JP2001009250A - 粉体連続混練方法及び装置 - Google Patents

粉体連続混練方法及び装置

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JP2001009250A
JP2001009250A JP11180639A JP18063999A JP2001009250A JP 2001009250 A JP2001009250 A JP 2001009250A JP 11180639 A JP11180639 A JP 11180639A JP 18063999 A JP18063999 A JP 18063999A JP 2001009250 A JP2001009250 A JP 2001009250A
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JP
Japan
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powder
water
fly ash
kneading
weight
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JP11180639A
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English (en)
Inventor
Masaru Kamiyama
勝 神山
Toshimasa Takeuchi
利征 竹内
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】粉体の比表面積に応じて水量を調整することが
でき、これにより混練製品の品質の低下を防止すること
が可能であると共に、小型化が可能な粉体連続混練方法
及び装置を提供する。 【解決手段】少なくとも1種類の粉体と、水とを連続的
に練り合わせる粉体連続混練装置1において、粉体を所
定量ずつ供給する粉体供給手段であるフライアッシュサ
イロ11及びセメントサイロ12と、供給された粉体の
かさ比重及び重量を測定するかさ比重及び重量測定手段
15、19と、粉体のかさ比重及び重量に応じて水を供
給する水供給手段20と、供給された粉体と水とを連続
的に混練する混練手段16とを備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体連続混練方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所から排出されるフライアッシ
ュのうち、品質の悪い非JISフライアッシュは、将来
の電力量需要増大に比例して増大すると考えられ、その
処理を火力発電所自体で行わざるを得ないのが実状であ
る。
【0003】この非JISフライアッシュは、成分がま
ちまちであり、JISフライアッシュのようにフライア
ッシュセメントやコンクリート2次製品(例えば道路工
事に使用する縁石、人工側溝など)に使用することはで
きず、産業廃棄物として処理しているのが一般的であ
る。
【0004】従来、このようなフライアッシュモルタル
の製造装置としては、図2に示すような粉体連続混練装
置50が使用されていた。この粉体連続混練装置50に
おいては、フライアッシュサイロ51から送出されたフ
ライアッシュが、ロータリーフィーダ52、ベルトコン
ベヤ53及び計量コンベヤ54を介してベルトコンベヤ
55に供給される。
【0005】また、このコンベヤ55には、セメントサ
イロ56から送出されたセメントが、ロータリーフィー
ダ57及び計量コンベヤ58を介して供給される。そし
て、これらのフライアッシュとセメントとは、コンベヤ
55によってバケットエレベータ59の入口に供給され
る。
【0006】バケットエレベータ59では、入口から供
給されたフライアッシュとセメントとを上方に運搬し、
出口から排出する。排出されたフライアッシュとセメン
トは、適宜な混練装置60に供給されて混練された後、
スクリューコンベヤ61及び計量コンベヤ62を介して
ミキサ63に供給される。
【0007】このミキサ63には、水槽64内の水もポ
ンプ65及び流量計66を介して供給される。そして、
ここで所定量のフライアッシュ、セメント、及び水が混
練された後、更に2軸強制ミキサ67で混練されてフラ
イアッシュモルタルが製造され、これがホッパー68を
介して例えばミキサー車などに供給され、建設現場に運
搬される。
【0008】また、フライアッシュ及びセメントが大気
に晒される場所には、粉体回収フード69が配置され、
これがダクト70を介して集塵機71に接続されてい
る。これにより、フライアッシュ及びセメントが空中に
撒き散らされるのを防止している。集塵機71で回収さ
れたフライアッシュ及びセメントは、バケットエレベー
タ59の入口に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
粉体連続混練装置50では、フライアッシュと、セメン
トと、水のそれぞれの混練量を設定すると、フライアッ
シュ品質変化による設定値変更データを混練り水添加前
に把握できないため、フライアッシュモルタルの品質が
低下するという問題があった。
【0010】これは、フライアッシュは、比表面積に大
きなバラツキがあり、フライアッシュの品質のパラメー
タであるスランプ値を一定にするためには、比表面積が
大きいほど水の量を増やす必要があるが、従来はフライ
アッシュの比表面積の測定を行うのが困難であったた
め、これに応じた水量の調整が簡単にできなかったから
である。
【0011】また、従来の粉体連続混練装置50では、
フライアッシュ及びセメントを空中に巻き散らさないよ
うに、粉体回収フード69、ダクト70及び集塵機72
を必要としたので、設備が大型になるという問題があっ
た。
【0012】上述したような問題は、フライアッシュセ
メントの製造設備に限らず、各種の粉体と水を混練する
設備には、同様に発生するものである。本発明の目的
は、このような問題点を解決するためになされたもので
あり、粉体の比表面積に応じて水量を調整することがで
き、これにより混練製品の品質の低下を防止することが
可能であると共に、小型化が可能な粉体連続混練方法及
び装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は粉体連続混練方
法及び装置であり、前述の技術的課題を解決するために
以下のように構成されている。すなわち、本発明は、少
なくとも1種類の粉体と、水とを連続的に練り合わせる
粉体連続混練方法において、前記粉体を所定量ずつ供給
する粉体供給工程と、前記供給された粉体のかさ比重及
び重量を測定するかさ比重及び重量測定工程と、前記粉
体のかさ比重及び重量に応じて前記水を供給する水供給
工程と、前記供給された粉体と水とを連続的に混練する
混練工程とを含むことを特徴とする。
【0014】前記水供給工程以外の各工程では、前記粉
体を密閉処理することができる。また、本発明は、少な
くとも1種類の粉体と、水とを連続的に練り合わせる粉
体連続混練装置において、前記粉体を所定量ずつ供給す
る粉体供給手段と、前記供給された粉体のかさ比重及び
重量を測定するかさ比重及び重量測定手段と、前記粉体
のかさ比重及び重量に応じて前記水を供給する水供給手
段と、前記供給された粉体と水とを連続的に混練する混
練手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】前記水供給手段以外の各手段では、前記粉
体を密閉処理することができる。(作用)本発明に係る
粉体連続混練方法及び装置によれば、粉体のかさ比重を
測定することにより、粉体の比表面積をある程度事前に
把握でき、この比表面積と重量に応じて水の供給量を調
整することができる。
【0016】また、水の供給工程又は水の供給手段以外
の各工程又は各手段では、粉体を密閉処理するので、粉
体が空中に巻き散らかされるのを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粉体連続混練
方法及び装置の実施の形態について、図面を参照して詳
細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る粉体連続混練装置1
を示す系統図である。この粉体連続混練装置1は、フラ
イアッシュを所定量ずつ供給するフライアッシュサイロ
11と、セメントを所定量ずつ供給するセメントサイロ
12とを有している。フライアッシュサイロ11から供
給されたフライアッシュは、ロータリーフィーダ13及
び密閉コンベヤ14を介してテーブルフィーダ15に供
給される。テーブルフィーダ15では、供給されたフラ
イアッシュのかさ比重と重量を測定して次の連続ミキサ
16に供給する。また、測定したかさ比重及び重量は制
御部23に供給すると共に記録してこれを印字する。こ
のテーブルフィーダ15としては、例えば粉砕パウテッ
クス(株)のウェイング・オート・フィーダ(商品名)
などを使用できる。
【0019】フライアッシュサイロ11から連続ミキサ
16まで、フライアッシュは密閉された状態で各種の処
理及び搬送が行われ、フライアッシュが大気中に撒き散
らされないようになっている。
【0020】同様に、セメントサイロ12から排出され
たセメントは、ロータリーフィーダ17及び密閉コンベ
ヤ18を介してテーブルフィーダ19に供給され、ここ
でセメントのかさ比重及び重量が測定された後、連続ミ
キサ16に供給される。セメントサイロ12から連続ミ
キサ16まで、セメントは密閉された状態で各種処理及
び搬送が行われ、セメントが大気中に撒き散らされない
ようになっている。
【0021】連続ミキサ16には、水槽20の水も供給
される。水槽20の水は、ポンプ21及び電磁流量計2
2を介して連続ミキサ16に供給される。電磁流量計2
2は、制御部23によって制御される。この制御部23
には、上述のテーブルフィーダ15、19から測定値、
すなわち、フライアッシュ及びセメントのかさ比重と重
量が入力され、次に説明するようにこの測定結果に基づ
いて水の供給量が決定され、ここで決定された水の供給
量に基づいて電磁流量計22の開度が制御される。
【0022】すなわち、水の供給量は、フライアッシュ
及びセメントの比表面積及び重量に比例して増減され
る。フライアッシュ及びセメントの比表面積はかさ比重
から概略算出することができるものであり、かさ比重が
小さいほど比表面積は大きくなる。そして、フライアッ
シュモルタルなどの混練製品のスランプ値を一定にする
ためには、比表面積が大きくなるほど水の供給量を増加
する必要がある。したがって、ここでもフライアッシュ
及びセメントの比表面積が大きくなるほど、電磁流量計
22の開度を大きくして水の供給量を増やすようになっ
ている。
【0023】連続ミキサ16では、供給されたフライア
ッシュ及びセメントと、水とが混練され、フライアッシ
ュモルタルが製造され、これがホッパー25を介して例
えばミキサー車などに供給され、建設現場に運搬され
る。
【0024】このように、本発明に係る粉体連続混練装
置1においては、フライアッシュ及びセメントのかさ比
重及び重量を測定し、このかさ比重から算出した比表面
積と重量に基づいて、水の供給量をコントロールするの
で、供給されるフライアッシュの特性が変わった場合で
も、フライアッシュモルタルのスランプ値を一定にする
ことができ、これにより、品質の低下を防止して品質管
理基準内に収めることが可能になる。
【0025】また、フライアッシュ及びセメントを密閉
状態で各種処理及び搬送を行うので、フライアッシュ及
びセメントが大気中に撒き散らされるのを防止できる。
したがって、従来のように粉体回収フード、ダクト及び
集塵機などが不要になるので、装置を小型化することが
可能になる。
【0026】なお、上述の実施の形態では、フライアッ
シュ及びセメントと、水とを混練する場合について説明
したが、本発明はこれに限らず、少なくとも1種類の粉
体と水とを混練する場合にも適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粉体のかさ比重を測定することにより、粉体の比表面積
を算出でき、この比表面積に応じて水の供給量を調整す
ることができるので、粉体の特性が変わった場合でも混
練製品の品質が低下するのを防止して品質管理基準内に
収めることができる。
【0028】また、粉体を密閉処理した場合には、粉体
が空中に巻き散らされるのを防止できるので、従来のよ
うな集塵設備を省くことができ、これにより、装置を小
型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体連続混練装置を示す系統図で
ある。
【図2】従来例に係る粉体連続混練装置を示す系統図で
ある。
【符号の説明】
1 粉体連続混練装置 11 フライアッシュサイロ(粉体供給手段) 12 セメントサイロ(粉体供給手段) 15、19 テーブルフィーダ(かさ比重及び重量測定
手段) 16 連続ミキサ(混練手段) 20 水槽(水供給手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G035 AB43 AE02 AE07 AE13 AE19 4G037 AA02 AA03 AA18 BA05 BB01 BB11 BD05 BD07 EA02 4G056 AA06 AA08 CB07 CB13 CB36 CC39 CD01 CD31 DA05 DA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種類の粉体と、水とを連続
    的に練り合わせる粉体連続混練方法において、 前記粉体を所定量ずつ供給する粉体供給工程と、 前記供給された粉体のかさ比重及び重量を測定するかさ
    比重及び重量測定工程と、 前記粉体のかさ比重及び重量に応じて前記水を供給する
    水供給工程と、 前記供給された粉体と水とを連続的に混練する混練工程
    とを含むことを特徴とする粉体連続混練方法。
  2. 【請求項2】 前記水供給工程以外の各工程では、前記
    粉体を密閉処理することを特徴とする請求項1に記載の
    粉体連続混練方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種類の粉体と、水とを連続
    的に練り合わせる粉体連続混練装置において、 前記粉体を所定量ずつ供給する粉体供給手段と、 前記供給された粉体のかさ比重及び重量を測定するかさ
    比重及び重量測定手段と、 前記粉体のかさ比重及び重量に応じて前記水を供給する
    水供給手段と、 前記供給された粉体と水とを連続的に混練する混練手段
    とを備えたことを特徴とする粉体連続混練装置。
  4. 【請求項4】 前記水供給手段以外の各手段では、前記
    粉体を密閉処理することを特徴とする請求項3に記載の
    粉体連続混練装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385788B1 (ko) * 2002-02-08 2003-06-02 주식회사 케이테크 포졸란 재료를 주재로 한 고강도 시멘트 혼화재 조성물과그 제조장치
GB2459928A (en) * 2008-05-14 2009-11-18 Campbell Brown Mixing chamber and screw conveyor for preparing mortar
CN103895105A (zh) * 2012-12-28 2014-07-02 广西华欣建材有限公司 粉料仓除尘系统
JP2017032445A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 岡三機工株式会社 積算流量計及び積算流量測定システム

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GB2459928A (en) * 2008-05-14 2009-11-18 Campbell Brown Mixing chamber and screw conveyor for preparing mortar
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