるシールド板
負荷の上昇は、該液溜め53の圧力を測定する圧力セン
サ201と、前記液溜め53の液温を測定する液温度セ
ンサ202と、前記液溜め53のガス温を測定するガス
温度センサ203と、前記液溜め52の壁温を測定する
壁温度センサ204と、前記配管58とクライオスタッ
ト100内の前記配管101と前記配管102の温度を
測定する配管温度センサ205と、前記シールド板10
3の温度を測定するシールド板温度センサ206と、前
記冷凍機51の凝縮器52の温度を測定する凝縮器温度
センサ207と、前記真空槽105または該真空槽59
の壁温を測定する真空槽温度センサ208と、前記真空
槽の周囲の大気温度を測定する大気温度センサ209等
の各センサの出力の変化をもたらす。
【0051】従って、上記複数のセンサの少なくとも一
つのセンサが、出力を検知していれば、前記シールド板
103への熱負荷の増減が判定でき、この判定結果を基
に冷凍機制御装置62を制御し、冷凍能力を増減させる
ことが出来るので、該冷媒54の凝縮温度を所定温度に
保つことができるものである。
【0052】すなわち本第1実施形態の冷却装置は、四
季の大気温度の変動に拘わらず前記シールド板103へ
の熱負荷の増減に応じて冷凍能力を制御して前記冷媒5
4の凝縮温度を所定温度に保つため、液体窒素等の冷媒
液の温度を所定の温度幅内に収め、冷媒容器の圧力が異
常に上昇、降下しないようにすることが可能になり、冷
媒を補給しなくても良いようにすることができるという
効果を奏する。
【0053】(第1実施形態の第1変形例)本第1実施
形態の第1変形例の冷却装置は、図2に示されるように
前記凝縮部52と前記液溜め53との間を伸縮部材63
で気密に係合する点が第1実施形態との相違点であり、
以下相違点を中心に説明する。同一部分については同一
符号を用いて説明を省略する。
【0054】前記伸縮部材63は、伸縮自在であって気
密に区画形成するベローズによって構成され、前記液溜
め53のケーシングと前記冷凍機51の凝縮器52との
接続部に配設され、前記凝縮部52と前記真空槽59と
の内部とを区画する。
【0055】本第1実施形態の第1変形例の冷却装置
は、上記構成によって、低温時の熱収縮を該伸縮部材6
3で吸収し、前記液溜め53のケーシングと前記冷凍機
51の凝縮器52との接続部に過大な応力が発生するの
を押え、装置の破損を防止することが出来るという効果
を奏する。
【0056】(第1実施形態の第2変形例)本第1実施
形態の第2変形例の冷却装置は、図3に示されるように
前記冷凍機51の常温部と前記真空槽59との間を伸縮
部材64で結合する点が第1実施形態との相違点であ
り、以下相違点を中心に説明する。同一部分については
同一符号を用いて説明を省略する。
【0057】前記伸縮部材63は、伸縮自在であって気
密に区画形成するベローズによって構成され、前記真空
槽59のケーシングと前記冷凍機51の常温部の接続部
に配設され、前記真空槽59の内部と外部とを区画す
る。
【0058】本第1実施形態の第2変形例の冷却装置
は、上記構成によって、低温時の熱収縮を該伸縮部材6
4で吸収し、前記真空槽59のケーシングと前記冷凍機
51の常温部の接続部に過大な応力が発生するのを押
え、装置の破損を防止することが出来るという効果を奏
する。
【0059】(第1実施形態の第3変形例)本第1実施
形態の第3変形例の冷却装置は、図4に示されるように
液溜め53に設けられる冷凍機51を蓄冷型冷凍機と
し、該冷凍機51の蓄冷器の低温部と膨張部の両方に凝
縮部52を設けた点が第1実施形態との相違点であり、
以下相違点を中心に説明する。同一部分については同一
符号を用いて説明を省略する。
【0060】前記冷凍機51の蓄冷器の前記低温部と膨
張部の両方に形成された前記凝縮部52と前記液溜め5
3のケーシングとの接続部に伸縮自在であって気密に区
画形成するベローズによって構成された伸縮部材63が
配設され、前記凝縮部52と前記真空槽59との内部と
を区画する。
【0061】本第1実施形態の第3変形例の冷却装置
は、上記構成によって、前記冷凍機51の蓄冷器の前記
低温部と膨張部の両方に前記凝縮部52が形成されてい
るため、前記凝縮部52の熱交換面積を増大することが
できるので、液体窒素等の冷媒液の温度を所定の温度幅
内に制御することがより容易になるという効果を奏す
る。
【0062】また本第1実施形態の第3変形例の冷却装
置は、低温時の熱収縮を該伸縮部材63で吸収し、前記
液溜め53のケーシングと前記冷凍機51の凝縮器52
との接続部に過大な応力が発生するのを押え、装置の破
損を防止することが出来るという効果を奏する。
【0063】(第2実施形態)本第2実施形態の冷却装
置は、図5に示されるようにシールド板冷却装置50か
ら冷凍機51および凝縮器52を分離独立させた点が相
違点であり、以下相違点を中心に説明する。同一部分に
ついては同一符号を用いて説明を省略する。
【0064】シールド板冷却装置50から分離独立され
た前記冷凍機51および前記凝縮器52は、配管109
で接続される。
【0065】前記凝縮器52は、真空槽65によって包
囲される。前記配管102の温度を測定する配管温度セ
ンサ205と、前記冷凍機51の凝縮器52の温度を測
定する凝縮器温度センサ207とが前記真空槽65内に
配設される。
【0066】本第2実施形態の冷却装置は、構成要素の
配置を変更するものであって、基本構成は同様であるの
で、第1実施形態と同様の作用および効果を奏する。
【0067】(第3実施形態)本第3実施形態の冷却装
置は、図6に示されるようにクライオスタット100が
超電導磁石107等の被冷却体を収納した容器112
と、該容器112を覆うシールド板103と、該シール
ド板103を冷却する冷媒が流れる配管101と、該容
器112の上方に位置し、該シールド板103を冷却す
る冷媒54を溜めた液溜め53と、該液溜め53に気密
を保って契合される冷凍機51と、該冷凍機51の低温
部からなる凝縮器52と、前記液溜め53と前記配管1
01を結ぶ配管58と配管102と、これらを収納する
真空槽105から構成される。
【0068】前記冷凍機51は、例えばスターリング冷
凍機であり、インバータ61と該インバータ61を制御
する制御装置62により駆動される。
【0069】更には前記液溜め53の圧力を測定する圧
力センサ201と、前記液溜め53の液温を測定する液
温度センサ202と、前記液溜め53のガス温を測定す
るガス温度センサ203と、前記液溜め53の壁温を測
定する壁温度センサ204と、配管58と配管101と
配管102の温度を測定する配管温度センサ205と、
前記シールド板103の温度を測定するシールド板温度
センサ206と、前記冷凍機51の凝縮部52の温度を
測定する凝縮部温度センサ207と、前記真空槽105
の壁温を測定する真空槽温度センサ208と、前記真空
槽の周囲の大気温度を測定する大気温度センサ209の
内、必要な複数のセンサが配置され、その信号は制御装
置62の制御に使用される。
【0070】上記構成より成る第3実施形態において
は、前記液溜め53の冷媒54は重力により前記配管5
8を通って前記シールド板103を冷却する配管101
に流れ込み、真空槽105からシールド板103に侵入
する輻射熱と支持材106を伝わって侵入する伝導熱を
吸熱し、自らは蒸発することによって、シールド板10
3の温度をほぼ冷媒液54の温度近くに保つ。
【0071】この結果、液体ヘリウム等の冷媒104が
充填してある容器112には、直接、真空槽105から
熱が侵入しないようになる。配管102を通って凝縮器
52に流入した冷媒蒸気は、前記冷凍機51で冷却され
液体となって、前記液溜め53に再びもどる。
【0072】本第3実施形態の冷却装置は、前記第1実
施形態と同様の作用および効果を奏するとともに、前記
冷媒液54を重力を利用して自然落下させて用いるため
冷媒液54を供給するためのポンプを不要にするため、
制御をシンプルにして、コストダウンを可能にするとい
う効果を奏する。
【0073】(第3実施形態の変形例)本第3実施形態
の変形例の冷却装置は、図7に示されるように冷凍機5
1をクライオスタット100から分離して、該冷凍機5
1の低温部からなる凝縮器52を液溜め53より上方に
なるように配置し、該凝縮器52と該液溜め53を配管
66と配管67で結んだ点が相違点であり、以下相違点
を中心に説明し、同一部分には同一符号を用いて説明を
省略する。
【0074】本変形例によれば、前記シールド板103
を冷却した冷媒ガスは配管102を通って前記液溜め5
3にもどる。該液溜め内の冷媒ガスは前記配管66を通
って該凝縮器52に流入し、液化した冷媒は前記配管6
7を通って前記液溜め53に戻る。
【0075】本変形例は、上述した前記第1実施例と同
様の作用および効果を奏するとともに、前記第3実施形
態と同様に前記冷媒液54を重力を利用して自然落下さ
せて用いるため冷媒液54を供給するためのポンプを不
要にするため、制御をシンプルにして、コストダウンを
可能にするという効果を奏する。
【0076】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態装置を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の第1変形例装置を示す
断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の第2変形例装置を示す
断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態の第3変形例装置を示す
断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態装置および従来装置を示
す断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態装置を示す断面図であ
る。
【図7】本第3実施形態の変形例装置を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の各実施形態における冷凍機の回転数制
御フローをを示すチャート図である。
【符号の説明】
50 冷却装置 51 冷凍機 52 凝縮器 53 液溜め 103 シールド板 107 被冷却体 112 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三澤 秀雄 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 三ツ本 隆 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 天野 俊之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M114 AA02 AA31 BB01 BB04 CC03 CC13 CC16 CC18 DA02 DA07 DA09 DA10 DA12 DA32 DA45 DA47

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導磁石等の被冷却体あるいは該被冷
    却体を収納している容器の周りを覆っているシールド板
    を冷却する冷却装置において、 前記シールド板を冷却する冷媒が収容され、冷凍機の低
    温部で構成される前記冷媒の凝縮部が設けられた液溜め
    内のガスの状態に応じて冷凍機の回転数を制御すること
    を特徴とした冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記液溜め内のガスの圧力を検出する圧力センサーを備
    え、検出された前記液溜め内のガスの圧力に応じて冷凍
    機の回転数を制御することを特徴とした冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記液溜め内のガスの温度を検出するガス温度センサー
    を備え、検出された前記液溜め内のガスの温度に応じて
    冷凍機の回転数を制御することを特徴とした冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記シールド板の温度を検出するシールド板温度センサ
    ーを備え、検出された前記シールド板の温度に応じて冷
    凍機の回転数を制御することを特徴とした冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記液溜め内の液温度を検出する液温度センサーを備
    え、検出された前記液溜め内の液温度に応じて冷凍機の
    回転数を制御することを特徴とした冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記冷凍機の凝縮部の温度を検出する凝縮部温度センサ
    ーを備え、検出された前記冷凍機の凝縮部の温度に応じ
    て冷凍機の回転数を制御することを特徴とした冷却装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記容器を収容する真空槽の温度を検出する真空槽温度
    センサーを備え、検出された前記真空槽の温度に応じて
    冷凍機の回転数を制御することを特徴とした冷却装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記真空槽の周囲の大気温度を検出する大気温度センサ
    ーを備え、検出された前記真空槽の周囲の大気温度に応
    じて冷凍機の回転数を制御することを特徴とした冷却装
    置。
  9. 【請求項9】 被冷却体または被冷却体を収納した容器
    と、該被冷却体または該容器を覆うシールド板と、該シ
    ールド板を冷却する冷媒が流れる配管と、該被冷却体ま
    たは該容器、該シールド板、該配管を収納する真空槽か
    ら構成されるクライオスタットと、該冷媒が入っている
    液溜めと、該液溜めより冷媒を送り出すためのポンプ
    と、該ポンプから送られる冷媒が流れる配管と、前記液
    溜め、前記ポンプ、前記配管を収納する真空槽から構成
    されるシールド板冷却装置と、前記クライオスタットと
    前記シールド板冷却装置を結ぶ配管からなる低温装置に
    おいて、 前記液溜めに冷凍機の低温部で構成される該冷媒の凝縮
    部を設け、 前記液溜めの圧力、前記液溜めの液温度、前記液溜めの
    ガス温度、前記液溜めの壁温、前記配管の温度、前記シ
    ールド板の温度、前記冷凍機の凝縮部の温度、前記真空
    槽の温度、前記真空槽周囲の大気温度の内、少なくとも
    一つのセンサ出力を検知し、検知されたセンサ出力に応
    じて前記冷凍機の回転数を制御することを特徴とした冷
    却装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記液溜めと前記冷凍機の凝縮部とを伸縮部材で結合し
    たことを特徴とする冷却装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記液溜めに前記冷凍機の低温部で構成される前記冷媒
    の凝縮部を設け、前記冷凍機の常温部と前記真空槽との
    間を伸縮部材で結合したことを特徴とする冷却装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記冷凍機を蓄冷型冷凍機とし、前記冷凍機の蓄冷器の
    低温部と膨張部の低温部の両方に凝縮部を設けたことを
    特徴とする冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306060A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Hitachi Ltd 極低温格納容器冷却システム及びその運用方法
JP2010232613A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Railway Technical Res Inst 内部の温度異常を監視可能とする超電導磁石装置

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