JP2001012375A - ルーツ吸気・圧縮機 - Google Patents

ルーツ吸気・圧縮機

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JP2001012375A JP11164184A JP16418499A JP2001012375A JP 2001012375 A JP2001012375 A JP 2001012375A JP 11164184 A JP11164184 A JP 11164184A JP 16418499 A JP16418499 A JP 16418499A JP 2001012375 A JP2001012375 A JP 2001012375A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 摩擦回転でなく、吸・排気量の大きい、使用
寿命が長いと共に、さほど保修を必要としない、電力節
減ができるルーツ吸気・圧縮機を提供する。 【解決手段】 ポンプ本体30の内部に、中空瓢箪形状
のロータ室31が形成され、その上、下端面に夫々入気
路34と排気路35が設けられ、当ロータ室内には、主
動ロータ41と従動ローラ42とが、夫々の軸周りに少
なくとも対称的に二つの羽根411,421が成型され
て、両ロータが平行して一端を共にポンプ本体に軸装
し、主動ロータはモータ60に駆動回転され、他端が歯
車412,422と噛合して従動ロータを連動回転し、
両ロータの羽根がロータ室内で互いに入り違いに交錯嵌
合されて、各羽根間及び各羽根とロータ室内周壁311
との間に極めて小さい隙間を形成して、これにより無接
触回転操作を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプに関し、特に
さほど保修の必要がない、ほぼ摩擦せずに発熱が低く、
使用寿命の長いルーツ吸気・圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】第5、6図が示すように、従来例の真
空、圧力ポンプは、大方モータ10がポンプ20を駆動
して、該ポンプ20は本体21内に円筒状のロータ室2
11を設けてロータ22を偏心位置に軸支し、該ロータ
22外周面にほぼ放射状を呈した複数の羽根溝221を
設けて、それぞれに羽根222を伸出滑り自在に挿着
し、該羽根222はオイル潤滑式鋼質羽根或いはそうで
ないカーボン羽根の二種があって、該ロータ22の軸一
端が該本体21外へ伸出してモータ10と連結する。そ
して、ポンプ20とモータ10の連結部位にラジエータ
ー23が外嵌されて、該モータ10に連動される放熱フ
ァン11を設け、該モータ10の運転時にロータ22が
駆動回転されて、羽根222が遠心力から振り出されて
常時ロータ室211内周面に密着摺接し、該ロータ室2
11内に複数の容積が小から大へ、次いでに大から小へ
連続的変動する密室を画成して、これを連続的に繰返し
てロータ22の回転作動と同時に吸・排気作用を生ずる
のである。しかし乍ら、上記従来のポンプは尚も下記よ
うな問題がある。 1.オイル潤滑式ポンプを長期に使用すると、潤滑油が
熱で変質して付近を汚染し、即ち、1〜2年使用される
と、オイルパイプ内にスラシュが生じて、鋼質羽根にス
ラシュが付着し、伸出後の退縮作動がスムーズに行えず
に、鋼質羽根が変形したり、甚だしくなると鋼質羽根が
ロータ室の内周壁を掻き傷付けたりしてポンプが廃物と
なり、或いは鋼質羽根が食込んだまま係止してモータが
焼き壊れる。 2.上記欠点から、オイル潤滑によらないカーボン羽根
が代りに用いられるが、密閉した印刷工場内において該
カーボン羽根の生ずる有害粉塵で汚染されると共に、該
カーボン羽根型ポンプは潤滑油で濡らしてオイルシール
するので、ロータ22がロータ室211内で偏心回転し
て、摩擦圧縮から高温が生じ、潤滑油が変質して霧状流
体となり易く、変質した潤滑油は粘稠質になってよくシ
ールやベアリングをへて心軸からロータ22のカーボン
羽根周辺へ流入してカーボン羽根に粘着することがあ
り、回転時に該カーボン羽根が振出されずに或いは振出
されても退縮できずに破損する。また、該カーボン羽根
は熟練者が運転停止して取換えなければならないので費
用が高く、運転停止による損失を少なくするためにスペ
アを具えると反ってコストの負担となり、しかも、該カ
ーボン羽根は約一年で摩耗するので定期的に交換しなけ
ればならない。 3.上記両種ポンプは何れも滑り摩擦回転による空気圧
縮方式を取っているので大量の熱が生じ、ラジエーター
や高価な耐熱配管を付設する必要があり、印刷工場内で
使用する際に、温度が高く騒音が大きいことに鑑がん
で、隔離方式を採用すると設備及び維持修理コストが高
くなり、また、上記ポンプを工率が高くて電力消費の高
いモータで駆動するので、プリンターに使用する上で、
一台の二色或いは四色プリンターはそれぞれ2〜3台のポ
ンプを配設しなければならず、電気の消費量がかなり大
きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の真空、圧力
ポンプにおける問題点に鑑み、本発明は、摩擦回転でな
く、吸・排気量の大きい、使用寿命が長いと共に、さほ
ど保修を必要としない、電力節減ができるルーツ吸気・
圧縮機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、モータにより連動回転して、その内部に
おけるロータの回転から吸、排気作用を生ずるルーツ吸
気・圧縮機において、内部にほぼ中空瓢箪形状のロータ
室を形成して、該ロータ室の上、下端面にそれぞれ入気
路及び排気路を開設されたポンプ本体と、主動ロータ及
び従動ロータを具えて、上記ロータ室内に枢設され、該
両ロータのそれぞれ周りに少なくとも対称的に二つの羽
根を成型して、それらロータが平行して一端を共にポン
プ本体に軸装し、該主動ロータがモータに駆動回転され
て、他端が歯車を介して従動ロータを連動回転し、該主
動ロータと従動ロータの羽根がロータ室内で互いに入り
違いに交錯嵌合して、両者の羽根間及び各羽根とロータ
室の内周壁との間に気密性に差支えない程度の許容隙間
を形成し、これにより無接触の摩擦無し回転操作をする
セットの圧縮ロータと、を含んで構成される。
【0005】そして、上記ポンプ本体のロータ室底部の
排気路両側に対称的に複数の案内溝を設けて、それぞれ
案内溝を排気路から外側へ延伸させ、該ロータ室両端に
それぞれロータ軸受座を連結して、該ロータ軸受座外側
にそれぞれ中空状の潤滑油タンクを被せるように取付け
ると共に、該ロータ軸受座のベアリングに近い圧縮ロー
タ回転軸下方に径向きの排油路を貫設したり、上記入気
路及び排気路をそれぞれポンプ本体両側面へ貫通延伸さ
せて、該ポンプ本体外側面の入気路端部にろ過器を装設
し、該入気路及び排気路外端が露呈したポンプ本体側辺
にそれぞれ入気蓋及び排気蓋を被せるように設けて、該
入気蓋及び該排気蓋に圧力調整器を装設して入、排気量
を調節させ、更に、上記主動ロータが該ポンプ本体外へ
伸出して、自在継手によりモータの心軸と連結し、該モ
ータ心軸と主動ロータの連結部位にシールドパイプを被
覆して、該シールドパイプを両プラスチック管により嵌
合形成したり、すると一層好ましい。
【0006】前記のように構成された本発明は、モータ
を起動すると、自在継手を介して主動ロータが駆動回転
されて、該主動ロータが歯車により従動ロータと相互噛
合して相反する方向へ同期回転し、ロータ室内の互いに
入り違いに交錯嵌合した圧縮ロータの羽根が無接触の相
対同期回転をなして、相隣れる両羽根とロータ室周壁が
囲う空間に進入した気体を該両羽根の回動方向に随って
移動させ、該主動ロータ及び従動ロータによりポンプ本
体内でルート式羽根を無接触の回転運動をさせることが
できる。この際、相反する両羽根の回転によって一方の
空気を取込む側の空間では容積が小から漸次大へ、他方
の排出する側の空間では容積が大から小へと変化するの
で、吸出口及び圧送口の選択次第で真空装置とするか、
又は圧縮装置とするかを決めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて具体的に説明するが、本発明はこの例だけに限定さ
れない。第1、2及び3図に示すように、本発明の比較
的好ましい実施例は、主にポンプ本体30、セットの圧
縮ロータ40及びモータ60を含み、そのうち、該ポン
プ本体30は、内部にほぼ中空瓢箪形状のロータ室31
を成型して、該ロータ室31両端にそれぞれロータ軸受
座32,33を連結し、該ロータ軸受座32,33外側
にそれぞれ中空状の潤滑油タンク321、331を被せ
るように取付けて、該両潤滑油上、下面にそれぞれ油添
加口322,332及び油抜き口323,333を形成
し、且つ該ロータ室31の上、下端面にそれぞれ入気路
34及び排気路35を設けて、該入気路34及び排気路
35をそれぞれポンプ本体30両側面へ貫通延伸させ、
該ポンプ本体30外側面の入気路34端部にろ過器34
1を装設して、該入気路34及び排気路35外端が露呈
したポンプ本体30側辺にそれぞれ入気蓋36及び排気
蓋37を被せるように設け、該入気蓋36及び該排気蓋
37にそれぞれ入気口361と排気口371を形成す
る。該入気蓋36は内部中央に該ろ過器341と組合せ
てばね片362を取付けられて、該入気蓋36と該排気
蓋37はそれぞれ圧力調整器38,39を設けられ、該
入気蓋36の圧力調整器38はその調整ノブ381内に
通気戸382を形成して、バルブ383により該通気戸
382を塞ぎ、該バルブ383はばね384を周設され
て、該調整ノブ381を回転して該バルブ383と該通
気戸382との緊着度を調整でき、且つ空気が外部から
該通気戸382をへて該入気蓋36内に進入するだけを
許容する。該排気蓋37の圧力調整器39はバルブ39
1により該排気蓋37と連通する通気戸392を塞い
で、該バルブ391とその調整ノブ393との間にばね
394を設けられ、該調整ノブ393で該バルブ391
と通気戸392との緊着度を調整できると共に、該バル
ブ391は空気が排気蓋37から通気戸392をへて排
出するだけを許容する。また、該ポンプ本体30のロー
タ室31底部の排気路35両側に対称的に複数の案内溝
351を設けてもよく、本実施例はそれぞれ五つ設け
て、貯蔵及びガイド機能を働かせ、排気量を増やすよう
にする。
【0008】該セットの圧縮ロータ40は、該ポンプ本
体30のロータ室31内に格納されて、主動ロータ41
及び従動ロータ42を含み、該両ロータ41,42のそ
れぞれ周りに少なくとも対称的に二つの羽根411,4
21を成型して、本実施例は対称的に四つの外形が同じ
の羽根を形成しており、該ロータ41,42一端を平行
にポンプ本体30のロータ軸受座32に軸装して、該ポ
ンプ本体30両端面にそれぞれ潤滑油タンク321,3
31を被せるように設けたことにより、平常の保養しな
ければならない必要から免れることができる優点があ
る。続いて第3、4図が示すように、該主動ロータ41
は該ポンプ本体30外に伸出して、自在継手50により
モータ60の心軸61と連結し、該モータ心軸61と主
動ロータ41の連結部位にシールドパイプ70を被覆し
て、該シールドパイプ70を両プラスチック管71、7
2により嵌合して形成し、該主動ロータ41の他端は歯
車412,422により従動ロータ42と結合して、潤
滑油タンク321,331内に注入した潤滑油により回
転部材に直接潤滑作用を提供し、即ち、該ロータ軸受座
32,33にそれぞれ半密閉のベアリング43を設けて
圧縮ロータ40を挿設し、該ベアリング43の開放端面
を皆潤滑油タンク321,331内部向きにして、潤滑
油により直接潤滑させる。そして、万一潤滑油がベアリ
ング43の圧縮ロータ40の回転軸413,414,4
23,424からロータ室31内へ滲み込むのを防ぐた
め、該ロータ軸受座32,33のベアリング43近い部
位の回転軸下方に径向きの排油路324,334を設け
てあるので、スラシュが紙シートを汚染することがな
い。また、該主動ロータ41と従動ロータ42の羽根4
11,421はロータ室31中央で互いに入り違いに交
錯嵌合されて、上記各羽根間及び各羽根411,421
とロータ室31の内周壁311との間に気密性に差支え
ない程度の極めて小さい隙間(該ロータ室内周壁と羽根
との間の隙間は各羽根の嵌合部位の隙間よりも大きい)
を具えている。
【0009】次に本実施例の使用状況及び原理について
述べる。第3、4図を参照すれば分かるように、モータ
60を起動すると、その心軸61が自在継手50の連結
を介して該主動ロータ41を駆動回転し、該主動ロータ
41が歯車412,422により従動ロータ42と相互
噛合して同期且つ共に外側向きの相反する方向へ回転
し、ロータ室31中央部位で相互に入り違いに交錯嵌合
した圧縮ロータ40の羽根411,421が同期の無接
触の摩擦無し相対回転をなして、相隣れる両羽根とロー
タ室31周壁が囲う空間80が該両羽根の回動方向に随
って移動し、該圧縮ロータ40が該ポンプ本体30内で
ルート式無摩擦の回転運動をする。したがって、運転の
バランスがよく、部材の摩擦が無いので使用寿命が長
く、且つ発熱が低いためにラジエーターを要しない上、
入排気口に一般の風管を連接すればよいので、明らかに
コストの低減を期待できる。そして、本発明をプリンタ
ーに使用する時は、入気口361と排気口371からそ
れぞれ管路をプリンターへ接続して、紙シートを吸着す
る吸盤に真空吸引力を提供し、空気が入気蓋36側の入
気口361から吸入されると、先ずろ過器341をへて
空気中の灰燼や雑質がろ過除去され、次に入気路34か
らロータ室31へ進入して、該圧縮ロータ40の羽根4
11,421の押動から両側脇へ同期移動し、相隣れる
両羽根とロータ室31の内周壁311が囲う空間80内
に入って、該圧縮ロータ40の回転方向に随ってロータ
室31底側に引導され、しかる後に案内溝351をへて
迅速に排気路35へ至り、排気口371より排出され
て、回転圧縮の吸気及び排気作用をまっとうし、その
入、排気量は圧力調節器38,39によりコントロール
される。また、本発明を汚水池の池底曝気に使用する時
は、ろ過器341を設ける必要がなく、排気口371に
連結した管路の末端を池底に位置付けて曝気を行えばよ
い。なお、木工機具に使用する時は、入気口361から
管路を連結して使用すればよい。
【0010】ここで言いたいことは、本発明の各部材の
間に相互摩擦がなく、それぞれ相隣れる羽根間の空間8
0が従来のものよりも随分と大きい(即ち吸、吐気ともほ
ぼ従来の二倍に達する)なので、例えばプリンターに使
われる従来のポンプの伝動モータは4.4KWである
が、本発明の場合は遥かに低いKW数で充分な風量を生じ
させることができ、したがってモータの電気消費量がか
なり軽減して、多量のエネルギーを節約することができ
る。また、圧縮ロータ40周縁に単に二つだけの羽根4
11,421を対称的に成型してもよく、ロータ室31
内の羽根が占める空間が減少して、空間80が大きくな
り、ポンプの風量を高めて、該羽根数の減少から運転時
の騒音がやや大きくなるが、一般の廃水処理場における
比較的大きい風量を要する個所に利用して、その効率を
より表現させることができる。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明は、主動ロータ及び
従動ロータがポンプ本体内でルート式羽根の無接触回転
運動をするので、運転のバランスがよく、部材の摩擦が
無いから使用寿命が長く、また発熱が低いためにラジエ
ーターを要しないと同時に、一般の風管を適当に入排気
口に連接すればプリンターや汚水池の曝気及び木工機具
などに利用できてコストの低減を図ることができる。そ
して、各部材の間に相互摩擦がなく、各相隣れる羽根間
の空間が従来のものよりも随分と大きいなので、従来技
術のポンプの伝動モータよりも遥かに少ないKW数で充分
な風量を生じさせることができて、モータの電気消費量
をかなり軽減して多量のエネルギーを節約することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における比較的好ましい実施例の立体分
解図
【図2】上記実施例の組立完了の上視図
【図3】第2図におけるIII−III線の断面図
【図4】第2図におけるIV−IV線の断面図
【図5】従来の真空・圧力ポンプの側視断面図
【図6】従来の真空・圧力ポンプの作動表示図
【符号の説明】
30 ポンプ本体 31 ロータ室 32 ロータ軸受座 34 入気路 35 排気路 40 圧縮ロータ 41 主動ロータ 42 従動ロータ 411,421 羽根 412,422 歯車 60 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA06 AA18 AA21 AB01 AB02 BB01 BB03 BB10 BB11 BB12 BB21 BB33 BB34 BB36 BB42 BB50 BB51 BB52 BB53 CC01 CC03 CC05 CC06 CC08 CC16 CC17 CC22 CC24 CC25 CC26 CC39 CC43 CC46 CC47 CC53 CC54 CC84 CC86

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより連動回転して、その内部にお
    けるロータの回転から吸、排気作用を生ずるルーツ吸気
    ・圧縮機において、内部にほぼ中空瓢箪形状のロータ室
    を形成して、該ロータ室の上、下端面にそれぞれ入気路
    及び排気路を開設されたポンプ本体と、主動ロータ及び
    従動ロータを具えて、上記ロータ室内に枢設され、該両
    ロータのそれぞれ周りに少なくとも対称的に二つの羽根
    を成型して、それらロータが平行して一端を共にポンプ
    本体に軸装し、該主動ロータがモータに駆動回転され
    て、他端が歯車を介して従動ロータを連動回転し、該主
    動ロータと従動ロータの羽根がロータ室内で互いに入り
    違いに交錯嵌合して、両者の羽根間及び各羽根とロータ
    室の内周壁との間に気密性に差支えない程度の許容隙間
    を形成し、これにより無接触の摩擦無し回転操作をする
    セットの圧縮ロータと、を含んでなるルーツ吸気・圧縮
    機。
  2. 【請求項2】上記ポンプ本体のロータ室底部の排気路両
    側に対称的に複数の案内溝を設けて、それぞれ案内溝を
    排気路から外側へ延伸させ、該ロータ室両端にそれぞれ
    ロータ軸受座を連結して、該ロータ軸受座外側にそれぞ
    れ中空状の潤滑油タンクを被せるように取付けると共
    に、該ロータ軸受座のベアリングに近い圧縮ロータ回転
    軸下方に径向きの排油路を貫設してなる請求項1に記載
    のルーツ吸気・圧縮機。
  3. 【請求項3】上記入気路及び排気路をそれぞれポンプ本
    体両側面へ貫通延伸させて、該ポンプ本体外側面の入気
    路端部にろ過器を装設し、該入気路及び排気路外端が露
    呈したポンプ本体側辺にそれぞれ入気蓋及び排気蓋を被
    せるように設けて、該入気蓋及び該排気蓋に圧力調整器
    を装設して入、排気量を調節させ、更に、上記主動ロータ
    が該ポンプ本体外へ伸出して、自在継手によりモータの
    心軸と連結し、該モータ心軸と主動ロータの連結部位に
    シールドパイプを被覆して、該シールドパイプを両プラ
    スチック管により嵌合形成してなる請求項1に記載のル
    ーツ吸気・圧縮機。
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