JP2001008639A - 釣餌の製造方法 - Google Patents
釣餌の製造方法Info
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- JP2001008639A JP2001008639A JP11182838A JP18283899A JP2001008639A JP 2001008639 A JP2001008639 A JP 2001008639A JP 11182838 A JP11182838 A JP 11182838A JP 18283899 A JP18283899 A JP 18283899A JP 2001008639 A JP2001008639 A JP 2001008639A
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Abstract
れないようにした釣餌の製造方法を提供する。 【解決手段】 肉質の新鮮な白魚(10)を急速冷凍し、塩
水を用いて冷凍白魚を解凍し、釣餌となす。使用する塩
水は15℃〜20℃程度の海水が好ましい。
Description
関し、特に良好な釣果が得られる釣餌を製造する方法に
関する。
て、魚釣り、特に海釣りが盛んに行われるようになって
きたが、釣餌については店舗等で購入して使用するのが
一般的である。
管するかが非常に大切である。例えば、生き餌の場合に
は水温や水質、エアーの供給等を適切に管理しないと、
すぐに死んでしまい、商品として利用できない。
法が広く採用されている。例えば、メバル、ガシラ、ソ
イ等の肉食の魚を釣る場合にはイカナゴやキビナゴ等を
冷凍して保管し、これらを自然解凍して釣餌に用いるこ
とが行われている。また、メバル等を釣る場合には生イ
ワシを切り身にして釣餌に用いる方法もある。
ナゴやキビナゴ、切り身のイワシでは肉質が非常に柔ら
かく、これを釣り針につけて海中に投入すると、わずか
な衝撃で釣餌が外れてしまい、又メバル等が少しつつく
と、釣餌を釣り針から外れてしまい、釣餌がないことを
気づかないまま釣りを続けていることが多く、期待した
釣果が得られていないのが実情である。
知らないうちに釣餌が釣り針から外れないようにした釣
餌の製造方法を提供することを課題とする。
題を解決すべく鋭意研究した結果、内湾性のシラウオ科
の海水魚である白魚はこれを急速冷凍した後、室温程度
の海水で比較的長い時間をかけて解凍すると、その白身
の肉質がほとんど変化せず、従って釣り針につけて海中
に投入しても、又魚が食いついてもなかなか外れないこ
とを知見するに至った。
肉質の新鮮な白魚を急速冷凍し、塩水を用いて冷凍白魚
を解凍し、釣餌となすようにしたことを特徴とする。
急速冷凍した後、塩水で解凍して釣餌とするようにした
点にある。かかる方法で釣餌を製造した場合、白魚の白
身は本来のしっかりとした肉質を保持しており、釣餌を
釣り針につけて海中に投入しても、又魚がつついたり食
いついたりしても、釣り針から簡単に外れない。本件発
明者らが本発明の方法で製造された釣餌をメバル釣りに
使用したところ、2〜3匹の白魚を釣り針につけ、4〜
5匹のメバルを釣り上げても白魚には何ら変化が見られ
ず、それ以上の釣りにも使用できることが確認されてい
る。
温や−5℃程度でゆっくりと冷凍すると、冷凍途中に白
魚の白身が変質してしまい、解凍した後に期待したよう
な肉質の釣餌とはならないからである。従って、急速冷
凍とは白魚の白身を変質させないような速度で冷凍する
ことを意味する。具体的には−10℃以下、好ましくは
−15℃以下、より好ましくは−30℃以下の温度で急
速冷凍するのがよい。
臓は急速冷凍しても冷凍保存中や解凍中に変質してこれ
によって白身も変質するおそれがあるので、白魚から内
臓を取り除いた後、急速冷凍するようにするのが好まし
い。
が大切である。水道水等を用いて解凍すると、白魚の肉
質が変化してしまうからである。塩水は塩分2.5%〜
4.0%がよく、具体的には塩分3.0%〜3.8%の
海水を用いるのがよい。
5℃〜20℃、好ましくは18℃前後がよい。高すぎる
と温度に起因して冷凍白魚の肉質が解凍中に変質し、低
すぎると解凍に長い時間がかかってしまい、塩水に長い
時間接触することによる肉質の変化が起きるからであ
る。
せるようにしてもよいが、塩水に浸漬して解凍するのが
よい。浸漬する場合には白魚の肉質の変化を考慮する
と、4時間〜5時間が好ましい。
急速冷凍の工程を有する点にある。これにより、多数の
白魚を急速冷凍した状態で長期にわたって安定して保管
でき、必要な時には必要な数だけ解凍して釣餌とするこ
とができる。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る釣餌の
製造方法の好ましい実施形態を模式的に示す。釣餌を製
造する場合、まず生きている白魚10又は死んだ直後の
白魚10を多数準備する。
(ステップS1)、多数の白魚10を保管容器(図示せ
ず)内にほぼ真っ直ぐに伸ばして並べ、−30℃以下の
温度で急速冷凍した後(ステップS2)、解凍しない適
度な温度、例えば−5℃で容器毎保管する(ステップS
3)。
等ほぼ決まっているので、前日の夕方頃に海水を取水し
て室内等に放置し、海水を15℃〜20℃の温度に調整
した後、釣り人が釣餌を購入する時刻からほぼ4時間〜
5時間前に、受け皿に海水を移しかえるとともに、保管
容器から急速冷凍した白魚10を必要な数だけ取り出し
て受け皿に浸漬し、4時間〜5時間かけて解凍する(ス
テップS4)。
に示されるように合成樹脂製の箱20に白魚10・・・
を並べて入れ、釣餌として釣り人が購入できるようにす
る(ステップS5)。
に示されるように、白魚10の頭部の両目の間の部位
(図4の部位11参照)に釣り針30を貫通させ、図3
に示されるように釣り針30に白魚10をつける。
30に白魚10をつけると、海中に投入して釣りをする
が、白魚10の白身は本来のしっかりとした肉質を保持
しており、白魚10を釣り針30につけて海中に投入し
ても、その小さな衝撃によって白魚10が簡単に釣り針
30から外れることはない。
ついたりしても、釣り針30から白魚10が簡単に外れ
ることもない。その結果、釣り人が知らないうちに釣り
餌がなくなっていることはなく、常に釣り針30には釣
餌10がついているので、期待した釣果が得られる。
形態を模式的に示す図である。
用容器に並べた状態を示す図である。
針につけた状態を示す図である。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 肉質の新鮮な白魚を急速冷凍し、塩水を
用いて冷凍白魚を解凍し、釣餌となすようにしたことを
特徴とする釣餌の製造方法。 - 【請求項2】 肉質の新鮮な白魚を−15℃以下の温度
で急速冷凍するようにした請求項1記載の釣餌の製造方
法。 - 【請求項3】 肉質の新鮮な白魚から内臓を取り除いた
後、急速冷凍するようにした請求項1又は2記載の釣餌
の製造方法。 - 【請求項4】 塩分2.5%〜4.5%の塩水を用いて
冷凍白魚を解凍するようにした請求項1ないし3のいず
れかに記載の釣餌の製造方法。 - 【請求項5】 塩分3.0%〜3.8%の海水を用いて
冷凍白魚を解凍するようにした請求項4記載の釣餌の製
造方法。 - 【請求項6】 温度15℃〜20℃の塩水を用いて冷凍
白魚を解凍するようにした請求項1ないし5のいずれか
に記載の釣餌の製造方法。 - 【請求項7】 冷凍白魚を塩水に浸漬して解凍するよう
にした請求項1ないし6のいずれかに記載の釣餌の製造
方法。 - 【請求項8】 冷凍白魚を塩水に4時間〜5時間浸漬し
て解凍するようにした請求項7記載の釣餌の製造方法。 - 【請求項9】 複数の白魚を急速冷凍して保管し、必要
な数の白魚を解凍して釣餌とするようにした請求項1記
載の釣餌の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182838A JP2001008639A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 釣餌の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182838A JP2001008639A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 釣餌の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001008639A true JP2001008639A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16125353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11182838A Ceased JP2001008639A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 釣餌の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001008639A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06125757A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-10 | Nasu Kiyuuta | 冷凍食品の解凍方法 |
JPH06209694A (ja) * | 1992-08-31 | 1994-08-02 | Katsumasa Hirabayashi | 魚の冷凍方法 |
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-
1999
- 1999-06-29 JP JP11182838A patent/JP2001008639A/ja not_active Ceased
Patent Citations (5)
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JPH10150926A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Tsutomu Miyazaki | 冷凍釣り餌の製造方法 |
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