JP2001012614A - 非接触式軸封装置 - Google Patents

非接触式軸封装置

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JP2001012614A
JP2001012614A JP11188941A JP18894199A JP2001012614A JP 2001012614 A JP2001012614 A JP 2001012614A JP 11188941 A JP11188941 A JP 11188941A JP 18894199 A JP18894199 A JP 18894199A JP 2001012614 A JP2001012614 A JP 2001012614A
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ring
seal ring
sealing
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Toshihiko Fuse
敏彦 布施
Satoshi Fujiwara
聡史 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造で安定した非接触軸封状態が維持
され、また、機内ガスに曝される領域の洗浄も容易な非
接触式軸封装置を提供する。 【解決手段】 シールリング21の外周側で機内空間を
シールするOリング22よりも機内側のシールリング2
1端部領域に、機外側のシールリング保持部21fより
も径方向外方に突出する密封端面形成部21eを設け、
この密封端面形成部21eの機内側端面に、外周縁がシ
ールリング保持部21fよりも径方向外方に位置するよ
うにシール面21sを形成する。このような構成によ
り、機内圧がシール面21sと密封端面形成部21eの
機外側端面とに相対向する方向に作用し、これによっ
て、機内圧が変動しても非接触軸封状態が安定して維持
される。しかも機内圧を閉方向に作用させる構造が簡単
であり、また、機内ガスに曝される領域の洗浄も容易に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタービン、
ブロワ、コンプレッサ、攪拌機、ロータリーバルブ等の
被軸封機器における回転軸とケーシングとの間の軸封に
用いられる非接触式軸封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような非接触式軸封装置の従来の
構成例について、図3(a)を参照して説明する。同図
において、51は被軸封機器の回転軸で、この回転軸5
1に回転環52が気密に外嵌されている。一方、被軸封
機器のハウジング53に、それぞれ回転軸51を囲う第
1シールケース54と第2シールケース55とが順次取
付けられ、第1シールケース54と回転軸51との間
に、シールリング56が軸方向に移動自在に配置されて
いる。このシールリング56と上記回転環52との相対
向面がそれぞれシール面56s・52sとして形成され
ている。
【0003】シールリング56の機外側(図において左
側)には、このシールリング56を回転環52側に向か
って押圧するスプリング57が配置されている。シール
リング56には、その外周面から上記シール面56sに
通ずる給気孔56aが形成されており、この給気孔56
aを通して、窒素ガスなどのバリアガスが上記シール面
56sに供給される。
【0004】なお、第1シールケース54に上記バリア
ガスを外部から導入するためのガス供給穴54aが形成
され、第1シールケース54とシールリング56との間
には、上記ガス供給穴54aを軸方向に挟んで両側に各
々Oリング58・59が介装されて、これらの間に、ガ
ス供給穴54aと給気孔56aとを相互に連通させるマ
ニホールド空間Cが形成されている。上記Oリング58
・59のうち、図において右側のOリング58によっ
て、機内空間Aがシールリング56の外周側でシールさ
れている。
【0005】このような構成において、シールリング5
6と回転環52の各シール面56s・52s間(以下、
シール面隙間という)にバリアガスが供給されると、こ
のバリアガスはシール面隙間から内周側および外周側に
向かって流出し、このような流れ状態でシール面隙間に
発生するガス圧が、シールリング56を開方向(図にお
いて左方向)に押動する力として作用する。これが、前
記スプリング57のバネ力と拮抗する位置でシールリン
グ56が保持され、したがって、シールリング56は回
転環52とは非接触状態になり、かつ、シール面56s
・52s間を満たすバリアガスによって機外への機内空
間Aの連通が遮断されて、軸封が達成される。
【0006】ところで、上記のような非接触式軸封装置
を備える被軸封機器では、通常、例えば機内に所定の雰
囲気ガスを導入し、所定のガス圧に保持した運転が行わ
れる。このとき、シールリング56には、さらに機内ガ
ス圧が軸方向押動力として作用する。そこで、このよう
な機内ガス圧の変動等によって非接触軸封状態の安定性
が損なわれないように、従来のシールリング56には、
このシールリング56が機内空間Aに露呈する前端(図
において右端)外周側の肩部から後端面に通ずる連通穴
60が、このシールリング56を軸方向に貫通する細孔
形状で形成されている。
【0007】そして、シールリング56の後方、すなわ
ち、スプリング57の配設領域に、前記マニホールド空
間Cの図において左側のOリング59と、シールリング
56の後端側内周に設けたOリング61とによって密閉
状にした後方空間Eが形成されている。この後方空間E
に機内ガスが連通穴60を通して流入することにより、
この後方空間F内が機内と同じ圧力状態になって、シー
ルリング56に機内ガス圧による前方への押動力が作用
するようになっている。
【0008】この構成では、同図(b)に示すように、
シールリング56のシール面56sに、機内ガス圧が後
方に押動する開力と、バリアガスの供給による開力とが
重畳された開力Foが作用する一方、シールリング56
の後端面に、スプリング57のバネ力Fc1と、後方空間
Eに流入した機内ガスが前方に押動する閉力Fc2とが作
用し、同図(c)に示すように、上記バネ力Fc1と機内
ガスによる閉力Fc2との合力が、開力Foとバランスす
る位置でシールリング56が保持される。そして、後方
空間Eでの機内ガス圧による閉力Fc2が、開力Foのう
ちの機内ガス圧による開力にほぼバランスするように形
成することにより、機内ガス圧が変動しても前記した非
接触軸封状態が安定して維持されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の非接触式軸封装置においては、シールリング5
6の後端側に機内ガス圧を作用させるために、シールリ
ング56を軸方向に貫通する連通穴60を形成し、さら
に、シールリング56の後端側内周にもOリング61を
介装して、シールリング56の後方に密閉された後方空
間Eを形成することが必要になっており、このため、全
体的な構造が複雑になるという問題を有している。
【0010】また、例えば薬品原料や食品原料を攪拌す
る攪拌機などに上記のような非接触式軸封装置を設けた
場合、攪拌操作を終了して原料を取り出した後、機内を
例えばスチームなどによって滅菌洗浄する必要がある
が、このとき、機内ガスが連通穴60を通して流入した
密閉状の後方空間E内の洗浄を容易には行えず、このた
め、攪拌時の雰囲気ガスがこの空間E内に残留し、さら
にこれに含まれる原料粉の腐敗が生じることにもなる。
このため、上記のような洗浄を必要とする機器には使用
できないという問題も有している。
【0011】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、簡素な構成で非接触軸封状
態を安定して維持することが可能であり、また、機内に
連通する領域の洗浄も容易な非接触式軸封装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の非接触
式軸封装置は、被軸封機器の回転軸に設けられた回転環
と、被軸封機器のハウジングに固定されたシールケース
と、このシールケースと回転軸との間で回転環に機外側
から軸方向に対向するように軸方向移動自在に配置され
たシールリングと、このシールリングとシールケースと
の間に介装されて機内空間をシールするシール部材と、
シールリングを回転環に向けて押圧する付勢手段とを備
え、シールリングに形成された給気孔を通してバリアガ
スをシールリングと回転環との相対面するシール面間に
供給してこれらシール面間で軸封するように形成される
非接触式軸封装置であって、上記シールリングに、この
シールリングをシールケースに保持させるべくシールケ
ースに内嵌されるシールリング保持部と、このシールリ
ング保持部よりも機内側端部領域でシールリング保持部
よりも径方向外方に突出する密封端面形成部とを設け、
シールリング保持部の外周面に上記シール部材を介装さ
せる一方、密封端面形成部の機内側端面に、上記シール
面をその外周縁がシールリング保持部よりも径方向外方
に位置するように形成していることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、機内圧は、密封端面形
成部の機内側端面に対してシールリングを機外側に押圧
する開力として作用し、同時に、密封端面形成部の機外
側端面に対してシールリングを機内側に押圧する閉力と
して作用する。そして上記では、シール面の外周縁がシ
ールリング保持部よりも径方向外方に位置するようにシ
ール面を形成しており、これによって、機内圧がシール
面に作用して生じる開力に抗する閉力を、密封端面形成
部の機外側端面において、シールリング保持部の外周面
とシール面の外周縁との各径方向位置に挟まれる領域に
生じさせることができる。
【0014】したがって、これらが互いにほぼバランス
するようにシールリング保持部外周面とシール面の外周
縁との径方向の位置関係を設定することで、シールリン
グは、機内圧の変動に影響されずに、シール面間に供給
されるバリアガスのガス圧による開力と、付勢手段によ
る閉力とがほぼ拮抗する位置で保持されるようになっ
て、非接触軸封状態が安定して維持される。
【0015】しかも上記構成では、機内圧を閉方向に作
用させるに当たり、シールリングを軸方向に貫通する連
通穴や、シールリングの機外側に密閉状の空間を形成す
る必要がないので、全体の構成を簡素なものとすること
ができる。また、例えば機内ガスは、機内側から密封端
面形成部を超えてシール部材によるシール位置までのシ
ールリング前端側の領域までしか侵入しないので、機内
ガス等に曝される領域の洗浄を行う場合でも、これを容
易に行うことができる。
【0016】請求項2の非接触式軸封装置は、上記シー
ルケースに、密封端面形成部の機外側端面とシールケー
スとの間の空間に洗浄用の流体を供給するための洗浄用
流体供給穴を形成していることを特徴としている。
【0017】この構成によれば、例えば密封端面形成部
の機外側端面とシールケースとの間の空間形状を小さく
して構成した場合、この空間領域の洗浄を機内側からは
行い難くなるが、上記では、シールケースに形成した洗
浄用流体供給穴を通して上記空間領域に洗浄用流体を供
給し得るので、この領域の洗浄も容易になり、また、こ
の領域を過大な空間形状とする必要がないので、全体を
よりコンパクトに構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図2に、本実施形
態に係る非接触式軸封装置1を示している。同図におい
て2は、例えば薬品等の製造に用いられる攪拌機などの
被軸封機器における回転軸である。3は、被軸封機器の
内部空間(以下、機内Aという)を囲うハウジングであ
る。
【0019】上記回転軸2には、ハウジング3の端面3
aとほぼ同一の軸方向位置から、大気側Bに延びるスリ
ーブ4が外嵌され固定されている。このスリーブ4に
は、機内A側の端部をやや径大にして端部鍔状部4aが
形成されている。この端部鍔状部4aに大気側Bから順
次隣接させて、径方向に広がるリング状の回転環5と、
薄肉円筒状のストッパリング6とがスリーブ4に外嵌さ
れている。
【0020】ストッパリング6は、大気側Bの端部領域
にスリーブ4の外周に螺合する螺着部6aを備え、この
ストッパリング6を機内A側に向けて締め込むことで、
上記回転環5における軸心側の端部領域がストッパリン
グ6の端面と端部鍔状部4aとの間に挟持されて、この
回転環5がスリーブ4に固定されている。なお、ストッ
パリング6よりも大気側Bにさらにスリンガー7が設け
られ、このスリンガー7は、ストッパリング6の端面に
当接させて止めネジ8によりスリーブ4に固定されてい
る。
【0021】一方、前記ハウジング3の端面3aに、こ
のハウジング3の開口3bの外周側を覆う取付フランジ
11が固定されている。この取付フランジ11には、回
転環5の外径よりも径大な中心貫通穴11aが形成され
ており、この取付フランジ11の内周側端面に、第1シ
ールケース12・第2シールケース13・第1軸受ハウ
ジング14・第2軸受ハウジング15が、締結ボルト1
6をこれら12〜15に貫通させて取付フランジ11に
螺着させることによって固定されている。
【0022】第1シールケース12の内面と前記ストッ
パリング6との間に、後述するシールリング21が配置
されている。また、第2軸受ハウジング15の内面と前
記スリーブ4の外面との間にはベアリング17が設けら
れ、上記各シールケース12・13、軸受ハウジング1
4・15は、このベアリング17によって、回転軸2と
同心状の組付状態で保持されるようになっている。
【0023】なお、このベアリング17を挟む軸方向両
側における第1軸受ハウジング14および第2軸受ハウ
ジング15の各内方端と、スリーブ4外面との間に、そ
れぞれオイルシール18・18が装着されている。一
方、機内A側の気密を保持するために、Oリング19…
が、スリーブ4における機内A側の端部内周面と回転軸
2の外周面との間、スリーブ4の端部鍔状部4aと回転
環5との間、ハウジング3と取付フランジ11との間、
取付フランジ11と第1シールケース12との間にそれ
ぞれ介装されている。
【0024】第1シールケース12には、図1(a)に
示すように、径方向に貫通するガス供給穴12aが形成
されている。この第1シールケース12の内周面とシー
ルリング21の外周面との間には、上記ガス供給穴12
aを軸方向に挟んで両側にOリング22・23が各々配
置され、これらOリング22・23間における第1シー
ルケース21の内面とシールリング21の外面との間
に、上記ガス供給穴12aを通して供給されたガスが流
入するマニホールド空間Cが形成されている。
【0025】第2シールケース13には、径方向内方で
シールリング21の後端面(図において左端面)に後方
から対面するスプリングリテーナ部13aが一体形成さ
れている。一方、シールリング21の後端面には、軸方
向に凹入するバネ嵌挿穴21aが周方向に複数形成され
ている。そして、スプリングリテーナ部13aに、各バ
ネ嵌挿穴21a内に延びるバネ保持ピン24がそれぞれ
立設され、これら保持ピン24回りに、それぞれ圧縮コ
イルバネから成るスプリング(付勢手段)25が配置さ
れている。これらスプリング25は、後端を上記スプリ
ングリテーナ部13aの端面に当接させてバネ嵌挿穴2
1aに縮装されており、これらスプリング25のバネ力
が、シールリング21を機内A側に軸方向に押圧する付
勢力として作用するように構成されている。
【0026】また、シールリング21には、前記マニホ
ルド空間Cをこのシールリング21の前端面(図におい
て右端面)に連通させるように、このシールリング21
内を略レ字状に貫通する給気孔21bが、周方向に等間
隔で複数形成されている。これら給気孔21bにおける
前端側には、径方向の幅を所定の寸法まで広げた断面略
三角形のポケット溝21cが形成され、これらポケット
溝21cがシールリング21の前端面に開口した形状と
なっている。一方、前記マニホールド空間C側における
各給気孔21b内には、それぞれ、オリフィス21dが
絞り機構として介装されている。
【0027】上記シールリング21には、その前端側
に、径方向外方に広がる密封端面形成部21eが設けら
れている。すなわち、このシールリング21における軸
方向略中間位置よりも後端側は径小なシールリング保持
部21fとして形成され、このシールリング保持部21
fを、マニホールド空間Cの両側で第1シールケース1
2および第2シールケース13に内嵌させて、このシー
ルリング21がこれらシールケース12・13内に保持
されている。そして、前端側を、シールリング保持部2
1fの外周面から断面略台形状に広がる形状に形成し
て、上記密封端面形成部21eが形成されている。前記
ポケット溝21cは、この密封端面形成部21eの機内
A側の端面における内周面と外周面とのほぼ中間の径方
向位置に開口している。また密封端面形成部21eの端
面には、ポケット溝21cを径方向中央にして所定の幅
にわたり、機内A側に突出する段差面が設けられて、こ
の段差面がシール面21sとなっている。このシール面
21sが対面する前記回転環5の端面には、機内A側に
やや凹入する段差面が形成され、この段差面がこの回転
環5におけるシール面5sとして形成されている。
【0028】なお、上記ポケット溝21cは、シールリ
ング保持部21fの外周面とほぼ同一の径方向位置、も
しくは、シールリング保持部21fの外周面よりもわず
かに内側の位置で開口するように形成されている。した
がって、前記した給気孔21bは、マニホールド空間C
の内側から斜め外方へと傾斜してポケット溝21cに通
ずる形状となっている。
【0029】また、シールリング21における前端側の
上記のような外周形状に対応して、これを囲う第1シー
ルケース12に、マニホールド空間Cよりも前端側を径
方向外方に凹入させた切欠凹部12bが設けられてい
る。この切欠凹部12bと密封端面形成部21eとの間
に、前端側で機内Aに連通し、かつ、密封端面形成部2
1eの背後に至る機内連通空間Dが形成されている。こ
の機内連通空間Dは、マニホールド空間Cにおける図に
おいて右側で、前記シールリング保持部21fの外周面
に介装されているOリング22により、このマニホール
ド空間Cからシールされている。したがって、本実施形
態においては、上記Oリング22が、第1シールケース
12とシールリング21との間で機内側空間をシールす
るシール部材としての機能も兼用する構成となってい
る。
【0030】上記第1シールケース12には、図2に破
線で示すように、上記した機内連通空間Dに開口するス
チーム供給穴(洗浄用流体供給穴)12bがさらに径方
向に貫通する形状で形成されている。前記ガス供給穴1
2aには、フィルタ26と第1開閉弁27とが順次介設
されたバリアガス供給配管28が接続され、この供給配
管28を通して、ドライエアーや窒素ガスなどのバリア
ガスBGが前記マニホールド空間Cに供給される。
【0031】一方、スチーム供給穴12bには第2開閉
弁29が介設されたスチーム供給配管30が接続され、
前記した薬品等の製造に当たっての攪拌操作を終了した
後、機内を滅菌洗浄する際に、上記スチーム供給配管3
0を通してスチームSが機内連通空間Dに供給される。
なお、このスチーム供給配管30とバリアガス供給配管
28とは、第3開閉弁31が介設されたバイパス配管3
2で相互に接続されている。
【0032】上記構成の非接触式軸封装置を備えた被軸
封機器に、例えば薬品原料等を投入して運転を開始する
場合、まず、第1開閉弁27を開弁する操作が行われ
る。これにより、バリアガスBGがバリアガス供給配管
28を通して第1シールケース12のガス供給穴12a
に供給される。このバリアガスBGは、マニホールド空
間Cから各給気孔21bへ流入し、オリフィス21dで
適度に絞られた後、給気孔21bを通してポケット溝2
1cに供給される。これによって、各ポケット溝21c
内に発生するガス圧がシールリング21を後方に押圧す
る力として作用する。この結果、それまでスプリング2
5によって前方に押圧されてシール面21sが回転環5
のシール面5sに当接する位置で保持されていたシール
リング21が、上記スプリング25のバネ力に抗して後
方へと移動し、シール面21sが回転環5のシール面5
sから離間する。
【0033】こうして両シール面21s・5s間に隙間
が生じると、ポケット溝21cに供給されたバリアガス
BGは、両シール面9s・2s間の隙間、すなわち、シ
ール面隙間を通して、内周側および外周側へ流出する流
れが生じることになる。このような流れ状態において、
シール面隙間に発生するガス圧がシールリング21を開
方向(図において左方向)に押圧する力として作用し、
これが、前記スプリング25のバネ力と拮抗する位置で
シールリング21が保持される。したがって、シールリ
ング21が回転密封環2とは非接触状態となって、シー
ル面2s・9s間を満たすバリアガスBGによって軸封
が達成される。
【0034】ところで、上記のような薬品原料等の攪拌
を行う場合、被軸封機器内に所定の雰囲気ガスを導入
し、所定の圧力状態、所定の温度状態として運転され
る。このとき、機内Aのガス圧が大気圧よりも高いと、
この機内ガス圧がシールリング21を軸方向に押動する
力として作用する。
【0035】図1(b)に、このときのシールリング2
1に対する軸方向押動力の作用状態を示している。ま
ず、シールリング21の後端側にスプリング25による
バネ力Fs1がシールリング21を図において右側に移動
させる閉力として作用している。一方、シールリング2
1の右端面には、同図(a)から明らかなように、機内
ガス圧がシール面21sよりも外周側の領域に作用し、
さらにこの機内ガスは、シール面隙間の領域において
も、その外周縁部での機内ガス圧レベルから、内周縁に
向かって次第に低下するような圧力分布を生じさせ、こ
れに、給気孔21bを通してバリアガスBGを供給する
ことによる圧力分布が重畳される。この結果、シール面
21sに、同図(b)にFoで示すような圧力分布に基
づく開力が作用し、また、シール面21sよりも外周側
に機内ガス圧に基づく開力Fopが作用する。
【0036】さらに、同図(a)に示されているよう
に、前記した機内連通空間Dに機内ガスが侵入する結
果、機内ガス圧が密封端面形成部21eにおける後方側
の傾斜した端面にも作用して、シールリング21を図に
おいて右側に押動する力として作用する。これを、同図
(b)にFspおよびFs2として示している。これらFsp
・Fs2は、シール面21sの外周縁の位置と同等の径方
向位置を挟んで外側と内側とに分けて示したもので、外
側領域Spに作用する機内ガス圧に基づく閉力をFsp、
内側領域Siに作用する機内ガス圧に基づく閉力をFs2
としている。
【0037】ここで、Fspは、この密封端面形成部21
eを挟んで右端側に作用する前記開力Fopと同等であ
る。したがって、上記のように機内ガス圧がシールリン
グ21に作用している運転状態では、同図(c)に示し
ているように、前記したスプリング25によるバネ力F
s1と、密封端面形成部21eの後方端面の上記した内側
領域Siに作用する閉力Fs2との合計の閉力が、シール
面21sに作用する開力Foとバランスする軸方向位置
でシールリング21が保持されて、前記同様に回転環5
とは非接触での軸封状態となる。
【0038】密封端面形成部21eは、シール面21s
に作用する開力Foのうち、機内ガスの圧力分布に基づ
く開力にほぼバランスする閉力が、内側領域Siに作用
する機内ガスによって得られるように、この内側領域S
iにおける軸方向の受圧面積を求めて形状が設定されて
いる。したがって、上記のような運転状態において機内
ガス圧が変動しても、この機内ガス圧による軸方向押動
力の変化は開方向と閉方向とで同時に生じる。したがっ
て、このシールリング21は上記のような機内ガス圧の
変動に殆ど影響されることなく、非接触軸封状態が安定
して維持される。
【0039】なお、上記のような非接触軸封状態で、例
えば機械振動等によりシール面隙間が広くなった場合に
は、これに伴い、バリアガスBGによるシール面隙間で
の圧力分布が全体的に低下し、この結果、シールリング
21はシール面隙間を狭くする方向に移動する。逆に、
シール面隙間が狭くなった場合にはシール面隙間を広く
する方向に移動する。すなわち、外乱に対してシール面
隙間を一定に保つ自動隙間調整機能が発揮される。
【0040】このような非接触軸封状態で、図示しない
モータが作動され、回転軸2が回転駆動されることで、
被軸封機器内での薬品原料等の攪拌が行われ、この間
も、回転軸2と共に一体回転する回転環5とシールリン
グ21との間での上記した非接触軸封状態が維持され
る。
【0041】こうして攪拌操作が終了すると、機内Aか
ら薬品原料等が取り出され、その後、機内Aにスチーム
を供給して滅菌洗浄が行われる。このとき、上記構成の
非接触式軸封装置においては、前記図2に示した第1開
閉弁27を閉弁し、第2開閉弁29を開弁することによ
って、スチームSが第1シールケース12のスチーム供
給穴12bを通して機内連通空間Dに供給される。これ
により、機内ガスが侵入したこの機内連通空間Dの滅菌
洗浄も容易に行うことができる。
【0042】以上の説明のように、本実施形態の非接触
式軸封装置においては、シールリング21と第1シール
ケース12との間で機内空間をシールするOリング22
よりも機内側のシールリング21端部領域に、上記Oリ
ング22が外周面に介装されているシールリング保持部
21fよりも径方向外方に突出する密封端面形成部21
eを設け、この密封端面形成部21eの機内側端面に、
外周縁が上記シールリング保持部21fよりも径方向外
方に位置するシール面21sを形成しているので、密封
端面形成部21eの機外側端面に、機内ガス圧がシール
面21sに作用して生じる開力にほぼバランスする閉力
を生じさせることができる。これにより、機内ガス圧が
変動しても非接触軸封状態が安定して維持される。
【0043】しかも上記では、機内ガス圧による閉力を
生じさせるに当たり、前記した従来例のようにシールリ
ング56を軸方向に貫通する連通穴60や、シールリン
グ56の後端側に密閉状の空間Eを形成する必要がない
ので、全体の構成がより簡素なものとなる。また、機内
ガスはシールリング21の前端側の領域までしか侵入し
ないので、機内ガスに曝される領域の洗浄も容易に行う
ことができる。
【0044】さらに、上記においては、第1シールケー
ス12にスチーム供給配管30を設けて、この配管30
を通して、密封端面形成部21eの後方空間に洗浄用の
スチームを供給し得るようになっているので、この領域
の空間形状を極力小さくしても、この領域の洗浄を確実
かつ容易に行うことができ、また、全体をよりコンパク
トに構成することができる。
【0045】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することが可能で
ある。例えば上記形態では、シールリング21と第1シ
ールケース12との間で機内空間をシールするシール部
材として、これをOリング22で構成した例を挙げた
が、例えば角リングやVリング等の二次シール的機能を
有するその他の有機弾性部材で上記のシール部材を構成
することが可能であり、さらに、このシール部材とし
て、例えば複数の円弧状のシールリングと、これらシー
ルリングの外周に巻装されてこれらシールリングを全体
として円形状に緊締する円形ばねとを備えるセグメント
シール等を採用して構成することも可能である。
【0046】また上記実施形態では、被軸封機器とし
て、機内に所定の雰囲気ガスが導入されて運転される攪
拌機を例に挙げて説明したが、例えば機内ガスに液分が
含まれている状態で運転される被軸封機器や、さらに、
機内に液体を導入して運転されるような他の被軸封機器
に設けられる非接触式軸封装置にも本発明を適用して構
成することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の非接
触式軸封装置においては、シールリングにおける機内側
の端部領域に、機内空間をシールするシール部材が介装
されたシールリング保持部よりも径方向外方に突出する
密封端面形成部を設け、この密封端面形成部の機内側端
面に、外周縁が上記シール部材の介装位置よりも径方向
外方に位置するシール面を形成しているので、機内圧が
シール面に作用して生じる開力に抗する閉力が、密封端
面形成部の機外側端面に機内圧が作用して生じることに
なる。これによって、機内圧が変動しても、非接触軸封
状態が安定して維持されるようにすることができる。
【0048】しかも上記では、シールリングを軸方向に
貫通する連通穴や、シールリングの機外側に密閉状の空
間を形成する必要がないので、全体の構成を簡素なもの
とすることができる。さらに、例えば機内ガスはシール
リング前端側の領域しか侵入しないので、機内ガスに曝
される領域の洗浄も容易に行うことができる。
【0049】請求項2の非接触式軸封装置は、上記シー
ルケースに、密封端面形成部の機外側端面とシールケー
スとの間の空間に洗浄用の流体を供給するための洗浄用
流体供給穴を形成しているので、密封端面形成部の機外
側端面とシールケースとの間の空間形状を小さくして
も、この領域の洗浄も容易になり、また、この領域を過
大な空間形状とする必要がないので、全体をよりコンパ
クトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における非接触式軸封装置
を示すもので、同図(a)は上記装置におけるシールリ
ングの配設領域の構成を示す半断面図、同図(b)は上
記シールリングへの軸方向押動力を示す説明図、同図
(c)は軸方向押動力がバランスする状態の説明図であ
る。
【図2】上記装置の全体構成を示す半断面図である。
【図3】従来の非接触式軸封装置を示すもので、同図
(a)はシールリングの配設領域の構成を示す半断面
図、同図(b)は上記シールリングへの軸方向押動力を
示す説明図、同図(c)は軸方向押動力がバランスする
状態の説明図である。
【符号の説明】
1 非接触式軸封装置 2 回転軸 3 ハウジング 5 回転環 5s シール面 12 第1シールケース 12a ガス供給穴 12b スチーム供給穴(洗浄用流体供給穴) 21 シールリング 21b 給気孔 21e 密封端面形成部 21f シールリング保持部 21s シール面 22 Oリング(シール部材) 25 スプリング(付勢手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月21日(2000.6.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の非接触式
軸封装置は、被軸封機器の回転軸に設けられた回転環
と、被軸封機器のハウジングに固定されたシールケース
と、このシールケースと回転軸との間で回転環に機外側
から軸方向に対向するように軸方向移動自在に配置され
たシールリングと、このシールリングとシールケースと
の間に介装されて機内空間をシールするシール部材と、
シールリングを回転環に向けて押圧する付勢手段とを備
え、シールリングに形成された給気孔を通してバリアガ
スをシールリングと回転環との相対面するシール面間に
供給してこれらシール面間で軸封するように形成される
非接触式軸封装置であって、上記シールリングに、この
シールリングをシールケースに保持させるべくシールケ
ースに内嵌されるシールリング保持部と、このシールリ
ング保持部よりも機内側端部領域でシールリング保持部
よりも径方向外方に突出する密封端面形成部とを設け、
シールリング保持部の外周面に上記シール部材を介装さ
せる一方、密封端面形成部の機内側端面に、上記シール
面をその外周縁がシールリング保持部よりも径方向外方
に位置するように形成していることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明の非接触式軸封装置は、上記シール
ケースに、密封端面形成部の機外側端面とシールケース
との間の空間に洗浄用の流体を供給するための洗浄用流
体供給穴を形成していることを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の非接触式軸封装
置においては、シールリングにおける機内側の端部領域
に、機内空間をシールするシール部材が介装されたシー
ルリング保持部よりも径方向外方に突出する密封端面形
成部を設け、この密封端面形成部の機内側端面に、外周
縁が上記シール部材の介装位置よりも径方向外方に位置
するシール面を形成しているので、機内圧がシール面に
作用して生じる開力に抗する閉力が、密封端面形成部の
機外側端面に機内圧が作用して生じることになる。これ
によって、機内圧が変動しても、非接触軸封状態が安定
して維持されるようにすることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】本発明の非接触式軸封装置は、上記シール
ケースに、密封端面形成部の機外側端面とシールケース
との間の空間に洗浄用の流体を供給するための洗浄用流
体供給穴を形成しているので、密封端面形成部の機外側
端面とシールケースとの間の空間形状を小さくしても、
この領域の洗浄も容易になり、また、この領域を過大な
空間形状とする必要がないので、全体をよりコンパクト
に構成することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被軸封機器の回転軸に設けられた回転環
    と、被軸封機器のハウジングに固定されたシールケース
    と、このシールケースと回転軸との間で回転環に機外側
    から軸方向に対向するように軸方向移動自在に配置され
    たシールリングと、このシールリングとシールケースと
    の間に介装されて機内空間をシールするシール部材と、
    シールリングを回転環に向けて押圧する付勢手段とを備
    え、 シールリングに形成された給気孔を通してバリアガスを
    シールリングと回転環との相対面するシール面間に供給
    してこれらシール面間で軸封するように形成される非接
    触式軸封装置であって、 上記シールリングに、このシールリングをシールケース
    に保持させるべくシールケースに内嵌されるシールリン
    グ保持部と、このシールリング保持部よりも機内側端部
    領域でシールリング保持部よりも径方向外方に突出する
    密封端面形成部とを設け、シールリング保持部の外周面
    に上記シール部材を介装させる一方、密封端面形成部の
    機内側端面に、上記シール面をその外周縁がシールリン
    グ保持部よりも径方向外方に位置するように形成してい
    ることを特徴とする非接触式軸封装置。
  2. 【請求項2】 上記シールケースに、密封端面形成部の
    機外側端面とシールケースとの間の空間に洗浄用の流体
    を供給するための洗浄用流体供給穴を形成していること
    を特徴とする請求項1の非接触式軸封装置。
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