JP2001008595A - 釣り具の仕掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】浮きと重りの空気抵抗が異なるので仕掛けを遠
投した場合、浮きの空気抵抗が大きくなって飛距離が短
くなる。又重りを糸に圧着させる目的から鉛が使用され
ている。 【解決手段】浮きの側壁に設けた突起部に金属管の重り
を嵌挿させる。この金属管と浮きに糸を貫通させて仕掛
けを形成する。 【効果】遠投した場合、浮きに重りが装着されて飛行す
るので、空気抵抗が小さくなり従来のものに比べ２０％
飛距離がのびる。又重りを金属管にすることで鉛以外の
金属を使用できるので、鉛公害を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、浮きの側壁に設け
た突起部に重りを嵌挿させた、釣り具の仕掛けに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】図３は一般的な釣り具における図であ
る。叉図４はそれを、遠投した際の飛行状態の図であ
る。針２２を接続した糸に、重り２１を圧着させる。さ
らに糸に浮き２０浮き止め２３を貫通させる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように形成された
仕掛けを遠投した場合、浮き２０と重り２１の重量及び
空気抵抗が異なるため、飛行速度に差が出る。そのため
図４のように浮きと重りの距離に差が生じ飛行状態が不
安定となり飛距離が落ちるという問題があった。叉重り
を糸に圧着させる目的から、硬度の低い金属である鉛が
使用され、糸が切れたりして脱落した場合などに鉛公害
が発生するという問題があった。

【０００４】本発明は、浮きと重りを一体化することで
仕掛けの空気抵抗が減り、又重りを金属管にすること
で、鉛以外の金属を使用できる仕掛けを提供し、上記の
問題を解決することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、糸の下端へ針
を接続し、その糸に重り止め、金属管の重り、浮き、浮
き止めの順に貫通させ、該浮きの側壁にこの重りを着脱
可能に篏挿させることのできる突起部を設ける

【０００６】

【実施例】以下、本発明の釣り具の仕掛けに関する実施
例を示す図１及び図２を参照して説明する。図１は本発
明の釣り具の仕掛けに関する実施例の斜視図である。図
１、図２において、１２は金属管の重り、１４は浮き、
１１は浮きに設けられた突起部である。針１３を接続し
た糸を重り止め１５、金属管の重り１２、浮き１４、浮
き止め１６の順に貫通させる。該金属管の重り１２は突
起部１１の先端から嵌挿される。この突起部１１の先端
に重り止め１５を移動させ重りの位置を固定させる。図
２はこの仕掛けが着水後に浮き止め１６の位置まで浮き
が浮上し、かつその突起部より重りが離脱する状態を示
す。

【０００７】

【発明の効果】１） 遠投の際、仕掛けの空気抵抗が減
少する為飛距離が伸びる。 ２） 重りに鉛以外の金属の物、例えば真鍮などの金属
管を使用できるので、鉛公害を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の釣り具の仕掛けにかかる一実施例の斜
視図である。

【図２】図１の実施例の使用状態を示す説明図。

【図３】従来の釣り具の仕掛けを示す説明図。

【図４】図３の使用例を示す説明図。

【符号の説明】

１１…突起 １２…金属管の重り １３…針 １４…浮き １５…重り止め １６…浮き止め

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】糸の下端へ針を接続し、その糸に重り止
   め、金属管の重り、浮き、浮き止めの順に貫通させ、該
   浮きの側壁にこの重りを着脱可能に箝挿するための突起
   部を設けたことを特徴とする釣り具の仕掛け。