JP2001009036A - リラックス・リフレッシュシステム - Google Patents

リラックス・リフレッシュシステム

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JP2001009036A
JP2001009036A JP11180888A JP18088899A JP2001009036A JP 2001009036 A JP2001009036 A JP 2001009036A JP 11180888 A JP11180888 A JP 11180888A JP 18088899 A JP18088899 A JP 18088899A JP 2001009036 A JP2001009036 A JP 2001009036A
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JP11180888A
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Takeyuki Suzuki
健之 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者を好適に覚醒させる。 【解決手段】 リクライニング機構および使用者に振動
を与えるための振動機構などを内蔵するマッサージ機1
と、映像データおよび音響データの記録媒体から映像お
よび音響信号を再生するビデオCD駆動部2と、音響出
力および映像表示用であって、脈拍センサ33および目
の開閉判別用の光センサ35を有し眼鏡状に形成された
ディスプレイ装置3と、脈拍センサ33の検出結果から
使用者の脈拍数を得る脈拍信号処理部4と、光センサ3
5の検出信号を増幅して使用者の目の開閉状態を判別す
る光センサ信号処理部5と、システム全体の制御を行う
制御装置6とにより構成されるチェアシステムに対し
て、使用者をリラックスした状態に導く場合には、動き
が微少でほぼ静止状態の映像を利用し、使用者をリフレ
ッシュした状態に導く場合には、コンピュータ・グラフ
ィックスにより作成された動きのある映像を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を利用して、
生理的および精神的に少なくともリラックスおよびリフ
レッシュした状態に使用者を導くリラックス・リフレッ
シュシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生理的および精神的にリラックス
およびリフレッシュした状態に使用者を導くために、映
像および音響を利用したリラックス・リフレッシュシス
テムが種々市販され、また提案されている。
【0003】例えば、特開平9−313611号公報に
は、チェアシステムが開示され、このチェアシステム
は、リクライニング機構および使用者に振動を与えるた
めの振動機構などを内蔵するマッサージ機と、映像デー
タおよび音響データの記録媒体から映像および音響信号
を再生するビデオCD駆動部と、音響出力および映像表
示用であって、脈拍センサおよび目の開閉判別用の光セ
ンサを有し眼鏡状に形成されたディスプレイ装置と、脈
拍センサの検出結果から使用者の脈拍数を得る脈拍信号
処理部と、光センサの検出信号を増幅して使用者の目の
開閉状態を判別する光センサ信号処理部と、当該チェア
システム全体の制御を行う制御装置とにより構成され
る。
【0004】この制御装置は、例えば、マッサージ機の
リクライニング機構および振動機構の制御を行う。ま
た、脈拍信号処理部で得られる脈拍数および光センサ信
号処理部による判別結果などを利用して、各種動作パタ
ーンに従ってリラックス、リフレッシュおよび眠りの状
態に使用者を導く制御が行われる。
【0005】特に、上記チェアシステムは、マッサージ
機の各機構の動作を音楽などの音響および映像に同期さ
せることで、使用者を上記各状態に好適に導くように構
成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記チ
ェアシステムでは、使用者をリラックスおよびリフレッ
シュした状態に導くために利用する映像が実写映像であ
ることに起因して、心理計測では、使用者を心理的に好
適な状態に導くことができるという計測結果が得られた
ものの、使用者を生理的に好適に覚醒させて好適なリフ
レッシュ状態に導き難いということが生理計測結果によ
って判明した。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、使用者を好適に覚醒させることができるリラッ
クス・リフレッシュシステムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明のリラックス・リフレッシュシス
テムは、映像を利用して、生理的および精神的に少なく
ともリラックスおよびリフレッシュした状態に使用者を
導くシステムであって、使用者をリラックスした状態に
導く場合には、動きが微少でほぼ静止状態の映像を利用
し、使用者をリフレッシュした状態に導く場合には、コ
ンピュータ・グラフィックスにより作成された動きのあ
る映像を利用するのである。
【0009】このシステムでは、使用者をリフレッシュ
した状態に導く場合には、コンピュータ・グラフィック
スにより作成された動きのある映像が利用されるので、
実写では撮影できない動きのある映像を使用者に見せる
ことができ、その映像に使用者の興味を抱かせることで
使用者を好適に覚醒させることができる。
【0010】なお、請求項1記載のリラックス・リフレ
ッシュシステムにおいて、前記動きが微少でほぼ静止状
態の映像は実写映像でもよい(請求項2)。この場合、
実写映像は定点観測を行うことで簡単に撮影することが
できるので、製作コスト低減が可能になる。
【0011】また、請求項1記載のリラックス・リフレ
ッシュシステムにおいて、前記動きが微少でほぼ静止状
態の映像はコンピュータ・グラフィックスにより作成さ
れた映像でもよい(請求項3)。この場合、コンピュー
タ・グラフィックス作成の対象が、動きが微少でほぼ静
止状態の映像であるので、通常のコンピュータ・グラフ
ィックスの作成に比べて製作コストの上昇を抑制するこ
とができる。また、コンピュータ・グラフィックスによ
り作成された映像を通しで使用することになるので、使
用者が映像に違和感を持つのを防止することができる。
【0012】さらに、請求項1〜3のいずれかに記載の
リラックス・リフレッシュシステムにおいて、前記動き
が微少でほぼ静止状態の映像は、前記動きのある映像よ
りも前に、この映像の動きに使用者の興味を引きつける
ためにも利用される構成でもよい(請求項4)。この場
合、覚醒度を一層向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のリラックス・リフ
レッシュシステムの一実施形態としてのチェアシステム
を示す図で、この図を用いて以下に本実施形態の説明を
行う。
【0014】図1に示すチェアシステムは、リクライニ
ング機構および使用者に振動を与えるための振動機構な
どを内蔵するマッサージ機1と、映像データおよび音響
データの記録媒体から映像および音響信号を再生するビ
デオCD駆動部2と、液晶ディスプレイにより成る映像
表示部31L,31R、音響出力用のヘッドホン32
L,32Rおよび脈拍センサ33を有するとともに瞬目
や目の開閉判別用の赤外線LED34および光センサ3
5を有して成る眼鏡状のディスプレイ装置3と、脈拍セ
ンサ33の検出結果から使用者の脈拍数を得る脈拍信号
処理部4と、光センサ35の検出信号を増幅して使用者
の瞬目や目の開閉状態を判別する光センサ信号処理部5
と、当該チェアシステム全体の制御を行う制御装置6と
により構成されている。
【0015】図2は図1に示すチェアシステムのブロッ
ク図で、この図を用いて制御装置6をさらに詳述する
と、この制御装置6は、本チェアシステムの動作開始用
のスタートボタン61と、ビデオCD駆動部2およびデ
ィスプレイ装置3を制御する映像音響制御部62と、こ
の映像音響制御部62を通じてビデオCD駆動部2から
得られるモデム信号を解読して制御データを得るモデム
信号解読部63と、ナレーションのデータを記憶してい
るナレーションメモリ部64と、このナレーションメモ
リ部64のデータからナレーションの音声信号を再生し
て映像音響制御部62を通じてディスプレイ装置3のヘ
ッドホン32L,32Rに送信するナレーション再生部
65と、マッサージ機1の各機構制御用のマッサージ機
制御部66と、これら各部に対して種々の制御を行うシ
ステム制御部67とにより構成されている。
【0016】ここで、システム制御部67により行われ
る種々の制御説明を制御装置6の動作説明とともに行
う。まず、スタートボタン61に対して動作開始用の操
作が行われると、映像音響制御部62を通してビデオC
D駆動部2に対して制御データ用のトラックを再生する
ための制御が行われる。この制御により、ビデオCD駆
動部2でモデム信号が再生されて映像音響制御部62を
介してモデム信号解読部63に送られ、そのモデム信号
のコードから制御データが解読されてシステム制御部6
7に取り込まれる。このとき、例えば各動画トラックの
トラック番号に割り当てられたステージおよび再生優先
順序のデータ群が取り込まれ記憶される。
【0017】この後、取り込んだデータ群を用いて、映
像音響制御部62を通してディスプレイ装置3に対して
映像表示部31L,31Rにメニュー画面を表示するた
めの制御が行われるとともに、このメニュー画面に対す
る瞬目による操作結果を光センサ信号処理部5などを通
じて取り込む制御が行われる。瞬目による操作用に左右
瞬目パターンが予め設定されており、この左右瞬目パタ
ーンに従って操作を行うことにより、メニュー画面に対
するコースの選択、確定およびスタートなどの操作が可
能になる。
【0018】この後、例えば、リラックス−リフレッシ
ュコースを選択した操作結果が取り込まれると、使用者
をリラックスした状態に導き、続いて暫くの間リラック
スした状態を継続させるために眠りの状態に導き、続い
てリフレッシュした状態に導くための制御が実行され
る。このため、まず、先に記憶した制御データから、選
択されたコースに適した動画トラックの選定および再生
順序の決定が行われる。続いて、使用者によりスタート
操作が行われると、上記コース適した順番で動画トラッ
クの再生制御が映像音響制御部62を通じてビデオCD
駆動部2に対して行われる。
【0019】ここで、上記動画トラックの再生動作を説
明すると、まず、動画トラックの先頭部分に記録されて
いるモデム信号が上記同様に再生されて解読され、これ
により得られた制御データがシステム制御部67に記憶
される。この後、映像信号および音響信号の再生が開始
され、これと平行してビデオCD駆動部2およびディス
プレイ装置3の制御が新たに記憶した制御データに応じ
て実行される。また、このとき、マッサージ機1は、各
動画トラック毎に所定の動作をするように制御される。
このような制御が以降の各動画トラックに対して順次実
行される。
【0020】図3はリラックス・リフレッシュに利用さ
れる映像および音響コンテンツの構成図、図4は図3の
ステージS1,S7における被験者3人の各脈拍数の変
化を示す図で、これらの図を用いて上記動作で利用され
る映像について説明する。ただし、図4において、30
〜180および180〜270がそれぞれステージS1
およびS7に対応する。
【0021】図3に示す例では、リラックス・リフレッ
シュに利用される映像および音響コンテンツは、ステー
ジS1〜S8により構成され、このうちステージS1〜
S5が本線となっている。この本線において、ステージ
S1の終了映像から白の映像にフェードアウトしてその
白の映像からステージS2の開始映像にフェードインす
る構成になっており、この間に心拍数が測定される。ま
た、ステージS2の終了映像から、ゆったり眼を瞑るス
テージ(くつろぎステージ)S3としての黒の映像にフ
ェードアウトしてその黒の映像からステージS4の開始
映像にフェードインする構成になっている。さらに、ス
テージS4の終了映像から白の映像にフェードアウトし
てその白の映像からステージS5の開始映像にフェード
インする構成になっており、この間に心拍数が測定され
る。また、ステージS1,S4の終了映像は静止画に近
い映像となる。
【0022】他方、支線側において、ステージS6で
は、本線のステージS2よりも単調な曲、例えば、若干
重い感じで低リズムでメロディ性のある音楽が使用さ
れ、また暖色系の映像が使用され、各映像の秒数は長く
なっている。ステージS7では、ステージS6よりもさ
らに単調な曲の音楽が使用され、また夕景から夜の映像
が使用される。ステージS8では、本線のステージS5
よりもテンポの良い曲の音楽が使用され、またステージ
S5との差別化として例えば蝶が舞う映像が使用され、
各映像の秒数は短くなっている。
【0023】上記映像コンテンツの構成において、くつ
ろぎステージS3を境に前半の各ステージによりリラッ
クスステージが構成され、後半の各ステージによりリフ
レッシュステージが構成される。なお、ステージS1,
S4の終わりおよびステージS2,S5〜S8の始めに
おいて、音楽がフェードアウトおよびフェードインによ
り自然に終了および開始するようになっている。
【0024】本実施形態では、使用者をリラックスした
状態に導く場合のリラックスステージには、動きが微少
でほぼ静止状態の映像が利用される。例えば、アメリカ
のモニメントバレーの雄大な風景画像を昼間から夕方そ
して日没にかけてゆったりと時間が流れるように変化さ
せる映像が利用される。この映像に慣れてくると使用者
がリラックスした状態になることを脳波計測実験で確認
した。
【0025】ここで、感性スペクトルアナライザを用い
て別途行ったHMD視環境の心理的影響の評価結果を述
べる。まず、3分間の安静状態では、脳波はθ波が前頭
部付近で高振幅を示した。通常時の脳波はこのような波
形となる。
【0026】続いて、リラックスステージ用の映像を被
験者に見せると、約2分経過後にβ波が左頭頂付近で少
しずつ振幅が大きくなった。これは徐々に映像に集中し
て興味を示し始めた結果であり、精神的な覚醒を示して
いると考えられる。このような状態が約2分間続く。そ
れから1分間は上記安静状態時と同じ様な脳波の波形と
なったが、少しずつα波の振幅が大きくなってきた。こ
れは映像に少しずつ慣れてきて少しずつリラックスした
状態になってきたものと考えられる。
【0027】続いて、視界を真っ暗な状態にすると、脳
波はθ波が急激に低振幅となり、40秒経過後には若干
の振幅しか見られなくなった。またこれと平行して、α
波が後頭部付近で高振幅を示した。これは先ほどの映像
が影響してかなりリラックスしてきたものと考えられ
る。また、そのリラックスの効果により、目を閉じた状
態で眠気が出てきたものと思われる。このような状態が
暫く続く。
【0028】続いて、上記映像を再開すると、前頭部付
近で再びθ波が急激な高振幅を示した。これに伴いα波
が低振幅となったが、前に映像を見せた場合より高振幅
であった。これは上記同様に映像に慣れて映像に対する
認識が高まったために、最初に映像を見たときよりも一
層リラックスできた結果であると考えられる。
【0029】以上の評価結果から、人がある映像(も
の)に慣れてくると、その映像に対してリラックスした
状態になることが分かる。
【0030】また、リラックスステージにおいて、最後
に夕景から日没にかけての映像を見せると、心拍数が低
下することを確認した。すなわち、図4(a)におい
て、被験者1の心拍数は、30〜150では35、18
0では34、210では37、240では35そして2
70では33になっており、リラックスステージの終了
時点における心拍数が33に低下している。図4(b)
では、被験者2の心拍数は、30では37、60では3
3、90〜120では34、150では35、180で
は32、210では33、240では34そして270
では32になっており、リラックスステージの終了時点
における心拍数が32に低下している。そして、図4
(c)では、被験者3の心拍数は、30では40、60
では38、90〜180では40、210では39、2
40では40そして270では39になっており、リラ
ックスステージの終了時点における心拍数が39に低下
している。これらいずれも、例えば180秒時点の脈拍
数よりも低いか同じになっている。
【0031】また、リラックスステージの映像に上例の
如く実写映像を使用すれば、このような実写映像は定点
観測を行うことで簡単に撮影することができるので、製
作コスト低減が可能になる。
【0032】これに対して、使用者をリフレッシュした
状態に導く場合のリフレッシュステージには、コンピュ
ータ・グラフィックスにより作成された動きのある映像
が利用される。例えば、爽やかな森の朝を迎え、その中
にある博物館の中で、美術品を眺めるような状態にすべ
く、それら美術品をモチーフにモーフィングやモンター
ジュ手法などを用いてコンピュータ・グラフィックスに
より作成された錯視などのトリッキーな映像が利用され
る。このように、コンピュータ・グラフィックスを採用
することによりトリッキーな映像を簡単に作成すること
ができ、そしてこのようなトリッキーな映像を利用する
ことにより、使用者の興味を引いて使用者を覚醒させる
ことが可能になる。例えば、絵画に描かれた人物が突然
使用者に視線を向けてウインクするような映像を利用し
たり、あるいは使用者の名前を呼ぶなどして使用者の注
意を引けば、覚醒度を上げることができる。
【0033】以上により、本実施形態では、使用者をリ
ラックスした状態に導く場合には、動きが微少でほぼ静
止状態の映像が利用されるので、使用者を好適にリラッ
クスした状態に導くことができる。また、使用者をリフ
レッシュした状態に導く場合には、コンピュータ・グラ
フィックスにより作成された動きのある映像が利用され
るので、実写では撮影できない動きのある映像を使用者
に見せることができ、その映像に使用者の興味を抱かせ
ることで使用者を好適に覚醒させることができる。
【0034】なお、本実施形態では、リラックスステー
ジの映像には、実写映像が使用されるが、これに限ら
ず、コンピュータ・グラフィックスにより作成された映
像が使用される構成でもよい。この場合、リラックスス
テージには動きが微少でほぼ静止状態の映像が使用され
るので、通常のコンピュータ・グラフィックスの作成に
比べて製作コストの上昇を抑制することができる。ま
た、リラックスステージおよびリフレッシュステージを
通して、コンピュータ・グラフィックスにより作成され
た映像を使用することになるので、使用者が映像に違和
感を持つのを防止することができる。
【0035】また、リラックスステージの終了時点にお
けるほぼ静止状態にある映像がリフレッシュステージに
おける映像の動きに使用者の興味を引きつけるためにも
利用されるようにしてもよい。例えば、リラックスステ
ージの終了時点における映像を、上例の如く、突然使用
者に視線を向けてウインクする前の人物の絵画にすれば
よい。あるいは、その人物をリラックスステージに登場
させるだけでもよい。例えば、モニメントバレーの丘の
上にその人物が馬に跨っている遠目の映像を採用すれば
よい。これにより、覚醒度を一層向上させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、映像を利用して、生理的および
精神的に少なくともリラックスおよびリフレッシュした
状態に使用者を導くシステムであって、使用者をリラッ
クスした状態に導く場合には、動きが微少でほぼ静止状
態の映像を利用し、使用者をリフレッシュした状態に導
く場合には、コンピュータ・グラフィックスにより作成
された動きのある映像を利用するので、使用者を好適に
覚醒させることができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のリラックス・リフレッシュシステムにおいて、前記
動きが微少でほぼ静止状態の映像は実写映像であるの
で、製作コスト低減が可能になる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のリラックス・リフレッシュシステムにおいて、前記
動きが微少でほぼ静止状態の映像はコンピュータ・グラ
フィックスにより作成された映像であるので、製作コス
トの上昇を抑制することができるとともに、使用者が映
像に違和感を持つのを防止することができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載のリラックス・リフレッシュシステ
ムにおいて、前記動きが微少でほぼ静止状態の映像は、
前記動きのある映像よりも前に、この映像の動きに使用
者の興味を引きつけるためにも利用されるものであるの
で、覚醒度を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリラックス・リフレッシュシステムの
一実施形態としてのチェアシステムを示す図である。
【図2】図1に示すチェアシステムのブロック図であ
る。
【図3】リラックス・リフレッシュに利用される映像お
よび音響コンテンツの構成図である。
【図4】図3のステージS1,S7における被験者3人
の各脈拍数の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 2 ビデオCD駆動部 3 ディスプレイ装置 4 脈拍信号処理部 5 光センサ信号処理部 6 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を利用して、生理的および精神的に
    少なくともリラックスおよびリフレッシュした状態に使
    用者を導くシステムであって、使用者をリラックスした
    状態に導く場合には、動きが微少でほぼ静止状態の映像
    を利用し、使用者をリフレッシュした状態に導く場合に
    は、コンピュータ・グラフィックスにより作成された動
    きのある映像を利用するリラックス・リフレッシュシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記動きが微少でほぼ静止状態の映像は
    実写映像である請求項1記載のリラックス・リフレッシ
    ュシステム。
  3. 【請求項3】 前記動きが微少でほぼ静止状態の映像は
    コンピュータ・グラフィックスにより作成された映像で
    ある請求項1記載のリラックス・リフレッシュシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記動きが微少でほぼ静止状態の映像
    は、前記動きのある映像よりも前に、この映像の動きに
    使用者の興味を引きつけるためにも利用される請求項1
    〜3のいずれかに記載のリラックス・リフレッシュシス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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