JP2001012138A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

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JP2001012138A
JP2001012138A JP11183636A JP18363699A JP2001012138A JP 2001012138 A JP2001012138 A JP 2001012138A JP 11183636 A JP11183636 A JP 11183636A JP 18363699 A JP18363699 A JP 18363699A JP 2001012138 A JP2001012138 A JP 2001012138A
Authority
JP
Japan
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sliding door
spring force
outer cylinder
door closer
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP11183636A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Nakamura
圭二 中村
Tokuo Kume
徳男 久米
Wataru Hashimoto
弥 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N KE KK
Nihon Funen Co Ltd
Original Assignee
N KE KK
Nihon Funen Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工場や建築現場での工数の削減が可能であ
り、かつ、信頼性の高いドアクローザを提供する。 【解決手段】 引き戸2を開く際には復帰バネ35にバ
ネ力が蓄積され、一方、前記蓄積されたバネ力で引き戸
2が閉じると共に、この閉止動作時にはダンパ装置3に
より前記バネ力に抵抗を与えるドアクローザに関する。
前記ダンパ装置3を構成するエアシリンダ30の外筒
に、前記引き戸2を案内する案内レール31が一体に成
型されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き戸に用いるド
アクローザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、開けた引き戸をゆっくりと自
動的に閉めるためにドアクローザが用いられている(特
開昭55−42912号公報参照)。図5に示すよう
に、従来のドアクローザは、ダンパ装置100を備えて
おり、鴨居1内に設けられている。該鴨居1の下部に
は、溝状の案内レール102,102が設けられてお
り、一対の引き戸2,2の上端が摺動自在に嵌合してい
る。鴨居1の両端部には一対のプーリ103,103が
設けられており、該一対のプーリ103,103間に環
状に掛け渡されたワイヤWには、引き戸2,2の上端が
固定されている。一方、ワイヤWは、復帰バネを有する
閉止装置104および前記ダンパ装置100に取り付け
られている。前記引き戸2を開くと、閉止装置104の
復帰バネにバネ力が蓄積される。一方、蓄積されたバネ
力で引き戸2が閉じる際には、ダンパ装置100によっ
てバネ力に抵抗が与えられて該引き戸2がゆっくりと閉
まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、前
記案内レール102,102およびダンパ装置100は
クローザメーカが別々に制作し、これを設置する業者が
クローザとして、建築現場で組み立てて設置している。
しかし、そうすると、クローザメーカの工場内では部品
制作工数が増えると共に、建築現場での設置工数も増え
る。
【0004】したがって、本発明の目的は、工場や建築
現場での工数の削減が可能なドアクローザを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドアクローザは、引き戸を開く際に復帰バ
ネにバネ力が蓄積され、一方、前記蓄積されたバネ力で
引き戸が閉じると共に、この閉止動作時にダンパ装置に
より前記バネ力に抵抗を与えるドアクローザにおいて、
前記ダンパ装置を構成するエアシリンダの外筒に、前記
引き戸を案内する案内レールが一体成型されていること
を特徴とする。
【0006】なお、「復帰バネ」としては、バネ鋼の弾
性を利用し得るものであれば良く、たとえば、コイルバ
ネを用いることができる。「バネ力」とは、バネの弾性
を利用して蓄えたひずみエネルギーをいう。「ダンパ装
置」とは、運動体を減速させるために、その運動エネル
ギーを吸収する装置をいう。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。図1において、二点鎖線で示す
鴨居1内には、引き戸2を自動的に閉じるためのドアク
ローザが設けられている。ドアクローザは、後述するダ
ンパ装置を構成するエアシリンダ3を有している。エア
シリンダ3の外筒30の上部には、長手方向の全長に渡
って図2に示す案内レール31が一体に成型されてい
る。外筒30の下部には取り付けブラケット32が一体
に成型されており、ボルト39を用いて鴨居(構造物)
1に固定されている。
【0008】また、外筒30にはビス取付溝51が一体
に成型されている。なお、エアシリンダ3の外筒30の
横断面は、逆ρ字状をしており、押出加工ないし引抜加
工によって一定の横断面形状に成型された後、前記ボル
ト39の取付孔30hが穿孔されている。
【0009】前記引き戸2の上端部には、L字形の連結
片21が設けられている。連結片21の上部には案内ロ
ーラ20が設けられている。引き戸2は、案内ローラ2
0が前記案内レール31上を転動する(転がる)こと
で、案内レール31に沿って開閉自在に設けられてい
る。
【0010】図1に示すように、前記エアシリンダ3の
両端には、プーリ4,4が各々回転自在に設けられてい
る。該一対のプーリ4,4間には、環状のワイヤWが架
け渡されている。該ワイヤWには前記連結片21が固定
されていると共に、該ワイヤWの略半周部分はエアシリ
ンダ3の外筒30内を貫通して収容されている。
【0011】前記外筒30内には、ピストン33が摺動
自在に設けられており、ピストン33にはワイヤWが固
定されている。前記外筒30の一方の端部は開口してい
ると共に、他方の端部には蓋部34が設けられている。
前記ワイヤWは、蓋部34内を摺動自在に貫通して設け
られている。したがって、引き戸2とピストン33と
が、ワイヤWを介して連動するようになっている。
【0012】前記外筒30内にはコイルバネからなる復
帰バネ35が収容されている。該復帰バネ35は、蓋部
34とピストン33との間に張設された引張り状態で固
定されている。前記ワイヤWは該復帰バネ35内を通っ
ている。なお、蓋部34は、図4のビス50が図2のビ
ス取付溝51にねじ込まれて、外筒30の端部に固定さ
れている。
【0013】つぎに、ダンパ装置について説明する。図
3に示すように、蓋部34には逆止弁36が設けられて
いると共に、通気孔37が設けられている。図4に示す
ように、該通気孔37には、該通気孔37内を流れる空
気の流量を調整するための調整ネジ38が設けられてい
る。
【0014】図1に示すピストン33が吸気方向Yに摺
動すると、図3の逆止弁36が開弁し、該逆止弁36お
よび通気孔37から空気がエアシリンダ3内に送り込ま
れる。一方、ピストン33が排気方向(吸気方向Yとは
逆方向)に摺動する際には、逆止弁36が閉弁されるの
で、エアシリンダ3内の空気が通気孔37からのみ排出
される。したがって、エアシリンダ3は、吸気時に比べ
て排気時の抵抗が大きくなるダンパ装置を構成してい
る。
【0015】つぎに、本ドアクローザの動作について説
明する。図1に示す閉状態の引き戸2を通行者が矢印O
方向に開けると、ワイヤWが反時計回りに回動し、ピス
トン33が吸気方向Yに摺動すると共に、復帰バネ35
がピストン33の摺動によって伸張されバネ力が蓄積さ
れる。同時に、図3の逆止弁36が開弁し、該逆止弁3
6および通気孔37から空気がエアシリンダ3内に流入
する。開いている引き戸2から通行者が手を離すと蓄積
されたバネ力によって、引き戸2の閉止動作が開始され
ると共に、ワイヤWが時計回りに回動し、ピストン33
が排気方向に摺動する。同時に、図3の逆止弁36が閉
弁し、通気孔37からのみ空気がエアシリンダ3外に排
出されることで、つまり、ダンパ装置3によって該バネ
力に抵抗を与えることで、引き戸2が矢印S方向にゆっ
くりと閉まる。
【0016】ところで、ワイヤWを介して引き戸2とピ
ストン33とは連動しているので、引き戸2の移動距離
Lとピストン33のストロークとは等しくなる。そのた
め、必然的にエアシリンダ3の外筒30は長くなる。特
に、外筒30内にワイヤWおよび復帰バネ35が収容さ
れているので、外筒30の長さは図5の従来よりも長く
なり、鴨居1の全長に近いものとなる。このように、エ
アシリンダ3の長い外筒30に案内レール31を一体に
設けているので、工場での部品制作工数や建築現場での
設置工数を削減することができる。
【0017】さらに、エアシリンダ3を鴨居1に固定す
るための取り付けブラケット32が、エアシリンダ3と
一体に成型されているから、制作コストをより一層削減
することができる。また、エアシリンダ3は横断面が一
定の形状であるので、押出加工や引抜加工によって制作
することができるから、制作コストを削減することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
引き戸を案内する案内レールがエアシリンダの外筒に一
体に成型されているので、工場や建築現場での工数を削
減することができる。したがって、制作や取付のコスト
ダウンを図り得る。また、請求項3の発明では、エアシ
リンダを構造物に固定するための取り付けブラケットが
一体に成型されているから、さらなるコストダウンを図
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドアクローザを示す
正面図である。
【図2】同ドアクローザを示す横断面図である。
【図3】蓋部を示す断面図である。
【図4】ドアクローザを示す側面図である。
【図5】従来例を示すドアクローザの斜視図である。
【符号の説明】
1:鴨居(構造物) 2:引き戸 21:連結片 3:ダンパ装置 30:エアシリンダ 31:案内レール 32:取り付けブラケット 35:復帰バネ 4:プーリ W:ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米 徳男 徳島県麻植郡川島町大字三ツ島字新田179 番地の1日本フネン株式会社内 (72)発明者 橋本 弥 長岡京市馬場図所27番地エヌケーイー株式 会社内 Fターム(参考) 2E034 AA04 CA02 CB01 EA05 2E050 FA03 GA03 HA04 HB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸を開く際に復帰バネにバネ力が蓄
    積され、一方、前記蓄積されたバネ力で引き戸が閉じる
    と共に、この閉止動作時にダンパ装置により前記バネ力
    に抵抗を与えるドアクローザにおいて、 前記ダンパ装置を構成するエアシリンダの外筒に、前記
    引き戸を案内する案内レールが一体成型されていること
    を特徴とするドアクローザ。
  2. 【請求項2】 一対のプーリ間に環状にワイヤを架け渡
    し、前記ワイヤに連結片を介して引き戸を連結し、前記
    引き戸を案内レールに沿って開閉自在に設け、前記引き
    戸を開く際に前記ワイヤの回動に伴ってバネ力が復帰バ
    ネに蓄積される一方で、前記バネ力により前記引き戸を
    閉じ、前記引き戸が閉じるときにダンパ装置により前記
    バネ力に抵抗を与えるドアクローザにおいて、 前記ダンパ装置を構成するエアシリンダの外筒に、前記
    案内レールが一体成型されていることを特徴とするドア
    クローザ。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、 前記外筒には、前記外筒を構造物に固定するための取り
    付けブラケットが一体成型されているドアクローザ。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは2において、 前記外筒が略一定の横断面形状を有するドアクローザ。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記外筒内には、前記ワイヤの略半周部分が貫通されて
    いると共に前記復帰バネが収容されているドアクロー
    ザ。
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